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2021年の日本プロ野球

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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2021年の日本プロ野球(2021ねんのにほんぷろやきゅう)では、2021年日本プロ野球(NPB)における動向をまとめる。


できごと

1月

2月

  • 3日
    • 福岡ソフトバンクホークスは、政府の緊急事態宣言が3月7日まで延長されたことを受け、宮崎市内で実施中の春季キャンプを全期間無観客で行うと発表[56]。→1月15日の出来事も参照
  • 6日
  • 8日
    • ひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われていた読売ジャイアンツの紅白戦の6回表開始前に、一塁側のベンチ横から煙が発生。選手やコーチがグラウンドに避難し、試合が約10分間中断するハプニングがあった[59]
    • 12球団代表者会議が臨時で行われ、2月に沖縄県内で予定されていたオープン戦10試合をすべて無観客の練習試合に変更する方針を確認[60]。→1月18日の出来事も参照
  • 11日
    • オリックス・バファローズは、タイラー・ヒギンスがPCR検査でCOVID-19の陽性判定を受けたと発表[61]
  • 15日
    • NPBは、緊急事態宣言の期間延長を受けてオープン戦の日程変更を発表。2月に開催予定だった10試合をすべて無観客の練習試合に、また3月3日と4日で開催予定の巨人対ヤクルト戦(東京ドーム)の開始時刻を18時から15時に変更[62]。→1月18日、2月8日の出来事も参照
  • 16日
    • 読売ジャイアンツは、育成選手の八百板卓丸を支配下登録したと発表。新しい背番号は「51[63]
  • 17日
  • 23日
  • 24日
  • 26日
  • 27日
    • 東北楽天ゴールデンイーグルスの池田隆英と、北海道日本ハムファイターズの横尾俊建の交換トレードが成立したことを、両球団が発表[69]

3月

  • 1日
    • 読売ジャイアンツの田口麗斗と東京ヤクルトスワローズの廣岡大志の交換トレードが成立。両球団が発表した[70][71]
    • 東北楽天ゴールデンイーグルスは、渡邊佑樹の支配下選手復帰を発表。背番号は「45[72]
  • 2日
  • 4日
  • 5日
    • オリックス・バファローズの安達了一がCOVID-19に感染したことが判明。また安達の感染を受け、同日のオープン戦(対DeNA・横浜スタジアム)に先発出場予定だったT-岡田太田椋が開始直前にベンチ入りメンバーから外れ、宿舎待機となった[75][76]
    • 読売ジャイアンツは、高木京介の支配下選手復帰を発表。背番号は「57[77]
  • 8日
    • 株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメントは、元北海道日本ハムファイターズ・吉田侑樹の現役引退とコーチ就任を発表[78]
  • 14日
    • 千葉ロッテマリーンズは、本前郁也の支配下選手登録を発表。背番号は「49[79]
  • 15日
    • 東京ヤクルトスワローズは、近藤弘樹を支配下選手復帰を発表。背番号は「52[80]
    • 横浜DeNAベイスターズは、前読売ジャイアンツの宮國椋丞と育成契約したことを発表。背番号は「106[81]
  • 16日
    • 北海道日本ハムファイターズは、育成選手の長谷川凌汰の支配下登録を発表。背番号は「43[82]
  • 18日
    • NPBは臨時の実行委員会において、営業時間短縮要請に対応するため、同年の公式戦は延長戦無しの9回打ち切りとし、一部の試合で開催時間も早めることを決定。全試合延長戦無しは史上初[83]
  • 21日
    • 横浜DeNAベイスターズを前年戦力外となった石川雄洋が現役引退を表明[84]
    • 阪神タイガースが5年ぶりのオープン戦優勝[85]
  • 23日
    • 広島東洋カープは、育成選手のロベルト・コルニエルの支配下登録を発表。背番号は「98」[86]
    • オリックス・バファローズは、育成選手の佐野如一の支配下登録を発表。背番号は「60」[87]
  • 26日
    • セントラル、パシフィック両リーグ公式戦開幕。
    • 東北楽天ゴールデンイーグルスの辰己涼介が開幕戦初回先頭打者初球本塁打。史上5人目[88]。また、開幕投手を務めた涌井秀章が勝利投手となり、史上初となる3球団での開幕戦勝利投手[89]
    • オリックス・バファローズがパシフィック・リーグワースト記録更新の開幕戦10連敗[90]
    • 読売ジャイアンツの亀井善行がプロ野球史上初の開幕戦代打サヨナラ本塁打[91]
  • 27日
    • 福岡ソフトバンクホークス一軍監督の工藤公康が監督通算500勝[92]
    • オリックス・バファローズの平野佳寿がNPB/MLB通算700試合登板[93]
  • 28日
    • 福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐が通算1000試合出場。史上509人目[94]
  • 31日
    • 東京ヤクルトスワローズは、西田明央と球団スタッフ1名が新型コロナの陽性判定を受けたと発表。西田とともに、濃厚接触者の疑いがあるとして山田哲人内川聖一、青木宣親ら5選手が特例2021に則って登録抹消された[95]。その後、所轄保健所から内川と青木の2選手が濃厚接触者に特定され、他3選手は翌1日からチームに合流した[96]

4月

  • 1日
    • 東京ヤクルトスワローズは、前日の内川聖一と青木宣親に続き川端慎吾も濃厚接触者に特定されたと発表し、川端は特例2021に則って登録抹消された[97]
    • NPBは、東京ヤクルトスワローズが新型コロナの影響により二軍の選手編成が困難となったことを受け、3、4日のイースタン・リーグのヤクルト対ロッテ戦(戸田)の中止を発表[98]
  • 2日
    • 広島東洋カープの菊池涼介が対横浜DeNAベイスターズ1回戦(横浜スタジアム)の8回裏に失策し、連続無失策記録が569でストップ[99]
  • 3日
    • 千葉ロッテマリーンズの鳥谷敬が通算1000得点。史上44人目[100]
  • 4日
    • 読売ジャイアンツは、2日のPCR検査で丸佳浩中島宏之が新型コロナの陽性判定を受けたことを発表。2選手に加え、再検査となった若林晃弘や、濃厚接触の可能性のある3選手の登録を抹消した[101]。また試合直前にはゼラス・ウィーラーの陽性も判明し、当日のスタメンから外れた[102]。それに伴い、二軍の選手編成が困難になったことから、当日行う予定だったイースタン・リーグの巨人対楽天戦(森林どりスタジアム泉)は中止となった[103]
  • 6日
    • 横浜DeNAベイスターズは、牧秀悟が対中日ドラゴンズ1回戦(バンテリンドーム)の9回表に2号本塁打を打ち、球団通算8000号を達成[104]。史上10球団目[105]
    • 東北楽天ゴールデンイーグルスの岸孝之が対埼玉西武ライオンズ1回戦(メットライフドーム)で勝ち投手となり、シーズンを跨いでの10連勝。2桁連勝は西武時代に12連勝して以来2回目で、2球団での2桁連勝はNPB史上初[106]
  • 8日
    • 福岡ソフトバンクホークスの今宮健太がパシフィック・リーグ新記録となる通算306犠打[107]
  • 10日
    • 読売ジャイアンツが広島東洋カープに2-4で敗れ、1993年の球団ワースト記録に並ぶ12戦連続で3得点以下に終わる[108]
    • 北海道日本ハムファイターズ一軍監督の栗山英樹大沢啓二を抜いて球団史上最多となる通算632勝目を記録[109]
  • 11日
  • 15日
    • 読売ジャイアンツ一軍監督の原辰徳が監督通算1100勝。史上11人目[111]
  • 16日
  • 17日
    • 北海道日本ハムファイターズは、阪神タイガースの谷川昌希を金銭トレードで獲得したことを発表[114][115]
    • 東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大が対北海道日本ハムファイターズ5回戦(東京ドーム)で敗戦投手となり、NPBでのシーズン連勝記録が28でストップ[116]
  • 18日
    • 阪神タイガースは、育成契約の小野寺暖を支配下選手契約したことを発表。背番号も「127」から「97」に変更された[115]
    • 埼玉西武ライオンズは、東野葵から自主退団の申し入れがあり、これを受理したことを発表[117]
    • 中日ドラゴンズの福留孝介が通算400二塁打。史上13人目[118]
  • 21日
    • 北海道日本ハムファイターズの伊藤大海が、1980年の木田勇と並ぶ初登板から23イニング連続奪三振のNPB新人記録タイを記録[119]
  • 22日
    • 横浜DeNAベイスターズは、育成選手のケビン・シャッケルフォードを支配下登録すると発表。新しい背番号は「49[120]
    • 読売ジャイアンツの坂本勇人が対阪神タイガース6回戦(東京ドーム)で3号本塁打を打ち、プロ野球史上初となる球団通算10500本塁打を達成[121][122]
  • 23日
    • 広島東洋カープの松山竜平が通算1000試合出場。史上510人目[123]
  • 24日
    • 広島東洋カープの鈴木誠也が通算150号本塁打。史上177人目[124]
    • 東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大がNPB通算100勝。史上139人目[125]
    • NPBは緊急事態宣言の発令を受け、4月27日から5月11日の24試合を無観客試合として開催することを発表[126]
    • 千葉ロッテマリーンズ一軍監督の井口資仁が監督通算200勝[127]
  • 25日
    • NPBは、前日の24日に発表した24試合のうち、セントラル・リーグの5試合の延期と3試合の開催時間変更を発表[128]。また、翌26日にはパシフィック・リーグの1試合の延期を発表[129]
  • 27日
    • 千葉ロッテマリーンズの石川歩が通算1000投球回。史上358人目[130]
    • 読売ジャイアンツの野上亮磨が通算1000投球回。史上359人目[131]。また、岡本和真が通算100本塁打。史上300人目[132]
  • 28日
    • 千葉ロッテマリーンズが対埼玉西武ライオンズ5回戦(メットライフドーム)の1回表に1イニング2併殺打。史上6度目[133]
  • 30日
    • 千葉ロッテマリーンズは、前年9月の札幌遠征の際に不適切な行動を取り1月15日付で無期限の謹慎処分を受けた清田育宏について、5月1日付で処分を解除することを発表[134]。→1月15日の出来事も参照
    • 北海道日本ハムファイターズは、中島卓也西川遥輝清水優心の3選手がPCR検査で新型コロナの陽性判定を受けたと発表。3選手に加え、濃厚接触者の可能性がある淺間大基が「特例2021」の対象選手として出場選手登録を抹消された。またチーム編成が困難になったとして、5月3日から開催予定だったイースタン・リーグの対ロッテ戦(鎌ヶ谷ファイターズスタジアム)3試合が中止となった[135]

5月

  • 1日
    • 北海道日本ハムファイターズは、ロニー・ロドリゲス髙濱祐仁今川優馬郡拓也の4選手と、飯山裕志一軍内野守備コーチ、チームスタッフ2名が新型コロナの陽性判定を受けたと発表。これに伴い、2日に行われる予定だった対西武戦(札幌ドーム)が中止となった[136]
    • 東北楽天ゴールデンイーグルス対千葉ロッテマリーンズ8回戦(楽天生命パーク宮城)の4回裏、楽天・小深田大翔の三塁ファールグラウンドへの飛球をロッテ・角中勝也が捕球しようとした際、観客の妨害に遭い捕球できなかった。しかしリプレー検証の結果「観客の妨害がなけれは捕球できた」と判断され、小深田がアウト(記録はレフトファールフライ)になる珍事が発生した[137]
  • 2日
    • 北海道日本ハムファイターズは、新型コロナの感染者が10名出た影響で、保健所の疫学調査に協力するため、一軍の活動を停止。新型コロナの影響でプロ野球球団が開幕後にチーム活動を停止するのは初。また、5月7日 - 9日に開催予定だったイースタン・リーグの対ヤクルト戦(ヤクルト戸田球場)も中止となった[138]
    • 千葉ロッテマリーンズは、北海道日本ハムファイターズがチーム活動を停止した影響で、5月3日 - 5日に開催予定だった対日本ハム戦(ZOZOマリンスタジアム)の延期を発表[139]
    • オリックス・バファローズの伏見寅威が対福岡ソフトバンクホークス9回戦(京セラドーム大阪)で1号本塁打を打ち、プロ野球通算105000本塁打を達成[140]
  • 3日
    • 東北楽天ゴールデンイーグルスの福山博之が通算100ホールド。史上34人目[141]
  • 4日
    • 北海道日本ハムファイターズは、新たに荒木大輔一軍投手コーチ、髙橋信二一軍打撃コーチ、チームスタッフ1名が新型コロナの陽性判定を受けたと発表。また、石川亮渡邉諒、チームスタッフ3名が濃厚接触者と判定され、石川と渡邉は特例2021で出場選手登録を抹消された[142]
    • 広島東洋カープの栗林良吏が、新人記録となる、初登板から14試合連続無失点を記録[143]
    • 埼玉西武ライオンズ対オリックス・バファローズ8回戦で、両軍計16投手を起用し9回試合におけるプロ野球新記録となった[144]
  • 6日
    • 東北楽天ゴールデンイーグルスは、新型コロナの影響で来日が滞っていたアダム・コンリーと双方同意の下で契約解除したことを発表[145]
  • 8日
    • オリックス・バファローズの能見篤史が通算1500奪三振。史上57人目で41歳11か月での達成は2007年の小宮山悟(当時ロッテ所属)と並び史上最年長記録タイ[146]
    • 読売ジャイアンツは、5月18日に長崎県営野球場、及び翌19日に佐賀・みどりの森県営球場で予定していた対広島東洋カープ戦の開催球場をいずれも東京ドームへ変更。また5月12日から31日まで東京ドームで開催されるナイトゲームの試合開始時間を従来より15分繰り上げて17時45分からに変更することをそれぞれ発表した[147]
  • 9日
    • 横浜DeNAベイスターズ対阪神タイガース9回戦(横浜スタジアム)で8回裏のDeNA攻撃中に球場内で小火が発生し、9回表の阪神攻撃前に阪神ナインが一時避難する騒ぎがあった[148]
    • 東北楽天ゴールデンイーグルスの松井裕樹が史上最年少で通算150セーブ。史上16人目[149]
  • 11日
    • 北海道日本ハムファイターズは、井口和朋が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定を受けたことを発表[150]
    • 阪神タイガースと中日ドラゴンズの対戦がプロ野球史上初の通算2000試合到達[151]
  • 13日
    • 埼玉西武ライオンズは、育成契約の水上由伸を支配下登録したことを発表。背番号は「69[152]
  • 14日
  • 15日
    • 読売ジャイアンツと阪神タイガースの対戦が史上2カード目の通算2000試合到達[154][155]
  • 16日
    • この日行われた6試合中、4試合が引き分け。同日に4試合が引き分けとなるのはプロ野球史上初[156]
    • 千葉ロッテマリーンズのフランク・ハーマンが通算100ホールド。史上35人目[157]
    • 東北楽天ゴールデンイーグルスの早川隆久が100球未満で完封勝利を達成。新人の達成は、ドラフト制以後では史上15人目[158]
  • 17日
  • 18日
    • 広島東洋カープは前日に菊池涼介ら3選手が新型コロナウイルス陽性判定を受けた事により、チーム編成が困難になったとして、この日から山口・由宇球場で予定していたウエスタン・リーグの対福岡ソフトバンク三連戦を中止とし、練習試合に切り替えることを発表[160]
    • 北海道日本ハムファイターズの金子弌大が通算2000投球回。史上91人目[161]。また、宮西尚生が通算400ホールドポイント。プロ野球史上初[162]
  • 19日
  • 20日
    • オリックス・バファローズは、コロナ禍の影響により新規ビザの発給が停止され、家族との来日ができないままになっていたブランドン・ディクソンウェイバー公示申請したことを発表[164]
    • 千葉ロッテマリーンズは、柿沼友哉が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定を受けたことを発表。なお他の選手や関係者に濃厚接触者はいない[165]
    • 広島東洋カープは、新たに7人(鈴木誠也長野久義羽月隆太郎石原貴規大盛穂の5選手、朝山東洋打撃コーチ、チームスタッフ1人)の新型コロナウイルス検査で陽性判定を受けたことを発表[166]
    • 東京ヤクルトスワローズは、所属選手1名に発熱の症状があり、複数の濃厚接触者が想定されチーム編成が困難になる恐れがあるとして、この日開催予定だったイースタン・リーグの対埼玉西武戦(戸田)を中止にしたことを発表。なお当該選手はPCR検査の結果陰性と判定されたため21日以降は予定通り活動を行う[167]
  • 21日
    • 広島東洋カープは10人の新型コロナ陽性者が発生したことを受け、この日からマツダスタジアムで予定していた対阪神タイガース三連戦を中止、延期にしたことを発表[168]。しかしその後、一軍バッテリーコーチの倉義和が新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受けたことを発表[169]
    • 東北楽天ゴールデンイーグルスの涌井秀章が通算2500投球回。史上47人目[170]
    • 中日ドラゴンズの大野雄大が通算1000奪三振。史上152人目[171]
    • 千葉ロッテマリーンズが、この日発売された写真週刊誌で不倫騒動が報道された清田育宏に対して自宅待機命令を出していることが明らかになった。清田は札幌遠征の際の不適切行動で1月に無期限の謹慎処分が科され、5月1日に解除されたばかりだった。球団は今回の報道について事実関係を調査中とした[172]→1月15日及び4月30日の出来事も参照
    • 北海道日本ハムファイターズは、7月3日・4日に沖縄セルラースタジアム那覇で開催予定の対福岡ソフトバンクホークス戦の試合開始時間を沖縄県からの要請により、従来の18時30分から45分繰り上げて17時45分からにすることを発表[173]
  • 22日
    • オリックス・バファローズが今月行われた東京遠征中に女性3人と会食を行い新型コロナ感染症対策に違反したとして、杉本裕太郎小田裕也大城滉二の3選手を厳重注意にしていたことが判明[174]
    • 読売ジャイアンツの鍵谷陽平が1球セーブ。史上61人目(67度目)[175]
  • 23日
    • 千葉ロッテマリーンズは、相次ぐ不祥事で謹慎処分を受けていた清田育宏との契約を「度重なる不適切行動及び背信行為」を理由として解除することを発表した[176][177]
    • 広島東洋カープは、九里亜蓮が新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受けたことを発表[178]
    • オリックス・バファローズの吉田正尚が通算100本塁打。史上301人目[179]
  • 24日
    • 読売ジャイアンツは、以下4コーチの異動を発表。實松一成(二軍バッテリーコーチ → 一軍バッテリーコーチ)、加藤健(三軍バッテリーコーチ → 二軍バッテリーコーチ)、相川亮二(一軍バッテリーコーチ → 三軍バッテリーコーチ)、三澤興一(三軍投手コーチ → 二軍投手コーチ)。また、矢貫俊之の三軍投手コーチ就任を発表[180][181]
  • 25日
  • 26日
    • 横浜DeNAベイスターズの楠本泰史がイースタン・リーグ(対東北楽天ゴールデンイーグルス戦、森林どり泉)でサイクル安打。史上11人目[185]
    • 東京ヤクルトスワローズの青木宣親がNPB/MLB通算2500安打。史上4人目[186]
    • 中日ドラゴンズは、二軍投手コーチの門倉健の退団を発表[187]
  • 27日
    • 埼玉西武ライオンズは、源田壮亮が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定を受けたことを発表。同日の対広島東洋カープ戦では濃厚接触の疑いがある8名の選手とスタッフ1名をベンチから外し、予告先発が発表されていたザック・ニールからマット・ダーモディに先発投手を変更。投手9人、野手10人のベンチ入り計19人で試合に臨んだ[188][189]
    • オリックス・バファローズはウェイバー公示していたブランドン・ディクソンについて、公示期間中に獲得する球団が出なかったとして自由契約にしたことを発表[190]。→5月20日の出来事参照
  • 28日
    • 福岡ソフトバンクホークスは、育成契約の大関友久を支配下選手契約したことを発表。背番号も「122」から「42」に変更された[191]
    • NPBは不適切行動により千葉ロッテマリーンズから選手契約を23日に解除された清田育宏を自由契約選手として公示したことを発表[192][193]
    • 前日に新型コロナウイルス陽性判定を受けた埼玉西武ライオンズの源田壮亮の濃厚接触者として、ザック・ニールと木村文紀が所管の保健所によって指定され、特例2021適用で源田、ニール、木村を含め8選手が出場選手登録を抹消され、代替選手として6名が登録された[194]
  • 29日
    • 埼玉西武ライオンズの平良海馬が開幕から26試合連続無失点。2012年の岡島秀樹と並び、パ・リーグタイ記録[195]
  • 30日
  • 31日
    • 千葉ロッテマリーンズは、育成契約の髙濱卓也の支配下選手復帰を発表。背番号は「61[199][66]

6月

  • 1日
    • 中日ドラゴンズは、育成選手の山下斐紹の支配下選手登録を発表。背番号は「39[66][200]
    • 埼玉西武ライオンズの平良海馬が対読売ジャイアンツ1回戦(東京ドーム)でパ・リーグ新記録となる開幕から27試合連続無失点を達成[201]
  • 2日
    • オリックス・バファローズの安達了一が通算1000試合出場。史上511人目[202]
    • NPB審判員の山本貴則が通算1000試合出場。史上132人目。現役では27人目[203]
  • 4日
    • 東北楽天ゴールデンイーグルスの涌井秀章が通算150勝。史上49人目[204]
    • 千葉ロッテマリーンズの益田直也が1球セーブ。史上62人目(68度目)。益田は2014年9月9日に1球勝利を記録しており、1球勝利と1球セーブの両達成はパ・リーグ史上初[205]
  • 5日
    • 阪神タイガースが対福岡ソフトバンクホークス2回戦(阪神甲子園球場)での敗戦により、16試合連続で勝利と敗北を交互に繰り返す(いわゆる「ヌケヌケ」「オセロ」)プロ野球タイ記録[206]
    • 読売ジャイアンツの亀井善行が通算100本塁打。史上302人目[207]
  • 7日
  • 8日
    • 福岡ソフトバンクホークスは、今宮健太が3号本塁打を打ち、球団通算9000号本塁打を達成。史上3球団目[210]
  • 10日
    • 読売ジャイアンツは、MLBサンフランシスコ・ジャイアンツ傘下サクラメント・リバーキャッツから自由契約となった山口俊との契約締結を発表[211]。翌11日にオンラインでの入団会見を行い、背番号は「99」に決定[212]
    • 福岡ソフトバンクホークスの松田宣浩が三塁手で1775試合目の出場。パ・リーグ新記録[213]
    • 東北楽天ゴールデンイーグルスの浅村栄斗が通算1500安打。史上130人目[214]
    • 埼玉西武ライオンズの平良海馬が対横浜DeNAベイスターズ3回戦(メットライフドーム)でプロ野球タイ記録となる開幕から31試合連続無失点を達成[215]
  • 11日
    • 横浜DeNAベイスターズのタイラー・オースティンが、対北海道日本ハムファイターズ1回戦(札幌ドーム)でシーズン11球団から本塁打。史上16人目(19度目)[216]
  • 12日
    • 埼玉西武ライオンズの栗山巧が通算2000試合出場。史上52人目[217]
    • 福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐が通算200本塁打。史上110人目[218]
    • オリックス・バファローズが2010年以来11年ぶり2度目のセ・パ交流戦優勝[219]
  • 13日
    • 福岡ソフトバンクホークスのウラディミール・バレンティンが前所属の東京ヤクルトスワローズから本塁打を打ち、史上43人目の通算300本塁打・史上310人目の通算1000安打・史上41人目となる全球団から本塁打を同時に達成[220][221]
    • 埼玉西武ライオンズの平良海馬が開幕から32試合連続無失点のプロ野球新記録を樹立[222]
    • 横浜DeNAベイスターズのエドウィン・エスコバーが対北海道日本ハムファイターズ3回戦(札幌ドーム)の8回裏にNPB左投手最速となる163km/hを記録[223]
    • 阪神タイガースの糸井嘉男が通算1000三振。史上72人目[224]
  • 14日
    • 横浜DeNAベイスターズと千葉ロッテマリーンズは、国吉佑樹有吉優樹のトレードを発表。新しい背番号は国吉が「92」、有吉は「67[225][226]
  • 15日
    • 横浜DeNAベイスターズは、育成契約の田中健二朗の支配下選手登録を発表。背番号は「46[227]
    • 千葉ロッテマリーンズの加藤翔平と中日ドラゴンズの加藤匠馬との交換トレードが合意したことを両球団が発表[228]。翌16日にそれぞれ入団会見を行い、背番号は加藤翔が「52」、加藤匠は「66」に決定[229][230]
    • セ・パ交流戦は、広島東洋カープ対埼玉西武ライオンズ3回戦(MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島)で広島の勝利により、1試合残しセ・リーグが49勝47敗11分で2009年以来12年ぶり2度目の勝ち越し決定[231]
  • 16日
    • 千葉ロッテマリーンズは、前年まで中日ドラゴンズでプレーしたエンニー・ロメロの獲得を発表[232]。8月10日に入団会見を行い、背番号は「91」に決定[233]
  • 17日
    • 読売ジャイアンツは、育成契約の平間隼人の支配下選手契約締結を発表。背番号は「93[234]。また球団は、ジャスティン・スモークから自主退団の申し入れがあり、これを受け入れてウェイバー公示手続きを進めていくことを発表[235]
  • 19日
    • 読売ジャイアンツの坂本勇人が通算250本塁打。史上65人目[236]
  • 20日
  • 21日
    • 北海道日本ハムファイターズは、育成選手の姫野優也について外野手登録から投手登録に変更したことを発表[238]
  • 22日
    • NPB審判員の丹波幸一が通算2000試合出場。史上70人目[239]
    • 埼玉西武ライオンズの平良海馬が開幕から35試合連続無失点のパ・リーグ新記録を樹立[240]
    • 千葉ロッテマリーンズの荻野貴司がプロ入りから12年連続2桁盗塁を達成。史上4人目[241]
    • オリックス・バファローズはこの日の対北海道日本ハムファイターズ10回戦に勝利し、1997年以来24年振りの10連勝[242]
  • 23日
  • 24日
    • NPBは、読売ジャイアンツのジャスティン・スモークを自由契約選手として公示したことを発表[248]。→6月17日の出来事参照
    • 東京ヤクルトスワローズのスコット・マクガフが月間10セーブの球団新記録を達成[249]
  • 25日
    • 横浜DeNAベイスターズは、育成契約のレミー・コルデロをBCリーグ・神奈川フューチャードリームスに同リーグのシーズン終了まで派遣することを発表[250]
    • 東京ヤクルトスワローズの石川雅規が、三浦大輔の294試合を抜く295試合連続先発登板のセ・リーグ新記録[251]
  • 26日
    • 中日ドラゴンズの大島洋平が通算1500試合出場。史上196人目[252]
    • NPB審判員の秋村謙宏が通算2000試合出場。史上71人目で現役審判では10人目[253]
  • 28日
    • 読売ジャイアンツは、直江大輔の支配下選手復帰を発表。背番号は「56[254]
    • 埼玉西武ライオンズの平良海馬がプロ野球タイ記録となる38試合連続無失点[255]
  • 29日
    • オリックス・バファローズのアダム・ジョーンズがNPB/MLB通算1000打点[256]
    • 読売ジャイアンツは、対広島東洋カープ12回戦(東京ドーム)で勝利し、対広島戦通算1000勝[257]
    • NPB審判員の木内九二生が通算1500試合出場。史上97人目で現役審判では17人目[258]

7月

  • 1日
    • 埼玉西武ライオンズの平良海馬がプロ野球新記録となる39試合連続無失点[259]
  • 2日
    • 阪神タイガースと福岡ソフトバンクホークスは、中谷将大二保旭のトレードを発表[260]。7月5日にそれぞれ入団会見を行い、背番号は中谷が「13」、二保は「34[261][262]
    • 埼玉西武ライオンズの佐々木健が対オリックス・バファローズ13回戦(メットライフドーム)の1回表に先頭打者の福田周平に頭部死球を与え、先発投手でプロ野球史上初の打者1人目、同史上最少の3球で危険球退場[263]
  • 3日
    • 横浜DeNAベイスターズは、乙坂智に対し厳重注意および当面の間自宅謹慎の処分を科したことを発表。乙坂は6月下旬、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から「不要不急の外出および外食の禁止」をチームで定めているにも関わらず、深夜まで大勢が集まる東京・渋谷のクラブで飲酒していたとの一部報道[264]を受けたことによるもの[265]
    • NPB審判員の西本欣司が通算2000試合出場。史上72人目で現役審判では11人目[266]
  • 4日
    • 東北楽天ゴールデンイーグルスは、読売ジャイアンツの炭谷銀仁朗を金銭トレードで獲得したことを発表[267][268]。翌5日にオンラインでの入団会見を行い、背番号は「26」に決定[269]
    • 阪神タイガースの佐藤輝明が1試合5三振。史上19人目[270]
  • 6日
    • 読売ジャイアンツと中日ドラゴンズの対戦が史上3カード目の通算2000試合到達[271]
    • 埼玉西武ライオンズの平良海馬が対北海道日本ハムファイターズ10回戦(旭川スタルヒン球場)の9回裏に失点し、連続試合無失点のプロ野球記録更新が39試合でストップ[272]
    • 東京ヤクルトスワローズ対阪神タイガース13回戦(神宮球場)で、5回表阪神の攻撃中、二塁走者の阪神近本光司が離塁しながら左手を頻りに動かしている行為を「サイン盗みの疑いがある」としてヤクルト三塁手の村上宗隆が審判にアピール。阪神側は「絶対にやっていない」と主張、両軍監督が審判団を交えて言い争う事態となり試合が一時中断した[273]。また、この試合でヤクルトの内川聖一が通算2000試合出場。史上53人目[274]
  • 7日
    • 埼玉西武ライオンズは、松坂大輔が同年限りで現役を引退することを発表[275]
  • 8日
    • 東京ヤクルトスワローズは、小川泰弘の新型コロナウイルス感染を発表[276]
  • 13日
  • 14日
    • 阪神タイガースの佐藤輝明が1999年の福留孝介に並ぶ新人シーズン121三振のプロ野球最多タイ記録[278]
  • 15日
  • 16日
    • オールスターゲーム第1戦(メットライフドーム)が2019年以来2年ぶりに開催され、セ・リーグが5-4でパ・リーグに勝利。この試合で阪神タイガースの近本光司が2019年の第2戦から跨ぎ7打席連続安打のオールスター新記録[281]。また、読売ジャイアンツのチアゴ・ビエイラが8回裏に大谷翔平の162km/hを抜くオールスター最速の163km/hを記録[282]。MVPは広島東洋カープの菊池涼介[283]
  • 17日
    • オールスターゲーム第2戦(楽天生命パーク宮城)が開催され、パ・リーグが4-3でセ・リーグに勝利。この試合で阪神タイガースの佐藤輝明がオールスター史上5人目となる新人本塁打[284]。MVPは東北楽天ゴールデンイーグルスの島内宏明[285]
  • 18日
    • 横浜DeNAベイスターズ一軍監督の三浦大輔は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から「不要不急の外出禁止」をチームで定めているにも関わらず深夜外出をしたことで、自宅謹慎処分を科していた乙坂智の処分を解除し、この日から二軍の練習に参加させたことを表明[286]。→ 7月3日の出来事参照
  • 19日
    • 読売ジャイアンツは、以下5コーチの異動を発表。山口鉄也(二軍投手コーチ → 一軍投手コーチ)、杉内俊哉(一軍投手コーチ → 二軍投手コーチ)、相川亮二(三軍バッテリーコーチ → 一軍バッテリーコーチ)、實松一成(一軍バッテリーコーチ → 二軍バッテリーコーチ)、加藤健(二軍バッテリーコーチ → 三軍バッテリーコーチ)[287][288]
  • 21日
  • 26日
    • 埼玉西武ライオンズは、エルネスト・メヒアから自主退団の申し入れがあり、これを受けてウェイバー公示の手続きを行ったことを発表[290]
    • オリックス・バファローズは、ロサンゼルス・ドジャース傘下のランヘル・ラベロを獲得したことを発表。背番号は「42[291]。8月12日に入団会見を行った[292]
  • 31日
    • 千葉ロッテマリーンズは、唐川侑己が新型コロナウイルスに感染したことを発表[293]

8月

  • 3日
    • オリックス・バファローズは、ステフェン・ロメロから自主退団の申し入れがあり、これを受けてウェイバー公示の手続きを行ったことを発表[294]
  • 6日
    • 中日ドラゴンズの木下雄介が3日に死去していたことが一部スポーツ新聞で報じられ、その後球団からも正式発表された(27歳没)。木下雄は7月6日にナゴヤ球場での練習中に倒れ、予断を許さない状況が続いていた。なお死因は明らかにされていない[295][296]。NPBでは2010年の小瀬浩之(当時オリックス所属)以来、11年ぶりの現役選手の死去事例。
    • 読売ジャイアンツは、元テキサス・レンジャーズで同年はシンシナティ・レッズでプレーしたスコット・ハイネマンの獲得を発表。背番号は「28[297]
    • 埼玉西武ライオンズは、ファーム担当スタッフ1名がPCR検査で新型コロナウイルスに感染していたことを発表。その後の保健所の調査で濃厚接触者はいなかったが、大事を取って翌7日にヤクルト戸田球場で開催予定だったイースタン・リーグの対ヤクルト戦を中止した[298]
  • 8日
    • 2021プロ野球エキシビションマッチ・オリックス・バファローズ対横浜DeNAベイスターズ戦(京セラドーム大阪)で、エキシビジョン特別ルールにより後攻となったビジターチームのDeNAが9回裏に3点差を逆転し、4-5xでサヨナラ勝ちの珍事[299]
    • 福岡ソフトバンクホークスは、コリン・レイから自主退団の申し入れがあり、これを受けてウェイバー公示の手続きを行ったことを発表[300]
  • 10日
    • 千葉ロッテマリーンズは、前年12月27日に育成契約として入団したホルヘ・ペラルタの入団会見を行い、背番号は「131」に決定[301]。 → 2020年12月27日の出来事参照
    • NPBと12球団は、オンラインで実行委員会を開き、2022年シーズンの日程を発表。公式戦開幕はセ・パ同時で3月25日、クライマックスシリーズは10月8日、日本シリーズは10月22日からの予定。セ・パ交流戦、オールスターゲームについては後日発表[302]
  • 11日
    • 北海道日本ハムファイターズは、8月4日のエキシビションマッチ・対横浜DeNAベイスターズ戦(函館オーシャンスタジアム)の試合前に同僚選手に対して暴力行為を働いたとして、中田翔を統一選手契約書第17条違反により無期限の出場停止処分を科したことを発表[303]
  • 12日
    • 埼玉西武ライオンズの木村文紀佐藤龍世と北海道日本ハムファイターズの平沼翔太公文克彦との2対2の交換トレードが成立したことを両球団が発表[304]。翌13日にそれぞれ入団会見を行い、背番号は木村が「45」、佐藤が「49」、平沼が「31」、公文が「23[305][306][307]
  • 13日
    • 2020年東京オリンピック開催により中断となっていた公式戦が再開[308]
    • 阪神タイガースの佐藤輝明がプロ野球新人最多となるシーズン122三振[309]
    • 読売ジャイアンツのチアゴ・ビエイラが対中日ドラゴンズ15回戦(東京ドーム)の9回表に大谷翔平、ロベルト・コルニエルの165km/hを超えるNPB最速の166km/hを記録[310]
    • オリックス・バファローズの平野佳寿が1球セーブ。史上63人目(69度目)[311]
  • 14日
    • 埼玉西武ライオンズが対東北楽天ゴールデンイーグルス14回戦(メットライフドーム)で三重殺を完成。1回表楽天の攻撃、無死一・二塁、投手・今井達也、一塁走者・鈴木大地、二塁走者・小深田大翔で、打者・浅村栄斗のライナー打球を右翼手の愛斗が捕球し1アウト。走者は気付かず本塁まで進塁しており、中継プレーを経て源田壮亮が二塁ベースを踏み2アウト。一塁の山川穂高に送球され3アウトで成立。史上85度目[312]
  • 15日
  • 17日
    • 読売ジャイアンツは、育成選手契約でBCリーグ・栃木ダニエル・ミサキの獲得を発表。背番号は「002[315][316]
    • 阪神タイガースの佐藤輝明が21号本塁打を打ち、新人左打者の最多本塁打記録を更新[317]
  • 18日
    • 福岡ソフトバンクホークスは、球団記録である38イニング連続無失点を更新し、42イニングの球団新記録を達成[318]
    • 広島東洋カープは、前年までプレーしたクリス・ジョンソンが現役を引退することを発表[319]
  • 20日
    • 読売ジャイアンツは、暴行問題で全試合出場停止中の北海道日本ハムファイターズの中田翔を交換要員なしの無償トレードで獲得したことを発表。背番号は「10」。それに伴い、NPBは出場停止処分を同日付けで解除[320][321]。 → 8月11日の出来事参照
    • 前日の19日夜に福岡PayPayドーム内にあるロッカールームから福岡ソフトバンクホークスの和田毅のグラブを換金目的で盗んだとして、福岡県警福岡中央署はドーム内の清掃を請け負っていた会社に所属する23歳の清掃作業員の男を窃盗容疑で逮捕。警察は和田以外にも被害に遭った選手がいるものと見て捜査している[322]
    • 福岡ソフトバンクホークスは、対千葉ロッテマリーンズ14回戦(福岡PayPayドーム)の4回表に失点し、連続イニング無失点の球団記録更新が45イニングでストップ[323]
  • 21日
    • オリックス・バファローズは、元サンディエゴ・パドレスで同年はBCリーグ・茨城アストロプラネッツでプレーしたセサル・バルガスを獲得したことを発表。背番号は「59[324]
    • 東京ヤクルトスワローズの青木宣親が通算300二塁打。史上74人目[325]
  • 22日
    • 埼玉西武ライオンズの中村剛也が対オリックス・バファローズ18回戦(京セラドーム大阪)の1回表に、通算22本目となる満塁本塁打を打ち、自身が持つ通算満塁本塁打のプロ野球記録を更新[326]。また、水上由伸が甲斐野央の13試合を抜くパ・リーグ新記録の新人で開幕から14試合連続無失点を達成[327]
  • 23日
    • NPBは、読売ジャイアンツのエリック・テームズを自由契約選手として公示[328]
    • 中日ドラゴンズは、去る8月3日に死去した木下雄介(享年27)の追悼試合を9月5日に一軍の対横浜DeNAベイスターズ戦(バンテリンドーム ナゴヤ)、二軍の対阪神タイガース戦(ナゴヤ球場)で実施することを発表。一軍では試合開始前に追悼セレモニーも行われる[329]
  • 25日
    • 埼玉西武ライオンズは、佐々木健に対し1カ月対外試合出場禁止の処分を科したことを発表。佐々木は球団で定めた新型コロナウイルス感染防止のルールに違反し、本年7月と8月に同居家族以外の知人女性と長時間面会、および球団から義務付けられている行動記録の未提出と記載漏れが判明したことによるもの[330]
    • 横浜DeNAベイスターズの牧秀悟がサイクル安打を達成。史上70人目、通算75度目[331]。新人の達成はNPB公式戦史上初[332]
  • 26日
    • NPBは、8月24日に行われた埼玉西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークス16回戦(メットライフドーム)の公式記録を一部訂正することを発表。1回裏西武の攻撃、1死一・三塁で打者の中村剛也の三振目に一塁走者の森友哉が二盗するも、捕手の甲斐拓也が二塁へ悪送球。この間に三塁走者の外崎修汰が本塁へ生還し森は三進。このプレーについて森には盗塁が、外崎の得点と森の盗塁後の三進については甲斐の失策が一旦記録されたが、外崎が甲斐の悪送球の前にスタートを切っていたとし「本塁への盗塁(重盗)」に訂正。森の三進に対してのみ甲斐の失策とした。これにより当該プレーにおける外崎の盗塁数が「0」から「1」に、投手の東浜巨の自責点が「0」から「1」にそれぞれ訂正された[333][334]
    • 阪神タイガース二軍が13連勝(引き分け挟む)のウエスタン・リーグタイ記録[335]
  • 27日
    • 中日ドラゴンズは、育成契約の石岡諒太の支配下選手復帰を発表。背番号は「00[336]
    • 中日ドラゴンズの福留孝介が通算1000四球。史上16人目[337]
    • 北海道日本ハムファイターズの西川遥輝が通算300盗塁。史上30人目[338]
  • 28日
    • 読売ジャイアンツのチアゴ・ビエイラが高木京介の29試合を超える30試合連続無失点の球団新記録[339]
    • この日行われた6試合中、4試合が引き分け。5月16日以来史上2度目の同日に4試合引き分け。福岡ソフトバンクホークスと埼玉西武ライオンズはシーズン17引き分けとなり、1974年の南海ホークスの16引き分けを更新するパ・リーグ新記録、さらにシーズン全チーム総引き分けが75試合となり2012年の74試合を抜くプロ野球記録になった[340]
  • 29日
    • 千葉ロッテマリーンズは、福田秀平が新型コロナウイルスに感染したことを発表[341]
    • 北海道日本ハムファイターズは、上野響平が新型コロナウイルスに感染したことを発表[342]
  • 30日
    • 横浜DeNAベイスターズは、育成選手の宮國椋丞を支配下選手契約したことを発表。背番号は「65[343]
    • 福岡ソフトバンクホークスは、育成選手の渡邉陸を支配下選手契約したことを発表。背番号は「79[344]
    • 読売ジャイアンツは、育成選手の鍬原拓也喜多隆介を支配下選手契約したことを発表。背番号は鍬原が「46」、喜多が「94[345]
    • 千葉ロッテマリーンズは、育成選手の植田将太を支配下選手契約したことを発表。背番号は「95[346]
    • オリックス・バファローズは、育成選手の岡崎大輔を支配下選手契約したことを発表。背番号は「93[347]
    • 福岡ソフトバンクホークスは重田倫明が新型コロナウイルスに感染したことを発表[348]
  • 31日
    • 北海道日本ハムファイターズは、育成選手の宮田輝星を支配下選手契約したことを発表。背番号は「69[349]
    • 千葉ロッテマリーンズは、元広島東洋カープの小窪哲也の獲得を発表。背番号は「36[350]。また、球団はこの日の対埼玉西武ライオンズ18回戦で勝利し、本拠地である千葉マリンスタジアム(QVCマリンフィールド/ZOZOマリンスタジアム)通算1000勝を達成[351]
    • 東京ヤクルトスワローズは、ドミニカ共和国出身で前トロント・ブルージェイズ傘下のケリン・ホセを獲得したことを発表。登録名は「ケリン」で背番号は「71[352]
    • 阪神タイガース二軍が14連勝(引き分け挟む)のウエスタン・リーグ新記録[353]

9月

  • 1日
    • 阪神タイガース二軍が15連勝(引き分け挟む)し、1999年の読売ジャイアンツ二軍に並ぶファームタイ記録[354]
    • 読売ジャイアンツのチアゴ・ビエイラが対東京ヤクルトスワローズ16回戦(京セラドーム大阪)の9回に登板し無失点に抑え、32試合連続無失点の外国人新記録を達成[355]
  • 2日
    • 読売ジャイアンツのチアゴ・ビエイラが対東京ヤクルトスワローズ17回戦(京セラドーム大阪)の9回表に失点し、連続無失点記録の更新が32試合でストップ[356]
  • 3日
    • 東京ヤクルトスワローズのアルバート・スアレスが対広島東洋カープ15回戦(東京ドーム)の1回表に160km/hを計測。弟のロベルト・スアレスも今季163km/hを計測しており、兄弟投手が揃って160km/h以上を計測するのはNPB初[357]
    • オリックス・バファローズの平野佳寿が通算1000投球回。史上360人目[358]
  • 4日
    • 埼玉西武ライオンズの栗山巧が通算2000安打。史上54人目で西武の生え抜き選手初の達成[359]
  • 5日
    • NPBコミッショナーの斉藤惇は、前日に行われた東京ヤクルトスワローズ対広島東洋カープ16回戦(東京ドーム)の8回裏に球審へ選手交代の通告を怠ったとして、広島一軍監督の佐々岡真司に厳重注意の制裁を科したことを発表[360]
    • 阪神タイガース二軍が16連勝(引き分け挟む)し、ファーム新記録を樹立[361]
  • 8日
    • 千葉ロッテマリーンズは、レオネス・マーティンが25号本塁打を打ち、球団通算8000号本塁打を達成[362]。また、益田直也が通算150セーブ。史上17人目[363]
  • 9日
    • 広島東洋カープの鈴木誠也が6試合連続本塁打の球団タイ記録を達成[364]
    • 横浜DeNAベイスターズの牧秀悟がシーズン100安打を達成。球団の新人では1959年の桑田武以来62年振り3人目[365]
    • 広島東洋カープの塹江敦哉が1球勝利。史上43人目、44度目[366]
  • 10日
    • 福岡ソフトバンクホークスの佐藤直樹が新型コロナウイルスの陽性判定を受けていたことが判明。これによりこの日予定されていたウエスタン・リーグの対オリックス戦(オセアンバファローズスタジアム舞洲)が中止となった[367]
    • 阪神タイガースの西勇輝が通算100勝。史上140人目[368]
  • 11日
    • 阪神タイガースの糸井嘉男が通算300盗塁。史上31人目で40歳1カ月での達成は史上最年長[369]
    • 北海道日本ハムファイターズが初回11得点のパ・リーグタイ記録、1イニング11得点の球団タイ記録を達成[370]
  • 12日
    • 中日ドラゴンズの福留孝介が谷繁元信の44歳4カ月を5日上回る球団最年長本塁打[371]
  • 13日
    • セ・リーグは、11月6日に開幕予定のクライマックスシリーズの冠スポンサーに、同リーグ公式戦のタイトルパートナーであるJERAが就くことを発表。名称は『2021 JERA クライマックスシリーズ セ』となる[372]
    • 中日ドラゴンズ対東京ヤクルトスワローズ18回戦(バンテリンドーム ナゴヤ)にて、1-0で中日リードの9回表ヤクルトの攻撃、1死一・二塁で代打の川端慎吾が二塁ゴロを打ち、二塁手の堂上直倫は一塁走者の西浦直亨にタッチしようとしたが出来ず、川端のアウトを狙い一塁へ送球したがセーフ。一・二塁間で挟殺プレーが始まり、遊撃手の京田陽太は一度二塁ベースを踏んで、封殺を二塁塁審の嶋田哲也にアピールしたもののジャッジが行われず挟殺プレーは続行。この間に三塁を回っていた二塁走者の古賀優大が本塁を狙うもアウト。その直後に中日一軍監督の与田剛が「京田が二塁ベースを踏んだ」とリクエストを要求、これが認められ西浦もアウトとなり試合終了。直ちにヤクルト一軍監督の高津臣吾が「京田が二塁ベースを踏んだ瞬間に嶋田がきちんとアウトの宣告をしていれば古賀の本塁突入もなかった」と嶋田の落ち度を責め審判団に対し15分間抗議するも判定は覆らず[373]
  • 14日
    • 読売ジャイアンツの山口俊が史上初となる4回目の危険球退場[374]
  • 15日
    • 7・8月度の月間サヨナラ賞の受賞選手が発表され、セ・リーグは阪神の大山悠輔が、パ・リーグは日本ハムの髙濱祐仁がそれぞれ初受賞した[375]
    • 阪神タイガース二軍が福岡ソフトバンクホークス二軍に1-5で敗れ、18連勝(引き分け挟む)でファーム記録更新がストップした[376]
  • 16日
    • 阪神タイガースは、2022年シーズンより阪神甲子園球場での主催試合における右翼外野席を「阪神タイガース専用応援席」とし、他球団の応援・グッズ使用・衣装の着用を禁止することを発表[377]。また、俊介が今季限りでの現役引退を表明[378]
    • 福岡ソフトバンクホークスは、本拠地福岡PayPayドームの左翼スタンドに並ぶ人型ロボットPepper 100体の応援団が、「最大のロボット応援団」としてギネス世界記録に認定されたと発表[379]。また同球団は、この日の対千葉ロッテマリーンズ19回戦(福岡PayPayドーム)で引き分け、シーズン19度目の引き分けとなり、1982年の中日ドラゴンズに並びプロ野球タイ記録となった[380]
    • 2022年のオールスターゲームの日程が決定し、第1戦は7月26日に福岡PayPayドーム、第2戦は同27日に松山坊っちゃんスタジアムで行われることが発表された[381]
  • 17日
    • 読売ジャイアンツの松原聖弥がシーズン二桁本塁打。育成出身選手では史上2人目、セ・リーグ初[382]
  • 18日
    • NPB審判員の白井一行が通算1500試合出場。史上98人目、現役審判では18人目[383]
    • 東京ヤクルトスワローズの塩見泰隆がサイクル安打を達成。史上71人目、76度目[384]
  • 19日
    • 東京ヤクルトスワローズの村上宗隆が通算100本塁打。史上303人目で21歳7カ月での達成は清原和博の21歳9カ月を抜き史上最年少[385]。なおヤクルトは前日の対読売ジャイアンツ戦とこの日の対広島東洋カープ戦でプロ野球タイ記録となる2試合連続毎回安打を記録。史上19度目[386]
  • 20日
    • 阪神タイガースの桑原謙太朗が今季限りでの現役引退を表明[387]
    • NPB審判員の名幸一明が通算1500試合出場。史上99人目、現役審判では19人目[388]
  • 21日
  • 22日
    • 読売ジャイアンツの丸佳浩の偽造サイン入りユニフォームをインターネットのオークションサイトに出品したとして、警視庁生活経済課は24歳の配達業の男を不正競争防止法違反で逮捕。今年6月の家宅捜索では11球団・87選手分の偽造サインが入ったユニフォームなど90点以上が発見され押収されていた[390]
    • 千葉ロッテマリーンズ二軍が横浜DeNAベイスターズ二軍に19-0で勝利し、7年ぶり11度目のイースタン・リーグ優勝。この試合でロッテ二軍は1イニング17得点のNPB新記録を達成[391]
    • 東京ヤクルトスワローズは、リック・バンデンハークのウェーバー公示手続きを行ったと発表した[392]
  • 24日
    • オリックス・バファローズは、育成契約の西浦颯大から現役を引退するとの申し出があり、これを受理したことを発表[393]
    • 阪神タイガース二軍がオリックス・バファローズ二軍に5-3で勝利し、3年ぶり17度目のウエスタン・リーグ優勝[394]
  • 26日
    • 東京ヤクルトスワローズの村上宗隆が岡本和真の22歳3カ月を抜き、史上最年少の21歳7カ月でシーズン100打点到達[395]

予定

10月

11月

12月

※これらの予定[396]は、コロナウイルスの状況によっては開催内容の変更・日程の変更・中止の可能性がある。

競技結果

日本生命セ・パ交流戦2021 最終成績
順位 球団 勝率
1位 オリックス・バファローズ 12 5 1 .706 優勝
2位 阪神タイガース 11 7 0 .611 1.5
3位 横浜DeNAベイスターズ 9 6 3 .600 2.0
4位 中日ドラゴンズ 9 7 2 .563 2.5
5位 東京ヤクルトスワローズ 10 8 0 .556 2.5
6位 東北楽天ゴールデンイーグルス 9 8 1 .529 3.0
7位 埼玉西武ライオンズ 7 7 4 .500 3.5
8位 千葉ロッテマリーンズ 8 9 1 .471 4.0
9位 読売ジャイアンツ 7 8 3 .467 4.0
10位 北海道日本ハムファイターズ 7 11 0 .389 5.5
11位 福岡ソフトバンクホークス 5 9 4 .357 5.5
12位 広島東洋カープ 3 12 3 .200 8.0

[注 1][注 2]


月間MVP

  セントラル・リーグ パシフィック・リーグ
投手 球団 野手 球団 投手 球団 野手 球団
3・4月 髙橋優貴 巨人 菊池涼介 広島 涌井秀章 楽天 L.マーティン ロッテ
5月 R.スアレス 阪神 佐藤輝明 阪神 N.マルティネス ソフトバンク 吉田正尚 オリックス
6月 青柳晃洋 阪神 T.オースティン DeNA 山本由伸 オリックス 杉本裕太郎 オリックス
7・8月 T.ビエイラ 巨人 鈴木誠也 広島 山本由伸 オリックス 藤原恭大 ロッテ
9月
10月

[398]

オールスターゲーム

ファーム

誕生

2021年の野球を参照

死去

2021年の野球を参照

脚注

注釈

  1. ^ 勝率が同率で並んだ場合、(1)勝利数(2)当該チーム間の当年度交流戦の直接対決成績(3チーム以上並んだ場合は省略)(3)得点/攻撃イニング-失点/守備イニング(4)前項を自責点に置き換えたもの(5)チーム打率(6)前年度の交流戦順位で順位が決定される。
  2. ^ 2021年限りの特別ルールとして、6月17日までに全日程を消化していない場合、6月17日時点での勝率で順位を決定する。ただし、「15試合以上消化し、勝率.500以上」が優勝条件となるが、消化試合が15試合未満でも、未消化試合を負けとして加算しても勝率が1位球団を上回る場合、その球団を優勝とする。また、優勝条件を満たす球団が1つもない場合は、全球団が未消化試合を負けとして加算し、その時の勝率で優勝球団を決定する[397]

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