廣瀨隆太

廣瀨隆太
福岡ソフトバンクホークス #33
	2024年06月26日京セラドーム大阪
基本情報
国籍	日本
出身地	東京都東久留米市
生年月日	2001年4月7日（23歳）
身長; 体重	181 cm; 88 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	一塁手、二塁手、三塁手
プロ入り	2023年ドラフト3位
初出場	2024年5月28日
年俸	1000万円（2024年）
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	慶應義塾高等学校; 慶應義塾大学; 福岡ソフトバンクホークス (2024 - );
	この表について

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広瀬隆太
廣瀬隆太

廣瀨隆太（ひろせりゅうた、2001年 4月7日 - ）は、東京都東久留米市出身のプロ野球選手（内野手）。右投右打。福岡ソフトバンクホークス所属。

経歴

プロ入り前

慶應義塾幼稚舎1年生の時から野球を始める。慶應義塾普通部在学時は硬式野球のクラブチームである世田谷西リトルシニアに所属していた。

慶應義塾高等学校に進学し、1年秋からベンチ入り。2年春の第90回記念選抜高等学校野球大会では、彦根東との初戦で9回に代打で出場するも凡退し、チームはそのまま敗れた^[2]。同年夏の第100回全国高等学校野球選手権記念大会では4番を務めたが、2試合で1安打に留まった^[3]^[4]。3年夏は神奈川大会4回戦で東海大相模にコールド負けを喫した^[5]。高校通算41本塁打^[6]。

慶應義塾大学に進学し、1年春からベンチ入り。同年秋と3年秋に一塁手として、3年春に二塁手としてベストナインに選出された^[6]。新4年生になる際には主将に就任した^[7]。2023年9月1日にプロ志望届を提出した^[6]。

4年秋の9月23日、法政大学戦では高橋由伸の持つ東京六大学野球記録に4本差に迫る19本目の本塁打を記録し^[8]、さらに10月30日のリーグ最終戦となる早稲田大学戦で20本目の本塁打を記録^[9]。

2023年10月20日に行われた2023年ドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスから3位指名を受け^[10]、11月30日、契約金6000万円、年俸1000万円（金額は推定）で契約合意に達し^[1]、12月4日、福岡市内で入団発表会見が行われた^[11]。慶應義塾幼稚舎出身では初のプロ野球選手となった^[10]。背番号は33。担当スカウトは松本輝^[12]。

ソフトバンク時代

2024年、二軍で打率.250（168打数42安打）、2本塁打、14打点を記録し、5月28日に初めて一軍登録された^[13]。同日の交流戦・読売ジャイアンツ戦（東京ドーム）に「7番・二塁手」として先発出場した^[14]。6月4日の中日ドラゴンズ戦（バンテリンドームナゴヤ）で迎えた17打席目に松山晋也からプロ初安打を記録した^[15]。また翌6月5日の同チーム戦で迎えた第2打席目で小笠原慎之介から初適時打、初打点を記録した。6月14日の阪神タイガース戦（みずほペイペイドーム）で伊藤将司から初本塁打（2点本塁打）を放った^[16]。同じ慶應義塾大学出身の柳町達、正木智也と合わせて活躍し、「慶応トリオ」とも称された^[17]^[18]。

詳細情報

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠打	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
2024	ソフトバンク	35	111	103	9	24	4	0	2	34	9	0	1	0	1	5	0	2	17	6	.233	.279	.330	.609
通算：1年		35	111	103	9	24	4	0	2	34	9	0	1	0	1	5	0	2	17	6	.233	.279	.330	.609

2024年度シーズン終了時

年度別守備成績

年度	球団	一塁						二塁
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2024	ソフトバンク	10	15	0	0	0	1.000	34	57	77	2	19	.985
通算		10	15	0	0	0	1.000	34	57	77	2	19	.985

2024年度シーズン終了時

記録

初記録

初出場・初先発出場：2024年5月28日、対読売ジャイアンツ1回戦（東京ドーム）、7番・二塁手で先発出場^[14]
初打席：同上、2回表に山﨑伊織から遊ゴロ^[14]
初安打：2024年6月4日、対中日ドラゴンズ1回戦（バンテリンドームナゴヤ）、8回表に松山晋也から中前安打^[15]
初打点：2024年6月5日、対中日ドラゴンズ2回戦（バンテリンドームナゴヤ）、3回表に小笠原慎之介から右前適時打^[19]
初本塁打：2024年6月14日、対阪神タイガース1回戦（みずほPayPayドーム福岡）、5回裏に伊藤将司から左越2ラン

背番号

33（2024年 - ）

代表歴

脚注

[脚注の使い方]

^ ^a ^b 「【ソフトバンク】ドラ３の慶大・広瀬隆太は規格外のパワーの持ち主　契約金の使いみちは「貯金しようと思います」」『スポーツ報知』報知新聞社、2023年11月30日。2023年12月18日閲覧。
^ 「彦根東対慶応 - スコア速報 - 第90回選抜高校野球（2018）」『日刊スポーツ』。2023年9月1日閲覧。
^ 「中越対慶応 - スコア速報 - 夏の甲子園2018」『日刊スポーツ』。2023年9月1日閲覧。
^ 「高知商対慶応 - スコア速報 - 夏の甲子園2018」『日刊スポーツ』。2023年9月1日閲覧。
^ 「【神奈川】慶応東海大相模にコールド負け 2年連続切符ならず」『スポニチ Sponichi Annex』2019年7月21日。2023年9月1日閲覧。
^ ^a ^b ^c 「プロ注目の慶大・廣瀬隆太が志望届提出公示を開始、大学生の初日は2選手」『Full-Count』2023年9月1日。2023年9月1日閲覧。
^ 廣瀬隆太「【野球】迎春！廣瀬隆太新主将就任インタビュー」『KEIO SPORTS PRESS』（インタビュー）（インタビュアー：岡澤侑祐）、慶應スポーツ新聞会、2023年1月1日。2024年2月15日閲覧。
^ 「先輩の偉業に迫る広瀬　最多本塁打記録にあと4本―東京六大学野球・慶大」『時事ドットコム』2023年10月3日。2024年2月17日閲覧。
^ 保坂恭子「慶大優勝“持っている男”ソフトバンク・ドラ３広瀬隆太通算20号「一番記憶に残るホームランに」 - アマ野球」『日刊スポーツ』2023年10月30日。2023年10月31日閲覧。
^ ^a ^b 「【ドラフト】慶大・広瀬隆太はソフトバンクが３位指名　通算19発、慶応幼稚舎出身初プロ野球選手」『日刊スポーツ』日刊スポーツ新聞社、2023年10月26日。2023年10月26日閲覧。
^ 「ドラ1・前田悠伍の目標は「200勝投手」福岡ソフトバンク新入団選手発表会見」『スポーツナビ』Yahoo! JAPAN、2022年12月4日。2023年12月18日閲覧。
^ 「スカウトも絶賛「なかなかいない」驚異の170キロ超え…鷹ドラ3は"柳田級"の逸材」『Full-Count』2023年11月30日。2024年8月25日閲覧。
^ 「【ソフトバンク】柳町達、ドラ3ルーキー広瀬隆太の“慶応コンビ”が1軍に合流」『日刊スポーツ』2024年5月28日。2024年6月4日閲覧。
^ ^a ^b ^c 「【ソフトバンク】ドラ3広瀬隆太、プロ初打席は遊ゴロ「7番二塁」で昇格即スタメン」『日刊スポーツ』2024年5月28日。2024年5月28日閲覧。
^ ^a ^b 「ソフトバンク廣瀨隆太がプロ初安打 17打席目に中前打」『西スポWEB OTTO!』西日本スポーツ、2024年6月4日。2024年6月4日閲覧。
^ 「【ソフトバンク】ドラ３広瀬隆太プロ１号　阪神伊藤将司から左翼へ　笹川吉康はプロ初安打初盗塁」『日刊スポーツ』2024年6月14日。2024年6月24日閲覧。
^ 「【ソフトバンク】慶応トリオ躍動！1軍で柳町達、広瀬隆太が快音 2軍でも正木智也が特大2ラン」『日刊スポーツ』2024年6月5日。2024年8月25日閲覧。
^ 「ギータの穴埋めは任せろ！“慶応トリオ”の活躍に谷沢氏「3人が空いた柳田の穴を埋めていけると打線は充実する」と期待」『BASEBALL KING』2024年6月30日。2024年8月25日閲覧。
^ 「【ソフトバンク】ドラ３広瀬隆太プロ初打点　中日小笠原から右前適時打　前日から３打席連続安打」『日刊スポーツ』日刊スポーツNEWS、2024年6月5日。2024年6月5日閲覧。

外部リンク

個人年度別成績廣瀨隆太 - NPB.jp 日本野球機構
33 廣瀨隆太選手名鑑2024 - 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト
選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
廣瀨　隆太 (@hirose_ryuta) - Instagram

[hochi20231130-1] 「【ソフトバンク】ドラ３の慶大・広瀬隆太は規格外のパワーの持ち主　契約金の使いみちは「貯金しようと思います」」『スポーツ報知』報知新聞社、2023年11月30日。2023年12月18日閲覧。

[2] 「彦根東対慶応 - スコア速報 - 第90回選抜高校野球（2018）」『日刊スポーツ』。2023年9月1日閲覧。

[3] 「中越対慶応 - スコア速報 - 夏の甲子園2018」『日刊スポーツ』。2023年9月1日閲覧。

[4] 「高知商対慶応 - スコア速報 - 夏の甲子園2018」『日刊スポーツ』。2023年9月1日閲覧。

[5] 「【神奈川】慶応東海大相模にコールド負け 2年連続切符ならず」『スポニチ Sponichi Annex』2019年7月21日。2023年9月1日閲覧。

[fullcount20230901-6] 「プロ注目の慶大・廣瀬隆太が志望届提出公示を開始、大学生の初日は2選手」『Full-Count』2023年9月1日。2023年9月1日閲覧。

[7] 廣瀬隆太「【野球】迎春！廣瀬隆太新主将就任インタビュー」『KEIO SPORTS PRESS』（インタビュー）（インタビュアー：岡澤侑祐）、慶應スポーツ新聞会、2023年1月1日。2024年2月15日閲覧。

[8] 「先輩の偉業に迫る広瀬　最多本塁打記録にあと4本―東京六大学野球・慶大」『時事ドットコム』2023年10月3日。2024年2月17日閲覧。

[9] 保坂恭子「慶大優勝“持っている男”ソフトバンク・ドラ３広瀬隆太通算20号「一番記憶に残るホームランに」 - アマ野球」『日刊スポーツ』2023年10月30日。2023年10月31日閲覧。

[nikkansports20231026-10] 「【ドラフト】慶大・広瀬隆太はソフトバンクが３位指名　通算19発、慶応幼稚舎出身初プロ野球選手」『日刊スポーツ』日刊スポーツ新聞社、2023年10月26日。2023年10月26日閲覧。

[11] 「ドラ1・前田悠伍の目標は「200勝投手」福岡ソフトバンク新入団選手発表会見」『スポーツナビ』Yahoo! JAPAN、2022年12月4日。2023年12月18日閲覧。

[12] 「スカウトも絶賛「なかなかいない」驚異の170キロ超え…鷹ドラ3は"柳田級"の逸材」『Full-Count』2023年11月30日。2024年8月25日閲覧。

[13] 「【ソフトバンク】柳町達、ドラ3ルーキー広瀬隆太の“慶応コンビ”が1軍に合流」『日刊スポーツ』2024年5月28日。2024年6月4日閲覧。

[nikkansports20240528-14] 「【ソフトバンク】ドラ3広瀬隆太、プロ初打席は遊ゴロ「7番二塁」で昇格即スタメン」『日刊スポーツ』2024年5月28日。2024年5月28日閲覧。

[nishinippon20240604-15] 「ソフトバンク廣瀨隆太がプロ初安打 17打席目に中前打」『西スポWEB OTTO!』西日本スポーツ、2024年6月4日。2024年6月4日閲覧。

[16] 「【ソフトバンク】ドラ３広瀬隆太プロ１号　阪神伊藤将司から左翼へ　笹川吉康はプロ初安打初盗塁」『日刊スポーツ』2024年6月14日。2024年6月24日閲覧。

[17] 「【ソフトバンク】慶応トリオ躍動！1軍で柳町達、広瀬隆太が快音 2軍でも正木智也が特大2ラン」『日刊スポーツ』2024年6月5日。2024年8月25日閲覧。

[18] 「ギータの穴埋めは任せろ！“慶応トリオ”の活躍に谷沢氏「3人が空いた柳田の穴を埋めていけると打線は充実する」と期待」『BASEBALL KING』2024年6月30日。2024年8月25日閲覧。

[19] 「【ソフトバンク】ドラ３広瀬隆太プロ初打点　中日小笠原から右前適時打　前日から３打席連続安打」『日刊スポーツ』日刊スポーツNEWS、2024年6月5日。2024年6月5日閲覧。

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表話編歴福岡ソフトバンクホークス - 2023年ドラフト指名選手
支配下選手	1位：前田悠伍 2位：岩井俊介 3位：廣瀨隆太 4位：村田賢一 5位：澤柳亮太郎 6位：大山凌 7位：藤田悠太郎
育成選手	1位：大泉周也 2位：宮里優吾 3位：佐倉俠史朗 4位：中澤恒貴 5位：星野恒太朗 6位：藤原大翔 7位：藤田淳平 8位：長水啓眞

経歴