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児島美ゆき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
こじま みゆき
児島 美ゆき
別名義 児島 みゆき(旧芸名)
生年月日 (1952-03-23) 1952年3月23日(72歳)
出生地 日本の旗 日本東京都小金井市[1]
血液型 O
職業 女優
歌手
ジャンル テレビ
映画
活動期間 1967年 - 現在
主な作品
テレビドラマ
ハレンチ学園
北の国から
毎度おさわがせします
映画
ハレンチ学園』シリーズ
備考
身長:154cm 体重:43kg
趣味:山歩き 特技:スキー、ゴルフ
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児島 美ゆき(こじま みゆき、1952年昭和27年〉3月23日 - )は、日本女優[2]歌手1970年までは、芸名児島 みゆきとして活動。東京都小金井市出身[1]。血液型、O型オフィスぴろっと所属。

来歴・人物

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武蔵野市立第一小学校武蔵野市立第一中学校、中野文園高等学校(現・大妻中野高等学校)卒業[1]

13歳から東映児童研修所に通う[3][4]小倉一郎片山由美子は研修所の同期で[3]、映画『新・ハレンチ学園』で児島の後、二代目柳生十兵衛を演じた渡辺やよいらも同研修所で一緒だった[3]

14歳で研修所の子役で結成されたコーラスグループ(ヤング・フレッシュ)に選ばれ、「仮面の忍者赤影」や「ひょっこりひょうたん島」などを歌っていた[3][5][6]1968年、長編アニメ映画アンデルセン物語』に声優として出演[7]

東映児童研修所は日活での子役出演も多く[3]、よくオーディションもあり、1970年高校三年のとき、進学か就職かで迷っているとき、映画『ハレンチ学園』のオーディションを受け合格[3]。人気漫画だった『ハレンチ学園』は日活末期に全4作が製作され、3作にて主演の十兵衛こと柳生みつ子役でデビュー[2][6]。テレビドラマ『ハレンチ学園』(東京12チャンネル)においても柳生みつ子役を演じ、一躍「セクシータレント」として脚光を浴び、人気を得た[6][7]。ドラマ版『ハレンチ学園』は、最高視聴率32%を記録し、2017年現在もテレビ東京の歴代ドラマの最高視聴率で、「ドーハの悲劇」として知られる1993年Wカップアジア地区最終予選日本イラク戦中継までは、同局の歴代最高視聴率番組だったといわれる[7]。なお、このハレンチ学園本編のパンチラシーンなどで見える白い下着のパンツは、自前であったと話している。「衣装(係)さんは用意してくれないし、自分はまだ子供だったから頼むことも出来なかった」とのことだったという[8]

映画『ハレンチ学園』が公開されたとき、何かの間違いで"児島みゆき"と平仮名で"みゆき"とポスター等に書かれて驚いた[3]。新人なのでクレームを付ける訳にはいかずそのまま黙っていたら、映画版は全て"児島みゆき"と書かれた[3]。本名を大事にしており、自分自身は最初から"児島美ゆき"で、一度も改名したことはないと話していた[3]

2017年、「有吉反省会」の企画で一時的にではあるが、芸名を「ぱいぱい美ゆき」に変更した[9]

出演

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映画

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  • アンデルセン物語(1968年、東映動画) - 子鼠[10]
  • ハレンチ学園(1970年、日活)-十兵衛(柳生みつ子)
  • ハレンチ学園 身体検査の巻(1970年、日活)-十兵衛(柳生みつ子)
  • ハレンチ学園 タックルキスの巻(1970年、日活)-十兵衛(柳生みつ子)
  • 喜劇女子学生 華やかな挑戦(1975年、松竹)‐武内ユカリ
  • にっぽん美女物語 女の中の女(1975年、松竹)-鯉千代
  • おしゃれ大作戦(1976年、東宝)-赤垣げん子
  • 霧の旗(1977年、東宝) - 河原信子
  • トラック野郎・一番星北へ帰る(1978年、東映) - 佐倉潔子(婦人警官)
  • 博多っ子純情(1978年、松竹)-ホステス役
  • 男はつらいよ 花も嵐も寅次郎(1982年、松竹)-ゆかり
  • “BLOW THE NIGHT!” 夜をぶっとばせ(1983年、ジョイパックフィルム)-木戸真由美
  • あなただけグッドナイト あゝ伝次郎(1985年、イーグルズ・カンパニー)-鍵の女
  • 不倫(1986年、にっかつ)-瀬島悦子
  • よるべなき男の仕事・殺し(1991年、アルゴプロジェクト)₋八木弘子
  • 激しい季節(1998年、ケイエスエス)₋山村順子
  • 日本極道史 野望の軍団(1999年、ミュージアム)₋浦上タエ
  • 惨劇館 夢子(2002年、フルメディア)-奥矢道代
  • 笑顔の向こうに(2019年、日本歯科医師会)

テレビドラマ

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バラエティ

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その他

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  • 世界一への挑戦 南北アメリカ大陸縦断(1984年、TX) - ナレーター
  • 行け!あひるお姉さん(2018年、新潟放送) - ナレーター
  • 平成最後の行け!あひるお姉さん(2019年、オリジナルDVD) - ナレーター

ラジオ

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ディスコグラフィ

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シングル

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発売日 規格 規格品番 タイトル 作詞 作曲 編曲
クラウンレコード
1969年9月1日 EP MW-17 A アポロ宇宙船 関沢新一 岩河三郎
B あたりまえのうた[注釈 1] おうちやすゆき
1970年12月25日 EP CW-1113

[注釈 2]

A どういうわけか 大矢弘子 中川博之 土持城夫
B こっちを向いて
1971年6月25日 EP CW-1157 A ワンパク番外地[注釈 3] 北原たけし 山本直純 たかしまあきひこ
B ワンパク兄弟分 たかばたけし
1971年9月25日 EP CW-1183 A 美ゆきの愛のサンバ 原千雅子 中川博之 土持城夫
B 恋をしたのよママ 大篠環
1972年2月25日 EP CW-1217 A さよならを追いかけて 笠井継程 中川博之 小杉仁三
B 花の装い 杉本好美
キングレコード
1974年5月25日 EP BS-1830 A 恋はかけひき 有馬三恵子 川口真
B 気になる仔猫ちゃん
1974年10月25日 EP BS-1894 A あなたの部屋で 荒木とよひさ 川口真
B シャンパン小唄 有馬三恵子
Aicel Music
2022年3月23日 配信 AMCD-003 Gypsophila(ジプソフィラ) MIYU TakaYuki

非売品

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発売日 規格 規格品番 タイトル 作詞 作曲 編曲
1972年 EP PRS-256 A 昼下がりの街[注釈 4][注釈 5] 中山大三郎 鎌田大吾
B 海辺のマドリガル[注釈 6]

アルバム

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ベスト・アルバム

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発売日 レーベル 規格 規格品番 アルバム
2007年6月6日 BRIDGE CD BRIDGE-101 児島美ゆき70': コンプリート シングルコレクション
  1. どういうわけか
  2. こっちを向いて
  3. ワンパク番外地
  4. ワンパク兄弟
  5. 美ゆきの愛のサンバ
  6. 恋をしたのママ
  7. さよならを追いかけて
  8. 花の装い
  9. 恋はかけひき
  10. 気になる仔猫ちゃん
  11. あなたの部屋で
  12. シャンパン小唄
  13. アポロ宇宙船
  14. 海辺のマドリガル

オムニバス・アルバム

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  • 魅惑のムード☆秘宝館~弐之館(2007年6月16日 / BRIDGE101) -「どういうわけか」「恋はかけひき」「気になる仔猫ちゃん」収録。

書籍

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写真集

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  • 週刊プレイボーイ特別編集「あなたに、晴れてる」(1982年12月5日、小学館) - 写真撮影:加納典明
  • 「陽炎/KAGEROU」(2003年7月17日、音楽専科社) - 撮影:山岸伸
  • 週刊ポスト デジタル写真集「児島美ゆき 68歳、女ざかり」(2020年5月11日、小学館) - 撮影:山岸伸。
  • 週刊ポスト デジタル写真集「児島美ゆき 70歳、ますます女ざかり」(2022年4月4日 小学館) - 撮影:山岸伸。

脚注

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注釈

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  1. ^ 歌:松島みのり。
  2. ^ デビューリリース。
  3. ^ 東京12チャンネル「ワンパク番外地」主題歌。
  4. ^ 歌:ジャックと豆の木
  5. ^ 新宿のメンズショップ「カワノ」が宣伝用に製作。
  6. ^ 構成:中山大三郎/朗読:児島美ゆき・桂竜也

出典

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  1. ^ a b c 「決定!保存版 '76 ALLスタアLIST 児島美ゆき」『スタア』1976年2月号、平凡出版、93頁。 
  2. ^ a b プロフィール”. 日本タレント名鑑. 2017年1月17日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i 「VIVA!スカートめくり!! ハレンチ学園 児島美ゆきインタビュー」『映画秘宝』、洋泉社、2008年5月号、73 - 72頁。 
  4. ^ official ブログ 2017.06.15
  5. ^ 「ボイン」誕生50周年!あの「癒しのバスト」に会いたい!(2)<直撃2>児島美ゆき
  6. ^ a b c 高倉健さんと半同棲 「ハレンチ学園」児島美ゆきさんは今
  7. ^ a b c 『ハレンチ学園』の十兵衛役で当時の少年を虜にした児島美ゆき|大人のミュージックカレンダー
  8. ^ 昭和40年男(クレタパブリッシング)2023年8月号 本人インタビュー記事(p.130)
  9. ^ 「ぱいぱい美ゆき」って誰? 児島美ゆきのハレンチ改名に故・高倉健さん関係者が激怒”. リアルライブ. 内外タイムス (2017年7月26日). 2023年7月21日閲覧。
  10. ^ アンデルセン物語”. メディア芸術データベース. 2016年10月29日閲覧。
  11. ^ 2019 5月 08 児島美ゆきofficialブログ

関連項目

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外部リンク

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