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2021年8月17日 (火) 23:14時点における版
1966年 こちらもご覧下さい |
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1966年の映画(1966ねんのえいが)では、1966年(昭和41年)の映画分野の動向についてまとめる。
出来事
→「1966年 § できごと」も参照
世界
- 10月
- 12月
- 12月15日 - ウォルト・ディズニー(65歳)死去[3]。
日本
- 1月
- 1月13日 - 輸出映画製作に対する融資枠が年20億円と決まる[4]。
- 3月
- 4月
- 6月
- 7月
- 9月
- 10月
- 10月1日 - アメリカ映画の日本支社、週5日就労制(完全週休2日制)を実施[2]。
- 12月
日本の映画興行
各国ランキング
日本配給収入ランキング
順位 | 題名 | 配給 | 配給収入 |
---|---|---|---|
1 | 網走番外地 大雪原の対決 | 東映 | 2億4046万円 |
2 | 絶唱 | 日活 | 2億4000万円 |
3 | 網走番外地 南国の対決 | 東映 | 2億3986万円 |
4 | レッツゴー!若大将 | 東宝 | 2億3980万円 |
5 | アルプスの若大将 | 東宝 | 2億3323万円 |
6 | クレージーだよ天下無敵 | 東宝 | 2億0823万円 |
7 | 愛と死の記録[13] | 日活 | 2億0300万円 |
8 | クレージーだよ奇想天外 | 東宝 | 1億9946万円 |
9 | 網走番外地 荒野の対決 | 東映 | 1億9368万円 |
10 | クレージー大作戦 | 東宝 | 1億9230万円 |
- 出典:『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』キネマ旬報社〈キネマ旬報ムック〉、2012年5月、230頁。ISBN 978-4873767550。
順位 | 題名 | 製作国 | 配給 | 配給収入 |
---|---|---|---|---|
1 | 007 サンダーボール作戦 | ユナイテッド・アーティスツ | 10億1857万円 | |
2 | メリー・ポピンズ | ブエナ・ビスタ映画 | 4億2900万円 | |
3 | バルジ大作戦 | ワーナー・ブラザース | 3億9134万円 | |
4 | グレート・レース | ワーナー・ブラザース | 3億2791万円 | |
5 | 戦争と平和 | ヘラルド | 2億7300万円 | |
6 | ネバダ・スミス | パラマウント映画 | 2億0955万円 | |
7 | テレマークの要塞 | コロンビア ピクチャーズ | 1億8695万円 | |
8 | ドクトル・ジバゴ | MGM | 1億6900万円 | |
9 | 巨大なる戦場[14] | ユナイテッド・アーティスツ | 1億5224万円 | |
10 | 砦の29人[15] | ユナイテッド・アーティスツ | 1億3926万円 |
- 出典:『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』キネマ旬報社〈キネマ旬報ムック〉、2012年5月、231頁。ISBN 978-4873767550。
北米興行収入ランキング
順位 | 題名 | スタジオ | 興行収入 | 出典 |
---|---|---|---|---|
1. | 天地創造 | 20世紀フォックス | $34,900,023 | [16] |
2. | ハワイ | ユナイテッド・アーティスツ | $34,562,222 | [17] |
3. | バージニア・ウルフなんかこわくない | ワーナー・ブラザース | $33,736,689 | [18] |
4. | 砲艦サンパブロ | 20世紀フォックス | $30,017,647 | [19] |
5. | わが命つきるとも | コロンビア ピクチャーズ | $28,350,000 | [20] |
6. | 続・夕陽のガンマン | ユナイテッド・アーティスツ | $25,100,000 | [21] |
7. | 南海征服 | ウォルト・ディズニー | $22,565,634 | [22] |
8. | アメリカ上陸作戦 | ユナイテッド・アーティスツ | $21,693,114 | [23] |
9. | グラン・プリ | MGM | $20,845,016 | [24] |
10. | 欲望 | MGM | $20,000,000 | [25] |
日本公開映画
1966年の日本公開映画を参照。
受賞
- 第39回アカデミー賞
- 作品賞 - 『わが命つきるとも』
- 監督賞 - フレッド・ジンネマン(『わが命つきるとも』)
- 主演男優賞 - ポール・スコフィールド(『わが命つきるとも』)
- 主演女優賞 - エリザベス・テイラー(『バージニア・ウルフなんか怖くない』)
- 第24回ゴールデングローブ賞
- 作品賞 (ドラマ部門) - 『わが命つきるとも』
- 主演女優賞 (ドラマ部門) - アヌーク・エーメ(『男と女』)
- 主演男優賞 (ドラマ部門) - ポール・スコフィールド(『わが命つきるとも』)
- 作品賞 (ミュージカル・コメディ部門) - 『アメリカ上陸作戦』
- 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門) - リン・レッドグレイヴ(『ジョージー・ガール』)
- 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門) - アラン・アーキン(『アメリカ上陸作戦』)
- 監督賞 - フレッド・ジンネマン(『わが命つきるとも』)
- 第32回ニューヨーク映画批評家協会賞 - 『わが命つきるとも』
- 第19回カンヌ国際映画祭
- グランプリ - 『蜜がいっぱい』(ピエトロ・ジェルミ)、『男と女』(クロード・ルルーシュ)
- 監督賞 - セルゲイ・ユトケーヴィッチ(『ウラジミール・レーニンの想い出』)
- 男優賞 - ペール・オスカルソン(『Sult』)
- 女優賞 - ヴァネッサ・レッドグレイヴ(『モーガン』)
- 第27回ヴェネツィア国際映画祭
- 第16回ベルリン国際映画祭
- 金熊賞 - 『袋小路』 (ロマン・ポランスキー)
- 第17回ブルーリボン賞 (この年を最後に1975年まで休止)
- 第40回キネマ旬報ベスト・テン
- 外国映画第1位 - 『大地のうた』
- 日本映画第1位 - 『白い巨塔』
- 第21回毎日映画コンクール
- 日本映画大賞 - 『白い巨塔』
誕生
- 1月10日 - 財前直見、日本の女優
- 1月27日 - 三田寛子、日本の女優
- 1月31日 - 石黒賢、日本の俳優
- 2月4日 - 小泉今日子、日本の歌手・女優
- 2月5日 - 川上麻衣子、日本の女優
- 3月23日 - 大沢逸美、日本の女優
- 3月25日 - 宮川一朗太、日本の俳優
- 4月3日 - 冨永みーな、日本の声優
- 4月5日 - 野村萬斎、日本の能楽師・俳優
- 5月26日 - ヘレナ・ボナム=カーター、イギリスの女優
- 6月8日 - 森尾由美、日本の女優
- 6月15日 - イレーヌ・ジャコブ、フランス・スイスの女優
- 6月26日 - 皆口裕子、日本の声優
- 7月15日 - 永瀬正敏、日本の俳優
- 8月5日 - 森口瑤子、日本の女優
- 8月14日 - 鈴木保奈美、日本の女優
- 8月14日 - ハリー・ベリー、アメリカの女優
- 9月2日 - サルマ・ハエック、メキシコの俳優
- 9月5日 - 中村あずさ、日本の女優
- 9月9日 - アダム・サンドラー、アメリカの俳優
- 9月10日 - 斉藤由貴、日本の女優・歌手
- 10月27日 - 高嶋政伸、日本の俳優
- 11月17日 - ソフィー・マルソー、フランスの女優
- 11月28日 - 安田成美、日本の女優
- 12月7日 - 伊藤かずえ、日本の女優
- 12月18日 - 江角マキコ、日本の女優
死去
日付 | 名前 | 国籍 | 年齢 | 職業 | |
1月 | 5日 | ジャン・ガスパーレ・ナポリターノ | 58 | 映画監督 | |
14日 | バリー・フィツジェラルド | 72 | 俳優 | ||
22日 | ハーバート・マーシャル | 75 | 俳優 | ||
2月 | 1日 | ヘッダ・ホッパー | 80 | 女優・ゴシップコラムニスト | |
バスター・キートン | 70 | 喜劇俳優・映画監督 | |||
清村耕次 | 40 | 監督 | |||
18日 | ロバート・ロッセン | 57 | 映画監督・脚本家 | ||
4月 | 6日 | グリア・ガースン | 91 | 女優 | |
6月 | 5日 | ナターシャ・ランボヴァ | 69 | 女優 | |
23日 | 清水宏 | 63 | 映画監督 | ||
7月 | 23日 | モンゴメリー・クリフト | 45 | 俳優 | |
10月 | 13日 | クリフトン・ウェッブ | 76 | 俳優 | |
12月 | 14日 | ヴェルナ・フェルトン | 76 | 女優・声優 | |
15日 | ウォルト・ディズニー | 65 | 漫画家・ウォルト・ディズニー・プロダクション代表取締役会長 |
脚注
出典
- ^ a b c d e f g h 谷川 1993, p. 148.
- ^ a b c d e 東宝 1982b, p. 104.
- ^ 東宝 1982b, p. 105.
- ^ a b 東宝 1982b, p. 103.
- ^ a b c 松竹 1985, p. 689.
- ^ “東映クロニクル”. 東映公式サイト. 東映. 2020年4月1日閲覧。
- ^ “サイボーグ009”. キネノート. キネマ旬報社. 2020年4月12日閲覧。
- ^ 斉藤 2009, pp. 64–65.
- ^ 週刊朝日 編『戦後値段史年表』朝日新聞出版〈朝日文庫〉、1995年、23頁。ISBN 4-02-261108-1。
- ^ “小売物価統計調査(動向編) 調査結果”. 統計局. 2016年8月3日閲覧。
- ^ “主要品目の東京都区部小売価格:昭和25年(1950年)〜平成22年(2010年)” (Excel). 統計局. 2016年8月3日閲覧。
- ^ a b “過去データ一覧”. 一般社団法人日本映画製作者連盟. 2016年8月2日閲覧。
- ^ 愛と死の記録 - KINENOTE
- ^ 巨大なる戦場 - allcinema
- ^ 砦の29人 - allcinema
- ^ “The Bible: In the Beginning, Box Office Information”. The Numbers. April 16, 2012閲覧。
- ^ “Hawaii, Box Office Information”. The Numbers. April 16, 2012閲覧。
- ^ “Who's Afraid of Virginia Woolf?, Box Office Information”. The Numbers. April 16, 2012閲覧。
- ^ “The Sand Pebbles, Box Office Information”. The Numbers. April 16, 2012閲覧。
- ^ “A Man For All Seasons, Box Office Information”. The Numbers. April 16, 2012閲覧。
- ^ “The Good, the Bad and the Ugly, Box Office Information”. Box Office Mojo. April 16, 2012閲覧。
- ^ “Lt. Robin Crusoe, U.S.N., Box Office Information”. The Numbers. May 22, 2012閲覧。
- ^ “The Russians are Coming, the Russians are Coming!, Box Office Information”. The Numbers. April 16, 2012閲覧。
- ^ “Grand Prix, Box Office Information”. The Numbers. April 16, 2012閲覧。
- ^ Corliss, Richard (5 August 2007). "When Antonioni Blew Up the Movies". Time. Retrieved May 19, 2013.
- ^ “第27回 ベネチア国際映画祭(1966年)”. 映画.com. 2019年7月20日閲覧。
参考文献
- 斉藤守彦『映画館の入場料金は、なぜ1800円なのか?』ダイヤモンド社、2009年11月27日。ISBN 978-4-478-01134-8。
- 松竹『松竹九十年史』松竹、1985年12月。全国書誌番号:87001945。
- 谷川義雄『年表・映画100年史』風濤社、1993年5月。ISBN 4-89219-113-2。
- 東宝『東宝五十年史』東宝、1982年11月。全国書誌番号:83041631。
- 渋沢社史データベース版(1982年11月刊行本が底本)