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2021年8月17日 (火) 23:14時点における版
1968年 こちらもご覧下さい |
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1968年の映画(1968ねんのえいが)では、1968年(昭和43年)の映画分野の動向についてまとめる。
出来事
→「1968年 § できごと」も参照
世界
- 5月
- 反ド・ゴール、五月革命の影響で第21回カンヌ国際映画祭開催中止[1]。
- 11月
- 11月1日 - MPAAの映画レイティング・システムが導入された。
日本
- 2月
- 3月
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
- 8月
- 8月21日 - 東和、CBSと提携し、シネマ・センター・フィルムズの映画を配給[6]。
- 9月
- 11月
- 12月
周年
- 創立45周年
日本の映画興行
各国ランキング
日本配給収入ランキング
順位 | 題名 | 配給 | 配給収入 |
---|---|---|---|
1 | 風林火山 | 東宝 | 7億2000万円 |
2 | 連合艦隊司令長官 山本五十六 | 東宝 | 3億9987万円 |
3 | 博徒列伝 | 東映 | 2億1889万円 |
4 | クレージーメキシコ大作戦 | 東宝 | 2億1628万円 |
5 | 空想天国 | 東宝 | 2億0218万円 |
6 | フレッシュマン若大将 | 東宝 | 1億9408万円 |
7 | 侠客列伝[15] | 東映 | 1億8876万円 |
8 | 座頭市喧嘩太鼓[16] | 大映 | 1億6960万円 |
9 | 徳川女刑罰史 | 東映 | 1億5983万円 |
10 | 人生劇場 飛車角と吉良常 | 東映 | 1億5848万円 |
- 出典:『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』キネマ旬報社〈キネマ旬報ムック〉、2012年5月、250頁。ISBN 978-4873767550。
順位 | 題名 | 製作国 | 配給 | 配給収入 |
---|---|---|---|---|
1 | 卒業 | ユナイテッド・アーティスツ | 3億0443万円 | |
2 | 猿の惑星 | 20世紀フォックス | 2億8789万円 | |
3 | 続・夕陽のガンマン | ユナイテッド・アーティスツ | 2億6652万円 | |
4 | 2001年宇宙の旅 | MGM | 2億6643万円 | |
5 | アンナ・カレーニナ[17] | 東和 | 2億6000万円 | |
6 | 暗くなるまで待って | ワーナー・ブラザース | 2億2671万円 | |
7 | カスター将軍[18] | 松竹映配 | 2億2300万円 | |
8 | 華麗なる賭け | ユナイテッド・アーティスツ | 2億1212万円 | |
9 | 女体の神秘 | 東京第一フィルム | 2億1080万円 | |
10 | ドリトル先生不思議な旅 | 20世紀フォックス | 2億0443万円 |
- 出典:『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』キネマ旬報社〈キネマ旬報ムック〉、2012年5月、251頁。ISBN 978-4873767550。
北米興行収入ランキング
順位 | 題名 | スタジオ | 興行収入 | 出典 |
---|---|---|---|---|
1 | 2001年宇宙の旅 | MGM | $56,700,000 | [19] |
2 | ファニー・ガール | コロンビア ピクチャーズ | $52,000,000 | [20] |
3 | ラブ・バック | ウォルト・ディズニー | $51,264,000 | [21] |
4 | おかしな二人 | パラマウント映画 | $44,527,234 | [22] |
5 | ブリット | ワーナー・ブラザース=セヴン・アーツ | $42,300,873 | [23] |
6 | ロミオとジュリエット | パラマウント映画 | $38,901,218 | [24] |
7 | オリバー! | コロンビア映画 | $37,402,877 | [25] |
8 | ローズマリーの赤ちゃん | パラマウント映画 | $33,395,426 | [26] |
9 | 猿の惑星 | 20世紀フォックス | $32,589,624 | [27] |
10 | ナイト・オブ・ザ・リビングデッド | ウォルター・リード・オーガニゼーション | $30,000,000 | [28] |
日本公開映画
1968年の日本公開映画を参照。
受賞
- 第41回アカデミー賞
- 作品賞 - 『オリバー!』
- 監督賞 - キャロル・リード(『オリバー!』)
- 主演男優賞 - クリフ・ロバートソン(『まごころを君に』)
- 主演女優賞 - キャサリン・ヘプバーン(『冬のライオン』)、バーブラ・ストライサンド(『ファニー・ガール』)
- 第26回ゴールデングローブ賞
- 作品賞 (ドラマ部門) - 『冬のライオン』
- 主演女優賞 (ドラマ部門) - ジョアン・ウッドワード(『レイチェル レイチェル』)
- 主演男優賞 (ドラマ部門) - ピーター・オトゥール(『冬のライオン』)
- 作品賞 (ミュージカル・コメディ部門) - 『オリバー! 』
- 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門) - バーブラ・ストライサンド(『ファニー・ガール』)
- 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門) - ロン・ムーディ(『オリバー!』)
- 監督賞 - ポール・ニューマン(『レーチェル レーチェル』)
- 第34回ニューヨーク映画批評家協会賞 - 『冬のライオン』
- 第21回カンヌ国際映画祭 - ※五月革命により中止
- 第29回ヴェネツィア国際映画祭
- 第18回ベルリン国際映画祭
- 金熊賞 - 『Ole dole doff』
- 第23回毎日映画コンクール
- 日本映画大賞 - 『神々の深き欲望』
誕生
- 1月14日 - LL・クール・J、アメリカのヒップホップMC・俳優
- 1月26日 - 宮崎萬純、日本の女優
- 2月4日 - 佐々木蔵之介、日本の俳優
- 2月18日 - モリー・リングウォルド、アメリカの女優
- 2月20日 - いしのようこ、日本の女優
- 2月29日 - 飯島直子、日本の女優
- 3月1日 - 相楽晴子、日本の女優
- 3月11日 - 大沢たかお、日本の俳優
- 3月18日 - 三木眞一郎、日本の声優
- 4月14日 - アンソニー・マイケル・ホール、アメリカの俳優
- 4月24日 - 大鶴義丹、日本の俳優
- 5月2日 - 緑川光、日本の声優
- 5月4日 - 菊池桃子、日本の歌手・女優
- 5月5日 - 渡部篤郎、日本の俳優
- 5月31日 - 鈴木京香、日本の女優
- 6月1日 - 夏川結衣、日本の女優
- 6月13日 - 河合美智子、日本の女優
- 6月14日 - 大塚寧々、日本の女優
- 7月6日 - 大西結花、日本の歌手・女優
- 7月9日 - 松下由樹、日本の女優
- 7月19日 - 杉本彩、日本の女優
- 9月10日 - ガイ・リッチー、イギリスの映画監督
- 9月24日 - 羽田美智子、日本の女優
- 9月25日 - ウィル・スミス、アメリカの俳優・歌手
- 9月30日 - モニカ・ベルッチ、イタリアの女優
- 10月12日 - ヒュー・ジャックマン、オーストラリアの俳優
- 11月12日 - 久川綾、日本の声優
- 11月17日 - 大浦龍宇一、日本の俳優
- 11月30日 - 松本梨香、日本の声優
- 12月2日 - ルーシー・リュー、アメリカの女優
- 12月3日 - ブレンダン・フレイザー、アメリカの俳優
- 12月10日 - 荻野目洋子、日本の歌手・女優
- 12月28日 - 大根仁、日本の映画監督
死去
日付 | 名前 | 国籍 | 年齢 | 職業 | |
1月 | 5日 | ジャン・ミュラ | 80 | 俳優 | |
2月 | 7日 | ニック・アダムス | 36 | 俳優 | |
13日 | メエ・マーシュ | 73 | 女優 | ||
19日 | ハミルトン・ラスク | 64 | 映画監督 | ||
3月 | 2日 | 斎藤達雄 | 65 | 俳優 | |
12日 | 小杉義男 | 64 | 俳優 | ||
24日 | アリス・ギィ=ブラシェ | 94 | 映画監督 | ||
30日 | ボビー・ドリスコル | 31 | 俳優 | ||
4月 | 16日 | フェイ・ベインター | 74 | 女優 | |
6月 | 4日 | ドロシー・ギッシュ | 70 | 女優 | |
8月 | 3日 | 山田巳之助 | 74 | 俳優 | |
26日 | ケイ・フランシス | 63 | 女優 | ||
9月 | 18日 | フランチョット・トーン | 63 | 俳優 | |
10月 | 30日 | ラモン・ノヴァロ | 69 | 俳優 | |
11月 | 25日 | アプトン・シンクレア | 90 | 作家・プロデューサー | |
12月 | 12日 | タルーラ・バンクヘッド | 66 | 女優 | |
20日 | ジョン・スタインベック | 66 | 作家・劇作家 |
脚注
注釈
- ^ 〔引用者註〕タイトルが『……原子爆弾の影響』ではなく、『……原子爆弾の効果』となっている場合もある。
出典
- ^ a b 松竹 1985, p. 690.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 谷川 1993, p. 152.
- ^ a b c 東宝 1982b, p. 107.
- ^ 山川 1987, p. 337.
- ^ ASIN B003X92MA6, 広島・長崎における原子爆弾の影響 (2010年8月20日)
- ^ a b 東宝 1982b, p. 108.
- ^ “初恋・地獄篇”. キネノート. キネマ旬報社. 2019年10月25日閲覧。
- ^ “東映クロニクル”. 東映公式サイト. 東映. 2020年4月1日閲覧。
- ^ “緋牡丹博徒”. キネノート. キネマ旬報社. 2020年4月12日閲覧。
- ^ a b c 東宝 1982b, p. 109.
- ^ 斉藤 2009, pp. 65–66.
- ^ “小売物価統計調査(動向編) 調査結果”. 統計局. 2016年8月3日閲覧。
- ^ “主要品目の東京都区部小売価格:昭和25年(1950年)〜平成22年(2010年)” (Excel). 統計局. 2016年8月3日閲覧。
- ^ a b “過去データ一覧”. 一般社団法人日本映画製作者連盟. 2016年8月2日閲覧。
- ^ 侠客列伝 - KINENOTE
- ^ 座頭市喧嘩太鼓 - KINENOTE
- ^ アンナ・カレーニナ - allcinema
- ^ カスター将軍 - allcinema
- ^ 2001: A Space Odyssey (1968) - Box Office Mojo
- ^ Funny Girl (1968) - Box Office Mojo
- ^ “The Love Bug, Box Office Information”. Box Office Mojo. January 9, 2012閲覧。
- ^ “The Odd Couple, Box Office Information”. Box Office Mojo. March 4, 2012閲覧。
- ^ “Bullitt, Box Office Information”. The Numbers. January 9, 2012閲覧。
- ^ “Romeo and Juliet, Box Office Information”. The Numbers. January 9, 2012閲覧。
- ^ “Box Office Information for Oliver!”. The Numbers. January 9, 2012閲覧。
- ^ “Rosemary's Baby, Box Office Information”. The Numbers. January 9, 2012閲覧。
- ^ “Planet of the Apes, Box Office Information”. Box Office Mojo. January 9, 2012閲覧。
- ^ “Night of the Living Dead, Box Office Information”. The Numbers. January 9, 2012閲覧。
- ^ “第29回 ベネチア国際映画祭(1968年)”. 映画.com. 2019年7月21日閲覧。
参考文献
- 斉藤守彦『映画館の入場料金は、なぜ1800円なのか?』ダイヤモンド社、2009年11月27日。ISBN 978-4-478-01134-8。
- 松竹『松竹九十年史』松竹、1985年12月。全国書誌番号:87001945。
- 谷川義雄『年表・映画100年史』風濤社、1993年5月。ISBN 4-89219-113-2。
- 東宝『東宝五十年史』東宝、1982年11月。全国書誌番号:83041631。
- 渋沢社史データベース版(1982年11月刊行本が底本)
- 山川浩二『昭和広告60年史』講談社、1987年。ISBN 4-06-202184-6。