茨城県道・千葉県道11号取手東線
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(茨城県道11号から転送)
主要地方道 | |
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茨城県道11号 取手東線 千葉県道11号 取手東線 主要地方道 取手東線 | |
総延長 | 46.891 km |
実延長 | 46.838 km |
制定年 | 1982年11月1日 |
起点 | 茨城県取手市新町4丁目【北緯35度53分43.2秒 東経140度3分29.7秒 / 北緯35.895333度 東経140.058250度】 |
主な 経由都市 |
茨城県 北相馬郡利根町・稲敷郡河内町 |
終点 | 茨城県稲敷市西代【北緯35度57分4.5秒 東経140度30分11.3秒 / 北緯35.951250度 東経140.503139度】 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道6号 茨城県道4号千葉竜ヶ崎線若草大橋有料道路 茨城県道68号美浦栄線 国道408号 国道51号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
茨城県道・千葉県道11号取手東線(いばらきけんどう・ちばけんどう11ごう とりであずません)は、茨城県取手市から同県稲敷市に至る県道(主要地方道)である。
概要
[編集]茨城県取手市新町から東へ向かい、北相馬郡利根町、稲敷郡河内町を経て、稲敷市までを東西に横断する延長約46kmの幹線道路である。ほぼ利根川の北側(左岸)に沿った道路で、路線の大部分は茨城県にあり、わずかであるが、終点側の一部が千葉県香取市を通過する。
路線データ
[編集]- 起点:茨城県取手市新町4丁目(国道6号交点)[1]
- 終点:茨城県稲敷市西代(水郷大橋北交差点、国道51号、茨城県道2号水戸鉾田佐原線交点、茨城県道・千葉県道101号潮来佐原線重複)[1]
- 重要な経過地:北相馬郡利根町、稲敷郡河内町[2]
- 総延長:46.891 km(茨城県区間:45.079 km[3]、千葉県区間:1.812 km[4])
- 重用延長:0.053 km(茨城県区間:0.053 km[3]、千葉県区間:0.0 km)
- 未供用延長:なし(茨城県区間:0.0 km[3]、千葉県区間:*.* km)
- 実延長:46.838 km(茨城県区間:45.026 km[3]、千葉県区間:1.812 km[4])
- 自動車交通不能区間延長[注釈 1]:なし(茨城県区間:0.0 km[3]、千葉県区間:*.* km)
- Google マップ
歴史
[編集]1982年(昭和57年)11月1日、本路線の前身にあたる県道東竜ケ崎線(整理番号132、稲敷郡東村大字西代 - 龍ケ崎市)の一部と県道小巻取手線(整理番号136、稲敷郡河内村大字小巻 - 取手市)を統合廃止して[5]、新たな主要地方道として認定されたものである[注釈 2]。のちに、茨城県道区間と千葉県道区間の整理番号を整合して整理番号11に統一された。
年表
[編集]- 1979年(昭和54年)10月26日
- 1982年(昭和57年)
- 1985年(昭和60年)9月9日:稲敷郡東村大字西代字南田530番地先 - 同村大字西代字東田1675番地先の区間を供用開始[8]。
- 1987年(昭和62年)3月26日:稲敷郡東村大字西代字東田1675番地 - 同村大字西代字内野266番4の区間を供用開始[9]。
- 1989年(平成元年)4月10日:稲敷郡河内村大字源清田 - 同村大字長竿(長竿東交差点)の新道(約2.9 km)が開通[10]。
- 1991年(平成3年)5月9日:河内村金江津地内の旧道 (2.815 km) が指定解除により村道に降格する[11]。
- 1993年(平成5年)
- 1994年(平成6年)
- 1995年(平成7年)3月30日:茨城県区間において、整理番号が整理番号65から現在の番号(整理番号11)に変更される[16]。
- 1998年(平成10年)5月7日:河内町大字片巻 - 大字金江津の旧道 (1.111 km) が指定解除され、河内町道に降格[17]。
- 2000年(平成12年)4月1日:河内町大字長竿 - 大字金江津の区間を、通行する車両の最大重量限度25トンの道路に指定[18]。
- 2001年(平成13年)3月1日:河内町大字金江津 - 稲敷郡東町大字橋向の区間を、通行する車両の最大重量限度25トンの道路に指定[19]。
- 2002年(平成14年)10月28日:河内町大字生板地内にバイパス (2.362 km) を新設する道路区域が決定する[20]。
- 2009年(平成21年)
- 2010年(平成22年)3月29日:稲敷市大字六角 - 同市大字結佐(国道125号・市役所東庁舎付近)の旧道区間 (2.511 km) が指定解除され、稲敷市道へ降格[23]。
路線状況
[編集]道路法の規定に基づき、以下の区間は緊急輸送道路として機能を維持するため、災害発生時の被害拡大防止を目的に新たに道路用地内に電柱を建てることが制限されている。
- 取手市新町4丁目(国道6号交差) - 北相馬郡利根町布川(栄橋交差点)[24]
- 利根町布川(利根町道交差) - 同(同)[24]
- 稲敷郡河内町源清田(一般県道河内竜ケ崎線交差) - 同町長竿(長竿東交差点)[24]
- 北相馬郡利根町布川(利根町道交差) - 北相馬郡利根町羽中(利根町道交差)[25]
バイパス
[編集]- 生板バイパス
重複区間
[編集]- 茨城県道68号美浦栄線(茨城県北相馬郡利根町加納新田地内)
- 茨城県道103号江戸崎下総線(茨城県稲敷郡河内町金江津 「常総大橋入口」 - 河内町平川)
道路施設
[編集]- 相野川橋(相野川、取手市)
- 戸田井橋(小貝川・昭和47年6月竣功、取手市-利根町境)
利用状況
[編集]- 交通量[27]
地点 | 平日12時間 | 平日24時間 |
2005年度⇒2010年度 | 2005年度⇒2010年度 | |
茨城県取手市小文間 | 6,693台⇒13,430台 | 8,768台⇒17,325台 |
茨城県稲敷市結佐2242 | 6,372台⇒ 5,211台 | 8,347台⇒ 6,722台 |
地理
[編集]地勢は、道路周辺一帯が利根川下流低地にあり、沿線は住宅が点在する田園風景を臨む。大きな起伏は無く、交差点を除いては利根川下流域の北側(左岸)に沿って線形のよい道路が延びる。利根町の一部と河内町 - 稲敷市間は、利根川堤防に道路がある。利根川左岸は茨城県域であるが、稲敷市で千葉県香取市の利根川向うの飛地(野間谷原地区、石納地区)があり、この地区の路線の約1.9 km区間が千葉県道である。
通過する自治体
[編集]交差する道路
[編集]- 国道6号(起点)
- 茨城県道269号取手停車場線(取手市取手2丁目)
- 茨城県道219号白山前取手線(取手市東2丁目)
- 茨城県道229号取手谷中線(取手市東4丁目)
- 茨城県道209号立崎羽根野線(北相馬郡利根町羽根野)
- 茨城県道4号千葉竜ヶ崎線(利根町布川 「栄橋」交差点。茨城県道170号我孫子利根線終点)
- 茨城県道209号立崎羽根野線(利根町立崎)
- 若草大橋有料道路・茨城県道68号美浦栄線(北相馬郡利根町惣新田)
- 茨城県道68号美浦栄線(北相馬郡利根町加納新田)
- 茨城県道121号河内竜ケ崎線(稲敷郡河内町源清田)
- 国道408号(河内町長竿・長竿東交差点)
- 茨城県道103号江戸崎下総線(稲敷郡河内町金江津)
- 茨城県道103号江戸崎下総線(稲敷郡河内町平川)
- 茨城県道107号江戸崎神崎線(稲敷市橋向)
- 茨城県道101号潮来佐原線(稲敷市西代)
- 国道51号、茨城県道・千葉県道2号水戸鉾田佐原線(終点)
沿線にある施設など
[編集]- JR常磐線 取手駅
- 取手新道郵便局(取手市台宿)
- 取手市立取手第一中学校(取手市吉田)
- 茨城県企業局利根川浄水場(取手市小文間)
- 県南クリーンセンター(取手市小文間)
- 東京芸術大学取手キャンパス(取手市小文間)
- 茨城県立取手松陽高等学校(取手市小文間)
- 利根町役場(北相馬郡利根町布川)
- 利根町国保診療所(北相馬郡利根町羽中)
- 河内町役場(稲敷郡河内町源清田)
- 河内郵便局(稲敷郡河内町源清田)
- 稲敷市立あずま南小学校(稲敷市曲淵)
- 国土交通省関東地方整備局霞ヶ浦導水工事事務所 利根機場(稲敷市結佐)
- パルナ(稲敷市西代)
- 利根川
- 横利根川
- 横利根閘門(稲敷市西代)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “道路区域の決定(昭和57年11月1日 茨城県告示第1476号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 号外第225号: pp. pp. 2–3, (1982年11月1日)
- ^ a b “県道路線の認定(昭和57年11月1日 茨城県告示第1475号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 号外第225号: pp. pp. 1–2, (1982年11月1日)
- ^ a b c d e 『茨城県道路現況調書』令和2年3月31日現在、p. 4
- ^ a b 『香取土木事務所 道路現況表』平成29年4月1日現在
- ^ a b “県道路線の廃止(昭和57年11月1日 茨城県告示第1477号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 号外第225号: pp. pp. 3-4, (1982年11月1日)
- ^ “県道の認定(昭和54年10月26日 茨城県告示第1568号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 号外第318号: p. p. 1, (1979年10月26日)
- ^ “県道の認定(昭和54年10月26日 茨城県告示第1569号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 号外第318号: pp. pp. 1–2, (1979年10月26日)
- ^ “道路の供用開始(昭和60年9月9日 茨城県告示1270号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第7380号: p. p. 10, (1985年9月9日)
- ^ “道路の供用開始(昭和62年3月26日 茨城県告示第596号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第7537号: p. p. 7, (1987年3月26日)
- ^ “道路の供用開始(平成元年4月10日 茨城県告示第503号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第27号: p. p. 17, (1989年4月10日)
- ^ “道路の区域の変更(平成3年5月9日 茨城県告示第559号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 号外第77号: pp. pp. 1-2, (1991年5月9日)
- ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省
- ^ “道路の区域の変更(平成5年12月2日 茨城県告示第1338号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 号外第181号: pp. pp. 2–3, (1993年12月2日)
- ^ “道路の区域の変更(平成6年1月10日 茨城県告示第19号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第513号: p. p. 3, (1994年1月10日)
- ^ “道路の区域の変更(平成6年3月10日 茨城県告示第328号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第530号: p. p. 12, (1994年3月10日)
- ^ “県道の路線名および整理番号の変更(平成7年3月30日 茨城県告示第436号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第637号: pp. pp. 8–12, (1995年3月30日)
- ^ “道路の区域の変更(平成10年5月7日 茨城県告示第533号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第955号: pp. pp. 6–7, (1998年5月7日)
- ^ “車両制限令の規定に基づく道路の指定(平成12年3月2日 茨城県告示第237号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1139号: pp. pp. 6–11, (2000年3月2日)
- ^ “車両制限令の規定に基づく道路の指定(平成13年3月1日 茨城県告示第198号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1241号: pp. pp. 10–14, (2001年3月1日)
- ^ “道路の区域の変更(平成14年10月28日 茨城県告示第1386号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1411号: p. p. 10, (2002年10月28日)
- ^ “電線共同溝を整備すべき道路の指定(平成21年6月1日 茨城県告示第790号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第2083号: p. p. 3, (2009年6月1日)
- ^ “道路の区域の変更(平成21年10月26日 茨城県告示第1344号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第2124号: pp. pp. 9–10, (2009年10月26日)
- ^ “道路の区域の変更(平成22年3月29日 茨城県告示第391号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第2167号: p. p. 17, (2010年3月29日)
- ^ a b c 「道路の占用を制限する区域の指定(平成30年3月19日 茨城県告示第299号)」『茨城県報』第2980号、18–28頁、2018年3月19日 。
- ^ 「道路の占用を制限する区域の指定(令和5年3月16日 茨城県告示第301号)」『茨城県報』第391号、17–20頁、2023年3月16日 。
- ^ 竜ケ崎工事事務所 (2015年3月4日). “主要地方道 取手東線 生板バイパス事業”. 茨城県ホームページ. 茨城県. 2016年1月6日閲覧。
- ^ 国土交通省"平成22年度道路交通センサス 一般交通量調査 箇所別基本表"(2012年11月24日閲覧。)
参考文献
[編集]- 茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』(レポート)茨城県 。
- 千葉県香取土木事務所『道路の現況 平成29年4月1日現在』(レポート)千葉県香取土木事務所 。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 茨城県土木部
- 竜ヶ崎工事事務所(茨城県区間の道路の管理事務所)
- 千葉県粘土整備部
- 千葉県香取地域整備センター(千葉県区間の道路の管理事務所)