シシー・スペイセク
シシー・スペイセク Sissy Spacek | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2011年8月のハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム授与式にて | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
本名 | Mary Elizabeth Spacek | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1949年12月25日(74歳) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出生地 | アメリカ合衆国 テキサス州キトマン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国籍 | アメリカ合衆国 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
職業 | 女優、歌手 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ジャンル | 映画 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
活動期間 | 1970年 - | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
配偶者 | ジャック・フィスク(1974年 - ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
映画 『地獄の逃避行』 『キャリー』 『三人の女』 『歌え!ロレッタ愛のために』 『ミッシング』 『ロンリー・ハート』 『JFK』 『グラスハープ/草の竪琴』 『白い刻印』 『ストレイト・ストーリー』 『イン・ザ・ベッドルーム』 『ザ・リング2』 『美しい人』 『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』 『さらば愛しきアウトロー』 テレビドラマ 『BLOODLINE ブラッドライン』 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム |
シシー・スペイセク(Sissy Spacek, 本名: Mary Elizabeth Spacek, 1949年12月25日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州出身の女優である。アカデミー主演女優賞に6度ノミネート、『歌え!ロレッタ愛のために』(1980年)で同賞を受賞した。ゴールデングローブ賞でも数々の賞にノミネートされている。
来歴
[編集]テキサス州キトマン出身。高校卒業後に歌手を目指してニューヨークに移る。ニューヨークではいとこのリップ・トーンとジェラルディン・ペイジ夫婦と同居していた[1]。グリニッジ・ヴィレッジのコーヒーハウスで弾き語りをして、1968年には"John, You've Gone Too Far This Time"という曲をレコーディングした[1][2]。歌いながらも写真のモデルになったり、アンディ・ウォーホルのファクトリー制作の映画にエキストラ出演するなどしていた。その後リップ・トーンの助けもあり、リー・ストラスバーグ・シアター&フィルム学院に入学し演技を学んだ。1972年に『ブラック・エース』で映画デビュー。
1976年に公開されたホラー映画『キャリー』での演技が高く評価され、アカデミー主演女優賞にノミネート[3]、1980年、実在のカントリー歌手ロレッタ・リンの生涯を描いた『歌え!ロレッタ愛のために』でアカデミー主演女優賞を受賞[4]。
1986年には『ロンリー・ハート』のベイブ役で2回目のゴールデングローブ賞 映画部門 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)を受賞[5]。
2001年、『イン・ザ・ベッドルーム』のルース・ファウラー役でも三度目のゴールデングローブ賞を含む数々の賞を受賞し、アカデミー主演女優賞にも再びノミネートされた[5]。
2011年8月にはハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに名前が刻まれた[6]。
2010年代以降も『さらば愛しきアウトロー』やダスティン・ホフマンと共演した『サム&ケイト』など様々な映画に出演し、テレビドラマへの出演も積極的に行っている。
歌手としても1983年にアルバム『ハンギン・アップ・マイ・ハート』を発表している。
私生活
[編集]1974年に映画美術監督のジャック・フィスクと結婚[1]し、娘が2人いる。
主な出演作品
[編集]公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
---|---|---|---|
1972 | ブラック・エース Prime Cut |
ポピー | |
1973 | 未婚白書 The Girls of Huntington House |
サラ | テレビ映画 |
1973 | 地獄の逃避行 Badlands |
ホリー | |
1976 | キャリー Carrie |
キャリー | アカデミー主演女優賞 ノミネート |
ロサンゼルス・それぞれの愛 Welcome to L.A. |
リンダ | ||
1977 | 三人の女 3 Women |
ピンキー・ローズ | ニューヨーク映画批評家協会賞 助演女優賞 受賞 |
1980 | 歌え!ロレッタ愛のために Coal Miner's Daughter |
ロレッタ・リン | アカデミー主演女優賞 受賞 ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門) 受賞 |
1982 | ミッシング Missing |
ベス・ホーマン | アカデミー主演女優賞 ノミネート |
1983 | 2つの頭脳を持つ男 The Man with Two Brains |
アニー | 声の出演 |
1984 | ザ・リバー The River |
メイ・ガーベイ | アカデミー主演女優賞 ノミネート |
1985 | 目撃者マリー Marie |
マリー | |
1986 | すみれは、ブルー Violets Are Blue |
オーガスタ・ソーヤー | |
ロンリー・ハート Crimes of the Heart |
ベイブ | ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門) 受賞 ニューヨーク映画批評家協会賞 主演女優賞 受賞 アカデミー主演女優賞 ノミネート | |
1990 | ロング・ウォーク・ホーム The Long Walk Home |
ミリアム・トンプソン | |
1991 | いつも隣にいてほしい Hard Promises |
クリスティン | |
JFK JFK |
リズ・ギャリソン | ||
1992 | プライベート・マター/幸せの行方 A Private Matter |
シェリー | テレビ映画 |
1993 | アニーは愛された A Place for Annie |
スーザン | テレビ映画 |
マミー・マーケット Trading Mom |
|||
1995 | ワイルド・メン The Good Old Boys |
スプリング | テレビ映画 |
グラスハープ/草の竪琴 The Grass Harp |
ヴェレナ | ||
荒野の追跡者・ラレード通り Streets of Laredo |
ロレーナ・パーカー | テレビ・ミニシリーズ | |
1996 | スリーウイメン/この壁が話せたら If These Walls Could Talk |
バーバラ・バローズ | テレビ映画 |
1997 | 白い刻印 Affliction |
マージ | |
1999 | タイムトラベラー/きのうから来た恋人 Blast from the Past |
ヘレン | |
ストレイト・ストーリー The Straight Story |
ローズ・ストレイト | ||
2000 | 沈黙の森 Songs in Ordinary Time |
マリー | テレビ映画 |
2001 | イン・ザ・ベッドルーム In The Bedroom |
ルース・ファウラー | ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門) 受賞 ニューヨーク映画批評家協会賞 主演女優賞 受賞 インディペンデント・スピリット賞 主演女優賞 受賞 アカデミー主演女優賞 ノミネート |
2002 | エバーラスティング 時をさまようタック Tuck Everlasting |
メイ・タック | |
2004 | イノセント・ラブ A Home at the End of the World |
アリス・グローヴァー | |
2005 | 美しい人 Nine Lives |
ルース | |
ザ・リング2 The Ring Two |
エヴリン | ||
スタンドアップ North Country |
アリス・エイムズ | ||
アメリカン・ホーンティング An American Haunting |
ルーシー・ベル | ||
2007 | ホット・ロッド/めざせ!不死身のスタントマン Hot Rod |
マリー・パウエル | |
2008 | フォー・クリスマス Four Christmases |
ポーラ | |
2011 | ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜 The Help |
ミセス・ウォルターズ | |
2012 | デッドフォール 極寒地帯 Deadfall |
ジューン・ミルズ | |
2015 - 2017 | BLOODLINE ブラッドライン Bloodline |
サリー・レイバーン | テレビドラマ |
2018 | さらば愛しきアウトロー The Old Man & the Gun |
ジュエル | |
ホームカミング
Homecoming |
母エレン | テレビドラマ | |
2022 | 天空の旅人 Night Sky |
アイリーン・ヨーク | テレビドラマ |
2022 | サム&ケイト Sam & Kate |
ティナ |
参照
[編集]- ^ a b c Stated on Inside the Actors Studio, 2002
- ^ Biography of Sissy Spacek. Biography.com
- ^ “Faye Dunaway Wins Best Actress: 1977 Oscars”. Oscars (2009年2月4日). 2020年12月16日閲覧。
- ^ “Sissy Spacek Wins Best Actress: 1981 Oscars”. Oscars. 2020年12月17日閲覧。
- ^ a b “Sissy Spacek”. Golden Globes. 2024年12月14日閲覧。
- ^ Sissy Spacek - Hollywood Walk Of Fame