佐藤宏樹 (野球)
くふうハヤテベンチャーズ静岡 #40 | |
---|---|
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 秋田県大館市 |
生年月日 | 1999年2月18日(25歳) |
身長 体重 |
181 cm 80 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2020年 育成選手ドラフト1位 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
この表について
|
佐藤 宏樹(さとう ひろき、1999年2月18日[1] - )は、秋田県大館市出身[2]のプロ野球選手(投手)。くふうハヤテベンチャーズ静岡所属。NPBでは育成選手)だった。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]秋田県立大館鳳鳴高校では2年秋からエースとなるも、甲子園出場はなし[2]。
慶應義塾大学では1年春からリーグ戦に登板。1年秋は9試合に登板し、3勝0敗、防御率1.03の成績で最優秀防御率のタイトルを獲得。2年次は肘痛のため春2試合のみの登板にとどまる。3年生の春から本格復帰し最高球速151kmを記録するも、その後は左肘痛に苦しみ、4年生の4月に左肘の神経移行とクリーニングの手術を受けた[2]。
2020年10月26日のドラフト会議において、福岡ソフトバンクホークスから育成ドラフト1巡目で指名された[3]。11月25日、支度金300万円、年俸400万円(金額は推定)で契約合意に達し[4]、12月10日に入団発表会見が行われた[5]。背番号は120。
ドラフト2週間前の10月12日に左肘のトミー・ジョン手術を行っており[2]、2022年のシーズンを目標に復帰を目指している[3]。
プロ入り後
[編集]2021年は、二軍公式戦、三軍ともに登板は無かった[6][7]。
2022年、二軍公式戦で2試合登板し[8]、三軍では36試合の登板で66回を投げ、1勝1敗2セーブ、防御率3.00の成績を残す[9]。
2023年6月29日の二軍公式戦、対中日ドラゴンズ戦二軍でのシーズン初登板を迎え無失点に抑える[10]。二軍公式戦ではその1試合の登板で[11]、三軍・四軍戦では47試合の登板で70回2/3を投げ、4勝2敗3セーブ、防御率1.78と前年の成績を上回る[12]。11月25日から4年ぶりに台湾で開催された2023アジアウインターベースボールリーグのNPB RED選抜に選出され[13]、12月6日の対社会人野球選抜で救援投手として2回2/3を無失点で抑える好投を見せるなど[14]、7試合の登板で12回2/3を投げ、0勝1敗、防御率0.71の成績を残す[15]。
2024年は、二軍公式戦で3試合に登板し10.1回を投げて8奪三振、防御率1.74、三軍四軍戦では4試合に登板し37.2回を投げて、31奪三振、防御率1.91と好成績を残していたが[16]、10月7日に戦力外通告を受けた[17]。
12月16日、くふうハヤテベンチャーズ静岡に入団することが発表された[18]。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]- 一軍公式戦出場なし
背番号
[編集]- 120(2021年 - 2024年)
- 40(2025年 - )
登場曲
[編集]- 「LUV ME」TWICE(2021年 - 2022年)
- 「異端なスター」Official髭男dism(2021年 - 2022年)
- 「[halation」秦基博(2023年 - )
- 「Laughter」Official髭男dism(2023年)
脚注
[編集]- ^ 「佐藤 宏樹」『慶應義塾体育会野球部』。2020年10月28日閲覧。
- ^ a b c d 「慶大、佐藤宏樹、ドラフト直前に異例の左肘手術…育成でもプロ志望」『スポーツ報知』2020年10月20日。2020年10月28日閲覧。
- ^ a b 「【ドラフト】1位は井上選手!計13人を指名」『福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト』2020年10月26日。2020年10月28日閲覧。
- ^ 「SB育成ドラ1佐藤が入団合意 トミージョン手術から22年に復活目指す」『西日本スポーツ』西日本新聞社、2020年11月25日。2021年3月15日閲覧。
- ^ 「2020/12/10(木) 選手 新入団会見レポ。1位井上選手は「背番号43」」『福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト』2020年12月10日。2021年3月15日閲覧。
- ^ 「2021年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)」『日本野球機構』。2023年12月18日閲覧。
- ^ 「3軍選手成績 非公式戦個人成績 投手成績 2021/11/5(金)現在」『福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト』。2021年11月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月20日閲覧。
- ^ 「2022年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)」『日本野球機構』。2023年12月20日閲覧。
- ^ 「3軍選手成績 非公式戦個人成績 投手成績 2022/11/7(月)現在」『福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト』。2022年11月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月20日閲覧。
- ^ 「Sports otto! 神宮沸かせた慶大出身の育成左腕、今季2軍初登板で粘投 1死満塁のピンチ脱し「次につながった」」『西日本スポーツ』西日本新聞社、2023年6月30日。2023年12月20日閲覧。
- ^ 「2023年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)」『日本野球機構』。2023年12月20日閲覧。
- ^ 「ファーム非公式戦個人成績 投手 ※2023/11/6時点」『福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト』2023年11月6日。2023年12月20日閲覧。
- ^ 「【ソフトバンク】台湾ウィンターリーグ派遣9選手発表 風間球打、イヒネイツアの“ドラ1コンビ”も」『スポーツ報知』2023年11月15日。2023年12月20日閲覧。
- ^ 「Sports otto! ドラフト直前の左肘手術からついに覚醒か! ソフトバンク育成3年目左腕が台湾WLで快投 アウト八つのうち五つが三振 ファン興奮「ついに本来の姿に!」「動き出した秋田の最終兵器」「これほんとに育成?」」『西日本スポーツ』西日本新聞社、2023年12月6日。2023年12月20日閲覧。
- ^ 「日職紅隊 佐藤宏樹 120 投手」『中華職業棒球大聯盟オフィシャルサイト』。2023年12月20日閲覧。
- ^ 「慶大出身の速球派左腕が戦力外…二軍戦、三、四軍戦ではともに防御率1点台を記録」『高校野球ドットコム』2024年10月7日。2024年11月2日閲覧。
- ^ 「【ソフトバンク】沢柳亮太郎や育成8選手を戦力外 右肘手術の沢柳とは育成選手で再契約へ」『日刊スポーツ』2024年10月7日。2024年10月9日閲覧。
- ^ “くふうハヤテ、新入団19選手発表…前西武・鈴木将平、前巨人・笠島ら 今オフ13人退団”. Full-Count. 2024年12月16日閲覧。
- ^ 「チーム情報 球場使用曲一覧」『福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト』。2023年12月20日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 佐藤宏樹 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 120 佐藤 宏樹 選手名鑑2024 - 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 佐藤宏樹 (@hiroki_s218) - Instagram