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桂竜也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

桂 竜也(けい たつや、1939年昭和14年〉2月7日[1] - 2019年平成31年〉3月26日)は、元文化放送アナウンサー。 本名は永峰 康雄(ながみね やすお)。千葉県市川市出身。O型。

来歴・人物

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早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。1961年4月、文化放送にアナウンサーとして入社[1]

1972年10月9日から10年間 パーソナリティを務めた『桂竜也の夕焼けワイド』は「ベルベットボイス」と称する落ち着いた語りで人気を博した。担当番組で用いたマイクネームの「桂」は桂文楽 (8代目)から。「竜也」は黒岩重吾の小説に出てくる人物からもらったという。

2004年9月、同社を定年退職。その後はアルツハイマー型認知症を発症。要介護認定を受けるほどの重症だったことから、妻や長女、長男(フリーライター[2]永峰英太郎)の介護を経て、妻の死去を機に介護施設で生活していた。英太郎はその体験を新聞・雑誌向けの記事や書籍として随時、執筆。2017年10月 - 11月に『朝日新聞』夕刊の[3]「わたし 第二章」で12回に渡って連載した「老いた親と生きる」ではマイクネームの「桂竜也」こそ出さなかったものの、「父は文化放送のアナウンサーとして活躍」という記述と『桂竜也の夕焼けワイド』のポスター写真を掲載した。

2019年3月26日、肺炎のため死去[4]。80歳没。

出演番組

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脚注

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  1. ^ a b 「文化放送JOQR」『ラジオライフ』第1巻第4号、三才ブックス、1980年12月1日、12頁。 
  2. ^ 永峰 英太郎”. www.amazon.co.jp. 2022年9月25日閲覧。
  3. ^ (わたし 第二章)老いた親と生きる:1 父も母も病気と知った 永峰英太郎:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2017年10月2日). 2022年9月25日閲覧。
  4. ^ “文化放送アナウンサーの桂竜也さん死去「夕焼けワイド」”. 朝日新聞. (2019年4月1日). https://www.asahi.com/articles/ASM4155CVM41UCVL02C.html 2019年4月1日閲覧。 

外部リンク

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