コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

国道130号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国道130号線から転送)
一般国道
国道130号標識
国道130号
地図
地図
総延長 0.5 km
実延長 0.5 km
現道 0.5 km
制定年 1953年昭和28年)
起点 東京都港区
東京港北緯35度38分50.12秒 東経139度45分29.77秒 / 北緯35.6472556度 東経139.7582694度 / 35.6472556; 139.7582694
終点 東京都港区
芝4丁目交差点(北緯35度38分56.87秒 東経139度45分11.09秒 / 北緯35.6491306度 東経139.7530806度 / 35.6491306; 139.7530806 (芝4丁目交差点)
接続する
主な道路
記法
国道15号標識 国道15号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML
国道130号の起点標。
ゆりかもめ日の出駅付近
国道130号 終点
東京都港区芝4丁目交差点
国道15号との分岐

国道130号(こくどう130ごう)は、東京港から東京都港区一丁目に至る一般国道である。総延長が日本で2番目に短い国道である。

概要

[編集]
国道130号および国道15号の方向標。
東京都港区芝四丁目交差点)

東京都港区内にある東京港の日の出桟橋付近から、西の旧海岸通りを経て、芝四丁目交差点で国道15号とを結ぶ一般国道の路線で、いわゆる港国道のひとつ。日本の一般国道としては、総延長で2番目、実延長で日本で3番目[1][2][3][注釈 1]に短い路線である[注釈 2]。東京港とされる起点は、東京税関芝浦出張所から至近にある、ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線の高架下の東京都道481号新橋日の出ふ頭線との交点にあり、晴海ふ頭や豊洲ふ頭からは港湾を挟んで西に位置する。

東京都による都市計画路線名は「東京都市計画道路幹線街路補助線街路第196号線」である。

路線データ

[編集]

一般国道の路線を指定する政令[4][注釈 3]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。

短距離国道

[編集]

総延長の順位(短距離として)[1][注釈 1]

  1. 国道174号:187.1 m(日本一短距離の国道)
  2. 国道130号:482 m
  3. 国道198号:618.1 m

実延長の順位(短距離として)[1][2][注釈 1]

  1. 国道174号:187.1 m(日本一短距離の国道)
  2. 国道189号:372 m
  3. 国道130号:482 m

歴史

[編集]

路線状況

[編集]

通称

[編集]
  • 旧海岸通り

道路施設

[編集]

橋梁

[編集]
  • 南浜橋(港区)

地理

[編集]

起点付近は、日の出桟橋や芝浦ふ頭に近い位置にあり、近くにあるレインボーブリッジを眼前に見ることができる[5]。フェリーターミナルがある有明ふ頭までは離れており、台場や東京港の港湾を挟んで国道は北に位置する。

通過する自治体

[編集]

交差する道路

[編集]
交差する道路 交差する場所
臨港道路海岸青海線 海岸二丁目
東京都道481号新橋日の出ふ頭線 海岸二丁目
東京都道316号日本橋芝浦大森線 南浜橋交差点
国道15号 芝一丁目 芝四丁目交差点 / 終点

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j 2022年3月31日現在
  2. ^ 総延長と実延長の違いは「延長 (日本の道路)」を参照のこと。
  3. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月8日閲覧。
  2. ^ a b 日本の国道と浜通りの国道の比較”. 国土交通省東北地方整備局磐城国道事務所. 2012年9月23日閲覧。
  3. ^ 浅井建爾 2001, p. 49.
  4. ^ a b 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年9月23日閲覧。
  5. ^ a b c d 松波成行 2008, p. 102.
  6. ^ 一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年9月23日閲覧。
  7. ^ ウィキソースには、二級国道の路線を指定する政令(昭和28年5月18日政令第96号)の原文があります。

参考文献

[編集]
  • 浅井建爾『道と路がわかる辞典』(初版)日本実業出版社、2001年11月10日。ISBN 4-534-03315-X 
  • 松波成行「おもしろ国道ア・ラ・カルト」『酷道をゆく』、イカロス出版、2008年3月20日、102頁、ISBN 978-4-86320-025-8 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]