アカデミー作品賞
表示
アカデミー作品賞(アカデミーさくひんしょう、Academy Award for Best Motion Picture of the Year, Academy Award for Best Picture)はアカデミー賞の部門の一つ。映画作品自体へと賞が贈られるアカデミー賞の最重要部門である。その年アメリカで上映された最も優れた映画5本を候補に選び、その中の1本にこの名誉が与えられる。ちなみに、授賞式でオスカー像を受け取るのは、受賞作のプロデューサーである。
第1回のみ2部門に分かれており、第2回で一本化されて候補を5本選ぶようになった。第5回は8本になり、第6回には候補作の数は10本となる。各映画会社の顔を立てる意味もあった。第17回からは従来の5本となり、この形態で続いていたが第82回では10本になった。
アカデミー賞の候補投票は会員がそれぞれ属する分野のみの投票であるが、作品賞だけは全会員が5本候補を選んで投票する。
以下は受賞作(太字)と候補作の一覧である。
1920年代
※第1回のみ、作品賞はOutstanding PictureとUnique and Artistic Pictureに分かれていた。ここでは前者を作品賞、後者を芸術作品賞とする。
1930年代
- 1935年(第8回) - 戦艦バウンティ号の叛乱 (南海征服)
1940年代
- 1946年(第19回) - 我等の生涯の最良の年
1950年代
1960年代
- 1960年(第33回) - アパートの鍵貸します
- 1961年(第34回) - ウエスト・サイド物語
1970年代
- 1971年(第44回) - フレンチ・コネクション
- 1979年(第52回) - クレイマー、クレイマー
1980年代
1990年代
- 1994年(第67回) - フォレスト・ガンプ/一期一会
- 1998年(第71回) - 恋におちたシェイクスピア
- 1999年(第72回) - アメリカン・ビューティー
2000年代
- 2008年(第81回) - スラムドッグ$ミリオネア