山城航太郎
基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 福岡県福岡市西区 |
生年月日 | 2002年9月3日(22歳) |
身長 体重 |
183 cm 84 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
この表について
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山城 航太郎(やましろ こうたろう、2002年9月3日 - )は、福岡県福岡市西区出身の野球選手(投手)。右投右打。
経歴
[編集]福岡市立西高宮小学校2年生のときに『西高宮リトルメッツ』で野球を始め[1][2]、福岡市立高宮中学校では軟式野球部に所属し[1]、2年冬に福岡県選抜に選ばれ、投手と内野手を兼任し、全国大会で準優勝[2]。3年秋には第9回 BFA U-15アジア選手権の日本代表に選出され[注 1]、野手としては3試合[注 2]、投手としては1試合に出場した[7]。
福岡大学附属大濠高校では1年夏の南福岡大会に外野手として出場し[2]、沖学園高校との準決勝で敗退[8]。1年秋からは遊撃手に定着し[2]、2年夏の福岡大会は九州国際大付属高校との準々決勝で敗退した[9]。新チームでは主将を務め、念願であった投手も兼任し[2]、山下舜平大と共に二枚看板を形成[3]。3年夏は新型コロナウイルスの影響で甲子園大会およびその出場権を懸けた地方大会が中止となり、県予選の代替となったがんばれ福岡2020福岡地区大会では福岡高校との決勝に敗れた[10]。高校時代は打者としては通算21本塁打を記録し[1]、投手としては最速149km/hを計測[11]。ただ、プロ志望届は提出せず[1]、法政大学へ進学した[12]。
法政大学では投手に完全転向したが、ストレートは130km/h台しか出ず、ストライクも入らず、フォームも分からなくなり[2]、後に本人も「自分を見失ってCチームに落ちた時もあって、まともに投げられる状態じゃないところまで落ちた[13]」「野球人生のどん底」と語る不振に陥った[3]。ただ、1年冬に加藤重雄監督の指導を受けると、徐々に復調し、2年春のフレッシュトーナメントでは明治大学との決勝で7回途中自責点0の好投[2]。優勝に貢献し、最速は150km/hを計測した[3]。3年時は春先に左脇腹を負傷したものの[2]、3年秋にリーグ戦デビュー[14]。4年秋にはリーグ戦初勝利を挙げるなど[13]、5試合の登板で防御率1.38、13回を投げて12奪三振とアピールに成功した[15]。大学時代の最速は154km/h[16]。
2024年10月24日に開催されたドラフト会議にて、北海道日本ハムファイターズから6位指名を受けた[3]。
選手としての特徴
[編集]183cmの長身から投げ下ろすストレートが武器[16]。最速は154km/hを計測し、変化球は縦のスライダーやフォーク[1]などを投じる。
投手に完全転向したのは大学からで、それまでは内野手も経験していたことから、フィールディングには定評がある[3][16]。
人物
[編集]山下舜平大とは隣の中学校で、月に一度は練習試合を行うほどの交流があり、2年冬の福岡県選抜ではチームメイトになった。山下がずっと福岡大学附属大濠高校へ進学したいと話していたこともあって[2]、山城も同校へ進学して再びチームメイトとなり、キャッチボールのペアで切磋琢磨する仲であった[1]。
詳細情報
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f “【日本ハム】ドラフト6位の法大・山城航太郎…目標は高校同級生のオリックス山下舜平大も取った新人王”. スポーツ報知 (2024年11月1日). 2024年11月3日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “法大・山城航太郎 最速154キロの隠れた逸材、山下舜平大と同じ舞台へ最終アピール”. 4years. (2024年9月12日). 2024年11月3日閲覧。
- ^ a b c d e f “【硬式野球】法大が誇る豪腕2人がプロの世界へ!篠木健太郎が横浜DeNAベイスターズ2位!山城航太郎は北海道日本ハムファイターズ6位!/プロ野球ドラフト会議2024”. スポーツ法政 (2024年10月25日). 2024年11月3日閲覧。
- ^ “第9回 BFA U-15アジア選手権 フィリピン vs 日本 投打成績”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト. 2024年11月3日閲覧。
- ^ “第9回 BFA U-15アジア選手権 日本 vs 香港 投打成績”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト. 2024年11月3日閲覧。
- ^ “第9回 BFA U-15アジア選手権 日本 vs 韓国 投打成績”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト. 2024年11月3日閲覧。
- ^ “第9回 BFA U-15アジア選手権 パキスタン vs 日本 投打成績”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト. 2024年11月3日閲覧。
- ^ “【高校野球・7月22日の試合結果】”. Sponichi Annex (2018年7月22日). 2024年11月3日閲覧。
- ^ “九国大付と筑陽学園4強に名乗り 高校野球福岡大会”. 西日本新聞 (2019年7月26日). 2024年11月3日閲覧。
- ^ “プロ注目の福岡大大濠・山下152キロも敗退/福岡”. 日刊スポーツ (2020年8月3日). 2024年11月3日閲覧。
- ^ “福岡大大濠・山城 149キロ投手と遊撃手の二刀流”. 日刊スポーツ (2020年7月7日). 2024年11月3日閲覧。
- ^ “「舜平大がいることで自分ももっと上を」福大大濠149㌔右腕・山城航太郎は法政大学へ ライバル山下舜平大はオリックスへ”. 西スポWEBotto! (2020年12月18日). 2024年11月3日閲覧。
- ^ a b “法大・山城航太郎、ドラフト直前にリーグ戦初勝利 元プロ大島公一監督「1球1球は一級品」”. 日刊スポーツ (2024年10月20日). 2024年11月3日閲覧。
- ^ “【動画】「リーグ戦デビューおめでとう」オリックス山下舜平大のライバル、法大3年生右腕が1回無失点 ファン「まっすぐ良かった」”. 西スポWEBotto! (2023年9月23日). 2024年11月3日閲覧。
- ^ “【日本ハム】ドラ6法大・山城航太郎は新庄監督の名言「チャンスは一瞬」体現した遅咲き右腕”. 日刊スポーツ (2024年10月31日). 2024年11月3日閲覧。
- ^ a b c “慶大・清原ジュニアは指名あるか 24日運命のドラフト、成長の自負「戦えるレベルには…」”. Full-Count (2024年10月22日). 2024年11月3日閲覧。