第52普通科連隊
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第52普通科連隊 | |
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創設 | 2011年(平成23年)4月22日 |
所属政体 | 日本 |
所属組織 | 陸上自衛隊 |
部隊編制単位 | 連隊 |
兵科 | 普通科 |
兵種/任務 | コア部隊 |
所在地 | 北海道 札幌市 南区 |
編成地 | 真駒内 |
上級単位 | 北部方面混成団 |
担当地域 | 北海道 |
第52普通科連隊(だいごじゅうにふつうかれんたい、JGSDF 52nd Infantry Regiment)とは北海道札幌市南区の真駒内駐屯地に連隊本部が駐屯する北部方面混成団隷下の普通科連隊である。陸上自衛隊において「普通科連隊」と名乗る部隊では最後に編成された。
概要
[編集]北部方面隊に所在する即応予備自衛官訓練及び管理の集約一元化を目的に、北部方面混成団の隷下部隊の一つとして2011年(平成23年)4月に新編された。陸上自衛隊のナンバー付普通科連隊で最も新しく編成された部隊であり新編時は普通科連隊(軽)として編成された。第3普通科中隊は帯広駐屯地の第5旅団隷下の第4普通科連隊第4中隊を母体に編成された。道内の即応予備自衛官の招集訓練を担当するため連隊の一部の第2普通科中隊が旭川駐屯地に、第3普通科中隊が帯広駐屯地へと分かれて駐屯している。即応予備自衛官の出頭駐屯地は釧路駐屯地、美幌駐屯地、旭川駐屯地及び帯広駐屯地。整備支援等は、北部方面後方支援隊第303普通科直接支援隊が担任した。
2014年(平成26年)3月に第7師団のフル化に伴う即応予備自衛官招集訓練終了により第73戦車連隊等の第7師団で管理していた即応予備自衛官を引き継ぐため増強改編され、第4普通科中隊と重迫撃砲中隊が新編され6個中隊編成となった。この改編により支援の規模が大きくなったため整備支援部隊も増強され第303普通科直接支援隊が第305普通科直接支援中隊に改編された。
沿革
[編集]- 2010年(平成22年)
第52普通科連隊
- 2014年(平成26年)3月26日:第4普通科中隊及び重迫撃砲中隊を真駒内駐屯地に新編。
- 2019年(平成31年)3月26日:即応予備自衛官の一部(100名)を第102弾薬大隊(北千歳駐屯地)および第104補給大隊(島松駐屯地)に異任[1]。
部隊編成
[編集]( )内は駐屯地
- 第52普通科連隊本部(真駒内駐屯地)
- 本部管理中隊「52普-本」(真駒内駐屯地)- 旭川駐屯地及び帯広駐屯地で主に道北及び道東の即応予備自衛官の訓練を担任。
- 第1普通科中隊「52普-1」(真駒内駐屯地)- 装甲車化中隊で96式装輪装甲車(WAPC)装備。真駒内駐屯地及び函館駐屯地で主に道央と道南の即応予備自衛官の訓練を担任。
- 第2普通科中隊「52普-2」(旭川駐屯地) - 高機動車化中隊。旭川駐屯地及び滝川駐屯地で主に道北近隣の即応予備自衛官の訓練を担任。
- 第3普通科中隊「52普-3」(帯広駐屯地)- 高機動車化中隊。帯広駐屯地及び美幌駐屯地で主に道東の即応予備自衛官の訓練を担任。
- 第4普通科中隊「52普-4」(真駒内駐屯地)- 高機動車化中隊。北恵庭駐屯地で主に道央の即応予備自衛官の訓練を担任。
- 重迫撃砲中隊「52普-重」(真駒内駐屯地)- 東千歳駐屯地で主に道央の即応予備自衛官の訓練を担任。
整備支援部隊
[編集]- 北部方面後方支援隊第303普通科直接支援隊「303普直支」(真駒内駐屯地):2011年(平成23年)4月22日から2014年(平成26年)3月25日までの間。
- 北部方面後方支援隊第305普通科直接支援中隊「305普直支」(真駒内駐屯地):2014年(平成26年)3月26日から
主要幹部
[編集]官職名 | 階級 | 氏名 | 補職発令日 | 前職 |
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第52普通科連隊長 | 1等陸佐 | 加々尾哲郎 | 2024年 | 8月 1日部隊訓練評価隊長 |
代 | 氏名 | 在職期間 | 前職 | 後職 |
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1 | 櫻井正人 | 2011年 | 4月22日 - 2012年12月 3日北部方面教育連隊付 | 北部方面総監部付 |
2 | 牧野正美 | 2012年12月 | 4日 - 2014年 3月22日陸上自衛隊高等工科学校教育部長 | 北部方面総監部付 |
3 | 今村浩喜 | 2014年 | 3月23日 - 2016年 3月22日西部方面総監部総務部総務課長 | 西部方面総監部監察官 |
4 | 末吉平興 | 2016年 | 3月23日 - 2018年 7月31日陸上自衛隊九州補給処装備計画部 企画課長 |
西部方面総監部監察官 |
5 | 坂口浩一郎 | 2018年 | 8月 1日 - 2020年12月21日第1師団司令部監察官 | 北部方面総監部監察官 |
6 | 今井俊典 | 2020年12月22日 - 2022年 | 7月31日陸上自衛隊輸送学校副校長 兼 企画室長 |
退職(陸将補昇任)[2] |
7 | 早崎和寿 | 2022年 | 8月 1日 - 2024年 7月 4日自衛隊札幌病院総務部長 | 北部方面総監部付 |
8 | 加々尾哲郎 | 2024年 | 8月 1日 -部隊訓練評価隊長 |
主要装備
[編集]- 96式装輪装甲車
- 高機動車
- 1/2tトラック / 73式小型トラック
- 1 1/2tトラック / 73式中型トラック
- 3 1/2tトラック / 73式大型トラック
- 89式5.56mm小銃
- 5.56mm機関銃MINIMI
- 9mm拳銃
- 84mm無反動砲
- 01式軽対戦車誘導弾
- 81mm迫撃砲 L16
- 120mm迫撃砲 RT
出典
[編集]“防衛省人事発令”. 2016年3月23日閲覧。
脚注
[編集]- ^ “第52普通科連隊概要”. 2023年3月24日閲覧。
- ^ 自衛隊法第65条の13の規定に基づく令和4年度若年定年等隊員の就職の援助の実施結果の公表について (PDF)