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BSAT-1b

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
BSAT-1b
所属 放送衛星システム
主製造業者 Hughes Space and Communications(現:Boeing Satellite Systems)[1]
公式ページ BSAT-1
国際標識番号 1998-024B
カタログ番号 25312
状態 運用終了
目的 衛星放送
打上げ機 アリアン4 [2]
打上げ日時 1998-04-28
22:53:00 UTC [2]
運用終了日 2011-08-30
物理的特長
衛星バス HS376(現:Boeing 376)[1]
本体寸法 直径:2.17m / 高さ:7.97m[1]
質量 1200.0 kg [2]
発生電力 1.2 kW [1]
軌道要素
周回対象 地球
軌道 静止軌道
静止経度 109.9°E [2]
テンプレートを表示

BSAT-1b放送衛星システムが所有するBSアナログ・デジタル放送用の予備衛星である。

1998年4月28日アリアン4ロケットにより打ち上げられた。7月にヒューズ社からBSAT-1bを引き取り[3]8月1日よりBS放送用予備衛星として運用を開始した[1]

BSAT-1aと同様、106ワットの進行波管を使用し、Kuバンドのアクティブ・トランスポンダ4本と予備用ハイパワー・トランスポンダ4本を搭載し[2]、BS-1、3、5、7、9、11、13、15chから4つを選択可能[1]。設計寿命は10年[2]

2011年8月30日に運用を終了した。

利用

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  • 2000年12月1日 - 2001年4月25日:BSデジタル放送に利用[1]
  • 2001年9月25日 - 2001年10月29日:BSAT-2aのトラブルのためBSデジタル放送に利用[1][4]
  • 2001年11月7日 - 2002年7月9日:BSAT-2aのトラブルのためBSデジタル放送に利用[1][5]
  • 2004年5月10日からBSAT-1aの負荷電力低減のためBS-9chの放送に利用[1]
  • 2007年11月1日からBSアナログ・デジタル放送用予備衛星[1]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k デジタル放送用衛星諸元”. 2010年7月17日閲覧。
  2. ^ a b c d e f BSAT-1B”. NASA NSSDC. 2010年7月17日閲覧。
  3. ^ 沿革” (PDF). 株式会社 放送衛星システム. 2010年7月17日閲覧。
  4. ^ BS-3利用チャンネルは2001年10月29日~2001年11月7日もBSAT-1bを利用
  5. ^ BS-1,13,15利用チャンネルは2002年7月9日~2002年7月22日もBSAT-1bを利用

関連項目

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外部リンク

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