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「PlayStation 4」の版間の差分

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=== セカンドスクリーン ===
=== セカンドスクリーン ===
PS Vita、[[iPhone]]や[[iPad]]、[[Android]]搭載の[[スマートフォン]]や[[タブレット端末]]に専用のソフト「PlayStation App」(プレイステーション アップ)をインストールすることで、ネットワークを通じてそれらの機器を本機と連携した第二の画面として使用できる。
PS Vita、[[iPhone]]や[[iPad]]、[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]搭載の[[スマートフォン]]や[[タブレット端末]]に専用のソフト「PlayStation App」(プレイステーション アップ)をインストールすることで、ネットワークを通じてそれらの機器を本機と連携した第二の画面として使用できる。


ゲームのプレイ中にテレビ画面には納まらない情報を手元の機器で表示したり、フレンドがプレイ中の本機の画面を観覧する、外出時にフレンドのアクティビティを見たりPS Storeで買い物をする等のPS4外部端末としての利用等といった使用方法が挙げられている<ref name="RT1"/><ref>{{cite press release|url=http://www.jp.playstation.com/info/release/nr_20131028_psapp.html|title=「プレイステーション 4」の楽しみ方をさらに広げる専用アプリケーションPlayStation®App北米および欧州での配信日決定。~スマートフォンやタブレットで「プレイステーション 4」(PS4™)との連携や、PSN℠の機能を手軽に利用可能~|date=2013-10-28|publisher=SCE}}</ref>。また、文字入力時にセカンドスクリーン端末のタッチキーボードを使用できる。
ゲームのプレイ中にテレビ画面には納まらない情報を手元の機器で表示したり、フレンドがプレイ中の本機の画面を観覧する、外出時にフレンドのアクティビティを見たりPS Storeで買い物をする等のPS4外部端末としての利用等といった使用方法が挙げられている<ref name="RT1"/><ref>{{cite press release|url=http://www.jp.playstation.com/info/release/nr_20131028_psapp.html|title=「プレイステーション 4」の楽しみ方をさらに広げる専用アプリケーションPlayStation®App北米および欧州での配信日決定。~スマートフォンやタブレットで「プレイステーション 4」(PS4™)との連携や、PSN℠の機能を手軽に利用可能~|date=2013-10-28|publisher=SCE}}</ref>。また、文字入力時にセカンドスクリーン端末のタッチキーボードを使用できる。

2020年9月6日 (日) 07:50時点における版

PlayStation > PlayStation 4
PlayStation 4
プレイステーション4
PlayStation 4 (CUH-1000) の本体とDUALSHOCK 4
(2013年11月北米での実売品)
開発元 ソニー・インタラクティブエンタテインメント (SIE)
種別 据置型ゲーム機
世代 第8世代
発売日 アメリカ合衆国の旗カナダの旗 2013年11月15日
日本の旗 2014年2月22日
売上台数 日本の旗 911万台(2020年5月)[1]
世界の旗 1億1040万台(2020年3月)[2]
対応メディア Blu-ray Disc
DVD
CPU AMD Jaguar 8コア
ストレージ SATA接続ストレージ(2.5インチ専用)
USBマスストレージ
グラフィック AMD製カスタムGPU
コントローラ入力 DUALSHOCK 4
PlayStation VR
PlayStation Camera
PlayStation Move
外部接続 USB 3.0(CUH-1000/1200)
USB 3.1 Gen.1(CUH-2000以降)
1000BASE-T
Bluetooth (CUH-1000/1200は2.1、CUH-2000以降は4.0に対応)[補足 1]
IEEE 802.11 b/g/n(CUH-1000/1200)
IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(CUH-2000以降)[3]
HDMI (ブラビアリンク対応、v1.4b[4]/PS4 Pro: 2.0b[補足 2])
オンラインサービス Sony Entertainment Network/PlayStation Network
最高売上ソフト 世界の旗 Marvel’s Spider-Man /900万本(2018年11月時点の実売数(DL版を含む)[6]
後方互換 なし
前世代ハード PlayStation 3
次世代ハード PlayStation 5
ウェブサイト PlayStation 4公式ウェブサイト

PlayStation 4(プレイステーションフォー、略称: PS4)は、2013年11月15日に発売された家庭用ゲーム機

発売元はソニー・インタラクティブエンタテインメント (SIE) (旧:ソニー・コンピュータエンタテインメント (SCE) )。

2016年には4K解像度 (2160p) などに対応したハイエンドモデルとしてPlayStation 4 Proが発売された[7][8]

概要

E3 2013に展示されたPS4の本体

PlayStation 3の次世代機となる、第8世代に属する家庭用ゲーム機である[9][補足 3]。2013年2月20日東部標準時)にニューヨークで行われたイベント「PlayStation Meeting 2013」にて発表された[9]。その後、米国カナダで同年11月15日より先行発売され、発売24時間で100万台以上を販売した[11]。日本では約3ヶ月後の2014年2月22日より発売されている(「各国の発売日」も参照)。

ネットワーク機能を強化しており、プレイ動画を公開したり、フレンド間でゲームプレイ中継を行うといった「シェア」機能や「リモートプレイ」を搭載し、スリープ状態時のアップデーターやゲームデータの自動ダウンロードにシステムレベルで対応する[9]PlayStation 3と比較してPCのアーキテクチャに近く、メモリも潤沢に用意されたため、ソフト開発が容易になり、サードパーティー参入のハードルが下がっている[12]。PS3で別売りだったヘッドセットは全てのPS4に標準で同梱される[13][補足 4]。互換性については、PS1 - PS3互換を取ることはない(互換とは異なるが、クラウドゲーミング技術による実装の「PlayStation Now」で一部ソフトは遊べる)[16]

仕様

PlayStation 4の設計にあたっては、ゲーム開発機と同じ一般的なPCの構造を踏襲しつつ、ゲーム開発者の力を活かすことが最優先とされた[17]

特に、従来の傾向からすれば、ゲーム機としては破格の8GB(ゲーム用には5.5GB)も確保されたメモリの容量は開発者から好評であり、CPU用で256MB,GPU用で256MBしか確保されなかったPS3と比較して、非常に開発しやすい環境に変わった。メモリスワップによる動作のもたつき発生を防ぐため、PlayStation 4でも仮想メモリは使用できないような制約が掛けられている。ユニファイドメモリの採用により、GPUとCPUの取り扱うメモリ空間を共通化し高速なプログラムの開発を容易にした。

メインプロセッサには、既にPC向けに大量生産されている、x86-64アーキテクチャCPUのカスタム品が用いられている[18]。技術の進歩によりゲーム専用CPUを開発する優位性がなくなったためである。この点については、PSのCPU/GTE、PS2Emotion Engine、PS3のCell Broadband Engineと、開発の容易さよりもピーク性能を重視して独自開発を行ってきた過去の流れから大きく変わった点と言える。

CPUとOSはゲーム用と非ゲーム用のシステムが複数稼働しており、スリープ中でもサイドCPUがソフトウェアのアップデート等の最低限の通信を行ったり、ゲーム中に配信用の動画をエンコード可能であるなど、先進的な機能が盛り込まれている。

コントローラーにはShareボタンが搭載され、ゲームの模様を録画、配信などの操作を簡便に行えるSNS時代に即した新機能を搭載した。

メインプロセッサー

メインプロセッサーにはAMD製のPS4専用にカスタマイズされた[9]APU(CPUとGPUを統合したシングルチップ・プロセッサー)を搭載し、CPUには64ビットのカスタム「Jaguar」2基(計8コア)、GPUには1.84テラFLOPS単精度浮動小数点演算性能を持つRadeonのカスタム品が採用されている。TSMCの28nmプロセス生産ラインで製造されている[19]

このAPUはAMDが開発中のGPGPU支援技術HSA対応しており[疑問点][20]、CPUとGPUに統一されたアドレス空間が提供され[補足 5]、それぞれが相互のメモリー使用領域へ直接アクセスできるhUMA対応になっている[疑問点][21]

Supercharged PC ArchitectureコンセプトにおけるSupercharged、つまりPC仕様を超える独自強化の部分についてPlayStation 4のリードアーキテクトであるマーク・サーニーは、非常に多くの点があるが代表的なのものは4つあると語っている[22]

  • CPUとGPUの間で高速にデータを転送できる機構。
  • GPU内のキャッシュ・メモリーからの書き戻し回数を減らす機構。
  • 演算やグラフィックス描画の処理について多階層で優先順位を付けられる調停機構。
  • CPUの前処理をGPUに肩代わりさせる機能。

以上の代表的な4点は全てメインプロセッサー関係である。

CPU

CPUにはx86-64命令セットを持つ低消費電力かつ低発熱な4コア「Jaguar」を2基搭載しており[23]、各基はそれぞれが持つ2MBのL2キャッシュを4つのコアで共有する。各コアは命令キャッシュ32KBおよびデータキャッシュ32KBのL1キャッシュを持っており[24]、全体では512KBとなる。

JaguarはAMDの一般に出荷される製品における前世代となるBobcatからパフォーマンスを向上させたもので、ゲーム機において特に重要となる浮動小数点の演算性能についてはSIMD浮動小数点演算(浮動小数点のベクトル演算)ユニットが旧来の64ビット幅から128ビット幅となり性能の倍増が図られている。

GPU

GPUのコアはGCN (Graphics Core Next) 系アーキテクチャで、搭載する18個のCU (コンピュートユニット) はそれぞれ16レーンのSIMD演算ユニットを4個持つ。動作クロックは800MHzであり、計1,152個の積和算ユニットを持つことから単精度浮動小数点の演算性能は1.84TFLOPSとなる。

PS3のRSXDirectX 9世代の拡張アーキテクチャを採用していたが、本機では2世代進んだDirectX 11世代となる。グラフィックスパイプラインにはプリミティブの増減・出現・消失をGPU単体で行えるようになるジオメトリシェーダー、プリミティブの分割・増減・変位をプログラマブルに行えるテッセレーションステージが加えられており、命令セットや機能も多く追加された。RSXのベースとなったG70まで別れていたピクセルシェーダーバーテックスシェーダーは統合され、ユニファイドシェーダー構成となっている。

GPUに関してはAMDの基本設計に対しSCEが多くのカスタマイズを施している。後述するGPGPUと純粋なグラフィック処理を混在できるようなGPU制御や、それに併せたGPGPU用のタスク制御機能の拡充などが行われた。提供されるAPIはPS3やPS Vita向けに提供されているものと同様の形態となり、抽象化レイヤーのないローレベルなものとなる。これはよりパフォーマンスを追求するためであり、OpenGLなどに慣れ親しんだ開発者向けに別途オーバーヘッドの少ないラッパーAPIとそのソースコードも提供される。

GPGPU

本機ではGPUでグラフィック処理以外の汎用演算処理を行うGPGPUが特に重視されている。GPUはその特性から単純な演算の繰り返しに長けており、浮動小数点演算においては本機のGPUはCPUに対して11.5倍も高速に処理を行うことができ(FLOPS比)、物理演算などを担わせれば高い性能を発揮することができる。PS3のCellに搭載されたSPUコアもSIMD浮動小数点演算を得意としていたが、本機ではこれをGPGPUによって担わせている。

GPGPUはGPUでグラフィック処理と汎用演算の双方を行うものであるが、グラフィック描画処理を実行する中で適宜余った性能を汎用演算に振り分けるという事は難しく、そのためグラフィック処理を抑え汎用演算のために性能を余剰させなければならないこと、加えて特にNVIDIAのGPUではグラフィック処理と汎用演算で内部メモリーの扱い方が異なるため、その都度モードを切り替える必要があり双方を同時に実行できない事などが問題点だった。そこで本機ではPS3で活用されたSPURS(SPU Runtime System; 余ったSPUなどのリソースを仮想化し自律的に演算処理を行わせる仕組み)を参考に、グラフィック処理と汎用演算を効率よく同時に行うことができるようカスタマイズが施されているとされる。その例としてGPUコアからL1/L2キャッシュをバイパスし10GB/sの帯域幅で直接メインメモリーを読み書きできるようになっていること、L2キャッシュに新たにvolatileタグが設けられメインメモリーに直接書き込むデータを区別できるようにされており結果としてGPUのキャッシュメモリーをすべてグラフィック処理用に効率よく割くことができるようになっていることなどが挙げられている。これらによりGPGPUをCPUのような感覚で容易に行うことができるとされている[18]

GPGPUを支援するものとして前述のHSAなどがあるが、このようなアーキテクチャに基づいた統一的なプログラミング言語およびAPIを利用した場合は開発が容易になる反面処理効率を高めることが難しくなることから、SCEはまず独自の最適化技術を用いた独自シェーダー (PlayStation Shader Language; PSSL) を提供する。またそれに続いてより深いレベルでのハードウェアアクセス、中期段階としてOpenGLやDirectXなどの汎用API対応および完全なハードウェアアクセスも提供していくとした上で、長期的には開発を容易にするためCPUとGPUで同じプログラミング言語を使えるようにすることが目標とされている。

オーディオDSP

オーディオDSPにAMD TrueAudio technologyが採用されている[25]

メインメモリー

メモリ周りのアーキテクチャはPCと比べて特殊な構造になっている。メインメモリは、これまでもっぱらビデオカード用のVRAMなどに用いられてきた広帯域なGDDR5を8GB搭載する[補足 6]。このメモリ拡充により、従来SONY製ゲーム機で問題視されてきたメモリ容量の少なさは解消された。帯域幅は176GB/sであり、PS2に搭載されていたVRAMの48GB/sを超えることとなったほか、PS3に搭載されていたXDR DRAMの25.6GB/sと比較しても約7倍もの転送速度を誇る。汎用のDDR3では192ビットインターフェイスでようやく40GB/sに届くとしており、SIEはその帯域幅の広さを強調している。

PS3ではシステム用・グラフィック用にそれぞれ別のメモリーが搭載(XDR DRAMとGDDR3、それぞれ256MB)されていたが、本機ではCPUとGPUが統合されたAPU直結となるので用途別にメモリー接続バスを分ける必要がなく共有となった。またHSAのhUMA対応によりメモリーマップが統一されたためGPUに処理を渡すためのデータを都度VRAMに転送する必要がなくなり、そのために生じていたボトルネックが解消されている[疑問点][21]

メモリーは256ビットバスでAPUに接続されている[27]。 メモリーには16個の4Gビットチップ(CUH-1000シリーズ[28]、CUH-1100シリーズ[29])、または8個の8Gビットチップ(CUH-1200シリーズ[30]、CUH-2000シリーズ[31]CUH-2100シリーズ)を搭載し、帯域幅から256ビットインターフェイス、5.5GT/s英語版 の転送量を持つと見られている。

セカンダリープロセッサー

セカンダリープロセッサーには、メインプロセッサ用のメモリとは別に32MBのファームウェアと256MBの専用メモリが接続されており、メインプロセッサ用のファームウェアのロード、ゲームのサスペンドレジューム、ネットワークのトラフィックコントロールをするなど、I/O制御用のサブシステムとなっている。

このセカンダリープロセッサーによりバックグラウンドでのアップロードダウンロード処理など、ストレージアクセスとダウンロードプロセスはすべてこのチップにより担われており、常に電源が供給され本体の電源が切られている間も常時ダウンロードを継続するとされる。このチップはメインCPUに比べて省電力であり、大きな電力を消費するメインCPUをダウンロードのためだけに待機中動作させ続ける(本体の電源を入れておく)必要がなくなっている[18]

エンコーダー・デコーダー

PS4には動画の共有などに使用するためのハードウェア エンコーダーデコーダーも搭載されている。これは単独で搭載されていてAPUやセカンダリープロセッサーから処理の委託を受ける[32]

動画のエンコードデコードのほかゲーム内の音声を再生するための圧縮音源デコード、オーディオチャットなどにも使用できる。この機能搭載によってリアルタイムのゲーム画面録画やゲームプレイリアルタイム中継等のエンコード・デコードにおいても、CPU、メインメモリー、帯域を一切使用しないと説明されている[33]

このビデオ圧縮用のハードウェアを用いることで、PlayStation Vita (PS Vita) を用いたリモートプレイをほとんどオーバーヘッドなく行える。

ストレージ

ローカルストレージとして全モデルにハードディスクドライブを搭載していて、初期モデルは500GBである。CUH-1200BB01は1TBを搭載する。内蔵HDDはPS3同様に交換可能である[34]

HDD格納場所は横置きにした場合の、BDドライブの上に当たる。本体を縦置きにした場合の上半分のパネルが取り外し可能になっており、そこに取り付けられている[35]

対応ドライブは、2.5インチ、5400RPM、SATA 2インターフェイス、160GB以上の容量かつ9.5mmまでの厚さに対応[36][37]。160GB以上である理由は、セットアップ時の初期状態で92GB以上の領域をデフォルトでシステムが確保するためで、デフォルト構成のアプリケーションが使用する作業域を確保したり、ファームウェアのアップデート用のデータを格納したりするには、最低でも160GB以上の容量が必要であるためである。そのため、初期出荷モデルが標準で500GBのHDDを内蔵していても、空き容量はセットアップ時に408GB程度になっている。

USB 3.0端子による記憶領域の外部増設についてはシステムソフトバージョン4.50にてサポートされた[36]。 認識できる容量は250GB以上かつ8TBまでで、USB 3.0以上に対応した外付けストレージを利用することが出来る。外部ストレージに移動できるのはデータのみで、OSといったシステム領域は内蔵ストレージのみでしか扱えない。

内蔵HDDインターフェースであるSATA 2の最大データ転送速度は300MB/s、USB 3.0の最大データ転送速度は500MB/sで理論上は外付けのほうが高速だが、実際のゲームでの計測結果では、高速なストレージであるSSDを使用する際のロード時間短縮を内蔵HDDとの交換と外付けで比較した場合、ほぼ同じか内蔵HDD交換の方が高速化される傾向にあった[38]。PS4本体の起動や終了、スリープおよび復帰といったシステム自体の速度向上に関しては内蔵ストレージ交換のみのメリットである。後述のPS4 proに関しては、内蔵HDDインターフェースがSATA 3(最大データ転送速度600MB/s)であるため、通常型PS4以上に高速化が可能である。

OS(システムソフトウェア)

PS4のユーザインタフェースは「PlayStation Dynamic Menu」と呼ばれている[39]

OSには、"Orbis OS"と呼ばれるFreeBSD 9.0ベースのOSが用いられており[40][41][42]、PS Vita同様にマルチタスクに対応する[43]

PS Storeからゲームをダウンロードする際に、段階的にインストールをすることで完全にダウンロードが終了する前からそのゲームの一部機能が実行できるインスタントプレイ機能があり[補足 7]、SIEはPlayGoと呼称している[44]

ゲームソフト再生においては、地域判定せずにリージョンフリーの扱いをしている[45]が、公式サイトのFAQによれば、各ソフトウェア会社の判断でリージョンロックがかけられる場合があることが示唆されている。SCEは各地域の安全規格や動作保証の観点から、居住地域で販売されているPS4本体やゲームソフトの購入を推奨している。また、海外版本体を国内で使用した場合はサポートの対象外となる。

PS4はPS3同様にマルチユーザーに対応していて、一台に対して複数アカウントを設定可能で使用者を切り替えることが出来る[46]。さらにPS4ではマルチユーザーに加えて、マルチアカウントで、最大4人まで同時サインインが可能[47]PS4がある場所に集うローカルでの対戦でPSNアカウントを持ち寄った対戦が可能になった。

機能追加やセキュリティ強化、不具合修正のため、最新のバージョンに更新することが推奨されている。

自動的に更新データをダウンロードする機能はPlayStation Plusが提供するサービスであるが、PS4の場合は、さらにインストールまで自動的に行う機能も追加された上で全ユーザーが利用可能となった[48]。ただし、スタンバイモードでの定期チェック及び自動ダウンロード機能はPlayStation Plus加入者限定となる。

8GBあるメインメモリーのうち、ゲームが使える容量はゲーム開発者には知らせてあるものの一般には非公開である。OS側も、OS自身や非ゲームアプリケーション動作用にシステムリザーブ領域が有る[46]

いつも使うPS4

PS4ではユーザーの持つダウンロード版ゲームコンテンツの扱いが変更されている。「いつも使うPS4」としてPSNアカウントにPS4を登録すると、そのPS4の主利用者(プライマリーユーザー)としてPSNアカウントに機器登録される。その場合いくつかの特権がそのPS4に対して認められる[15]

以下に、「いつも使うPS4」登録したPS4を持っているユーザーの立場から見たダウンロード版ゲームの扱いを示す。

ダウンロード版ゲームコンテンツの扱い
いつも使うPS4 それ以外のPS4
プライマリーユーザー(自分)
  • 使える。
  • 自分がPlayStation Plus会員の場合は、フリープレイゲームも利用可能。
  • サインインしている間だけ自分のDL版ゲームが使える。そのPS4に無い時はダウンロードも可能。
  • そのPS4のプライマリーユーザーが持つDL版ゲームも使える。
  • 自分またはそのPS4のプライマリーユーザーが、PlayStation Plus会員の場合は、会員同様にオンラインマルチプレイが利用可能になる。
  • 自分がPlayStation Plus会員の場合は、フリープレイゲームもサインインの間その本人が利用可能。
その他のユーザー
  • プライマリーユーザーのDL版ゲームが使える。
  • プライマリーユーザーが、PlayStation Plus会員の場合は、会員同様にオンラインマルチプレイが利用可能になる。
  • その本人しか使えない。ただし、そのPS4のプライマリーユーザーが持っているゲームのみは使える。
  • そのPS4のプライマリーユーザーがPlayStation Plus会員の場合は、会員同様にオンラインマルチプレイが利用可能になる。
  • その本人がPlayStation Plus会員の場合は、フリープレイゲームもサインインの間その本人が利用可能。
  • それぞれのPS4のプライマリーユーザーが持つDL版ゲームは、使用時にプライマリーユーザー本人のサインインは不要。使用は既にインストール済みのゲーム限定となる。他人が勝手にダウンロードする事は出来ない。
  • 同時にサインイン可能なPS4の台数は「いつも使うPS4」以外には1台のみなので、他のPS4にサインインした場合は、用が済んだ時にサインアウトした方が良い。
  • 「いつも使うPS4」として登録できるのはPSNアカウントに対して1台のみであり、その登録解除はその設定を行った「いつも使うPS4」自身でしか出来ない。

セカンドスクリーン

PS Vita、iPhoneiPadAndroid搭載のスマートフォンタブレット端末に専用のソフト「PlayStation App」(プレイステーション アップ)をインストールすることで、ネットワークを通じてそれらの機器を本機と連携した第二の画面として使用できる。

ゲームのプレイ中にテレビ画面には納まらない情報を手元の機器で表示したり、フレンドがプレイ中の本機の画面を観覧する、外出時にフレンドのアクティビティを見たりPS Storeで買い物をする等のPS4外部端末としての利用等といった使用方法が挙げられている[18][49]。また、文字入力時にセカンドスクリーン端末のタッチキーボードを使用できる。

特にPS Vitaとの連携は特別なものであり、システムレベルの連携が考慮されている[18]

スマートフォン、タブレット端末のPlayStation Appは2014年2月14日に公開され、Android 4.0以降、iOS 6以降に対応する[50]。最大16台までのスマートフォン、タブレット端末をPS4に登録可能になっている。

リモートプレイ

本機ではPS3に続き、PS Vitaなどの画面に本体の映像を転送しかつ本体をコントロールできるリモートプレイ機能を搭載する。ローカルネットワーク上に留まらず、外出先から本機の遠隔操作を行うことも可能とされる。

対応端末はPS Vita(Vita側要システムソフトウェア3.00以上)とPS Vita TV(PS4側要システムソフトウェア1.70以上、Vita TV側要システムソフトウェア3.15以上)、Androidスマートフォンやタブレット (Android 5.0以降)、iPhoneiPad等のiOSデバイス(iOS 12.1以降)[51]、Windows PCやMacintosh[52]

PS3ではリモートプレイ用に転送する映像をCPUで変換する必要などがあり、個別のゲームソフトごとにリモートプレイに対応するため特別な実装を行うなど困難を伴うものであったが、本機ではこの処理をシステム側で対応するようになり、操作ボタン配置の相違などを考慮するだけで対応できるようになった。またPS3では本体のリモートプレイと本体の映像出力を同時に行えなかったが、本機では同じ画面を同時に出力するミラーリングや、それぞれに個別の画面を出力することなどが可能となっているとされている[53]。リモートプレイへの切替は、PS3の時のように予めリモートプレイモードに切り替えるものではなく、何時でも切り替えられるものになっている[54]。カメラ対応など物理的な理由によるもの等を除いて、ほとんどのPS4専用ソフトをリモートプレイで楽しめる[55]

なお、PS Vitaに存在しないL2/R2、L3/R3ボタンは、前面や背面タッチパッドで代用するなどのカスタマイズも可能なようにPS Vitaのクライアントを開発している[54][56]

Android及びiOS端末を使用したリモートプレイには、専用のアプリ「PS4 Remote Play」が必要となる。操作には画面上に表示される仮想ボタンやスティックを使用する。DUALSHOCK 4Bluetooth接続して使用することも可能である。

ストリーミング映像の解像度は、PS4本体およびクライアント機器によって異なり、360p/540p/720p/1080p(PS4 Pro本体とAndroid/iOS端末、Windows PC、Macの接続時のみ出力可能)に対応する。

フレームレートは、すべてのクライアント機器で「標準」「高」から選択できるが、「高」選択時はゲームプレイの録画機能が一時停止される。

安定したストリーミングを行うためには、いずれもネットワーク品質に合わせて設定する必要がある。

公式アプリではWi-Fi接続が必須とされ、モバイルデータ通信時は接続できない仕様となっている。

オーディオ・ビジュアル

PS4 Proのみ、4K解像度 (2160p) に対応しSD出力(480iと480p)には対応していない[8]

Blu-ray Discビデオ再生(UHD Blu-ray ディスクは非対応[8])、DVDビデオ再生に対応する[補足 8]スーパーオーディオCDの読み込みには対応せず、コンパクトディスク (CD) については読み込みは対応するものの音楽再生機能は持たない[43][18][58]。USBストレージ機器内のMP3AACファイルの再生機能はシステム・ソフトウェア2.0で実装された。Ver.2.50ではFLACDSEEにも対応[59]

縦置きにした時に本体上部になる箇所には、HDMIDTS-HDマスターオーディオ7.1、ドルビーTrueHDBlu-ray Discの各ロゴマークが見て取れる[60][61]。製品ではDTS-HDマスターオーディオデコーダーがPS4発売時点最新の7.1が搭載される事がDTSから発表された。それに伴い本体表記のDTS-HDロゴも変更されている。PS4は同デコーダー初の搭載製品となる[61]。オブジェトベースオーディオ(Dolby AtmosとDTS:X)にも対応する[62]

発表時ではAVマルチ端子が搭載予定だったが、後に変更されて映像出力はHDMIに統一される事となった。 このためHDMI端子を持たない機器(ハイビジョンブラウン管テレビなど)では使用できない(変換機器やセレクタを使った接続は可能だがサポート対象外になる)[63]。PS4 Proでは最低出力画質が720pのため、HDMI入力がHDまたは4K画質に対応していない機器では使用できない。

システムソフトウェアバージョン4.00以降は明暗部を再現し、色幅を広範囲にするハイダイナミックレンジ(HDR)出力に全モデルが対応した)[64]

なお、HDMIについては、ゲームを含むどんな映像データであろうと、HDCP (High-bandwidth Digital Content Protection) 規格に対応していない機器をHDMIケーブルで接続すると、PS4からの映像および音声を出力できないことがユーザーズガイドで明言されている。この仕様は出力する映像データの著作権保護が目的であるため、シェア機能で投稿可能なゲームの映像についてはHDCP認証を一時的に無効化する修正を行うことで外部機器での録画ができるようにするファームウェアのアップデートがされた[補足 9]

4K解像度を表示するには、接続するHDMIケーブルが18Gbps対応のものである必要があるとともに、表示側のディスプレイがHDCP 2.2に対応している必要がある。HDR10についてもHDCP 1.4以上に表示側のディスプレイが対応しているとともに接続するHDMIケーブルが18Gbps対応のものである必要になることがある。表示側のディスプレイが対応が必要なのは言うまでもないが、広帯域対応のHDMIケーブルを使用しないと帯域不足になり正常に表示できない。ディスプレイとゲーム機との間にパススルーの機器を接続する場合においてもその機器が広帯域対応である必要がある。

DUALSHOCK 4

DUALSHOCK 4

DUALSHOCK 4(デュアルショック4)と呼ばれるこのコントローラではPlayStation 3DUALSHOCK 3からデザインの変化はもとより、タッチパッドの採用を筆頭に様々な変更が施された[65]。デザインが変更されるのは今回がはじめてとなる。このコントローラーは本体に1つ同梱されるほか、別売りで販売もされる。

CUH-2000系の発売に伴い新型に切り替わり、持っているプレイヤーがライトバーの色を確認できる、USBによる有線接続に対応といった性能の違いが存在する。

このコントローラーを踏襲したPS公式ライセンス取得モデルもある[66][67]

PlayStation Camera

PlayStation Camera (CUH-ZEY1)

PlayStation Camera(旧称:PlayStation 4 Eye)と呼ばれる専用のカメラが別売りのオプションとして販売される(PlayStation VRには必須[68])。

PlayStation VR

バーチャルリアリティに対応した、PlayStation Cameraと組み合わせて使用するヘッドマウントディスプレイ(バーチャルリアリティシステム)[69]

「PSVR Aim Controller」というガン型コントローラーもある[70]

PlayStation Move

従来のPlayStation Moveモーションコントローラ(ナビゲーションコントローラ)との互換性があり、PS4のオプションのPlayStation Cameraと組み合わせて使用する。PS4の標準コントローラであるDUALSHOCK 4はモーションコントローラーの光るタマと同じ役割の「ライトバー」を搭載するため、PlayStation CameraはDUALSHOCK 4の位置も認識できるが、ソニーワールドワイドスタジオヨーロッパのMichael Denny副社長は、「PlayStation Moveの全ての機能と一緒というわけではない」とし、その理由として「Moveコントローラーは多くの動きを検知するために自由に設計できたから」と語っている[71]

なお、DUALSHOCK 4とはUSB端子の形状が違うため、充電用ケーブルの共用はできない。そのためPlayStation VR発売時に再発売された新パッケージ(CECH-ZCM1JY)にはDUALSHOCK 3仕様の充電ケーブルが追加され、後にPS4専用のPlayStation Moveモーションコントローラー(CECH-ZCM2)が発売された。

サポートするビデオディスク

サポートするビデオディスクを以下に列挙する[72]

Blu-ray Disc
Blu-ray/DVDのハイブリッドディスクを含む。
ただし、ファイナライズされていないものはサポートしない。
  • Blu-ray 3D (ソフトウェア・アップデートにより対応)
DVD
  • DVD-ROM
  • DVD-R/RW (video mode, VR mode)
  • DVD+R/RW
AVCHDおよびCPRMをサポート。
ただし、ファイナライズされていないものはサポートしない。

以下のものはサポートしない。

カスタムサウンドトラック

ゲーム中にバックグラウンドで好きな曲を再生することができる「カスタムサウンドトラック」機能は、PS3ではソフト側で対応しているタイトルのみだったが、PS4ではUSBストレージ機器の曲が本体側で対応している[73]。なお、対応していたSony Entertainment Networkの有料サービスである「Music Unlimited」は2015年3月で終了し後継サービスのSpotifyによる「PlayStation Music」へと移行した(日本では2016年9月29日よりサービス開始)[74]

シェア

本機は新たに「シェア」機能を搭載している。ゲーム内容は常時録画され、コントローラに新たに設けられた「SHAREボタン」を押すことによって現在進行中のゲーム動画をインターネット上に配信すること(実況プレイ)や、録画されたゲーム動画やスクリーンショットを切り出して共有できるようになっている。

フレンド間や他のプレーヤーでゲームプレイ中継が行えるようになり、コメントをリアルタイムで受け取ることも可能である。「セカンドスクリーン」機能によってフレンド側の観戦はPS Vitaに限らずスマートフォン・タブレットにも対応する。

ただし、このシェア機能に対しては、ゲーム側の設定により、ネタバレに繋がる等のシーンを公開禁止にしたり、ゲーム中の音声をオフにしたりといった制限を加えられるようになっている[75][補足 10]

ブロードキャスト(配信)は視聴者が観戦するだけではなく、何かしらの「アクション」を起こして、そのゲームをプレイしている人に介入できる仕組みも用意されている。

  • シェアプレイ[80][77]
    • 画面の共有
    • ビジターがあなたに代わってプレイする
    • 一緒にゲームをプレイする

このシェアプレイはフレンドであることが前提条件である。

フレンド

元々、PSNが持っているフレンド登録機能だが、本機ではソーシャル・ネットワーキング・サービス (SNS) との連携が行われ、実名をより積極的に利用する方針となっている。SNSから取り込まれたフレンドには実名を表示するといったことが可能となった[54]

PSNのIDに対して既に登録されている実名の他に、プロファイル写真も登録可能になった[39]。フレンドの間で「実名リクエスト」を行い、双方で合意が取れればそのID間では実名とプロファイル写真が公開される。つまり、フレンドには匿名フレンドと実名フレンドの2種類が存在することになる。これはシステム上でもゲーム上でも同じ扱いになる[39]。なので実際の友人の場合は実名フレンド化するとIDの識別が早い効果が有る。

登録最大数が従来の100人から2000人に拡張される[39]

互換性

これまでのPlayStation 2・3(一部機種のみ)では本体が後方互換性を持ち前世代機のパッケージソフトウェアをプレイできるようになっていたが、本機にはエミュレーションやハードウェア自体による直接の互換性は搭載されない。これは前世代機であるPS3が採用していたCellとの互換性を実現することが困難なためであり、このことから前世代機向けのパッケージソフトウェアをそのまま起動することはできなくなっている。

クラウドゲーム

互換とは異なるが、一方でクラウド型ゲームサービスを提供するGaikaiを買収(子会社化)しており、同社の技術を用いて、まずはPS3タイトルをPS4でのストリーミングで遊べるサービスを提供し、その後に長期的な目標として全てのプレイステーションコンテンツを提供することが予告された[81]。またPlayStation Storeからゲームをダウンロードする前にストリーミングで試遊するサービスなども同様に2014年に提供とされた。

2014年1月7日にラスベガスで開催されたCESで前述のGaikaiによるクラウド型ゲームサービスが、PlayStation Nowという名称で正式発表された[16]。PS3とPS2のゲームに対応する。2014年夏に北米でオープンベータテストが開始され、日本でも2015年9月からβサービスの提供が開始された。150タイトル以上が配信されている。

Webブラウザー

標準でWWWが閲覧できるブラウザーを搭載している。WebKitをベースにしていて[36]Flash Playerには対応していない[82]HTML5に対応しており、HTML5のページであれば動画が埋め込まれたページでも表示可能である[58]

DRM(デジタル著作権管理)

中古ソフトの扱い

PS4では中古ソフトも制限なく起動する。

PS4の発表前、「次世代PlayStationでは中古ソフトが制限される」という噂が流布していた[83]。また、ソニーが取得していた特許[補足 11]によって本機がアクティベーション対応になり、「中古ソフトでのプレイ」や「ソフトの貸し借りによるプレイ」が不可になるのではないかとも指摘されていた[84][85]。これについて2013年2月にSCEワールドワイドスタジオの吉田修平プレジデントは「『ゲームのディスクを買って、他の人が持っているPS4で動かせるのか』と聞かれれば、「動きます」と答えた[86]。しかしDRMによる中古ソフト制限の噂は止まず、PS4で中古ソフトの制限を行わないことを求めて吉田をはじめとするSCEやゲーム業界関係者のTwitterアカウントに対しメッセージを送る運動がインターネットフォーラムNeoGAFで提起され、実行に移された[87]

2013年6月のE3におけるSCEのプレスカンファレンスでは、中古ソフトの制限がPS4では行われないと改めて発表され、会場の聴衆から大歓声が起こった。また、SCEは中古ゲームの説明ビデオと称する動画[88]をインターネット上で公開した。吉田によれば、中古ソフトの扱いについて以前からPS3と同じ方針であり、中古ソフトに関するポリシーにも余り迷いは無かったが、いったい何が起こったのか何故か大事になってしまったので、冗談半分ながら急遽説明ビデオを作成したという[89]

ソフトメーカーでは新品購入者と中古購入者に差を設けるために、特定のアイテムが一回だけダウンロード出来るようにして、新品購入者がそのアイテムをダウンロードせずに中古売却しない限り、中古購入者はそのアイテムをダウンロードできないようにしている事例がPS4やそれ以外のハードのゲームソフトでも多く見られる。

オンライン認証

PS4ではディスク版のゲーム再生中でもオンライン認証を全く行わないことがElectronic Entertainment Expo 2013で発表された[90]

本体仕様の一覧

本体仕様の一覧[91]
メインプロセッサー AMD製カスタムAPU(シングルチップ)
  CPU “Jaguar” 8コア(x86-64)
GPU Radeonカスタム品
  • CUH-1000/1200/2000: 1.84TFLOPS
  • CUH-7000: 4.20TFLOPS
セカンダリープロセッサー 省電力カスタムCPU[13]
メインメモリー 8GB GDDR5+256MB DDR3
  • システム・グラフィック共用

CUH-7000: 8GB GDDR5+1GB DDR3

外形寸法(幅×高さ×奥行き)
  • CUH-1000/1200: 約275 mm × 53 mm × 305 mm
  • CUH-2000: 約265 mm × 39 mm × 288 mm
  • CUH-7000: 約295 mm × 55 mm × 327 mm
質量
  • CUH-1000: 約2.8 kg
  • CUH-1200: 約2.5 kg
  • CUH-2000: 約2.1 kg
  • CUH-2100: 約2.0 kg
  • CUH-7000: 約3.3 kg
  • CUH-7100: 約3.2 kg
光学ドライブ 読み出し専用 Blu-ray Disc/DVD/CDドライブ[補足 12]
  BD 6倍速(角速度一定
DVD 8倍速(同上)
CD 現在は読み取り不可。ドライブ自体は対応[18]
入出力
通信
出力端子
ストレージ
電源 AC電源端子100 - 240 V, 50/60 Hz[94](電源ユニット内蔵)
定格消費電力252 W[95]
最大消費電力250 W[94]/CUH-1200: 230 W/CUH-2000: 165 W/CUH-7000: 310 W
オペレーティングシステム FreeBSDベース
動作環境温度 5 - 35℃[94]

バリエーション

CUH-1000系

CUH-1000系

希望小売価格は39,980円。PS3初期モデルに搭載されていたタッチセンサー方式の電源スイッチ、ディスクイジェクトスイッチが復活。また、スロットローディング方式も復活している。

スタンダードモデル

日本国内用
型番 名称 発売日
CUH-1000AB01 ジェットブラック 500GB 2014年2月22日
CUH-1000AA01 ジェットブラック 500GB PlayStation Camera同梱版 2014年2月22日
CUH-1100AB01 ジェットブラック 500GB 2014年9月30日
CUH-1100AB02 グレイシャー・ホワイト 500GB 2014年10月9日
CUH-1100AA01 ジェットブラック 500GB PlayStation Camera同梱版 2015年4月1日

限定モデル

日本国内用
型番 名称 発売日 備考
CUHJ-10000 First Limited Pack 2014年2月22日
CUHJ-10001 First Limited Pack with PlayStation Camera 2014年2月22日
MGSV-GZ5000 METAL GEAR SOLID V GROUND ZEROES FOX EDITION 2014年3月20日 ソニーストア限定販売
CUHJ-10002 2014 FIFA World Cup Brazil Limited Pack 2014年6月5日
CUHJ-10003 2014 FIFA World Cup Brazil Limited Pack with PlayStation Camera 2014年6月5日
CUH-1000AB01/LU The Last of Us Remastered Limited Edition 2014年8月21日 ソニーストア限定販売
CUHJ-10005 Destiny Pack 2014年9月11日
CUHJ-10005/DE Destiny Pack Limited Edition 2014年9月11日 ソニーストア限定販売
CUH-1100A A20 PlayStation®4 20周年アニバーサリー エディション 2014年12月3日[補足 13] ソニーストア限定販売
全世界合計12,300台限定
CUHJ-10006 ドラゴンクエスト メタルスライム エディション 2014年12月11日
CUHJ-10007 Grand Theft Auto V Pack 2014年12月11日
CUH-1100AB/GE GOD EATER 2 RAGE BURST Edition 2015年2月4日 ソニーストア限定販売
CUH-1100AB/RK 龍が如く0 桐生一馬 Edition 2015年3月12日 ソニーストア限定販売
CUH-1100AB/RM 龍が如く0 真島吾朗 Edition 2015年3月12日 ソニーストア限定販売
CUHJ-10008 FINAL FANTASY 零式 HD 朱雀エディション 2015年3月19日
CUH-1100AB/OP ワンピース 海賊無双3 Special Edition 2015年3月26日 ソニーストア限定販売
CUH-1100AB/BL Bloodborne Limited Edition 2015年3月26日 ソニーストア限定販売
CUH-1100AB/NP 新次元ゲイム ネプテューヌVII ネクストパープル Edition 2015年4月23日 ソニーストア限定販売
CUH-1100AB/NW 新次元ゲイム ネプテューヌVII ノワール Edition 2015年4月23日 ソニーストア限定販売
CUH-1100AB/SM 新次元ゲイム ネプテューヌVII 守護女神 Edition 2015年4月23日 ソニーストア限定販売
CUH-1100AB/FF FINAL FANTASY XIV HEAVENSWARD EDITION 2015年6月23日 ソニーストア限定販売
CUH-1100AB/BM バットマン:アーカム・ナイト KNIGHT EDITION 2015年7月16日 ソニーストア限定販売
CUH-1100AB/SB 戦国BASARA 10th Anniversary Edition 2015年7月23日 ソニーストア限定販売

CUH-1200系

希望小売価格は39,980円。同年10月1日より34,980円に改定。CUH-1100との違いは、CUH-1100から8%の消費電力低減と10%の軽量化をし、HDDカバー表面は本体と同様のシボ加工に変更された[96][97]。CUH-1000系の電源スイッチ、ディスクイジェクトスイッチはタッチセンサーだったが、この世代より物理的ボタンに変更となった。

スタンダードモデル

日本国内用
型番 名称 発売日
CUH-1200AB01 ジェットブラック 500GB 2015年6月24日
CUH-1200AB02 グレイシャー・ホワイト 500GB 2015年6月24日
CUH-1200BB01 ジェット・ブラック 1TB 2015年12月3日

限定モデル

日本国内用
型番 名称 発売日 備考
CUHJ-10009 METAL GEAR SOLID V LIMITED PACK THE PHANTOM PAIN EDITION 2015年9月2日
CUH-1200AB/AM アルスラーン戦記×無双 Limited Edition 2015年10月1日 ソニーストア限定
CUHJ-10010 コール オブ デューティ ブラックオプスⅢ リミテッドエディション 1TB 2015年11月6日 日本国内では初の1TB HDD搭載モデル[98]
CUH-1200AB/SG ソードアート・オンライン ゲームディレクターズ・エディション 《Aincrad》 Model 2015年11月19日 ソニーストア限定
CUH-1200AB/JJ ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン Limited Edition 2015年12月17日 ソニーストア限定[補足 14]
CUH-1200AB/RK 龍が如く 極 Edition 2016年1月21日 ソニーストア限定
CUH-1200AB/DB ドラゴンクエストビルダーズ エディション 2016年1月28日 ソニーストア限定
CUH-1200AB/SF ストリートファイターV スペシャルパック(全4種あり) 2016年2月18日 ソニーストア限定[補足 15]
CUH-1200AB/DS DARK SOULS III Limited Edition (HDDは500GBと1TBの2種あり) 2016年3月24日 ソニーストア限定[補足 16]
CUH-1200AB/SO スターオーシャン5 エディション 2016年3月31日 ソニーストア限定
CUH-1200AB/PO ファンタシースターオンライン2 エディション 2016年4月20日 ソニーストア限定[補足 17]
CUHJ-10011 アンチャーテッド リミテッドエディション 2016年4月26日
CUH-1200AB/BH バイオハザード スペシャルパック 2016年6月23日 ソニーストア限定[補足 18]
CUH-1200AB/HM 初音ミク -Project DIVA- スペシャルパック 2016年6月23日 ソニーストア限定[補足 19]

CUH-2000系

CUH-2000系 (Slim)

希望小売価格は29,980円[99]。小型・軽量化の低価格モデル。主な変更点は筐体デザインの変更、USB 3.0 ×2からUSB 3.1 Gen.1 ×2に変更、IEEE 802.11ac及びBluetooth 4.0の対応、光デジタル端子の削除等。また、CUH-1200系までは電源ランプが本体上面の中央部分を横断するライン状だったが、この世代より電源ボタン部分に内蔵した小型のランプに変更となった。

スタンダードモデル

日本国内用
型番 名称 発売日
CUH-2000AB01 ジェット・ブラック 500GB 2016年9月15日
CUH-2000BB01 ジェット・ブラック 1TB 2016年9月15日
CUH-2000AB02 グレイシャー・ホワイト 500GB 2017年2月23日
CUH-2000BB02 グレイシャー・ホワイト 1TB 2017年2月23日
CUH-2100BB01 ジェット・ブラック 1TB 2017年7月4日
CUH-2100AB01 ジェット・ブラック 500GB 2017年7月24日
CUH-2100AB02 グレイシャー・ホワイト 500GB 2017年7月29日
CUH-2100BB02 グレイシャー・ホワイト 1TB 2017年7月29日
CUH-2200BB01 ジェット・ブラック 1TB 2018年6月25日
CUH-2200AB01 ジェット・ブラック 500GB 2018年7月2日
CUH-2200BB02 グレイシャー・ホワイト 1TB 2018年7月5日
CUH-2200AB02 グレイシャー・ホワイト 500GB 2018年8月2日

限定モデル

日本国内用
型番 名称 発売日 備考
CUHJ-10012 Persona 5 Starter Limited Pack 2016年9月15日
CUHJ-10013 FINAL FANTASY XV LUNA EDITION 2016年11月29日
CUHJ-10014 龍が如く6 Starter Limited Pack 2016年12月8日
CUH-2000AB01/KH (HDD 500GB)
CUH-2000BB01/KH (HDD 1TB)
KINGDOM HEARTS 15th ANNIVERSARY Edition 2017年1月12日 ソニーストア限定
CUH-2000AB01/NA (HDD 500GB)
CUH-2000BB01/NA (HDD 1TB)
NieR:Automata Emil Edition 2017年2月23日 ソニーストア限定
CUHJ-10015 ドラゴンクエスト ロト エディション 2017年7月29日
CUH-2100AB01/CR (HDD 500GB)
CUH-2100BB01/CR (HDD 1TB)
Code:Realize ~彩虹の花束~ Special Edition 2017年8月24日 ソニーストア限定
CUH-2100AB01/SK (HDD 500GB)
CUH-2100BB01/SK (HDD 1TB)
英雄伝説 閃の軌跡III Special Edition 2017年9月28日 ソニーストア限定
CUHJ-10016 グランツーリスモSPORT リミテッドエディション 2017年10月19日
CUHJ-10017 FIFA 18 Pack 2017年9月29日
CUHJ-10018 コール オブ デューティ ワールドウォーII リミテッドエディション 2017年11月3日
CUH-2100AB01/MK (HDD 500GB)
CUH-2100BB01/MK (HDD 1TB)
初音ミク Project DIVA Future Tone DX スペシャルパック 2017年11月22日 ソニーストア限定
CUH-2100AB01/K2 (HDD 500GB)
CUH-2100BB01/K2 (HDD 1TB)
龍が如く 極2 Edition 2017年12月7日 ソニーストア限定
CUHJ-10022 MONSTER HUNTER: WORLD Starter Pack Black 2018年1月26日
CUHJ-10023 MONSTER HUNTER: WORLD Starter Pack White 2018年1月26日
CUH-2100AB01/SM (HDD 500GB)
CUH-2100BB01/SM (HDD 1TB)
真・三國無双8 Edition 2018年2月8日 ソニーストア限定
CUH-2100AB01/HG (HDD 500GB)
CUH-2100BB01/HG (HDD 1TB)
北斗が如く Edition 2018年3月8日 ソニーストア限定
CUH-2100AB01/VC (HDD 500GB)
CUH-2100BB01/VC (HDD 1TB)
戦場のヴァルキュリア4 Limited Edition 2018年3月21日 ソニーストア限定
CUH-2100AB01/OD (HDD 500GB)
CUH-2100BB01/OD (HDD 1TB)
カリギュラ オーバードーズ Limited Edition 2018年5月17日 ソニーストア限定
CUH-2100ABZN Days of Play Limited Edition 2018年6月8日
CUHJ-10026 MONSTER HUNTER: WORLD Value Pack 2018年7月26日
CUH-2200AB01/KD (HDD 500GB)
CUH-2200BB01/KD (HDD 1TB)
KINGDOM HEARTS III EDITION 2019年1月25日 ソニーストア限定
CUH-2200AB01/JF (HDD 500GB)
CUH-2200BB01/JF (HDD 1TB)
JUMP FORCE Edition 2019年2月14日 ソニーストア限定
CUH-2200BBZR Days of Play Limited Edition 2019年6月7日
CUHJ-10030 モンスターハンターワールド:アイスボーン マスターエディション Starter Pack Black 2019年9月6日
CUHJ-10031 モンスターハンターワールド:アイスボーン マスターエディション Starter Pack White 2019年9月6日
CUHJ-10035 FINAL FANTASY VII REMAKE Pack 2020年4月10日

CUH-7000系 (Pro)

CUH-7000系 (Pro)

発売当初の希望小売価格は44,980円[7]、2018年10月より39,980円。PSプラットフォームとしては初めてのハイエンドモデル(新たな世代のコンソールではなく、専用ゲームはない)[8][100]。モデルチェンジサイクルの新しい提案とされる[3]

基本的な仕様はCUH-2000系に準ずるが、CUH-7000ではハードスペックがフルHDから4K仕様に強化されている。これにより、1080p出力時のBD再生画質はソニー製を含めて市場に出回っている高級BDプレーヤーをも上回るほどに画質が向上し、ゲーム画質もPS4旧モデルより向上している。また、CUH-2000系で廃止となったライン状の電源ランプは、横置き時の本体前面の下側スリットが光る形での搭載となっている。

一方、画面出力画質は480iと480pに非対応となり、新たに2160pが追加。最低の画面出力画質が720pとなり、SD規格のテレビとのHDMI接続が不可能となった。

  • ゲームの疑似4K描画またはアップスケール[101]
    • 基本的にフル4K描画は行わない。PS4 Pro対応アプリケーションでは、2560×1440ピクセルや2840×1600ピクセルなどといったフルHDを超える適当な解像度でレンダリングしこれを4K解像度にアップスケールして出力。既存のPS4対応アプリケーションでは、単純に4K解像度にアップスケールして出力。
  • 4K Blu-ray/UHD Blu-rayには非対応[3]
    • 従来モデル同様にDVDビデオとBlu-ray Discの再生には対応。DVDビデオなどのSD映像の再生については、最低出力画質が720pのためアップコンバートされてからの映像出力となる。
  • HDMI 2.0bに対応(HDR10と完全互換。ただし、Dolby Visionは非対応)、USBが1基追加、光デジタル端子実装、Serial ATA 3対応[3]
    • 標準搭載のHDDは通常版PS4と同じSATA 2規格のHDDであり、SATA3の性能を発揮するのはSSD等の高速なストレージに交換した場合に限られる[102]
  • 4K対応ストリーミングビデオ対応
  • CPU 1.6GHzから2.1GHzへ拡張
  • GPU 1.84TFLOPSから4.20TFLOPSへ拡張、CU(コンピュートユニット)18基から36基へ拡張
  • メインメモリ GDDR5 帯域が176GB/secから218GB/secへ拡張
  • サブメモリ DDR3 256MBから1GBへ拡張
  • リモートプレイの1080p対応(Pro系ではない既存機種では720pまでの対応だった)
  • 2017年3月9日配信のシステムソフトウェアVer.4.50で、PS4Pro対応アップデートをしていない従来のPS4用ソフトでもフレームレートの向上やロード時間の短縮といった恩恵が得られる「ブーストモード」が追加された[103]。2018年3月8日配信のシステムソフトウェアVer.5.50では、4K解像度対応のソフトの一部がフルHD等の4K未満の解像度のテレビに出力する際に画質が向上する「スーパーサンプリングモード」が追加された[104]

スタンダードモデル

日本国内用
型番 名称 発売日
CUH-7000BB01 ジェット・ブラック 1TB 2016年11月10日
CUH-7000BB02 グレイシャー・ホワイト 1TB 2017年9月6日
CUH-7100BB01 ジェット・ブラック 1TB 2017年10月2日
CUH-7100BB02 グレイシャー・ホワイト 1TB 2018年3月8日
CUH-7200BB01 ジェット・ブラック 1TB 2018年9月18日
CUH-7200BB02 グレイシャー・ホワイト 1TB 2018年10月12日
CUH-7200CB01 ジェット・ブラック 2TB 2018年11月21日

限定モデル

日本国内用
型番 名称 発売日 備考
CUHJ-10019 Star Wars Battlefront II Limited Edition 2017年11月14日
CUHJ-10020 MONSTER HUNTER: WORLD LIOLAEUS EDITION 2017年12月7日
CUHJ-10021 ゴッド・オブ・ウォー リミテッドエディション 2018年4月20日
CUHJ-10024 PlayStation VR Days of Play Special Pack 2018年6月8日
CUH-7100BA50 500 Million Limited Edition 2018年8月24日
CUHJ-10025 KINGDOM HEARTS III LIMITED EDITION 2019年1月25日
CUHJ-10027 Marvel’s Spider-Man Limited Edition 2018年9月7日
CUHJ-10028 レッド・デッド・リデンプション2 パック 2018年10月26日
CUHJ-10029 PlayStation VR Days of Play Pack 2TB 2019年6月7日
CUHJ-10032 モンスターハンターワールド:アイスボーン マスターエディション Starter Pack 2019年9月6日
CUHJ-10033 DEATH STRANDING LIMITED EDITION 2019年11月8日
CUHJ-10034 The Last of Us Part II LIMITED EDITION 2020年6月19日
CUHJ-10036 FINAL FANTASY VII REMAKE Pack 2020年4月10日

周辺機器

純正及びソニーグループ発売機器

日本国内用
型番 名称 発売日 備考
CUH-ZAC1 PlayStation VR ACアダプター 2016年10月13日 PlayStation VRに同梱。単体販売はない。
CUH-ZCT1J ワイヤレスコントローラ (DUALSHOCK 4) 2014年2月22日 CUH-1000シリーズ本体に1つ同梱。Bluetooth接続のみ対応。
CUH-ZCT2J 2016年9月15日 本体に1つ同梱。Bluetooth接続、有線接続に対応。
CUH-ZDC1J DUALSHOCK 4 充電スタンド 2014年2月22日 DUALSHOCK 4を充電するためのスタンド。ACアダプターはPSVitaTVと共用のPDEL-100を用いる。
CUH-ZEY1J PlayStation Camera
CUH-ZEY2J 2016年9月15日 従来品に比べて小型化し、スタンドが付属。
CUH-ZST1J 縦置きスタンド 2014年2月22日 CUH-1000シリーズ用
CUH-ZST2J 2016年9月15日 CUH-2000シリーズ/CUH-7000シリーズ用
CUH-ZVR1 PlayStation VR 2016年10月13日
CUH-ZVR2 2017年10月14日 HDR映像のパススルーに対応。
CUH-ZWA1J DUALSHOCK 4 USBワイヤレスアダプター 2016年9月6日 DUALSHOCK 4をPCと無線接続するためのアダプター
CUHJ-15000 ハイスピードHDMIケーブル 2014年9月25日
CUHJ-15001 ワイヤレスサラウンドヘッドセット 2015年12月3日 PS3と共用。
CUHJ-15002 ハイスピードHDMIケーブル 2015年11月16日
CUHJ-15004 nasne(ナスネ) 2016年12月8日 1TBモデル。ACアダプターはCECH-ZAC3J
CUHJ-15005 プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセット 2017年1月19日
CUHJ-15006 PlayStation VR シューティングコントローラ 2017年6月22日
CUHJ-15007 ワイヤレスサラウンドヘッドセット 2018年3月8日 PS3非対応。軽量化。折りたためなくなった。
CUHJ-15010
CUHJ-15011
DUALSHOCK 4 Days of Play Special Pack 2018年6月8日 DUALSHOCK 4(CUH-ZCT2J)と充電スタンドのセット
CUHJ-15017 DUALSHOCK 4背面ボタンアタッチメント 2020年1月16日 DUALSHOCK 4の背面にボタンを追加するアタッチメント
CUHJ-16001 PlayStation VR PlayStation Camera同梱版 2016年10月13日 PlayStation VR(CUH-ZVR1)とPlayStation Camera(CUH-ZEY2J)のセット
CUHJ-16003 2017年10月14日 PlayStation VR(CUH-ZVR2)とPlayStation Camera(CUH-ZEY2J)のセット
CUHJ-16004 PlayStation VR Days of Play Special Pack 2018年6月8日 PlayStation VR(CUH-ZVR2)とPlayStation Camera(CUH-ZEY2J)とモーションコントローラ(CECH-ZCM2J)2つのセット
CUHJ-16005 PlayStation VR エキサイティングパック 2018年9月13日
CUHJ-16007 PlayStation VR Special Offer 2018年12月6日 PlayStation VR(CUH-ZVR2)とPlayStation Camera(CUH-ZEY2J)のセット
CECH-ZA1J USB ACアダプター 2008年12月7日 USBケーブルとの組み合わせによりDUALSHOCK 4、PlayStation Moveの充電に対応。
CECH-ZCC1J PlayStation Move 充電スタンド 2010年10月21日 PlayStation Moveを充電するためのスタンド。ACアダプターはCECH-ZAC2(PSP-380で代用可能)
CECH-ZCM1JY PlayStation Move モーションコントローラ 2016年10月13日 PS3と共用。
CECH-ZCM2J 2017年11月1日 PS3非対応。端子がMini BからMicro Bに変更。
CECH-ZCS1J PlayStation Move ナビゲーションコントローラ 2010年10月21日 PS3と共用。
CECH-ZKB1JP ワイヤレスキーボード 2011年6月30日 PS3と共用。
CECH-ZUC1 USBケーブル 2.8m 2010年12月16日 Mini B端子のUSBケーブル。なお、PS3本体同梱のUSBケーブル 1.5mも流用できる。
PCH-ZHS1J インナーイヤーヘッドセット 2011年12月17日
SCPH-10050 電源コード 2000年3月4日 PS4 Proは使用できない。
USBケーブル 1.5m 2014年2月22日 本体同梱。Micro B端子のUSBケーブル。
HBC-CV01 HDDベイカバー 2015年11月6日 ソニーストア限定
カラーバリエーション全7色[補足 20]
2015年11月13日 ソニーストア限定
ゴールド/シルバー[補足 21]
ECM-PCV80U エレクトレットコンデンサーマイクロホン 2011年10月10日 JOYSOUND.TV Plusカラオケ@DAM等で使用可能なマイク。SIEではなくSonyの製品。
GCM10 ゲームコントローラーマウント 2015年1月24日 DUALSHOCK4にXperiaを固定するマウント。SIEではなくSonyの製品。

ライセンス商品

フルHD液晶モニター
型番:PS4-014。 ホリより発売されたライセンス商品。CUH-1000シリーズ用。

キャッチコピー

  • 世界が、遊びでひとつになる。
  • play & peace
  • GREATNESS AWAITS[105]
  • THIS IS FOR THE PLAYERS[106]
  • THE BEST PLACE TO PLAY[107]
  • 役者はそろった。
  • できないことが、できるって、最高だ。
  • さあ、行こう。最高の遊び場へ。

インディーズ/同人

PS4ではインディーズのデベロッパーはパブリッシャーとして扱われ、大手パブリッシャーとも同等の扱いとなる[108]。発売日の自由、プロモーション、オープンドア・ポリシー、審査の簡略、の4つがPS4におけるインディーズの方針となる。

日本向けにはメディアスケープが推進する“Play,Doujin!”プロジェクトがある[109]

沿革

本体が初披露された「E3 2013」でのショーケース

PS4が最初に発表された2013年2月の「PlayStation Meeting 2013」でコントローラのデザインについては公開されていたが、本体のデザインは未公開であった[9]。同年6月10日太平洋標準時日本時間では11日)、アメリカロサンゼルスで開催されたElectronic Entertainment Expo (E3) のSCEプレスカンファレンスにて、隅井徹のデザインによる平行四辺形型のPS4本体を初披露した[110]。さらに価格についても399米ドル、399ユーロ、349ポンドであることが発表され、同日発表されたXbox Oneの価格より米国価格で100ドル安いことが大きな衝撃をもって迎えられた[111]。なお、日本国内での価格・発売日は2013年9月9日に行われた「SCEJA Press Conference 2013」で発表された[112]。日本国内での発売は、2013年11月の北米リリースから約3か月遅れの2014年2月となり、SCEにとっては日本で最初にローンチされない初のフラグシップ・ハードウェアとなった[112]。この他、同プレスカンファレンスでは中古ソフトの規制などは行わず、ディスク版ソフトにおけるオフラインプレイでのネット認証なし、原則としてリージョンフリーであることも発表された[113][補足 22]

2008年(平成20年)
  • SCEで「PlayStation 4」の開発プロジェクト始動[114]
2013年(平成25年)
  • 2月20日東部標準時) - アメリカ・ニューヨークで行われた『PlayStation Meeting 2013』において、PlayStation 4の発売が初めて明かされ仕様などが発表される[9]
  • 3月27日太平洋標準時) - アメリカ・サンフランシスコで行われた『Game Developers Conference』にて、SCEAにより「Overview of PS4 for Developers」と題したプレゼンテーションが行われ、開発者と設計側から見たPlayStation 4の技術的な解説がされた[115]
  • 6月10日(太平洋標準時) - アメリカ・ロサンゼルスで行われた『Electronic Entertainment Expo(E3)』にて、SCEプレスカンファレンスを行なった[116]。本体デザインや日本国外での本体価格、中古ソフトへの完全対応(規制なし)などが明らかになる。
  • 6月11日 - SCEのプレスリリースより、PlayStation 4 Eyeの名称変更、HDD容量、AVマルチ端子の廃止などが明らかとなった(詳細は「参考文献」を参照)。
  • 8月20日中央ヨーロッパ時間) - ドイツ・ケルンで行われた『gamescom(GC)』にて、SCEEプレスカンファレンスが行われ、欧米での発売日などが明らかになった[94]
  • 9月9日 - 東京都内で行われた『SCEJA Press Conference 2013』にて、日本国内での価格と発売日、和製ゲームタイトルなどを発表した[112]
  • 9月19日 - 千葉県・幕張メッセで行われた『東京ゲームショウ2013』にて日本国内で初の一般お披露目となった。SCEは「TGSフォーラム2013」にて基調講演を行い、リモートプレイやスマートフォンとの連携などが発表された[117]
  • 11月15日 - 北米での販売開始[118]。初期出荷台数の0.4%以下で「Blue Light of Death」と呼ばれる症状など、初期不良と推測されるトラブルが発生することが報告される[119][120]
  • 11月16日 - アメリカおよびカナダにおいて発売後24時間で100万台以上の実売を達成[121]
  • 11月29日 - 欧州、オーストラリア、ニュージーランド、南米で発売。
  • 12月1日 - 世界累計210万台の実売を達成[122]
  • 12月28日 - 世界累計420万台の実売を達成[16]
2014年(平成26年)
2015年(平成27年)
  • 1月6日 - 世界累計実売台数1,850万台を達成。2014年の年末・年始商戦期に実売410万台、「プレイステーション プラス」累計加入者数1,090万を突破。
  • 1月7日 日本での販売台数が100万台を突破。
  • 3月4日 - 世界累計実売台数2,020万台を達成[130]
  • 9月15日 - 欧州・米国よりも普及が遅れている日本市場でのテコ入れを目的として、同年10月1日よりPS4の日本国内価格を34,980円に値下げすることを発表[131]
  • 11月14日 日本での販売台数が200万台を突破。
  • 11月25日 - 世界累計実売台数3,020万台を達成[132]
2016年(平成28年)
  • 5月26日 - 世界累計実売台数4,000万台を達成[133]
  • 7月7日 日本での販売台数300万台を突破。
  • 12月7日 - 世界累計実売台数5,000万台を達成[134]
  • 12月28日 日本での販売台数400万台を突破。
2017年(平成29年)
  • 7月21日 日本での販売台数500万台を突破。
  • 12月7日 - 世界累計実売台数7,000万台を達成[135]
2018年(平成30年)
  • 1月14日 日本での販売台数600万台を突破。
  • 8月1日 - 世界累計実売台数8,220万台を達成[136]
  • 8月21日 日本での販売台数700万台を突破。 
  • 10月31日 - 世界累計実売台数8,610万台を達成[137]
2019年(平成31年/令和元年)
  • 1月8日 - 世界累計実売台数9,160万台を達成[138]
  • 12月31日 - 世界累計実売台数1億600万台を達成。

各国の発売日

北米での発売を皮切りに、ヨーロッパ、南米、オセアニア、アフリカ、中東、そしてアジア圏と続いた。特に香港・韓国・台湾でのアジア先行発売は大きな驚きをもって現地に受け入れられ、台湾メディアの記者には感状極まり涙を流す者も居たという[139]。日本においては発売に先駆けて公開されたティーザーCMで「日本凱旋」と銘打ち、世界中のリリース・イベントをダイジェストで流すという演出が取り入れられた[140]

2013年11月15日
2013年11月29日[141]
2013年12月13日[142]
2013年12月17日[143][144]
2013年12月18日[145]
中華民国の旗 台湾
2013年12月19日[146]
シンガポールの旗 シンガポール
2013年12月20日[147]
マレーシアの旗 マレーシア
2014年1月6日[148]
インドの旗 インド
2014年1月9日[149]
インドネシアの旗 インドネシア
2014年1月14日[150]
2014年2月22日[151]
日本の旗 日本
2015年3月20日[152][153]
中華人民共和国の旗 中国
2016年1月6日
 ベトナム

脚注

補足

  1. ^ a b 開発者インタビューでCUH-1000/1200もファームウェアアップデートにより4.0に対応する予定があるとコメントされているが、アップデート履歴の更新内容に記述が無いため実施したかどうか不明[3]
  2. ^ 初期型やCUH-2000シリーズはHDMI 1.4a相当、PS4 ProではHDMI 2.0b、HDCP 2.2準拠となった[5]
  3. ^ 公式では「次世代コンピュータエンタテインメントシステム」と表現している[10]
  4. ^ その一方で、ネットワークインフラコスト負担のため、PS3では無料で利用できるPSNを通じた「オンラインマルチプレイ」はPS4では基本的に、有料サービスであるPlayStation Plusの会員のみが利用できるようになるが、PSN自体は利用無料であるためオンラインマルチプレイをしない環境であればPlayStation Plusへの加入は必要ない[14]。本体を「いつも使うPS4」として登録しているユーザーがPlayStation Plusに加入していれば、その本体のユーザーは全員が「オンラインマルチプレイ」対応となるので、会員権が必要なのはユーザー毎と言うよりは一台毎である[15]
  5. ^ 従来PCやXbox 360でのUMAは、単にメモリーという部品の共用に過ぎず、CPUとGPUの管轄が容量の境界線で分かれているだけのもので、メモリ空間はそれぞれ別扱いである。
  6. ^ GDDRメモリーはレイテンシを犠牲にしているという勘違いが見受けられることがあるが、GDDRはDDRに比べて高クロックで動作するためにメモリーセルの速度にあわせてCLが大きくなっているだけで、データ転送が始まるまでの時間はDDRでもGDDRでも変わらない[26]
  7. ^ 例えば、ゲーム序盤をプレイするのに必要最低限の部分を最初にインストールすることで、残りのデータをバックグラウンド処理でダウンロードしながらゲームを開始することができる。
  8. ^ 初回起動時にネットワーク接続しての認証が必要となる(ネットワーク環境がない場合はメーカーサポートへ電話で問い合わせての登録)[57]
  9. ^ ただし、録画したデータは私的利用に限定され、インターネット等に公開した場合には著作権法違反に問われる可能性がある。これは、SHARE機能による公開は著作権者による許諾の範囲内であり公開範囲もコントロールされているが、録画・編集された場合には著作権者によるコントロールから外れるためである。
  10. ^ 日本のロンチタイトルでは『龍が如く 維新!』がメインストーリーモードでシェア機能が無効になっている。闘技場とクリア後の幕末漫遊モードではシェア可能。また『真・三國無双7 with 猛将伝』ではライセンスの関係でゲーム内の音声はシェアできない[76]。また、不適切な表現が含まれる場面では、映像は中断されないが、視聴者側の画面全体が黒い帯で覆われ観ることはできない。性表現を重視したゲームにはこれが顕著。中にはこうした事情により、当初は映像配信が行えたが問題が発覚し行えなくなったゲーム[要出典]もある。映像やコンテンツの共有機能は本体の機能として提供されるため、開発者がソフトごとに特別なコードを埋め込む必要はなくなっている[53]
  11. ^ JP 2011221966  電子コンテント処理システム、電子コンテント処理方法、電子コンテントのパッケージおよび利用許諾装置」「US 20130007892  ELECTRONIC CONTENT PROCESSING SYSTEM, ELECTRONIC CONTENT PROCESSING METHOD, PACKAGE OF ELECTRONIC CONTENT, AND USE PERMISSION APPARATUS」。
  12. ^ スーパーオーディオCDには対応しない[43]。またCDの読み出しには対応するが、PS4自身は音楽再生や音楽取り込み機能は持たない[18]
  13. ^ 発送は2014年12月21日以降。
  14. ^ HDDベイカバーは「メインビジュアル ver.」「空条承太郎 ver.」「DIO ver.」の3種類あり、最大3枚(本体同色に限る)まで購入可(同一デザインの複数購入は不可)
  15. ^ HDDベイカバーは「ストリートファイターV Edition」「ストリートファイターV 春麗・ララ Edition」「ストリートファイターV リュウ Edition」「ストリートファイターV リュウ・ネカリ Edition」の4種類あり)
  16. ^ HDDベイカバーは「Cinder Knight ver.」「Elite Knight ver.」の2種あり(色はジェット・ブラックとシルバーの2色)
  17. ^ HDDはジェット・ブラックのみ500GBと1TBの2種あり、グレイシャー・ホワイトは500GBのみ。HDDベイカバーはジェット・ブラックが「アークスVer」、グレイシャー・ホワイトが「マスコットVer」。
  18. ^ HDDはジェット・ブラックのみ500GBと1TBの2種あり、グレイシャー・ホワイトは500GBのみ。HDDベイカバーは「アンブレラコア エディション」、「20周年 エディション」の2種あり
  19. ^ HDDはジェット・ブラックのみ500GBと1TBの2種あり、グレイシャー・ホワイトは500GBのみ。HDDベイカバーは「Project DIVA X HD ver」、「Project DIVA Future Tone ver」、「SEGA feat. HATSUNE MIKU Project ver」の3種あり、最大3枚まで購入可(同一デザインの複数購入は不可)
  20. ^ ジェット・ブラック(HBC-CV01/B)、グレイシャー・ホワイト(HBC-CV01/W)、アクア・ブルー(HBC-CV01/AB)、レッド(HBC-CV01/R)、パープル(HBC-CV01/V)、ピンク(HBC-CV01/P)、ライムグリーン(HBC-CV01/LG)
  21. ^ ゴールド(HBC-CV01/G)、シルバー(HBC-CV01/S)
  22. ^ ただし、公式サイトのFAQによれば、各ソフトウェア会社の判断でリージョンロックがかけられる場合があることが示唆されている(PS3と同じ仕様)海外で発売されるPS4®本体やゲームタイトルを、日本で使用できますか? 逆に、日本で発売されるPS4®タイトルを海外で使用できますか?”. PlayStation.com (2013年10月5日). 2013年10月6日閲覧。

出典

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  7. ^ a b さらに進化した高品質なPS4®体験を提供する「プレイステーション 4 Pro」(CUH-7000シリーズ)発表~よりハイクオリティで快適な映像体験をお届けし、2016年11月10日(木)より 44,980円/399USドル/399ユーロ/349ポンドにて順次発売~”. 2016年9月10日閲覧。
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参考文献

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E3 2013プレスカンファレンス時プレスリリース
gamescom 2013プレスカンファレンス時プレスリリース
SCEJAプレスカンファレンス2013時プレスリリース
PlayStation4 ユーザーズガイド
公式FAQ

関連項目

外部リンク

公式サイト