第4普通科連隊
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第4普通科連隊 | |
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米軍との合同訓練の様子 | |
創設 | 1954年(昭和29年)7月1日 |
所属政体 | 日本 |
所属組織 | 陸上自衛隊 |
部隊編制単位 | 連隊 |
兵科 | 普通科 |
所在地 | 北海道 帯広市 |
編成地 | 帯広 |
上級単位 | 第5師団 - 第5旅団 |
担当地域 | 十勝支庁 |
第4普通科連隊(だいよんふつうかれんたい、JGSDF 4th Infantry Regiment (Light))は、北海道帯広市の帯広駐屯地に駐屯する陸上自衛隊第5旅団隷下の普通科連隊(軽)である。
沿革
[編集]第4連隊
- 1951年(昭和26年)5月1日:警察予備隊帯広部隊を母体に第2管区隊第4連隊として帯広駐屯地において編成、第3大隊は遠軽駐屯地に配置。
- 1952年(昭和27年)1月19日:第4連隊第3大隊(遠軽駐屯地)は第6連隊第2大隊(遠軽駐屯地)に、第5連隊第3大隊(函館駐屯地)は第4連隊第3大隊(函館駐屯地)に改称。
- 1953年(昭和28年)10月5日:第3大隊が函館駐屯地から釧路駐屯地に移駐。
第4普通科連隊
- 本部管理中隊及び4個普通科中隊、重迫撃砲中隊編成となる。
- 第27普通科連隊を第3大隊を基幹として釧路駐屯地で編成。
- 1969年(昭和44年)4月:警備隊区を分割し、東十勝の9ヶ町村を担当。
- 1989年(昭和元年)3月24日:師団近代化への改編により、自動車化。
- 1993年(平成 5年)2月:第2次カンボディア派遣施設大隊に6名の隊員を派遣。
- 2004年(平成16年)3月28日:重迫撃砲中隊を廃止。
- 2004年(平成16年)3月29日:上位部隊である第5師団の第5旅団への改編に伴う部隊改編。
- 2011年(平成23年)4月22日:即応予備自衛官指定部隊の任を解き完全フル化改編(第4普通科中隊を廃止し所属人員は同中隊を基幹とする第52普通科連隊第3中隊に改編)。
- 2022年(令和 4年)連隊改編[1]。
- 2023年(令和[2]。 5年)3月16日:第1普通科中隊が96式装輪装甲車化中隊から軽装甲機動車化中隊へ改編
警備隊区
[編集]帯広市、芽室町、中札内村、更別村、大樹町、広尾町、幕別町、豊頃町及び浦幌町。[3]
部隊編成
[編集]- 第4普通科連隊本部
- 本部管理中隊「4普-本」
- 情報小隊:軽装甲機動車
- 対戦車小隊:中距離多目的誘導弾
- 重迫撃砲小隊:120mm迫撃砲 RT
- 第1普通科中隊「4普-1」:軽装甲機動車
- 第2普通科中隊「4普-2」:高機動車
- 第3普通科中隊「4普-3」:高機動車
整備支援部隊
[編集]主要幹部
[編集]官職名 | 階級 | 氏名 | 補職発令日 | 前職 |
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第4普通科連隊長 | 1等陸佐 | 小林憲正 | 2024年 | 3月18日陸上幕僚監部副法務官 |
代 | 氏名 | 在職期間 | 前職 | 後職 |
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1 | 野山青雲 (1等警察正) |
1951年 | 5月 1日 - 1952年 8月22日第700武器整備隊本部所属 | |
2 | 四戸陸三 (1等警察正) |
1952年 | 8月23日 - 1954年 6月 9日警察予備隊総隊総監部訓練部総務班長 | 第1管区総監部附 |
3 | 松本章雄 (1等保安正) |
1954年 | 6月10日 - 1954年 6月30日保安隊幹部学校附 | 北部方面総監部付 |
4 | 大井重勝 | 1954年 | 7月 1日 - 1956年 8月15日第1管区総監部第4部長 | 陸上自衛隊幹部候補生学校副校長 |
5 | 福武和郎 | 1956年 | 8月16日 - 1958年 7月31日陸上自衛隊業務学校勤務 | 陸上自衛隊業務学校副校長 |
6 | 羽柴正一 | 1958年 | 8月 1日 - 1960年 7月31日陸上自衛隊幹部学校教官 | 自衛隊滋賀地方連絡部長 |
7 | 木村敏男 | 1960年 | 8月 1日 - 1962年 7月31日東北方面総監部第1部長 | 陸上自衛隊富士学校 総合教育部副部長 兼 同部教務課長 |
8 | 栗栖弘臣 | 1962年 | 8月 1日 - 1965年 7月15日陸上幕僚監部第2部総括班長 | 第12師団司令部幕僚長 |
9 | 米田満 | 1965年 | 7月16日 - 1967年 7月16日中部方面総監部第4部勤務 | 自衛隊秋田地方連絡部長 |
10 | 大山安彦 | 1967年 | 7月17日 - 1969年 7月15日陸上幕僚監部幕僚庶務室付幹部 | 陸上幕僚監部第5部総括班長 |
11 | 小岩井千里 | 1969年 | 7月16日 - 1971年 7月15日陸上幕僚監部付 | 防衛研修所所員 |
12 | 船越良一 | 1971年 | 7月16日 - 1973年 7月15日陸上幕僚監部第3部勤務 | 統合幕僚会議事務局第5幕僚室勤務 |
13 | 刀禰哲 | 1973年 | 7月16日 - 1975年 7月15日陸上幕僚監部付 | 陸上自衛隊幹部学校研究員 |
14 | 西田了 | 1975年 | 7月16日 - 1977年 7月31日第2教育団本部訓練科長 | 自衛隊体育学校勤務 |
15 | 小林清人 | 1977年 | 8月 1日 - 1979年 7月31日陸上自衛隊富士学校普通科部 研究課長 |
陸上自衛隊富士学校 総合研究開発部副部長 |
16 | 鶴田拓夫 | 1979年 | 8月 1日 - 1982年 3月15日第11師団司令部第1部長 | 陸上幕僚監部教育訓練部教育課 教育班長 |
17 | 菊地勝夫 | 1982年 | 3月16日 - 1984年 3月15日自衛隊大阪地方連絡部募集課長 | 陸上自衛隊幹部学校学校教官 |
18 | 野見山昌士 | 1984年 | 3月16日 - 1986年 3月16日第6師団司令部第3部長 | 陸上幕僚監部人事部人事計画課 服務班長 |
19 | 内田芳郎 | 1986年 | 3月17日 - 1988年 7月31日陸上幕僚監部調査部付 | 陸上幕僚監部調査部 |
20 | 喜田邦彦 | 1988年 | 8月 1日 - 1990年 7月31日第2師団司令部第3部長 | 防衛研究所所員 |
21 | 永岑富彦 | 1990年 | 8月 1日 - 1993年 3月23日陸上幕僚監部人事部援護業務課 援護班長 |
陸上幕僚監部総括副監察官 |
22 | 川村康之 | 1993年 | 3月24日 - 1995年 7月31日日本原駐屯地業務隊長 | 防衛大学校教授 |
23 | 萩原康嗣 | 1995年 | 8月 1日 - 1997年12月 7日陸上自衛隊調査学校研究部長 | 東部方面総監部調査部長 |
24 | 遠藤次裕 | 1997年12月 | 8日 - 2000年 3月31日陸上幕僚監部調査部調査課 業務班長 |
東部方面総監部調査部長 |
25 | 吉井徹 | 2000年 | 4月 1日 - 2002年 7月31日陸上自衛隊幹部学校教育部教務課長 | 東部方面総監部勤務 |
26 | 村上芳幸 | 2002年 | 8月 1日 - 2004年 3月28日東北方面総監部人事部人事課長 | 第5旅団司令部幕僚長 |
27 | 三浦秀明 | 2004年 | 3月29日 - 2006年 4月 1日第5陸曹教育隊長 | 退職 |
28 | 畔田保之 | 2006年 | 4月 1日 - 2000年 3月25日第5陸曹教育隊長 | 東部方面総監部防衛部 |
29 | 加藤隆 | 2008年 | 3月26日 - 2010年11月30日北部方面総監部人事部援護業務課長 | 北部方面総監部付 |
30 | 萩知幸 | 2010年12月 | 1日 - 2012年12月 3日情報本部勤務 | 北部方面総監部人事部厚生課長 |
31 | 境孝明 | 2012年12月 | 4日 - 2015年 3月31日陸上自衛隊研究本部研究員 | 陸上自衛隊幹部候補生学校教育部長 |
32 | 森迫隆文 | 2015年 | 4月 1日 - 2016年 7月31日第7師団司令部第4部長 | 第1陸曹教育隊長 |
33 | 佐藤慎二 | 2016年 | 8月 1日 - 2018年 3月22日陸上自衛隊幹部学校付 | 陸上幕僚監部監理部総務課企画班長 |
34 | 荒木貴志 | 2018年 | 3月23日 - 2020年 3月15日陸上自衛隊幹部学校 | 陸上自衛隊教育訓練研究本部主任教官 |
35 | 甲斐久博 | 2020年 | 3月16日 - 2022年 7月31日情報本部勤務 | 陸上自衛隊富士学校勤務 |
36 | 南條衛 | 2022年 | 8月 1日 - 2024年 3月17日陸上自衛隊富士学校主任教官 | 統合幕僚学校 国際平和協力センター教育・研究室 主任研究官 |
37 | 小林憲正 | 2024年 | 3月18日 -陸上幕僚監部副法務官 |
主要装備
[編集]- 96式装輪装甲車
- 軽装甲機動車
- 高機動車
- 1/2tトラック/73式小型トラック
- 1 1/2tトラック/73式中型トラック
- 3 1/2tトラック/73式大型トラック
- 89式5.56mm小銃
- 5.56mm機関銃MINIMI
- 中距離多目的誘導弾
- 84mm無反動砲
- 01式軽対戦車誘導弾
- 81mm迫撃砲 L16
- 120mm迫撃砲 RT
改編・廃止部隊
[編集]- 第4普通科連隊第1大隊(帯広駐屯地):1962年(昭和37年)1月17日 第4普通科連隊の4個普通科中隊、重迫撃砲中隊に改編。
- 第4普通科連隊第2大隊(帯広駐屯地):1962年(昭和37年)1月17日 第4普通科連隊の4個普通科中隊、重迫撃砲中隊に改編。
- 第4普通科連隊第3大隊(釧路駐屯地):1962年(昭和37年)1月17日 第27普通科連隊に改編。
- 第4普通科連隊重迫撃砲中隊「4普-重」(帯広駐屯地):2004年(平成16年)3月29日 廃止。
- 第4普通科連隊第4普通科中隊「4普-4」(帯広駐屯地):2011年(平成23年)4月22日 廃止。第52普通科連隊第3中隊に改編。
脚注
[編集]- ^ a b c 第5旅団ホームページ 第4普通科連隊 訓練・行事 風景「対戦車小隊編成完結式」
- ^ “軽装甲機動車化 第1中隊編成完結!”. 2023年5月5日閲覧。
- ^ “令和5年度北海道地域防災計画 第5章災害応急対策計画”. 北海道. pp. 120-124. 2024年3月14日閲覧。
出典
[編集]“防衛省人事発令”. 2015年4月1日閲覧。
- 参考文献 DVD「第4普通科連隊創立60周年記念『魁』(2012年 HAJIMEVISION制作 67分)
外部リンク
[編集]- 第5旅団ウェブサイト 第4普通科連隊
- 【公式】陸上自衛隊 第4普通科連隊(帯広駐屯地) (@4icampobihiro) - X(旧Twitter)