ヨーク軍曹
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ヨーク軍曹 | |
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Sergeant York | |
ポスター(1941) | |
監督 | ハワード・ホークス |
脚本 |
ジョン・ヒューストン ハワード・コッチ エイベム・フィンケル ハリー・チャンドリー |
製作 |
ハワード・ホークス ジェシー・L・ラスキー ハル・B・ウォリス |
出演者 | ゲイリー・クーパー |
音楽 | マックス・スタイナー |
撮影 | ソル・ポリト |
編集 | ウィリアム・ホームズ |
配給 |
ワーナー・ブラザース セントラル映画社 |
公開 |
1941年9月27日 1950年9月2日 |
上映時間 | 134分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $1,400,000 |
『ヨーク軍曹』(ヨークぐんそう、Sergeant York)は、1941年のアメリカ合衆国の映画。第一次世界大戦中に実在したアルヴィン・ヨーク軍曹の伝記映画。主演のゲイリー・クーパーがアカデミー主演男優賞を受賞した。
ストーリー
[編集]田舎町のテネシー州に住むヨークは、いかなる物にも縛られない自由人で、毎日悪友を引き連れて酒を飲んでは暴れる日々を送っていた。しかし、ふとした事から信仰に目覚める。従軍した折りは宗教と戦争の間で矛盾に悩むが、自由を守るためだと自分に言い聞かせ、3つの最高勲章に輝くのだった。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹き替え(初回放送1967年10月1日 21:00-23:00『日曜洋画劇場』)
- アルヴィン・C・ヨーク:ゲイリー・クーパー(黒沢良)
- グレイシー・ウィリアムズ:ジョーン・レスリー(武藤礼子)
- ロジエ・パイル牧師:ウォルター・ブレナン(千葉順二)
- 'プッシャー'・ロス一等兵:ジョージ・トビアス(雨森雅司)
- ゼブ:ロバート・ポーターフィールド(羽佐間道夫)
- バック:ノア・ビアリー・Jr(野田圭一)
- ボトキン:ワード・ボンド(緑川稔)
- ジョージ:ディッキー・ムーア(前川功人)
- ロージー:ジューン・ロックハート(富田千代美)
- バクストン少佐:スタンリー・リッジス(北村弘一)
- ヨークの母:マーガレット・ワイチャーリイ(桜井良子)
- ジーク:クレム・ビーバンス(八奈見乗児)
- アーリー軍曹:ジョー・サイヤァー(渡部猛)
- ネイト:アービル・アンダーソン(永井一郎)
- パーソンズ軍曹:パット・フラハーティ(石森達幸)
スタッフ
[編集]主な受賞歴
[編集]アカデミー賞
[編集]- 受賞
- アカデミー主演男優賞:ゲイリー・クーパー
- アカデミー編集賞:ウィリアム・ホームズ
- ノミネート
- アカデミー作品賞:
- アカデミー監督賞:ハワード・ホークス
- アカデミー助演男優賞:ウォルター・ブレナン
- アカデミー助演女優賞:マーガレット・ワイチャーリイ
- アカデミー脚本賞:ハリー・チャンドリー、エイベム・フィンケル、ジョン・ヒューストン、ハワード・コッチ
- アカデミー美術賞 (白黒部門):ジョン・ヒューズ、フレッド・M・マクリーン
- アカデミー撮影賞 (白黒部門):ソル・ポリト
ニューヨーク映画批評家協会賞
[編集]- 受賞
- 主演男優賞:ゲイリー・クーパー
逸話
[編集]- 本作で、アカデミー助演男優賞にノミネートされたウォルター・ブレナンは、後にラジオドラマ化された『ヨーク軍曹』にも出演している。
- 後に1959年に公開された同じくホークスが監督、ジョン・ウェイン主演の『リオ・ブラボー』でブレナンが演じたスタンピーと、本作のパイル神父役とは役柄が対照的になっている。