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エレン・バースティン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Ellen Burstyn
エレン・バースティン
エレン・バースティン
本名 Edna Rae Gillooly
生年月日 (1932-12-07) 1932年12月7日(92歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ミシガン州デトロイト
職業 女優
ジャンル 映画舞台
活動期間 1964年-
配偶者 ウィリアム・アレクサンダー
(1950年 - 1957年)
ポール・ロバーツ
(1958年 - 1962年)
ニール・バースティン
(1964年 – 1972年)
主な作品
ラスト・ショー
エクソシスト
ハリーとトント
アリスの恋
セイム・タイム、ネクスト・イヤー
『レザレクション/復活』
キルトに綴る愛
この森で、天使はバスを降りた
マイ・ハート、マイ・ラブ
レクイエム・フォー・ドリーム
裏切り者
ファウンテン 永遠につづく愛
ブッシュ
インターステラー
アデライン、100年目の恋
私というパズル
受賞
アカデミー賞
主演女優賞
1974年アリスの恋
ベルリン国際映画祭
功労賞
1988年
全米映画批評家協会賞
助演女優賞
1971年『ラスト・ショー
ニューヨーク映画批評家協会賞
助演女優賞
1971年『ラスト・ショー』
英国アカデミー賞
主演女優賞
1975年『アリスの恋』
エミー賞
助演女優賞(ミニシリーズ/テレビ映画部門)
2012年『ポリティカル・アニマルズ』
ゲスト女優賞(ドラマシリーズ部門)
2008年『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』
ゴールデングローブ賞
女優賞(ミュージカル・コメディ部門)
1978年セイム・タイム、ネクスト・イヤー
ジニー賞
主演女優賞
2007年『The Stone Angel』
トニー賞
演劇主演女優賞
1975年『セイム・タイム、ネクスト・イヤー』
その他の賞
ニューヨーク映画批評家オンライン賞
助演女優賞
2020年『私というパズル』
アクターズ・スタジオ学長
アル・パチーノハーヴェイ・カイテルと共に務め、俳優のみならず著名な作家や劇作家などを多数輩出している。
備考
アカデミー賞授賞式司会(1977年)
トニー賞授賞式司会(1981年)
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エレン・バースティンEllen Burstyn、本名: Edna Rae Gillooly、1932年12月7日 - )は、アメリカ合衆国女優ミシガン州出身。

来歴

[編集]

女優になる前はモデル・ショーガール・ナイトクラブのダンサーなどをしていた。そして1957年にブロードウェイにデビューするチャンスを掴む。1960年代の初めにはテレビにも出るようになる。しかし演技の勉強をしたことがなかったため、アクターズ・スタジオに入り、リー・ストラスバーグから学んだ。

1971年公開の『ラスト・ショー』でアカデミー賞ゴールデングローブ賞にノミネートされて注目される。1973年の『エクソシスト』では悪魔に取り憑かれた娘の母親役を演じ、アカデミー賞の主演女優賞とゴールデングローブ賞の主演女優賞にノミネートされる。翌1974年公開の『アリスの恋』でアカデミー主演女優賞を受賞。

以降アカデミー主演女優部門で『セイム・タイム、ネクスト・イヤー』、『レザレクション/復活』、『レクイエム・フォー・ドリーム』の3本でノミネートされている。『レクイエム・フォー・ドリーム』ではインディペンデント・スピリット賞主演女優賞受賞。

1986年には、TVでシットコム「The Ellen Burstyn Show」に主演した。

現在はアクターズ・スタジオの学長をアル・パチーノハーヴェイ・カイテルと共に務めている[1]

2017年、実話から着想を得たダークコメディ「Bathing Flo.(原題)」で、84歳にして監督デビューを果たす[2]。ニューヨークで、家賃免除と引き換えに、とある家の留守番を務めることになった男性。実はそこにはフロという年老いた女性が住んでいて、はからずも同居を始めるが、その女性役をバースティンが演じる。

私生活

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私生活では3度の結婚歴があり、1950年にビル・アレクサンダーと結婚し1957年に離婚。1958年にはポール・ロバーツと結婚し、1962年に養子を取るが同年離婚[3]。1964年、俳優のニール・バースティンと再婚するが、1972年に離婚。離婚後は芸名を変えずバースティン姓で通している。

主な出演作品

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公開年 邦題
原題
役名 備考
1964 さよならチャーリー
Goodbye Charlie
フランジー
踊れ!サーフィン
For Those Who Think Young
ポーリン
1970 ヘンリー・ミラーの北回帰線
Tropic of Cancer
モナ・ミラー
1971 ラスト・ショー
The Last Picture Show
ロイス・ファロー
1972 キング・オブ・マーヴィン・ガーデン -儚き夢の果て-
The King of Marvin Gardens
サリー
1973 エクソシスト
The Exorcist
クリス・マクニール
1974 アリスの恋
Alice Doesn't Live Here Anymore
アリス・ハイアット アカデミー主演女優賞 受賞
英国アカデミー賞 主演女優賞 受賞
ハリーとトント
Harry and Tonto
シャーリー
1977 プロビデンス
Providence
ソニア
1978 女の叫び
A Dream of Passion
ブレンダ
セイム・タイム、ネクスト・イヤー
Same Time, Next Year
ドリス ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門) 受賞
1980 レザレクション/復活
Resurrection
エドナ
1984 ジェノサイド・ストーム
The Ambassador
アレックス・ハッカー
1985 燃えてふたたび
Twice in a Lifetime
ケイト・マッケンジー
1986 アクト・オブ・ベンジェンス
Act of Vengeance
マーガレット テレビ映画
1987 裏切りの街角
Pack of Lies
バーバラ・ジャクソン
1988 ハンナ・セネシュ
Hanna's War
カタリン
1991 愛の選択
Dying Young
オニール夫人
1993 セメタリークラブ
The Cemetery Club
エスター
1994 トリック・オブ・ザ・アイ
Trick of the Eye
フランシス・グリフィン テレビ映画
判決のとき
Getting Gotti
ジョー テレビ映画
男が女を愛する時
When a Man Loves a Woman
エミリー
誰かが見ていた
Getting Out
アーリーの母 テレビ映画
1995 キルトに綴る愛
How to Make an American Quilt
ハイ(フィンの祖母)
ベビー・シッターズ・クラブ
The Baby-Sitters Club
エミリー
最高のルームメイト
Roommates
ジュディス
1996 クリスマス・ボックス2 -愛は時を越えて-
Timepiece
モード テレビ映画
この森で、天使はバスを降りた
The Spitfire Grill
ハナ・ファーガソン
1997 走れ!僕のフラッシュ
Flash
ローラ・ストロング テレビ映画
ライアー
Deceiver
ムック
1998 マイ・ハート、マイ・ラブ
Playing by Heart
ミルドレッド
2000 メッセージ・オン・ザ・バルーン ~風の便箋~
Mermaid
トリシュ テレビ映画
レクイエム・フォー・ドリーム
Requiem for a Dream
サラ・ゴールドファーブ インディペンデント・スピリット賞主演女優賞 受賞
ストックホルム国際映画祭女優賞 受賞
裏切り者
The Yards
ヴァル・ハンドラー
2000-2002 ザッツ・ライフ~リディアの人生ゲーム~
That's Life
ドリー テレビシリーズ、34エピソードに出演
2001 ドッドソンの長い旅
Dodson's Journey
母親
2002 ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密
Divine Secrets of the Ya-Ya Sisterhood
ヴィヴィ
レッド・ドラゴン
Red Dragon
グランマ・ドラハイド 声のみ、クレジットなし
2003 ヒヤシンス・ブルーの少女
Brush with Fate
リカ テレビ映画
2005 ミセス・ハリスの犯罪
Mrs. Harris
元恋人3 テレビ映画
ダウン・イン・ザ・バレー
Down in the Valley
母親
2006 ファウンテン 永遠につづく愛
The Fountain
リリアン・グゼッティ博士
ウィッカーマン
The Wicker Man
シスター・サマーズアイル
エレファント・キング
The Elephant King
ディアナ・ハント
ラフ・ボーイズ ROUGH BOYZ
30 Days
マウラ
2007 ストーン・エンジェル
The Stone Angel
ヘイガー 第20回東京国際映画祭コンペティション出品作
ブッシュ
W.
バーバラ・ブッシュ
やさしい嘘と贈り物
Lovely, Still
メアリー
2007-2011 ビッグ・ラブ
Big Love
ナンシー・ダットン テレビシリーズ、6エピソードに出演
2008 LAW & ORDER:性犯罪特捜班
Law & Order: Special Victims Unit
バーニー テレビシリーズ
エミー賞ゲスト女優賞(ドラマシリーズ部門)受賞
2009 ヒラリー・ダフ ハツ☆コイ
According to Greta
キャサリン
2010 ストレンジャー
Main Street
ジョージアナ
2011 アナザー・ハッピー・デイ ふぞろいな家族たち
Another Happy Day
ドリス
2014 インターステラー
Interstellar
マーフ
ドラフト・デイ
Draft Day
バーブ・ウィーバー
殺人の啓示 死を誘う男
The Calling
エミリー・ミカレフ
2015 アデライン、100年目の恋
The Age of Adaline
フレミング・プレスコット
2016 ハウス・オブ・カード 野望の階段
House of Cards
エリザベス・ヘイル Netflix ドラマシリーズ
2017 ハウス・オブ・トゥモロー
The House of Tomorrow
祖母
2019 ルーシー・イン・ザ・スカイ
Lucy in the Sky
ナナ・ホルブルック
2020 私というパズル
Pieces of a Woman
エリザベス・ワイス
2023 エクソシスト 信じる者
The Exorcist: Believer
クリス・マクニール

参照

[編集]
  1. ^ Actors studio [1] retrieved 22/11/11
  2. ^ オスカー女優エレン・バースティン、84歳で監督デビュー! - ライブドアニュース
  3. ^ Staff writer (undated). "Timeline — A Chronology of Key Events from Lessons in Becoming Myself". ellenburstyn.net (Burstyn's official website). Accessed December 20, 2009.

外部リンク

[編集]