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外套経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

外套経[1](がいとうきょう、: Bāhitika-sutta, バーヒティカ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第88経。『外衣経』(がいいきょう)[2]、『鞞訶提経』(びかだいきょう)[3]とも。

類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第214経「鞞訶提経」がある。

アーナンダが、コーサラ国パセーナディ王に仏法を説く。

構成

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登場人物

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場面設定

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ある時、釈迦は、コーサラ国サーヴァッティー(舎衛城)のアナータピンディカ園(祇園精舎)に滞在していた。

アーナンダが托鉢に向かうと、それをコーサラ国王パセーナディが見つけ、三業(身口意)の善悪について尋ねてきた。

アーナンダがそれに答えると、王は歓喜し、外套を布施する。アーナンダはそれを釈迦に報告し、釈迦は歓喜する。

日本語訳

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  • 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典3』(第11巻上) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)中分五十経篇II』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 中部経典3』(第6巻) 中村元監修 春秋社

脚注・出典

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  1. ^ 『原始仏典』中村
  2. ^ 『パーリ仏典』片山
  3. ^ 『南伝大蔵経』

関連項目

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外部リンク

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