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吉田賢吾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
吉田 賢吾
福岡ソフトバンクホークス #64
2024年7月10日 京セラドーム大阪
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 神奈川県横浜市磯子区
生年月日 (2001-01-18) 2001年1月18日(23歳)
身長
体重
180 cm
87 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
プロ入り 2022年 ドラフト6位
初出場 2023年10月1日
年俸 800万円(2024年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

吉田 賢吾(よしだ けんご、2001年1月18日 - )は、神奈川県横浜市磯子区[2]出身のプロ野球選手捕手)。右投右打。福岡ソフトバンクホークス所属。

経歴

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プロ入り前

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横浜市立杉田小学校1年生のときに少年野球チームの屏風浦クラブに入り野球を始め、2年時に捕手となる[3]横浜市立浜中学校では軟式野球部に所属[4]。4番・捕手を務め、3年時には全国大会に出場した[3]

横浜商科大学高等学校では、1年秋からベンチ入り[5]。2年から正捕手、3年から主将となり4番打者としてもチームを牽引[6]。甲子園出場はならなかったが、第100回全国高等学校野球選手権記念・北神奈川大会ではベスト4まで進出した[6]。高校では通算15本塁打を記録[4]

桐蔭横浜大学では神奈川大学野球リーグに1年春に初出場[5]。3年春のリーグ戦では埼玉西武ライオンズに入団した2学年上の先輩の渡部健人から4番を引き継ぎ優勝を果たし、最優秀戦選手に選ばれた[7][8]。秋季リーグでは優勝決定戦で神奈川大学に敗れたものの、春秋続けてベストナインに選ばれた[8]。 大学時代、公式戦での通算成績は打率.404、15本塁打[4][9]。MVP2回、ベストナイン4回、打点王3回、首位打者1回獲得している[4]

2022年10月20日に行われた2022年度ドラフト会議では、福岡ソフトバンクホークスから6位指名を受け[6]、11月16日に契約金4000万円、年俸800万円で合意し[10]、12月5日、BOSS E・ZO FUKUOKAで入団発表会見が行われた[11]。担当スカウトは松本輝[5]背番号64[12]

プロ入り後

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2023年、右肘を痛めて出遅れたが[13]二軍公式戦では32試合出場し、打率.310、2本塁打、15打点を記録し[14]、シーズン終盤の9月30日に一軍昇格[15]。10月1日に行われた対北海道日本ハムファイターズ戦において、9回に代打として起用され一軍公式戦初出場を果たす[16]。しかし、一軍出場はこの1試合のみにとどまった。シーズンオフの11月28日、現状維持となる推定年俸800万円で契約を更改した[13]

選手としての特徴

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遠投110メートルを記録し[17]、二塁への送球は平均で1.9秒を切る[8]。打者としてはコンタクト率の高い中距離打者[4]。広角に打てる長打力も兼ね備える[17][18]

人物

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親戚に岡田雅利埼玉西武ライオンズ所属)がいる[4]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2023 ソフトバンク 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .000 .000 .000 .000
通算:1年 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .000 .000 .000 .000
  • 2023年度シーズン終了時

記録

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初記録

背番号

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  • 64(2023年 - )

登場曲

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[21]

脚注

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出典

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  1. ^ ソフトバンク - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2023年11月29日閲覧
  2. ^ 神奈川の注目選手 桐蔭横浜大・吉田賢吾 勝利導く捕手に」『カナロコ』2022年10月18日。2023年1月9日閲覧
  3. ^ a b SB(ソフトバンク)が吉田(浜中出身)を6位指名」『タウンニュース』2022年11月3日。2023年1月9日閲覧
  4. ^ a b c d e f 田尻耕太郎「【ホークス新人名鑑・Q&A】6位吉田賢吾は練習の虫!「午前2時40分に起きてグラウンドに」」『Yahoo!ニュース』2022年12月26日。2023年1月9日閲覧
  5. ^ a b c 涙のアーチ ソフトバンク6位の桐蔭横浜大・吉田賢吾が大学最終打席で一発 松本スカウト「大したもの」」『スポニチアネックス』2022年11月8日。2023年1月9日閲覧
  6. ^ a b c ドラフト6位でSB(ソフトバンク)へ」『タウンニュース』2022年11月3日。2023年1月9日閲覧
  7. ^ 西武ドラ1”ベッケンさん”後継の4番・吉田賢が引っ張る桐蔭横浜大が秋春連覇【神奈川大学野球】」『中日スポーツ』2021年5月25日。2023年1月9日閲覧
  8. ^ a b c 桐蔭横浜大のプロ注目捕手「ドラフト1位になるために成績すべて超えないといけない」【神奈川大学野球リーグ】」『中日スポツ』2022年1月22日。2023年1月9日閲覧
  9. ^ テレホンカードを手に苦しんだ高校時代 ルーキー捕手を救ったのは「トイレの神様」」『西日本スポーツ』2022年12月21日。2023年1月9日閲覧
  10. ^ 【ソフトバンク】ドラ6桐蔭横浜大・吉田賢吾と仮契約「おっきな目標」3割30本100打点」『日刊スポーツ』2022年11月16日。2023年1月9日閲覧
  11. ^ 2022/12/06 (火) 選手 新入団会見レポート。1位イヒネ選手は「背番号36」」『福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト』2022年12月6日。2023年12月22日閲覧
  12. ^ 鷹が新入団発表会見 ドラ1イヒネは明石&牧原大背負った出世番号「36」に決定」『Full-Count』2022年12月5日。2022年12月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月9日閲覧
  13. ^ a b Breaking news ソフトバンク吉田賢吾、1軍経験した1年目に「終わり方は良かった」現状維持で更改 来季は「まずは捕手をやりきる」」『西日本スポーツ』西日本新聞社、2023年11月28日。2023年12月22日閲覧
  14. ^ 2023年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)」『日本野球機構』。2023年12月22日閲覧
  15. ^ 【ソフトバンク】ドラ6吉田賢吾が初1軍昇格「新人らしくフレッシュに」2軍で打率3割超え」『日刊スポーツ』日刊スポーツ新聞社、2023年9月30日。2023年12月22日閲覧
  16. ^ Breaking news ソフトバンクのドラ6ルーキー吉田賢吾 1点追う9回代打でプロ初打席も三球三振「大事な場面でいただいた中で…悔しい」」『西日本スポーツ』西日本新聞社、2023年10月1日。2023年12月22日閲覧
  17. ^ a b 桐蔭横浜大・吉田賢吾:2022年プロ野球ドラフト名鑑」『スポーツ報知』報知新聞社。2023年1月9日閲覧
  18. ^ 涙のアーチ ソフトバンク6位の桐蔭横浜大・吉田賢吾が大学最終打席で一発 松本スカウト「大したもの」」『スポニチ Sponichi Annex 野球』スポーツニッポン新聞社、2022年11月8日。2023年1月9日閲覧
  19. ^ a b ソフトバンクのドラ6ルーキー吉田賢吾 1点追う9回代打でプロ初打席も三球三振「大事な場面でいただいた中で…悔しい」」『西スポWEB OTTO!』2023年10月1日。2023年10月1日閲覧
  20. ^ Shimbun, The Nishinippon. “ソフトバンク吉田賢吾が犠飛でプロ初打点 初マルチも 2番抜てきに応える:「おっ!」でつながる地元密着のスポーツ応援メディア 西スポWEB OTTO!”. 「おっ!」でつながる地元密着のスポーツ応援メディア 西スポWEB OTTO!. 2024年7月16日閲覧。
  21. ^ チーム情報 球場使用曲一覧」『福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト』。2023年12月22日閲覧

関連項目

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外部リンク

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