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瀧本将生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
瀧本 将生
オイシックス新潟アルビレックスBC #54
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 千葉県市川市
生年月日 (2003-07-29) 2003年7月29日(21歳)
身長
体重
179 cm
83 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2021年 育成選手ドラフト11位
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

瀧本 将生(たきもと まさき、2003年7月29日 - )は、千葉県市川市出身のプロ野球選手投手)。右投右打。

経歴

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小学5年生の時にみかどファイターズで野球を始め、市川市立第五中学校ではシニアリーグの八千代中央リトルシニアで外野手としてプレー[1][2]

松戸市立松戸高等学校に入学後に投手に転向。1年秋から公式戦に登板し、2年秋の新チームからはエースとなった[3]。2年秋の千葉県大会で木更津総合に0対7のコールド負けを喫したが、3年春の県大会初戦の松戸馬橋戦では3安打1失点14奪三振の完投勝利を挙げるなど結果を残した[3]。3年夏の県大会は3回戦で敗退し、甲子園出場経験はない[4]

2021年10月11日に開催されたプロ野球ドラフト会議において福岡ソフトバンクホークスより育成選手ドラフト11位指名を受け[5]、11月8日に支度金300万円、年俸360万円(推定)で契約合意した[6]。背番号は152。市立松戸高校出身者がドラフト指名を受けたのは学校創立以来初となる[5]

プロ入り後

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2022年二軍公式戦で登板はなく[7]、三軍戦では41試合の登板で61回を投げ、4勝3敗2セーブ、防御率4.57を記録する[8]

2023年、これまではリリーフでの起用だったが、5月27日の北九州下関フェニックスとの四軍戦で初先発[9]。7月7日に行われた大分B-リングスとの四軍戦では5回無失点の好投を見せる[10]。二軍公式戦の登板はなかったが[11]、三軍・四軍戦では20試合の登板で65回2/3を投げ、5勝2敗2セーブ、防御率4.25で前年の成績を上回る[12]

2024年も二軍公式戦での登板はなく、10月7日に戦力外通告を受けた[13]。11月14日には12球団合同トライアウトに参加した[14]

オイシックス時代

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12月16日にイースタン・リーグ参加球団であるオイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブへの入団が発表された。背番号は54[15]

選手としての特徴

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投手としての経験は浅いが、縦スライダーカットボールカーブチェンジアップツーシームと多彩な変化球を投じる[16]ストレートの最速は143km/h[3]

詳細情報

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年度別投手成績

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  • 一軍公式戦出場なし

背番号

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  • 152(2022年 - 2024年)
  • 54(2025年 - )

脚注

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  1. ^ 八千代中央リトルシニア 瀧本 将生」『八千代中央リトルシニア』。2022年6月20日閲覧
  2. ^ 高木遊「“育成のソフトバンク”がまたもお宝を発見? 投手歴はわずか2年半の瀧本将生(18歳)はなぜ指名されたのか《育成11位》」『Number Web』2021年10月13日。2022年6月20日閲覧
  3. ^ a b c 高木遊「“育成のソフトバンク”がまたもお宝を発見? 投手歴はわずか2年半の瀧本将生(18歳)はなぜ指名されたのか《育成11位》- ページ2」『Number Web』2021年10月13日。2022年6月20日閲覧
  4. ^ 市立船橋vs市立松戸」『高校野球ドットコム』。2022年6月20日閲覧
  5. ^ a b ソフトバンクからドラフト指名 市立松戸の瀧本将生投手に球団関係者があいさつ」『チバテレプラス』2021年10月22日。2022年5月31日閲覧
  6. ^ ソフトバンク、育成11位の市松戸高・滝本将生投手と入団合意」『西日本スポーツ』2021年11月8日。2022年6月20日閲覧
  7. ^ 2022年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)」『NPB.jp』。2023年12月24日閲覧
  8. ^ 3軍選手成績 非公式戦個人成績 投手成績 2022/11/7(月)現在」『福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト』。2022年11月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月24日閲覧
  9. ^ Sports otto! ソフトバンクの育成2年目右腕が〝プロ初先発〟へ 鋭い縦のスライダーは「磨けば十分に通用」27日からの4軍交流戦で」『西日本スポーツ』西日本新聞社、2023年5月24日。2023年12月24日閲覧
  10. ^ Sports otto! 4軍戦でソフトバンク育成2年目右腕が5回無失点「レジェンド」との対決では悔しさも」『西日本スポーツ』西日本新聞社、2023年7月8日。2023年12月24日閲覧
  11. ^ 2023年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)」『NPB.jp』。2023年12月24日閲覧
  12. ^ Sports otto! 4軍戦でソフトバンク育成2年目右腕が5回無失点「レジェンド」との対決では悔しさも」『西日本スポーツ』西日本新聞社、2023年7月8日。2023年12月24日閲覧
  13. ^ 【ソフトバンク】沢柳亮太郎や育成8選手を戦力外 右肘手術の沢柳とは育成選手で再契約へ」『日刊スポーツ』2024年10月7日。2024年10月9日閲覧
  14. ^ 前ソフトバンク・滝本将生がオイシックス入団「新潟の皆さまに期待していただける選手に」」『サンケイスポーツ』2024年12月16日。2024年12月16日閲覧
  15. ^ 新入団選手のお知らせ 瀧本 将生(たきもと まさき)~背番号は54に決定~”. オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ (2024年12月16日). 2024年12月16日閲覧。
  16. ^ 瀧本将生(福岡ソフトバンクホークス)」週刊ベースボールONLINE。2022年6月20日閲覧

関連項目

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外部リンク

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