「古谷一行の金田一耕助シリーズ」の版間の差分
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:* 川村小百合(伊沢家のお手伝い) - [[江口由起]] |
2020年8月20日 (木) 00:02時点における版
古谷一行の金田一耕助シリーズ | |
---|---|
ジャンル | テレビドラマ |
原作 | 横溝正史 |
脚本 |
スタッフ参照(横溝正史シリーズI・II) スタッフ参照(名探偵・金田一耕助シリーズ) |
監督 |
スタッフ参照(横溝正史シリーズI・II) スタッフ参照(名探偵・金田一耕助シリーズ) |
出演者 |
古谷一行 長門勇(横溝正史シリーズI・II) 早川保(横溝正史シリーズI・II) ハナ肇(名探偵・金田一耕助シリーズ) 谷啓(名探偵・金田一耕助シリーズ) |
製作 | |
制作 |
毎日放送(横溝正史シリーズI・II) TBS(名探偵・金田一耕助シリーズ) |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
横溝正史シリーズI | |
放送期間 | 1977年4月2日 - 10月1日 |
放送時間 | 土曜 22:00 - 22:55 |
放送枠 | TBS土曜10時枠の連続ドラマ |
放送分 | 55分 |
回数 | 27 |
横溝正史シリーズII | |
放送期間 | 1978年4月8日 - 10月28日 |
放送時間 | 土曜 22:00 - 22:55 |
放送枠 | TBS土曜10時枠の連続ドラマ |
放送分 | 55分 |
回数 | 30 |
名探偵・金田一耕助シリーズ | |
放送期間 | 1983年2月19日 - 2005年7月18日 |
放送時間 | 21:00 - 22:54 |
放送分 | 114分 |
回数 | 32 |
古谷一行の金田一耕助シリーズ(ふるやいっこうのきんだいちこうすけシリーズ)では、横溝正史の推理小説「金田一耕助シリーズ」を原作とする、古谷一行主演のテレビドラマシリーズについて説明する。いずれもTBS系で放送された、以下のシリーズがある。
- 連続ドラマシリーズ『横溝正史シリーズI』『横溝正史シリーズII』
- 2時間ドラマシリーズ『名探偵・金田一耕助シリーズ』
なお、古谷は大林宣彦監督による1979年公開の映画『金田一耕助の冒険』にも主演しているが、これについては当該項目を参照。
概要
横溝正史シリーズI・II(概要)
『横溝正史シリーズ』は、TBS系で毎週土曜日22:00 - 22:55に放送された。毎日放送と(旧)角川春樹事務所の企画。
第1シリーズは1977年4月2日から10月1日まで、第2シリーズは1978年4月8日から10月28日まで放送。
毎日放送と東宝、大映京都・映像京都、三船プロダクションとの共同製作であった。本シリーズのように制作プロダクションが作品毎に変わる制作体制は珍しく、他に同例は見られない。毎日放送プロデューサーの青木民男は当時のインタビューで、凝った美術で定評のある大映京都と東宝の競作を狙ったと語っている[1]。三船プロは第2シリーズのみの参加である。音楽は、第1シリーズは真鍋理一郎(大映担当分)と中村八大(東宝担当分)が分担、第2シリーズは真鍋が単独で担当した。エンディングタイトルの映像も、第1シリーズは大映と東宝で別々のもの(それぞれ、工藤栄一監督、出目昌伸監督)を用いていたが、第2シリーズは全話共通(池広一夫監督)である。なお、第1話担当監督の工藤栄一は7年前の東京12チャンネル番組『江戸川乱歩シリーズ 明智小五郎』でも第1話を担当しており、ともに第1話のみしか担当していない。また、東宝担当分は、この時期の東宝テレビドラマの通例どおり、東宝スタジオではなく国際放映スタジオで製作されている。
第1シリーズ本放映時には、最高視聴率が41.5%を獲得するなど話題作となった[2]。
主役の金田一耕助はすべて古谷一行が演じ、古谷が初めて金田一を演じたのもこのシリーズである。金田一役に古谷一行を指名したのは毎日放送副社長令嬢であった[3]。各作品第2話以降の冒頭は古谷一行の「ぼく、金田一耕助です」という台詞から始まり、ここまでのあらすじナレーションが入る。ほとんどの作品で警察幹部が長門勇演ずる日和警部に置き換えられているのも特徴であるが、『犬神家の一族』『獄門島』では日和が一切登場せずに原作通りの橘署長や磯川警部が各々1作限りで登場する。また、『三つ首塔』『悪魔が来りて―』では原作の警部と同姓の等々力刑事が日和警部の部下として登場する。『本陣殺人事件』で岡山県警の警部であった日和が『三つ首塔』で警視庁の警部として登場した際、金田一に対して「栄転じゃ」と説明している。しかし、『悪魔の手毬唄』で再び岡山県警の警部として登場した際や、第2シリーズで長野県や静岡県も含めた各地に登場した際には、特に明確な説明はされていない。
原作の分量に合わせて放送回数を決めるというスタイルで制作されている。第1シリーズは原作に比較的忠実に作られているが、第2シリーズでは登場人物の属性を大きく変えたり原作では移動している物語の舞台を固定したりするなどの大きな改変がみられ、原作には登場しない金田一を登場させている場合(『真珠郎』『仮面劇場』)もある。また、両シリーズとも推理小説としての論理整合に無頓着な傾向があり、例えば以下のような問題がある。
- 『犬神家の一族』では松子が旧宅へ出向いて佐智を殺害しており、出向いた理由やアリバイが成立した理由が不明である。
- 『本陣殺人事件』では金田一が「久―村への道順」を店先で尋ねるが、その目的は説明されない。
- 『悪魔が来りて笛を吹く』では原作通りの密室トリックを前半で提示しながら、それを解明しない。
- 『八つ墓村』では里村慎太郎の役割が不明確であり、殺害された理由の説明も曖昧である。
- 『仮面舞踏会』では槇恭吾の殺害や死体移動を誰がどのように実行したのかが明確に説明されない。
- 『仮面劇場』では虹之助の卓抜した嗅覚など盲聾を前提とした設定を原作通りとしながら、最後には盲聾が全くの演技であったとしている。
現在、全作品がキングレコードまたは角川エンタテインメントよりDVDソフト化されている。
名探偵・金田一耕助シリーズ(概要)
1983年からTBS系の2時間ドラマ枠「ザ・サスペンス」にて放映開始された。同番組の終了後は、映画番組枠(「月曜ロードショー」、「水曜ロードショー」)や改編期の特別番組として「横溝正史スペシャル」と銘打って放送された。映画番組枠の廃止に伴う「水曜ロードショー」の終了により、再び「月曜ドラマスペシャル」、「月曜ミステリー劇場」などの2時間ドラマ枠で放映されるようになり、2005年まで続いた。当時の金田一人気に肖って好評を得て、息の長いシリーズになったといえる。
当初は「名探偵金田一耕助の傑作推理」というシリーズ名であったが、ビデオソフト化された際に「名探偵・金田一耕助シリーズ」と付けられて以降はこちらが使用されている。2008年に、BS-i(現:BS-TBS)で再放送されたタイトルには「金田一耕助の傑作推理」と表記されていた。
他では映像化されることの少ない短編や戦前作品に原作を多く仰いだのが大きな特徴である。特に初期には、第1作『本陣殺人事件』は例外として第2作から第10作まで、それまで映像化されたことが1回きりか全く無い作品である[注 1]。中期の第11作から第19作までは劇場映画も含む映像化がされている代表的な長編が主となるが、その間にも映像化されたことのない短編が3作取り上げられている[注 2]。後期の第20作以降は再び映像化されたことのない作品が主となり、例外は『黒猫亭事件』が第28作『トランプ台上の首』の原作の1つになっていることを含めて4作である。
結果的には、金田一もの全長編のうち約半数を避けた形になった。意欲作に属するとされる長編のうち『犬神家の一族』『夜歩く』『迷路荘の惨劇』『白と黒』『仮面舞踏会』は取り上げられなかった。また、戦後の倶楽部雑誌などで発表された金田一物の通俗長編(映画化されたことのある『幽霊男』『吸血蛾』をはじめ、『悪魔の寵児』『夜の黒豹』など)は一切取り上げられていない。毎日放送版の15作については、そのうち10作[注 3]がリメイクされた結果になっている。
金田一が登場しない作品の転用も多くみられ、由利麟太郎ものである『木乃伊の花嫁』を原作とする第2作など5作品は原作に金田一が全く登場しない。第17作『三つ首塔』、第26作『悪魔の仮面』(『薔薇の別荘』が主な原作)のように、原作の設定を部分的に継承するのみでストーリーやトリックは全く新たに作り直した作品もある。後期には第31作『白蝋の死美人』など、複数の短編を組み合わせた事例もある。
毎日放送版と同じネット、同じ古谷の主演、オリジナルキャラクターであった日和警部の名でハナ肇(毎日放送版第1作の署長役)の助演と、続編的なイメージで始まったシリーズだが、実際は制作局、制作会社、プロデューサーと全て一新された体制となっている。共通する主要スタッフは脚本で岡本克己(毎日放送版1期、TBS版3回)、安倍徹郎(毎日放送版2回、TBS版1回)、監督で斎藤光正(各1回)のみ。第3作までは毎日放送藩の多くをてがけた映像京都が製作協力に加わってスタジオは京都映画が用いられたが、第4作はこれがにっかつ撮影所に替わり、以降両社が分担している。メイン監督となったのは東映京都撮影所出身の関本郁夫監督で、本数が多いだけでなく、劇場映画化されたことのあるメジャー原作9本のうち6本を独占的に手掛けている。前半期には関本も含めロマンポルノ経験者の監督登板も目立った(16本中9本。後半は16本中関本のみの4本。毎日放送版では15作品中ゼロ)。
金田一の相棒役は「横溝正史シリーズI」の第1作『犬神家の一族』で橘署長を演じていたハナ肇が等々力警部(第3作までは「日和警部」)役を演じていた(第7作『不死蝶』のみ矢崎滋が神崎警部(原作の神崎署長)を演じた)が、1993年9月にハナが亡くなったため、第19作『女王蜂』では中継ぎ的に名古屋章が亀山警部を演じ、第20作『悪魔の唇』よりハナと同じクレージーキャッツのメンバーであった谷啓が河合警部役で引き継いでいる。なお、第11作『悪魔の手毬唄』では等々力警部のほかに藤岡琢也が演じる磯川警部も登場する。
等々力警部(日和警部)や河合警部は第1作『本陣殺人事件』を除く各作品の冒頭で金田一とすでに親しい関係であり、それまでの作品でのやりとりを前提とした科白なども少なくない。しかし、各作品の事件発生地に応じて所属が警視庁、神奈川県警、京都府警、岡山県警と変化しており[注 4]、その矛盾を解消しようとする演出は見られない。ただし、各作品における所属の管轄外へ出かける設定は多々見られる[注 5]。
第22作まではフィルム制作(ただし第5作からはビデオ編集が施されており、画質やテロップなど差異がある)。第23作からビデオ制作で第31作と第32作はHD制作。
全作品がビデオ化されDVDマガジンとして発売された。
キャスト
主人公
警察関係者
- 日和勇
- 演 - 長門勇(横溝正史シリーズI・II)、ハナ肇(名探偵・金田一耕助シリーズ)
- 階級は警部。鼠が苦手。原作には登場しない。
- 出演回
- 横溝正史シリーズI・IIでは『犬神家の一族』『獄門島』以外の全作品に登場。
- 名探偵・金田一耕助シリーズでは『本陣殺人事件』〜『獄門岩の首』に登場。
- 等々力
- 演 - 早川保(横溝正史シリーズI・II)、ハナ肇(名探偵・金田一耕助シリーズ)
- 日和の部下の刑事(横溝正史シリーズI・II)。階級は警部(名探偵・金田一耕助シリーズ)。
- 出演回
- 横溝正史シリーズI・IIでは『三つ首塔』『悪魔が来りて笛を吹く』に登場。
- 名探偵・金田一耕助シリーズでは『霧の山荘』〜『香水心中』『殺人鬼』〜『迷路の花嫁』に登場。
- 磯川
- 演 - 有島一郎(横溝正史シリーズI・II)、藤岡琢也(名探偵・金田一耕助シリーズ)
- 階級は警部。
- 出演回
- 横溝正史シリーズI・IIでは『獄門島』に登場。
- 名探偵・金田一耕助シリーズでは『悪魔の手毬唄』に登場。
- 河合
- 演 - 谷啓(名探偵・金田一耕助シリーズ)
- 階級は警部。
- 出演回
- 『悪魔の唇』〜『神隠し真珠郎』に登場。
- 宮村
- 演 - 尾美としのり(名探偵・金田一耕助シリーズ)
- 階級は巡査。
- 出演回
- 『水神村伝説殺人事件』『人面瘡』『白蝋の死美人』に登場。
その他
- かね
- 演 - 野村昭子(横溝正史シリーズI[注 6])
- 金田一耕助探偵事務所に勤めるおばさん。原作には登場しない。
- 松山節子
- 演 - 鷲尾真知子(名探偵・金田一耕助シリーズ)
- 金田一耕助が滞在する割烹旅館「松月」の女将。
- 出演回
- 『悪魔が来りて笛を吹く』『病院坂の首縊りの家』『迷路の花嫁』『白蝋の死美人』に登場。
ゲスト
横溝正史シリーズI / 横溝正史シリーズII / 名探偵・金田一耕助シリーズ
横溝正史シリーズI(1977年)
- 第1作「犬神家の一族」
-
- 犬神松子(佐兵衛の腹違いの娘・長女) - 京マチ子
- 犬神竹子(佐兵衛の腹違いの娘・次女) - 月丘夢路
- 犬神梅子(佐兵衛の腹違いの娘・三女) - 小山明子
- 野々宮珠世(大弐の孫) - 四季乃花恵
- 犬神佐清(松子の息子) - 田村亮
- 青沼静馬(菊乃の息子) - 田村亮(二役)
- 犬神佐兵衛(犬神財閥の創始者) - 岡田英次
- 犬神佐智(梅子の息子) - 松橋登
- 犬神佐武(竹子の息子) - 成瀬正
- 犬神小夜子(梅子の娘) - 丘夏子
- 橘(署長) - ハナ肇
- キヨ(「那須ホテル」女中) - 井上聡子
- 青沼菊乃(佐兵衛の愛人) - 吉本真由美
- 犬神寅之助(竹子の夫) - 西山辰夫
- 犬神幸吉(梅子の夫) - 堀内一市
- 木村(刑事) - 遠山欽
- 藤崎(鑑識員) - 田中弘史
- 猿蔵(犬神家の下男) - 新海丈夫
- 志摩久平 - 石原須磨男
- 大山(神主) - 溝田繁
- 野々村大弐(珠世の祖父) - 北原将光
- 古舘恭三(弁護士) - 西村晃
- 第2作「本陣殺人事件」
- 第3作「三つ首塔」
- 第4作「悪魔が来りて笛を吹く」
-
- 椿秌子(英輔の妻) - 草笛光子
- 椿英輔(元子爵) - 江原真二郎
- 椿美禰子(英輔の娘) - 檀ふみ
- 菊江(玉蟲の妾) - 中山麻里
- 新宮一彦(利彦の息子) - 星正人
- 新宮華子(利彦の妻) - 岩崎加根子
- 目賀重亮(秌子の主治医) - 観世栄夫
- 信乃(秌子の乳母) - 原泉
- 「三春園」女将 - 三崎千恵子
- おすみ(「三春園」女中) - 児島美ゆき
- 慈道 - 吉田義夫
- 出川(刑事) - 森次晃嗣
- 玉蟲公丸(秌子の叔父・元伯爵) - 加藤嘉
- 妙海尼(堀井駒子) - 東郷晴子
- お玉 - 冨田恵子
- 河村辰五郎 - 寄山弘
- お種(椿家の女中) - 白石幸子
- 小夜子 - 足立登美子
- 新宮利彦(秌子の兄・元子爵) - 長門裕之
- 三島東太郎(椿家の書生) - 沖雅也
- 第5作「獄門島」
-
- 了然(千光寺住職) - 中村翫右衛門
- 荒木(村長) - 河原崎国太郎
- 村瀬幸庵(漢方医) - 金子信雄
- 鬼頭早苗(千万太の従妹) - 島村佳江
- 鬼頭月代(千万太の妹) - 梶原恵
- 鬼頭雪枝(千万太の妹) - 立枝歩
- 鬼頭花子(千万太の妹) - 萩奈穂美
- 竹蔵(本鬼頭の潮つくり) - 江幡高志
- 清公(床屋) - 三遊亭若円遊
- 了沢(千光寺典座) - 原康義
- 鬼頭儀兵衛(分鬼頭当主) - 富田仲次郎
- お小夜(与三松の妻) - 葉山葉子
- 鬼頭嘉右衛門(本鬼頭先代) - 滝沢修
- 鬼頭与三松(本鬼頭当主) - 仲谷昇
- 勝野(嘉右衛門の妾) - 斎藤美和
- 鬼頭千万太(与三松の息子) - 角野卓造
- 鵜飼章三(分鬼頭の居候) - 三善英史
- 清水(巡査) - 河原崎長一郎
- お志保(儀兵衛の後妻) - 浜木綿子
- 第6作「悪魔の手毬唄」
-
- 青池リカ(「亀の湯」女将) - 佐藤友美
- 青池歌名雄(リカの息子) - 高岡健二
- 青池里子(リカの娘) - 池波志乃
- いと(「井筒屋」女将) - 日色ともゑ
- 別所千恵子(歌手の大空ゆかり) - 夏目雅子
- 本多(医師) - 永井智雄
- 由良五百子(由良家の隠居) - 村瀬幸子
- 由良敦子(由良家先代の未亡人) - 大塚道子
- 別所春江(千恵子の母) - 川口敦子
- 別所辰蔵(春江の兄) - 矢野宣
- お幹(「亀の湯」女中) - 三戸部スエ
- 咲枝(嘉平の妹) - 松村康世
- 仁礼文子(嘉平の娘) - 新海百合子
- 由良泰子(敦子の娘) - 渡井直美
- 五郎(村の青年) - 島米八
- 由良敏郎(由良家当主) - 浜田雅史
- 新聞記者 - 宍戸錠
- 仁礼嘉平(仁礼家当主) - 鈴木瑞穂
- 木村(巡査) - 東野英心
- 多々羅放庵 - 小沢栄太郎
横溝正史シリーズII(1978年)
- 第1作「八つ墓村」
-
- 森美也子(分家の未亡人) - 鰐淵晴子
- 寺田辰弥(田治見家の跡取り) - 荻島真一
- 井川鶴子(辰弥の母) - 神崎愛
- カズコ(よろず屋の娘) - 津山登志子
- 濃茶の尼・妙蓮 - 白木万里
- 工藤(巡査) - 江幡高志
- 村のよろず屋 - 常田富士男
- 片岡吉蔵(博労) - 山本清
- 尼子義久 - 横光克彦
- 尼子の落武者 - 木村元
- 田治見春代(辰弥の腹違いの姉) - 松尾嘉代
- 梅幸尼 - 東竜子
- 田治見小竹(辰弥の大叔母) - 毛利菊枝
- 田治見小梅(辰弥の大叔母) - 新海なつ
- 久野恒美(医師) - 永井智雄
- 里村慎太郎 - 草薙幸二郎
- 飲み屋のおやじ - 梅津栄
- 井川丑松(辰弥の母方の祖父) - 北村英三
- 諏訪(弁護士) - 内田朝雄
- 田治見要蔵(辰弥の父・26年前村人32人を惨殺) - 中村敦夫
- 田治見久弥 - 中村敦夫(二役)
- 第2作「真珠郎」
- 第3作「仮面舞踏会」
-
- 鳳千代子(女優) - 草笛光子
- 飛鳥忠熙(実業家・千代子の婚約者) - 木村功
- 田代信吉 - 三ツ木清隆
- 笛小路美沙(千代子の娘) - 村地弘美
- 笛小路泰久(千代子の2番目の夫・俳優) - 久保明
- 的場英明 - 内田稔
- 津村真二(千代子の4番目の夫・作曲家) - 佐原健二
- 槇恭吾(千代子の3番目の夫・画家) - 小笠原弘
- 村上多岐(飛鳥家の女中) - 露原千草
- 古田(千代子のマネージャー) - 柳生博
- ミチ(看護婦) - 大田黒久美
- 桜井鉄雄(熙子の夫) - 若尾義昭
- 桜井熙子(忠熙の娘) - 皆川妙子
- 村上一彦(多岐の息子) - 津野哲郎
- 日比野(警部補) - 田中幸四郎
- 刑事 - 柿沼大介
- 笛小路篤子(泰久の母) - 乙羽信子
- 第4作「不死蝶」
- 第5作「夜歩く」
- 第6作「女王蜂」
- 第7作「黒猫亭事件」
- 第8作「仮面劇場」
-
- 大道寺綾子(大道寺家の未亡人) - 司葉子
- 虹之助(三重苦の少年) / 志賀琴絵(恭三の妹) - 長尾深雪
- 藤原キヨ(大道寺家の女中) - 菅井きん
- 深町君枝(大道寺家の女執事) - 野中マリ子
- 大道寺珠代(綾子の義妹) - 新村礼子
- 尼僧 - 堀永子
- 鵜藤五郎(甲野家の寄宿人) - 睦五郎
- 甲野梨枝子(甲野兄妹の母) - 富田恵子
- 甲野静馬 - 富川澈夫
- 甲野由美 - 服部妙子
- 松造 - 山本一郎
- 巡査 - 松尾文人
- 刑事 - 柿沼大介
- 志賀恭介(恭三の父) - 斉藤春彦
- 鈴木(院長) - 下條正巳
- 藤原源造(大道寺家の運転手) - 柳谷寛
- 志賀恭三(甲野兄妹の従兄) - 池部良
- - 三ツ矢雄二 (ノンクレジットだが声だけ出演している)
- 第9作「迷路荘の惨劇」
名探偵・金田一耕助シリーズ(1983年 - 2005年)
- 第1作「本陣殺人事件」(1983年)
- 第2作「ミイラの花嫁」(1983年)
- 第3作「獄門岩の首」(1984年)
- 第4作「霧の山荘」(1985年)
- 第5作「死仮面」(1986年)
- 第6作「香水心中」(1987年)
- 第7作「不死蝶」(1988年)
- 第8作「殺人鬼」(1988年)
- 第9作「死神の矢」(1989年)
- 第10作「薔薇王」(1989年)
- 第11作「悪魔の手毬唄」(1990年)
- 第12作「魔女の旋律」(1991年)
- 第13作「八つ墓村」(1991年)
- 第14作「悪魔が来りて笛を吹く」(1992年)
- 第15作「女怪」(1992年)
- 第16作「病院坂の首縊りの家」(1992年)
- 第17作「三つ首塔」(1993年)
- 第18作「迷路の花嫁」(1993年)
- 第19作「女王蜂」(1994年)
- 第20作「悪魔の唇」(1994年)
- 第21作「悪魔の花嫁」(1995年)
- 第22作「呪われた湖」(1996年)
- 第23作「黒い羽根の呪い」(1996年)
- 第24作「幽霊座」(1997年)
- 第25作「獄門島」(1997年)
-
- 鬼頭早苗(鬼頭三蔵の娘・鬼頭家の本家・本鬼頭の女主人) - 秋吉久美子
- 鬼頭勝子(肇と早苗の母) - 秋吉久美子(二役)
- 了然(千光寺住職・本鬼頭家の後見人) - 名古屋章
- 村瀬幸庵(獄門島の漢方医) - 織本順吉
- 荒木真喜平(獄門島の村長) - 北村総一朗
- 鬼頭月代(千万太の異母妹・長女) - 櫻井淳子
- 鬼頭雪枝(千万太の異母妹・次女) - 沢木蘭野
- 鬼頭花子(千万太の異母妹・三女) - 木内美穂
- 鬼頭与左松(千万太らの父) - うえだ峻
- 竹蔵 - 丹古母鬼馬二
- 復員詐欺師 - 趙方豪
- 鬼頭志保(鬼頭家の分家・分鬼頭の後妻) - 宮下順子
- お小夜(与左松の後妻・月代ら三姉妹の母) - 絵沢萌子
- 清水(巡査) - 光石研
- 鵜飼章三(志保の愛人) - 藤木直人
- 鬼頭肇(鬼頭三蔵の息子・早苗の兄) - 島英司
- 本鬼頭千万太(与三松と時子の息子・金田一耕助の友人・故人) - 安藤一人
- 鬼頭嘉右衛門(千万太らの祖父・獄門島の主権者・故人) - 金田龍之介
- 石井洋祐、掛田誠
- 第26作「悪魔の仮面」(1998年)
- 第27作「悪霊島」(1999年)
- 第28作「トランプ台上の首」(2000年)
-
- 紅マヤ(「くれなゐ魔術団」女性マジシャン・金田一耕助の手品の師匠) - 古手川祐子
- 風間隼人(「くれなゐ魔術団」団員) - 三浦浩一
- 糸島礼次郎(酒場「黒猫亭」経営) - 石山律雄
- 服部(巡査) - 野添義弘
- 丸山(刑事) - 渡辺寛二
- 山下(刑事) - 小林健
- 日兆(蓮正寺の僧侶) - 出光秀一郎
- 寿代(「くれなゐ魔術団」団長) - 高畑淳子
- オキミ(「黒猫亭」元賄い) - 阪上和子
- 園田(歯科医) - 久保幸一
- トウベイ(右京丸の弟弟子) - 笠井一彦
- 関東医科歯科大学教授 - 名取幸政
- 千代子(「くれなゐ魔術団」元団員) - 田村友里
- タマエ(「黒猫亭」ホステス) - 椿真由美
- 松田膳作(糸島繁子の養父・故人) - 天田益男
- シルク(「くれなゐ魔術団」団員) - ボナ植木
- ハット(「くれなゐ魔術団」団員) - パルト小石
- 吉松(元刑事) - 森塚敏
- 住職 - 小池榮
- 第29作「水神村伝説殺人事件」(2002年)
-
- 本位田鶴代(大三郎の長女) - 坂口良子
- 秋月凛子(善太郎と貞子の長女・横尾の秘書) - 田中美奈子
- 本位田慎吉(大三郎の次男・「本位田土木」専務) - 石橋保
- 鹿蔵(使用人) - 二瓶鮫一
- 川端梨絵(慎吉の婚約者・大助の元許嫁) - 佐藤友紀[7]
- 本位田大三郎(「本位田土木」社長・代議士) - 大林丈史
- 秋月善太郎(秋月家22代当主・失踪中) - 西沢利明
- 本位田槇子(大三郎の母) - 宮内順子
- 秋月貞子(善太郎の妻) - 泉晶子
- 本位田大助(慎吉の兄・鶴代の弟) - 檀臣幸
- 秋月伍一(善太郎と貞子の長男) - 檀臣幸(二役)
- 安達(「本位田土木」土木監督) - 志賀圭二郎
- 「本位田土木」作業員 - 掛田誠
- 「本位田土木」作業員 - 岸端正浩
- 秋月幸二(善太郎と貞子の次男・秋月酒造社長) - 塩川健司
- お杉 - 岸本鮎佳
- 横尾康之(岡山県知事) - 大和田伸也
- 第30作「人面瘡」(2003年)
- 第31作「白蝋の死美人」(2004年)
-
- 伊沢加寿子(伊澤家当主) - 岡田茉莉子
- 立花マリ(信造の妻・女優) - 杉本彩
- 伊沢信造(加寿子の長男・エログロ作家) - 新藤栄作
- 伊沢徹郎(加寿子の次男・厚生大臣) - 岸本祐二
- 伊沢早苗(加寿子の長女) - 西尾まり
- 雄島隆介(早苗の婚約者) - 前田耕陽
- 畔柳貞三郎(法医学教授) - 清水綋治
- 瓜生朝二(新進彫刻家) - 橋本さとし
- 川村小百合(伊沢家のお手伝い) - 江口由起
- 亀井幸吉(出版社編集長) - 近童弐吉
- 亀井福美(幸吉の妻) - 葉山レイコ
- 島岡(刑事) - 浅見小四郎
- 三波美津江(養護施設園長) - 野口ふみえ
- 篠田香織(同教師) - 大田沙也加
- 杉本元子(畔柳法医学研究所助手) - 辻えりか
- 徹郎の秘書 - 廣瀬謙
- 芸能記者 - まるの保
- 政治記者 - 加瀬尊朗
- 第32作「神隠し真珠郎」(2005年)
スタッフ
横溝正史シリーズI・II(スタッフ)
- 脚本 - 服部佳、安倍徹郎、岡本克己、石森史郎、石松愛弘、田坂啓、廣澤榮、安藤日出男、椋露地桂子、野上龍雄、米田いずみ、稲葉明子、鴨井達比古
- 監督 - 工藤栄一、蔵原惟繕、出目昌伸、鈴木英夫、斎藤光正、森一生、池広一夫、大州齋、長野卓、水野直樹、富本壮吉、渡邊祐介、井上芳夫、松尾昭典
- 制作 - 大映映画、映像京都、東宝、三船プロ
名探偵・金田一耕助シリーズ(スタッフ)
- 脚本 - 江連卓(8回)、峯尾基三(6回)、石原武龍(4回)、岡本克己(3回)、中村努(同)、和久田正明(同)、安倍徹郎(1回)、宮川一郎(同)、関本郁夫(同)、新津康子(同)、高村美智子(同)、田村恵(同)
- 監督 - 関本郁夫(8本)、原田眞治(5本)、山本厚(4本)、藤井克彦(3本)、吉田啓一郎(同)、西村昭五郎(2本)、田中徳三(同)、井上昭(1本)、児玉進(同)、山口和彦(同)、斎藤光正(同)、奥村正彦(同)
- 制作協力 - 映像京都、にっかつ撮影所、かとう企画
- 制作 - TBS、東阪企画
主題歌
横溝正史シリーズI・II(主題歌)
- 横溝正史シリーズI - 茶木みやこ「まぼろしの人」
- 横溝正史シリーズII - 茶木みやこ「あざみの如く棘あれば」
- 作詞:阿久悠、作曲:茶木みやこ、発売:ハーベストレコード YA-1011 1978年5月発売
名探偵・金田一耕助シリーズ(主題歌)
- 「糸電話」
- ※『本陣殺人事件』、『獄門岩の首』〜『香水心中』、『殺人鬼』〜『魔女の旋律』、『水神村伝説殺人事件』〜『白蠟の死美人』。
- 「見えない雨の降る街を」
- 「三色幻燈」
放送日程
横溝正史シリーズI
話数 | 放送期間(放送回数) | サブタイトル | 制作 | 脚本 | 監督 | 視聴率[8] |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1977年4月 | 2日 - 4月30日(5回)犬神家の一族 | 大映 映像京都 |
服部佳 | 工藤栄一 | 第1回23.4%、第2回20.5%、第3回19.0% 第4回16.7%、最終回22.4%。 |
2 | 5月 | 7日 - 5月21日(3回)本陣殺人事件 | 安倍徹郎 | 蔵原惟繕 | 第1回19.4%、第2回15.3%、最終回19.4%。 | |
3 | 5月28日 - 6月18日(4回) | 三つ首塔 | 東宝 | 岡本克己 | 出目昌伸 | 第1回16.7%、第2回15.9%、第3回11.0% 最終回15.6%。 |
4 | 6月25日 - 7月23日(5回) | 悪魔が来りて笛を吹く | 石森史郎 | 鈴木英夫 | 第1回14.5%、第2回12.3%、第3回13.1% 第4回13.4%、最終回16.7%。 | |
5 | 7月30日 - 8月20日(4回) | 獄門島 | 石松愛弘 | 斎藤光正 | 第1回13.1%、第2回11.0%、第3回12.3% 最終回13.7%。 | |
6 | 8月27日 - 10月1日(6回) | 悪魔の手毬唄 | 大映 映像京都 |
田坂啓 | 森一生 | 第1回14.8%、第2回12.6%、第3回13.5% 第4回10.5%、第5回12.7%、最終回16.6%。 |
横溝正史シリーズII
話数 | 放送期間(放送回数) | サブタイトル | 制作 | 脚本 | 監督 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1978年4月 | 8日 - 5月 6日(5回)八つ墓村 | 大映 映像京都 |
廣澤榮 | 池広一夫 | 第1回22.9%、第2回19.8%、第3回18.3% 第4回18.9%、最終回21.2%。 |
2 | 5月13日 - 5月27日(3回) | 真珠郎[注 7] | 安藤日出男 | 大州齋 | 第1回19.6%、第2回19.0%、最終回19.5%。 | |
3 | 6月 | 3日 - 6月24日(4回)仮面舞踏会 | 東宝 | 椋露地桂子 | 長野卓 | 第1回20.2%、第2回16.7%、第3回18.0% 最終回18.5%。 |
4 | 7月 | 1日 - 7月15日(3回)不死蝶 | 大映 映像京都 |
野上龍雄 米田いずみ |
森一生 | 第1回19.5%、第2回15.9%、最終回14.4%。 |
5 | 7月22日 - 8月 | 5日(3回)夜歩く | 東宝 | 稲葉明子 | 水野直樹 | 第1回12.2%、第2回12.9%、最終回15.9%。 |
6 | 8月12日 - 8月26日(3回) | 女王蜂 | 三船プロ | 石松愛弘 | 富本壮吉 | 第1回10.7%、第2回15.5%、最終回15.2%。 |
7 | 9月 | 2日 - 9月 9日(2回)黒猫亭事件 | 大映 映像京都 |
安倍徹郎 | 渡邊祐介 | 前編16.7%、後編17.5%。 |
8 | 9月16日 - 10月 | 7日(4回)仮面劇場[注 8] | 東宝 | 鴨井達比古 | 井上芳夫 | 第1回15.2%、第2回13.7%、第3回14.4% 最終回15.3%。 |
9 | 10月14日 - 10月28日(3回) | 迷路荘の惨劇 | 三船プロ | 田坂啓 | 松尾昭典 | 第1回16.8%、第2回14.4%、最終回17.9%。 |
名探偵・金田一耕助シリーズ
話数 | 放送日 | サブタイトル | 原作 | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1983年 | 2月19日本陣殺人事件 | 「本陣殺人事件」 | 安倍徹郎 | 井上昭 |
2 | 8月13日 | ミイラの花嫁 | 「木乃伊の花嫁」[注 7] | 江連卓 | 児玉進 |
3 | 1984年 | 3月 3日獄門岩の首 | 「首」 | 中村努 | 田中徳三 |
4 | 1985年 | 5月27日霧の山荘 | 「霧の山荘」 | 江連卓 | 山口和彦 |
5 | 1986年 | 5月12日死仮面 | 「死仮面」 | 宮川一郎 | 西村昭五郎 |
6 | 1987年 | 5月11日香水心中 | 「香水心中」 | 岡本克己 | 斎藤光正 |
7 | 1988年 | 2月 2日不死蝶 | 「不死蝶」 | 江連卓 | 西村昭五郎 |
8 | 7月26日 | 殺人鬼 | 「殺人鬼」 | 岡本克己 | 藤井克彦 |
9 | 1989年 | 3月27日死神の矢 | 「死神の矢」 | 関本郁夫 | |
10 | 10月11日 | 薔薇王 | 「薔薇王」[注 9] | 江連卓 | 藤井克彦 |
11 | 1990年10月 | 5日悪魔の手毬唄 | 「悪魔の手毬唄」 | 峯尾基三 | 関本郁夫 |
12 | 1991年 | 2月27日魔女の旋律 | 「空蝉処女」[注 10] | 江連卓 | 吉田啓一郎 |
13 | 7月 | 1日八つ墓村 | 「八つ墓村」 | 関本郁夫 新津康子 |
関本郁夫 |
14 | 1992年 | 4月 9日悪魔が来りて笛を吹く | 「悪魔が来りて笛を吹く」 | 江連卓 | 藤井克彦 |
15 | 7月27日 | 女怪 | 「女怪」 | 中村努 | 田中徳三 |
16 | 12月28日 | 病院坂の首縊りの家 | 「病院坂の首縊りの家」 | 高村美智子 | 関本郁夫 |
17 | 1993年 | 7月15日三つ首塔 | 「三つ首塔」 | 和久田正明 | |
18 | 9月20日 | 迷路の花嫁 | 「迷路の花嫁」 | 江連卓 | 原田眞治 |
19 | 1994年 | 4月 4日女王蜂 | 「女王蜂」 | 和久田正明 | 関本郁夫 |
20 | 8月22日 | 悪魔の唇 | 「悪魔の百唇譜」 | 田村恵 | 原田眞治 |
21 | 1995年 | 9月 4日悪魔の花嫁 | 「悪魔の家」[注 11] | 江連卓 | |
22 | 1996年 | 1月 2日呪われた湖 | 「湖泥」 | 中村努 | |
23 | 3月25日 | 黒い羽根の呪い | 「鴉」 | 峯尾基三 | 関本郁夫 |
24 | 1997年 | 1月 3日幽霊座 | 「幽霊座」 | 奥村正彦 | |
25 | 5月 | 5日獄門島 | 「獄門島」 | 和久田正明 | 関本郁夫 |
26 | 1998年 | 3月30日悪魔の仮面 | 「薔薇の別荘」 「神楽太夫」[注 10] |
峯尾基三 | 吉田啓一郎 |
27 | 1999年 | 3月 8日悪霊島 | 「悪霊島」 | 原田眞治 | |
28 | 2000年10月30日 | トランプ台上の首 | 「トランプ台上の首」 「黒猫亭事件」 |
吉田啓一郎 | |
29 | 2002年 | 4月29日水神村伝説殺人事件 | 「車井戸はなぜ軋る」[注 12] | 石原武龍 | 山本厚 |
30 | 2003年 | 3月25日人面瘡 | 「人面瘡」 | ||
31 | 2004年 | 4月26日白蝋の死美人 | 「蝋美人」 「雌蛭」 | ||
32 | 2005年 | 7月18日神隠し真珠郎 | 「真珠郎」[注 7] |
ネット局
横溝正史シリーズI・II
※は遅れネット
- 毎日放送(制作局)
- 北海道放送
- 青森テレビ
- 岩手放送(現・IBC岩手放送)
- 東北放送
- 秋田放送(日本テレビ系列)※
- 山形放送(日本テレビ系列)※
- 福島テレビ(フジテレビ系列、ただし放送当時はTBS系列とのクロスネット局)
- 東京放送(現・TBSテレビ)
- 新潟放送(火曜22時に3日遅れで放送)※
- 信越放送※
- テレビ山梨
- 静岡放送
- 北日本放送(日本テレビ系列)※
- 北陸放送(1978年9月までは月曜22時に2日遅れで放送)※
- 福井テレビ(フジテレビ系列)※
- 中部日本放送(現・CBCテレビ)
- 山陰放送
- 山陽放送(現・RSK山陽放送)
- 中国放送
- テレビ山口(放送当時はフジテレビ系列とのクロスネット局、さらに1978年9月まではテレビ朝日系列局でもあった。木曜22時に5日遅れで放送)※
- 南海放送(日本テレビ系列)※
- テレビ愛媛(フジテレビ系列)※ 1983年に2シリーズまとめて放送
- テレビ高知
- RKB毎日放送
- 長崎放送※
- 熊本放送※
- 大分放送
- 宮崎放送
- 南日本放送※
- 琉球放送
上記のネット局は、以後の森村誠一シリーズ、高木彬光シリーズ、黒岩重吾シリーズなどに引き継がれた。
脚注
注釈
- ^ 第7作『不死蝶』が毎日放送版で取り上げられているのが唯一の映像化である。なお、第8作『殺人鬼』は本シリーズより後で2016年に映像化されている。
- ^ 第15作『女怪』は本シリーズより後で1996年に映像化されている。
- ^ 第28作『トランプ台上の首』を『黒猫亭事件』のリメイクとして算入した数値。
- ^ 舞台を京都に変更している作品が多いのはこのシリーズの特徴でもある。神奈川県は第31作『白蝋の死美人』の舞台を鎌倉としているため。
- ^ 具体的には、第2作『ミイラの花嫁』第5作『死仮面』第10作『薔薇王』第18作『迷路の花嫁』では管轄内での事件を捜査するため管轄外へ出張しており、第4作『霧の山荘』第6作『香水心中』第9作『死神の矢』では休暇中に事件に巻き込まれている。また、第11作『悪魔の手毬唄』では磯川警部の招待を受けている。
- ^ 「II」には出演していない。
- ^ a b c 原作では金田一耕助ではなく由利麟太郎が登場する。
- ^ 原作では金田一耕助ではなく由利麟太郎と三津木俊助が登場する。
- ^ 原作には金田一耕助のように探偵としての実績がある設定の人物は登場しない。
- ^ a b 原作には金田一耕助に相当する探偵役は登場しない。
- ^ 原作では金田一耕助ではなく三津木俊助が登場する。
- ^ 当初の原作に金田一耕助は登場せず、のちの改作でも金田一耕助が事後に関与する形であり、事件進行中には登場しない。
出典
- ^ 中宮敏「金田一耕助の秘密」日本電子出版 1994年 (ISBN 4931-3250-68)
- ^ “横溝正史シリーズ 夜歩く”. ファミリー劇場. 2016年2月18日閲覧。
- ^ “【名優競演!金田一耕助の世界 ペリー荻野】「逆立ちでもするか」監督の言葉きっかけに… ドラマでもっとも多く金田一耕助を演じた古谷一行”. zakzak (産経デジタル). (2018年7月31日) 2020年2月29日閲覧。
- ^ 古谷一行 (9 February 2015). "金田一耕助役で大ブーム 古谷一行が明かす意外な真実とは?" (Interview). 2016年2月18日閲覧。
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は無視されます。 (説明) - ^ 本当は高頭俊作、三つ首塔で音禰といっしょに取った手形によって証明
- ^ 幼い頃俊作を名乗るようになる。
- ^ プロフィール - ヒラタオフィス
- ^ 「テレビ視聴率季報(関東地区)」ビデオリサーチ
外部リンク
- 名探偵・金田一耕助シリーズ
- 本陣殺人事件(第1作)
- ミイラの花嫁(第2作)
- 獄門岩の首(第3作)
- 霧の山荘(第4作)
- 死仮面(第5作)
- 不死蝶(第7作)
- 殺人鬼(第8作)
- 死神の矢(第9作)
- 薔薇王(第10作)
- 悪魔の手毬唄(第11作)
- 八つ墓村(第13作)
- 悪魔が来りて笛を吹く(第14作)
- 女怪(第15作)
- 病院坂の首縊りの家(第16作)
- 三つ首塔(第17作)
- 女王蜂(第19作)
- 悪魔の唇(第20作)
- 悪魔の花嫁(第21作)
- 黒い羽根の呪い(第23作)
- 幽霊座(第24作)
- 獄門島(第25作)
- 悪魔の仮面(第26作)
- 悪霊島(第27作)
- トランプ台上の首(第28作)
- 水神村伝説殺人事件(第29作)
- 白蝋の死美人(第31作)
- 神隠し真珠郎(第32作)
TBS系 土曜22時台(当時は毎日放送の制作枠。一部地域を除く。) | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
江戸特捜指令
(1976.10.2 - 1977.3.26) |
横溝正史シリーズ
(1977.4.2 - 1977.10.1) |
森村誠一シリーズ・腐蝕の構造
(1977.10.8 - 1977.11.19) |
森村誠一シリーズ・人間の証明
(1978.1.7 - 1978.4.1) |
横溝正史シリーズII
(1978.4.8 - 1978.10.28) |
森村誠一シリーズII・青春の証明
(1978.11.4 - 1978.12.30) |