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「1997年の映画」の版間の差分

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2021年8月17日 (火) 23:13時点における版

1997年の映画(1997ねんのえいが)では、1997年(平成9年)の映画分野の動向についてまとめる。

出来事

  • 『スター・ウォーズ』3部作の20周年記念版が発売された。
  • タイタニック』が $1,000,000,000 を突破する興行収入をあげた初めての作品となった。

世界

日本

周年

日本の映画興行

  • 入場料金(大人)
    • 1,800円[1]
    • 1,806円(統計局『小売物価統計調査(動向編) 調査結果』[2] 銘柄符号 9341「映画観覧料」)[3]
  • 入場者数 1億4072万人[4]
  • 興行収入 1771億9700万円[4]
配給会社別年間配給収入
配給会社 本数 年間配給収入 前年対比 概要
松竹 28 034億0579万円 070.6% 男はつらいよ』シリーズに代わる『虹をつかむ男』(5.8億円)や『釣りバカ日誌9』(4.5億円)もヒットには至らなかった。配給収入10億円を突破した番組は無かった。
東宝 19 193億7016万円 181.5% 13年連続の年間配給収入100億円突破。UIPの持つ年間配収192億円を更新した。日本配収新記録を達成した『もののけ姫』、『ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記』(20億円)、『モスラ』(11.5億円)、『学校の怪談3』(11.5億円)の4番組が配給収入10億円の大台を突破した。
東映 31 080億1184万円 168.9% 失楽園』(23億円)、『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』(11億円)、『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』(14.5億円)の3番組が大台を突破した。
出典: 「1997年日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」『キネマ旬報1998年平成10年)2月下旬号、キネマ旬報社、1998年、168 - 169頁。 

各国ランキング

日本配給収入ランキング

1997年日本配給収入トップ10
順位 題名 製作国 配給 配給収入
1 もののけ姫 日本の旗 東宝 113.0億円
2 インデペンデンス・デイ アメリカ合衆国の旗 20世紀FOX 066.5億円
3 ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク アメリカ合衆国の旗 UIP 058.0億円
4 失楽園 日本の旗 東映 023.0億円
5 ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記 日本の旗 東宝 020.0億円
5 スピード2 アメリカ合衆国の旗 20世紀FOX 020.0億円
7 スター・ウォーズ 特別篇 アメリカ合衆国の旗 20世紀FOX 019.0億円
8 フィフス・エレメント アメリカ合衆国の旗フランスの旗 日本ヘラルド 017.0億円
9 スリーパーズ アメリカ合衆国の旗 日本ヘラルド 015.0億円
10 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に 日本の旗 東映 014.5億円
出典:1997年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟

全世界興行収入ランキング

1997年全世界興行収入トップ10
順位 題名 スタジオ 興行収入
1 タイタニック パラマウント映画 $2,186,772,302
2 ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク ユニバーサル・スタジオ $618,638,999
3 メン・イン・ブラック コロンビア ピクチャーズ $589,390,539
4 007 トゥモロー・ネバー・ダイ メトロ・ゴールドウィン・メイヤー $333,011,068
5 エアフォース・ワン コロンビア映画 $315,156,409
6 恋愛小説家 コロンビア映画 $314,178,011
7 ライアー ライアー ユニバーサル・スタジオ $302,710,615
8 ベスト・フレンズ・ウェディング コロンビア映画 $299,288,605
9 フィフス・エレメント コロンビア映画 $263,920,180
10 フル・モンティ フォックス・サーチライト・ピクチャーズ $257,938,649
出典:1997 Worldwide Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月19日閲覧。

北米興行収入ランキング

1997年北米興行収入トップ10
順位 題名 スタジオ 興行収入
1. タイタニック 20世紀FOX/パラマウント $600,788,188
2. メン・イン・ブラック コロムビア $250,690,539
3. ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク ユニバーサル $229,086,679
4. ライアー ライアー ユニバーサル $181,410,615
5. エアフォース・ワン コロムビア $172,956,409
6. 恋愛小説家 コロムビア $148,478,011
7. グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち ミラマックス $138,433,435
8. スター・ウォーズ 特別篇 20世紀FOX $138,257,865
9. ベスト・フレンズ・ウェディング コロムビア $127,120,029
10. 007 トゥモロー・ネバー・ダイ メトロ・ゴールドウィン・メイヤー $125,304,276
出典:1997 Domestic Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月25日閲覧。

イギリス興行収入ランキング

  1. タイタニック
  2. フル・モンティ
  3. メン・イン・ブラック

フランス観客動員数ランキング

  1. フィフス・エレメントフランスの旗アメリカ合衆国の旗
  2. メン・イン・ブラックアメリカ合衆国の旗
  3. La Vérité si je mens !フランス語版フランスの旗
  4. ロスト・ワールド/ジュラシック・パークアメリカ合衆国の旗
  5. ヘラクレスアメリカ合衆国の旗
  6. 101アメリカ合衆国の旗
  7. Le Pariフランス語版フランスの旗
  8. 007 トゥモロー・ネバー・ダイイギリスの旗アメリカ合衆国の旗
  9. フル・モンティイギリスの旗
  10. ビーン (映画)イギリスの旗アメリカ合衆国の旗
出典:FRANCE 1997 - BOX OFFICE STORY”. boxofficestory. 2016年1月18日閲覧。

ドイツ興行収入ランキング

  1. メン・イン・ブラック
  2. Mr.ビーン
  3. ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク

日本公開映画

1997年の日本公開映画を参照。

受賞

誕生

1月

2月

3月

4月

7月

8月

9月

10月

11月

死去

日付 名前 国籍 年齢 職業
1月 16日 村木忍 日本の旗 73 美術監督
19日 アドリアナ・カセロッティ アメリカ合衆国の旗 80 女優・歌手
26日 藤沢周平 日本の旗 69 小説家
2月 4日 ロバート・クローズ アメリカ合衆国の旗 68 映画監督
3月 7日 北村英三 日本の旗 74 俳優
8日 鈴木誠一 日本の旗 50 声優
10日 萬屋錦之介 日本の旗 64 俳優
13日 葦原邦子 日本の旗 84 女優
14日 フレッド・ジンネマン アメリカ合衆国の旗 89 映画監督
21日 ウィルバート・オードリー イギリスの旗 85 キリスト教聖職者、
27日 椎谷建治 日本の旗 50 俳優
4月 2日 田中友幸 日本の旗 86 プロデューサー・東宝映画代表取締役相談役
4日 杉村春子 日本の旗 91 女優
10日 黛敏郎 日本の旗 68 作曲家
15日 西村晃 日本の旗 74 俳優
5月 1日 ボー・ヴィーデルベリ スウェーデンの旗 66 映画監督
9日 可愛かずみ 日本の旗 32 女優
ウォルター・ゴテル ドイツの旗 73 俳優
マルコ・フェレーリ イタリアの旗 68 映画監督
24日 あずさ欣平 日本の旗 66 声優
26日 玉井正夫 日本の旗 88 撮影監督
水城蘭子 日本の旗 68 女優・声優
6月 11日 金子光伸 日本の旗 39 俳優
21日 勝新太郎 日本の旗 65 俳優
7月 1日 ロバート・ミッチャム アメリカ合衆国の旗 79 俳優
2日 ジェームズ・ステュアート アメリカ合衆国の旗 89 俳優
31日 浅野賢澄 日本の旗 81 フジテレビ代表取締役相談役
9月 9日 バージェス・メレディス アメリカ合衆国の旗 88 俳優
17日 レッド・スケルトン アメリカ合衆国の旗 84 コメディアン
10月 12日 ジョン・デンバー アメリカ合衆国の旗 54 ミュージシャン
30日 サミュエル・フラー アメリカ合衆国の旗 86 映画監督
11月 1日 小坂一也 日本の旗 62 俳優・歌手
8日 ラム・チェンイン 香港の旗 44 俳優
12月 18日 クリス・ファーレイ アメリカ合衆国の旗 33 コメディアン・俳優
20日 伊丹十三 日本の旗 64 俳優・映画監督
24日 三船敏郎 日本の旗 77 俳優
25日 中村真一郎 日本の旗 79 小説家・詩人
30日 星新一 日本の旗 71 小説家

脚注

出典

  1. ^ 斉藤 2009, p. 135.
  2. ^ 小売物価統計調査(動向編) 調査結果”. 統計局. 2016年8月3日閲覧。
  3. ^ 主要品目の東京都区部小売価格:昭和25年(1950年)〜平成22年(2010年)” (Excel). 統計局. 2016年8月3日閲覧。
  4. ^ a b 過去データ一覧”. 一般社団法人日本映画製作者連盟. 2016年8月2日閲覧。

参考文献

  • 斉藤守彦『映画館の入場料金は、なぜ1800円なのか?』ダイヤモンド社、2009年11月27日。ISBN 978-4-478-01134-8