陸上自衛隊の師団等一覧
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陸上自衛隊の師団等一覧(りくじょうじえいたいのしだんとういちらん、List of JGSDF Divisions and Brigades)は、陸上自衛隊の師団、旅団及び団の一覧である。
師団・旅団
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
第5および第11から第13までは従来の師団が旅団に格下げになった[注 1]もので、第5を除き10より小さい番号の旅団は当初から存在しない。また、第14および第15は番号付き混成団からの改編である。
部隊 | 方面隊 | 司令部所在地 | 隷下主要戦闘部隊 | 特色 | 師団/旅団長 号俸 |
部隊公式HP | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
普通科 | 特科 | 高射特科 | 戦車 | ||||||
第1師団 | 東部 | 東京都 練馬区 |
3個連隊 | (欠)[注 2] | 1個大隊 | 1個偵察戦闘大隊[注 3] | 地域配備師団 | 2号俸 | [1] |
第2師団 | 北部 | 北海道 旭川市 |
1個即応機動連隊[注 4] 2個連隊 |
1個連隊 | 1個連隊 | 機動師団 | [2] | ||
第3師団 | 中部 | 兵庫県 伊丹市 |
3個連隊 | (欠)[注 5] | 1個偵察戦闘大隊 | 地域配備師団 | [3] | ||
第4師団 | 西部 | 福岡県 春日市 |
3個連隊[注 6] | (欠)[注 7] | 1個偵察戦闘大隊[注 8] | [4] | |||
第5旅団 | 北部 | 北海道 帯広市 |
1個即応機動連隊 2個連隊 (軽) |
1個隊 | 1個隊 | 1個隊 | 機動旅団 | 1号俸 | [5] |
第6師団 | 東北 | 山形県 東根市 |
1個即応機動連隊 2個連隊 |
(欠)[注 9] | 1個大隊 | (欠)[注 10] | 機動師団 | 2号俸 | [6] |
第7師団 | 北部 | 北海道 千歳市 |
1個連隊 | 1個連隊 | 1個連隊 | 3個連隊 | 機甲師団 | 1号俸 | [7] |
第8師団 | 西部 | 熊本県 熊本市 |
1個即応機動連隊 2個連隊[注 11] |
(欠)[注 7] | 1個大隊 | (1個隊)[注 12] | 機動師団 | 2号俸 | [8] |
第9師団 | 東北 | 青森県 青森市 |
3個連隊 | (欠)[注 9] | 1個偵察戦闘大隊 | 地域配備師団 | 1号俸 | [9] | |
第10師団 | 中部 | 愛知県 名古屋市 |
3個連隊[注 13] | (欠)[注 5] | [10] | ||||
第11旅団 | 北部 | 北海道 札幌市 |
1個即応機動連隊 2個連隊 (軽) |
1個隊 | 1個隊 | 1個隊 | 機動旅団 | [11] | |
第12旅団 | 東部 | 群馬県 北群馬郡榛東村 |
3個連隊 (軽) | (欠)[注 2] | 1個偵察戦闘大隊[注 14] | 機動旅団 (空中機動) |
[12] | ||
第13旅団 | 中部 | 広島県 安芸郡海田町 |
(欠)[注 5] | 1個中隊 | 1個偵察戦闘大隊 | 地域配備旅団 | [13] | ||
第14旅団 | 香川県 善通寺市 |
1個即応機動連隊 1個連隊 (軽)[注 15] |
(欠)[注 5] | 1個隊 | (欠)[注 16] | 機動旅団 | [14] | ||
第15旅団 | 西部 | 沖縄県 那覇市 |
1個連隊 (軽)[注 17] | (欠)[注 18] | 1個連隊[注 19] | (欠)[注 20] | 地域配備旅団 (離島型) |
[15] |
沿革
[編集]- 1962年(昭和37年)
- 1月18日:
- 第1師団が甲師団として練馬駐屯地で編成完結。
- 第2師団が甲師団として旭川駐屯地で編成完結。
- 第3師団が乙師団として千僧駐屯地で編成完結。
- 第5師団が乙師団として帯広駐屯地で編成完結。
- 第10師団が乙師団として守山駐屯地で編成完結。
- 第11師団が甲師団として真駒内駐屯地で編成完結。
- 第12師団が乙師団として新町駐屯地で編成完結。
- 第13師団が乙師団として海田市駐屯地で編成完結。
- 8月15日:
- 第4師団が甲師団として福岡駐屯地で編成完結。
- 第6師団が乙師団として神町駐屯地で編成完結。
- 第7師団が東千歳駐屯地で編成完結。
- 第8師団が乙師団として北熊本駐屯地で編成完結。
- 第9師団が乙師団として青森駐屯地で編成完結。
- 1月18日:
- 1970年(昭和45年)3月10日:
- 第3師団が甲師団に改編。
- 第6師団が甲師団に改編。
- 第13師団が甲師団に改編。
- 混成団の編成
-
- 1973年(昭和48年)10月16日:第1混成団が那覇駐屯地で編成完結。
- 1981年(昭和56年)3月25日:
- 第7師団が機甲師団に改編。
- 第8師団が甲師団に改編。
- 第13師団が乙師団に改編。
- 第2混成団が善通寺駐屯地で編成完結。
- 師団の近代化開始
-
- 1988年(昭和63年)3月25日:第2師団が近代化改編。
- 1989年(平成元年)3月24日:
- 第5師団が近代化改編。
- 第11師団が近代化改編。
- 1990年(平成2年)3月26日:
- 第4師団が近代化改編。
- 第6師団が近代化改編。
- 第8師団が近代化改編。
- 第9師団が近代化改編。
- 1991年(平成3年)3月29日:
- 第10師団が近代化改編。
- 第12師団が近代化改編。
- 第13師団が近代化改編。
- 1992年(平成4年)3月27日:
- 第1師団が近代化改編。
- 第3師団が近代化改編。
- 1994年(平成6年)3月28日:第3師団が乙師団に改編。
- 1995年(平成7年)3月28日:第2師団が改編。(第2戦車連隊の新編・隷属)
- 1996年(平成8年)3月29日:第11師団が乙師団に改編。
- 旅団の新編
- 総合・即応近代化への改編
-
- 2005年(平成17年)3月28日:第8師団が即応近代化師団に改編。
- 2006年(平成18年)3月27日:
- 第3師団が即応近代化師団(政経中枢タイプ)に改編。
- 第6師団が即応近代化師団に改編。
- 第2混成団が第14旅団(即応近代化旅団)に改編。
- 2008年(平成20年)3月26日:
- 第11師団が第11旅団(総合近代化旅団)に改編。
- 第13旅団が即応近代化旅団に改編。
- 2010年(平成22年)3月26日:
- 第9師団が即応近代化師団に改編。
- 第1混成団が第15旅団(即応近代化旅団(離島タイプ))に改編。
- 2011年(平成23年)4月22日:
- 第1師団が即応近代化師団(政経中枢タイプ)に改編。
- 第2師団が総合近代化師団に改編。
- 第5旅団が総合近代化旅団に改編。
- 2013年(平成25年)3月26日:
- 第4師団が即応近代化師団に改編。
- 第12旅団が総合近代化旅団に改編。
- 2014年(平成26年)3月26日:
- 第7師団が総合近代化師団(機甲タイプ)に改編。
- 第10師団が即応近代化師団に改編。
- 機動師団・機動旅団への改編
-
- 2018年(平成30年)3月27日:
- 第8師団が機動師団に改編。
- 第14旅団が機動旅団に改編。
- 2019年(平成31年)3月26日:
- 第4師団が地域配備師団に改編。
- 第6師団が機動師団に改編。
- 第11旅団が機動旅団に改編。
- 2022年(令和4年)3月17日:
- 第1師団が地域配備師団に改編。
- 第2師団が機動師団に改編。
- 2023年(令和5年)3月16日:
- 第3師団が地域配備師団に改編。
- 第5旅団が機動旅団に改編。
- 第12旅団が機動旅団(空中機動)に改編。
- 2024年(令和6年)3月21日:
- 第9師団が地域配備師団に改編。
- 第10師団が地域配備師団に改編。
- 第13旅団が地域配備旅団に改編。
- 2018年(平成30年)3月27日:
方面混成団
[編集]「方面混成団」を参照。
特科団・高射特科団
[編集]施設団
[編集]その他の団
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 特に、北海道の2旅団は冷戦終結に伴う
- ^ a b 東部方面特科連隊として方面隊が一括管理。
- ^ 戦車部隊に代わり、従来の偵察隊に機動戦闘車などの対機甲火力戦闘能力を付与した部隊。
- ^ 機動戦闘車を初めとする装輪装甲車などを装備して機動力と被輸送性を高めた、普通科や機甲科などから構成される諸職種部隊。
- ^ a b c d 中部方面特科連隊として方面隊が一括管理。
- ^ 対馬警備隊 (陸上自衛隊)を含め実質4個連隊編成
- ^ a b 西部方面特科連隊として第2特科団が一元管理
- ^ 西部方面戦車隊・水陸機動団戦闘上陸大隊新設のため、2017年度末に第4戦車大隊を廃止。第4偵察隊を拡充し、第4偵察戦闘大隊に改編。
- ^ a b 東北方面特科隊隷下の東北方面特科連隊として方面隊が一元管理
- ^ 第6戦車大隊は第22即応機動連隊機動戦闘車隊へ改組のため廃止
- ^ 1個連隊は機動師団化に伴い第42即応機動連隊へ改編。更に奄美警備隊を編成。
- ^ 第42即応機動連隊機動戦闘車隊新設に伴い元あった第8戦車大隊は廃止。 2022年以降、西部方面戦車隊が平素隷属。
- ^ 第49普通科連隊は平成25年度末中部方面混成団隷下に移動
- ^ 旅団改編時に第12戦車大隊を廃止。2023年3月に第12偵察戦闘大隊を編成
- ^ 1個連隊は機動旅団化に伴い第15即応機動連隊へ改編
- ^ 第14戦車中隊は第15即応機動連隊機動戦闘車隊に改組のため廃止
- ^ このほか、宮古警備隊、八重山警備隊を編成。
- ^ 野戦特科部隊の配置はなく、砲迫火力は第51普通科連隊重迫撃砲中隊及び在沖縄米海兵隊が担当。
- ^ 2014年3月26日付で高射特科群から改編[1]
- ^ 機甲科部隊は第15偵察隊が編成。
- ^ 2008年3月に一度廃止の後、2017年3月に再編成
出典
[編集]- ^ 防衛省組織令等の一部を改正する政令(平成26年1月31日公布政令第20号、防衛省HP)