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「小ラーフラ教誡経」の版間の差分

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『'''小ラーフラ教誡経'''』<ref>『パーリ仏典』片山</ref>(しょうラーフラきょうかいきょう、{{lang-pi-short|Cūḷarāhulovāda-sutta}}, チューララーフローヴァーダ・スッタ)とは、[[パーリ仏典]][[経蔵 (パーリ)|経蔵]][[中部 (パーリ)|中部]]に収録されている第147経。『'''教羅睺羅小経'''』(きょうらごらしょうきょう)<ref>『南伝大蔵経』、『原始仏典』中村</ref>とも。
『'''小ラーフラ教誡経'''』<ref>『パーリ仏典』片山</ref>(しょうラーフラきょうかいきょう、{{lang-pi-short|Cūḷarāhulovāda-sutta}}, チューララーフローヴァーダ・スッタ)とは、[[パーリ仏典]][[経蔵 (パーリ)|経蔵]][[中部 (パーリ)|中部]]に収録されている第147経。『'''教羅睺羅小経'''』(きょうらごらしょうきょう)<ref>『南伝大蔵経』、『原始仏典』中村</ref>とも。


[[釈迦]]が、息子である[[比丘]][[ラーフラ]]([[羅睺羅]])に仏法を説き、[[解脱]]へと導く。
[[釈迦]]が、息子である[[比丘]][[摩睺羅伽]]([[羅睺羅]])に仏法を説き、[[解脱]]へと導く。


==構成==
==構成==
===登場人物===
===登場人物===
*[[釈迦]]
*[[釈迦]]
*[[ラーフラ]]([[羅睺羅]]) --- 比丘。釈迦の実子。
*[[摩睺羅伽]]([[羅睺羅]]) --- 比丘。釈迦の実子。


===場面設定===
===場面設定===

2020年8月21日 (金) 08:52時点における版

パーリ仏典 > 経蔵 (パーリ) > 中部 (パーリ) > 小ラーフラ教誡経

小ラーフラ教誡経[1](しょうラーフラきょうかいきょう、: Cūḷarāhulovāda-sutta, チューララーフローヴァーダ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第147経。『教羅睺羅小経』(きょうらごらしょうきょう)[2]とも。

釈迦が、息子である比丘摩睺羅伽羅睺羅)に仏法を説き、解脱へと導く。

構成

登場人物

場面設定

ある時、釈迦はサーヴァッティー舎衛城)のアナータピンディカ園(祇園精舎)に滞在していた。

ラーフラ(羅睺羅)の成長を見て取った釈迦は、彼を煩悩の滅尽(解脱)へと導こうと考える。

托鉢と食事を終えた後、釈迦はラーフラを連れ立って森へ行き、六処無常に関する仏法を説く。

それを聞いたラーフラは、煩悩の滅尽を感じ取り、法眼が生じ、解脱に至る。

日本語訳

  • 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典4』(第11巻下) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)後分五十経篇II』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 中部経典4』(第7巻) 中村元監修 春秋社

脚注・出典

  1. ^ 『パーリ仏典』片山
  2. ^ 『南伝大蔵経』、『原始仏典』中村

関連項目

外部リンク