有明小経
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『有明小経』[1](うみょうしょうきょう、巴: Cūḷavedalla-sutta, チューラヴェーダッラ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第44経。『小有明経』(しょううみょうきょう)[2]とも。
類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第210経「法楽比丘尼経」がある。
比丘尼ダンマディンナーが、その元夫であったヴィサーカからの、ブッダの教えをめぐる数々の質問に答える。夫婦は共にブッダに帰依し、妻のダンマディンナーは出家して成道し、ブッダから阿羅漢として認められる。夫のヴィサーカは在家にどどまったが、教えの理解を深め、不還(anāgāmin)に達したとされる。
構成
[編集]各種のトピックをめぐる質疑応答。ヴィサーカからの質問にダンマディンナーが答える。