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青森放送/history20180113

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青森放送株式会社
RAB Aomori Broadcasting Corporation
青森放送 本社
(2007年6月)
種類 株式会社
市場情報 未上場
略称 RAB
本社所在地 日本の旗 日本
030-0965
青森県青森市松森1丁目8番1号
設立 1953年(昭和28年)9月30日
業種 情報・通信業
事業内容 一般放送事業 他
代表者 代表取締役社長 長崎昭義
資本金 1億5,000万円
売上高 66億0,500万円
主要株主 東奥日報社、青森銀行みちのく銀行 など
関係する人物 竹内俊吉伊奈かっぺい
外部リンク www.rab.co.jp
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青森放送/history20180113
基本情報
英名 RAB Aomori Broadcasting Corporation
略称 RAB
本社 〒030-0965
青森県青森市松森1丁目8番1号
演奏所 本社と同じ
公式サイト www.rab.co.jp
ラジオ
放送対象地域 青森県
系列 JRNNRN
愛称 RABラジオ
呼出符号 JOGR
開局日 1953年10月12日
親局 / 出力 青森 1233kHz /  D5kW
主な中継局
  • 八戸 (JOGO) 1485kHz 1kW
  • 弘前 (JOGE) 1215kHz 500W
  • 野辺地 1062kHz 100W
  • 十和田 1485kHz 100W
  • 深浦 1485kHz 100W
テレビ
放送対象地域 青森県
ニュース系列 NNN
番組供給系列 NNS
呼出符号 JOGR-DTV
開局日 1959年10月1日
リモコンキーID 1
デジタル親局 青森 28ch
アナログ親局 青森 1ch
ガイドチャンネル 1ch
主な中継局 #中継局を参照
主なアナログ中継局 #アナログ放送を参照
特記事項:
* 旧社名:ラジオ青森
  • 1975年3月31日から1991年9月30日までANN系列にも加盟
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青森放送株式会社(あおもりほうそう、RAB Aomori Broadcating Corporation)は、青森県放送対象地域として中波放送AM放送)とテレビジョン放送をする特定地上基幹放送事業者である。 略称はRAB。(開局当初「ラジオ青森」 (Radio Aomori Broadcasting) だったことに由来する。)

概要

筆頭株主は県域紙の東奥日報社。経営や『東奥日報ニュース』などの報道で特に深い関係にある。なお、日本テレビ系列でありながら読売新聞グループ本社読売新聞東京本社)・日本テレビとの資本関係は今日に至るまでないが、報道関係では選挙に関するアンケート調査などをRAB・読売新聞共同で行うことがある(青森テレビに読売新聞との資本関係あり)。かつてはテレビ朝日系列にも加盟していたが、朝日新聞社・テレビ朝日との資本関係も今日に至るまで同様にない。在青各局に共通して青森県に系列局のないテレビ東京フジテレビの番組も一部番販ネットされている。

テレビラジオで放送されている長寿番組RABニュースレーダー』は、ローカルテレビ放送局における夕方のニュース番組の草分け的存在とされている。ラジオはJRNNRNクロスネット局、テレビは日本テレビ系列(NNN-NNS)に加盟。1975年(昭和50年)に青森テレビがANNを離脱してから1991年(平成3年)10月青森朝日放送が開局するまではANN(テレビ朝日系列)とのクロスネット局だった。

呼出符号はテレビJOGR-DTV(28ch)、ラジオJOGR(1233kHz)である。JOGRは過去に九州朝日放送の前身である西日本放送現在存在する西日本放送とは別)が取得したが、失効している。

音声多重放送1990年(平成2年)10月開始(青森テレビと同時)と、他の地方局よりもかなり遅い(この1年後に開局の青森朝日放送が音声多重放送を実施することになっていたことによるもの。ちなみに民放ローカル局で最も早く開始した放送局は富山北日本放送1978年(昭和53年)12月。逆に最も遅く開始した局は北海道内民放各局の函館・室蘭・旭川・帯広・釧路・網走地区の2007年(平成19年)10月だった(地上デジタル放送のみ。アナログ放送は終了まで従来どおりモノラル放送))。

2001年(平成13年)11月19日よりテレビは24時間放送を実施している(深夜〜早朝帯は『日テレNEWS24』によるフィラー)。なお、日テレNEWS24が休止される場合でも、原則完全停波せずカラーバーを流している。

緊急警報放送システム実施局であり、テレビでは2011年7月20日までの毎週水曜日早朝の番組開始前(概ね4時44分から)にアナログ放送のみ試験信号を発信していた(以前は日曜日の早朝に実施)。なお、デジタル放送では試験信号放送の間は番宣スポットに差し替えていた。

現在使用されているマスコットキャラクターは青森県が生産日本一のりんごモチーフにした「らぶりん」、キャッチコピーは「ホットするね!RAB」である。いずれも開局50周年の際に一般から募集したものであり、2003年4月から使用している。なお、2008年(平成20年)4月から12月まではテレビ・ラジオの両方で開局55周年記念として「あっ!RAB!」が流れた。ただし、ラジオでは2009年に入ってからも当面の期間、「あっ!RAB!」が流れていた。

テレビの年間・年度視聴率は、12年連続で、県内の放送局ではゴールデンプライム全日ともに首位を獲得している。またTV Japan2009年6月発売号によると、ズームイン!!SUPER2部が平均30%を記録しているという。

2007年(平成19年)4月まで社員として勤務していた伊奈かっぺいはマルチタレントとして現在は全国的に有名である。

局データ

本社

番組へのお便り、プレゼントの応募等:〒030-8655(青森中央郵便局私書箱88号。なお、一部の番組では郵便番号の案内のあとに語呂あわせで「030のハローゴーゴー」と呼称していたが、最近は語呂あわせを呼称するケースは皆無。) ※ただし、一部の募集企画では松森地区の郵便番号である「〒030-0965」と案内している。

支社・支局など

  • 八戸支社(八戸市) - 県南地域の取材拠点である。当支社の敷地内に八戸ラジオ中継局があり、三八地域に電波を発射している。なお、当支社の独自番組が制作され、一部の時間帯では独自編成がとられている(後述)。
  • 弘前支社(弘前市) - 津軽地方(中南部)を取材対象地域としている。なお、同じ建物には青森放送関連会社の弘前支社・支店も入居している。かつては同市徒町の第八狩野弘前ビルに支社を置いていた。なお、八戸同様、当支社の独自番組が制作され、一部の時間帯では独自編成がとられている(後述)。
  • むつ支局(むつ市) - 下北地方の取材拠点である。毎年ゴールデンウィーク期間に早掛沼公園(同市内)で行われる「さくらまつり」会場で開催されるカラオケ大会を主催している。
  • 五所川原支局(五所川原市) - 津軽地方(西北五地区)を取材対象地域としている。なお、同じ建物(五所川原商工会館ビル)には青森テレビ (ATV) 五所川原支局も2010年4月まで入居していた。毎年ゴールデンウィーク期間に、芦野公園(五所川原市)で開催されるカラオケ大会を主催している。かつてはみちのく銀行五所川原支店に隣接するビルに支局を置いていた。当支局が入居する建物の屋上には取材した映像を伝送するためのアンテナがATVと共に馬ノ神山に向け設置されている。
  • 十和田支局(十和田市) - 上十三地区を取材対象地域としている。毎年に行われる「さくらまつり」会場(同市内)でのカラオケ大会を主催している。
  • 東京支社(東京都中央区) - 当支社が取材したニュースが青森放送で放送される場合は「RAB東京」のクレジットが出される(通常、関東広域圏の取材は日本テレビが担当している)。
  • 大阪支社(大阪市北区) - 当支社が取材したニュース高校野球の県内校関連など)が青森放送で放送される場合は「RAB大阪」のクレジットが出される(通常、近畿広域圏の取材は読売テレビが担当している)。
  • 仙台支局(仙台市青葉区

主要株主

2012年(平成24年)3月31日現在

  • 株式会社アール・エー・ビー映像 6.75%
  • 株式会社東奥日報社 6.29%
  • 株式会社青森銀行 5.0%
  • 青森県市町村職員退職手当組合 5.0%
  • 株式会社みちのく銀行 5.0%
  • 北方商事株式会社 3.68%
  • 株式会社宝来商事 3.67%
  • 個人 3.66%
  • 個人 2.05%
  • 東北電力株式会社 2.04%

歴史

  • 1950年代初期に宮城県東北放送が青森県にラジオ局を開局しようとして免許の申請や局舎の建設などを行っていた。これに危機を感じた地元新聞社東奥日報が中心となり、「県民の、県民による、県民のためのラジオ局」をモットーに地元放送局の開局を進めていった。
  • 1952年(昭和27年)
    • 11月20日 - 第1回発起人会、青森市に民間放送を開設することなどを決議[1]
    • 12月24日 - 青森県議会、「ラジオ東奥事業許可促進方決議の件」を満場一致で可決[1]
    • 12月27日 - 東奥日報社内にラジオ東奥株式会社設立準備事務局を開設[1]
  • 1953年(昭和28年)
  • 1954年(昭和29年)12月10日 - 八戸ラジオ放送局(呼出符号:JOGO)開局。専用線が確保出来ず、1958年(昭和33年)3月に60Mc中継回線が開通するまで、本局の放送波を受信し中継。
  • 1956年(昭和31年)
    • 10月1日 - 青森ラジオ送信所の夜間出力増力を実施し、昼夜通して出力1kWで送信。
    • 12月10日 - 弘前ラジオ放送局(呼出符号:JOGE)開局。
  • 1959年(昭和34年)
    • 9月13日 - 地上アナログテレビジョン放送に本免許交付。当初は、映像1kW・音声0.25kWで送信予定だったが、受信エリアに問題が生じた為、映像5kW・音声1.25kW[6]で免許が交付された。[7]
    • 9月14日 - 地上アナログテレビジョン放送のサービス放送開始。ラジオ東京テレビ(後の東京放送、現在のTBSテレビ)をメインとした編成で、9月20日にはラインネット番組も始まったが、営業面から再考し、9月25日に急遽日本テレビ主体に変更した。
    • 10月1日 - 10時00分、地上アナログテレビジョン放送(呼出符号:JOGR-TV)の本放送開始。開局当時は「ラジオ青森テレビ」という局名だった。最初の番組は、『レコードコンサート』。
  • 1960年(昭和35年)12月 - 青森ラジオ送信所の出力を3kWに増力。
  • 1961年(昭和36年)10月28日 - 株式会社ラジオ青森から青森放送株式会社に社名変更。
  • 1962年(昭和37年)10月 - 青森ラジオ送信所の周波数を1230kcに変更、出力を現在の5kWに増力。
  • 1964年(昭和39年)7月7日 - テレビ、カラー放送開始
  • 1966年(昭和41年)4月1日 - 発足したNNNに加盟。
  • 1970年(昭和45年)4月1日 - テレビでは日本初となるローカルワイドニュース『RABニュースレーダー』を開始(当時は朝の放送)
  • 1971年(昭和46年) - ラジオの24時間(終夜)放送を開始(月曜除く)。
  • 1974年(昭和49年)12月5日 - 深浦ラジオ中継局開局(呼出符号を有さない中継局としては最初の開局。)
  • 1975年(昭和50年)3月31日 - ANNに加盟、青森朝日放送開局までの間、テレビ朝日とのクロスネット局となった(青森テレビクロスネットを禁じたJNNに単独加盟すべく、開局以来の加盟ニュース系列だったANNを脱退し、一般番組のクロスネットも解消したことによるもの)。この時、一部放送されていたTBS系の番組が青森テレビへ移行した。
  • 1978年(昭和53年)11月23日 - 全国一斉ラジオ周波数変更が実施され、青森ラジオ送信所が1230kHzから1233kHzに、八戸ラジオ放送局が1430kHzから1485kHzに、弘前ラジオ放送局が1060kHzから1062kHzに、深浦ラジオ中継局が1500kHzから1485kHzそれぞれ変更。[8]
  • 1988年(昭和63年)に事件や事故で死亡した遺族へのインタビュー自粛を開始。
  • 1989年(平成元年)2月1日 - 十和田ラジオ中継局開局。
  • 1990年(平成2年)
  • 1991年(平成3年)10月1日 - 青森朝日放送開局に伴い、日本テレビ系列18局目のフルネット局に。
  • 1995年(平成7年)
    • 4月3日 -「@なまてれ」の前身であり、同局初の夕方情報ワイド番組である「出会いふれあい生テレビ!」開始。
    • 10月 - 弘前ラジオ放送局の周波数が1062kHzから1215kHzに変更、出力も100Wから500Wに増力。
  • 2000年(平成12年)1月14日 - 野辺地ラジオ中継局開局。
  • 2001年(平成13年)11月19日 - テレビの24時間放送開始。それに伴い、CSチャンネル「NNN24」(現・日テレNEWS24)の放送も開始。
  • 2005年(平成17年)
  • 2006年(平成18年)
    • 5月29日 - テレビマスターをデジタル放送対応のものに更新(東芝製)。
    • 6月1日 - 地上デジタルテレビジョンの試験放送(アナログとのサイマル放送)を開始(青森本局)。
    • 6月14日 - 地上デジタルテレビジョン放送の本免許交付。
    • 6月26日 - テレビ制作スタジオ設備のハイビジョン化完了。
    • 7月1日 - 5時45分、『健康塾』(番組)から地上デジタルテレビジョン(呼出符号:JOGR-DTV)本放送を開始(青森本局、青森テレビ・青森朝日放送と同日)。テレビ報道スタジオ設備のハイビジョン化完了。
  • 2007年(平成19年)8月1日 - 八戸・上北両デジタル中継局開局。
  • 2008年(平成20年)
    • 11月10日 - 深浦・大戸瀬・風合瀬・岩崎・大鰐の各デジタル中継局開局。
    • 12月18日 - むつデジタル中継局開局。
  • 2009年(平成21年)
    • 10月30日 - 西十和田・大畑両デジタル中継局開局。
    • 11月11日 - 東十和田デジタル中継局開局。
    • 12月21日 - 大間デジタル中継局開局。
    • 12月25日 - 三戸南部・浅虫・小泊・今別・佐井の各デジタル中継局開局。
  • 2010年(平成22年)
    • 1月15日 - 十和田湖・木野部両デジタル中継局開局。
    • 1月22日 - 平内山口・平内内童子・平内外童子の各デジタル中継局開局。
    • 2月15日 - 大鰐虹貝デジタル中継局開局。
    • 8月30日 - 深浦追良瀬デジタル中継局開局。
    • 9月24日 - 八戸南郷デジタル中継局開局。
    • 9月30日 - 鰺ヶ沢中村・鰺ヶ沢赤石両デジタル中継局開局。
    • 10月4日 - 袰部デジタル中継局開局。
    • 10月18日 - 深浦長慶平デジタル中継局開局。
    • 11月15日 - 竜飛帯島デジタル中継局開局。
    • 11月29日 - 田子・片貝・道仏・西津軽舞戸・津軽上小国の各デジタル中継局開局。
    • 12月9日 - 鰺ヶ沢一ツ森デジタル中継局開局。
    • 12月13日 - 七戸デジタル中継局開局。
    • 12月20日 - 津軽小国・中里今泉・深浦舮作・竜飛宇鉄の各デジタル中継局開局。
  • 2011年(平成23年)
  • 2012年(平成24年)
  • 2013年(平成25年)
    • 10月12日 - 開局60周年を迎える。これを記念して、 10月11日8時30分から10月13日21時まで60時間半にわたり、RAB創立60周年記念として「瞬(とき)をつないで60時間ラジオ」[10]を放送した。

社史・記念誌

青森放送では、以下の4冊を発行している。

  • 青森放送二十五年史(青森放送社史編纂委員会 編集) 1980年(昭和55年)9月発行、475ページ。
  • 青森放送30年表(青森放送事業局資料部 編) 1983年(昭和58年)発行、127ページ。
  • 青森放送40年表(青森放送社長室広報資料部 編集) 1994年(平成6年)3月発行、238ページ。
  • 青森放送50年史(青森放送株式会社 編) 2004年(平成16年)6月発行、183ページ。

ラジオ

放送時間:月曜未明0:00〜4:00を除く24時間(月曜日以外は5時基点。但し、『ラジオ・チャリティー・ミュージックソン』が放送される12月25日と、1週間後の1月1日元日)が月曜日にあたる場合は放送休止をせず、12月18日4:00から1月8日0:00まで3週間連続で放送する〔2000年(平成12年)度(当時は1:30まで放送)は該当したが、2006年(平成18年)度は1月1日未明に通常通り番組休止した〕)。

ラジオ周波数

青森本局(女蛇山

  • 呼出符号:JOGR
  • 周波数:1233kHz
  • 空中線電力D5kW
  • 技術情報
    • 送信空中線:95m支線式円管柱(電気興業)、頂冠6m、指向性はダウンリード方式
    • 放送機:MBT-8037B(NEC)×2
    • STL:送受信装置 (NEC) 出力1W、2m鏡面パラボラ、バックアップ回線としてNTTのLINE回線
    • 送信局舎:鉄筋コンクリート1階7m×11m
    • 非常用電源:自家発電装置20kVA
    • 備考:1987年(昭和62年)11月放送設備更新、5kW放送機MBT-8037Bを2台設置で1台を予備
    • なお、1233kHzを使用する放送局は、北日本・東日本地域には無く、和歌山放送の田辺と日置川の両中継局及び長崎放送長崎送信所と諫早・島原の両中継局のみである。

八戸局(八戸支社内)

  • 呼出符号:JOGO
  • 周波数:1485kHz
  • 空中線電力:1kW
  • 技術情報
    • 送信空中線:55m円管柱
    • 放送機:JBC-5D (JRC)
    • 中継回線:放送波伝送用の鷹森山局を5素子八木宇田2面1段、バックアップ回線としてNTTのLINE回線
    • 送信局舎:鉄筋コンクリート
    • 非常用電源:自家発電装置70kVA
    • 備考:十和田局と同期放送

弘前局(宮川)

  • 呼出符号:JOGE
  • 周波数:1215kHz
  • 空中線電力:500W
  • 技術情報
    • 送信空中線:55m円管柱
    • 中継回線:放送波伝送用の鷹森山局を5素子八木宇田1面1段、バックアップ回線としてNTTのLINE回線
    • 送信局舎:コンクリート・ブロック1階4m×8m
    • 非常用電源:自家発電装置5kVA
    • 備考:1995年(平成7年)局舎、一部設備更新

野辺地局(二本木・青森本局から)

  • 周波数:1062kHz
  • 空中線電力:100W
  • 技術情報
    • 送信空中線:65m円管柱
    • 中継回線:放送波伝送用の上北局を1.2m鏡面パラボラにて受信
    • 送信局舎:鉄筋コンクリート1階4m×6m
    • 非常用電源:自家発電装置7.5kVA

十和田局(東十六番町・八戸放送局から)

  • 周波数:1485kHz
  • 空中線電力:100W
  • 技術情報
    • 送信空中線:45m円管柱(傘型)
    • 送信機:JBC-2A (JRC)
    • 中継回線:放送波伝送用の鷹森山局を5素子八木宇田2面1段、バックアップ回線としてNTTのLINE回線
    • 送信局舎:鉄筋コンクリート1階4m×5m
    • 非常用電源:バッテリーフロート600AH
    • 備考:八戸局と同期放送。送信空中線はNHK第1と共用

深浦局(岡崎・弘前放送局から)

  • 周波数:1485kHz
  • 空中線電力:100W
  • 技術情報
    • 送信空中線:65mトラス柱
    • 中継回線:放送波伝送用の鷹森山局を5素子八木宇田1面2段
    • 送信局舎:鉄筋コンクリート1階3m×3m
    • 非常用電源:自家発電装置5kVA
    • 備考:1996年(平成8年)3月設備更新

RAB青森放送放送波伝送中継用局

  • 鷹森山局 松森局舎からSHF波受信、VHF波にて八戸局、弘前局、十和田局、深浦局に向けて再送信。出力50W

上北局 松森局舎からSHF波受信、SHF波にて野辺地局に向けて再送信。出力50mW

ラジオの可聴範囲

青森放送局は、アンテナの指向性がむつ市方面に向けられている。逆に、弘前市方面の電波の放射は抑えられている。

ラジオの再送信サービス

東北自動車道坂梨トンネル上り線や国道4号青森東バイパス久栗坂トンネルでは、ラジオの再送信を行っている。みちのく有料道路みちのくトンネルでもラジオの再送信を行っていたが、2012年(平成24年)10月7日現在、再送信を中止し、トンネル入り口にあるラジオの周波数表を示した案内板からは青森放送の案内が削除されている。

インターネットを通じてサイマル配信を行う「radiko」には参加していない。

補足・その他

弘前放送局は1062kHzだった周波数を1995年(平成7年)の10月、1215kHzに変更している。また、送信出力を100Wから500Wに増力した。

当放送局ラジオ中継局は、下北地方には設置されておらず、青森本局を受信しているが、北部地域では在札民放ラジオ局の方が良好に受信できる場合がある。

野辺地中継局は野辺地地区の受信状況を改善するために、2000年(平成12年)1月14日開局した。なお、中継局建設に当たっては国の公共投資[11]予算により、事業費の一部が補助されている。

ラジオの放送エリア(周波数)が変更になる地域の主要国道沿いにはラジオの周波数の変更を知らせる看板が立てられていて、次の場所に看板が立てていた。[12]

  • 上北郡七戸町国道4号線(十和田中継局と野辺地中継局の変更地点。野辺地中継局の設立前は十和田中継所と青森放送局の変更地点付近に立てられていた)
  • 青森市浪岡大字大釈迦の〔旧〕国道7号(現:国道101号県道285号線)線(〔元々の〕国道101号とのT字路〈大釈迦交差点〉付近、青森市方面へ向かう車線の左手に立てられていた。)

ラジオで放送事故があった場合、「オリーブの首飾り」(ポール・モーリア夏目浩光アナウンサーのナレーション「ただいま所定の番組が放送されておりません。しばらくお待ちください。」がその放送時間中に流れる。あまりにも回復が遅い場合は別のアナウンサーが状況説明や天気予報などを伝えることがある。


2009年(平成21年)4月1日から、「緊急地震速報」が開始された。

2010年(平成22年)6月20日青森放送ラジオ弘前中継局1215kHzが落雷(送信用アンテナと予備用に落ちた)の影響で13:40 - 14:10の30分間停波し、その間は青森局の受信を余儀なくされていたが、30分後に弘前中継局が復旧した。2014年4月15日午後も落雷の影響により一部地域でラジオ受信に障害が発生した。

2011年(平成23年)7月4日から、自社制作の一部の生放送のラジオ番組についてUSTREAMを使ってスタジオの様子を配信を開始した。[1]

現在放送中の番組

自社制作番組

平日・随時
土曜日
日曜日
期間限定で放送時間を移動する番組
期間限定番組
地域別の番組・CMについて
  • 日中の一部時間帯や番組では3地域において異なるCMが流れている。3地域は3放送局および3中継局を「青森放送局 (JOGR) ・野辺地中継局」「弘前放送局 (JOGE) ・深浦中継局」「八戸放送局 (JOGO) ・十和田中継局」に分かれる。
    • 異なるCMが流れている(スポンサーがついている)番組 - 8時35分頃の交通情報(『今日も!あさぷり』内)、『大自然まるかじりライフ』、プッシュプッシュプッシュとラジオ伝言板(『あおもりTODAY』内)
  • さらに、土曜日16:00〜17:00はこの3地域ごとにそれぞれ違う番組(上記)が放送されている。
ただし、2006年10月から2009年9月(厳密には2009年10月3日)まで青森・野辺地エリアでは、ネット番組(高田純次・河合美智子の東京パラダイス)を放送していた。

ネット番組

JRN
TBSラジオ制作
CBCラジオ制作
RCCラジオ制作
NRN
文化放送制作
ニッポン放送制作
その他
宗教番組

過去に放送した番組

自社制作

TBSラジオ制作

文化放送制作

ニッポン放送制作


その他

テレビ

テレビネットワークの移り変わり

ANNクロスネットに関して

1975年(昭和50年)4月から1991年(平成3年)9月までNNN (NNS) ・ANNとのクロスネット局であったが、1977年(昭和52年)度の東奥年鑑(東奥日報社発行)には、“ニュースの多角化を狙ってANNに準加盟”と記載されている。なお、昭和天皇が1989年(昭和64年)1月7日に危篤になったときは、当局への連絡はテレビ朝日が先だった[18]

なお、ニュースネットに関してはNNNのニュースは全時間帯で放送していたが、ANNのニュースはお昼(全日)と日曜の朝[19]しか放送していなかった。この点が、同じNNNとANNとのクロスネットだったテレビ信州とは異なった。

クロスネット時代の編成

1991年9月までNNNとANNとのクロスネットでありながらフジテレビの番組も同時ネット、スポンサードネットを含めて多数放送されていた関係で1週間の番組比率では本来の系列であるテレビ朝日の番組よりもフジテレビの番組が上回る事が多かった。クロスネット時代の番組比率は基本的に日本テレビ6:テレビ朝日2:フジテレビ2である。但し、クロスネット局時代だった当時、24時間テレビ放送日(1日目・土曜日)、1988年12月31日土曜日、1987年3月31日(火曜日・国鉄最後の日)のいずれのプライムタイムの時間帯は、クロスネット編成ではなく、マストバイ局と同じ編成を行った。

1988年当時の番組表によると平日の帯番組は早朝が『ズームイン!朝』。朝のワイドショーはテレビ朝日の『モーニングショー』(ルックルックこんにちはは未放送)。昼は『おもいっきりテレビ』を13時20分で飛び降りしフジテレビの『ライオンのいただきます』を30分遅れで放送。14時からはテレビ朝日の昼ワイドショーを2時間遅れで放送し、15時からはフジテレビの『3時のあなた→TIME3』を同時ネット。16時台と17時台は大半の曜日がフジテレビやテレビ朝日のバラエティー番組やアニメとなっていた。ゴールデン・プライム帯は大半が日本テレビの番組であるが、22時台を中心にテレビ朝日の遅れネット枠も少なからず存在している。深夜は『11PM』のネットが1977年9月をもって打ち切られたため、『きょうの出来事』終了後、23時35分より各系列の遅れネット番組という流れであった。

土曜日は午前中を中心に『健保連のすこやかさん』『キンカン素人民謡名人戦』『健康クイズ』といったフジテレビの同時ネット枠が多数存在し、午後は火曜22時がテレビ朝日ネット枠となった関係で遅れ放送となっていた『火曜サスペンス劇場』を放送。残りは特番などを含めてフジテレビ中心の編成となっていた。土曜の22時からはテレビ朝日の『土曜ワイド劇場』を1時間遅れで放送したため、土曜22時台と23時台の日本テレビの番組(『今夜は最高!』など)は遅れネットとなった。逆に日曜日は午前から夕方にかけて各系列バランスのよい配分となっていた。

系列上は日本テレビとテレビ朝日のクロスネットであるが、事実上日本テレビ、テレビ朝日、フジテレビのトリプルネットに近い番組編成であった。

なお青森テレビでのテレビ朝日系番組は、1975年4月以降原則として朝日放送・名古屋テレビ製作番組のみネットであり、フジテレビ系に比べると極端に放送される番組が少なかった。そのため青森県における全体の放送番組数ではフジテレビ系がテレビ朝日系を上回っていた。テレビ東京系の番組に関しては青森放送の番組枠は少なく、大半が青森テレビの放送となっていた。

青森テレビでは平日の17時から『笑っていいとも』が放送されていた上、青森テレビでも土曜日はフジテレビ中心の編成を組んでいたため平日17時台や土曜の午後などに青森放送、青森テレビとも揃ってフジテレビの番組が放送される事が多かった。なお、1970年代後半から1980年代前半の期間にかけて、青森放送から青森テレビ(またはその逆もあり)に移行したフジテレビ系の番組があった。

テレビチャンネル

青森本局

2006年(平成18年)7月1日5時45分より地上デジタル放送及びワンセグが開始された(青森テレビや青森朝日放送と同日)。呼出名称は「あおもりほうそうデジタルテレビジョン」。地上デジタル放送の送信所は、アナログ放送親局を設置していた鷹森山でなく青森テレビと青森朝日放送の基幹送信所と同じ位置の馬ノ神山に設置された。

中継局

(特記の無い中継局は開局済み)

  • 八戸:22ch 100W
  • 上北:26ch 10W
  • 深浦:26ch 3W
  • 大鰐:20ch 3W
  • 大戸瀬:26ch 300mW※デジタル新局
  • 風合瀬:28ch 1W
  • 岩崎:43ch 1W
  • むつ:43ch 10W
  • 西十和田:22ch 300mW
  • 大畑:34ch 300mW
  • 東十和田:40ch 1W
  • 大間:43ch 1W
  • 三戸南部:22ch 1W
  • 浅虫:44ch 50mW
  • 小泊:22ch 300mW
  • 今別:28ch 1W
  • 佐井:51ch 300mW
  • 十和田湖:22ch 1W
  • 木野部:34ch 100mW
  • 平内山口:15ch 50mW
  • 平内外童子:15ch 50mW
  • 平内内童子:15ch 50mW
  • 大鰐虹貝:52ch 50mW
  • 深浦追良瀬:43ch 10mW
  • 鰺ヶ沢中村:22ch 1W
  • 鰺ヶ沢赤石:23ch 1W
  • 八戸南郷:43ch 100mW
  • 袰部:48ch 50mW
  • 深浦長慶平:28ch 50mW
  • 竜飛帯島:34ch 50mW
  • 片貝:42ch 10mW
  • 道仏:40ch 1W※実質、階上町赤保内からの移転。
  • 西津軽舞戸:28ch 10mW
  • 津軽上小国:22ch 50mW
  • 鰺ヶ沢一ツ森:27ch 50mW
  • 白糠:28ch 3W
  • 田子:47ch 3W
  • 津軽小国:22ch 50mW
  • 七戸:40ch 50mW
  • 中里今泉:22ch 50mW
  • 深浦舮作:43ch 50mW
  • 竜飛宇鉄:34ch 10mW
  • 細越:47ch 50mW
  • 脇野沢:42ch 50mW
  • 久栗坂:44ch 50mW(一旦アナログ中継局が廃局となったが、事実上の再開。)
    五戸町の五戸局には本局のアナログ局が置かれていないが、町内の全世帯が五戸町ケーブルテレビに加入することになり、当初デジタル局を置局する予定でいたが、2011年4月からのケーブル送信に変更され、デジタル局は置局されないこととなった。なお、五所川原市と大間町及び東通村には、「ギャップフィラー」方式のデジタル中継局が開局した。

アナログテレビ放送

2011年(平成23年)7月24日停波時点

  • 青森鷹森山:JOGR-TV) 1ch 映像:周波数91.26MHz・出力5kW(最大実効輻射電力40kW)音声:周波数95.76MHz・出力1.25kW(最大実効輻射電力9.9kW)
  • 大間(七郎平) 1ch(垂直偏波
  • 白糠(物見崎) 1ch(垂直偏波)
  • 岩崎(沢部) 1ch
  • 深浦(八森山) 6ch 映像:周波数183.26MHz 出力10W 音声:周波数187.76MHz 出力2.5W
  • むつ(釜臥山) 10ch(垂直偏波)映像:周波数205.26MHz 出力100W(最大実行輻射電力550W) 音声:周波数209.76MHz 出力25W(最大実行輻射電力140W)
  • 泊 10ch
  • 七戸(倉越) 10ch
  • 小泊(三角山) 11ch 映像:周波数211.25MHz 出力100mW 音声:周波数215.75MHz 出力25mW(ミニサテライト局
  • 大鰐(手代森) 11ch 映像:周波数211.24MHz 出力10W 音声:215.74MHz 出力2.5W
  • 八戸(福地苫米地天魔平) 11ch 映像:211.26MHz 出力500W(最大実効輻射電力6.1kW)音声:周波数215.76MHz 出力125W(最大実効輻射電力1.5kW)
  • 竜飛宇鉄 40ch
  • 竜飛帯島(帯島) 41ch
  • 八戸沢里(中居林)41ch
  • 佐井 42ch
  • 階上(灯明堂山) 42ch
  • 津軽上小国 43ch
  • 津軽小国 44ch(垂直偏波)
  • 五所川原(中洲川山)44ch 映像:周波数657.24MHz 出力2kW(最大実効輻射電力51kW)音声:周波数661.74MHz 出力500W(最大実効輻射電力13kW)
  • 三戸南部 (玉掛)44ch
  • 片貝 45ch
  • 平内内童子 45ch
  • 平内外童子 45ch
  • 平内山口 45ch
  • 十和田湖(休屋) 45ch
  • 東十和田 46ch
  • 大畑(湧舘) 48ch
  • 風合瀬(鳥居崎) 50ch
  • 鰺ヶ沢一ツ森 51ch
  • 鰺ヶ沢中村(天狗岩) 52ch
  • 易国間 53ch(垂直偏波)
  • 木野部 53ch(垂直偏波)
  • 上北(烏帽子岳) 53ch 映像:周波数711.26MHz 出力100W(最大実行輻射電力5.1kW)音声:周波数715.76MHz出力25W(最大実行輻射電力1.3kW)
  • 大間平 54ch
  • 下風呂 54ch
  • 今別(尖山)54ch
  • 久栗坂 54ch
  • 浅虫 54ch
  • 西十和田 54ch
  • 深浦長慶平 54ch
  • 深浦艫作 54ch
  • 名川剣吉 54ch
  • 西田子 54ch
  • 西津軽舞戸(舞戸)56ch
  • 三戸南郷(島守)56ch
  • 鰺ヶ沢赤石(野脇山) 57ch
  • 田子(田子新井田) 57ch
  • 中里今泉(今泉山) 58ch
  • 南部小波田 58ch
  • 古野牛川 59ch
  • 袰部 59ch
  • 深浦追良瀬 59ch
  • 大鰐虹貝 60ch
  • 東通入口 60ch(2005年12月1日、45chより変更)


地上デジタル放送とワンセグ

日本テレビ系列のリモコンキーID地図

当放送局のリモコンキーIDは、東北地方のNNN系列局では唯一、「4」を使用しない局であり、アナログ親局のチャンネル番号を引き継いだ局である。[20]

2007年(平成19年)8月1日に開局した上北(烏帽子)・八戸両デジタル中継局開局告知スポットでは、「@なまてれ」のスタジオが使われ、NHK青森やATV・ABAでも流れている。「HV ハイビジョン制作」のテロップは県内民放で唯一、ほとんどの番組で表示していた。

自社制作以外の時差ネット番組によるハイビジョン放送は、意外にもキー局である日本テレビ制作の番組が、他系列在京キー局や在阪局・在名局などの番組よりも開始が遅れていた。2007年10月に『所さんの目がテン!』(現在は同時ネット)と『メレンゲの気持ち』がハイビジョン化されたことで、時差ネット番組のほぼ全てがハイビジョン対応となった。日テレ系の番宣CMについては、本放送開始当時からハイビジョンに対応していた。

ウォーターマークは、2009年(平成21年)4月3日から表示を開始したが、これは在青局やNNN系列局の中で最も遅いものであった(「らぶりん」とその下に小さく「RAB」のロゴが入っている。CM・提供クレジットと天気予報などの一部番組では非表示。速報テロップ表示の時にも消去される場合あり。)[21][22]。また、2009年1月12日より「アナログ」表記がアナログ放送の番組内で表記されるようになった。なお、先述の通り、2013年2月26日から、ワンセグもウォーターマークの表示を開始した。

全国放送用の中継回線は、2009年5月にハイビジョン回線に更新し、日本テレビ系列やBS日テレ(主に日テレNEWS24のサイマル放送)などでの放送も4:3のサイドカット無しで視聴できるようになった。

その他

アナログ放送のサービス放送開始した当初、岩手県二戸郡福岡町(現:二戸市)で、福岡町民が約150万円を出資して、共同受信施設を建設し、RABの番組を視聴していた。更に、受信報告書をRAB本社に送っていたという。[23]

青森送信所(アナログ)及び五所川原八戸(天魔平)八戸沢里西田子階上南部小波田名川剣吉古野牛川・東通入口大間平の各中継局については、デジタルテレビ中継局の置局予定が無く、2011年(平成23年)7月24日24時前の停波を以って廃局となった。なお、久栗坂中継局については、2011年7月24日のアナログ放送終了で、一旦中継局が廃局となったが、2012年12月1日にデジタル中継局が開局したため、事実上の再開となった。

現在放送中の番組

ほぼ全ての番組をハイビジョン制作で放送。在青民放テレビ局では唯一、ドラマなど[24]の再放送を行っていない。

自社制作番組

全てハイビジョン制作で放送。

ブロックネット番組

ミヤギテレビ制作
東北電力PRESENTS 月刊 元気一番"生"テレビ(土曜10:30〜11:25、月1回放送。毎月第3または第4土曜日の放送。RAB、TVIMMTABSYBCFCTTeNY、(東日本大震災の影響により、休止していたが2012年3月31日より不定期の放送で再開)
スタイルe!(日曜21:54〜22:00[44])、RAB、TVIMMTABSYBCFCTTeNY東日本大震災の影響により、当面の間休止)

かつて日テレ系東北ブロック番組の一部において、青森県ではRABにではなくJNN系列のATVにネットされていた時期があった(『白い国紀行』や『Oh!千客万来』など。これらの後番組『ネットワーク・7』(1995年4月〜)からはRABにネットされることになる)。逆に「サンデートーク」・「今、きらめいて」といった仙台放送制作のFNS東北地区ブロックネット番組は青森地区では元々RABが放送していたが、1995年(平成7年)4月に「今、きらめいて」の放送期間途中でATVに移行した。

北東北3局ネット(RAB・TVI・ABS)

北東北2局ネット(RAB・MIT

東北民放テレビ六社会(RAB、IBCTBCABSYBCFTVで構成)

日本テレビ系列番組

他系列のテレビ番組

フジテレビ (CX) 系
テレビ東京 (TX) 系

民間放送教育協会共同制作

いずれも幹事局のテレビ朝日からネット受け。

  • 日本!食紀行(月曜10:25〜10:55)※ 字幕放送
  • 民教協スペシャル(毎年2月11日に放送)※ 字幕放送

過去に放送した番組

自社制作番組

他系列の番組

フジテレビ系

制作局で現在でも放送中の作品は、「※」印を併記した。

ほか多数

テレビ東京(東京12チャンネル)系
テレビ朝日(NETテレビ)系

1991年9月30日まで。なお、ABAで再放送が行われた番組には「※」 印を、ABA開局時に移行した番組には「○」印を併記した。

ほか多数

TBS系

1975年3月まで。

ATV開局まで

UHFアニメ

青森県は深夜アニメの放映が極めて稀である一方で、UHFアニメに関しては青森朝日放送でネットされる作品があるなど、大都市圏に属さない地方としては放映される作品が比較的多い。隣接する秋田県でも同様である。RABだけでも札幌テレビ福岡放送などの同一主要系列局、更にはTXN系列局・テレビせとうちよりも放映実績が多い。ただし、RABに関してはかつてのケイエスエスおよび関連会社制作作品がほとんどである。

全て深夜(現在を加えれば9本、6シリーズを放映)。

その他

ABA開局まで未ネットだったNNSの番組

ABAの開局まで異時・遅れネットだったNNSの番組

1991年9月まで。

提供クレジット

ブルーバックに白文字が主体だった(『東奥日報ニュース』など)が、2007年10月以降更新分から背景を水色にしており、2011年に入ってからはブルーバックの提供クレジットはほぼ消滅した。しかし水色に変わったことで、受信機の輝度やコントラストの設定によってはかえって白文字が見難い場合もある。

デジタルマスター更新前、汎用の提供読み音声は古池雄アナ・松尾志織元アナの新人時代の声が主に使われていた。お昼の『東奥日報ニュース』では辻拓哉元アナの提供読みが使われていたが、マスター更新後は青山英次アナのものに差し替えられている。

2011年頃より一部番組でカラー提供表示を実施している(ZIP!スッキリ!!などのローカル枠や、青森県民駅伝などで使用)。

news every.』のローカルセールス時間帯では「ご覧のスポンサーの提供でお送りしております。」という提供読みもある(前・後と2回提供クレジットを出さない場合のパターン)。かつて提供クレジットを1回しか出さなかった番組には平日朝6:50頃の『ズームイン!!SUPER』(『ジパングあさ6』の頃から)や夜の『NNNニューススポット』があった。

土曜11:55〜12:00の『爽やかゴルフ&レッスン』では「提供」ではなく「協賛社」としてスポンサーのCMを放送。提供読みも「ご覧の各社の協賛でお送りします(しました)。」となっている。

ブルーバック以外の表示は以前から「フェードイン - フェードアウト」で出しているが、かつては黒縁が太く、フェードイン(アウト)は今よりも遅めだった。

『NNNニューススポット』の天気予報のエンドクレジットは、提供がない場合は季節の風物詩を描いた静止画スライドだったが、マスター更新後は青森県の絵が書かれた静止画(CG)に変わった。同時に『ニューススポット』の無提供時のEDクレジットもバックが渦巻きの静止画CGに変わった。提供がある時は今まで通りブルーバックであり、タイトルの右横に斜め線が入る従来のスタイルを踏襲していた。1996年頃天気予報の画面をバックにしたこともあったが、すぐに戻された。提供が唯一ある日曜の『NNNニュースD』も同様(2006年4月2日より)。

2001年頃まで紙焼きテロップだった。RABでは2種類の表示があり、スポンサー表示切り替わり前後にやや表示が薄くなるもの(通常時)と、黒縁が波打った状態のもの(プロ野球中継の時によく使われたが通常時に使用したこともあった)があった。90年代前半には通常時のスポンサー表示の切り替わり前後に、一瞬点々とゴミのようなものが表示されることもあった。最悪の場合、表示中常に画面全体に点々としたものが表示されることもあった。

2007年8月28日にはCM記念日に因んで、提供テロップの右横に「コマーさる君」のイラストを併せて表示した(ブルーバックや他系列番組の時を除く)。この日RABで表示したのは『ズームイン!!SUPER』と『@なまてれ』の2番組のみ。

ニュース速報について

通常は全国ニュースでも「RABニュース速報」で放送しているが、フィラーで放送している『日テレNEWS24』内ではそのまま「NNNニュース速報」としている(日テレNEWS24側でテロップを出しているため)。

地震速報はかつて、RABではNNN共通のものとRAB独自の2種類の速報テロップを使用していた(地震の発生時刻は前者が午前・午後で、後者は24時間制で表示する。また、後者の表示では「RAB地震速報」ではなく「RAB地震情報」としていた)。緊急地震速報は、県内で強い揺れが予想される時のみ、番組本編・CM中関係なく表示される(地図表示は無し)。尚、速報音はNHKなどで流れるものではなく、通常の速報音が使われる。

日本テレビ・BS日テレ・日テレNEWS24と異なり、「RABニュース速報 終」といった終わりの表示がされている。

ちなみに速報・警報音は、日本テレビで1代前のものが使用されている。なお、BS・110度CS受信機器があり、かつ日テレNEWS24と契約すれば、青森放送・BS日テレ(ピンポーンの2音チャイム)・日テレNEWS24(ドミソ音の3音チャイム。ほとんどの地上波系列局でも使用している)で3種類の速報音を聞くことができる。

CMが入る1秒前には、表示中でも強制的に消去される。

速報表示の際、速報音が鳴らなかったり、普通はテロップを2回出すところをNHKのように1回しか出さなかったり[43](しばらく時間が経ってから2回目を出す場合あり)と表示方法が曖昧になっている。

NNN系列の気象庁ADESS速報システム対応化に伴い、「速報」系統について2011年5月19日より新テロップ類が送出された[44]気象庁ADESS速報システム対応化により、東北地方や青森県に関連する適時情報を従来よりも早く送出できるようになった。[45]地震速報では「震度○」の下に震度毎に色の異なる下線(通称ザブトン)が引かれる(震度5強・5弱=橙色、震度4=黄色、震度3=黄緑色、震度2=青色、震度1=灰色)表示法は従来の1文字ずつの表示から、一度に表示するものになった。表示開始時は、従来どおり「RAB○○速報」で、RABの部分は局のロゴマーク、終了時も「RAB○○速報 終」の表示をする。速報音は更新せず、従来通りの上記「日本テレビで1代前」のものである。なお地震速報では、軽微な震度の場合のみ速報音は省略されている[46]2011年7月24日まではSD解像度で運用だったが、アナログ放送停波翌日の7月25日よりHD解像度で送出。

なお、ワンセグでの表示は、在青テレビ局で唯一、一切行われていなかったが、2013年2月26日からは、時刻・天気ループと共に、速報テロップの表示も開始した。

天気予報

気象情報画面

2世代前(1996年9月30日 - 2001年8月31日)
長年スライドだった予想天気図がここでCG化。ポイント予報も出せるようになった。『ニューススポット』内の文字だけの天気予報は廃止された。
1世代前(2001年9月1日 - 2011年7月24日)
気象データはウェザーニューズからの配信となった。この画面から晴れや雨のアイコンに動きがつくなど、全面的にアニメーション効果が加わっている(同局の天気画面では初)。「RABニュースレーダー」内では青森県内全市町村の天気・降水確率・気温を出すことができる。また、朝時間帯やスポット枠での放送時には、情報遷移に合わせて秋山博子アナウンサーによる自動ナレーションが流れる。

企業CM天気予報のテロップでは、2008年1月末から週間予報と県内主要5箇所のアメダスの気温・風向風速などが表示されるようになった(朝の放送のみ)。自動ナレーションシステムの導入が比較的早かったものの、情報画面のHD対応は系列局の中でもかなり遅れていた。また、在青局の中においてもアナログ放送終了まで唯一、気象情報に関する画像やテロップ類がHD非対応であり、時刻フォントの右側での気象情報ループや、中継映像などと同期して表示する各種予報テロップ類も含めてHD非対応のため、デジタル放送でもSD4:3画角位置にて表示していた。そのため、受信機の自動画角切り替え機能の混在に配慮し、生放送の番組内では画面両端にライトブルーのサイドパネルを表示させ、アナログ放送においても、原則レターボックス化が開始された2010年7月5日からは自動ナレーションで放送する場合にもサイドパネル(提供用テロップと共用のためか、冒頭と終わりの部分がフェードイン・アウトとなっている)を表示していた(「ズームイン!!SUPER」→「ZIP!」内では番組仕様のものが使われていた)。

2009年11月19日放送の「スッキリ!!」内の天気予報で、表示トラブルがあり、ウェザーニューズのロゴが入った静止画が表示された。また、冒頭に通常ではどの番組でも表示しないアメダスの「けさの最低気温」の項目があった。

なお、テレビの地上デジタル放送完全移行に伴い、画面やテロップはHD仕様に更新されたが、当局ホームページでは現在もこの時期の画面で天気予報を伝えている。

現行(2011年7月25日 - )
地上デジタル放送完全移行に合わせ、HD対応となった。在青民放局では初めて全項目が16:9のフル表示となっている。自動ナレーションは筋野裕子アナウンサーが担当。
1世代前からの変更としては、以下の点が挙げられるが、これらの表示は企業CMと組み合わせて放送するものについては省かれる。日曜朝に放送「NNNニュースサンデー」内の天気を除き冒頭に「天気予報です」のタイトルコールが入る。予想気温には前日差をあわせて表示。アメダスの実況気温では、県内全アメダス地点において数値の高い所と低い所上位3地点を表示。
週間予報では天気と予想気温をあわせて表示。当初は下北のみ予想気温の表示がなかったが、8月30日より表示されるようになった。なお、津軽と三八上北の予想気温は、正式には青森(=津軽)と八戸(=三八上北)のものであるが、気象庁でも両市以外の気温は発表されていない。下北についてはウェザーニューズ発表のもの(むつの気温)を表示している。「波浪予報」が「海上予報」と改められ、県内周辺3海域(津軽海峡・檜山津軽沖・三陸沖西部)の海上警報もあわせて表示。

小数点の読み方

天気予報やニュースでアメダスの気温を読む際、例えば数値が「2.5℃」の場合は「2点5度」と読み、「2度5分」とは読まない。以前は後者の読み方であったが、ある時期を境に前者に変更した。あおもりTODAYの「それいけ!お天気追跡隊」にて告知もされていた。

放送開始・終了ID(テレビ)

放送開始

アナログ放送

映像は青森県内の四季の風景を冬から順に紹介している。観光VTRのような仕上がりになっている。放送時間が2分20秒と少し長い(八甲田連峰の樹氷→弘前城雪燈籠まつり→脇野沢村のタラ漁<場取り>→八戸えんぶり弘前さくらまつり青森ねぶた祭り八戸三社大祭りんごの収穫→稲刈り→お山参詣→岩木山山頂からの日の出)。OPのBGMは、1993年頃の鰺ヶ沢赤石中継局(57ch)開局までまでは約4分で途切れなく流れていたが[47]、鰺ヶ沢赤石中継局(57ch)開局後はカラーバーから中継局ロールが流れる画面に変わる時に最初の部分からの繰り返しになり、『日テレNEWS24』(当時NNN24)の放送開始からは2分20秒のショートカット版が流れている。なお、2008年7月24日から「地上アナログ放送終了告知画面」(読み上げは田村啓美、アナログ最末期は筋野裕子)が、「局名告知」終了直後に30秒間BGM・アナウンス付きで放送されている。告知画面は、一般的なブルーバック画面である。

デジタル放送

デジタル放送も青森県内の四季の風景を紹介(芦野公園の桜と津軽鉄道「走れメロス号」→横浜町菜の花畑→青森ねぶた→八戸三社大祭→岩木山とりんご畑→八甲田連峰の空撮)。アナログで実施している中継局のチャンネル案内は無い。

放送終了

アナログ放送

夜のRAB社屋を撮影したものである。縦に「RAB」と掲げられている鉄塔のアップから次第にカメラが引いて行き、最後には局舎全体が映る。現在の映像は2代目で初代も内容は同じだが、最後に局内と鉄塔の明りが全部消えるものだった。この映像は放送設備点検の日(その際には日テレNEWS24の放映は休止となる。ただし、大規模地震などの緊急時には放送設備点検の作業を中止して放送する場合がある)のみ放送される(月1回程度で、その際にはED本編前にブルーバックで「日テレNEWS24は機器点検のためお休みします」のフリップを流している。NNN24時代の頃は、月の絵をバックに「NNN24休止のお知らせ」のフリップを出していた)。冒頭に、放送終了時は最後に大きな文字で「JOGR-TV」とテロップが出る。そして、古池雄アナウンサーのナレーションで「JOGR-TV 青森放送テレビジョンです」と流れる(なお、OP・EDの古池アナの「JOGR-TV 青森放送テレビジョンです」のナレーションと「JOGR-TV」のテロップ挿入は1996年9月30日から)。

アナログ放送のED・BGMは1980年代中頃まではOPと別のものが流れていたが、そこから1990年代中頃まではOP・BGMのショートカット版が流れ、その後は再びED専用のBGM:ジャネット・ケイ「Capricorn woman」が流れている。なお、「日テレNEWS24」(旧・NNN24)の放送開始後は放送機器整備点検等で「日テレNEWS24」休止時のみしか流れなくなった。

2005年12月1日より東通入口のテレビチャンネルが45ch→60chに変更されたことに伴ってか、OP・ED共にテロップが若干修正されている。映像は変更・追加なし。

なお最終番組終了後はすぐ「日テレNEWS24」が始まり、その際には「ここからは日テレNEWS24を放送します」のテロップが入る(2005年12月1日〜)。『NNN24』時代の頃は、RABの鉄塔と青空の静止画に『このあと「NNN24」をお送りします。』の文字を重ねた映像が10秒間放送される。松尾志織アナウンサーのアナウンスが流れた。

デジタル放送

映像は、弘前城天守と夜桜→黒石中野もみじ山の夜景。合計1分15秒。クレジットは、5秒から右下に「JOGR-DTV あおもりほうそうデジタルテレビジョン」。55秒から秋山博子アナウンサーのナレーションで「こちらは、JOGR、DTV、青森放送、デジタルテレビジョンです」。

昭和の終わりごろまで

1990年代初頭まで社歌「ラジオ青森の歌」のインストがテレビ放送開始・終了のBGMとして使われていた。この曲は、現在もラジオの放送開始・終了時(ただし、月曜日の放送開始に関しては、これとは別に「日本テレビの歌」の歌詞の一部が青森放送のものに編集されたバージョンが使われる。なお、同様なものは過去に日本海テレビでもあった)に使われているが、ここでは米澤章子のナレーションで「RAB RAB こちらはRAB青森放送です」(後略)とコメントしている。また、1980年代のオープニング、クロージングはブルーバックで各中継局チャンネル番号が表記されていた。また、クロージングではRABラジオの告知もあり「このあと、RABラジオの番組はご覧の通りです。」というアナウンスもあった。同時期のカラーバー部分では松岡直也の「FREEVOYAGE」が使用されていた。

備考

アナログ放送終了直前である2011年7月20日までの毎週水曜日4:44から4:45にはアナログ放送のみ緊急警報システムの試験信号発射が行われていた(デジタル放送では番宣等を放送)。2011年7月24日の地上アナログテレビ放送終了時はNHKと同様にクロージングを流すこともなく、翌日の午前0時に停波した。

アナウンサー

全て報道制作局放送部所属となっている。カッコ内は入社年。○は元放送部長。女性アナウンサーは1990年まで青森県出身者に限定していたが、1991年入社より県外からも採用。

現在

異動

※は現在番組を担当している者。

過去

パーソナリティー・キャスター

過去に出演したパーソナリティー・キャスター

  • 三上拓也 (ラジオ番組「プラネットJ」のパーソナリティを担当した)
  • 三ツ谷鮎子(「金曜ワラッター」で、ミス・テリーの名で初代アシスタント)
  • 佐藤由美子おはよう!ほっ・とスタジオMCを担当していた)。
  • 石岡知華(おはようワイドあおもり、ラジオカーレポーター)
  • 吉田由美(HOTひろさき、ラジオカーリポーター)
  • 北川紗央里(「あおもりTODAY」ラジオカーレポーターとして活躍し、番組卒業後からしばらくの期間は青森テレビおしゃべりハウスのレポーターを担当していた。)
  • 楠美翔子(十日市秀悦のサタデー横丁アシスタント、2012年9月29日まではこちら松森一丁目らじお倶楽部アシスタントと(2011年10月1日からは)サタデー夢ラジオの青森ラジオカーレポーターも担当。)
  • 三浦由起子(HOTひろさき、ラジオカーリポーター)

地域ニュースの動画配信

青森県内ニュースは昼(東奥日報ニュース)と夕方(ニュースレーダー)の2回動画配信を実施中である。ただし、土曜・日曜・祝日と年末年始放送分は動画・文字配信共に行われていない(ただし、日曜は選挙日の場合、開票速報を文字でのみ配信することがある)。なおニュース以外で「@なまてれ」や「活彩あおもり」で放送された内容も一部動画配信されている(Windows Media Playerが必要)。

電光ニュースについて

青森市の長島交差点近く(国道4号沿い)にある東京海上日動火災ビルに、青森放送の関連会社であるRAB企画の電光ニュース板「コンピュートサイン」がありニュースや天気・番組案内をはじめ、企業PR、販売促進、告知、広報、イベント・催事の案内等を流している。以前は電球式だったが、現在はLEDで複数色表示できるようになっている。放映時間は7時30分から21時30分まで。かつてNTT青森支店鉄塔に情報カメラが設置されていた頃は、「RABニュースレーダー」のエンディングでこの電光ニュース板を映し出していたこともある。また、少し前まではこの電光ニュース板は、青森駅前にも設置していたことがあった。

青森空港ビル2階・搭乗口保安検査場前には、青森放送の子会社であるRAB企画の電光ニュース板「グラフィックサイン」があり観光・物産・企業PR・技術開発PR等を流している。放映時間は8時30分から20時00分まで。

情報カメラ設置ポイント

現在(1996年9月30日より運用開始)

  • 青森市
    • RAB本社屋上鉄塔(2006年6月30日からHD
      青森港方向の撮影範囲には、同じく松森に所在する青森テレビも入り、同局鉄塔にある「ATV」の看板が映ってしまうため、その部分のみ撮影しないようにしているが、「生テレビ(後の@なまてれ)」の天気予報でカメラ操作中に「ATV」がアップで映ってしまったことがある。
    • 青森空港(2011年9月からHD)
  • 八戸市八戸港・八戸水産会館屋上)(2011年9月からHD)
  • 東通村(白糠漁港)(HD、2011年9月から設置)
    • 近くに東通原子力発電所があるため、その関連として設置した模様。なお、東通に情報カメラを設置するのは、在青テレビ局としては、NHK青森放送局に次いで2局目となる。主に金曜昼の「東奥日報ニュース」で放送。
  • 六ヶ所村(むつ小川原ウィンドファーム)(HD、2011年11月から設置)
    • 主に月曜昼の「東奥日報ニュース」で放送。

青森本社以外のカメラはIP回線の都合上、放送待機時に原則として映像の画質やフレームを落とした状態(30コマ/秒→15コマ/秒)にしているため、動いているものが不自然に見えることがある(「RABニュースレーダー」でもこの状態で放送されることがある)。

過去に設置

  • 青森市(NTT〔当時、現:NTT東日本〕青森支店屋上鉄塔) : 1993年3月まで。1991年10月から2008年10月までは青森朝日放送も同じ場所に設置。

社員の定年退職

かつては、55歳定年のテレビ局として知られ、2002年に定年を迎えるはずだった伊奈かっぺいも55歳できっぱりやめるつもりであったと語っている(実際に定年退職となったのは2007年のこと)。後に60歳まで定年がのびたため、社員の見送りを受けるのが5年は延びてしまった、と語っている。

長時間放送中断

2005年2月21日6時16分ごろ、むつ市にある釜臥山(かまふせやま)テレビジョン中継局 (10ch) 近郊にある変圧器がの影響による着氷で機械がショート(故障)するトラブルが発生し、テレビの送電が中断してしまった。このため、むつ市を含む周辺の4市町村で同日17時25分ごろに完全復旧するまで11時間以上に渡って番組が放送できない状況が続いた。送電は11時30分過ぎに再開されたが番組の受信作業に時間がかかった。

2005年11月8日の20時頃から22時近くにかけて、落雷の影響により、五所川原市にある五所川原テレビ中継局 (44ch) からの放送ができなくなった。荒天であったとはいえ、視聴率の上がる時間帯での放送中断で、西北五地域の約5万世帯では「踊る!さんま御殿!!」のOPを除くほぼ全編と「ドラマ・コンプレックス・理由〜日テレヴァージョン〜」の前半が視聴できなかった。なお、この2番組の再放送の予定はない。

上記2件のケースは一部地域での放送中断であるため放送できなかった番組が再放送される可能性は皆無に近い。ただし、県内全域で長時間放送中断となった場合、後日再放送される可能性はある。

ゴールデンウィークの表現について

当放送局ではNHKと同様、“ゴールデンウィーク”を“大型連休”と言っている。但し、一般番組では稀に「ゴールデンウィーク」の表現を使用している。

24時間テレビ・ラジオチャリティーミュージックソン関連

青森放送は2005年から2011年までの7年間、全国の放送局では唯一、『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』 (NNS) と『ラジオ・チャリティー・ミュージックソン』(通称:ラジソン。NRN) 両方を制作・放送している。2004年度までは札幌テレビも2番組を制作・放送していたが、ラジオ部門がSTVラジオに分社化したため、テレビのみの放送となっている。なお、この「唯一」体制は2012年に西日本放送が『ミュージックソン』に参加することになったため解消している。24時間テレビでは、放送約2か月前より協賛社・団体のスポットCMが流れ始める。また、ラジオでも深夜のネット番組間のステーションブレイク枠を中心に募金受付の1分間スポットが流れる。BGMはおなじみの「サライ」である。なお、募金受付終了の8月31日まで募金募集のスポットが放送される。『ラジソン』では、11月頃から24時間テレビのときと同様、ステブレ枠を中心に募金受付の1分間スポットが流れる。なお、募金受付終了の1月31日までテレビ・ラジオでスポットが流れる。24時間テレビのメイン会場は2005年からイオングループが協賛に加わった関係で、ジャスコ青森店をキーテナントとするサンロード青森になっている(以前は青森県観光物産館アスパムだった)。前年まではIYグループ(現:セブン&アイ・ホールディングス)が協賛していたため、県内のイトーヨーカ堂にも中継基地を設けていた。なお、『ラジソン』のメイン会場はRAB本社である。

2006年度の『ラジソン』は、『あおもりTODAY』を休止して4時間延長し、12月24日12時から25日16時まで28時間、2007年度の『ラジソン』は、同様に5時間5分延長して12月24日11時55分から25日17時まで29時間5分の放送となった。2011年は12月25日が日曜で「ラジオにおいでよ」終了時間まで放送可能だったが、15時までの放送だった。

ニュースの取材について

青森の本社が取材するニュース映像は、地上デジタル開始当初からほぼ全てがハイビジョン映像になっている。また県内各支社・支局からのニュースもハイビジョン機材への更新を積極的に進め、2008年4月には八戸・弘前支社、同年10月までにむつ・五所川原・十和田支局のニュースも全てハイビジョン映像になった(在青民放局のニュース取材では初)。

NNN全国ニュース向けの映像は、地上デジタル開始後もキー局との中継回線が4:3の標準画質方式であったため、ハイビジョン取材でも映像がダウンコンバートされていたが、2009年5月に回線設備が更新され、全国放送でも局舎経由の映像は全てハイビジョン画質で送出できるようになった。また、ハイビジョンの衛星中継車SNG)による全国中継は以前から行われていたが、この場合はキー局側の局舎にあるパラボラアンテナで受信したものをそのまま放送するため、テロップ挿入はキー局が行っていた。「ズームイン!!SUPER」の中継では、地震などの緊急時を除きこの形態をとっていた。

通常東京都内のニュース取材はキー局日本テレビが担当するが、青森県知事の陳情カーリング「チーム青森」関係など青森県が関係するニュースの取材は東京支社が担当し、RABのニュースでは「RAB東京」のクレジットが出る。大阪支社からのニュースも同様のケースが取られる。なお、東京支社・大阪支社からのニュース映像は2006年秋以降にハイビジョン化されている。

1983年5月26日に発生した日本海中部地震では、青森市の青森市農業会館(現在は「青い森公園」・農業会館は現在東大野地区にある)で行われた青森県農業政策会議に当局取材クルーが遅れて到着したが、このことによって地震発生の瞬間を偶然撮影でき、その時の映像がNNNやANN及び全世界へ向けて発信された。なお、他局(当時はNHKとATVのみ)は、地震発生前に現場を引き上げた後であった。

放送開始時間について

1990年代初頭まで6時ないしは6時05分だったが、1970年代末期から1980年代前半の一時期や1993年春頃からの1年間、自主制作の対談番組や(ミニ)コンサート番組放送のため、5時20分若しくは5時30分開始となっていた期間があった。現在の放送開始時間は、基本的に4時45分である。ちなみに、テレビ放送開始した頃は、11時30分から放送開始だった。

緊急時の対応

湾岸戦争中にはフィラー枠で日本テレビと同じ内容を放送していたが、日本テレビの放送開始が当時5時だったため、5時からRABの放送開始時刻である6時までの1時間、ブルーバックで「湾岸戦争に関する新しいニュースが入り次第お伝えします RAB青森放送」の字幕を流していた。

キャンペーンと交通標語CM

2007年11月から2008年3月まで、同じ青森市松森に本社を置く青森テレビと共同で、「チーム守るべ青森」と題したエコプロジェクトを行っていた。なお、青森放送独自の取組として2007年からはテレビ・ラジオの両方で環境キャンペーン「そうそう、私もエコライフ」を展開している。2009年11月から、東北新幹線新青森開業に向けてのキャンペーン「結集!!青森力」に協力しており、「会いたい〜138万青森県民からの手紙〜」というタイトルで、ラジオ・テレビで毎日放送していた。

ラジオでは交通標語CMが2時間に1回のペースで流れるが、どれも1984年のスローガンが使われており、当時のヒット曲のイントロをバックに流れていた。

  • 運転は 気くばり目くばり 思いやり - 松本伊代「TVの国からキラキラ」
  • 危険です その信号の 変わりばな - 田原俊彦「君に薔薇薔薇…という感じ」
  • 自転車も のれば車の なかまいり - 松田聖子「渚のバルコニー」(最近は流れていない)

2006年より交通標語の背後に流れるBGMが変更され、新しい交通標語も放送している。

津波注意報・警報発令時の対応

2009年9月30日2時48分(JST、以下同じ)に発生したM8.3のサモア沖地震の際、約6時間後の9時に気象庁から津波注意報が発令されたにも関わらず、当初は「RAB津波速報」(字幕情報)として流したものの、沿岸部の発令地域を色分けした日本地図の表示は10時過ぎまでなされなかった。なお、この地震で青森県内では八戸市で10cmの津波を観測している。2010年2月28日に発生したチリ地震の際、大津波警報津波警報発令されたにも関わらず通常の放送(『東京マラソン2010』)を中断しなかった。RABテレビでは昼前に1回、午後に3回、5分前後の関連情報を伝えていたが、この件については番組モニターによる批判的な意見があった旨が公表されている[48]

その他

  • 以前、NHK青森放送局と共同でラジオの生放送をしたことがある。RAB側でCMが流れている際にはNHK側では合間のトークになっていた。
  • RABのラジオカーナンバープレートは番組宛郵便番号にかけて「86-55」となっている。なおRABの場合、他局でよくナンバープレートに用いられている周波数は各地で異なっている。
  • 現在使用中のロゴは40年以上使用されている。
  • 2013年2月1日は2:48〜4:42まで放送休止したが、休止中のEPG番組名は、理由はわからないが、12(フル)セグでは「クロージング」、ワンセグでは「NEWS24」と表示された。
  • 2013年3月18日は1:20〜4:42まで放送休止したが、4:42からのオープニング局名告知が流れず、黒画面が流れた後、下北半島の環境映像が流れた。また、放送開始後も、6:28(「ZIP!」内)の天気予報で「東奥日報ニュース」のオープニングが流れたり、8:00頃まで所々で画面が一瞬固まるまどのトラブルが発生した。

関連会社

  • RAB開発
  • RAB企画
  • RABサービス
  • カルチャーセンター・RAB学苑
  • ジャン・アム・ジャパン

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 『青森放送二十五年史』(青森放送株式会社、1980年)
  2. ^ a b c 『民間放送十年史』(日本民間放送連盟、1961年)
  3. ^ a b 『放送五十年史 資料編』(日本放送協会、1977年)
  4. ^ 『民間放送三十年』(日本民間放送連盟、1981年)
  5. ^ 『東奥年鑑 昭和29年版』(東奥日報社、1954年)
  6. ^ アナログ放送終了まで、この出力で送信。
  7. ^ 1959年9月13日付け東奥日報「ラジオ青森テレビサービス放送開始」特集記事
  8. ^ 参考リンク(YOUTUBEから)
  9. ^ RABラジオ感謝祭〜ありがとう60周年 そしてこれからも〜 伊奈かっぺいとおかしな仲間たちinはちのへ http://www.rab.co.jp/event/rab/radiofes/index.html
  10. ^ 番組紹介 - 青森放送ホームページ
  11. ^ 郵政省(現:総務省)の平成11年度「民放中波ラジオ放送受信障害解消事業」
  12. ^ 2012年10月現在、すべて撤去されていて存在してない。
  13. ^ 2011年は12月25日が日曜だった為、15:00まで。
  14. ^ 1年ぶりに番組内包
  15. ^ 後継番組も引き続き放送。
  16. ^ 後継番組もRABでは引き続き放送。
  17. ^ 対岸にある北海道の北海道放送や岩手県をエリアとしていた岩手放送にKRTの番組を抑えられていた上、KRTから提示されたネット保証金が予想以上に安かったため。
  18. ^ 『メディアのしくみ』(明石書店)による。
  19. ^ クロスネット化当初は全日ネット
  20. ^ ABSアナログ親局は11ch、YBCアナログ親局は10ch、TVI・MMT・FCTのアナログ親局はUHFである。
  21. ^ ATVは地上デジタル放送開始当初から(JNN排他協定に基づく)、ABAは2008年7月1日より自社制作と遅れ放送に限り表示開始、同年9月末をもって常時表示に移行した。
  22. ^ 2008年11月10日の『情報ライブ ミヤネ屋』放送中に一時ながら局ロゴ単独のウォーターマークが表示されていた。
  23. ^ 東奥日報昭和34年9月13日付け朝刊「ラジオ青森テレビサービス放送開始」記事から(弘前市立図書館にて閲覧)
  24. ^ 但し、自主制作のミニ番組と在京キー局サイドの編成都合によるバラエティー番組の再放送はある。
  25. ^ 2010年4月に月曜から移動
  26. ^ 月曜から移動
  27. ^ 1980年代前半までは、TBS系列の青森テレビで放送されていた。
  28. ^ 但し、特別番組によっては、同時ネットになる場合がある(2010年1月3日5:15や2010年2月14日5:45など)。
  29. ^ 編成の都合で3週間遅れの場合がある。スペシャルは、レギュラー枠の前後が「情報ライブ ミヤネ屋」と「news every.」(両番組とも生放送)に挿まれているため、週末の午後に、1か月〜2か月の遅れで放送。
  30. ^ 2009年度まで開催された前身の選抜優勝大会時代は2月に県大会決勝・3月に全国大会決勝を放送した。青森県代表校が対戦時にはRABのアナウンサーが試合会場に行きRABラジオの生番組内でほぼリアルタイムで途中経過等が報告される場合もある。また、テレビでも毎年ではないが青森県代表校の試合を同日深夜に録画放送する場合がある。尚、現行の1月開催に移行してからは、当局では青森県代表校の試合の放送権を行使していないが、CSのフジテレビONEおよびNEXTにおいて、生中継または時差録画放送によって青森県代表校の試合の視聴は可能である。(試合結果についてはRABニュースレーダー内で伝えることもあるが、必ず放送されるとは限らない。)
  31. ^ 以前は、1990年代後半はATVでも日曜朝に放送していた実績有り。
  32. ^ フジテレビの「とんねるずのみなさんのおかげでした」が休止の週あるいはスペシャル放送による放送日移動の際に、穴埋めとして放送する場合が多い。
  33. ^ 第2シリーズ以降は、「土曜ドラマ劇場」枠で放送。
  34. ^ ネット開始が遅れた為、時差を埋めるために帯で放送されていた時期がある。
  35. ^ 特番時代は青森テレビで放送されていた。
  36. ^ 前身の「ミセス&ミセス」は最終回まで時差ネットを行った。
  37. ^ 火曜サスペンス劇場(当局では前後編に分割)が土曜に移動後
  38. ^ 当時RABでは『ヒントでピント』を日曜の朝10:30に放送していたため、野球中継や特番でANN単独系列局が番組を休止した場合に代替で放送された。ABSIBCも同様。
  39. ^ 1975年4月よりATVから移行。第一期の途中まで同時ネット。同番組の500回記念「'78年度日本一王座決定戦」、初代司会者田宮二郎出演最終日、2代目司会者山口崇登場回もRABが同時ネットで放送。
  40. ^ 1993年12月29日に放送したテレビ朝日開局35周年記念版以降はABAで放送。
  41. ^ なお、前身の『ミセス&ミセス』は9:30の時差放送を行っていた(出典:1979年9月27日及び9月30日の東奥日報朝刊テレビ欄から)。
  42. ^ ただし、1988年12月31日の放送は、日テレと同時ネット。これは、日テレ系で20:03から22:54まで『年末時代劇「五稜郭」』を放送した事とテレ朝系で21:00から23:30まで『徹底討論スペシャル「ドーする日本・日本人!?世界は警告する!!』放送で「土曜ワイド劇場」の放送が無かった為。
  43. ^ NHKニュース速報の場合、表示時間を1分程度と長めにした上で1回表示としている。
  44. ^ NNN系列各局で同時期に一括して導入された模様。
  45. ^ ただし、自前の震度計と各放送局からの震度情報集約システムを持つNHK基幹局には及ばない。
  46. ^ 県外の最大震度5弱と、県内の最大震度3以上の場合は鳴動する。
  47. ^ 昭和の終わり頃は松岡直也の「FREEVOYAGE」をカラーバー部分で使用していた。その曲はテレビ岩手の『TVIニュース』のエンドカード部分でも使用された。
  48. ^ 2010年3月26日放送『あなたとRAB』内での番組モニターの意見。

外部リンク