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救命病棟24時

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
救命病棟24時
EMERGENCY ROOM 24HOURS
ジャンル 医療ドラマ
出演者 江口洋介
松嶋菜々子
松雪泰子
製作
制作 フジテレビジョン
(外部製作協力)
日活撮影所(シーズン1・3)
共同テレビジョン(シーズン3・4・緊急SP)
フジクリエイティブコーポレーション(シーズン2・新春SP)
角川大映スタジオ(シーズン5)
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
第1シリーズ
プロデューサー河合徹
出演者江口洋介
松嶋菜々子
須藤理彩
沢村一樹
金田明夫
清水章吾
八嶋智人
杉本哲太
エンディングDREAMS COME TRUE
朝がまた来る」(1 - 7話、9-12話)
「三日月」(8話)
放送期間1999年1月5日 - 3月23日
放送時間火曜21:00 - 21:54
放送枠フジテレビ火曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数12
フジテレビ番組基本情報
第2シリーズ
プロデューサー和田行
中島久美子
樋口徹
出演者江口洋介
松雪泰子
伊藤英明
須藤理彩
田畑智子
宮迫博之
小日向文世
谷原章介
渡辺いっけい
エンディングDREAMS COME TRUE
いつのまに
放送期間2001年7月3日 - 9月18日
放送時間火曜21:00 - 21:54
放送枠フジテレビ火曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数12
フジテレビ番組基本情報
新春スペシャル
放送期間2002年1月1日
放送時間火曜21:00 - 23:20
放送分140分
回数1
スペシャル
プロデューサー河合徹
中島久美子
増本淳
放送期間2005年1月4日
放送時間火曜21:00 - 23:18
放送分138分
回数1
第3シリーズ
プロデューサー中島久美子
増本淳
出演者江口洋介
松嶋菜々子
香川照之
京野ことみ
小栗旬
大泉洋
仲村トオル
オープニング作曲:佐橋俊彦
エンディングDREAMS COME TRUE
何度でも
放送期間2005年1月11日 - 3月22日
放送時間火曜21:00 - 21:54
放送枠フジテレビ火曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数11
フジテレビ番組基本情報
アナザーストーリー
プロデューサー中島久美子
増本淳
放送期間2005年3月29日
放送時間火曜21:00 - 22:54
放送分114分
回数1
緊急スペシャル
救命病棟24時〜救命医・小島楓〜
プロデューサー小椋久雄
高丸雅隆
三竿玲子
放送期間2009年7月14日 - 8月4日
放送時間火曜21:00 - 21:54
放送分54分
回数4
フジテレビ番組基本情報
第4シリーズ
プロデューサー小椋久雄
高丸雅隆
三竿玲子
出演者江口洋介
松嶋菜々子
木村多江
北乃きい
石田卓也
板尾創路
ユースケ・サンタマリア
オープニング作曲:吉俣良
エンディングDREAMS COME TRUE feat. FUZZY CONTROL
その先へ
放送期間2009年8月11日 - 9月22日
放送時間火曜21:00 - 21:54
放送枠フジテレビ火曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数7
フジテレビ番組基本情報
2010スペシャル
プロデューサー小椋久雄
高丸雅隆
三竿玲子
放送期間2010年1月3日
放送時間日曜21:15 - 23:30
放送分135分
回数1
フジテレビ番組基本情報
第5シリーズ
プロデューサー渡辺恒也
大木綾子
出演者松嶋菜々子
佐々木蔵之介
風間俊介
芦名星
波瑠
柏原収史
児嶋一哉
段田安則
時任三郎
オープニング佐藤直紀
エンディングDREAMS COME TRUE
さぁ鐘を鳴らせ
放送期間2013年7月9日 - 9月10日
放送時間火曜21:00 - 21:54
放送枠フジテレビ火曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数10
フジテレビ番組基本情報

特記事項:
2005年放送のスペシャル版よりハイビジョン制作
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救命病棟24時』(きゅうめいびょうとうにじゅうよじ、EMERGENCY ROOM 24HOURS)は、1999年からフジテレビ系で断続的に放送されていた医療ドラマのシリーズ。

救命救急センターを舞台に、外科医・進藤一生と第1シリーズでは配属されたばかりの研修医・小島楓、第2シリーズでは転属間もない心臓外科医・香坂たまきとの葛藤・対立や生命の現場を支えるスタッフたちの戦い、そして患者家族の交流などを人間性豊かに描いた作品である[1]

第2シリーズでは学長選挙や出世争い、派閥抗争、院内孤立なども描き、テレビドラマ的なバラエティ要素も取り入れつつ、トリアージ脳死移植を扱った話も挿入された。第3シリーズでは災害医療を描いたものであり東京が大震災に見舞われるという想定シミュレーション要素を取り入れ、第4シリーズでは救命医療の現状を描いたものであり医師不足など救急医療の厳しい現実を取り入れた。また、第1・2シリーズは、本作と同じく江口洋介が主演を務めた「モナリザの微笑」と微妙にリンクしており、進藤と堺(演:杉本哲太)が同じような構図で対決しているシーンが見受けられるほか、特に第2シリーズにはモナリザ関係者が医師役で多数出演している。

全シリーズ通じて主題歌はDREAMS COME TRUEの楽曲が起用され、中村正人は第1シリーズにて音楽を担当している。

各シリーズ概要・あらすじ

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第1シリーズ
舞台は都立第三病院救命救急センター
救命センターの過酷な日常と人間模様や研修医小島楓の成長を描いている。
2000年にフジテレビで再放送されて以降長らく放送の機会は無かったが、2024年2月より24年ぶりに地上波で再放送された[1]。再放送にあたり冒頭で「現在としてふさわしくない表現が含まれるが、作品のオリジナリティーを尊重する」旨の断り書きが入っている。2000年の再放送では4話がカットされ、第1シリーズのみ映像ソフト化もされておらず動画配信も見送られていたが2024年4月19日より動画配信が開始となった。[2]
第2シリーズ
舞台は港北医大救命救急センター。
新設された救命センターで医師や看護師たちのチームワークができるまでの人間模様や派閥抗争などを描いている。前シリーズからは主人公の進藤以外では看護師・桜井ゆきが唯一進藤の前シリーズにおける活躍を知る人物として登場する。後に小島楓や山城紗江子のようにシリーズを跨いで復活するケースはあったものの、進藤以外の人物で休止期間無しで継続して登場したのは第3 - 第5シリーズを継続出演した楓以外では、ゆきだけである。
新春スペシャル(2002年)
2001年のクリスマス・イヴ、多忙を極める救命救急センターに、住居不法侵入の男に階段から突き飛ばされて負傷した男児・稲本が搬送されてくる。
その夜、豪華客船・ロイヤルウイングにライフルを所持した男が乗り込み、機関室の乗組員を銃撃し、船内に立てこもるシージャックが発生。実行犯は連続殺人未遂事件で指名手配されていた大学生の鷹取であり、就職活動に失敗して自暴自棄になったことが動機であった。船には帰国したばかりの香坂や花沢一家をはじめとする一般市民が乗り合わせており、撃たれた乗客の治療のため船内に派遣された進藤は、奇しくも乗り合わせていたかつての同僚・香坂たまきと再会。特殊警備隊の突入により事件は解決した。しかし銃撃により治療の甲斐無く機関士の松浦と人質となっていた乗客の塩原の2名が死亡、脱出時のパニックにより香坂と花沢三郎・美奈子父娘が負傷し、特殊警備隊によって狙撃を受けた鷹取を含め4名が救命救急センターへ入院した[3]
シージャックで鷹取から銃口を顔面に突き付けられた香坂と、鷹取が自身の加害者であることが判明した遼太はPTSDに陥るが、進藤や馬場の心支えでそれぞれ勇気を振り絞り打開して行く。また、三郎の精密検査で発見された心臓疾患の治療をきっかけに、冷め切っていた一家の仲を修復して行く様も描かれた。
終盤に2002年1月を迎え、城島と山城の結婚披露宴がロイヤルウイングで行われ(レストランウエディング)大団円を迎えた。
前半の事件部分のシナリオプロットは、瀬戸内シージャック事件など実在事件と一致する部分があり、リアル色が濃い異色作となっている。事件被害者のPTSDについても、2001年の附属池田小事件で注目されたばかりのものであった。また、本作冒頭の“横浜ベイブリッジを航行する客船の空撮映像”は、2004年公開の映画 海猿の2作目予告映像で構図が踏襲されている。
新春ドラマ祭・救命病棟24時(2005年)
第1シリーズのディレクターズカット特別版。
レストランで恋人の裕樹を待っている最中に急病人を診た小島楓が、救急車で近くの外科病院に搬送したところ、当直のバイトに来ていた矢部と知り合う。一緒に手術を行い、世間話で指導医の話になり、楓が進藤のことを回想する。この時点では、進藤は国際人道支援医師団としてアフリカにいる。
第3シリーズ
舞台は東都中央病院高度救命救急センター
首都直下地震の発生を想定し第二関東大震災に遭遇した東京近郊の一都市を舞台に、災害医療に奮闘する救命医療チームの苦悩と活躍を描いた。第1シリーズで研修医として登場した小島楓が、正式にシリーズに復活することが話題となる。本作では小島も一流の救命医として活躍する。阪神・淡路大震災から10年経った2005年1月に放送された。
第3シリーズ最終回の翌週に、アナザーストーリー「看護師たちの救命救急センター」が放送された。看護師の佐倉亮太と大友葉月を中心とした特別ドラマと第3シリーズの総集編で構成され、東京が震災に見舞われた半年後にテレビ番組の取材で震災当時を振り返るという設定となっている。
緊急スペシャル 救命病棟24時〜救命医・小島楓〜
第1・2・3シリーズのディレクターズカット特別版。 2009年7月14日 - 2009年8月4日に4回にわたって放送されたスペシャルで、第4シリーズの撮影期間中の6月10日に主演の江口がバイク事故で重傷を負ったため放送が延期され、過去シリーズの登場人物4人を1人ずつゲストに迎え、楓との関係を中心とした新撮カットを含む緊急スペシャルが急遽放送されることになった[4]
舞台は清和第一病院高度救命救急センター。
エンディングでは江口から視聴者に向けたメッセージ(Episode1)や第4シリーズの撮影現場に江口が復帰する模様(Episode2)が併せて放送された。
第4シリーズ
当初は2009年7月7日に放送開始される予定であったが、江口の負傷により放送が1か月延期され、8月11日からの放送、全7回に短縮された。最終第7回を2時間18分に拡大、2010年1月に2時間15分の特別編を放送し、都合10回分の放送枠を確保した。シリーズでは初となる番組連動データ放送が実施された。
舞台は海南医大高度救命救急センター。
横浜を舞台としているが、実際の横浜の医療体制とは異なる。第1・第3シリーズから小島楓、第2シリーズから山城紗江子が登場する。また、本シリーズでの新要素として、医師として進藤に匹敵する技術や理念を持ちながらも、救命医療に関する考え方が正反対のいわば「もう一人の進藤」とも言うべき救命医・澤井悦司(演:ユースケ・サンタマリア)が登場する。本シリーズでは、進藤・小島・澤井の三人を中心に、医師不足たらい回し医療訴訟医療ミスモンスターペイシェントコンビニ受診とそれに伴う医療崩壊など現在の救急医療が直面している問題に焦点を当てて、ストーリーが展開していく[5]
モデルケースとなったのは、鳥取県米子市にある鳥取大学医学部附属病院の救命救急センターである(放送直前SPより)。同センターでは、救急災害科の教授と准教授を含む救急専門医4人全員が、心身の疲労などを訴え「救急現場の窮状を知ってほしい」として、2009年3月末に一斉辞職した。放送直前SPでは、後任のセンター長兼救急災害科教授に就任し同センターの建て直しに成功した本間正人医師へのインタビューも放送された。
第5シリーズ
2013年7月9日より放送開始。
舞台は国立湊大学附属病院救命救急センター。
第1・第3・第4シリーズで登場した小島楓が医局長として迎えられ、国立大学病院という「救命の最後の壁」として、急造のスタッフと大学病院との思惑を交差させながらストーリーが展開する[6]
第1シリーズから主演を務めた江口が降板、時任三郎をメインキャストに据えることになった。

登場人物

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〈〉内は年齢を示す。

重要人物

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進藤一生(しんどう いっせい)
演 - 江口洋介(第1 - 第4シリーズ)
都立第3病院救命救急センター外科医〈33〉(第1シリーズ)→ 杉並東病院外科医(第1シリーズ最終回) → 港北医大救命救急センター外科医〈34〉(第2シリーズ) → 国際人道支援医師団〈37〉(第3シリーズ1,2話)→東都中央病院救命医 (第3シリーズ3話-最終回) → 海南医大高度救命救急センター救命医〈42〉 → 長崎津辻総合病院
救命医療において超一流の腕をもつ孤高の天才外科医。判断の早さ、処置の的確さでゴッドハンドの異名を取る。常に冷静沈着だが、クールな外見や言動とは裏腹に患者の立場に立って医療を実行する真摯で温かい男でもある[7]。彼の判断で救われた命も多いが、医師として完璧すぎて彼の行動によって他の医師らとトラブルになる事も多い。
だが子供の頃よりピーマンが苦手な事や青椒肉絲を知らないという一面もある。(第4シリーズより)
小島楓(こじま かえで)
演 - 松嶋菜々子(第1・第3 - 5シリーズ)(少女期:朝倉さくら
都立第3病院救命救急センター研修医〈25〉(第1シリーズ) → 東都中央病院高度救命救急センター救命医〈31〉(第3シリーズ) → 清和第一病院高度救命救急センター救命医〈35〉(緊急スペシャル 救命病棟24時〜救命医・小島楓〜) → 海南医大高度救命救急センター救命医〔⇒医局長〕〈35〉(第4シリーズ) → 国立湊大学附属病院救命救急センター医局長〈39〉(第5シリーズ)
救命において一流の腕を持つ医師。第1シリーズでは研修医であり、医師として頼りなかったが進藤に厳しく指導を受け成長し第4、5シーズンでは医局長に抜擢される。

複数回登場人物

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桜井ゆき(さくらい ゆき)
演 - 須藤理彩
看護師。
山城紗江子(やましろ さえこ)
演 - 木村多江
看護師。

スタッフ

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  • 第1シリーズ
  • 第2シリーズ
    • 脚本 - 福田靖、橋部敦子、飯野陽子、秦建日子田辺満林宏司
    • 音楽 - 佐橋俊彦、中村正人(DREAMS COME TRUE)、CALLING OF A MIRACLE
    • 演出 - 田島大輔、水田成英、樋口徹、山本一男
    • 主題歌 - DREAMS COME TRUE「いつのまに」(ヴァージン・レコード・アメリカ / 東芝EMI)[9]
    • 挿入歌 - bird「flow」
    • 演出補 - 山本一男、高木健太郎、洞功二、増本淳、栗原一馬、池田匡夫
    • プロデュース - 和田行中島久美子、樋口徹
    • プロデュース補 - 菊地裕幸、大木綾子、樋川佳代
    • 制作協力 - FCC
    • 制作著作 - フジテレビ
  • 新春スペシャル
    • 脚本 - 福田靖
    • 音楽 - 佐橋俊彦、中村正人(DREAMS COME TRUE)、CALLING OF A MIRACLE
    • 演出 - 田島大輔
    • 主題歌 - DREAMS COME TRUE「いつのまに」(ヴァージン・レコード・アメリカ / 東芝EMI)
    • 演出補 - 川村泰祐
    • プロデュース - 和田行、中島久美子、樋口徹
    • プロデュース補 - 菊地裕幸
    • 制作協力 - FCC
    • 制作 - フジテレビ制作センター第一制作部
    • 制作著作 - フジテレビ
  • 第3シリーズ
  • 緊急スペシャル
    • 脚本 - 林誠人
    • 脚本協力 - 酒井雅秋阿相クミコ
    • 音楽 - 吉俣良(ポニーキャニオン)
    • 演出 - 河毛俊作佐藤祐市(共同テレビ)、大木綾子
    • 主題歌 - DREAMS COME TRUE「朝がまた来る」(Episode1,2)、「いつのまに」(Episode3)、「何度でも」(Episode4)
    • 企画 - 和田行、中島久美子
    • プロデュース - 小椋久雄(共同テレビ)、高丸雅隆(共同テレビ)、三竿玲子
    • 制作協力 - 共同テレビ
    • 制作著作 - フジテレビ
  • 第4シリーズ
    • 脚本 - 二木洋樹、一色伸幸高山直也、林誠人、小川真
    • 音楽 - 吉俣良(ポニーキャニオン)
    • 演出 - 河毛俊作、佐藤祐市(共同テレビ)、水田成英(FCC)、大木綾子
    • 主題歌 - DREAMS COME TRUE feat. FUZZY CONTROLその先へ[11](NAYUTAWAVE RECORDS)
    • 企画 - 和田行、中島久美子
    • プロデュース - 小椋久雄(共同テレビ)、高丸雅隆(共同テレビ)、三竿玲子
    • 制作協力 - 共同テレビ
    • 制作著作 - フジテレビ
  • 第5シリーズ

エピソード

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  • 第2・第4シリーズに出演した木村多江は、30歳の時に断食をして病院から「硬いものと油もの(ピーナッツ)等は当面控えてください。」と言われたのにも関わらず、ピーナッツを食べてしまい、救急車で救命に運ばれたが、偶々対応した医師が救命病棟24時の医療監修者本人で「山城紗江子(ドラマの役名)」と呼ばれてしまった[13]
  • 松嶋菜々子と石黒賢は映画『ホワイトアウト』と同じく(石黒の死によって)死別するという運命にある。
  • 同じくフジテレビ系列医療ドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」の3rdシーズンのフェローシップである横峯あかり(演:新木優子)は同ドラマの第3シリーズを小学生の時にみたことがきっかけで、救命医を目指したという設定である。(実際にコードブルー3rd第7話では映像協力として第3シリーズ第4話の映像が流れた。)
  • 2005年の第3シリーズに出演した大泉洋は、2009年にプロデューサーの中島久美子と結婚している。
  • 第1シリーズは再放映の機会がなかなかなかったが、2024年に25年ぶりにデジタルリマスター版を製作し、フジテレビジョンの首都圏ローカルで同2月1日ハッピーアワーから再放送された。[14]

受賞歴

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  • 第1シリーズ(1999年)
  • 第2シリーズ(2001年)
    • 第30回ザテレビジョンドラマアカデミー賞
      • 最優秀作品賞
      • 主演男優賞(江口洋介)
      • 監督賞(田島大輔、水田成英、樋口徹)
      • 劇中音楽賞(佐橋俊彦)
      • キャスティング賞
  • 第3シリーズ(2005年)
    • 第44回ザテレビジョンドラマアカデミー賞
      • 主演男優賞(江口洋介)
      • 新人俳優賞(大泉洋)
      • 脚本賞(福田靖)
      • 監督賞(若松節朗・水田成英ほか)

放送日程

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第1シリーズ(1999年)

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  • 1999年1月5日 - 3月23日、全12話、平均視聴率20.3%。
  • 最終話のみ、21:03-22:48に拡大して放送。
各話 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1話 1999年1月05日 朝がまた来る 橋部敦子 岩本仁志 24.0%
第2話 1月12日 妻が目を覚ます時 福田靖 20.8%
第3話 1月19日 鼓動が聞こえる 飯野陽子 田島大輔 18.9%
第4話 1月26日 妻への贈り物 橋部敦子 19.0%
第5話 2月02日 誤診 飯野陽子 水田成英 15.2%
第6話 2月09日 守るべき家族 橋部敦子 岩本仁志 17.9%
第7話 2月16日 復活…そして覚醒 福田靖 田島大輔 20.9%
第8話 2月23日 娘からの告知 飯野陽子 水田成英 20.9%
第9話 3月02日 がんばって… 橋部敦子 岩本仁志 18.6%
第10話 3月09日 目を覚ませ…早紀 飯野陽子 田島大輔 20.5%
第11話 3月16日 この命にかえても 福田靖 水田成英 20.3%
最終話 3月23日 最後の奇跡が起きる時、別れは突然やって来る…
あともう少し…妻が目を覚ますまで
岩本仁志 23.5%
平均視聴率 20.3%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)

第2シリーズ(2001年)

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  • 2001年7月3日 - 9月18日、全12話、平均視聴率20.3%。
  • 初回は21:00-22:09、最終話は21:03-22:48に拡大して放送。
各話 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1話 2001年7月03日 緊急ヘリ到着! 帰ってきた天才外科医 福田靖 田島大輔 21.5%
第2話 7月10日 明日を忘れた男 福田靖
橋部敦子
19.3%
第3話 7月17日 小さな命大きな命 福田靖
飯野陽子
水田成英 20.8%
第4話 7月24日 おまえはひとりじゃない! 福田靖 19.4%
第5話 7月31日 最後の授業 秦建日子 田島大輔 18.6%
第6話 8月07日 キミは友だち 福田靖 水田成英 18.5%
第7話 8月14日 傷ついた白衣の天使 田辺満 樋口徹 18.4%
第8話 8月21日 運命的な出会い 福田靖 田島大輔 22.4%
第9話 8月28日 君の手を握ってる 林宏司 山本一男 19.8%
第10話 9月04日 奇跡を信じて… 福田靖 水田成英 18.4%
第11話 9月11日 さよなら愛しき人 田島大輔 19.9%
最終話 9月18日 緊急招集発令! 守れ命の最前線
救え! ひとつでも多くの命を…
25.4%
平均視聴率 20.3%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)

新春スペシャル(2002年)

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  • 放送時間:21:04 - 23:20。
放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
2002年1月1日 救命病棟24時 新春スペシャル
救出タイムリミット
福田靖 田島大輔 16.7%

スペシャル(2005年)

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  • 放送時間:21:00 - 23:18。
  • 第1シリーズの回想に、映像を追加したもの。
放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
2005年1月4日 新春ドラマ祭・救命病棟24時スペシャル
第1シリーズのディレクターズカット版
橋部敦子
福田靖
飯野陽子
岩本仁志
田島大輔
水田成英
(新撮部分)
20.5%

第3シリーズ(2005年)

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  • 2005年1月11日 - 3月22日、全11話、平均視聴率19.2%。
  • 初回は21:00-22:04、最終話は21:00-22:09に拡大して放送。
各話 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1話 2005年1月11日 人が人を救うという事 福田靖 若松節朗 21.4%
第2話 1月18日 ひとりでも多くの命を! 水田成英 19.0%
第3話 1月25日 ヘリが運んだ夫婦の愛! 若松節朗 19.7%
第4話 2月01日 あなたを探しにいきたい 水田成英 18.4%
第5話 2月08日 初めて分かった父の想い 西谷弘 18.9%
第6話 2月15日 愛する人を失うという事 若松節朗 19.9%
第7話 2月22日 朝はまた来る! 水田成英 18.8%
第8話 3月01日 神の手はあきらめない! 若松節朗 17.3%
第9話 3月08日 あなたが涙をぬぐうとき 村谷嘉則 17.7%
第10話 3月15日 命の終わりを看取るとき 水田成英 18.4%
最終話 3月22日 命と希望が蘇る街へ! 若松節朗 20.6%
平均視聴率 19.2%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)

アナザーストーリー(2005年)

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  • 放送時間:21:00 - 22:54。
放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
2005年3月29日 看護師たちの救命救急センター 武藤大助 水田成英 18.8%

緊急スペシャル 救命病棟24時〜救命医・小島楓〜(2009年)

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  • 2009年7月14日 - 8月4日、全4話、平均視聴率13.5%。
  • 放送時間:21:00 - 21:54。
  • 第1・2・3シリーズのディレクターズカット版。
  • 公式のサブタイトルは、公式サイトおよび本編冒頭で表示されているもの。
各話 放送日 サブタイトル サブタイトル(ラテ欄 脚本 演出 視聴率
1st Episode 2009年7月14日 再会 新作! 運命の再会
甦る研修医時代
林誠人 佐藤祐市
大木綾子
13.1%[15]
2nd Episode 7月21日 信頼 信頼の友と繋ぐ命
第1シリーズ後編
大木綾子 15.0%[15]
3rd Episode 7月28日 仲間 恐怖の外来患者!?
第2シリーズ総集編
12.5%
4th Episode 8月04日 希望 迫る! 最大の危機
第3シリーズ特別編
河毛俊作
佐藤祐市
大木綾子
13.4%
平均視聴率 13.5%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)

第4シリーズ(2009年)

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  • 2009年8月11日 - 9月22日、全7話、平均視聴率19.2%。
  • 初回は21:00-22:09、最終話は21:00-23:18に拡大して放送。
各話 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
Episode1 2009年8月11日 待望の新シリーズ! 救え!! 救命の危機を 二木洋樹
一色伸幸(脚本協力)
河毛俊作 20.3%[16]
Episode2 8月18日 救えない患者はどこへ 一色伸幸 18.3%
Episode3 8月25日 命を救う者たちの選択 高山直也
一色伸幸(脚本協力)
水田成英 19.3%
Episode4 9月01日 全力で救うことの意味 林誠人 佐藤祐市 19.0%
Episode5 9月08日 こころを救う救命医 小川真 大木綾子 18.8%
Episode6 9月15日 狙われた救命センター 二木洋樹 佐藤祐市 18.9%
Episode Final 9月22日 遂に感動の最終章!!
緊急出動したドクターカーに最大の危機が訪れる!?
仲間の死? そして進藤と楓の選択!?
崩壊した救命センターに未来は訪れるのか!?
一色伸幸 河毛俊作 19.3%[17]
平均視聴率 19.2%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)

2010スペシャル

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  • 放送時間:21:15 - 23:30。
放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
2010年1月3日 緊急事態発生! 機能停止した病院に
立ち向う救命チームの奮闘新エピソード!!
進藤と楓の新たな旅立ちと感動のシリーズ4特別版
林誠人 河毛俊作
大木綾子
12.7%

第5シリーズ(2013年)

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  • 2013年7月9日 - 9月10日、全10話、平均視聴率14.6%。
  • 初回・第7話・最終話は21:00-22:09に拡大して放送。
各話 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率[18]
第1話 2013年7月09日 史上最悪の事件! 小島楓、生と死の決断 飯野陽子 田島大輔 17.7%[19]
第2話 7月16日 生まれる命、奪われる命 15.9%
第3話 7月23日 すれ違う想いが招く危機 水田成英 14.9%
第4話 7月30日 疑惑! 悲しき救命医の涙 ひかわかよ 15.7%
第5話 8月06日 明かされる過去! 罪と命 田島大輔 14.9%
第6話 8月13日 決戦・守れ! 命の現場を 飯野陽子 高野舞 13.2%
第7話 8月20日 小島楓、運命の試練! 涙の脳死臓器提供 ひかわかよ 西浦正記 14.0%
第8話 8月27日 夢を繋ぐ男! 最後の告白 高野舞 11.3%
第9話 9月03日 緊急出動! 宿命の出逢い 飯野陽子 水田成英 13.7%
最終話 9月10日 未知のウイルス感染! 小島楓最後の闘い 田島大輔 14.2%
平均視聴率 14.6%[18](視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)

放送局

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  • フジテレビ(新作)および(再放送)
  • FNS各局(新作)および(再放送)
  • FCI(FUJISANKEI COMMUNICATIONS INTERNATIONAL アメリカ)(新作)

サウンドトラックCD・DVD

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サウンドトラックとして、以下の5作品がリリースされている。

  • THE VOICE OF FATE〜救命病棟24時 オリジナル・ドラマ・トラックス〜
  • 救命病棟24時 オリジナルサウンドトラックII
  • 救命病棟24時 オリジナル・サウンドトラックIII
  • オリジナルサウンドトラック 救命病棟24時 2009
  • 救命病棟24時 5th series オリジナル・サウンドトラック

ドラマDVDは第2シリーズ、第3シリーズ、第4シリーズ、第5シリーズが発売されている。第1シリーズのDVDはリリースされていない。

脚注

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  1. ^ a b フジ人気ドラマ『救命病棟24時』第1シリーズ、24年ぶりに地上波放送 第2・4・5シリーズも放送決定”. ORICON NEWS (2024年1月24日). 2024年1月24日閲覧。
  2. ^ 「アレを放送して大丈夫なの…」江口洋介&松嶋菜々子「救命病棟24時」24年ぶり再放送にドラマファン驚愕のワケ”. Asagei.Biz. 徳間書店 (2024年1月31日). 2024年3月17日閲覧。
  3. ^ 救命病棟24時スペシャル 2002”. ポニーキャニオン (2002年3月20日). 2016年7月19日閲覧。
  4. ^ 『救命病棟24時』初回4週は松嶋菜々子出演のSP特番!本編は8月11日スタート”. ORICON STYLE (2009年7月6日). 2016年7月19日閲覧。
  5. ^ 江口&松嶋のダブル主演再び! 『救命病棟24時』が4年ぶりに放送”. ORICON STYLE (2009年6月1日). 2016年7月19日閲覧。
  6. ^ 松嶋菜々子、新キャストと『救命病棟24時』第5弾”. ORICON STYLE (2013年4月16日). 2016年7月19日閲覧。
  7. ^ 救命病棟24時 - CHARACTER - ”. フジテレビ . 2016年7月19日閲覧。
  8. ^ 朝がまた来る”. ORICON STYLE. 2016年7月19日閲覧。
  9. ^ いつのまに”. ORICON STYLE. 2016年7月19日閲覧。
  10. ^ 何度でも”. ORICON STYLE. 2016年7月19日閲覧。
  11. ^ “ドリカム×ファジコン「その先へ」進むシングル発表”. 音楽ナタリー. (2009年7月16日). https://natalie.mu/music/news/18770 2016年7月19日閲覧。 
  12. ^ TVドラマ「救命病棟24時」第5シリーズの主題歌がDREAMS COME TRUEに決定 CDJournal(2013年4月16日)
  13. ^ 「かかと」37ページ 「ピーナッツ事件」
  14. ^ フジの名作ドラマ「救命病棟24時」第1シリーズが24年ぶり地上派放送 超解像度版で2月1日から(スポーツ報知)
  15. ^ a b 『救命病棟24時』松嶋菜々子特別版が好調 第2話で15.0%に視聴率“上昇””. ORICON STYLE (2009年7月22日). 2016年7月19日閲覧。
  16. ^ 『救命病棟24時』初回視聴率は20.3% 今期連ドラ初の“20%超え”果たす”. ORICON STYLE (2009年8月12日). 2016年7月19日閲覧。
  17. ^ 『救命病棟24時』最終回、視聴率19.3%”. ORICON STYLE (2009年9月24日). 2016年7月19日閲覧。
  18. ^ a b “松嶋菜々子主演「救命病棟24時」第5シリーズ最終回は14・2%”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2013年9月11日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2013/09/11/kiji/K20130911006596290.html 2017年7月5日閲覧。 
  19. ^ 松嶋菜々子主演『救命病棟24時』初回17.7%”. ORICON STYLE (2013年7月10日). 2016年7月19日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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フジテレビ 火曜21時台(連続ドラマ枠日)
前番組 番組名 次番組
殴る女
(1998年10月13日 - 12月15日)
救命病棟24時(第1シリーズ)
(1999年1月5日 - 3月23日)
古畑任三郎(第3シリーズ)
(1999年4月13日 - 6月22日)
新・お水の花道
(2001年4月10日 - 6月26日)
救命病棟24時(第2シリーズ)
(2001年7月3日 - 9月18日)
さよなら、小津先生
(2001年10月9日 - 12月18日)
めだか
(2004年10月5日 - 12月14日)
救命病棟24時(第3シリーズ)
(2005年1月11日 - 3月22日)
離婚弁護士II〜ハンサムウーマン〜
(2005年4月19日 - 6月28日)
アタシんちの男子
(2009年4月14日 - 6月23日)
救命病棟24時(第4シリーズ)
(2009年8月11日 - 9月22日)
オトメン(乙男)〜秋〜
(2009年10月13日 - 11月3日)
救命病棟24時(第5シリーズ)
(2013年7月9日 - 9月10日)
ミス・パイロット
(2013年10月15日 - 12月24日)