茨城県道120号上新田木原線
表示
一般県道 | |
---|---|
茨城県道120号上新田木原線 | |
総延長 | 8.407 km |
実延長 | 8.407 km |
制定年 | 1959年10月14日 |
起点 | 茨城県稲敷郡美浦村 |
終点 | 茨城県稲敷郡美浦村 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道125号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
茨城県道120号上新田木原線(いばらきけんどう120ごう うわしんでんきはらせん)は、茨城県稲敷郡美浦村の一般県道である。
概要
[編集]美浦村内の大山字上新田と木原(国道125号交点)を霞ヶ浦湖岸沿いに東西に結ぶ幹線道路である。大山側から大須賀津までの大部分の区間は、道路拡幅やバイパス道を新設する等の道路改良済みであるが、美浦村大須賀津から木原にかけて狭隘な旧道が残されている。現在、木原地内で集落を迂回して国道125号と接続する新規バイパス道の整備が進められている。
路線データ
[編集]- 起点:茨城県稲敷郡美浦村大山2053番5地先[1]
- 終点:茨城県稲敷郡美浦村木原(国道125号交点)[2]
- 総延長:8.407 km[3]
- 重用延長:なし km[3]
- 未供用延長:なし[3]
- 実延長:8.407 km[3]
- 自動車交通不能区間延長[注釈 1]:なし[3]
- 幅員:10 m(車道部6.0 m/2車線)[4]
歴史
[編集]1959年(昭和34年)10月14日、新たな県道として稲敷郡美浦村字上新田を起点とし、稲敷郡美浦村字木原を終点とする区間を本路線として茨城県が県道路線認定した。1995年(平成7年)に整理番号120に変更されて現在に至る。
年表
[編集]- 1931年(昭和6年)9月1日:上新田江戸崎線が路線認定される。
- 1944年(昭和19年)6月14日:大山木原線が路線認定される。
- 1959年(昭和34年)10月14日
- 1970年(昭和45年)4月27日:稲敷郡美浦村大字牛込地内の狭隘道路(最少幅員3.2 m)を改築供用開始[6]。
- 1981年(昭和56年)5月14日:美浦村大字牛込 - 同村大字大塚の狭隘路を拡幅改良するバイパス道路(2.206 km)を新設する道路区域指定[7]。
- 1993年(平成5年)
- 1995年(平成7年)
- 1997年(平成9年)4月3日:美浦ロードパークを新設[12]。
- 2001年(平成13年)8月29日:美浦村大字大須賀津 - 大字木原のバイパスの一部区間(約1.1 km)が開通[13]。
- 2005年(平成17年)4月25日:美浦村大字木原地区の新規バイパス道の道路区域(延長1.58 km)が決定される[14]。
- 2014年(平成26年)2月19日:美浦村大字木原地区の新規バイパスの一部区間(約520 m)が開通し、同区間の一時分断が解消される[15]。
- 2018年(平成30年)
- 2021年(令和3年)3月29日:稲敷郡美浦村大字木原字大舟戸、同村大字木原字浜 - 同字渡戸の新道の一部を供用開始[18]。
- 2023年(令和5年)3月27日:稲敷郡美浦村大字木原字渡戸のバイパスの一部を供用開始[19]。
路線状況
[編集]美浦村木原地内は、道路幅員が狭く歩道が未整備なうえ、屈曲箇所が多いため見通しが悪い。このため、安全性と利便性の向上を図るため、2003年(平成15年)よりバイパス道路の整備が進められている。
道路法の規定に基づき、稲敷郡美浦村大山(美浦村道交差) - 同(一般県道大山江戸崎線交差)間は、緊急輸送道路として機能を維持するため、災害発生時の被害拡大防止を目的に道路用地内に電柱を建てることが制限されている[20]。
バイパス
[編集]- 上新田木原線バイパス
- 美浦村木原地内で計画延長1.6 km、幅員10 m(車道部6.0 m/2車線)で整備事業中のバイパス道路。東端の都市計画道路大須賀津・郷中線から続く道路の整備が進められており、2014年に不通区間だった520 mを供用した。残存区間は、現道よりも北側の霞ヶ浦寄りを大きく迂回して、土浦方面へ向かう国道125号に接続される予定で、2018年2月に250 m区間を部分開通している[4]。
道路施設
[編集]- 美浦ロードパーク(美浦村根本)
地理
[編集]通過する自治体
[編集]- 稲敷郡美浦村
交差する道路
[編集]- 茨城県道122号大山江戸崎線(稲敷郡美浦村大山)
- 茨城県道223号渡戸木原線(稲敷郡美浦村木原)
周辺
[編集]- 霞ヶ浦
- 八井田公民館
- 北岸地区公民館
- 日本テキサスインスツルメンツ
脚注
[編集]脚注
[編集]- ^ 幅員、曲線半径、こう配その他道路の状況により最大積載4トンの普通貨物自動車が通行できない区間。
出典
[編集]- ^ a b 「道路の区域の決定(平成5年1月14日 茨城県告示第45号)・道路の供用の開始(同日 茨城県告示第49号) (PDF)」『茨城県報』第413号、茨城県、7–9頁、1993年1月14日。
- ^ a b 道路の区域決定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百三号) (PDF) ,茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
- ^ a b c d e 『茨城県道路現況調書』令和2年3月31日現在、p. 8
- ^ a b 竜ケ崎工事事務所 (2020年1月10日). “一般県道 上新田木原線バイパス整備事業”. 茨城県ホームページ. 茨城県. 2021年1月31日閲覧。
- ^ 県道路線認定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百一号) (PDF) ,茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
- ^ 「道路の区域変更・道路の供用開始(昭和45年4月27日 茨城県告示第566・577号) (PDF)」『茨城県報』号外 (2)、茨城県、6, 10頁、1970年4月27日。
- ^ 「道路区域の変更(昭和56年5月14日 茨城県告示第771号) (PDF)」『茨城県報』号外第126号、茨城県、10–11頁、1981年5月14日。
- ^ 「道路の区域の変更(平成5年8月9日 茨城県告示第960号) (PDF)」『茨城県報』第471号、茨城県、10–11頁、1993年8月9日。
- ^ 「道路の供用の開始(平成5年10月25日 茨城県告示第1206号) (PDF)」『茨城県報』第493号、茨城県、4–5頁、1993年10月25日。
- ^ 「県道の路線名および整理番号の変更(平成7年3月30日 茨城県告示第436号) (PDF)」『茨城県報』第637号、茨城県、8–12頁、1995年3月30日。
- ^ 「道路の区域の変更(平成7年6月29日 茨城県告示第799号) (PDF)」『茨城県報』第662号、茨城県、9頁、1995年6月29日。
- ^ 「道路の供用の開始(平成9年4月3日 茨城県告示第417号) (PDF)」『茨城県報』第843号、茨城県、7頁、1997年4月3日。
- ^ 「道路の供用の開始(平成13年8月27日 茨城県告示第953号) (PDF)」『茨城県報』第1291号、茨城県、2–3頁、2001年8月27日。
- ^ 「道路の区域の決定(平成17年4月25日 茨城県告示第547号) (PDF)」『茨城県報』第1665号、茨城県、10頁、2005年4月25日。
- ^ 「道路の供用の開始(平成26年2月13日 茨城県告示第140号) (PDF)」『茨城県報』第2563号、8–9頁、2014年2月19日。
- ^ 「道路の区域の変更(平成30年1月25日 茨城県告示第69号) (PDF)」『茨城県報』第2965号、8–9頁、2018年1月25日。
- ^ 「道路の供用の開始(平成30年2月26日 茨城県告示第179号) (PDF)」『茨城県報』第2974号、9頁、2018年2月26日。
- ^ 「道路の供用の開始(令和3年3月18日 茨城県告示第281号) (PDF)」『茨城県報』第189号、茨城県、18頁、2021年3月18日。
- ^ 「道路の供用の開始(令和5年3月20日 茨城県告示第325号)」『茨城県報』第392号、茨城県、15頁、2023年3月20日 。
- ^ 「道路の占用を制限する区域の指定(平成30年3月19日 茨城県告示第299号) (PDF)」『茨城県報』第2980号、18–28頁、2018年3月19日。
参考文献
[編集]- 茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』(レポート)茨城県 。