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群馬県議会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
群馬県議会
ぐんまけんぎかい
Gunma-ken Gikai
Gunma Prefecture Assembly
群馬県の旗
群馬県旗
種類
種類
沿革
設立1878年府県会規則による設置)
1890年府県制による設置)
1947年地方自治法による設置)
役職
第98代 議長
副議長
金井康夫(自由民主党)
構成
定数50
院内勢力
(令和6年6月19日現在)[1]
  自由民主党(31)
  つる舞う(5)
  リベラル群馬(4)
  公明党(3)
  日本共産党(2)
  創生会(1)
  安政会(1)
  欠員(2)
委員会文教警察委員会
産経土木委員会
環境農林委員会
厚生文化委員会
総務企画委員会
任期
4年
選挙
中選挙区制
小選挙区制
前回選挙
2023年4月9日
第20回統一地方選挙
次回選挙
2027年
第21回統一地方選挙
議事堂
群馬県前橋市大手町1丁目1番1号
群馬県議会棟
ウェブサイト
群馬県議会

群馬県議会(ぐんまけんぎかい、: Gunma Prefecture Assembly)は、日本の地方議会群馬県議決機関である。

概要

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所在地

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群馬県前橋市大手町1丁目1番1号

任期

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任期は4年。但し、議会解散が実施されれば任期満了前であっても議員の任期は終了する。

定数

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現在の議員定数は50である[2]

選出方法

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中選挙区制小選挙区制で選出した。

委員会

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  • 議会運営委員会
  • 図書広報委員会
  • 常任委員会
    • 文教警察委員会
    • 産経土木委員会
    • 環境農林委員会
    • 厚生文化委員会
    • 総務企画委員会
  • 特別委員会
    • 危機管理・エネルギーに関する特別委員会
    • 少子化対策・Well-beingに関する特別委員会
    • 交通・次世代産業振興に関する特別委員会
    • リトリート・温泉文化に関する特別委員会

事務局

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  • 議会事務局[3]
    • 総務課
      • 秘書室
    • 議事課
    • 政策広報課

会派

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会派名 議員数 党派 女性議員数 女性議員の比率(%)
自由民主党 31 自由民主党[4] 1 3.23
つる舞う 5 無所属 1 20
リベラル群馬 4 立憲民主党[5] 2 50
公明党 3 公明党 0 0
日本共産党 2 日本共産党 1 50
創生会 1 自由民主党[注 1] 1 100
群馬維新の会 1 日本維新の会[8] 0 0
安政会 1 自由民主党[注 2] 0 0
欠員 2
現員 48 6 12.24

(令和6年6月19日現在)[1]

選挙区

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現在の選挙区は以下の通り。

選挙区名 定数 市町村
前橋市選挙区 8 前橋市
高崎市選挙区 9 高崎市
桐生市選挙区 3 桐生市
伊勢崎市選挙区 5 伊勢崎市
太田市選挙区 5 太田市
沼田市選挙区 1 沼田市
館林市選挙区 2 館林市
渋川市選挙区 2 渋川市
藤岡市・多野郡選挙区 2 藤岡市・多野郡上野村・多野郡神流町
富岡市選挙区 1 富岡市
安中市選挙区 2 安中市
みどり市選挙区 1 みどり市
北群馬郡選挙区 1 北群馬郡榛東村・北群馬郡吉岡町
甘楽郡選挙区 1 甘楽郡下仁田町・甘楽郡南牧村・甘楽郡甘楽町
吾妻郡選挙区 2 吾妻郡中之条町・吾妻郡長野原町・吾妻郡嬬恋村・吾妻郡草津町・吾妻郡高山村・吾妻郡東吾妻町
利根郡選挙区 1 利根郡片品村・利根郡川場村・利根郡昭和村・利根郡みなかみ町
佐波郡選挙区 1 佐波郡玉村町
邑楽郡選挙区 3 邑楽郡板倉町・邑楽郡明和町・邑楽郡千代田町・邑楽郡大泉町・邑楽郡邑楽町
  • 2007年(平成19年)4月8日に実施された県議会議員選挙での選挙区は、現在の前橋市選挙区が前橋市・勢多郡選挙区(前橋市に編入された旧勢多郡富士見村が存在したため)となっており、また高崎市に編入される前の旧多野郡吉井町と他の多野郡1町1村で多野郡選挙区(定数1)が設置されていた。旧吉井町の高崎市編入に伴い、2007年時点で高崎市選挙区(定数8)、藤岡市選挙区(定数2)、多野郡選挙区(定数1)だったものが、高崎市選挙区(定数9)、藤岡市・多野郡選挙区(定数2)に再編された。

議員報酬と諸手当

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役職 報酬 期末手当 政務活動費 合計支給額
議長 月額 98万0000円[11] 年間 246万2250円[12] 月額 30万0000円
会派所属議員対象 [13]
年間 1782万2250円
副議長 月額 92万0000円[11] 年間 231万1500円[12] 年間 1695万1500円
議員 月額 83万0000円[11] 年間 208万5375円[12] 年間 1564万5375円
  • 「(群馬)県議会議員の議員報酬等支給条例」により規定。[14][注 3]
  • 「群馬県政務活動費の交付に関する条例 第3条」会派毎(議員個人毎の支給無し)に、一か月当たり、30万円に当該会派の所属議員数を乗じて得た額とする。(一部抜き書き)により規定。[15]

議員年金

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選挙

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主な県議出身者

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国会議員

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現職

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元職

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帝国議会議員

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知事・市長

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歴代議長

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官選 県会議長[16]
氏名 就任 備考
1 宮崎有敬 1879年
2 湯浅治郎 1884年
3 天野宗忠 1890年
4 宮口二郎 1891年
5 野村藤太 1892年
6 高津仲次郎 1894年 就任同年に退任
7 野村藤太 1894年
8 高津仲次郎 1896年
9 高橋諄三郎 1898年
10 下城弥一郎 1899年
11 関根作三郎 1903年
12 江原桂三郎 1905年
13 星野源左衛門 1907年 就任同年に退任
14 高津仲次郎 1907年
15 芥川辰次郎 1911年
16 星野源左衛門 1912年
17 飯塚志賀 1915年
18 本島自柳 1919年
19 山田平太郎 1921年
20 森川抱次 1923年
21 青山徳太郎 1925年
22 林庸太郎 1926年
23 都木重五郎 1927年
24 金沢富三郎 1931年
25 星野元治 1935年
26 石井清 1939年
27 菅谷勘三郎 1941年
公選 県議会議長[16]
氏名 就任 備考
28 金子金八 1947年 就任同年に退任
29 増田連也 1947年
30 高山和助 1949年
31 金子金八 1951年
32 白石邦太郎 1955年
33 平田吾郎 1957年
34 富沢勝五郎 1958年
35 近藤英一郎 1959年
36 小坂輝雄 1960年
37 岡田義正 1961年
38 飯塚国蔵 1962年
39 小笠原米一 1963年
40 浜名一雄 1965年
41 浅見一郎 1967年
42 飯塚喜和次 1969年
43 関川勝三郎 1970年
44 吉田茂平 1971年
45 古屋栄吉 1972年
46 高瀬茂郎 1973年
47 清水一郎 1974年
48 林辰衛 1975年
49 都丸英内 1976年
50 室田直忠 1977年
51 真下玄永 1978年
52 笠原秋雄 1979年
53 腰塚治男 1980年
54 五十嵐俊夫 1981年
55 久保田富一郎 1982年
56 高島照治 1983年
57 荒牧栄吉 1984年
58 石坂広枝 1985年
59 飯塚昌男 1986年
60 三宅正直 1987年
61 中村栄一 1988年
62 町田一三 1989年
63 松沢睦 1990年
64 福田作三 1991年
65 小金沢岩男 1992年
66 柳沢本次 1993年
67 橋爪和夫 1994年
68 萩原弥惣治 1995年 就任同年に退任
69 角田登 1995年
70 青木秋夫 1996年
71 浜名敏白 1997年
72 田島雄一 1998年
73 大林喬任 1999年
74 菅野義章 2000年
75 山口清 2001年
76 岩井賢太郎 2002年
77 高木政夫 2003年 就任同年に退任
78 矢口昇 2003年
79 中村紀雄 2005年
80 大澤正明 2006年
81 中沢丈一 2007年
82 腰塚誠 2008年
83 原富夫 2009年
84 関根圀男 2010年
85 南波和憲 2011年
86 松本耕司 2012年
87 久保田順一郎 2013年
88 須藤昭男 2014年
89 岩井均 2015年
90 星野寛 2016年
91 織田沢俊幸 2017年
92 橋爪洋介 2018年
93 狩野浩志 2019年
94 萩原渉 2020年
95 井田泉 2021年
96 星名建市 2022年
97 安孫子哲 2023年
98 須藤和臣 2024年

関連項目

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 創生会所属の丹羽あゆみは自民党員であるが同党に公認を申請せず無所属で出馬し当選した[6][7]
  2. ^ 安政会所属の安孫子哲は自民党所属だが、同氏が党紀を乱したとして、自民党群馬県連は2024年6月7日、同氏に党員資格停止1年の処分を下した[9][10]。処分に伴い、県議会の会派「自由民主党」を離脱することになった[10]
  3. ^ 議員報酬等の減額措置条例の有無は未確認。
  4. ^ 帝国議会では衆議院議員を務めた。

出典

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  1. ^ a b 議員の紹介 党(会)派別 - 群馬県議会(令和6年6月19日現在)”. www.pref.gunma.jp. 群馬県. 2024年6月20日閲覧。
  2. ^ a b 議員の紹介 勤続年数・年齢順 - 群馬県議会(令和5年4月30日現在)”. www.pref.gunma.jp. 群馬県. 2023年4月30日閲覧。
  3. ^ 2014年10月1日現在。群馬県ホームページ 行政機構図.2015年3月23日閲覧。
  4. ^ 選挙区と県会議員一覧”. www.jimin-gunma.jp. 自由民主党群馬県支部連合会. 2023年5月18日閲覧。
  5. ^ 党所属議員紹介”. cdp-gunma.jp. 立憲民主党群馬県総支部連合会. 2022年9月2日閲覧。
  6. ^ 和田吉浩「丹波氏、県議選出馬へ みどり市区、無所属で」『上毛新聞』2022年10月5日、1面。
  7. ^ 田所柳子; 西本龍太朗 (2023年5月11日). “県議50人、初登庁 「気の引き締まる思い」 /群馬”. 毎日新聞デジタル. 毎日新聞社. 2023年8月28日閲覧。(毎日新聞朝刊2023年5月11日付、地方版・群馬)
  8. ^ 群馬県|役員・議員・支部長|日本維新の会”. o-ishin.jp. 日本維新の会本部. 2023年4月30日閲覧。
  9. ^ 知事面会の安孫子哲前県議長を処分 党員停止1年、自民群馬「勝手な行動」”. 産経ニュース. 産経デジタル (2024年6月7日). 2024年6月20日閲覧。
  10. ^ a b 田所柳子 (2024年6月8日). “前議長安孫子氏、党員資格停止に 自民県連 /群馬”. 毎日新聞デジタル. 毎日新聞社. 2024年6月20日閲覧。(毎日新聞朝刊2024年6月8日付、地方版・群馬)
  11. ^ a b c (群馬)県議会議員の議員報酬等支給条例 第2条 別表第一を参照。
  12. ^ a b c (群馬)県議会議員の議員報酬等支給条例 第7条第1項、第2項 議員で、6月1日及び12月1日(以下これらの日を「基準日」という。)それぞれの議員の受けるべき議員報酬の月額に、当該議員報酬の月額に百分の二十の割合を乗じて得た額及び当該議員報酬の月額に百分の二十五の割合を乗じて得た額の合計額を加算した額に百分の百六十七・五を乗じて得た額とする。(一部抜き書き)の場合を参照。
  13. ^ 政務活動費, 情報公開, 議会トップページ, 群馬県議会HP 群馬県政務活動費の交付に関する条例(平成28年3月改正)第3条を参照。
  14. ^ 「(群馬)県議会議員の議員報酬等支給条例 制定:昭和26年3月16日条例第9号 最終改正:令和2年11月30日条例第60号」により規定。
  15. ^ 群馬県政務活動費の交付に関する条例(平成28年3月改正)
  16. ^ a b 歴代正副議長一覧 - 群馬県公式ウェブサイト

外部リンク

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