ゆり3号a
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ゆり3号a | |
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所属 | NASDA |
主製造業者 | 日本電気 |
公式ページ | ゆり |
国際標識番号 | 1990-077A |
カタログ番号 | 20771 |
状態 | 運用終了 |
打上げ場所 | 種子島宇宙センター |
打上げ機 | H-Iロケット7号機 |
打上げ日時 |
1990年8月28日 18:05 JST |
運用終了日 | 1998年4月 |
物理的特長 | |
本体寸法 |
直径: 1.60 m 高さ: 3.20 m |
質量 | 550 kg |
姿勢制御方式 | 三軸姿勢制御方式 |
軌道要素 | |
近点高度 (hp) | 177 km |
遠点高度 (ha) | 37,905 km |
軌道傾斜角 (i) | 28.8 度 |
軌道周期 (P) | 672 分 |
搭載機器 | |
放送用中継器 | 3チャンネル(出力各120ワット、他に予備用TWTA3式) |
放送用アンテナ | 1基 |
ゆり3号a (BS-3a) は、宇宙開発事業団 (NASDA) が打ち上げた静止放送衛星である。開発・製造は日本電気が担当した。
打ち上げ
[編集]1990年(平成2年)8月28日にH-Iロケット7号機で種子島宇宙センターから打ち上げられた。
目的
[編集]ゆり2号 (BS-2) を引き継ぎ、沖縄・小笠原などの離島を含む日本全土への一般家庭向け直接衛星放送 (DBS) サービスをおこなうことを目的とした。
特徴
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トラブル
[編集]- かねて不具合のあった太陽電池が1991年(平成3年)3月にあった大規模な太陽フレアの影響で劣化し、夏至のころには3本ある中継器のうち2本しか動作させられなくなった[1][2]
- そのため急きょ同年5月から8月のゆり3号bの運用開始まで、すでに役割を終えていたゆり2号bを再登場させ、NHK衛星第2テレビジョンの深夜~早朝の放送時間帯でゆり2号bからの放送を行った。(NHK衛星第1テレビジョンはゆり3号aからの放送を継続、WOWOWはこの時間帯は放送休止となった)
軌道
[編集]- 静止衛星軌道/静止位置 東経110度
脚注
[編集]- ^ BSアナログ放送では1チャンネルで1つの中継器を利用する
- ^ 「ゆり3号」, 『宇宙情報センター』, JAXA, 2015年02月10日閲覧
関連項目
[編集]外部リンク
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