「BSAT-2a」の版間の差分
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'''BSAT-2a'''とは、かつて[[放送衛星システム]]が所有していた[[日本における衛星放送#BSデジタル|BSデジタル]]用の[[放送衛星]]である。メーカーは[[オービタル・サイエンシズ]]社で、[[2001年]][[3月9日]]に[[アリアン5]]ロケットにより[[ギアナ宇宙センター]]から打ち上げられた。'''BS-4後発機'''とも呼ばれる。 |
'''BSAT-2a'''とは、かつて[[放送衛星システム]]が所有していた[[日本における衛星放送#BSデジタル放送|BSデジタル]]用の[[放送衛星]]である。メーカーは[[オービタル・サイエンシズ]]社で、[[2001年]][[3月9日]]に[[アリアン5]]ロケットにより[[ギアナ宇宙センター]]から打ち上げられた。'''BS-4後発機'''とも呼ばれる。 |
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BSAT-2aは[[衛星バス]]に[[STARバス]]を採用、箱形の構体に[[太陽電池パネル]]を2葉備える。Kuバンドの[[トランスポンダ]]を4本(予備4本)搭載し、2.2mのアンテナで通信する。 |
BSAT-2aは[[衛星バス]]に[[STARバス]]を採用、箱形の構体に[[太陽電池パネル]]を2葉備える。Kuバンドの[[トランスポンダ]]を4本(予備4本)搭載し、2.2mのアンテナで通信する。 |
2021年4月13日 (火) 10:20時点における版
BSAT-2a | |
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所属 | 放送衛星システム |
主製造業者 | オービタル・サイエンシズ |
国際標識番号 | 2001-011B |
カタログ番号 | 26720 |
状態 | 運用終了 |
目的 | 衛星放送 |
設計寿命 | 10年以上 |
打上げ場所 | ギアナ宇宙センター |
打上げ機 | アリアン5 |
打上げ日時 |
2001年3月9日 10時51分 (JST) |
運用終了日 | 2013年1月29日[1] |
物理的特長 | |
質量 | 約800kg(軌道上初期) |
発生電力 | 1982w(設計寿命末期) |
姿勢制御方式 | 三軸姿勢制御 |
軌道要素 | |
周回対象 | 地球 |
軌道 | 静止軌道 |
BSAT-2aとは、かつて放送衛星システムが所有していたBSデジタル用の放送衛星である。メーカーはオービタル・サイエンシズ社で、2001年3月9日にアリアン5ロケットによりギアナ宇宙センターから打ち上げられた。BS-4後発機とも呼ばれる。
BSAT-2aは衛星バスにSTARバスを採用、箱形の構体に太陽電池パネルを2葉備える。Kuバンドのトランスポンダを4本(予備4本)搭載し、2.2mのアンテナで通信する。
本来はBSデジタルの放送開始前の2000年秋に打ち上げ予定だったがメーカでの製造トラブルに見舞われ、打ち上げがほぼ半年延期された(その間にBSデジタル放送はBSAT-1bを使って開始された)。打ち上げ後も2001年9月、2001年11月、2004年2月と3度のトラブルが発生したため2004年4月から予備衛星だったBSAT-2cに役割を譲り、2013年1月29日には老朽化と燃料枯渇により運用終了、軌道外投棄(デオービット)された[1]。
脚注
- ^ a b “BSAT-2aの軌道外投棄について 2013.01.30”. 株式会社 放送衛星システム. 2013年4月3日閲覧。