陸上自衛隊の普通科部隊
陸上自衛隊の普通科部隊(りくじょうじえいたいのふつうかぶたい)は、主として普通科職種の陸上自衛隊員で編成される部隊である[1]。
普通科連隊
[編集]普通科連隊は、第1から第52までの52個の番号付き連隊と教導部隊、方面隊直轄の連隊が編成されている。
自衛隊発足当時は、連隊本部、本部管理中隊、4個普通科中隊および重迫撃砲中隊の定型的な編成であったが、新装備品の導入や上級部隊の改編等により編制が変更されている。
師団隷下の普通科連隊の一覧
[編集]地域配備師団の普通科連隊
[編集]第1師団、第3師団の普通科連隊には、1個普通科中隊が増強されている。
- 第1普通科連隊(練馬駐屯地)第1師団:5個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第5普通科連隊(青森駐屯地)第9師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第7普通科連隊(福知山駐屯地)第3師団:5個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第14普通科連隊(金沢駐屯地)第10師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第16普通科連隊(大村駐屯地)第4師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第21普通科連隊(秋田駐屯地)第9師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第32普通科連隊(大宮駐屯地)第1師団:5個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第34普通科連隊(板妻駐屯地)第1師団:5個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第33普通科連隊(久居駐屯地)第10師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第35普通科連隊(守山駐屯地)第10師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第39普通科連隊(弘前駐屯地)第9師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第36普通科連隊(伊丹駐屯地)第3師団:5個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第37普通科連隊(信太山駐屯地)第3師団:5個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第40普通科連隊(小倉駐屯地)第4師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第41普通科連隊(別府駐屯地)第4師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
機動師団の普通科連隊
[編集]- 第12普通科連隊 (国分駐屯地)第8師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第20普通科連隊(神町駐屯地)第6師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第25普通科連隊(遠軽駐屯地)第2師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第26普通科連隊(留萌駐屯地)第2師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第43普通科連隊 (都城駐屯地)第8師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第44普通科連隊(福島駐屯地)第6師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
機甲師団の普通科連隊
[編集]装甲車両により機械化されている。
- 第11普通科連隊(東千歳駐屯地)第7師団:6個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
旅団隷下の普通科連隊の一覧
[編集]地域配備旅団の普通科連隊
[編集]普通科連隊(軽)であり、師団の普通科連隊と比べて普通科中隊1個と重迫撃砲中隊が削減されている。
- 第8普通科連隊(米子駐屯地)第13旅団:3個普通科中隊基幹
- 第17普通科連隊(山口駐屯地)第13旅団:3個普通科中隊基幹
- 第46普通科連隊(海田市駐屯地)第13旅団:3個普通科中隊基幹
- 第51普通科連隊(那覇駐屯地)第15旅団:3個普通科中隊基幹
機動旅団の普通科連隊
[編集]普通科連隊(軽)であるが、本州配備の普通科連隊には旅団固有の野戦特科部隊が無いため、重迫撃砲中隊が増強されている。
- 第2普通科連隊(高田駐屯地)第12旅団:3個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第4普通科連隊(帯広駐屯地)第5旅団:3個普通科中隊基幹
- 第13普通科連隊(松本駐屯地)第12旅団:3個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第18普通科連隊(真駒内駐屯地)第11旅団:3個普通科中隊基幹
- 第27普通科連隊(釧路駐屯地)第5旅団:3個普通科中隊基幹
- 第28普通科連隊(函館駐屯地)第11旅団:3個普通科中隊基幹
- 第30普通科連隊(新発田駐屯地)第12旅団:3個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第50普通科連隊(高知駐屯地)第14旅団:3個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
方面混成団隷下の普通科連隊の一覧
[編集]師団の普通科連隊に準じた編制となっている。
- 第19普通科連隊(福岡駐屯地)西部方面混成団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第24普通科連隊(えびの駐屯地)西部方面混成団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第31普通科連隊(武山駐屯地)東部方面混成団:5個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第38普通科連隊(多賀城駐屯地)東北方面混成団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第47普通科連隊(海田市駐屯地)中部方面混成団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第48普通科連隊(相馬原駐屯地)東部方面混成団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第49普通科連隊(豊川駐屯地)中部方面混成団:5個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第52普通科連隊(真駒内駐屯地)北部方面混成団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
即応機動連隊に改編された普通科連隊の一覧
[編集]- 第3普通科連隊(名寄駐屯地)第2師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹。2022年3月16日、第3即応機動連隊に改編。
- 第6普通科連隊(美幌駐屯地)第5旅団:3個普通科中隊基幹。2023年3月16日、第6即応機動連隊に改編。
- 第10普通科連隊(滝川駐屯地)第11旅団:3個普通科中隊基幹。2019年3月26日、第10即応機動連隊に改編。
- 第15普通科連隊(善通寺駐屯地)第14旅団:3個普通科中隊基幹。2018年3月27日、第15即応機動連隊に改編。
- 第22普通科連隊(多賀城駐屯地)第6師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹。2019年3月26日、第22即応機動連隊に改編。
- 第42普通科連隊(北熊本駐屯地)第8師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹。2018年3月27日、第42即応機動連隊に改編。
廃止された普通科連隊の一覧
[編集]- 第9普通科連隊(旭川駐屯地)第2師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹。1995年3月廃止。1個中隊程度の人員を第26普通科連隊第4普通科中隊に改編。
- 第23普通科連隊(東千歳駐屯地)第7師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹。1981年3月25日廃止。
- 第29普通科連隊(倶知安駐屯地)第11師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹。1996年3月廃止。一部を第28普通科連隊第4普通科中隊に改編。
- 第45普通科連隊(大久保駐屯地)第3師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹。1994年3月廃止。
- 西部方面普通科連隊(相浦駐屯地)西部方面隊直轄:3個普通科中隊基幹。2018年3月26日廃止。第1水陸機動連隊に改編。
一覧
[編集]- 富士学校普通科部
廃止された編制
- 空挺団普通科群
- 対戦車隊 / 対戦車中隊(水陸機動連隊除く)
編成歴
[編集]1951年 連隊の新編
[編集]- 1951年(昭和26年)5月1日:管区隊の編成完結
- 第1管区隊第1連隊(連隊本部、直轄中隊および第1、第2大隊)が久里浜駐屯地で新編。第3大隊は豊川駐屯地で編成。
- 第1管区隊第2連隊が松本駐屯地で新編。
- 第1管区隊第3連隊(第3大隊欠)が高田駐屯地で新編。
- 第2管区隊第4連隊(連隊本部、本部中隊、第1大隊および第2大隊)が帯広駐屯地で新編。第3大隊(本部中隊、第9、10、11、12、13、14中隊)は遠軽駐屯地で編成。
- 第1管区隊第5連隊(連隊本部、本部中隊、第1大隊および第2大隊)が金沢駐屯地で新編。第3大隊は函館駐屯地で編成。
- 第1管区隊第6連隊(連隊本部、本部中隊、第1大隊および第2大隊)が宇都宮駐屯地で新編。第3大隊は船岡駐屯地で編成。
- 第3管区隊第7連隊(連隊本部および第1大隊)が水島駐屯地で新編。第2大隊は福山駐屯地、第3大隊及び第14中隊は舞鶴駐屯地で編制。
- 第3管区隊第8連隊(連隊本部および第1大隊)が広島県呉市広で新編。第2大隊は海田市駐屯地、第3大隊は米子駐屯地で編成。
- 第3管区隊第9連隊(連隊本部、本部中隊、第1大隊および第2大隊)が善通寺駐屯地で新編。第3大隊は松山駐屯地で編成。
- 第4管区隊第10連隊(連隊本部、本部中隊、第1大隊および第2大隊)が福岡駐屯地で新編。第3大隊は針尾駐屯地で編成。
- 第4管区隊第11連隊(連隊本部および第1大隊)が小月駐屯地で新編。第2大隊は曾根駐屯地、第3大隊は中津駐屯地で編成。
- 第4管区隊第12連隊(連隊本部、本部中隊、第1大隊および第2大隊)が鹿屋駐屯地で新編。第3大隊は熊本駐屯地で編成。
1954年 普通科連隊への称号変更
[編集]- 1954年(昭和29年)
- 7月1日:陸上自衛隊発足
- 第1連隊(練馬駐屯地)が第1普通科連隊に称号変更。第1管区隊に隷属。
- 第2連隊(新発田駐屯地)が第2普通科連隊に称号変更。第1管区隊に隷属。
- 第3連隊(名寄駐屯地)が第3普通科連隊に称号変更。第2管区隊に隷属。
- 第4連隊(帯広駐屯地)が第4普通科連隊に称号変更。第2管区隊に隷属。
- 第5連隊(青森駐屯地)が第5普通科連隊に称号変更。第1管区隊に隷属。
- 第6連隊(美幌駐屯地)が第6普通科連隊に称号変更。第2管区隊に隷属。
- 第7連隊(福知山駐屯地)が第7普通科連隊に称号変更。第3管区隊に隷属。
- 第8連隊(海田市駐屯地)が第8普通科連隊に称号変更。第3管区隊に隷属。
- 第9連隊(善通寺駐屯地)が第9普通科連隊に称号変更。第3管区隊に隷属。
- 第10連隊(大村駐屯地)が第10普通科連隊に称号変更。第4管区隊に隷属。
- 第11連隊(小月駐屯地)が第11普通科連隊に称号変更。第4管区隊に隷属。
- 第12連隊(鹿屋駐屯地)が第12普通科連隊に称号変更。第4管区隊に隷属。
- 8月10日:第16普通科連隊(連隊本部および第1大隊)が大村駐屯地で新編。第2大隊は熊本駐屯地、第3大隊は前川原駐屯地で新編。第4管区隊に隷属。
- 8月25日:第18普通科連隊(第18普通科連隊本部および本部中隊)が北千歳駐屯地で新編。
- 9月10日:
- 9月25日:
- 1955年(昭和30年)8月31日:空挺教育隊が習志野駐屯地で新編。
- 1956年(昭和31年)1月25日:
- 第19普通科連隊が福岡駐屯地で新編。第4管区隊に隷属。
- 第20普通科連隊(連隊本部および直轄中隊、第1、第2大隊)が青森駐屯地で新編。第3大隊は秋田駐屯地で新編。
- 普通科教導連隊(連隊本部、本部管理中隊、管理中隊、第1大隊、第2大隊、重迫撃砲中隊)が第13普通科連隊第3大隊を基幹として富士駐屯地で新編。
- 第101空挺大隊が習志野駐屯地で新編。空挺教育隊に隷属。
- 第23普通科連隊(連隊本部、本部管理中隊、4個普通科中隊・迫撃砲隊)が東千歳駐屯地で新編。第7混成団に隷属。
- 第24普通科連隊(連隊本部、本部管理中隊、4個普通科中隊・迫撃砲隊)が真駒内駐屯地で新編。第7混成団に隷属。
1962年 師団への改編
[編集]師団への改編に伴い、普通科連隊を6個中隊編制(本部管理中隊、4個普通科中隊及び重迫撃砲中隊)に変更
- 1962年(昭和37年)
- 1月18日:
- 第25普通科連隊が第6普通科連隊第2大隊を基幹として遠軽駐屯地で新編され、第2師団に隷属。
- 第26普通科連隊が第10普通科連隊第1大隊を基幹として留萌駐屯地で新編。第2師団に隷属。
- 第27普通科連隊が第4普通科連隊第3大隊を基幹として釧路駐屯地で新編。第5師団に隷属。
- 第28普通科連隊が第10普通科連隊第3大隊を基幹として滝川駐屯地で新編。第11師団に隷属。
- 第29普通科連隊が第18普通科連隊第2大隊を基幹として倶知安駐屯地で新編。第11師団に隷属。
- 第30普通科連隊が第2普通科連隊第3大隊を基幹として新発田駐屯地で新編。第12師団に隷属。
- 第31普通科連隊が第2普通科連隊第1大隊を基幹として習志野駐屯地で新編。第1師団に隷属。
- 第32普通科連隊が第1普通科連隊第2大隊を基幹として市ヶ谷駐屯地で新編。第1師団に隷属。
- 第33普通科連隊が第14普通科連隊第3大隊を基幹として久居駐屯地で新編。第10師団に隷属。
- 第34普通科連隊が第13普通科連隊第3大隊を基幹として新町駐屯地で新編。第1師団に隷属。
- 第35普通科連隊が第14普通科連隊第2大隊を基幹として守山駐屯地で新編。第10師団に隷属
- 第36普通科連隊が第7普通科連隊第2大隊を基幹として伊丹駐屯地で新編。第3師団に隷属。
- 第37普通科連隊が第7普通科連隊第3大隊を基幹として信太山駐屯地で新編。第3師団に隷属。
- 第1対戦車隊を新編。第1師団に隷属。
- 第2対戦車隊を上富良野駐屯地で新編。第2師団に隷属。
- 第3対戦車隊を大津駐屯地で新編。第3師団に隷属。
- 第5対戦車隊を鹿追駐屯地で新編。第5師団に隷属。
- 第10対戦車隊を旧岐阜駐屯地で新編。第10師団に隷属。
- 第11対戦車隊を真駒内駐屯地で新編。第11師団に隷属。
- 第12対戦車隊を新町駐屯地で新編。第12師団に隷属。
- 第13対戦車隊を出雲駐屯地で新編。第13師団に隷属
- 8月15日:
- 第38普通科連隊が第5普通科連隊の一部を基幹として八戸駐屯地で新編。第9師団に隷属。
- 第39普通科連隊が第5普通科連隊の一部を基幹として八戸駐屯地で新編。第9師団に隷属。
- 第40普通科連隊が第19普通科連隊第2大隊を基幹として小倉駐屯地で新編。第4師団に隷属。
- 第41普通科連隊が第17普通科連隊第2大隊を基幹として別府駐屯地で新編。第4師団に隷属。
- 第42普通科連隊が第12普通科連隊第4大隊(北熊本駐屯地)を基幹として北熊本駐屯地で新編。第8師団に隷属。
- 第43普通科連隊が第12普通科連隊第2大隊(都城駐屯地)を基幹として都城駐屯地で新編。第8師団に隷属。
- 第4対戦車隊を湯布院駐屯地で新編。第4師団に隷属。
- 第6対戦車隊を大和駐屯地で新編。第6師団に隷属。
- 第8対戦車隊を北熊本駐屯地で新編。第8師団に隷属。
- 第9対戦車隊を岩手駐屯地で新編。第9師団に隷属。
- 1968年(昭和43年)8月1日:第1空挺団対戦車隊が無反動砲隊を基幹として習志野駐屯地で新編。
- 1970年(昭和45年)3月10日:第3師団、第6師団、第13師団の甲編成化による連隊新編
- 1980年(昭和55年)3月25日:対馬警備隊(隊本部、本部中隊(情報小隊、通信小隊、施設作業小隊)、普通科中隊(3個小銃小隊、迫撃砲小隊)、後方支援隊)が対馬駐屯地で新編。
- 1981年(昭和56年)3月25日:第2混成団本部中隊対戦車小隊を善通寺駐屯地で新編。
- 1994年(平成6年)
- 3月27日:第3師団の乙師団化改編
- 第45普通科連隊(大久保駐屯地)が廃止。
- 第3対戦車隊(大津駐屯地)が廃止。
- 3月28日:
- 第7普通科連隊対戦車中隊を福知山駐屯地で新編。
- 第36普通科連隊対戦車中隊を伊丹駐屯地で新編。
- 第37普通科連隊対戦車中隊を信太山駐屯地で新編。
- 普通科教導連隊対戦車中隊を滝ヶ原駐屯地で新編。
- 1995年(平成7年)
- 3月27日:第2師団の改編
- 第9普通科連隊(旭川駐屯地)が廃止。
- 第2対戦車隊(上富良野駐屯地)が廃止。
- 3月28日:
- 第3普通科連隊対戦車中隊を名寄駐屯地で新編。
- 第25普通科連隊対戦車中隊を遠軽駐屯地で新編。
- 第26普通科連隊対戦車中隊を留萌駐屯地で新編。
- 1996年(平成8年)
- 3月28日:第11師団の改編
- 3月29日:
- 第12普通科連隊対戦車中隊を国分駐屯地で新編。
- 第24普通科連隊対戦車中隊をえびの駐屯地で新編。
- 第42普通科連隊対戦車中隊を北熊本駐屯地で新編。
- 第43普通科連隊対戦車中隊を都城駐屯地で新編。
1999年 一部師団の旅団化の開始
[編集]- 1999年(平成11年)
- 3月28日:
- 第6対戦車隊(大和駐屯地)が廃止。
- 第13対戦車隊(出雲駐屯地)が廃止。
- 3月29日:第13旅団の新編
- 第8普通科連隊が普通科連隊(軽)(4個中隊編成:本部管理中隊、3個普通科中隊)に改編。第13旅団に隷属。
- 第17普通科連隊が普通科連隊(軽)(4個中隊編成:本部管理中隊、3個普通科中隊)に改編。第13旅団に隷属。
- 第46普通科連隊が普通科連隊(軽)(4個中隊編成:本部管理中隊、3個普通科中隊)に改編。第13旅団に隷属。
- 第47普通科連隊(4個中隊編成:本部管理中隊、3個普通科中隊)が海田市駐屯地で即応予備自衛官を主体として構成される普通科連隊(軽)(コア部隊)として新編。第13旅団に隷属。
- 第20普通科連隊対戦車中隊(79式対舟艇対戦車誘導弾装備)を神町駐屯地で新編。
- 第22普通科連隊対戦車中隊(79式対舟艇対戦車誘導弾装備)を多賀城駐屯地で新編。
- 第44普通科連隊対戦車中隊(79式対舟艇対戦車誘導弾装備)を福島駐屯地で新編。
- 第13対戦車中隊を出雲駐屯地で新編。
- 2000年(平成12年)3月29日:富士教導団本部付隊対舟艇対戦車隊(96式多目的誘導弾システム装備)を富士駐屯地で新編。
- 2001年(平成13年)
- 3月26日:第12対戦車隊(新町駐屯地)を廃止。
- 3月27日:第12旅団の新編
- 2002年(平成14年)
- 3月26日:
- 第1対戦車隊(板妻駐屯地)を廃止。
- 第4対戦車隊(玖珠駐屯地)を廃止。
- 3月27日:
- 西部方面普通科連隊が相浦駐屯地で新編。西部方面隊に隷属。
- 第4対舟艇対戦車隊(96式多目的誘導弾システム装備)を玖珠駐屯地で新編。
- 2004年(平成16年)
- 3月28日:第1空挺団の改編。
- 第1空挺団普通科群(習志野駐屯地)を廃止。
- 第1空挺団対戦車隊(習志野駐屯地)を廃止。2個対戦車小隊を3個の対戦車小隊に再編成し、翌日新編の各普通科大隊本部中隊隷下へ編入。
- 3月29日:第10師団、第1空挺団の改編
- 第49普通科連隊(7個中隊編成:連隊本部、本部管理中隊、4個普通科中隊、重迫撃砲中隊および対戦車中隊)が豊川駐屯地で即応予備自衛官を主体としたコア部隊として新編。
- 第1普通科大隊(大隊本部、本部中隊、3個普通科中隊および迫撃砲中隊)を空挺普通科群第1普通科中隊、第4普通科中隊の一部、対戦車隊の一部を基幹として習志野駐屯地で新編。第1空挺団に隷属。
- 第2普通科大隊を空挺普通科群第2普通科中隊、第4普通科中隊の一部、対戦車隊の一部を基幹として習志野駐屯地で新編。第1空挺団に隷属。
- 第3普通科大隊を空挺普通科群第3普通科中隊、第4普通科中隊の一部、対戦車隊の一部を基幹として習志野駐屯地で新編。第1空挺団に隷属。
2006年 50番台の普通科連隊の登場
[編集]- 2006年(平成18年)3月27日:第14旅団の新編に伴い、第50普通科連隊(4個中隊編成:本部管理中隊、3個普通科中隊)が普通科連隊(軽)として善通寺駐屯地で新編。
- 2008年(平成20年)
- 3月26日:
- 北部方面対舟艇対戦車隊が倶知安駐屯地で編成完結。北部方面隊に隷属。
- 中央即応連隊(連隊本部、本部管理中隊、3個普通科中隊)が宇都宮駐屯地で新編。中央即応集団に隷属。
- 2010年(平成22年)3月26日:第51普通科連隊(4個中隊編成:本部管理中隊、3個普通科中隊)が普通科連隊(軽)として那覇駐屯地で新編。第15旅団に隷属。
- 2011年(平成23年)4月22日:第52普通科連隊(連隊本部、本部管理中隊、第1普通科中隊)が普通科連隊(軽)として真駒内駐屯地で即応予備自衛官を主体としたコア部隊として新編。第2普通科中隊を旭川駐屯地に、第3普通科中隊を帯広駐屯地に配置。北部方面混成団隷下に隷属。
- 2013年(平成25年)
- 3月25日:西部方面対舟艇対戦車隊を玖珠駐屯地で新編。平素第4師団に隷属。
- 2018年(平成30年)
- 3月26日:
- 第15普通科連隊(善通寺駐屯地)を廃止。翌日、第15即応機動連隊に改編。
- 第42普通科連隊(北熊本駐屯地)を廃止。翌日、第42即応機動連隊に改編。
- 西部方面普通科連隊(相浦駐屯地)を廃止。
- 3月27日:
- 2019年(平成31年)
- 3月25日:
- 第10普通科連隊(滝川駐屯地)を廃止。翌日、第10即応機動連隊に改編。
- 第22普通科連隊(多賀城駐屯地)を廃止。翌日、第22即応機動連隊に改編。
- 3月26日:
- 2022年(令和 4年)3月16日: 第3普通科連隊(名寄駐屯地)を廃止。翌日、第3即応機動連隊に改編。
- 2023年(令和 5年)
- 2024年(令和 6年)3月21日:第3水陸機動連隊が竹松駐屯地で新編[3][4]。され、水陸機動団に隷属。
廃止部隊
[編集]西部方面普通科連隊
[編集]西部方面普通科連隊(せいぶほうめんふつうかれんたい)は、相浦駐屯地に駐屯していた西部方面隊直轄の普通科部隊である。2002年(平成14年)3月27日から2018年(平成30年)3月26日の間編成されていた。後継部隊は第1水陸機動連隊。
- 創設 :2002年(平成14年)3月27日
- 編成地 :相浦駐屯地
- 編成 :
- 西部方面普通科連隊本部
- 本部管理中隊「西方普-本」(約60名)
- 第1普通科中隊「西方普-1」(約200名)
- 第2普通科中隊「西方普-2」(約200名)
- 第3普通科中隊「西方普-3」(約200名)
- 上級部隊:西部方面隊直轄
- 支援部隊:西部方面後方支援隊第301普通科直接支援隊
- 廃止 :2018年(平成30年)3月26日
- 廃止地 :相浦駐屯地
- 後継部隊:第1水陸機動連隊
独立普通科中隊
[編集]独立普通科中隊(どくりつふつうかちゅうたい)は、第1混成群隷下に編成されていた普通科部隊で第301と第302の2個中隊が1973年(昭和48年)10月16日から2010年(平成22年)3月25日の間、那覇駐屯地に駐屯していた。第1混成団の第15旅団への改編に伴い廃止された。
第301普通科中隊(だいさんまるいちふうつうかちゅうたい)は、那覇駐屯地に駐屯していた第1混成群隷下の普通科部隊である。
- 創設 :1973年(昭和48年)10月16日
- 編成地 :那覇駐屯地
- 車両表示:1混群-301普
- 上級部隊:第1混成群
- 支援部隊:第101後方支援隊
- 廃止 :2010年(平成22年)3月25日
- 廃止地 :那覇駐屯地
- 後継部隊:第51普通科連隊の普通科中隊の一部
第302普通科中隊(だいさんまるにふうつうかちゅうたい)は、那覇駐屯地に駐屯していた第1混成群隷下の普通科部隊である。
- 創設 :1973年(昭和48年)10月16日
- 編成地 :那覇駐屯地
- 車両表示:1混群-302普
- 上級部隊:第1混成群
- 支援部隊:第101後方支援隊
- 廃止 :2010年(平成22年)3月25日
- 廃止地 :那覇駐屯地
- 後継部隊:第51普通科連隊の普通科中隊の一部
独立重迫撃砲中隊
[編集]独立重迫撃砲中隊(どくりつじゅうはくげきほうちゅうたい)は、第1混成群隷下に編成されていた普通科部隊で第301重迫撃砲中隊が1973年(昭和48年)10月16日から2010年(平成22年)3月25日の間、那覇駐屯地に駐屯していた。第1混成団の第15旅団への改編に伴い廃止された。
第301重迫撃砲中隊(だいさんまるいちじゅうはくげきほうちゅうたい)は、那覇駐屯地に駐屯していた第1混成群隷下の普通科部隊である。
- 創設 :1973年(昭和48年)10月16日
- 編成地 :那覇駐屯地
- 車両表示:1混群-301重迫
- 上級部隊:第1混成群
- 支援部隊:第101後方支援隊
- 廃止 :2010年(平成22年)3月25日
- 廃止地 :那覇駐屯地
- 後継部隊:第51普通科連隊の普通科中隊の一部
関連項目
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “陸上自衛隊最大の部隊「普通科」 その役割とは?”. MAMOR (2023年7月26日). 2024年7月27日閲覧。
- ^ “「八重山警備隊」を新編 石垣の陸自 車載式ミサイル配備 570人でスタート”. 2024年9月6日閲覧。
- ^ “離島奪還作戦担う水陸機動団、3個連隊編成に…団長訓示「諸官は島嶼防衛の切り札」”. 読売新聞. (2024年3月21日) 2024年3月21日閲覧。
- ^ 水陸機動団 [@gsdf_gcc_ardb] (2024年3月22日). "【第3水陸機動連隊編成完結式】". X(旧Twitter)より2024年3月22日閲覧。