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ビクターエンタテインメント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Victor Entertainmentから転送)
JVCケンウッド > ビクターエンタテインメント
(二代目)ビクターエンタテインメント株式会社
Victor Entertainment, Inc.
ビクターエンタテインメント 本社が入居する渋谷ファーストタワー
ビクターエンタテインメント
本社が入居する渋谷ファーストタワー
種類 株式会社
略称 ビクターエンタテインメント
Victor Entertainment
本社所在地 日本の旗 日本
150-0011
東京都渋谷区一丁目2-20渋谷ファーストタワー
本店所在地 150-0001
東京都渋谷区神宮前二丁目21番1号
設立 1972年昭和47年)4月25日
(ビクター音楽産業株式会社)
業種 情報・通信業
法人番号 7011001019451 ウィキデータを編集
事業内容 音楽ソフト・映像ソフトの企画・制作・販売
代表者 植田勝教代表取締役社長
資本金 55億9500万円
売上高 165億2,100万円
(2024年3月期)[1]
営業利益 12億5,200万円
(2024年3月期)[1]
経常利益 18億6,200万円
(2024年3月期)[1]
純利益 14億3,300万円
(2024年3月期)[1]
純資産 98億2,400万円
(2024年3月期)[1]
総資産 181億5,000万円
(2024年3月期)[1]
従業員数 単体:約400人
主要株主 JVCケンウッド:100 %
主要子会社 フライングドッグ
ビクターミュージックアーツ
スピードスター・ミュージック
外部リンク https://www.jvcmusic.co.jp/
特記事項:1972年4月25日、日本ビクター(株)からレコード部門(製造部門を除く)が「ビクター音楽産業(株)」として分離独立する。
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ビクターエンタテインメント
Victor Entertainment
親会社ビクターエンタテインメント株式会社
設立1927年
設立者ビクタートーキングマシン
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
販売元日本ビクター蓄音機

日本音響

日本ビクター

ビクター音楽産業

ビクターエンタテインメント(初代)

JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント

ビクターエンタテインメント(二代目)
ジャンルJ-POPロックポピュラー歌謡曲演歌童謡民謡
日本の旗 日本
公式サイトhttps://www.jvcmusic.co.jp/

ビクターエンタテインメント株式会社英語: Victor Entertainment, Inc.)は、音楽ソフト発売・販売業務を行う日本企業であり、JVCケンウッドの完全子会社でもある。

1972年4月24日まで日本ビクター(現・JVCケンウッド)の音楽レコード事業部2011年9月30日までは日本ビクターの機能子会社であった。

旧社名は1972年4月25日から1993年3月31日まではビクター音楽産業株式会社(ビクターおんがくさんぎょう、略称:ビクター音産)、1993年4月1日から2014年3月31日まではビクターエンタテインメント株式会社(初代)。2014年4月1日に株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント(JVCKENWOOD Victor Entertainment Corp.)に商号変更したが、2024年4月1日にビクターエンタテインメント株式会社(二代目)に商号を戻した。

渋谷区神宮前にある「ビクタースタジオ」(2017年6月9日撮影)

概要

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日本ビクター1927年より展開していたレコード盤(メディア)製造部門を除くレコード音源制作・販売事業、および出版事業(ビクター出版株式会社)を含め、1972年4月25日に分社化しビクター音楽産業株式会社として設立。日本コロムビアユニバーサル ミュージック ジャパンに次ぐ歴史を有する日本のレコード会社であり、多種多様なアーティストが所属する。

1993年4月に分社化していた販売部門(日本エイ・ブイ・シー株式会社)を吸収合併しビクターエンタテインメント株式会社へ社名変更。2014年4月1日に親会社名に揃えた現社名へ変更。メディア製造部門は2007年に日本ビクターからビクタークリエイティブメディア(現:JVCケンウッド・クリエイティブメディア)株式会社へ分社化した。

1983年にゲームソフトパソコンゲームテレビゲーム)事業に参入したが、1996年に日本ビクター子会社のパック・イン・ビデオへ統合されビクターインタラクティブソフトウェア(VIS)へ社名変更された。VISは2003年に同業のマーベラスへ売却され、2007年6月にマーベラスへ吸収合併されている。

1989年に「ビクターブックス(VICTOR BOOKS)」の名称で書籍事業を立ち上げ、音楽・映画関係の単行本・グラビア写真集スポーツ雑誌ワールドサッカーグラフィック(WSG)」などを細々と刊行したが、2003年ぴあ株式会社へ事業譲渡。WSGは2008年に休刊となったが、2011年にぴあ本社が入居する渋谷ファーストタワーに本社事業所を移転、現在も入居している。

映像部門

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1970年代よりタツノコプロ学研サンライズ葦プロダクションなどが制作するアニメソングを数多く担当しており、1984年にレコード会社が初めて製作したOVABIRTH」とピンク・レディーなどのミュージックビデオによってビデオ制作事業に本格参入した。

1999年からはそれまでの日本ビクターに代わる形でテレビアニメ番組への製作出資にも進出した(ソフト企業としてバンダイビジュアル日本コロムビアANIMEX)・パイオニアLDCポニーキャニオンなどに追従)。2007年にアニメの企画・発売事業はJVCエンタテインメントを経てフライングドッグへ承継した。

1983年からVHDカラオケディスクの展開を2003年まで続け、その後継としてDVDカラオケソフトを発売したが、2009年以降新譜の発表がない。

アニメを除く映画やテレビ番組など版権物のビデオソフト事業は元来日本ビクター本体に留まっており、日本ビクターもしくは合弁会社の「パック・イン・ビデオ」や「CIC・ビクター ビデオ」を通じて展開されていた。1984年より当社においても他社が発売元となるソフトの受託販売も行っているが、2005年頃より韓流ドラマを中心とした海外ドラマジャンルに絞られている。

「パック・イン・ビデオ」の映像事業は1994年、ビクター エンタテインメントに譲渡、ゲーム事業に専念。後に前述通り、ビクターインタラクティブソフトウェアに社名変更した。

テイチクとの合併構想

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1990年代前半に、ビクター音楽産業とテイチク(現・テイチクエンタテインメント)を合併して『パナソニックレコード(Panasonic Records)』を作る構想が浮上した。

日本ビクターとテイチクの親会社であった松下電器産業(現・パナソニックホールディングス)は、当時MCAを傘下に収めており、それらを統合することで、国内最大の総合ソフトエンタテインメント会社の設立を目指していた。その一端として、1991年にMCAビクター(後に「ユニバーサルビクター」と改称)をビクター音産の傘下に設立し、国内最大の総合エンタテインメント会社への布石を打った。1989年にコロムビア映画や米国コロムビア・レコードを買収したソニーに対抗しようと画策したものであった。また、テイチク傘下にも「エムシーエー・パナソニック・ミュージック株式会社」を設立していた。

しかし、ビクター・テイチク合併構想は結局頓挫し、1995年にパナソニックはMCA株の大半をシーグラムへ売却。2000年にシーグラムが買収したポリグラムポリドールMME)が社名変更したユニバーサルミュージック側に吸収され消滅した。その経緯において、2003年まではビクターがユニバーサルの販売を受託していた。

キラーコンテンツが不在のテイチクは経営不振に陥り、1999年に松下から日本ビクターに持株を譲渡されたことで当社専務の飯田久彦を社長に送り込み、社名変更や事業の縮小、社内カンパニーインペリアルレコードの設立など経営改革を図った。当社とテイチクは15年余り兄弟会社となっており買収の標的とされていたが、2015年4月にエクシングがテイチクを買収(ブラザー工業グループ入り)したことで関係がなくなったものの、パッケージメディアの製造や販売等の流通委託に関してはこれまで通り継続されている。

沿革

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  • 1927年(昭和2年)9月13日 - 米国ビクター社(ビクタートーキングマシン)の日本法人として、日本ビクター蓄音器株式会社(にほんビクターちくおんき)を設立する。
  • 1929年(昭和4年) - 親会社のアメリカビクター社がRCAに吸収合併された事に伴い、東芝三井財閥の出資を受ける様になる。
  • 1938年(昭和13年) - 満州事変に伴い日米関係が悪化する。アメリカRCA社は資本提携を解消し、株式を日産コンツェルンに譲渡する。直後に日産コンツェルンのグループ会社だった日産自動車東京芝浦電気に株式を売却し、東芝傘下に入る。
  • 1943年(昭和18年) - 開戦に伴い、陸軍省の指導(敵性用語の排除の指導)を受け、社名を日本音響株式会社(にほんおんきょう)に変更する。レーベル名は英語の『VICTOR』のままだったが、ニッパーの下に書いてあった"His Master's Voice"の文言を消すなどしている。
  • 1945年(昭和20年)10月 - 敗戦を機に、社名を日本音響から日本ビクター株式会社に変更する。
  • 1957年(昭和32年) - 日本ビクターが傘下の「ビクターレコード株式会社」が制作したRCAビクター(後の米国ソニー・ミュージックエンタテインメント)以外のレーベル原盤の洋楽の配給を始める。(後のワールドグループ販売事業部)
  • 1970年(昭和45年) - フィリップスレーベル部門(邦楽、洋楽)が日本フォノグラム株式会社(後のマーキュリーミュージックエンタテインメント[注釈 1])として分離・独立する。
  • 1972年(昭和47年)4月25日 - 日本ビクターの音楽ソフト部門のうち、製造部門を除く制作・営業・宣伝、および出版事業などの部門を「ビクター音楽産業株式会社」(英文社名:Victor Musical Industries, Inc.)として分離・独立する[注釈 2]
  • 1975年(昭和50年)9月21日 - RCAレーベル部門(邦楽、洋楽)がRVC株式会社[注釈 3]として分離・独立。
  • 1977年(昭和52年)9月25日 - 同年1月1日に日本ビクターがロゴマークを変更したことに合わせ、「VICTOR」から「Victor」へデザインを順次変更(邦楽のシングル品番がSV-6279[注釈 4] 、および洋楽のシングル品番がVIP-2557[注釈 5]、童謡・アニメソング等の子供向けシングル品番がKV-62[注釈 6]以降、アルバム品番がSJX-20015[注釈 7]以降)。これに伴い、洋楽部門のワールドグループ販売事業部(別称:ビクター・ワールドグループ)を統合。
  • 1984年(昭和59年) - 営業部門のうち、日本ビクターの市販市販を日本エイ・ブイ・シー株式会社(AVC)として分社化する。
  • 1990年(平成2年)
    • 5月21日 - 子会社の株式会社メイジャーズを通し、レーザーディスクソフトの販売を発売(初リリースソフトは「メガゾーン23III イヴの目覚め」(MAJ-1)「メガゾーン23III 開放の日」(MAJ-2)の2タイトル同時発売)。親会社の日本ビクターがレーザーディスクのライバルであるVHDビデオディスクの盟主であったため、当社もレーザーディスクソフトを発売することが出来なかった。
    • 11月21日 - 子会社のメイジャーズを通すことなく、当社がレーザーディスクソフトを発売。初リリースソフトは「ロードス島戦記1」(VILF-1)。
  • 1993年(平成5年)4月1日 - 日本エイ・ブイ・シーを合併、社名をビクターエンタテインメント株式会社(初代法人)に変更する。
  • 1999年(平成11年)10月1日 - 本社を渋谷区神宮前から港区北青山に移転する。
  • 2003年(平成15年) - VHDビデオディスクの製造・販売事業から撤退。
  • 2007年(平成19年) - ビクターエンタテインメントのアニメ関連事業(Victor Animation[注釈 8]m-serve[注釈 9]の両ブランド)を新設子会社のJVCエンタテインメント(JVC Ent.)へ移管する。同時に、ビクターアニメーションとビクターエムサーブの両レーベルを統合[注釈 10]、新たにFlyingDogとして再出発する。
  • 2009年(平成21年)
    • 1月1日 - JVCエンタテインメントと事業を統合・再編する。JVCエンタテインメントの間接部門をビクターエンタテインメントに統合し、音楽事業をビクターエンタテインメントが、アニメ音楽・映像事業をJVCエンタテインメントが社名変更するフライングドッグがそれぞれ受け持ち、両社にあるネットワーク・配信事業を統合しJVCネットワークスを新設する。また、JVCエンタテインメントのアーティスト・マネジメント事業をビクター・ミュージックパブリッシングに統合する。タレントマネジメント、キャスティング、広告代理事業を新設のJVCエンタテインメントが受け持っている。
    • 11月 - 一部新聞紙で「ビクターエンタテインメントなどの日本ビクターの音楽部門をコナミに売却する方向で調整している[2]」と報道される。JVC・ケンウッド・ホールディングスはニュースリリースで即座に否定。最終的にコナミとの交渉は同月下旬に打ち切られたと報道された[3]
  • 2010年(平成22年)
    • 4月6日 - 一部新聞紙で「ソフトバンクがビクター エンタテインメントに出資し、将来的には過半数の株式を取得して子会社化する方針である[4]」と報じられる。JVC・ケンウッド・ホールディングスはニュースリリースで即座に否定した[5]
    • 4月16日 - 一部報道機関で「ソフトバンクが5月を目処にビクター エンタテインメントの過半数の株式を取得し子会社化、年内に残りの株式も取得し完全子会社化することで大筋合意した[6]」と再び報じられた。ソフトバンク、JVC・ケンウッド・ホールディングス共にニュースリリースで否定[7][8]。最終的に4月29日、昨年のコナミ同様交渉が打ち切られたと報じられた[9]
  • 2011年(平成23年)10月1日 - JVCケンウッドが傘下の事業会社であった日本ビクターを合併した事に伴い、同社が親会社となった。
  • 2012年(平成24年)7月1日 - 企業ロゴマークを一新。ただし旧・日本ビクター時代のシンボルマーク、「ニッパー」(His Master's Voice)は継承されている。
  • 2014年(平成26年)4月1日 - 社名を株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントに変更。
  • 2015年(平成27年)6月10日 - デジタル部門が新レーベル「AndRec」(アンドレック)を設立し、第1弾アーティストとして丸本莉子を国内初のハイレゾ配信でデビューさせた[10]
  • 2019年(令和元年)6月 - 社内カンパニー兼ゲームレーベルビクターエンタテインメント・ゲームズを設立。第1弾プロジェクトとして『THE KING OF FIGHTERS for GIRLS』の始動を発表した[11]
  • 2023年(令和5年)10月1日 - 当社が出資・協力、タイシタレーベルミュージック、アミューズが運営に携わり、アミューズ社長の中西正樹が代表取締役社長を務めるコミュニティFM局茅ヶ崎エフエム」(神奈川県茅ヶ崎市)が開局[12][13][14][15]
  • 2024年(令和6年)4月1日 - 「ビクター」ブランドの更なる訴求を目的として10年ぶりに商号をビクターエンタテインメント株式会社(二代目法人)に戻した[16]

関連会社・団体

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過去の関連会社

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  • JVCエンタテインメント・ネットワークス→JVCエンタテインメント(旧社) - 2009年1月に解体(法人はフライングドッグに社名変更)。
  • JVCエンタテインメント(新社) - 2011年3月にハーキュリーズに事業譲渡。
  • ビクター音楽芸能 - 2009年3月にビクター・ミュージックパブリッシングに事業譲渡し解散。
  • 株式会社メイジャーズ(レーザーディスクソフト発売子会社)
  • CJビクターエンタテインメント - CJグループ傘下CJ ENMの音楽・芸能部門との合弁事業につき、2014年4月に設立[18]2017年5月、同グループの日本撤退により業務終了[19]

主要レーベル

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  • Victor(His Master's Voice)(ビクター)
  • INVITATION(インヴィテーション)
  • JVC JAZZ(ジェイブイシー ジャズ)
  • SPEEDSTAR RECORDS(スピードスターレコーズ)
  • Getting Better(ゲッティング・ベター)
    • NF Records(エヌエフレコーズ)- サカナクション主宰のレーベル[20]藤原ヒロシも所属。
    • MOB SQUAD(モブ・スクアッド) - Dragon Ashのプライベートレーベル
    • Lingua Sounda(リンガ・サウンダ)- BUCK-TICKのプライベートレーベル
    • Narisome Records(ナリソメレコーズ)- 人気インディーズレーベルTHE NINTH APOLLOとの共同インディーズレーベル[21]
    • D.T.O.30(ディー・ティー・オー・サーティ)- 名古屋のレーベル・TRUST RECORDSとの共同インディーズレーベル[22]
  • Colourful Records(カラフルレコーズ)[23]
    • her(ハー)- SCANDALのプライベートレーベル
    • ELA(エレラ)- 木村カエラのプライベートレーベル
    • 伽羅古録盤 - レキシのプライベートレーベル。『カラフルレコーズ』の当て字になっている。
  • CONNEXTONE(コネクストーン)- 2019年4月、ビクター洋楽部とコネクトーン制作部を統合[24]
    • CONNECTONE(コネクトーン)
    • starplayers Records - RHYMESTER主宰のレーベル
    • plusGROUND(プラスグラウンド)
    • BLACK SHEEP RECORDS
    • CONECTUNE(コネクチューン)
  • DGP RECORDS(ディージーピーレコーズ)- Base Ball Bear主宰のレーベル。メンバー・小出主宰の別バンドmaterial clubも本レーベル所属[注釈 11]
  • AndRec(アンドレック)
  • HAPPY HOUSE(ハッピーハウス)

かつて存在したレーベル

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  • GAM(ガム) - 1970年代前半に存在していたアイドル専門レーベル。尤も、麻丘めぐみの2ndシングルまでの作品は当レーベルからリリースされた。
  • CJビクターエンタテインメント - 韓国のCJ E&Mとの合弁
  • FlyingStar Records(フライングスター・レコーズ)
  • HEARST RECORDS - 本来は映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の劇中レーベルだが、実際に世に放たれた関連作品全てもこのレーベル名で発売された。
  • HiHiRecords[25](ハイハイレコード)- 幼児および子供向けレーベル
  • KENWOOD RECORDS
  • m-serve
  • VERSIONMUSIC(バージョンミュージック)- ガールズポップ/アイドル専門レーベル[26]
  • XEO Invitation(ゼオインヴィテーション)
  • 木馬座レコード - 劇団木馬座関連レーベル。ケロヨン関連の作品もここから出されていた。
  • Q2 Records(キューツーレコーズ)- 音楽ライターの三宅正一主宰のレーベル[27]踊Foot Worksマテリアルクラブが所属[28]
  • 浮雲レーベル - 当社と烏龍舎との共同プロジェクトでレミオロメンをサポートするために発足したレーベル。

主な所属アーティスト

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※五十音順。

あ・か行

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さ・た行

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な - わ行

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FlyingDog(旧「m-serve」)

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かつて所属していたアーティスト

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あ・か行

さ・た行

な・は行

ま・や・ら・わ行

ビクターレーベル以外の外資系レーベル

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RCAレコード(1975年9月20日まで)

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その後、RVC、BMGビクター、BMGファンハウス、BMG JAPAN、アリオラジャパンを経て2014年4月に発足したソニー・ミュージックエンタテインメント(SMEJ)の完全子会社のソニー・ミュージックレーベルズに統合され、同社の社内レーベルとして機能される形で法人そのものが消滅。資本関係の変化によりソニー・ミュージックグループに原盤権が移動(個人および芸能事務所が所持しているものや、BMG時代に撤退した演歌部門の一部音源など他社に譲渡されたものを除く)。

フィリップス・レコード(1970年5月31日まで)

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その後、日本フォノグラム、マーキュリーミュージックエンタテインメント、キティMMEを経てユニバーサルシグマ(ユニバーサル ミュージック合同会社)に社名を変更。

※日本フォノグラムとして独立後も引き続き在籍。
以上の音源はシンコーミュージック・エンタテイメントが所持しているため、現在はクロニクルから発売中。

ゲーム

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ビクターインタラクティブソフトウェアから発売されたゲームはマーベラス発売のゲームタイトル一覧を参照。

家庭用ゲーム機

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1986年
  • 9月8日 バナナ(FC
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1998年
1999年
発売中止
  • スクランブル21(FC)

パソコンゲーム

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1984年
1985年
  • モールモール(MSX-テープ)
1986年
  • ナイルの涙(MSX-ROM
  • ペガサス(MSX-ROM)
  • ポイントX占領作戦(MSX-ROM)
  • ミクとしおりのニャンニャンプロレス(MSX-ROM)
  • モールモール(MSX-ROM)
1987年
1988年
  • EDIPAL(MSX-DISK
  • 雀豪1(MSX-DISK)
  • 死霊戦線2(MSX-DISK)
  • 釣りキチ三平ブルーマリン編(MSX-ROM)
1989年
  • 8月21日やじうまペナントレース(MSX-DISK)
  • 釣りキチ三平釣り仙人編(MSX-ROM)
1990年
  • 7月20日ジャックニクラウスチャンピオンシップゴルフ(MSX-DISK)
  • 湘南伝説(MSX-DISK)
発売年月日不明
  • キャッスルズ リアルタイム 築城シミュレーション(PC-9801-5インチソフト
  • ストラテゴ(PC-9801-5インチソフト)
  • やじうまペナントレース1988(PC-8801 SRソフト)
  • 雀豪2 強知能版(PC-9801-5インチソフト)
  • エアーコンバットII スペシャル(FM TOWNS
  • 満開電飾(PC-9801 -3.5インチソフト/ アダルトゲーム
  • O星占術大全 -ゼロスターせんじゅつたいぜん(PC-9801-3.5インチソフト)
  • クラシックロード1(PC-9801-3.5インチソフト)
  • やじうまペナントレース2 1991(PC-9801-5インチソフト)
  • ミュージアム4 サウンド(PC-9801-5インチソフト)
  • ジャック・ニクラウス チャンピオンシップ・ゴルフ(PC-9801-5インチソフト)
  • やじうまペナントレース 1990データ(PC-9801-5インチソフト)
  • 満開電飾III(PC-9801-5インチソフト アダルトゲーム)
  • 大遊言(PC-9801-3.5インチソフト/5インチソフト)
  • やじうまペナントレース 1989データ(PC-9801-5インチソフト)
  • カンプグルッペ(PC-9801-5インチソフト/オリジナルは、SSI(IBM-PC版))
  • やじうまペナントレース2 1991(PC-9801-3.5インチソフト)

スマートフォン用アプリゲーム

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ビクターエンタテインメント・ゲームズよりリリース。

主催ライブ

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補足

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  • かつて同社の社長・会長を務め、その後日本レコード協会の会長も務めた冨塚勇はCCCD推進派だったが、実際のところ同社では当初からアーティストやレーベルなどによっては採用されていない例も多く(m-serve関係では2枚発売した後は通常のCD形式に戻された)、CCCDを導入していた時期は、スクービードゥー等のHPの掲示板等でCCCDを肯定する書き込みを自作自演した問題や、TRICERATOPS等のアルバムが発売直前にCCCD化された問題等、CCCD反対派からのバッシングが強かった。その上、他社のCCCD製品と比べ当該製品がCCCDであるとの表示がわかりにくい(CCCDマークが付いていない・非常に小さい等)ことが多く、これらの問題もあいまって社内ではCCCD推進に否定的な者が少なくないとされる。このためか、2005年に入るとCCCDでのリリースは事実上撤退した。
  • 1980年、子供向けマスコットキャラクター「パルちゃんとそのなかまたち」を開発。キャラクターデザインはあべまりあ。同社の子供向けレコード・カセットテープでマスコットとして使用された他、キャラクターライセンス商品も各社から販売された[31]
  • 以前はサンミュージックプロダクションとの結びつきが強かった。森田健作太川陽介桜田淳子リンリン・ランラン水谷麻里安達祐実酒井法子などが所属していた。現在もこれらのアーティストのベスト盤はビクターから発売されている。1999年には、サンミュージックタレントの楽曲(ビクター所属タレント以外の楽曲も含めて)を収録した「サウンド・オブ・サンミュージック」を発売した。
  • JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントへ一旦商号変更された2014年4月1日から2024年3月31日までの期間は日本レコード大賞日本ゴールドディスク大賞などに見られる音楽賞を除く各種メディアでは「法人名の名称そのものが長すぎる」という理由で『ビクターエンタテインメント』と表記されるケースがほとんどであった。

脚注

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注釈

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  1. ^ その後、キティMMEを経てユニバーサル ミュージック合同会社ユニバーサルシグマレーベル)に社名を変更。
  2. ^ レコードの生産は親会社の日本ビクターに残された。CD・DVD・BDソフトの生産は、日本ビクター(現・JVCケンウッド・クリエイティブメディア)の林間工場(神奈川県大和市)を経て、現在も横須賀事業所(神奈川県横須賀市)で行われている。
  3. ^ この当時はアルファベット登記上、使用できなかったため、実際は「アール・ブイ・シー株式会社」と表記された。その後、BMGビクター、BMGファンハウス、およびBMG JAPANとなるが、2008年、ソニー・ミュージックエンタテンメントの子会社となり、2009年に吸収・解散。国内制作部門は傘下の株式会社アリオラジャパンを経て2014年4月より株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ社内レーベルとして機能され、洋楽部門(RCA/JIVEグループ)はソニー・ミュージックジャパンインターナショナルへ承継された。
  4. ^ 佐良直美のシングル『私のアンティック』。ちなみに旧ロゴマークが最後に使われたのは殿さまキングスのシングル『女のまごころ』(SV-6278)であった。
  5. ^ スナックスのシングル『ツイスト'77』。ちなみに旧ロゴマークが最後に使われたのは広瀬量平のシングル『愛のテーマ』(VIP-2545、映画『歌麿 夢と知りせば』の劇中使用曲)であるが、同楽曲とほぼ同期にリリースされた渡辺貞夫のシングル『マイ・ディア・ライフ』(VIP-2551)では本来、渡辺のプライベートレーベル「FLYING DISK」が用いられるが、誤って旧ロゴマークがレコードの盤面(レーベル)に貼られていた。
  6. ^ 藤田淑子のシングル『なんじゃらもんじゃら/考えマーチ』。ちなみに旧ロゴマークが最後に使われたのはザ・バーズ/ジャニーズ少年団/ミッキー&スティーブアサノシのシングル『ガンバロン'77/友達のガンバロン』(KV-53)であった。
  7. ^ 勝新太郎のアルバム『座頭市子守唄』。ちなみに旧ロゴマークが最後に使われたのはブロード・サイドのアルバム『バース』(SJX-20014)であった。
  8. ^ ビクターアニメーション。アニメ映像レーベル事業。
  9. ^ ビクターエムサーブ。アニメ音楽レーベル事業・公式サイトの運営及び管理。
  10. ^ なお、「m-serve」は「FlyingDog」統合後も『m-serve style』の配信を継続していたため、2011年11月まで同レーベルのサブレーベルとして活動していた。
  11. ^ なおメンバー小出のプロジェクト・material clubの作品は2018年~2019年までは別レーベルQ2 Recordsよりリリースされていた。また、メンバー関根が所属する別バンド・sticoの作品リリース時はレーベル名称"DGP RECORDS"のみ使用し所属事務所ソニー・ミュージックアーティスツよりリリースされている。
  12. ^ リバスター時代の楽曲もビクターが販売権を引き継いだ。ビクター復帰後のベストアルバムでは、リバスター時代の楽曲からは「今夜は離さない」が収録されることが多い。
  13. ^ 日本コロムビアは1962年の英コロムビアとの契約解消後、一部洋楽(米コロムビア)音源に「CBS」レーベルの使用を開始(通称:CBSコロムビア)、それ以降は洋楽部門「CJ」に所属した邦楽ポップス歌手・グループにも1968年8月頃まで「CBS」レーベルを使用していた。
  14. ^ 1968年3月11日にCBS・ソニー(当時:CBS・ソニーレコード)の設立直後、米コロムビアと日本コロムビアとの原版契約を盾に、旧CBSコロムビアレーベル所属の邦楽歌手を全てCBS・ソニーに移籍させようとしたが、ジャッキー吉川とブルーコメッツは一旦形式的に移籍した後、結果的に日本コロムビアに復帰している。
  15. ^ 横スクロールアクションゲームだが終盤に突然シューティングゲームに変貌。そのままボス戦を終えるとまたアクションゲームへ戻る。迷路のようなダンジョンだがヒントが無いため、事前知識が無いとまずクリアは不可能。さらに、ルートが分かっていてもボスに触れるだけで即死するなどゲーム難易度が高く、敵に攻撃を与えるタイミングもシビアで理不尽な敵の出現も多い。背景がストーリーの進行に応じて昼から夜に変わる他、浮遊する目玉の大群やカタツムリ、様々な巨大昆虫や理不尽に地面から生える蔦や巨木など、奇妙な雰囲気を出すモンスターに溢れており、世界観に関しては凝ったものがある。しかし、バランスが悪く直感ではクリア不能なゲーム性から、メガドライブ作品の中でも屈指の駄作という評価がある。
    株式会社QBQ アーカイブ 2016年10月6日 - ウェイバックマシン編『懐かしのメガドライブ 蘇れメガドライバー !!』マイウェイ出版発行、2018年。ISBN 9784865118704 p106-107

出典

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関連項目

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外部リンク

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