「2001年度の将棋界」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
217行目: | 217行目: | ||
|- |
|- |
||
|rowspan="3"| 3組 |
|rowspan="3"| 3組 |
||
| [[ |
| [[森雞二]] || rowspan="3"|2組残留<br/>決定戦敗退 || rowspan="3"|<ref name="2kumi"/> |
||
|- |
|- |
||
| [[塚田泰明]] |
| [[塚田泰明]] |
2020年7月16日 (木) 23:12時点における版
将棋 |
---|
各年度の将棋界 |
1999 - 2000 - 2001 - 2002 |
2001年度の将棋界(2001ねんどのしょうぎかい)では、2001年(平成13年)4月から2002年(平成14年)3月の将棋界に関する出来事について記述する。
できごと
この節の加筆が望まれています。 |
5月7日 - フリークラスの伊奈祐介が、順位戦復帰条件の一つである勝率の規定「良い所取りで、30局以上の勝率が6割5分以上であること」を満たし(直近30局で勝率6割5分以上)、2002年度からの順位戦C級2組への参加が決定[1]。フリークラスからC級2組への昇格は史上初。
5月29日 - フリークラスの伊藤博文が、順位戦復帰条件の一つである勝率の規定「良い所取りで、30局以上の勝率が6割5分以上であること」を満たし(直近32局で勝率6割5分以上)、2002年度からの順位戦C級2組への復帰・参加が決定[1]。フリークラスへ降級後のC級2組復帰は史上初(フリークラスからC級2組への昇格は伊奈祐介に次ぎ2例目)。
記録
タイトル戦
棋戦 | 勝者 | 開催時期 | 番勝負 | 備考 | 注 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
在位者 | 勝敗 | 挑戦者 | |||||
名人戦 | 第59期名人 丸山忠久 | 2001年4-6月 | 丸山忠久 名人 | 4-3 | 谷川浩司 九段 | 2期連続(通算2期) | [2] |
棋聖戦 | 第72期棋聖 郷田真隆 | 2001年6-8月 | 羽生善治 棋聖 | 2-3 | 郷田真隆 八段 | 3期ぶり(通算2期) | [3] |
王位戦 | 第42期王位 羽生善治 | 2001年7-9月 | 羽生善治 王位 | 4-0 | 屋敷伸之 七段 | 9期連続(通算9期) | [4] |
王座戦 | 第49期王座 羽生善治 | 2001年9-10月 | 羽生善治 王座 | 3-1 | 久保利明 七段 | 10期連続(通算10期) | [5] |
竜王戦 | 第14期竜王 羽生善治 | 2001年10-12月 | 藤井猛 竜王 | 1-4 | 羽生善治 四冠 | 6期ぶり(通算5期) | [6] |
王将戦 | 第51期王将 佐藤康光 | 2002年1-3月 | 羽生善治 王将 | 2-4 | 佐藤康光 九段 | 初王将 | [7] |
棋王戦 | 第27期棋王 羽生善治 | 2002年2-3月 | 羽生善治 棋王 | 3-1 | 佐藤康光 九段 | 12期連続(通算12期) | [8] |
その他の棋戦
新:新人棋戦 非:非公式戦 |
棋戦 | 類 | 回 | 優勝者 | 決勝開催日 | 準優勝者 | 備考 | 注 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
全日本プロ将棋トーナメント | 19 | 森内俊之八段 | 2001年5月15日 | 谷川浩司九段 | 12年ぶり2回目 | [9] | |
富士通杯達人戦 | 非 | 9 | 中原誠永世十段 | 2001年9月8日 | 高橋道雄九段 | 4年ぶり3回目 | [10] |
銀河戦 | 9 | 羽生善治四冠 | 2001年9月29日 | 深浦康市七段 | 2年連続4回目 | [11] | |
新人王戦 | 新 | 32 | 松尾歩四段 | 2001年10月12日 | 木村一基五段 | 初優勝 | [12] |
JT将棋日本シリーズ | 22 | 丸山忠久名人 | 2001年11月18日 | 羽生善治四冠 | 2年ぶり2回目 | [13] | |
NHK杯将棋トーナメント | 51 | 森内俊之八段 | 2002年2月27日 | 佐藤康光王将 | 5年ぶり2回目 | [14] |
女流タイトル戦
棋戦 | 勝者 | 開催時期 | 番勝負 | 備考 | 注 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
在位者 | 勝敗 | 挑戦者 | |||||
女流王将戦 | 第23女流王将 清水市代 | 2001年5-6月 | 清水市代女流王将 | 3-1 | 矢内理絵子女流三段 | 2期連続(通算6期) | [15] |
女流王位戦 | 第12期女流王位 清水市代 | 2001年9-11月 | 清水市代女流王位 | 3-2 | 中井広恵女流五段 | 4期連続(通算8期) | [16] |
倉敷藤花戦 | 第9期倉敷藤花 中井広恵 | 2001年11月 | 清水市代倉敷藤花 | 1-2 | 中井広恵女流五段 | 初倉敷藤花 | [17] |
女流名人位戦 | 第28期女流名人 中井広恵 | 2002年1-2月 | 斎田晴子女流名人 | 0-3 | 中井広恵倉敷藤花 | 2期ぶり(通算8期) | [18] |
その他の女流棋戦
棋戦 | 類 | 回 | 優勝者 | 決勝開催日 | 準優勝者 | 備考 | 注 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
鹿島杯女流将棋トーナメント | 6 | 中井広恵倉敷藤花 | 2001年9月7日 | 碓井涼子女流二段 | 3年ぶり2回目 | [19] | |
レディースオープントーナメント | 15 | 斎田晴子女流名人 | 2001年11月8日 | 清水市代女流二冠 | 初優勝 | [20] |
順位戦
第60期順位戦(2001年6月 - 2002年3月)
次期クラス | 棋士 | 成績 | 注 |
---|---|---|---|
A級 | 島朗 | B級1組(11勝1敗) | [21] |
郷田真隆 | B級1組(9勝3敗) | ||
B級1組 | 深浦康市 | B級2組(9勝1敗) | [22] |
鈴木大介 | B級2組(8勝2敗) | ||
B級2組 | 木村一基 | C級1組(10勝0敗) | [23] |
畠山鎮 | C級1組(8勝2敗) | ||
C級1組 | 豊川孝弘 | C級2組(10勝0敗) | [24] |
松尾歩 | C級2組(10勝0敗) | ||
長沼洋 | C級2組(8勝2敗) |
次期クラス | 棋士 | 成績 | 注 |
---|---|---|---|
B級1組 | 先崎学 | A級(2勝7敗) | [25] |
加藤一二三 | A級(2勝7敗) | ||
B級2組 | 桐山清澄 | B級1組(3勝9敗) | [21] |
福崎文吾 | B級1組(2勝8敗) | ||
C級1組 | 有吉道夫 | B級2組(3勝7敗) | [22] |
田中魁秀 | B級2組(1勝9敗) | ||
C級2組 | 所司和晴 | C級1組(3勝7敗) | [23] |
堀口弘治 | C級1組(3勝7敗) | ||
フリークラス | 関根茂 | C級2組(3勝7敗) | [24] |
伊藤果 | C級2組(1勝9敗) |
竜王ランキング戦
第14期竜王戦ランキング戦(2000年12月 - 2001年9月)
次期クラス | 棋士 | 成績 | 注 |
---|---|---|---|
1組 | 井上慶太 | 2組優勝 | [26] |
畠山鎮 | 2組2位 | ||
高橋道雄 | 2組3位 | ||
2組 | 富岡英作 | 3組優勝 | [27] |
脇謙二 | 3組2位 | ||
伊藤果 | 3組3位 | ||
3組 | 木村一基 | 4組優勝 | [28] |
杉本昌隆 | 4組2位 | ||
岡崎洋 | 4組3位 | ||
4組 | 北島忠雄 | 5組優勝 | [29] |
近藤正和 | 5組2位 | ||
佐藤紳哉 | 5組3位 | ||
田村康介 | 5組3位 | ||
5組 | 伊奈祐介 | 6組優勝 | [30] |
松尾歩 | 6組2位 | ||
山崎隆之 | 6組3位 | ||
渡辺明 | 6組3位 |
次期クラス | 棋士 | 成績 | 注 |
---|---|---|---|
2組 | 鈴木大介 | 1組残留 決定戦敗退 |
[31] |
日浦市郎 | |||
米長邦雄 | |||
3組 | 森雞二 | 2組残留 決定戦敗退 |
[26] |
塚田泰明 | |||
田中寅彦 | |||
4組 | 勝浦修 | 3組残留 決定戦敗退 |
[27] |
西村一義 | |||
飯塚祐紀 | |||
5組 | 安恵照剛 | 4組残留 決定戦敗退 |
[28] |
窪田義行 | |||
有森浩三 | |||
長沼洋 | |||
6組 | 小林宏 | 5組残留 決定戦敗退 |
[29] |
石川陽生 | |||
藤原直哉 | |||
沼春雄 |
将棋大賞
各賞 | 受賞者 | 受賞 | 備考 |
---|---|---|---|
最優秀棋士賞 | 羽生善治 | 4年連続11回目 | |
殊勲賞 | 郷田真隆 | 6年ぶり4回目 | |
技能賞 | 佐藤康光 | 4年ぶり4回目 | |
敢闘賞 | 森内俊之 | 初 | |
最多対局賞 | 木村一基 | 初 | 73局 |
最多勝利賞 | 木村一基 | 初 | 61勝 |
勝率一位賞 | 木村一基 | 2年ぶり2回目 | .836 |
連勝賞 | 佐藤康光 | 8年ぶり2回目 | 17連勝 |
新人賞 | 松尾歩 | 初 | |
最優秀女流棋士賞 | 中井広恵 | 9年ぶり5回目 | |
女流棋士賞 | 清水市代 | 初 | |
東京記者会賞 | 加藤一二三 | 初 | |
升田幸三賞 | 近藤正和 | 初 | 「ゴキゲン中飛車」 |
昇段・引退
昇段(級) | 棋士 | 昇段日 | 昇段理由 | 注 |
---|---|---|---|---|
四段 | 橋本崇載 | 2001年4月1日 | 第28回奨励会三段リーグ1位 | [33] |
佐々木慎 | 2001年4月1日 | 第28回奨励会三段リーグ2位 | [34] | |
宮田敦史 | 2001年10月1日 | 第29回奨励会三段リーグ1位 | [35] | |
村田智弘 | 2001年10月1日 | 第29回奨励会三段リーグ2位 | [36] | |
五段 | 小林裕士 | 2001年4月1日 | 順位戦C級1組昇級 | [37] |
中座真 | 2001年8月17日 | 勝数規定 | [38] | |
山崎隆之 | 2001年8月28日 | 勝数規定 | [38] | |
近藤正和 | 2001年9月12日 | 勝数規定 | [38] | |
六段 | 櫛田陽一 | 2001年4月1日 | フリークラス昇段規定 | [37] |
高田尚平 | 2001年4月18日 | 勝数規定 | [39] | |
藤原直哉 | 2001年7月24日 | 勝数規定 | [40] | |
飯塚祐紀 | 2001年8月13日 | 勝数規定 | [38] | |
木村一基 | 2001年12月17日 | 勝数規定 | [41] | |
七段 | 久保利明 | 2001年4月1日 | 順位戦B級1組昇級 | [37] |
神崎健二 | 2001年5月29日 | 勝数規定 | [42] | |
深浦康市 | 2001年6月28日 | 勝数規定 | [42] | |
八段 | 三浦弘行 | 2001年4月1日 | 順位戦A級昇級 | [37] |
桜井昇 | 2002年3月26日 | 勝数規定 | [43] | |
九段 | 郷田真隆 | 2001年8月6日 | タイトル3期 | [44] |
小林健二 | 2002年3月1日 | 勝数規定 | [45] | |
女流2級 | 上田初美 | 2001年4月1日 | 女流育成会規定 | [37] |
坂東香菜子 | 2001年10月1日 | 女流育成会規定 | [46] | |
女流1級 | 島井咲緒里 | 2001年4月1日 | 年度指し分け以上 | [37] |
山田朱未 | 2001年4月1日 | 年度指し分け以上 | [37] | |
北尾まどか | 2001年4月1日 | 女流王位リーグ入り | [37] | |
女流初段 | 久津知子 | 2001年4月1日 | 年度指し分け以上 | [37] |
中倉宏美 | 2001年4月1日 | 年度指し分け以上 | [37] | |
藤田綾 | 2001年4月1日 | 年度指し分け以上 | [37] | |
引退 | 棋士(最終段位) | 最終対局日 | 引退理由 | 注 |
引退 | 関根茂 九段 | 2002年3月31日 | フリークラス規定 | [47] |
佐伯昌優 八段 | 2002年3月31日 | フリークラス規定 | [47] | |
山口英夫 七段 | 2002年3月31日 | フリークラス規定 | [47] | |
河口俊彦 七段 | 2002年3月31日 | フリークラス規定 | [47] | |
椎橋金司 六段 | 2002年3月31日 | フリークラス規定 | [47] |
出典
- ^ a b “日本将棋連盟からのお知らせ「棋士の昇段など」”. https://web.archive.org Intenet Archive. 2019年9月23日閲覧。
- ^ “第59期名人戦・順位戦 七番勝負”. 日本将棋連盟. 2018年10月26日閲覧。
- ^ “第72期棋聖戦”. 日本将棋連盟. 2018年10月26日閲覧。
- ^ “第42期王位戦”. 日本将棋連盟. 2018年10月26日閲覧。
- ^ “第49期王座戦”. 日本将棋連盟. 2018年10月26日閲覧。
- ^ “第14期竜王戦”. 日本将棋連盟. 2018年10月26日閲覧。
- ^ “第51期王将戦”. 日本将棋連盟. 2018年10月26日閲覧。
- ^ “第27期棋王戦”. 日本将棋連盟. 2018年10月26日閲覧。
- ^ “第19回全日本プロトーナメント”. 日本将棋連盟. 2018年6月21日閲覧。
- ^ “第9回 富士通杯 達人戦”. 富士通杯 達人戦中継. 2018年6月19日閲覧。
- ^ “銀河戦”. 囲碁・将棋チャンネル. 2018年6月3日閲覧。
- ^ “第32期新人王戦”. 日本将棋連盟. 2018年6月3日閲覧。
- ^ “第22回JT将棋日本シリーズ”. 日本将棋連盟. 2018年6月10日閲覧。
- ^ “第51回NHK杯戦”. 日本将棋連盟. 2018年6月10日閲覧。
- ^ “第23期 女流王将戦”. 日本将棋連盟. 2018年10月26日閲覧。
- ^ “第12期女流王位戦”. 日本将棋連盟. 2018年10月26日閲覧。
- ^ “第9期 大山名人杯倉敷藤花戦”. 日本将棋連盟. 2018年10月26日閲覧。
- ^ “第28期女流プロ名人位戦”. 日本将棋連盟. 2018年10月26日閲覧。
- ^ “鹿島杯女流将棋トーナメント【歴代優勝者一覧】”. 日本将棋連盟. 2018年6月3日閲覧。
- ^ “レディースオープントーナメント【歴代優勝者一覧】”. 日本将棋連盟. 2018年6月3日閲覧。
- ^ a b “第60期名人戦・順位戦 B級1組”. 日本将棋連盟. 2018年12月1日閲覧。
- ^ a b “第60期名人戦・順位戦 B級2組”. 日本将棋連盟. 2018年12月1日閲覧。
- ^ a b “第60期名人戦・順位戦 C級1組”. 日本将棋連盟. 2018年12月1日閲覧。
- ^ a b “第60期名人戦・順位戦 C級2組”. 日本将棋連盟. 2018年12月1日閲覧。
- ^ “第60期名人戦・順位戦 七番勝負/A級”. 日本将棋連盟. 2018年12月1日閲覧。
- ^ a b “第14期竜王戦”. 日本将棋連盟. 2018年12月1日閲覧。
- ^ a b “第14期竜王戦”. 日本将棋連盟. 2018年12月1日閲覧。
- ^ a b “第14期竜王戦”. 日本将棋連盟. 2018年12月1日閲覧。
- ^ a b “第14期竜王戦”. 日本将棋連盟. 2018年12月1日閲覧。
- ^ “第14期竜王戦”. 日本将棋連盟. 2018年12月1日閲覧。
- ^ “第14期竜王戦”. 日本将棋連盟. 2018年12月1日閲覧。
- ^ “将棋大賞受賞者”. 日本将棋連盟. 2018年10月21日閲覧。
- ^ “棋士データベース 橋本崇載”. 日本将棋連盟. 2018-11-00閲覧。
- ^ “棋士データベース 佐々木慎”. 日本将棋連盟. 2018-11-00閲覧。
- ^ “棋士データベース 宮田敦史”. 日本将棋連盟. 2018-11-00閲覧。
- ^ “棋士データベース 村田智弘”. 日本将棋連盟. 2018-11-00閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k 4月1日付・昇段昇級者(2001年4月12日時点のアーカイブ)
- ^ a b c d 日本将棋連盟からのお知らせ(2001年10月7日時点のアーカイブ)
- ^ “棋士データベース 高田尚平”. 日本将棋連盟. 2018年12月1日閲覧。
- ^ “棋士データベース 藤原直哉”. 日本将棋連盟. 2018年12月1日閲覧。
- ^ 日本将棋連盟からのお知らせ(2002年2月6日時点のアーカイブ)
- ^ a b 日本将棋連盟からのお知らせ(2001年5月21日時点のアーカイブ)
- ^ “棋士データベース 桜井昇”. 日本将棋連盟. 2018年12月1日閲覧。
- ^ “棋士データベース 郷田真隆”. 日本将棋連盟. 2018年12月1日閲覧。
- ^ “棋士データベース 小林健二”. 日本将棋連盟. 2018年12月1日閲覧。
- ^ “女流棋士データベース 坂東香菜子”. 日本将棋連盟. 2018年12月1日閲覧。
- ^ a b c d e 2002年3月31日付け引退棋士(2002年6月4日時点のアーカイブ)