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ふよう1号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
地球資源衛星
「ふよう1号(JERS-1)」
所属 宇宙開発事業団
主製造業者 三菱電機
公式ページ 地球資源衛星「ふよう1号」
国際標識番号 1992-007A
カタログ番号 21867
状態 運用終了
観測対象 地球
設計寿命 2年[1]
打上げ場所 種子島宇宙センター
打上げ機 H-Iロケット9号機
打上げ日時 1992年2月11日10:50(JST
運用終了日 1998年10月12日
消滅日時 2001年12月3日22:28(JST)
物理的特長
本体寸法 約0.9m×1.8m×3.1m[1]
質量 約1300kg
発生電力 約2kW
姿勢制御方式 ゼロモーメンタム三軸姿勢制御
軌道要素
軌道 太陽同期準回帰軌道
近点高度 (hp) 579.9km
遠点高度 (ha) 588km
離心率 (e) 5.81
軌道傾斜角 (i) 97.67度[1]
軌道周期 (P) 96分
回帰日数 44日[1]
降交点通過
地方時
10:30~11:00[2]
搭載機器
SAR Lバンド合成開口レーダ
OPS 高分解能光学イメージャ
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ふよう1号JERS-1Japanese Earth Resources Satellite-1)は、宇宙開発事業団 (NASDA) が打ち上げた地球観測衛星である。

打ち上げ

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平成4年(1992年)2月11日にH-Iロケット9号機で種子島宇宙センターから打ち上げられた。

目的

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全陸域のデータを取得し、資源探査を主目的に、国土調査、農林漁業、環境保全、防災、沿岸監視等の観測を行うことを目的とした。

特徴

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日本初の合成開口レーダー搭載衛星。地表のみならず地中の岩盤なども探査可能。

軌道

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高度約570kmの太陽同期準回帰軌道 傾斜角約98度 周期約96分

成果

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宇宙考古学の先駆けとしてのピラミッド基礎探査に利用され、日本の調査隊による古代エジプト遺跡の発見に貢献した。

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d JERS-1|一般財団法人リモート・センシング技術センター”. リモート・センシング技術センター. 2024年4月16日閲覧。
  2. ^ 久田安正, 鈴木孝「地球資源衛星 (JERS-1)」『計測と制御』第32巻第2号、計測自動制御学会、1993年、146-155頁、doi:10.11499/sicejl1962.32.146ISSN 0453-4662202-07-02閲覧 

関連項目

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外部リンク

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