黒蘭の女
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黒蘭の女 | |
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Jezebel | |
ポスター(1938) | |
監督 | ウィリアム・ワイラー |
脚本 |
クレメンス・リプレー アベム・フィンケル ジョン・ヒューストン ロバート・バックナー |
原作 |
オーウェン・デイヴィス・Sr 『Jezebel』 |
製作 | ウィリアム・ワイラー |
製作総指揮 | ハル・B・ウォリス |
出演者 |
ベティ・デイヴィス ヘンリー・フォンダ |
音楽 | マックス・スタイナー |
撮影 | アーネスト・ホーラー |
編集 | ウォーレン・ロウ |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開 |
1938年3月10日 1939年10月5日 |
上映時間 | 103分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 |
英語 フランス語 |
製作費 | $1,250,000[1] |
『黒蘭の女』(こくらんのおんな、原題・英語: Jezebel)は1938年制作のアメリカ映画。原作はオーウェン・デイヴィス・Srの1933年の戯曲『Jezebel』。主演のベティ・デイヴィスがアカデミー主演女優賞を、助演のフェイ・ベインターが助演女優賞を受賞している。2009年にアメリカ国立フィルム登録簿に登録された[2]。
南北戦争の直前1850年代にアメリカ南部で暮らすジェゼベル・ジュリーの情熱的な恋を描く。
ストーリー
[編集]ニューオーリンズに暮らすジュリーは気の強いわがまま娘。銀行家のブレストンと婚約することになり、舞踏会で発表されるその夜、未婚女性は白いドレスを着るべき場面であったが、ジュリーは真っ赤なドレスを着ていこうとする。
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キャスト
[編集]ジュリー・マースデン(ベティ・デイヴィス) | プレストン・ディラード(ヘンリー・フォンダ) | ||
バック・キャントレル(ジョージ・ブレント) | リヴィングストン(ドナルド・クリスプ) | ||
ベル・マッセイ(フェイ・ベインター) |
受賞・ノミネート
[編集]映画祭・賞 | 部門 | 候補 | 結果 |
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アカデミー賞 | 作品賞 | ノミネート | |
主演女優賞 | ベティ・デイヴィス | 受賞 | |
助演女優賞 | フェイ・ベインター | ||
音楽賞 | マックス・スタイナー | ノミネート | |
撮影賞 | アーネスト・ホーラー |
エピソード
[編集]ベティ・デイヴィスへの本作出演のオファーは『風と共に去りぬ』(1939年)のスカーレット・オハラ役獲得の機会を逃したことへの埋め合わせであると言われている[3]。また本作は「風と共に去りぬのモノクロ版」とも呼ばれている[3]。
主人公の真っ赤なドレスは、実際の撮影では黒いドレスが使われた[3]。
参考文献
[編集]- ^ “Jezebel (1938) - Box office / business” (英語). IMDb. 2012年6月3日閲覧。
- ^ “アメリカ国立フィルム登録簿 2009年”. allcinema. 2012年6月3日閲覧。
- ^ a b c “Jezebel (1938) - Trivia” (英語). ターナー・クラシック・ムービーズ. 2012年6月3日閲覧。