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上六名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 愛知県 > 岡崎市 > 上六名
上六名
萬有製薬岡崎工場跡地に建設されたマンション
萬有製薬岡崎工場跡地に建設されたマンション
上六名の位置(愛知県内)
上六名
上六名
上六名の位置
北緯34度56分43.82秒 東経137度9分35.75秒 / 北緯34.9455056度 東経137.1599306度 / 34.9455056; 137.1599306
日本の旗 日本
都道府県 愛知県
市町村 岡崎市
地区 本庁地区
町名制定[1] 1980年昭和55年)3月18日
面積
 • 合計 0.421145079 km2
人口
2019年令和元年)5月1日現在)[3]
 • 合計 4,519人
 • 密度 11,000人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
444-0858[4]
市外局番 0564(岡崎MA[5]
ナンバープレート 岡崎

上六名(かみむつな)は愛知県岡崎市本庁地区町名である。現行行政地名は上六名一丁目から上六名四丁目。

地理

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岡崎市中心部、本庁地区では南東に位置する。

世帯数と人口

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2019年(令和元年)5月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[3]

丁目 世帯数 人口
上六名一丁目 382世帯 893人
上六名二丁目 148世帯 332人
上六名三丁目 1,041世帯 2,952人
上六名四丁目 180世帯 342人
1,751世帯 4,519人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移

1995年(平成7年) 2,045人 [6]
2000年(平成12年) 2,088人 [7]
2005年(平成17年) 2,250人 [8]
2010年(平成22年) 2,344人 [9]
2015年(平成27年) 3,458人 [10]

小・中学校の学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[11]

丁目 番・番地等 小学校 中学校
上六名一丁目 全域 岡崎市立六名小学校 岡崎市立竜海中学校
上六名二丁目 全域
上六名三丁目 全域
上六名四丁目 全域

歴史

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かみむつなむら
上六名村
廃止日 1889年10月1日
廃止理由 新設合併
上六名村下六名村久後崎村
明大寺村、福島新田 → 三島村
現在の自治体 岡崎市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
額田郡
上六名村役場
所在地 愛知県額田郡上六名村
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額田郡上六名村の一部を前身とする。

1943年(昭和18年)、万有製薬三龍社の蚕種工場を買収して、久後崎町字恵藤に久後崎工場を、上六名茶の木原(現・上六名3丁目)に上六名工場を設立した。万有製薬は東京市目黒区の3工場を戦災で焼失したため、第2次世界大戦後は岡崎が同社の生産拠点となり、上六名工場はペニシリンの製造工場として整備された。1946年(昭和21年)の全国のペニシリン生産量は2億8,000万単位で、うち1億500万単位が万有製薬の岡崎工場で生産されるほどであった[12][13]

2006年(平成18年)末に岡崎工場は閉鎖[14]。工場跡地には高層マンションおよび多数の一戸建て住宅が建設された。そのため、とりわけ3丁目の人口増加が著しい。2012年8月は1,386人だったのが、それから6年後の2018年12月は2,854人となった[15]

沿革

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町名の変遷

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(分かる場合は、以下の変遷表で示す)

実施後 実施年月日 実施前(各町名ともその一部)
上六名一丁目 1990年平成2年)9月20日 上六名町、六名町の各一部
上六名二丁目
上六名三丁目 上六名町、明大寺町、六名町の各一部
上六名四丁目 上六名町、六名町の各一部

交通

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道路
鉄道

施設など

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その他

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日本郵便

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脚注

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  1. ^ a b 「4 新旧町名対照一覧表」” (XLS). 岡崎市. 2019年5月26日閲覧。
  2. ^ 愛知県岡崎市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年5月19日閲覧。
  3. ^ a b 支所・町別人口・世帯集計表(各月1日現在)” (XLS). 岡崎市(統計ポータルサイト) (2019年5月1日). 2019年5月19日閲覧。
  4. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年5月19日閲覧。
  5. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年5月19日閲覧。
  6. ^ 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  7. ^ 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  8. ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  9. ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  10. ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  11. ^ 岡崎市立小中学校通学区域”. 岡崎市 (2018年6月9日). 2019年5月19日閲覧。
  12. ^ 新編岡崎市史編さん委員会 1985, p. 154-155.
  13. ^ 『萬有製薬八十五年史』 萬有製薬、2002年7月31日、67-68頁、83-84頁。
  14. ^ “万有薬、岡崎工場など閉鎖/事業再編、300人削減”. 四国新聞. (2005年11月29日). https://www.shikoku-np.co.jp/national/economy/20051129000253 2017年9月17日閲覧。 
  15. ^ 岡崎市/統計ポータルサイト/人口
  16. ^ 岡崎信用金庫 「城下町 支店」新設オープンのお知らせ 平成28年12月2日
  17. ^ 岡陸タクシーはもともと朝日町3丁目1番地(現在、岡崎市役所東庁舎があるところ)に土地と本社建物を所有していた。1987年に市から上六名3丁目の市有地との等価交換の話をもちかけられ、現在地に移転した。
  18. ^ 郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年5月18日閲覧。

参考資料

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  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5 
  • 有限会社平凡社地方資料センター 編『日本歴史地名体系第23巻 愛知県の地名』平凡社、1981年。ISBN 4-582-49023-9 
  • 新編岡崎市史編さん委員会 編『新編 岡崎市史 現代 5』新編岡崎市史編さん委員会、1985年12月28日。 

関連項目

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外部リンク

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