大山凌
福岡ソフトバンクホークス #53 | |
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2024年07月10日 京セラドーム大阪 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 栃木県下野市 |
生年月日 | 2002年3月27日(22歳) |
身長 体重 |
179 cm 77 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2023年 ドラフト6位 |
初出場 | 2024年6月9日 |
年俸 | 800万円(2024年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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大山 凌(おおやま りょう、2002年3月27日 - )は、栃木県下野市出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。福岡ソフトバンクホークス所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]小学校2年生のときに野球を始め、下野市市立南河内中学校[2]では硬式野球の『下野リトルシニア』に所属。3年時には全国優勝を経験した[3]。
白鷗大足利高校では2年秋から背番号1を付けたが[4]、3年夏は栃木大会1回戦で黒羽に敗れた[5]。甲子園出場経験はなく[2]、高校時代の最速は142km/hであった[4]。
東日本国際大学へ進学するも、1年春のリーグ戦は新型コロナウイルスの影響で開催中止[3]。1年秋から登板したが[2]、2年春はチーム内の集団感染で出場辞退となった[3]。ただ、2年秋は防御率0.36・奪三振率9.59、3年春は防御率0.35・奪三振率10.38と圧倒的な数字を残し[注 1]、6月の全日本大学選手権に出場[4]。4戦中3試合に登板し、19イニングを投げて3勝を挙げ[3]、チーム15年ぶりのベスト4進出に貢献した[2]。3年秋のリーグ開幕戦で右肘を痛め、投球再開は2月下旬となり[4]、オープン戦での登板がないまま、4年春のリーグ戦で復帰となったが[6]、防御率0.56・奪三振率10.97と復活を遂げた[2][注 2]。全日本大学選手権に出場し、仙台大との初戦に先発して自己最速の153km/hを計測したが、7四死球と制球に苦しんで6回3失点(自責点1)で降板し、チームは敗れた[4]。大学4年間のリーグ戦では中止・辞退となったシーズンを除いた6シーズン全てで優勝し、通算29試合の登板で13勝2敗・防御率0.71、127イニングで147奪三振を記録した[3]。
2023年10月26日に開催されたドラフト会議にて、福岡ソフトバンクホークスから6位指名を受けた[3]。11月22日に契約金3000万円・年俸800万円(いずれも金額は推定)で仮契約を結び[1]、12月4日、福岡市内で入団発表会見が行われた[7]。背番号は53[8]。担当スカウトは作山和映[9]。
ソフトバンク時代
[編集]2024年シーズン前の春季キャンプではB組スタート[10]。シーズン開幕後はウエスタン・リーグで登板を重ね、6月8日までの8試合で3勝2敗、防御率2.93を記録。6月9日に中継ぎ要員として、プロ初昇格を果たした[11]。同日の横浜DeNAベイスターズ戦(横浜スタジアム)でプロ初登板。2三振を奪い、無失点に抑えるデビューとなった[12]。
選手としての特徴
[編集]スライダー・カットボール・カーブ・スプリット・チェンジアップ・ツーシームと6種類の変化球を操る[4]。ストレートの最速は大学時代に153km/hを計測[13]。
牽制やフィールディングも得意としており、総合力で勝負するピッチャーである[13]。
詳細情報
[編集]記録
[編集]- 初記録
- 初登板:2024年6月9日、対横浜DeNAベイスターズ3回戦(横浜スタジアム)、8回裏に5番手で救援登板・完了、1回無失点
- 初奪三振:同上、8回裏に柴田竜拓から見逃し三振
- 初先発登板:2024年7月17日、対千葉ロッテマリーンズ15回戦(みずほPayPayドーム福岡)、3回3失点で勝敗つかず
- 初勝利:2024年8月15日、対埼玉西武ライオンズ20回戦(ベルーナドーム)4回裏に2番手で救援登板、2回無失点
- 初ホールド:2024年9月8日、対埼玉西武ライオンズ23回戦(みずほPayPayドーム福岡)、7回表に3番手で救援登板、2/3回無失点
背番号
[編集]- 53(2024年 - )
登場曲
[編集]- 「大不正解」back number(2024年 - )
- 「スーパースターになったら」back number(2024年 - )[14]
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 「【ソフトバンク】6位東日本国際大・大山凌「自分の力どこまで通用するのか」開幕1軍目標」『日刊スポーツ』2023年11月22日。2023年11月22日閲覧。
- ^ a b c d e 「【大学野球】東日本国際大の153キロ右腕・大山凌は総合力を武器に運命の日待つ…26日ドラフト会議東北勢注目選手紹介」『スポーツ報知』2023年10月14日。2023年11月22日閲覧。
- ^ a b c d e f 「東日本国際大・エース大山 ソフトバンクから6位指名「長く勝ち続ける」」『いわき民報』2023年10月27日。2023年11月22日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 「東日本国際大・大山凌 「2季連続防御率0点台」でも得られなかった自信、今は確信に」『4years.』2023年9月23日。2023年11月22日閲覧。
- ^ 「昨夏準V白鴎大足利が初戦敗退、監督悔い残す/栃木」『日刊スポーツ』2019年7月15日。2023年11月22日閲覧。
- ^ 「今秋ドラフト候補の東日本国際大・大山凌が復活の13奪三振完封〜南東北大学野球第4週振り返り(前編)」『スポチュニティコラム』2023年5月3日。2023年11月22日閲覧。
- ^ 「ドラ1・前田悠伍の目標は「200勝投手」福岡ソフトバンク新入団選手発表会見」『スポーツナビ』2022年12月4日。2023年12月22日閲覧。
- ^ 「【ソフトバンク】新人背番号一覧 ドラ1前田悠伍は千賀の41、ドラ2岩井俊介は27」『日刊スポーツ』2023年12月4日。2024年3月10日閲覧。
- ^ 「2023年ドラフト会議」『福岡ソフトバンクホークス』。2024年6月13日閲覧。
- ^ 「FAで加入の山川穂高はA組スタート ソフトバンクが春季キャンプの組み分けを発表」『Full-Count』2024年1月26日。2024年6月13日閲覧。
- ^ 「ソフトバンク、ドラフト6位右腕が初昇格 倉野投手コーチ「早く1軍の空気を知ってもらう」 後半戦での先発起用も視野に、まずはブルペン待機」『西スポWEB OTTO!』2024年6月9日。2024年6月13日閲覧。
- ^ 「ソフトバンク、ドラ6大山凌が1軍デビュー 115球から中4日でも1回無失点 「自分の中で盛り上がり過ぎちゃった」 即戦力新人5選手のトリを飾る」『西スポWEB OTTO!』2024年6月9日。2024年6月13日閲覧。
- ^ a b 「【ソフトバンク】ドラ6東日本国際大・大山凌は総合力で勝負「試合で勝てる投手を目指したい」」『日刊スポーツ』2023年10月30日。2023年11月22日閲覧。
- ^ 「53 大山 凌 選手名鑑2024」『福岡ソフトバンクホークス』。2024年6月13日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 大山凌 - NPB.jp 日本野球機構
- 53 大山 凌 選手名鑑2024 - 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 大山凌 (@ryo_.ohyama53) - Instagram