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「2010年の相撲」の版間の差分

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** [[豊ノ島大樹]]([[時津風部屋]] 高知県[[宿毛市]]出身) - 14勝1敗
** [[豊ノ島大樹]]([[時津風部屋]] 高知県[[宿毛市]]出身) - 14勝1敗
* 幕下優勝
* 幕下優勝
** [[高安晃|髙安晃]]([[田子ノ浦部屋|鳴戸部屋]] 茨城県[[土浦市]]出身) - 7戦全勝
** [[髙安晃]]([[田子ノ浦部屋|鳴戸部屋]] 茨城県[[土浦市]]出身) - 7戦全勝
* 三段目優勝
* 三段目優勝
** 千代桜右京(九重部屋 東京都世田谷区出身) - 7戦全勝(優勝決定戦勝利)
** 千代桜右京(九重部屋 東京都世田谷区出身) - 7戦全勝(優勝決定戦勝利)

2020年6月23日 (火) 01:12時点における版

< 2010年 | 2010年のスポーツ

この項目では、2010年(平成22年)の相撲について述べる。

できごと

1月

2月

  • 2月1日 - 【大相撲】日本相撲協会理事選挙で、二所ノ関一門を事実上破門されても立候補した貴乃花親方が10票を獲得し当選。割りを食った形で、立浪一門の大島親方がわずか8票しか獲得できず落選した。
  • 2月2日 - 【大相撲】立浪一門で宮城野部屋所属の安治川親方が前日に投票が行われた日本相撲協会理事選挙で、貴乃花親方に投票したことを明らかにし協会を退職する意向を表明、翌日撤回。
  • 2月4日
    • 【大相撲】大相撲の横綱・朝青龍明徳が、一月場所中に暴力沙汰を起こしたとされる件で横綱審議委員会が引退勧告を決議、責任を取る形で現役を引退。この日の日本相撲協会理事会に師匠の高砂親方とともに呼び出され聴取を受けた後に記者会見を開き発表。引退届は師匠が代理で提出した。
    • 【大相撲】日本相撲協会が片男波親方楯山親方年寄名跡交換・片男波部屋継承を承認。
  • 2月5日 - 【大相撲】日本相撲協会が前日引退を発表した元横綱・朝青龍明徳に対する監督不行き届き等を理由に師匠であった高砂親方に対し役員待遇から主任へ2階級降格を発表。
  • 2月7日 - 【大相撲】第34回日本大相撲トーナメントで東前頭2枚目の豪栄道豪太郎が優勝。同大会での横綱大関以外の優勝は第16回(1992年)の琴錦功宗(現・中村親方)以来18年ぶり。

3月

4月

5月

  • 5月21日 - 【大相撲】大相撲夏場所は横綱・白鵬翔が勝ちっ放しで優勝(結局全勝)。東京場所での優勝は2年ぶり(前回は2008年秋場所)。
  • 5月22日 - 【大相撲】大相撲の大関・琴光喜啓司が、「週刊新潮」で野球賭博にかかわっていたのではないかと報じられたことに関連し、警視庁から事情聴取を受けた。現役力士が本場所開催中に警察の事情聴取を受けるのは異例の事態。
  • 5月23日 - 【大相撲】大相撲夏場所千秋楽で、魁皇博之が琴欧洲勝紀との大関戦を制し、入門からの通算勝星を1,000勝とした。なお師匠の友綱親方は場所前に「九重親方の記録(1,045勝)を上回るまでは続けさせる」と決意表明している。
  • 5月27日 - 【大相撲】日本相撲協会は理事会を開き、以下の処分を決定。
    • 前年迄の名古屋場所に於いて、日本相撲協会に多額の寄付を行ったことなどで特に認められた「維持員」(団体維持員の場合はその構成者)しか座ることができない土俵周りの「維持員席」が暴力団関係者の手に渡ったとされる問題で、結果的に手配を行ったとされる木村瀬平親方を2階級降格とし、彼が開いた木瀬部屋は事実上廃止、所属していた力士等は上位の出羽海一門預かりとした。また三保ヶ関部屋清見潟親方を譴責処分に。
    • 一方、野球賭博疑惑で警視庁の聴取を受けていた大関・琴光喜啓司については理事会で注意があったものの、処分は見送られた。
  • 5月31日 - 【大相撲】27日に木瀬部屋の廃止処分が決まった問題で北の湖親方が日本相撲協会に「木瀬部屋一同預かり願い届」を提出し、木瀬部屋所属の全員が北の湖部屋に移籍。

6月

  • 6月14日 - 【大相撲】一連の大相撲野球賭博疑惑の端緒となった大関・琴光喜啓司が、日本相撲協会に対し野球賭博を行っていた事実を認めたことが明らかになった。また日本相撲協会は、警視庁などに調査結果を提出し、野球賭博が29件、その他の賭博が36件、合わせて65件あったとした。既に司法手続きが進められているため、協会としての処分はその結果を睨みながら決められる見通しとなった。
  • 6月15日 - 【大相撲】前日に野球賭博をしていたことを認めた大関・琴光喜啓司が、日本相撲協会に対し7月11日初日の名古屋場所の休場を申し入れ理事会で了承。
  • 6月16日 - 【大相撲】日本相撲協会が一連の野球賭博問題に関し文部科学省の指導に基づき外部調査委員会を設置する方針を示し、21日に発足。
  • 6月21日 - 【大相撲】日本相撲協会は緊急理事会で、一連の野球賭博問題をめぐり外部調査委員会の調査結果を待って、7月4日に名古屋本場所を開催するかどうか最終判断することを決めた。なお決定にあたっては共催する中日新聞社を交えた判断が必要(年6場所で唯一名古屋だけが共催となっているため。福岡含む他の5場所は全て相撲協会単独開催)。なお、同社からは社長の大島寅夫が横綱審議委員に名を連ねている。
  • 6月24日 - 【大相撲】一連の野球賭博問題で、警視庁が琴光喜啓司から口止め料350万円を脅し取ったとして旧・押尾川部屋に所属した元・幕下力士若隆盛の古市満朝容疑者を恐喝の疑いで逮捕。

7月

  • 7月4日
    • 【大相撲】日本相撲協会は臨時理事会を開催し、一連の野球賭博問題で年寄大嶽(元関脇貴闘力忠茂)及び現役大関琴光喜啓司を解雇とするなど、賭博に関与した協会構成員に対する処分を決定した。元大嶽には退職金不支給、元琴光喜には退職金は支払うものの功労金は0査定とした[1]。また、今回の処分で謹慎となった理事長武蔵川晃偉の代行として、外部理事の村山弘義(元東京高等検察庁検事長)が名古屋場所終了後まで務めることも併せて決議した[2]
  • 7月6日 - 【大相撲】日本放送協会が、テレビ放送開始以来初となる本場所中継取り止めを決定。
  • 7月7日 - 【大相撲】警視庁が一連の野球賭博問題で、賭博場開張図利の疑いで関係箇所の一斉捜索を実施。また、呼び出しの装束スポンサーとなっていた7社が一斉に降りたことが判明したほか、日本相撲協会も天皇賜杯・内閣総理大臣表彰など全ての外部表彰を辞退する方針を決めた。
  • 7月11日 - 【大相撲】大相撲七月場所初日。理事長代行の村山弘義が謹慎中の理事長武蔵川晃偉に代わり初日挨拶を行い、一連の不祥事を謝罪した。
  • 7月18日 - 【大相撲】元小結海鵬涼至が引退届を日本相撲協会に提出し年寄谷川を襲名。
  • 7月25日
    • 【大相撲】大相撲七月場所終了。
      • 横綱白鵬翔が大鵬幸喜の記録を超えた47連勝と1958年の年6場所制移行では初となる3場所連続の全勝優勝で通算15回目の優勝。しかし野球賭博問題による外部表彰辞退を受け、渡されたのは表彰状と優勝旗だけであった。
      • 日本相撲協会は理事会で、この日で満了解任されることになっていた外部理事・村山弘義の理事長代行職を継続することを決めた。翌日から復帰することになっていた理事長武蔵川晃偉が体調不良のため復帰が遅れることから、武蔵川は一旦23日出羽海義和理事を代行職に指名していたが、出羽海理事が日本相撲協会維持員会会長であったことから、維持員席の問題で責任を問われ、理事会が全会一致で村山の任期延長を決めた。

8月

  • 8月12日 - 【大相撲】日本相撲協会は、協会改革について検討作業を進めていた独立委員会が報告書をまとめたことを受け臨時理事会を開き、癌の手術を受けていたことが明らかになっていた武蔵川晃偉が一連の問題の責めを負う形で理事長職を退き、後任に巡業部長だった放駒輝門を選出した。20日には副理事長職を新たに設け、理事長代行を務めていた村山弘義を選出、主に対外業務を担い、放駒理事長が勤めていた巡業部長には九重前・審判部長が就任。
  • 8月29日 - 【大相撲】日本相撲協会が臨時理事会を開き暴力団排除宣言を承認。

9月

10月

11月

  • 11月15日 - 【大相撲】九州場所2日目横綱白鵬翔稀勢の里寛に寄り切りで敗れ、初場所14日目から続いていた連勝が63でストップ。

12月

  • 12月15日 - 【大相撲】元関脇で東十両8枚目の土佐ノ海敏生が現役を引退し年寄「立川」を襲名することになった。日本相撲協会への引退届提出で承認された。
  • 12月24日 - 【大相撲】日本相撲協会は理事会を開き、2007年に知人女性に八百長を告白したと週刊誌に報じられた宮城野親方(元十両・金親)に対し、部屋付親方である熊ヶ谷親方(元幕内・竹葉山)と名跡交換し師匠交代すると共に、主任から平年寄へ1階級降格処分を勧告。宮城野親方は3日後に受け入れ。

大相撲

本場所

一月場所(初場所)

両国国技館東京都)を会場に、初日1月10日(日)~千秋楽1月24日(日)まで開催された。番付発表:平成21年12月21日(月)

この場所では久々に三賞全ての獲得者が揃った。最近は一部の賞で該当者無しが続いていた。

三月場所(春場所、大阪場所)

大阪府立体育会館大阪市)を会場に、3月14日(日)~3月28日(日)まで開催された。

五月場所(夏場所)

両国国技館(東京都)を会場に、初日5月9日(日)~千秋楽5月23日(日)まで開催された。番付発表:平成22年4月26日(月)

七月場所(名古屋場所)

愛知県体育館名古屋市)を会場に、初日7月11日(日)~千秋楽7月25日(日)まで開催された。

九月場所(秋場所)

両国国技館(東京都)を会場に、初日9月12日(日)~千秋楽9月26日(日)まで開催された。番付発表:平成22年8月30日(月)

十一月場所(九州場所)

福岡国際センター福岡市)を会場に、初日11月14日(日)~千秋楽11月28日(日)までの15日間開催された。番付発表:平成22年11月2日(火)

トーナメント大会


死去

脚註