風間球打
福岡ソフトバンクホークス #155 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 山梨県甲州市 |
生年月日 | 2003年10月11日(21歳) |
身長 体重 |
184 cm 97 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2021年 ドラフト1位 |
年俸 | 1000万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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派遣歴 | |
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この表について
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風間 球打(かざま きゅうた、2003年10月11日 - )は、山梨県甲州市出身のプロ野球選手(投手・育成選手)。右投左打。福岡ソフトバンクホークス所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]甲州市立奥野田小学校1年生の時に軟式野球を始め、小学3年生で投手に転向[2]。甲州市立塩山中学校では硬式野球のクラブチームである笛吹ボーイズに入団[2]。
明桜高等学校(2年次よりノースアジア大学明桜高等学校に改名)に進学し、1年夏からベンチ入り。2年秋からエースとなり、東北大会でベスト4に進出したが、準決勝で仙台育英に敗れた[3]。3年夏の秋田大会では、秋田との準々決勝で自己最速となる157km/hを記録し完投勝利[4]。秋田南との決勝で完封勝利して優勝した[5]。第103回全国高等学校野球選手権大会に出場し、1回戦で帯広農業と対戦。先発して4回まで無安打に抑える好投を見せ、チームも5-0とリードしていたが、激しい降雨によりノーゲームとなった[6]。中2日で行われた再試合では150km/hを記録して2失点完投勝利した[7]。明徳義塾との2回戦でも先発したが、ファウルで粘られて球数が増え、6回までに139球を費やし、この回限りで降板[8]。チームも敗れた[9]。大会最速の152km/hを記録した[10]。2021年9月15日にプロ志望届を提出した[11]。
小園健太(市立和歌山高校)、森木大智(高知高校)と合わせて「高校生BIG3」として注目を集める中で10月11日に開催されたドラフト会議において、福岡ソフトバンクホークスから1位指名を受けた[12]。11月22日、契約金1億円+出来高払い5000万円、年俸1100万円で仮契約を結んだ(金額は推定)[13]。背番号は1[13]。ホークスで投手が背番号1を付けるのは金彦任重以来62年ぶりとなる[14]。
ソフトバンク時代
[編集]2022年は、5月6日に右肘の張りと右膝の違和感でリハビリ組に合流[15]。地道な体作りに励み、10月6日に三軍交流試合のアストロブレーブス戦で実戦初登板し、1回を1安打無失点に抑える[16]。シーズン終了後はみやざきフェニックス・リーグに参加し、11月11日から12月18日まで、オーストラリアン・ベースボールリーグのメルボルン・エイシズに派遣された[17]。12月20日、20万円減となる推定年俸1080万円で契約を更改した[18]。
2023年は、3月に腰椎分離症を発症してしまいリハビリ組に合流[19]。二軍の公式戦では登板は無かったが、非公式戦には8試合に登板した[20]。10月には韓国遠征に参加し[21]、11月下旬からは台湾で開催される2023アジアウインターベースボールリーグに派遣され[22]、先発1試合リリーフ4試合の計5試合の登板で11回を投げ、1勝1敗、防御率2.45の成績を残す[23]。オフに、80万円減となる推定年俸1000万円で契約を更改した[24]。
2024年も一軍登板は果たせず、11月4日に球団から来季の契約を結ばない事を通告されたが[25]、11月16日に育成契約を締結した[26]。背番号は155に変更される[27]。
選手としての特徴
[編集]最速157km/hの直球に[28]、スライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップを交える[29]。
人物
[編集]名前の「球」は父が好きだった漫画『球道くん』が由来。自身は4兄弟の三男で、兄弟全員の名前に「球」の漢字が入っている[30]。
詳細情報
[編集]背番号
[編集]- 1(2022年 - 2024年)
- 155(2025年 - )
登場曲
[編集]- 「Who I am」Emma Wahlin(2022年)
- 「Drown」Martin Garrix feat. Clinton Kane(2022年)
- 「I Found You」Cash Cash(2023年 - )
- 「smile」Daniel Skye(2023年 - )
代表歴
[編集]- 2023アジアウインターベースボールリーグ:NPB RED選抜[23]
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 2020年4月に校名変更。
出典
[編集]- ^ “ソフトバンク - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2024年11月17日閲覧。
- ^ a b “プロ注目の明桜153キロ右腕・風間球打「出すぞ」158キロ”. 日刊スポーツ (2021年4月16日). 2021年10月31日閲覧。
- ^ “明桜「これだけ苦しめた」仙台育英に惜敗/東北大会 - 高校野球夏の地方大会”. 日刊スポーツ (2020年8月11日). 2021年9月23日閲覧。
- ^ “【秋田】明桜・風間球打、世代最速157キロ「びっくり」10回155球12Kで4強導く”. スポーツ報知 (2021年7月18日). 2021年9月23日閲覧。
- ^ “157キロ右腕・風間球打が完封で甲子園へ 明桜4年ぶり10度目V/秋田 - 高校野球夏の地方大会”. 日刊スポーツ (2021年7月23日). 2021年9月23日閲覧。
- ^ “【甲子園】明桜・風間球打、4回までノーノーもノーゲーム…巨人スカウトが雨への対応力絶賛”. スポーツ報知 (2021年8月13日). 2021年9月23日閲覧。
- ^ “【甲子園】風間球打4日越し13回完投 今大会最速150キロ10K 明桜31年ぶり聖地勝利”. スポーツ報知 (2021年8月16日). 2021年9月23日閲覧。
- ^ “明徳義塾・馬淵監督、剛腕攻略にニヤリ 「風間君ぐらいのスピードは練習で打っている」”. Full-Count (2021年8月22日). 2021年9月23日閲覧。
- ^ “【甲子園】明徳義塾が大会NO1投手を攻略 最速157キロ右腕、明桜・風間は6回2失点で散る”. スポーツ報知 (2021年8月22日). 2021年9月23日閲覧。
- ^ “ドラ1候補、明桜・風間球打は「松坂超え」 夏の甲子園最新球速ランキング(全文)”. デイリー新潮 (2021年9月1日). 2023年10月3日閲覧。
- ^ “【高校野球】明桜157キロ右腕・風間球打がプロ志望届提出、千葉学芸・有薗直輝は16日提出へ”. スポーツ報知 (2021年9月16日). 2021年9月23日閲覧。
- ^ 「ソフトBドラ1・風間球打 目標もBIG「300勝&160キロ」 プロ野球過去6人だけの偉業に挑む」『スポニチ』(スポーツニッポン新聞社)2021年10月13日。2021年10月13日閲覧。
- ^ a b “ソフトバンク、ドラ1風間球打が仮契約「1番活躍できるよう」背番号は1”. 日刊スポーツ (2021年11月22日). 2021年12月5日閲覧。
- ^ 「ソフトバンクがドラ1風間球打に背番号「1」検討 球団の投手では62年ぶり」『西日本スポーツ』2021年11月14日。2022年2月19日閲覧。
- ^ 「ソフトバンク1位風間球打、右肘張りなどでリハビリ組へ」『西日本スポーツ』2022年5月7日。2023年1月12日閲覧。
- ^ 「世代最速右腕ドラ1風間球打がプロ入り後初の実戦 若田部3軍投手コーチ「スタートとしては最高」」『西日本スポーツ』2022年10月7日。2023年1月12日閲覧。
- ^ 「ソフトバンク・風間球打×三浦瑞樹 若鷹CROSS TALK 異国で見据える将来像」『週刊ベースボールONLINE』2022年12月24日。2023年1月12日閲覧。
- ^ “【ソフトバンク】風間球打、20万円減の1080万円で更改「50点ですね」1、2軍で登板なしも豪州WLで手応え”. スポーツ報知 (2022年12月20日). 2024年2月3日閲覧。
- ^ 「ソフト風間球打「何を思われてもいい。堂々とやっていきたいんです」/連載〈14」『週刊ベースボールONLINE』2022年12月24日。2023年1月12日閲覧。
- ^ 「ソフトバンク風間球打、80万円ダウンの1000万円で更改「投げられず悔しい1年だった」」『西スポWEB OTTO!』2023年11月23日。2023年11月20日閲覧。
- ^ 「【ソフトバンク】3年ぶり韓国遠征の日程発表 3軍主体で21年ドラフト1位の風間球打も参加」『日刊スポーツ』2023年10月19日。2023年11月20日閲覧。
- ^ 「ソフトバンク・風間球打 台湾で力試し「持ち味の真っすぐが、どこまで通用するか」」『スポニチアネックス』2023年11月20日。2023年11月20日閲覧。
- ^ a b “日職紅隊 風間球打 1 投手”. 中華職業棒球大聯盟オフィシャルサイト. 2023年12月21日閲覧。
- ^ “【ソフトバンク】風間球打、80万円ダウンの年俸1000万円で更改「すごく悔しい1年」”. 日刊スポーツ (2023年11月12日). 2024年2月3日閲覧。
- ^ Shimbun, The Nishinippon. “ソフトバンク、ドラ1右腕の風間球打が来季構想外に 育成打診か 笠谷俊介、中村亮太とも来季の契約結ばず:「おっ!」でつながる地元密着のスポーツ応援メディア 西スポWEB OTTO!”. 「おっ!」でつながる地元密着のスポーツ応援メディア 西スポWEB OTTO!. 2024年11月4日閲覧。
- ^ Shimbun, The Nishinippon. “プロ入り後に試して気付いた異変…「大きくしてからじゃないとわからなかった」 ドラ1入団のソフトバンク風間球打が育成再出発:「おっ!」でつながる地元密着のスポーツ応援メディア 西スポWEB OTTO!”. 「おっ!」でつながる地元密着のスポーツ応援メディア 西スポWEB OTTO!. 2024年12月18日閲覧。
- ^ “育成選手契約締結について”. 福岡ソフトバンクホークス. 2024年12月19日閲覧。
- ^ “甲子園で157キロ。それでもまだ原石。素材は無限の右腕 風間球打(ノースアジア大明桜高)【時は来た!ドラフト指名を待つ男たち 高校生編】”. BASEBALL GATE (2021年10月8日). 2024年2月3日閲覧。
- ^ “ソフト風間球打「何を思われてもいい。堂々とやっていきたいんです」/連載〈14〉”. 日刊スポーツ・プレミアム (20224-08-03). 2023年8月14日閲覧。
- ^ “明桜・風間「球打」 野球一家で育った4兄弟の三男 長男は「球道」次男は「球星」四男は「球志良」”. スポニチ Sponichi Annex 野球 (2021年7月12日). 2021年9月23日閲覧。
- ^ “チーム情報 球場使用曲一覧”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト. 2023年12月21日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 風間球打 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 1 風間 球打 選手名鑑2024 - 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト