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羽根町 (岡崎市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
岡崎市羽根町から転送)
日本 > 愛知県 > 岡崎市 > 羽根町 (岡崎市)
羽根町
岡崎市シビックセンター、岡崎地方合同庁舎
岡崎市シビックセンター、岡崎地方合同庁舎
羽根町の位置(愛知県内)
羽根町
羽根町
羽根町の位置
北緯34度55分48.7秒 東経137度9分36.1秒 / 北緯34.930194度 東経137.160028度 / 34.930194; 137.160028
日本の旗 日本
都道府県 愛知県
市町村 岡崎市
地区 岡崎地区
面積
 • 合計 0.600804407 km2
人口
2019年令和元年)5月1日現在)[2]
 • 合計 6,705人
 • 密度 11,000人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
444-0814(字小豆坂)[3]
444-0815(字陣場)[4]
444-0816(字大池)[5]
444-0813(その他)[6]
市外局番 0564(岡崎MA[7]
ナンバープレート 岡崎
※座標は岡崎市シビックセンター

羽根町(はねちょう)は、愛知県岡崎市の町名。丁番を持たない単独町名であり、19の小字が設置されている。

地理

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岡崎支所管内に位置し、区画整理等により町内の一部で町名が新設されてきたため東西2つの飛地に分かれる。(沿革参照)東側は美合町緑丘庄司田羽根東町羽根北町戸崎町不吹町に接する。西側は羽根北町・羽根東町柱曙(一点だけ)・柱町羽根西新町羽根西中田町・戸崎町に接する部分と、上和田町城南町江口・中田町に接し、西側を占部川が流れている部分(羽根町字五反畑)がJR線のガード(JR羽根ガード)部分を介して繋がっている。

河川

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湖沼

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  • 羽根大池
  • 長池
  • 鰻池
  • 二子池

小字

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東側
  • 字小豆坂(あずきざか)
  • 字池脇(いけわき)
  • 字鰻池(うなぎいけ)
  • 字大池(おおいけ)
  • 字北乾地(きたかんじ)
  • 字陣場(じんば)
  • 字若宮(わかみや)
西側

世帯数と人口

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2019年(令和元年)5月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

町丁 世帯数 人口
羽根町 2,924世帯 6,705人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移

1995年(平成7年) 6,489人 [8]
2000年(平成12年) 6,659人 [9]
2005年(平成17年) 6,126人 [10]
2010年(平成22年) 6,494人 [11]
2015年(平成27年) 6,752人 [12]

小・中学校の学区

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市立小・中学校および県立全日制高校普通科[注釈 1]に通う場合、学区は以下の通りとなる[13]

字・番地等 小学校 中学校 高等学校
字小豆坂149番地3〜5・150番地2〜3 岡崎市立緑丘小学校 岡崎市立竜南中学校 三河学区
字小豆坂(緑丘小学校校区を除く。)
字鰻池、字大池25~162番地
岡崎市立小豆坂小学校 岡崎市立翔南中学校
羽根町字大池1~24番地
字長田、字東荒子、字若宮
字東ノ郷、字前田
字陣場のうち通称羽根東山2区の区域
岡崎市立羽根小学校
羽根町字池下、字池脇、字北乾地
字貴登野、字角田、字北ノ郷
字中田のうち東海道線以東
字陣場(通称羽根東山2区を除く。)
岡崎市立南中学校
字五反畑、字中田のうち東海道線以西 岡崎市立城南小学校

歴史

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はねむら
羽根村
廃止日 1889年10月1日
廃止理由 新設合併
羽根村柱村戸崎村若松村針崎村岡崎村
現在の自治体 岡崎市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
額田郡
隣接自治体 額田郡
羽根村役場
所在地 愛知県額田郡羽根村
ウィキプロジェクト
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額田郡羽根村を前身とする。

地内の小豆坂は、二度の小豆坂の戦いの舞台となった[14]戦国時代、もしくはそれ以前と思われる領主の名が記された古文書がある。別の古文書によれば、天文9年(1540年)に織田家安祥城を攻撃した際に、城主松平広忠に味方してよく戦った松平忠次に褒賞として与えられる。さらに別の古文書によれば、天正5年(1577年)に徳川家康松平伊昌に与えた。また、当時は羽(禰の左側が示)郷と称した。田中吉政の支配を経て岡崎藩領となる。

1871年明治4年)の廃藩置県により岡崎藩は岡崎県の一部となったが、その年のうちに額田県となり翌年には愛知県に編入された。

町名の由来

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古代は土師部の在地であり、埴土が出土していたことに由来するとされる[15]

沿革

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史跡

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  • 小豆坂第3号墳
  • 小豆坂第4号墳
  • 小豆坂第5号墳
  • 小豆坂第6号墳

経済

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1990年から2010年にかけて区画整理が行われ、西南部の岡崎駅に隣接する地区で商業が盛んに行われている。東部の自動車部品工場や駅周辺の鋳物工場が近年撤退し、羽根町字小豆坂3番地のクラタ産業の工場跡地にウイングタウン岡崎が建設された。

施設

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行政施設

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金融機関

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教育

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その他

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ギャラリー

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交通

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鉄道

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路線バス

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道路

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その他

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日本郵便

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  • 集配担当する郵便局は以下の通りである[20]
郵便番号 郵便局
字小豆坂 444-0814[3] 岡崎郵便局
字陣場 444-0815[4]
字大池 444-0816[5]
その他 444-0813[6]

脚注

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注釈
  1. ^ 全県学区の専門学科・総合学科・定時制・通信制は瀬戸市など尾張地区の県立高校への通学も可能。
出典
  1. ^ 愛知県岡崎市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年5月19日閲覧。
  2. ^ a b 支所・町別人口・世帯集計表(各月1日現在)” (XLS). 岡崎市(統計ポータルサイト) (2019年5月1日). 2019年5月19日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年5月19日閲覧。
  4. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年5月19日閲覧。
  5. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年5月19日閲覧。
  6. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年5月19日閲覧。
  7. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年5月19日閲覧。
  8. ^ 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  9. ^ 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  10. ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  11. ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  12. ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  13. ^ 岡崎市立小中学校通学区域”. 岡崎市 (2018年6月9日). 2019年5月19日閲覧。
  14. ^ 小豆坂(中世)」角川地名大辞典(旧地名)
  15. ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1087.
  16. ^ 新編岡崎市史編さん委員会 1993, p. 650.
  17. ^ a b c d e 新編岡崎市史編さん委員会 1993, p. 651.
  18. ^ a b c d e 4 新旧町名対照一覧表” (XLS). 岡崎市. 2019年5月26日閲覧。
  19. ^ a b 岡崎市都市公園一覧 | 岡崎市ホームページ
  20. ^ 郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年5月19日閲覧。

参考資料

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  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5 
  • 有限会社平凡社地方資料センター 編『日本歴史地名体系第23巻 愛知県の地名』平凡社、1981年。ISBN 4-582-49023-9 
  • 新編岡崎市史編さん委員会 編『新編岡崎市史 総集編 20』1993年。 

関連項目

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外部リンク

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