「横浜みなとみらい21」の版間の差分
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** 「県民共済プラザビル」<small>(29街区)</small>竣工、[[神奈川県民共済生活協同組合]]の本部が置かれる。 |
** 「県民共済プラザビル」<small>(29街区)</small>竣工、[[神奈川県民共済生活協同組合]]の本部が置かれる。 |
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** 「[[横浜高速鉄道みなとみらい線|みなとみらい線]]」開通。当地区内では[[みなとみらい駅]]と[[新高島駅]]が開業。 |
** 「[[横浜高速鉄道みなとみらい線|みなとみらい線]]」開通。当地区内では[[みなとみらい駅]]と[[新高島駅]]が開業。 |
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** 46街区(旧ジャックモール隣接地)の<!--横浜みなとみらい21-->特設会場で「[[木下大サーカス]]」の横浜公演開催<ref name="kinoshita-circus-prof03"/><ref name="kinoshita-yokohama2004">[http://web.archive.org/web/20040205014310fw_/http://www.kinoshita-circus.co.jp:80/htmls/sche.htm 木下サーカス:スケジュール(横浜公演 2004年2月14日〜4月19日)]([[インターネット |
** 46街区(旧ジャックモール隣接地)の<!--横浜みなとみらい21-->特設会場で「[[木下大サーカス]]」の横浜公演開催<ref name="kinoshita-circus-prof03"/><ref name="kinoshita-yokohama2004">[http://web.archive.org/web/20040205014310fw_/http://www.kinoshita-circus.co.jp:80/htmls/sche.htm 木下サーカス:スケジュール(横浜公演 2004年2月14日〜4月19日)]([[インターネットアーカイブ|Wayback Machine]]による2014年2月5日時点の[[ウェブアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。 |
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** 商業ビル「[[リーフみなとみらい]]」<small>(42街区)</small>開業。 |
** 商業ビル「[[リーフみなとみらい]]」<small>(42街区)</small>開業。 |
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** 高層オフィスビル「[[みなとみらいビジネススクエア]]」<small>(33街区)</small>開業。 |
** 高層オフィスビル「[[みなとみらいビジネススクエア]]」<small>(33街区)</small>開業。 |
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各[[街区]]の位置・詳細情報は、横浜市都市整備局の「[http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/mm21/gaiku/ みなとみらい21街区開発状況]」および「{{PDF|[http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/mm21/pdf/gaikuzu.pdf 開発状況図]}}」を参照。また、中央地区における各街区の高さ制限等については同局サイト内の「[http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/tikukeikaku/c-010.html みなとみらい21中央地区地区計画]」および「[http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/tikukeikaku/c-010m.html 計画図]」、あるいはみなとみらいエリアマネジメント公式サイト内の「[https://www.ymm21.jp/div/central.html 中央地区の街づくり]」<!--(新港地区については「[https://www.ymm21.jp/div/shinko.html 新港地区の街づくり]」)-->を参照。 |
各[[街区]]の位置・詳細情報は、横浜市都市整備局の「[http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/mm21/gaiku/ みなとみらい21街区開発状況]」および「{{PDF|[http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/mm21/pdf/gaikuzu.pdf 開発状況図]}}」を参照。また、中央地区における各街区の高さ制限等については同局サイト内の「[http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/tikukeikaku/c-010.html みなとみらい21中央地区地区計画]」および「[http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/tikukeikaku/c-010m.html 計画図]」、あるいはみなとみらいエリアマネジメント公式サイト内の「[https://www.ymm21.jp/div/central.html 中央地区の街づくり]」<!--(新港地区については「[https://www.ymm21.jp/div/shinko.html 新港地区の街づくり]」)-->を参照。 |
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* 開発事業者を公募中・今後公募予定の街区 |
* 開発事業者を公募中・今後公募予定の街区 |
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** 横浜市等の所有街区:<!--20街区(MICE施設建設予定地)、-->52・53街区、57・58街区、60〜62街区 <ref name="ymm21-offering">[https://www.ymm21.jp/div/offering.html 開発事業者公募](みなとみらいエリアマネジメント公式サイト)</ref><!--<ref>[http://www.ymm21.jp/city-info/development/public_offering/schedule.html 開発事業者公募:開発募集予定街区情報](横浜みなとみらい21の街づくり公式ウェブサイト)</ref><ref name="mm21-kobo-joho-guide">[http://www.ymm21.jp/city-info/development/public_offering/guide.html 開発事業者公募:公募情報のご案内](横浜みなとみらい21の街づくり公式ウェブサイト)</ref>-->{{refnest|group="注"|正確には横浜市の財政局(旧横浜市[[土地開発公社]]〈2014年3月解散〉<ref>[http://archive.is/NkYJV 横浜市土地開発公社 公式サイト]([http://www.ytochikai.jp/index.html オリジナルウェブページ]の2013年7月2日時点の[[ウェブアーカイブ|アーカイブ]] (by [[archive.is]]) /<small>アーカイブその2:[https://web.archive.org/web/20140407085215/http://www.ytochikai.jp/index.html 同じく2014年4月7日時点のアーカイブ] (by [[インターネット |
** 横浜市等の所有街区:<!--20街区(MICE施設建設予定地)、-->52・53街区、57・58街区、60〜62街区 <ref name="ymm21-offering">[https://www.ymm21.jp/div/offering.html 開発事業者公募](みなとみらいエリアマネジメント公式サイト)</ref><!--<ref>[http://www.ymm21.jp/city-info/development/public_offering/schedule.html 開発事業者公募:開発募集予定街区情報](横浜みなとみらい21の街づくり公式ウェブサイト)</ref><ref name="mm21-kobo-joho-guide">[http://www.ymm21.jp/city-info/development/public_offering/guide.html 開発事業者公募:公募情報のご案内](横浜みなとみらい21の街づくり公式ウェブサイト)</ref>-->{{refnest|group="注"|正確には横浜市の財政局(旧横浜市[[土地開発公社]]〈2014年3月解散〉<ref>[http://archive.is/NkYJV 横浜市土地開発公社 公式サイト]([http://www.ytochikai.jp/index.html オリジナルウェブページ]の2013年7月2日時点の[[ウェブアーカイブ|アーカイブ]] (by [[archive.is]]) /<small>アーカイブその2:[https://web.archive.org/web/20140407085215/http://www.ytochikai.jp/index.html 同じく2014年4月7日時点のアーカイブ] (by [[インターネットアーカイブ|Wayback Machine]])</small>)</ref><ref>[http://www.city.yokohama.lg.jp/zaisei/toti/totikaihatukousya/ 横浜市土地開発公社について](横浜市財政局)</ref>所有地を継承)、および港湾局が所管する街区。また、一部[[国有地]]<!--52街区-->も含まれる。}} |
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*** 最新状況はみなとみらいエリアマネジメント公式サイト内の「[https://www.ymm21.jp/div/offering.html 開発事業者公募]」<!--「[http://www.ymm21.jp/city-info/development/public_offering/schedule.html 開発募集予定街区情報]」および「[http://www.ymm21.jp/city-info/development/public_offering/guide.html 公募情報のご案内]」-->を参照。 |
*** 最新状況はみなとみらいエリアマネジメント公式サイト内の「[https://www.ymm21.jp/div/offering.html 開発事業者公募]」<!--「[http://www.ymm21.jp/city-info/development/public_offering/schedule.html 開発募集予定街区情報]」および「[http://www.ymm21.jp/city-info/development/public_offering/guide.html 公募情報のご案内]」-->を参照。 |
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** [[都市再生機構|UR都市機構]]の所有街区:44街区、48街区 <ref>[http://business.ur-net.go.jp/kakuchi_result_detail.asp?prefect=14&area=161&k_num=01&page_type=1 みなとみらい21中央 事業用地のご案内](UR都市機構ビジネスロケーションサイト)</ref><ref name="ur-mm21koubo">[http://business.ur-net.go.jp/support/detail_tochi.asp?kid=116158 みなとみらい21中央44街区2画地]/[http://business.ur-net.go.jp/support/detail_tochi.asp?kid=116159 みなとみらい21中央48街区]<!--サイトでは47街区と記載されているが、位置的にも「アンパンマンこどもミュージアム」の48街区であり、誤植と思われる-->(UR都市機構:URビジネス・サポート<small>〈事業用地物件一覧〉</small> ''2017年8月16日閲覧'')</ref>{{Refnest|group="注"|<!--2013年5月1日時点で、URサイトにて44街区の画地情報掲載あり(''※ 2014年4月時点では消去済み'')。-->44街区(現在は暫定施設の[[アルカエフ]]が運営中)について、UR都市機構では2015年度以降に公募・譲渡する方針としており<ref>[http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/141117400036.html UR 今後譲渡予定物件](建通新聞<small><電子版></small> 2014年11月17日神奈川)</ref>、2016年12月に[[積水ハウス]]が同街区南側半分(約9,604m<sup>2</sup>)の土地を取得している<ref name="kentsu161209" />。また、48街区では暫定施設の「[[横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール]]」が運営中であるが、借地契約期間終了後には61街区の一部区画にて移転開業<!--(2019年4月移転開業予定)-->する予定である<ref name="city-yokohama160328" />。}} |
** [[都市再生機構|UR都市機構]]の所有街区:44街区、48街区 <ref>[http://business.ur-net.go.jp/kakuchi_result_detail.asp?prefect=14&area=161&k_num=01&page_type=1 みなとみらい21中央 事業用地のご案内](UR都市機構ビジネスロケーションサイト)</ref><ref name="ur-mm21koubo">[http://business.ur-net.go.jp/support/detail_tochi.asp?kid=116158 みなとみらい21中央44街区2画地]/[http://business.ur-net.go.jp/support/detail_tochi.asp?kid=116159 みなとみらい21中央48街区]<!--サイトでは47街区と記載されているが、位置的にも「アンパンマンこどもミュージアム」の48街区であり、誤植と思われる-->(UR都市機構:URビジネス・サポート<small>〈事業用地物件一覧〉</small> ''2017年8月16日閲覧'')</ref>{{Refnest|group="注"|<!--2013年5月1日時点で、URサイトにて44街区の画地情報掲載あり(''※ 2014年4月時点では消去済み'')。-->44街区(現在は暫定施設の[[アルカエフ]]が運営中)について、UR都市機構では2015年度以降に公募・譲渡する方針としており<ref>[http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/141117400036.html UR 今後譲渡予定物件](建通新聞<small><電子版></small> 2014年11月17日神奈川)</ref>、2016年12月に[[積水ハウス]]が同街区南側半分(約9,604m<sup>2</sup>)の土地を取得している<ref name="kentsu161209" />。また、48街区では暫定施設の「[[横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール]]」が運営中であるが、借地契約期間終了後には61街区の一部区画にて移転開業<!--(2019年4月移転開業予定)-->する予定である<ref name="city-yokohama160328" />。}} |
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「みなとみらい21」という名称は、「みなと横浜」をイメージしつつ、「[[未来]]への発展を目指す[[21世紀]]の横浜にふさわしい」名称として、[[1981年]]、一般公募された約2300点のなかから選出された。他の候補には、「アクアコスモ」「コスモポート」「[[赤い靴]]シティ」「シーサイドタウン」「シーガルタウン」等があった<ref name="hamarepo141213-mm">[http://hamarepo.com/story.php?page_no=0&story_id=3612 公募で決まったという「みなとみらい21」の名付け親は誰?](はまれぽ.com 2014年12月13日)</ref>。 |
「みなとみらい21」という名称は、「みなと横浜」をイメージしつつ、「[[未来]]への発展を目指す[[21世紀]]の横浜にふさわしい」名称として、[[1981年]]、一般公募された約2300点のなかから選出された。他の候補には、「アクアコスモ」「コスモポート」「[[赤い靴]]シティ」「シーサイドタウン」「シーガルタウン」等があった<ref name="hamarepo141213-mm">[http://hamarepo.com/story.php?page_no=0&story_id=3612 公募で決まったという「みなとみらい21」の名付け親は誰?](はまれぽ.com 2014年12月13日)</ref>。 |
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[[決選投票]]は「赤い靴シティ」と「みなとみらい21」で行われた。なお、「みなとみらい21」の名称は一次選考では落選しており、二次選考の委員から再度発掘されたものである(特に二次選考委員であった[[柳原良平]]が「横浜といえば[[港町]]である」という理由で強く推したことによる)<ref name="hamarepo141213-mm" /><ref>[http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000281211070001 海風という季節:「みなとみらい」通勤電車で命名](朝日新聞神奈川版 2012年11月7日/記事のアーカイブ<small>([[インターネット |
[[決選投票]]は「赤い靴シティ」と「みなとみらい21」で行われた。なお、「みなとみらい21」の名称は一次選考では落選しており、二次選考の委員から再度発掘されたものである(特に二次選考委員であった[[柳原良平]]が「横浜といえば[[港町]]である」という理由で強く推したことによる)<ref name="hamarepo141213-mm" /><ref>[http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000281211070001 海風という季節:「みなとみらい」通勤電車で命名](朝日新聞神奈川版 2012年11月7日/記事のアーカイブ<small>([[インターネットアーカイブ]])</small>:[http://web.archive.org/web/20130702211003/http://www.asahi.com/area/kanagawa/articles/MTW20121107150280001.html Wayback Machine - July 2, 2013])</ref><ref name="withnews150819">[http://withnews.jp/article/f0150819006qq000000000000000G0010401qq000012400A 柳原良平さん死去 トリス通して庶民描く みなとみらい愛称選定も](withnews 2015年8月19日)</ref>。 |
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== 受賞歴 == |
== 受賞歴 == |
2017年9月4日 (月) 13:59時点における版
横浜みなとみらい21(よこはまみなとみらい21、Minato Mirai 21)は神奈川県横浜市の西区と中区にまたがり[注 1]、横浜港に面している地域である。略称は、「みなとみらい21」、「みなとみらい」、「MM21」など。都市景観100選受賞地区。さらに細かい区分として、ランドマークタワーや日産本社ビルなどがありオフィスビル開発を推進する「中央地区」と赤レンガ倉庫やコスモワールド[注 2]などがある「新港地区」、そごうやスカイビルがある68街区の「横浜駅東口地区」(出島地区)に分けられる[1]。当地区全体の面積は約1.86km2(約186ha)、そのうち埋め立て部は約0.76km2(約76ha)である。
みなとみらい中央地区の広範囲における町名、住所表記としてもみなとみらいが使用されている。また、2009年4月に設立された一般社団法人横浜みなとみらい21は、同地域における土地や建物の所有者、施設の管理・運営者などによって構成され、街づくりの企画・調整、プロモーション活動などを行っている[2]。前身は横浜市、神奈川県、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構、旧:都市基盤整備公団)、地権者、地元経済界の出資により作られた第三セクターの株式会社横浜みなとみらい21(同年3月解散)である。
当地区全域は、横浜市における都心(ツインコア)の一つである横浜都心に指定されている[3]。また、2014年度に策定された「横浜市都心臨海部再生マスタープラン」では「みなとみらい21地区」として、都心臨海部五地区のうちの一つに指定されている[4]。この他、みなとみらい中央地区は「横浜都心・臨海地域」として、都市再生特別措置法による特定都市再生緊急整備地域に指定されている[5]。
概要
みなとみらい地区は、横浜都心部の一体化と強化をめざしたウォーターフロント都市再開発として建設されている街である。1980年代に再開発が行われる以前は、当地に三菱重工業横浜造船所、国鉄高島線(貨物支線)の東横浜駅および高島駅・高島ヤード(操車場)、高島埠頭、新港埠頭などがあった[6][7][8]。
飛鳥田一雄横浜市長が1963年に当選し、横浜の五重苦と呼ばれていた関東大震災[9]、昭和恐慌、太平洋戦争による空襲、GHQによる占領と市内都心部の接収、および人口急増によるスプロール現象を克服することが、地域としての大きな課題となっていた。そのため1965年に横浜市六大事業が提案され、都心部強化として三菱重工業横浜造船所、国鉄高島線の東横浜駅(貨物駅)・高島ヤード(操車場)、高島埠頭、新港埠頭の一帯を再整備し横浜駅周辺と関内・伊勢佐木町という二つに分断された横浜都心部を一体化させる「都心部強化事業」として、就業人口19万人・居住人口1万人を目標とした事業計画が打ち出された。
これは横浜市において、二つに分断された都心を一体化させ都市機能を充実し、昼間人口や就業人口を増やすことで市内経済の活性化を目指し、地域社会の成長をめざした施策である。また東京都心一極集中から首都圏での展都という趨勢の中で、東京都心の負荷を軽減し、神奈川県の経済拠点として首都圏経済を牽引する役割を分担し、企業法人本社機能や事業所等の立地促進、企業法人の集積の波及として起こる中小企業の活性化や、新規起業者の増加などを目指している。以降、オイルショックを始めとする経済情勢の影響などにより計画が暫く進行していなかったが、1979年に細郷道一横浜市長のもとで「横浜市都心臨海部総合整備計画」基本構想が発表され、三菱重工業横浜造船所等の移転完了と共に1983年に「みなとみらい21」事業としてようやく着工に至った。
当地区の中核には、高さ296mで建設当時日本一高いビルであった横浜ランドマークタワーがある(現在は2番目)。ランドマークタワー横の「ドックヤードガーデン」は、造船所で実際にドックとして使われていたもので、1997年(平成9年)12月に国の重要文化財に指定されている(指定名:旧横浜船渠株式会社第二号船渠)。1911年と1913年にそれぞれ竣工した新港地区の横浜赤レンガ倉庫(1号館・2号館)は5年以上かけて修復工事および周辺の整備が行われ、2002年に赤レンガパークとしてオープン、現在では横浜を代表する観光スポットとなっている。また、2004年にはみなとみらい線が開通し、当地区でも新高島駅、みなとみらい駅が開業した[10]。さらに2010年、横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)にてアジア太平洋経済協力首脳会議(APEC)が開催された。
当地区の整備は、あらかじめ決められた基本的方針によって計画的に行われており、「21世紀にふさわしい未来型都市」を目指して開発が進められている。電線・電話線(光ファイバー)は共同溝により、上下水道などと一緒に埋設され、さらに共同溝によるごみ集積(廃棄物管路収集、2017年度末までに廃止予定)[注 3][11][12][13]、地域冷暖房(みなとみらい21熱供給が運営)を導入しており、省エネにも配慮している。また、災害・非常時の対策として臨港パーク、高島中央公園、ヨーヨー広場、カップヌードルミュージアムパーク(新港パーク)の地下に災害用地下給水タンク(4基合わせて約4,500m3 [注 4]、50万人分の飲料水3日分を貯水)が設置されている[14]。全ての幹線道路の歩道には街路樹が植えられ(後述)、建設される建物は白を基調(新港地区は茶色系統)とし統一感を持たせている。
当地区の道路は、「みなとみらい大通り」・「国際大通り」の2本の大通り(主要幹線道路)[注 5]と、それらを結ぶ、さくら通り・けやき通り・いちょう通り・すずかけ通り・とちのき通り[注 6](幹線道路)で構成されている[14]。これらの通りにはそれぞれ四季を代表する種類の異なった街路樹が植えられており、みなとみらい大通りがクスノキ、さくら通りがソメイヨシノ、けやき通りがケヤキ、いちょう通りがイチョウ、すずかけ通りがプラタナス、とちのき通りがベニバナトチノキとなっている(みなとみらい大通りを除き、通りの呼び名は街路樹の種類に因む)[17]。また道路とは別に歩行者専用通路として、クイーン軸・グランモール軸・キング軸(整備中)という三つの軸が整備されている(詳細は後述)。一方、横浜港を周回する「臨港幹線道路」の一部として、山内埠頭(コットンハーバー)方面へ至る連絡橋(みなとみらい橋、コットン大橋)が予定より大幅に遅れ2008年12月に開通しており、さらに同道路の国際大通り地下部分にあたる整備計画では、みなとみらい橋手前から横浜ワールドポーターズ付近まで長さ約1.3kmのトンネルが1986年度より着工され、1999年度には既に竣工していたものの交通量が見込めず維持管理費の問題等で長らく供用が延期されていたが、2013年3月に「みなとみらいトンネル」としてようやく開通に至った[18][19]。この他に今後整備予定の道路として、みなとみらい大通り(栄本町線)の橋で帷子川下流・港湾上に架かるみなとみらい大橋とそごうやスカイビルが建設されている68街区の横浜駅東口地区(出島地区)を結ぶ「栄本町線支線1号」がある[20][21]。
当初は2000年頃までに街全体の完成を目指していたが、経済状態(バブル崩壊)の影響などにより計画が延長されている[22][23]。2000年代より中田宏横浜市長や松沢成文神奈川県知事の積極的な企業誘致とともに、横浜市では企業立地促進条例が制定され、神奈川県もインベスト神奈川を策定し、市税の減額や助成金など企業の負担を軽減する措置により優良な企業立地環境の整備を行っている。2000年代半ばには日産自動車グローバル本社等、多くの企業法人の立地が進んだ。2008年末の世界的な景気後退の影響を受けいくつかのオフィスビル建設計画では中止・延期等もあったが、後任の林文子横浜市長は引き続き企業誘致に向けたトップセールスを行い、上場企業の本社機能立地が着実に進んでいる。
当地区は現在も事業中であり2017年8月時点の事業進捗率は約87.4%、暫定利用施設を除く本格利用地区(建設中・計画中含む)の割合は約77.2%となっている[24]。近年では、これまで一定期間で打ち切っていた開発事業者の公募を継続して行うようにしたり、横浜市の指定地域における環境アセスメントの緩和(条例改正)などにより開発条件の柔軟性と共に、経済状況に左右されがちだった当地区の開発にスピード性を持たせている。街づくりとしては業務、集合住宅、商業、観光などの用途で集積が進み最終段階に入りつつあるが、今後は未開発の土地が多く残り、2020年に向けて新展示場(MICE施設)の建設も計画されているキング軸(新高島駅周辺〜臨港パークを結ぶ)エリアにおいて、積極的に事業者の公募を行い開発を進めていく方針である。2016年12月時点の就業人口は約10万3千人(前年比約千人増)と増加傾向にある。さらに首都圏における観光地・行楽地としての人気も高く、同年の年間来街者数は約8,100万人(前年比約500万人増)と1999年の集計開始以降2001年より16年間増加を続けている[25][26]。一方、当地区内の人口も2015年2月時点で8千人に迫っており[27]、今後も児童数の増加が見込まれることから2018年度〜2028年度の10年間限定で地区内に小学校(名称:横浜市立みなとみらい本町小学校、横浜市立本町小学校から分離新設)を開校する予定である[28][29][30][31][32]。
歴史・今後の予定
- 1965年 - 横浜市の六大事業の一つとして、当地区の再開発構想が出る。
- 1979年 - 「横浜市都心臨海部総合整備計画」基本構想発表。
- 1981年 - 一般公募により事業名が「みなとみらい21」に決定(詳細は後述)。
- 1983年
- 三菱重工業横浜造船所の移転完了。
- 帆船日本丸の横浜市への移管が決定。
- 11月8日に「みなとみらい21」事業着工。
- 1984年
- 1985年
- 横浜そごうが入る「横浜新都市ビル」(68街区)開業。
- 「日本丸メモリアルパーク」(23街区)一部完成、帆船日本丸を一般公開。
- 1989年
- 動く歩道完成。
- 横浜市制100周年、開港130周年を記念して「横浜博覧会 (YES'89) 」開催。動員数1333万人。以後、当地区の開発が本格化。
- 「横浜ベイブリッジ」開通。
- 「横浜マリタイムミュージアム」(現・横浜みなと博物館)(23街区)開館。
- 「臨港パーク」(19街区)一部完成。
- 横浜市内初の大型美術館である「横浜美術館」(36街区)正式開館。
- みなとみらい21熱供給のセンタープラント(31街区)により、当地区の地域冷暖房(地域熱供給)事業開始。
- 中央地区の広範囲における町名、住所表記が「みなとみらい」に決定。
- 1991年
- 「横浜国際平和会議場」(パシフィコ横浜・展示ホール)(18・22街区)竣工。
- 「ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル」(18街区)開業。
- 「ぷかりさん橋」(18街区)完成。
- 「みなとみらいクリーンセンター」(31街区)にて、ごみを一元集積するシステム(廃棄物管路収集)[注 3][11]が一部稼動。
- 1992年
- 1993年
- 「横浜ランドマークタワー」(25街区)開業。
- 「横浜銀行本店ビル」(30街区)竣工。
- 「横浜ロイヤルパークホテルニッコー」(現・横浜ロイヤルパークホテル)(25街区)開業。
- 1994年
- 1996年
- 1997年
- 新港地区の都市計画が決定。
- 「横浜桜木郵便局」(27街区)開業。
- 「クイーンズスクエア横浜」(24街区)開業。
- 「日石横浜ビル」(30街区)竣工。
- 「汽車道」開通。
- 「パンパシフィックホテル横浜」(現・横浜ベイホテル東急)(24街区)開業。
- みなとみらい大通り(栄本町線)において、ポートサイド地区と接続する「みなとみらい大橋」が開通。
- みなとみらい21熱供給による地域冷暖房システム第2プラント(クイーンズタワーA地下)(24街区)が竣工。
- ドックヤードガーデン(旧横浜船渠株式会社第二号船渠)が国の重要文化財に指定。
- 1998年
- 「横浜みなとみらいホール」(24街区)正式開業。
- 新港地区(8.5ha)の埋立が全て竣工、これにより「みなとみらい21」の埋立(臨海部土地造成)事業が概ね完了した。
- 1999年
- 「横浜メディアタワー」(NTTドコモ神奈川支店)(41街区)開業。
- 「よこはまコスモワールド」(15・23街区)正式開業(観覧車コスモクロック21も移転)。
- 「横浜ワールドポーターズ」(12・14街区)開業。
- 「運河パーク」(17街区)完成。
- 横浜国際船員センター「ナビオス横浜」(13街区)開業。
- 「グランモール公園」(35街区)全面完成、暫定商業施設の「横浜ジャックモール」開業。
- 2000年
- 「神奈川県警みなとみらい分庁舎」(32街区)竣工。
- 複合商業施設「クロスゲート」(高層階:横浜桜木町ワシントンホテル)(26街区)開業。
- 日本丸展示ドック(旧横浜船渠株式会社第一号船渠)が国の重要文化財に指定。
- 2001年
- 2002年
- みなとみらい大通り(栄本町線)が全面供用開始。
- 「山下臨港線プロムナード」完成。
- 横浜赤レンガ倉庫が改築され、「赤レンガパーク」(2街区)全面完成。
- 「JICA横浜国際センター」(赤レンガ国際館)(11-1街区)開業。
- 2003年
- 2004年
- 「県民共済プラザビル」(29街区)竣工、神奈川県民共済生活協同組合の本部が置かれる。
- 「みなとみらい線」開通。当地区内ではみなとみらい駅と新高島駅が開業。
- 46街区(旧ジャックモール隣接地)の特設会場で「木下大サーカス」の横浜公演開催[33][36]。
- 商業ビル「リーフみなとみらい」(42街区)開業。
- 高層オフィスビル「みなとみらいビジネススクエア」(33街区)開業。
- 新高島駅近くの53街区にシネマコンプレックス(109シネマズ)やライブハウス(横浜BLITZ)などを備えた暫定複合施設「GENTO YOKOHAMA」開業。
- 2005年
- 2006年
- 60街区に「横浜みなとみらいスポーツパーク」(暫定施設)完成。
- 飲食店や商業店舗などからなる暫定施設「32番館」が契約終了により閉鎖。
- 新港客船ターミナル(6-1街区)区域内にある客船ターミナルや上屋機能の一部を転用して、東京藝術大学の「大学院映像研究科新港校舎」(映像文化施設・スタジオ)が設立された。
- 2007年
- 2008年
- 2009年
- 開港150周年、横浜市制120周年を記念して「開国博Y150」開催。「ベイサイドエリア」として当地区でも様々なイベントが行われ、7街区が「トゥモローパーク」、8街区(新港中央広場)が「はじまりの森」の会場となった。
- 動く歩道の屋根にソーラーパネル設置。
- 横浜駅東口と新高島地区(66街区〜68街区間)を結ぶペデストリアンデッキ「はまみらいウォーク」開通。
- 「象の鼻パーク」(3街区)完成。
- 日産自動車が66街区に本社を移転(日産自動車グローバル本社)。
- 劇団四季による「キヤノン・キャッツ・シアター」が57街区に完成。ミュージカル「キャッツ」が2012年11月の千秋楽まで3年間公演された。
- 高層オフィスビル「横浜ブルーアベニュー[注 9]」が46街区に完成。
- 2010年
- テーオーシーによるニューオータニイン横浜、商業施設「コレットマーレ」、シネコン「横浜ブルク13」、オフィスを備えた「TOCみなとみらい」が28街区に開業。
- 富士ゼロックスの新しい研究開発拠点となる「富士ゼロックスR&Dスクエア」が65街区に完成。
- 日産本社ビルと新高島駅方面および富士ゼロックスR&Dスクエア方面を結ぶ「みなとみらい歩道橋」が完成。
- オリックス等による複合オフィスビル「みなとみらいセンタービル」が33街区に完成。
- 横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)にてアジア太平洋経済協力首脳会議(APEC)が開催。
- APEC開催に合わせて54街区にスマートハウス実証実験住宅「観環居」(かんかんきょ)が設置された(総務省主体・積水ハウス開発)[41]。なお、APEC終了後も暫定施設として2014年2月まで継続、事前申込みにより内覧も可能であった。
- 2011年
- 2012年
- 三井不動産による複合オフィスビル「横浜三井ビルディング」が67街区に完成。同年7月10日には低層部商業施設のテツモポート内に「原鉄道模型博物館」が開館。
- 暫定利用施設(借地契約)であった45・46街区の「横浜ジャックモール」が営業を終了した。
- 2013年
- 臨港幹線道路の一部である、国際大通り地下部分(本線)の「みなとみらいトンネル」が開通[18]。これにより国際大通りが全面供用開始。
- 三菱地所によるMM地区最大級の商業施設「MARK IS みなとみらい」が34街区に開業。また、開業2ヵ月後には施設内5階に大自然体感型のエンターテインメント施設「Orbi Yokohama」(オービィ横浜)がオープンした。
- アウディジャパンによる国内最大級のショールーム「Audi みなとみらい」が11-2街区に開業。
- GENTO YOKOHAMA内のライブハウス「横浜BLITZ」が約9年の歴史に幕を下ろし閉鎖となった。
- ブライダル・プロデュースによるブライダル関連複合施設「グランドオリエンタルみなとみらい」が11-2街区に開業。
- 2014年
- アトラシアンの日本オフィスがマリノスタウン(61街区)内に移転(※同施設の閉鎖に伴い、翌2015年には馬車道地区に再移転している)。横浜市が推進するIT産業振興の一環として、同市の誘致活動により実現した[42][43][44][45]。
- アニヴェルセルによるブライダル関連施設「アニヴェルセル みなとみらい横浜」が16街区に開業(土地は30年間の定期借地[46])。
- 清水建設による複合オフィスビル「横浜アイマークプレイス」がジャックモール跡地(46街区)に完成[47][48]。
- 岡田ビルによる自動車ショールーム(ポルシェ・BMW・ミニ)・店舗(ニトリ・AOKI)からなる商業施設「PRYME GALLERY みなとみらい」が43街区に開業[49][50]。なお、10年間の暫定施設となる見込み[51]。
- 49街区にシンクロン本社ビルの新館(2008年完成の本社ビルに増築)が完成。
- 2015年
- 暫定利用施設(10年間借地契約)であった53街区の「GENTO YOKOHAMA」が、当初の予定通り開業から約10年で営業を終了[52]。
- 8階建ての研修施設「MUFG グローバルラーニングセンター[53][54]」(三菱UFJフィナンシャル・グループが1000人規模の研修施設を開設[55]、企業向け宿泊施設なども完備)がジャックモール跡地(45街区)に完成[56]。
- 新港地区(6-1街区・新港客船ターミナル区域内)の展示施設「新港ピア」が閉鎖となった。
- アップルが米国以外では初の研究開発拠点となる「テクニカル・デベロップメント・センター」を当地区の「横浜アイマークプレイス」内に設置[57][58][59][注 11]。
- 2016年
- 横浜F・マリノスのクラブハウスなどが新横浜地区へ完全移転することとなり、61街区の「マリノスタウン」(10年間の暫定施設)は当初の借用期間通り閉鎖した[60]。また、隣接地・60街区の「横浜みなとみらいスポーツパーク」も3月末を以て運営終了となった[61][注 12]。
- 三菱商事都市開発による低層分棟型の商業施設「MARINE & WALK YOKOHAMA」が赤レンガ倉庫近くの4街区に開業[64][65]。
- 新港地区(6-1街区・新港客船ターミナル区域内)の東京藝術大学「大学院映像研究科新港校舎」が閉鎖(※山下町の元町中華街新校舎へ移転)となった[66]。
- 59街区にオーケーの本社ビルが完成。低層部は店舗などとし、岡田ビルによる同街区の複合高層ビル(後述)と一体開発する[67]。
- 55-2街区にみなとみらい学園(旧鶴見歯科学園)の校舎が完成。建物内には歯科診療所やギャラリー、カフェ、商業店舗なども併設[68][69]。
- 47街区の暫定施設(スーパーオートバックスやPC DEPOT、西松屋、LIXILショールーム)が今後の再開発に伴い閉鎖となった(土地は三菱地所が所有)[70][71]。
- 2017年
- 横浜野村ビル(事業者:野村不動産・野村総合研究所)が46街区に完成[14][72]。
- 61街区(マリノスタウン跡地)の特設会場で「木下大サーカス」の横浜公演開催[73][注 13]。
- 第33回全国都市緑化よこはまフェア(ガーデンネックレス横浜2017)開催。「みなとガーデン」として、当地区ではグランモール公園や象の鼻パーク、新港中央広場、運河パークが会場となっている[75][76]。
- 59街区に岡田ビルによる27階建ての複合高層ビル「PRYME COAST みなとみらい」(ホテル・集合住宅・商業施設)が完成(ホテルはビスタホテルグループが運営する「ホテルビスタプレミオ横浜[みなとみらい]」)[77][78]。
- オーシャンゲートみなとみらい(事務所棟)とブランズタワーみなとみらい(集合住宅棟)の2棟からなる、東急不動産による高層複合施設が32街区に完成[79][80][81]。
- 44街区の再開発事業(南区画)に伴い、暫定商業施設「アルカエフ」のセキチュー(メインテナント)などが閉店[82]。
- 日本丸メモリアルパーク内の展示ドックに繋留保存されている帆船日本丸が国の重要文化財に指定となる見込み[83]。
- 2017年度末までに横浜市は当地区内の廃棄物処理管路収集事業(ごみを一元集積するシステム)[注 3][11]を廃止する方針[12][13]。
- 2018年
- 2019年
- 新港地区(6-1街区)で整備が進められている客船岸壁と新たな客船施設が2018年度中に供用開始となる予定[88][89]。また、これらの整備に合わせて海側隣接地(5街区)に現存する近代化産業遺産のハンマーヘッドクレーンについても、その周辺(約0.5ha)を緑地公園「ハンマーヘッドパーク(仮称)」として整備する方針[90]。
- 京急グループの本社ビルが56-1街区に完成予定。また、建物1階部分には保存車両の展示などを行う「京急ミュージアム(仮称)」も併設する予定[91][92]。
- 48街区で暫定施設として運営されている「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール」が、61街区の一部区画にて移転開業する予定(土地は30年間の定期借地)[91]。
- 2020年
- 三菱地所による複合ビル(オフィス・ホテル・ライブハウス型ホール・店舗)が47街区(北区画)に完成予定。完成後にコーエーテクモゲームスがオフィス部分とライブハウス型ホールを取得し本社を移転予定[70][93](ライブハウス型ホールの運営はZeppホールネットワークに委託[94][95][96])で、高層部のホテル部分には東急ホテルズの「東急REIホテル」ブランドが出店予定[97][98]。
- 清水建設の大規模賃貸オフィスビル(MM21-54街区プロジェクト(仮称))が54街区に完成予定[91][99]。
- ぴあが38街区に収容客数1万人規模の大型コンサートアリーナを開設予定[100]。
- MICE機能[注 14]を拡張するため、横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)と隣接する20街区に新展示場(ホテル併設)の開発が計画されており、東京オリンピック開幕前の4月頃の開業を目指している[101][102][103][104]。
- 村田製作所の研究開発拠点が47街区(南区画)に開業予定[105][106][107][108]。
- 2021年
- 2022年
中止となった開発計画
以下はみなとみらい地区内において、一度は計画されながら何らかの理由により中止となった開発計画である。
- 2003年 - ナムコの映像関連施設開発と日活本社および撮影所の移転計画(20街区)
- 2001年に横浜市の「新映像都市構想」と共に計画が発表された。しかし、撮影所の移転などに関して日活労働組合による反発が大きく、またナムコの経済的な問題等もあり2003年11月に計画の中止が発表された。以降も横浜市では今後開発が行われるであろう同街区を「映像文化拠点」と位置づけていたが、後に方針を見直している。
- ⇒街区の最新動向:同街区において大型バンケットルームを備えたホテルの新設や展示場などの新規増設(パシフィコ横浜のMICE機能[注 14]の拡張)[112][113][114]が計画されており、PFI方式で東京オリンピック開幕前の2020年4月頃の開業を目指している[101][102][103][104]。
- 2004年 - 新日鉄、三菱地所などからなる横浜ニューポートによるホテル開発計画(新港・11-2街区)
- 現在は安藤百福発明記念館(カップヌードルミュージアム)などがある同街区で過去にホテルの開発が計画されていたが、資金難などを理由に2004年に中止となった。
- ⇒街区の最新動向:2011年9月に開業した安藤百福発明記念館に続いて、アウディのショールーム「Audi みなとみらい」が2013年8月、ブライダル・プロデュースによる結婚式場「グランドオリエンタルみなとみらい」が同年11月にそれぞれ開業となった。
- 2005年 - ヤマダ電機の本社機能の一部移転と同社で最大規模となる店舗の開発計画(67街区)
- 2004年4月〜7月に実施された同街区における開発事業者(土地売却)の公募受付で、開発提案を行ったのがヤマダ電機の一社のみであったことから、同社のみなとみらい地区への進出が一時は濃厚とされていた。計画では同社オフィス(本社機能を一部移転)と同社で最大規模となる店舗を2年後の2006年にも完成させるとしていたが、店舗の進出に伴う交通渋滞量予測(推計)がみなとみらい地区のオフィスエリアにおける当初の想定のおよそ2倍になることが判明したため、2005年2月に横浜市側が同社の進出計画を不適当と判断して結果的に計画自体が白紙となった[115]。
- ⇒街区の最新動向:この街区では2012年2月に「横浜三井ビルディング」が完成している。
- 2008年
- セガおよびセガサミーホールディングスの複合娯楽施設開発計画(55〜58街区)
- セガは2004年に55・56街区の開発事業者に選定されていたが、2006年には57・58街区でも追加で選定され計4街区の一体開発を行うこととなった。これにより、同社の本社機能の一部移転を含む業務施設と劇場、シネコン、アミューズメント施設、ホテル、商業店舗などからなる複合娯楽施設の開発計画が発表された[116]。最終的には2008年の秋に着工し2011年の完成を目指していたが、同社と同企業グループの財政が悪化したことを理由として着工前の2008年3月に計画の中止が発表された[117]。本計画中止後も横浜市ではこれらの街区の開発方針として「エンターテインメント施設」を集積する路線を引き継ぐとしていたが、現在では60〜62街区にて「観光・エンターテイメント」を軸とした街づくりの計画が進められている。一方、4つの街区は一体的な開発とはならず別々に開発されることとなり、55街区と56街区、58街区ではそれぞれ55-1・55-2街区、56-1・56-2街区、58-1・58-2街区という様に分割開発も可能となっている。
- ⇒街区の最新動向:55・56街区では、55-2街区にてみなとみらい学園(旧鶴見歯科学園)の校舎[68]が2016年8月に完成、また55-1街区にてLGグループの研究開発拠点「LGグローバルR&Dセンター(仮称)」および賃貸オフィス複合ビル[109]、56-1街区にて京急グループの本社ビル[92]、56-2街区にて資生堂の研究開発拠点「グローバルイノベーションセンター(仮称)」[87]の開発がそれぞれ決定している。一方、57街区の一部では横浜市立みなとみらい本町小学校が2018年4月〜2028年3月までの10年間限定で開校予定である[28][29][30][31]。さらに58街区では2017年1月より開発事業者の公募を開始しており、今後何らかの新規開発が行われる見通しである。
- モリモトによるオフィスビル開発計画「コンカードみなとみらい」(43街区南区画)
- 2008年6月に着工するも、同年11月にはモリモトが民事再生法の適用を申請し開発が中断(事実上の中止)された。その後、2年近く工事途中のまま放置されていたが、2010年9月に岡田不動産が土地を取得し、「2011年3月以降にモリモトの計画を引き継いだオフィスビルか低層(2階建て)の暫定商業施設を建設する」と発表している[118]。しかし、2012年になっても同街区における開発は再開されておらず、また同年には「MM43街区計画」として大成建設が埋戻し作業を行っており、動向は不透明であった。
- ⇒街区の最新動向:2013年3月に岡田不動産の関連会社である岡田ビルが同街区で商業地域の用途制限を超える自動車修理工場(物品販売等店舗、車庫含む)の新築申請を横浜市に行い[119]、同年6月には自動車のショールームおよび整備工場、物販店などを含む暫定商業施設「PRYME GALLERY みなとみらい」(鉄骨造2階建て、ポルシェジャパンやニトリなどが出店[120])の建設を大成建設の施工で着工、2014年4月に開業した[49][50]。
- セガおよびセガサミーホールディングスの複合娯楽施設開発計画(55〜58街区)
- 2009年
- CSKグループの本社ビル開発計画(43街区北区画)
- ダブリュー・ホテル(W Hotels)の日本初進出計画「W Yokohama」(新港・4街区)
- エイ・ピイホテルアンドリゾートグループが同街区で計画するアーバンリゾートホテルとして[123]、ダブリュー・ホテルの日本初進出が2007年に発表され、この時点では2010年の完成を目指していた[124](その後のホテル側の情報として2012年5月開業予定)。しかし、開発を行う特別目的会社の一社であるパシフィックホールディングスが2009年3月に会社更生法の適用を申請し事業から撤退、同じく特別目的会社として開発に参加していた五洋建設が新しい開発パートナー企業を模索するも、同年8月に計画の中止が発表された[125]。なお、この計画以前にはザ・リッツ・カールトンも同街区に進出の意向であった。
- ⇒街区の最新動向:三菱商事都市開発による低層分棟型の商業施設「MARINE & WALK YOKOHAMA」が2016年3月に開業している[64][65]。
施設
主な施設
商業施設・劇場・テーマパーク
- 横浜ランドマークタワー
- クイーンズスクエア横浜
- QUEEN'S EAST(クイーンズイースト)
- [アット!](at!)
- MARK IS みなとみらい
- 京急ストア食品館まいにちマルシェ
- スポーツオーソリティ
- ユニクロ
- トイザらス
- ボーネルンドあそびのせかい
- 東京ガス横浜ショールーム(食や創エネに関する体験コーナーも併設)
- Orbi Yokohama(大自然体感型ミュージアム・エンターテインメント施設)
- TOCみなとみらい(2017年12月を目処に「ヒューリックみなとみらい」に改称予定[128])
- 横浜ワールドポーターズ
- 横浜ワールドポーターズビブレ
- イオンシネマみなとみらい(旧ワーナー・マイカル・シネマズ系)(映画館)
- クロスゲート(CROSS GATE)
- リーフみなとみらい
- IDC大塚家具(家具・インテリア)
- 横浜アイマークプレイス
- スターバックス
- ガスト(ファミリーレストラン)
- バーミヤン(ファミリーレストラン)
- 海鮮問屋 お魚どうらく
- アルカエフ(暫定施設)
- PRYME GALLERY みなとみらい(暫定施設)[49][50][51]
- M.M.MID SQUARE(集合住宅)低層部
- TSUTAYA 横浜みなとみらい店
- スターバックス(TSUTAYA併設)
- Brillia Grande MM(集合住宅)低層部"Filmee"
- ブリリア・ショートショートシアター(ショートフィルムシアター)[132]
- まいばすけっとみなとみらい店 (旧TESCO EXPRESS・TSURUKAME)
- オーケー本社ビル
- PRYME COAST みなとみらい(岡田ビルによる複合高層ビル)
- 横浜三井ビルディング低層部"テツモポート"(商業文化ゾーン)
- 横浜スカイビル(横浜駅東口地区)
- スカイスパ(サウナ・温浴施設)
- よこはまコスモワールド(レジャー施設、暫定施設)
- 観覧車「コスモクロック21」
- 横浜赤レンガ倉庫
- MARINE & WALK YOKOHAMA(マリン アンド ウォーク ヨコハマ)[65]
- 横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール
- 横浜みなとみらい万葉倶楽部(日帰り温泉・宿泊施設)
- 安藤百福発明記念館(カップヌードルミュージアム)
オフィス・業務関連施設
- 横浜ランドマークタワー
- クイーンズスクエア横浜
- 三菱重工横浜ビル
- 横浜銀行本店ビル
- 日石横浜ビル
- 県民共済プラザビル(神奈川県民共済生活協同組合本部)
- TOCみなとみらい(2017年12月を目処に「ヒューリックみなとみらい」に改称予定[128])
- 富士ソフト本社ビル
- シンクロン本社ビル
- オーケー本社ビル
- みなとみらいセンタービル
- MMパークビル
- みなとみらいビジネススクエア
- みなとみらいグランドセントラルタワー
- オーシャンゲートみなとみらい
- 横浜メディアタワー
- 横浜アイマークプレイス[47][48]
- 横浜ブルーアベニュー[注 9]
- 日産自動車グローバル本社
- 横浜三井ビルディング
- 横浜野村ビル
- 横浜スカイビル(横浜駅東口地区)
- 研究開発施設
- 富士ゼロックスR&Dスクエア(富士ゼロックスの研究開発拠点「横浜みなとみらい事業所」を開設)
- レノボ・ジャパンの企業向けノートブックPC研究開発拠点「大和研究所」(みなとみらいセンタービル内)
- アップルの研究開発拠点「テクニカル・デベロップメント・センター」(横浜アイマークプレイス内)[57][58][59][注 11]
- 研修施設
ホテル
- 横浜ロイヤルパークホテル
- ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル
- 横浜桜木町ワシントンホテル(クロスゲート内)
- ニューオータニイン横浜(TOCみなとみらい内)
- 横浜ベイホテル東急
- ナビオス横浜(横浜国際船員センター)
- ホテルビスタプレミオ横浜[みなとみらい](PRYME COAST みなとみらい内)[78]
公園・緑地・遊歩道
- 臨港パーク
- 象の鼻パーク
- 日本丸メモリアルパーク
- 赤レンガパーク
- カップヌードルミュージアムパーク[注 15](旧:新港パーク)
- 新港中央広場
- プロムナード「汽車道」・運河パーク(一体的に整備)
- グランモール公園
- 高島中央公園
- 高島水際線公園
※「キング軸」、「クイーン軸」、「グランモール軸」の3つの歩行者動線については、後節の「#ペデストリアン軸(歩行者動線)」を参照。
桟橋・船乗り場・客船ターミナル
展示場・芸術・文化・スポーツ施設等
- 横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)
- 横浜美術館
- 横浜みなとみらいホール
- 横浜みなと博物館
- 海外移住資料館(JICA横浜国際センター内2階)
- 三菱みなとみらい技術館
- 安藤百福発明記念館(カップヌードルミュージアム)
- 原鉄道模型博物館
- 海上保安資料館 横浜館(九州南西海域工作船事件における北朝鮮の工作船展示館)
- 横浜みなとみらいスポーツパーク(2016年3月末に一旦運営終了、同年5月より暫定運営実施中)
自動車ショールーム
- NISSAN GALLERY(日産グローバル本社ギャラリー)
- Audi みなとみらい(自動車ショールーム・カフェ)
- PRYME GALLERY みなとみらい(暫定商業施設)[49][50]
- ニコル・グループの自動車ショールーム(25街区・ランドマークプラザ隣、暫定施設)
- ロールス・ロイス・モーター・カーズ横浜[137]
- フェラーリ・ショールーム[138][139]
- みなとみらいセンタービル(ビル内1階)
- MUFG グローバルラーニングセンター(ビル内1階)
結婚式場
- MARINE & WALK YOKOHAMA[65]
- ウェディングゲストハウス「BAYSIDE GEIHINKAN VERANDA minatomirai (ベイサイド ゲイヒンカン ヴェランダ ミナトミライ)」[142][143]
- (旧GENTO YOKOHAMAの併設施設「ベイサイド迎賓館・ベイサイドガーデンクラブ」を運営していたテイクアンドギヴ・ニーズ (T&G) による)
- グランドオリエンタルみなとみらい(カフェ&レストラン・アートギャラリーを併設)[144][145]
- アニヴェルセル みなとみらい横浜(30年間の定期借地)
- 県民共済プラザビル
- 結婚式場メルヴェーユ(神奈川県民共済生活協同組合の組合員が利用できる結婚式場)
病院・警察・郵便局・学校
- けいゆう病院
- 神奈川県警察みなとみらい分庁舎
- 建物内1階:戸部警察署みなとみらい交番
- 横浜桜木郵便局
- みなとみらい学園 横浜歯科医療専門学校(旧鶴見歯科学園)
- 横浜市立みなとみらい本町小学校(本町小学校から分離新設、2018年度より10年間限定で開校予定)
歴史的建造物
- 横浜赤レンガ倉庫
- 日本丸展示ドック(重要文化財:旧横浜船渠株式会社第一号船渠、2000年指定)
- ドックヤードガーデン(重要文化財:旧横浜船渠株式会社第二号船渠、1997年指定)
- 汽車道
街区別施設一覧
各街区の位置・詳細情報は、横浜市都市整備局の「みなとみらい21街区開発状況」および「開発状況図 (PDF) 」を参照。また、中央地区における各街区の高さ制限等については同局サイト内の「みなとみらい21中央地区地区計画」および「計画図」、あるいはみなとみらいエリアマネジメント公式サイト内の「中央地区の街づくり」を参照。
- 開発事業者を公募中・今後公募予定の街区
- 土地所有者により今後開発予定の街区(公募実施街区を除く)
- 暫定施設(期間限定で貸し出している・貸し出す予定の街区 ※長期間の定期借地となっている街区も含む)
- なお、49街区の西隣・道を挟んで向かい側のハートケア横浜(介護老人保健施設)、グランシティみなとみらい(マンション)などがある区画はみなとみらいの開発地区に含まれていない[14]。
新港地区(1-17街区)
街区 | 内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
1街区 | 横浜海上防災基地(海上保安庁第三管区海上保安本部)
|
||
2街区 | 横浜赤レンガ倉庫
|
||
赤レンガパーク | |||
ピア赤レンガ桟橋 | |||
3街区 | 象の鼻パーク | ||
4街区 | MARINE & WALK YOKOHAMA(マリン アンド ウォーク ヨコハマ)[65][155][156][157] (事業者:三菱商事都市開発、施工業者:鹿島建設) 2階建て(結婚式場は5階建て)の低層分棟方式・ライフスタイル提案型の商業施設として計画され、2016年3月4日に開業。
(過去:開発が行われる以前は新港地区第4街区臨時駐車場 (一般車・バス) となっていた) |
2014年11月着工[159] 2016年2月竣工 | |
5街区 | ハンマーヘッドパーク(仮称)[14]
(当街区は6-1街区の海側先端部分に位置する) |
2018年度開園予定[90] | |
6-1街区 | 新港客船ターミナル(再整備事業進行中)
(区域内には東京藝術大学大学院映像研究科新港校舎や新港ピア(2008年に横浜トリエンナーレの会場として建設)があったが、2015年度に閉鎖となった) |
9号岸壁を拡張整備 (2017年3月より事業者公募開始[160][161]) (2019年3月に供用開始予定[88][89]) (定期借地権を設定[89]) | |
6-2街区 | 緑地化予定[14] | 詳細未公表 | |
7街区 | 緑地兼駐車場(国際大通りを挟み、新港中央広場の拡張)[14][162][163] (2013年5月末時点で、観光バス・契約車などの駐車場となっている) (開国博Y150では「トゥモローパーク」の会場となった) |
着工時期未定 (当初:2012年度着工予定) 暫定施設 (15年間の予定)[163] | |
8街区 | 新港中央広場(汽車道と赤レンガ倉庫を結ぶ公共緑地広場)[14] (開国博Y150では「はじまりの森」の会場となった) |
公共施設緑化整備の事業計画地に選定[162] | |
9街区 | 横浜税関新港分関庁舎 | 下記再開発計画あり | |
横浜第一港湾合同庁舎 | 下記再開発計画あり | ||
時間貸し駐車場(コインパーキング、PEN・タイムズ)、赤レンガパーク臨時駐輪場 | 下記再開発計画あり | ||
国の出先機関(16機関)を集約した新合同庁舎[111][164][165] (管轄:国土交通省関東地方整備局) 現在は国の機関が横浜地方合同庁舎や横浜第二港湾合同庁舎など市内の建物に分散しているが、建物の老朽化に加え執務スペース不足などの課題もあることから当地への移転集約が計画されている(移転の対象となるのは東京国税局横浜中税務署や横浜公共職業安定所など16機関を予定)[111][164][165]。 |
2022年度完成予定[注 20] | ||
10街区 | カップヌードルミュージアムパーク[注 15] | 旧名称:新港パーク | |
11-1街区 | JICA横浜国際センター(赤レンガ国際館)[1]
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11-2街区 | 安藤百福発明記念館(カップヌードルミュージアム) (事業者:日清食品ホールディングス) |
2011年9月開業 | |
グランドオリエンタルみなとみらい (大型チャペルなどブライダル関連複合施設、事業者:ブライダル・プロデュース)[144][145]
|
2013年11月開業 | ||
Audi みなとみらい (カフェ併設の自動車ショールーム等関連施設、事業者:アウディジャパン) |
2013年8月開業 | ||
11-3街区 | 横浜みなとみらい万葉倶楽部(日帰り温泉・宿泊施設) | ||
12,14街区 | 横浜ワールドポーターズ | ||
13街区 | ナビオス横浜(横浜国際船員センター) | ||
15街区 | よこはまコスモワールド
|
暫定施設 (所有:横浜市[1]) | |
16街区 | アニヴェルセル みなとみらい横浜 (ブライダル関連施設、事業者:アニヴェルセル)
|
2014年2月開業[170] (30年間の定期借地) [46] (所有:横浜市) | |
17街区 | プロムナード「汽車道」・運河パーク |
中央地区(18-67街区)
18-25街区(みなとみらい駅方面)
街区 | 内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
18,22街区 | 横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)
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ぷかりさん橋
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19街区 | 臨港パーク | ||
20街区 | 新展示場(パシフィコ横浜の拡張(MICE機能[注 14]の拡充)、ホテルを併設)[101][102]
〈みなとみらい21中央地区20街区MICE施設整備事業〉
※当街区は「パシフィコ横浜」に隣接していることから、稼働率が限界に近づく展示場などの拡張・ホテルの新設が計画されている[103][112][113][114]。民間資金を活用するPFI事業とし、施設の建設・維持管理を行う事業者については入札を行い竹中工務店が選定された(2015年12月契約締結)[104][173]。 |
2017年8月着工[175] 開業目標:2020年4月[104] (所有:横浜市) | |
21街区 | 内貿バース(耐震バース・耐震強化岸壁)
|
大規模災害発生時に緊急物資や被災者の海上輸送基地として利用 | |
23街区 | よこはまコスモワールド (コスモワールドの当街区敷地にて、日本丸メモリアルパークの拡張計画あり) |
暫定施設 (所有:横浜市) | |
日本丸メモリアルパーク | |||
24街区 | クイーンズスクエア横浜 | クイーンモール(低層部メインストリート) | |
みなとみらい駅(建物内地下3階で直結) | |||
クイーンズタワーA
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クイーンズタワーB
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クイーンズタワーC | |||
横浜ベイホテル東急 | |||
ショッピングフロア
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クイーンズサークル(建物内1階、イベントフロア) | |||
みなとみらいギャラリー(建物内2階) | |||
横浜みなとみらいホール(建物内1階) | |||
クイーンズパーク(クイーンズスクエア前広場) | |||
地域冷暖房システム第2プラント(クイーンズタワーA地下4-5階、事業者:みなとみらい21熱供給) | |||
25街区 | 横浜ランドマーク | 横浜ランドマークタワー (事業者:三菱地所)
|
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ランドマークプラザ(ショッピングモール)
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ドックヤードガーデン(重要文化財:旧横浜船渠株式会社第二号船渠、1997年指定) | |||
ニコル・グループの自動車ショールーム(下記のショールームが隣接営業している)[注 21]
三菱地所のレジデンス ラウンジ みなとみらいイベントスクエア[177]
|
暫定施設 (所有:三菱地所[70]) (ランドマークタワー二期棟の開発時期等詳細については不明) |
26-31街区(桜木町駅方面)
街区 | 内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
26街区 | クロスゲート(CROSS GATE) | ||
27街区 | 横浜桜木郵便局 | ||
富士ソフト本社ビル | |||
28街区 | TOCみなとみらい(2017年12月を目処に「ヒューリックみなとみらい」に改称予定[128]) (事業者:テーオーシー)
|
2007年8月着工 2010年3月竣工 (地上19階、高さ約94m) | |
29街区 | 県民共済プラザビル(神奈川県民共済生活協同組合の本部を設置)
|
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30街区 | 横浜銀行本店ビル | ||
日石横浜ビル | |||
31街区 | みなとみらい21クリーンセンター | ||
みなとみらい21熱供給
|
32-38街区
街区 | 内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
32街区 | けいゆう病院 | ||
神奈川県警みなとみらい分庁舎
(国際大通り側に神奈川県警みなとみらい分庁舎が使用する暫定駐車場あり[1]) |
|||
オーシャンゲートみなとみらい(事務所棟)・ブランズタワーみなとみらい(集合住宅棟)からなる高層複合施設[79][80][81][注 22] (事業者:東急不動産、設計・施工:清水建設)
(UR都市機構が2013年3月25日に行った入札で同社が落札、土地を取得)[183] |
<ブランズタワーみなとみらい> (29階建て・高さ99.7m) 2014年10月着工[184] 2017年1月竣工[80] <オーシャンゲートみなとみらい> (14階建て・高さ約82m) 2015年10月着工 2017年7月竣工[185] | ||
33街区 | みなとみらいビジネススクエア(オフィスビル・低層部商業施設) (事業者:東京海上日動火災保険) |
みなとみらい駅直結 | |
MMパークビル(オフィスビル・低層部商業施設・医療機関等) (事業者:三菱地所) |
みなとみらい駅直結 | ||
みなとみらいセンタービル(オフィスビル・低層部商業施設) (事業者:オリックス、大和ハウス工業、ケン・コーポレーション) |
2010年竣工 みなとみらい駅直結 | ||
34街区 | MARK IS みなとみらい(大型商業施設) (土地所有・事業者:三菱地所)
|
2011年5月着工 2013年6月開業 みなとみらい駅直結 (地上6階・地下4階) (駐車場:約900台収容) | |
35街区 | グランモール公園(美術の広場)[注 23] | ||
36街区 | 横浜美術館 | ||
37街区 | (南区画)三菱重工横浜ビル
(2017年3月にヒューリックがビルを取得しており[189]、今後はケネディクスグループが組成するファンド等に組み入れられる予定[190][191]。なお、三菱重工グループは以降も賃借により入居を継続している[192]) |
1994年6月開業 | |
(北区画)横浜ホームコレクション(住宅展示場) (企画運営:エイトノットアンドカンパニー) |
暫定施設 1995年3月オープン (所有:KRF48) | ||
38街区 | 今後開発予定地(最北部の区画)[1][70] (敷地面積:約5,200m2) |
開発内容等詳細は不明 (所有:三菱地所[70]) | |
ぴあMMアリーナ(仮称)計画[100][197]。 (敷地面積:38街区全体約19,700m2 [70]のうち、約12,000m2 [100]) ぴあが収容客数1万人規模の大型コンサートアリーナ(地上4階建て・高さ約32m、飲食店も入居[198])を2020年春に開設[100]。同社はこれを機にホール・劇場運営事業に本格参入する[199]。
(三菱地所が所有する土地を定期借地権〈借地期間は未公表〉で借り受け、佐藤工業の施工で建設[200]) |
2017年12月着工予定[100] 2020年3月竣工予定 (定期借地) (所有:三菱地所[70]) | ||
首都高速道路株式会社神奈川局開発計画(事務所・駐車所)[1] (敷地面積:約2,500m2/最南部の区画) (建物の規模:地上10階、高さ47m) |
2018年6月着工予定 2020年3月竣工予定 (土地売却か定期借地かは不明) (所有:三菱地所[70]) |
39-49街区
街区 | 内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
39街区 | M.M.TOWERS(集合住宅) | THE West:2003年10月竣工、30階・高さ99.9m[203] THE East:2003年2月竣工、30階・高さ99.9m[204] THE South:2003年10月竣工、30階・高さ99.9m[205] | |
40街区 | M.M.TOWERS FORESIS(集合住宅) | R棟:2007年3月竣工、30階・高さ99.95m[206] L棟:2008年2月竣工、30階・高さ99.95m[207] | |
41街区 | (北区画)横浜メディアタワー | ||
(南区画)みなとみらいミッドスクエア ザ・タワーレジデンス(集合住宅) | |||
42街区 | (北区画)リーフみなとみらい
|
||
(南区画)みなとみらいグランドセントラルタワー(オフィスビル・低層部商業施設)[注 24] (事業者:丸紅・三菱商事、施工業者:鹿島建設) (建物の規模:地上26階・地下2階、高さ123.6m)
|
2009年1月着工 2011年7月竣工 | ||
43街区 | (北区画)神奈川大学みなとみらいキャンパス(仮称)[208][209]
(建物の規模:地上21階・地下1階、高さ98.85m[209][210][211])
(将来的にみなとみらい大通り側〈PRYME GALLERY みなとみらいとの境界西端付近〉にはデッキを整備する計画がある[215]) |
2018年9月着工予定[209] 2020年11月竣工予定[209] (キャンパスは2021年4月開設予定)[209] | |
(南区画)PRYME GALLERY みなとみらい(プライムギャラリーみなとみらい)[注 25] (事業者:岡田ビル、施工業者:大成建設) (過去:モリモトのオフィスビル「コンカードみなとみらい」(延床約7万m2、17階建て・高さ約85m) が開発中止) |
2013年6月新規着工 2014年4月開業 暫定施設 (10年間契約)[51] (元所有:UR都市機構) | ||
44街区 | アルカエフ[注 8](運営:横浜都市みらい) (敷地面積:約19,200m2[14][218]) 南区画の再開発(下記参照)のためセキチュー棟(セキチュー・プラザ栄光生鮮館が入居)は2017年8月に閉鎖したが、ジョナサン棟と別棟(キッズオブトレジャーが入居)は以降も継続する見込みである[82]。 |
暫定施設 (所有:UR都市機構[2]) | |
(北区画)UR都市機構が今後事業者を公募予定(上記アルカエフの敷地のうち、北側約9,600m2)[150] | 2018年度以降公募予定 (所有:UR都市機構) | ||
(南区画)積水ハウス開発予定地(上記アルカエフの敷地のうち、南側約9,604m2)[152] (UR都市機構が2016年12月9日に行った入札で同社が落札、土地を取得。なお、土地の引渡しについては2017年12月下旬〜2018年1月下旬頃を予定[219]) |
着工時期未定 (元所有:UR都市機構) | ||
45街区 | MUFG グローバルラーニングセンター[53][54] (事業者:三菱地所)
(横浜ジャックモール跡地) |
2013年9月着工 2015年2月竣工 | |
上記区画外
|
暫定施設 [1] | ||
46街区 | (北西区画)横浜ブルーアベニュー[注 9](オフィスビル・低層部商業施設) (事業者:オーク・デベロップメント、施工業者:長谷工コーポレーション) |
2009年12月竣工 | |
(南西区画)横浜野村ビル (事業者:野村不動産・野村総合研究所、施工業者:清水建設) (建物の規模:地上17階、高さ89m[220][注 26])
|
2015年3月着工[72][注 27] 2017年1月竣工[227] | ||
(東区画)横浜アイマークプレイス[47][48] (オフィス・商業等複合、事業者:清水建設)
(横浜ジャックモール跡地) |
2012年11月着工 2014年3月竣工[48] | ||
上記区画外(参照) | みなとみらい地区再開発計画の対象外[244] (唐苑酒楼:暫定施設 [1]) | ||
47街区 | (北区画)コーエーテクモゲームス本社・東急REIホテル・Zeppライブハウス型ホール開発[70][93][245] (MM21地区47街区開発計画(仮称)) (事業者:三菱地所)
(三菱地所が開発し、完成後に本社オフィスとホール部分をコーエーテクモゲームスに譲渡[70]) |
2017年12月着工予定[246][247] 2020年1月竣工予定[246] (ホテルとライブハウスは2020年春開業予定)[94][97] (元所有:三菱地所) | |
(南区画)村田製作所の研究開発拠点[105][106]
(敷地面積:約7,415m2) (三菱地所が村田製作所に土地を売却[107]) |
2018年着工予定[107][108] 2020年開業予定[107][108] (元所有:三菱地所) | ||
(最南部)上記の開発に使用されない残存区画あり(用途不明)[1]
(三菱地所が所有していた47街区の敷地面積は約16,700m2であるが、この残存区画は含まれない可能性がある[70]) |
土地所有者を含み詳細不明 | ||
48街区 | 横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール (UR都市機構横浜中央都市整備事務所の建物「ブルーマリーナMM21」を改装利用[38][39][40]) |
2007年開業 暫定施設 (借用期間:2017年頃まで) (所有:UR都市機構) | |
49街区 | シンクロン本社ビル | 2008年9月竣工 | |
シンクロン本社ビル新館
|
2013年2月着工[14] 2014年9月竣工[250] | ||
トヨタレンタリースの暫定利用計画あり[1]
(かつてオートバックス〈2016年10月に閉鎖した47街区暫定施設〉がサービスピットに使用していた49街区増設分の敷地) |
暫定施設 (開発時期等詳細は不明) |
50-67街区(新高島駅方面)
街区 | 内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
50街区 | Brillia Grande MM OCEAN&PARK(集合住宅) | 2007年11月竣工 | |
Pacific Royal Court MM OCEAN&URBAN(集合住宅) | O棟:2007年11月竣工 U棟:2008年6月竣工 | ||
51街区 | 高島中央公園 | ||
52街区 | 事業者公募街区 |
高さ制限300m[254] 所有:横浜市 (国有地もあり) | |
53街区 | 事業者公募街区(公募:2015年8月〜)[146][255][256] (過去:総合エンタテイメント施設「GENTO YOKOHAMA」、2015年1月25日閉店[52]) |
高さ制限300m[254] 所有:横浜市 | |
54街区 | 清水建設の複合オフィスビル計画(MM21-54街区プロジェクト(仮称))[91][99] (オフィス・商業等複合)
(過去:2009年3月、観光バスターミナル54番館閉鎖) |
2017年8月着工[258] 2020年2月竣工予定 | |
55街区 | (55-1)LGグループの研究開発拠点「LGグローバルR&Dセンター(仮称)」および賃貸オフィス複合ビル[109][259][260][261][262] (建物の規模:地上18階・地下1階、高さ92.1m) |
2018年10月着工予定[109] 2021年4月開業予定[109] | |
(55-2)みなとみらい学園 横浜歯科医療専門学校(旧鶴見歯科学園)校舎 (設計・施工:大林組) |
2015年6月着工[263] 2016年8月竣工[68] | ||
56街区 | (56-1)京急グループ本社ビル(仮称)[91][92][264]
|
2017年7月着工 2019年6月竣工予定[265] | |
(56-2)資生堂の研究開発拠点「グローバルイノベーションセンター(仮称)」[84][85][87] (建物の規模:地上16階・地下1階[86]、高さ76.91m[266])
|
2016年10月着工[266] 2019年4月竣工予定[86] | ||
57街区 | (一部区画)横浜市立みなとみらい本町小学校[28][29][30][31] (設計:みかんぐみ[267]) (敷地面積:約9,000m2) (過去:かつてキヤノン・キャッツ・シアターがあり、劇団四季の「キャッツ」を2009年11月より3年間上演していた) |
2018年4月開校予定 暫定施設 (10年間限定開校) (所有:横浜市) | |
事業者公募街区(上記、小学校新設予定地外約4,000m2) | 所有:横浜市 | ||
58街区 | 事業者公募街区(公募:2017年1月〜)[146][268][269] (街区全体〈約9,308m2〉での提案を基本としつつ、58-1街区〈約5,741m2〉または58-2街区〈約3,567m2〉として分割提案も可能[268]) |
所有:横浜市 | |
59街区 | 国土交通省関東地方整備局 京浜港湾事務所 |
2007年2月開業 | |
オーケー本社ビル / PRYME COAST みなとみらい(プライムコーストみなとみらい)[270][271]
〈オーケー本社ビルおよび、岡田ビルによる複合高層ビル「PRYME COAST みなとみらい」(ホテル・集合住宅・商業店舗)の一体開発プロジェクト〉 (B区画)PRYME COAST みなとみらい:ホテル・集合住宅・商業店舗からなる27階建ての複合高層ビル。
(オーケー株式会社、岡田ビル株式会社、大成建設株式会社横浜支店の3社による「オーアンドオーMM59グループ」が当街区の一体開発を行う) |
<オーケー本社ビル> (施工:大林組[274]) 2014年11月着工[275] 2016年8月竣工[276] (※2016年3月末の竣工予定であったが延期された)[277] <PRYME COAST みなとみらい> (施工:大成建設[278]) 2015年1月着工[278][279] 2017年3月竣工[277][280] (※当初の予定では共に2014年1月に着工するとしていた) | ||
60,61,62街区 | (60街区)横浜みなとみらいスポーツパーク(2016年5月より暫定運営実施中[62][63]) (事業主体:公益財団法人横浜市体育協会) |
暫定施設 2006年7月オープン 2016年3月末運営終了[61] 同年5月より暫定運営実施中 (2017年11月末までの予定)[62][63] (所有:横浜市) | |
(61街区:一部区画)「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール」の移転プロジェクト[91][283] (敷地面積:約5,644m2)
(過去:61街区全体にはかつてマリノスタウンがあった) |
2017年8月着工予定 2019年4月移転開業予定 (30年間の定期借地) [284] (所有:横浜市) | ||
《3つの街区における街づくりの方針》
「観光・エンターテイメント[注 28]」を軸とした街づくり(3つの街区を合わせた約8.3haの土地)[282][285][286][287]
土地の処分については事業者への売却を基本とするものの、定期借地(20年以上、最大49年間)として開発することも可能(観光・エンターテイメント事業の特性を考慮)。また、開発を行うことができる土地の範囲については、以下の中から選択可能である[146][288]。
2015年8月より事業者の公募を開始[290]、2016年3月には61街区の一部区画(中低層エリア)における事業計画として「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モールの移転プロジェクト」が選ばれた[91]。残る60-62街区の残存部についても2017年1月に再公募が開始されている[146][268][288][289]。
(2014年に実施された60・61街区の開発方針に関する民間事業者へのサウンディング調査では、市が提案した「観光・エンターテイメント」を踏まえた街づくりに概ね賛同する意見が得られている[291]) |
所有:横浜市 | ||
63,64街区 | 高島水際線公園(たかしますいさいせんこうえん) | 2011年竣工 | |
65街区 | 富士ゼロックスR&Dスクエア(富士ゼロックスの研究開発拠点) (施工業者:清水建設) (建物の規模:地上20階・地下1階、高さ99.9m) |
2010年竣工 | |
66街区 | 日産自動車グローバル本社(日産自動車の本社ビル) (施工業者:清水建設) (建物の規模:地上22階・地下2階、高さ99.4m)
|
2009年竣工 | |
水際線プロムナード | 2008年竣工 | ||
67街区 | 横浜三井ビルディング(オフィス・テナント) (事業者:三井不動産、施工業者:大成建設) (建物の規模:地上30階・地下2階、高さ152.2m) |
2009年10月着工 2012年2月竣工 | |
水際線プロムナード | 2008年竣工 |
横浜駅東口地区(68街区)
街区 | 内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
68街区 | 横浜スカイビル
|
| |
横浜新都市ビル
|
ペデストリアン軸(歩行者動線)
当地区では重要な歩行者ネットワーク(歩行者専用通路)として「キング軸」、「クイーン軸」、「グランモール軸」という三つのペデストリアン軸(英語で pedestrian には「歩行者」という意味がある、軸は都市の根幹を形成する都市軸)を整備する方針となっている[14]。このうち、クイーン軸とグランモール軸は整備が進んでいるが、キング軸は後述のように現在も未整備箇所が多く残る。
なお、キング軸とクイーン軸の名称は横浜三塔とされる建物の愛称からきており、残るジャックについては借用期限のある暫定施設として、グランモール軸に商業施設「ジャックモール」(2012年9月営業終了)が作られた。
クイーン軸
桜木町駅方面からの動線。商業の中心であるランドマークタワーやクイーンズスクエア、さらに国際会議場がある横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)といった当地区を象徴する施設が並ぶ。
まず、桜木町駅前から「ランドマークタワー」まで続いている動く歩道と接続し、ランドマークタワーの2階部分に併設しているショッピングモール「ランドマークプラザ」からクイーンズスクエア内の「クイーンモール」を通り、「パシフィコ横浜」まで結んでいる。
グランモール軸
クイーン軸とキング軸を繋ぐ動線で、軸の両端はそれぞれみなとみらい駅と新高島駅の近辺にあたる。
ランドマークタワーとクイーンズスクエアの中間部分にある「ヨーヨー広場」からクイーン軸と交差するようにMARK IS みなとみらいおよび横浜美術館前(美術の広場)、旧ジャックモール前へと約700mにわたって整備されている「グランモール公園」[296]、さらに新高島駅周辺の旧GENTO YOKOHAMA周辺まで結んでいる。この区間は横断歩道による軸の切れ目も存在する。
なお、旧GENTO YOKOHAMA周辺からは「みなとみらい歩道橋」、日産本社2階部分の「NISSANウォーク」と続いて「はまみらいウォーク」で帷子川を渡り、横浜駅東口のそごうがある新都市ビルおよびスカイビルの2階部分へアクセスが可能である。
キング軸
横浜駅および新高島駅周辺のビジネスゾーンと海側を結ぶ動線。
軸の西端では「高島二丁目歩道橋」(高島二丁目地区にアクセスする、国道1号を渡る歩道橋)と接続しており、そこから東方の海側に向けてグランモール軸と交差する新高島駅周辺(旧GENTO YOKOHAMA)や「高島中央公園」、さらには「Brillia Grandeみなとみらい」などの集合住宅地域を通り、臨港パークの「潮入りの池」まで一直線に結んでいる。しかし、現在は日産本社前や新高島駅周辺、集合住宅地域と臨港パークの間など未開発街区が多く残っているため、今後の開発の進捗と共に軸の整備を行う計画となっている。2012年度には臨港パーク内でキング軸の一部となる階段の整備が行われた。また、新高島駅周辺の52〜54街区(ビジネスゾーンA)はランドマークタワーのある25街区(商業ゾーンA)と同様に、高さ300mまでの建物が建設可能なエリアとなっている[254]。
臨港パーク寄りの20街区では稼働率が限界に近づくパシフィコ横浜の機能を拡張するため、新たな展示場(MICE施設[注 14])の建設計画が2020年の開業を目指して進められている。キング軸はこの20街区の中央付近を通るため、同街区周辺を中心としてMICE拠点都市の顔となるべく緑豊かなビジネス交流空間の形成を目指している。さらにキング軸沿いの開発計画では同軸の地区施設面積のうち50%以上の緑化を目指しており、象徴性かつ独創性のある緑化となるようガイドラインによる誘導も行う方針である[297]。なお、当初の計画では軸の中心線に沿ってグランモール方面から旧GENTO YOKOHAMA周辺、高島中央公園を通り、臨港パークの「潮入りの池」まで、“流れる水のネットワーク”を敷く予定であったが、現時点での開発方針は不明である。
交通
鉄道
なお、明治末期から昭和60年代まではこの地区に東海道本線の貨物支線が存在し、横浜港に設けられた「横浜港駅」へは東京駅から「ボート・トレイン」と呼ばれる外国航路へ接続する臨時旅客列車も設定されていた。現在、その廃線跡地が遊歩道の「汽車道」として整備されていて、この地区の観光名所にもなっている。
バス
路線バス
- 横浜市営バス
- 156系統(滝頭〜日ノ出町駅前〜桜木町駅前〜横浜美術館〜けいゆう病院〜パシフィコ横浜)※土休日は桜木町駅〜パシフィコ横浜間は運休
- 163系統(みなとみらい100円バス日ノ出町駅ルート)(日ノ出町駅前〜桜木町駅前〜美術の広場前〜クイーンズスクエア〜ワールドポーターズ〜赤レンガ倉庫) ※土休日のみ(GW・学校長期休暇期間中は平日も運行)
- 周遊バス「あかいくつ」271系統 (桜木町駅前〜マリノスタウン前〜パシフィコ横浜〜赤レンガ倉庫〜中華街〜港の見える丘公園前〜大さん橋客船ターミナル〜桜木町駅:循環)
- 292系統(浅間町車庫前〜岡野町〜西前町〜戸部本町〜野毛町〜桜木町駅前〜横浜美術館〜けいゆう病院〜パシフィコ横浜)
- 京浜急行バス
- 141系統(ポートサイド〜横浜駅〜美術の広場前〜クイーンズスクエア〜パシフィコ横浜)※土休日は運賃100円
リムジンバス
- 京浜急行バス
- 京成バス
- 東京空港交通
- 全て成田空港行。横浜ロイヤルパークホテル、横浜ベイホテル東急、パシフィコ横浜から発着。
- 尚、かつては当地区隣のポートサイド地区にYCATがあった(この時も成田空港線のみ)。
航路
- ポートサービス
- シーバス (横浜駅東口 - みなとみらい21ぷかり桟橋 - 赤レンガ倉庫 - 山下公園)
- 港内遊覧 (ぷかり桟橋、山下公園発着)
- 京浜フェリーポート
周辺の地区
- 横浜駅周辺 - 駅の東口エリアと、はまみらいウォークで接続。
- 高島二丁目地区 - 国道1号を渡る高島二丁目歩道橋で接続。
- 桜木町
- 野毛
- 関内
- 伊勢佐木町
- 元町
- ヨコハマポートサイド地区 - みなとみらい大橋により接続。
- 横浜市中央卸売市場本場 - 横浜市の中央卸売市場。みなとみらい橋により接続。
- コットンハーバー地区 - 山内埠頭の再開発地区。中央卸売市場本場とコットン大橋で接続。
主なイベント
毎年あるいは数年おきに開催される主なイベントを以下に記す。
- 3月 - よこはまシティウォーク
- 3月 - 横浜マラソン(2015年から)
- 4月 - ヨコハマ大道芸 in みなとみらい21[298]
- 5月 - ジャパン・ヒストリックカー・ツアー
- 6月上旬 - 横浜開港祭(花火あり)
- 夏季 - 横浜スパークリングトワイライト[299](7月〜8月頃の数日間開催、2012年より花火あり)
- 8月
- ピカチュウ大量発生チュウ!
- みなとみらい大盆踊り
- 9月〜11月 - 横浜トリエンナーレ(3年に1度開催)
- 秋季 - スマートイルミネーション横浜[300](10月〜11月頃の数日間開催)
- 10月 - 横濱JAZZプロムナード
- 12月(クリスマス時期)
- かつて存在したイベント
- 2月 - 横浜国際女子駅伝(2009年まで)
- 6月 - フランス映画祭横浜(2005年まで、6月の「横浜フランス月間」の一環)
- 7月 - 横浜国際花火大会(山下公園地区、2008年まで)
- 8月 - 神奈川新聞花火大会(臨港パーク地区、2016年まで)
- 11月 - 横浜国際女子マラソン(2014年まで)
みなとみらいが舞台になった作品
- 映画
- あぶない刑事シリーズ
- 『あぶない刑事リターンズ』 - ヨコハマインターコンチネンタルホテルのロビーおよび周辺で撮影。
- 『あぶない刑事フォーエバーTHE MOVIE』 - ぷかりさん橋のピア21周辺で撮影。
- 『まだまだあぶない刑事』 - カフェのシーンで登場。
- 『さらば あぶない刑事』 - ヨコハマインターコンチネンタルホテルが登場。
- ゴジラシリーズ
- 『ゴジラvsモスラ』や『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』の最終決戦の地として使われている。
- 『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』 - 映画中の舞台やエンディングの実写で登場。同シリーズでは他にも『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』などでエンディングの実写に登場している。
- 『大決戦!超ウルトラ8兄弟』 - ほぼすべての撮影が横浜市内で行われた。
- 『犯人に告ぐ』 - 冒頭に大晦日カウントダウンの場面が登場する。
- 『踊る大捜査線 THE MOVIE』 - クイーンズスクエア横浜で撮影。
- 『映画 プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!』 - 同作の主な舞台。
- 『映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち』 - 上記と同じく同作の主な舞台で、坂上あゆみ(キュアエコー)[注 29]が住む町でもある。また、次々作『映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち』にて、妖精のグレルとエンエン[注 30]があゆみのパートナー妖精となったと同時に人間界(横浜)に住むようになった。
- テレビドラマ
- 『あぶない刑事』(日本テレビ系列) - 横浜みなとみらい地区が完成される以前の高島ヤード(操車場)・東横浜駅(貨物駅)・高島埠頭が登場。また、日本テレビ開局45周年記念作品の『あぶない刑事フォーエバーTVスペシャル'98』では、横浜みなとみらい地区として登場した。
- 『喰いタン』・『喰いタン2』(日本テレビ系列)
- 『蘇える金狼』(日本テレビ系列) - インターコンチネンタルホテル等を背景に、最終話で朝倉哲也と茂義賀津夫が対峙する。
- 『たったひとつの恋』(日本テレビ系列)
- 『RESCUE〜特別高度救助隊』(TBS系列)
- 『海猿』(フジテレビ系列)
- 『救命病棟24時』第4シリーズ(フジテレビ系列)
- 『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系列) - 津崎の勤務するIT企業「3Iシステムソリューション」および土屋の勤務する化粧品会社「ゴダールジャパン」(いずれもみなとみらいグランドセントラルタワー)、その他のシーンにて登場。
- 『レンタルの恋』(TBS系列)
- 小説
街の名称について
「みなとみらい21」という名称は、「みなと横浜」をイメージしつつ、「未来への発展を目指す21世紀の横浜にふさわしい」名称として、1981年、一般公募された約2300点のなかから選出された。他の候補には、「アクアコスモ」「コスモポート」「赤い靴シティ」「シーサイドタウン」「シーガルタウン」等があった[301]。
決選投票は「赤い靴シティ」と「みなとみらい21」で行われた。なお、「みなとみらい21」の名称は一次選考では落選しており、二次選考の委員から再度発掘されたものである(特に二次選考委員であった柳原良平が「横浜といえば港町である」という理由で強く推したことによる)[301][302][303]。
受賞歴
- 1997年に都市景観100選を受賞している。
- みなとみらい線の駅のデザインで2004年度グッドデザイン賞(建築・環境デザイン部門)を受賞。また、2006年には「横浜市の一連の都市デザイン」で同賞を受賞している。
脚注
注釈
- ^ 西区ではみなとみらい、高島の一部、中区では新港、桜木町の一部、海岸通の一部(象の鼻パークのみ)が当地区に含まれている。
- ^ 観覧車「コスモクロック21」などがあるみなとみらいの15街区に該当する。なお、コスモワールドは中央地区にあたる同23街区にまたがって運営されている。
- ^ a b c d 各施設から投入されたごみは空気の流れを利用した輸送システムにより、みなとみらい21クリーンセンター(31街区)内の廃棄物管路収集施設に一元集積される(みなとみらい21管路収集システム)。道路上にごみを置く必要がなく衛生面や街の美観に貢献していたが、2000年代に入ると採算性やごみの分別に不向きなどの問題が顕著となり2010年までの廃止が検討されていた。その後も暫く継続されていたが、2014年1月には横浜市が2017年度末までに廃止する方針を決定した[13]。
- ^ = 約4,500トン。
- ^ みなとみらい大通りは都市計画道路「栄本町線」、国際大通りは臨港幹線道路の一部である。
- ^ とちのき通りは整備前の段階では「ゆりのき通り」という呼び名であった[15]。これは横浜市道路局の「横浜市街路樹設置基準」の改訂(2002年)で、整備前にユリノキからトチノキへ街路樹の変更が行われたためである(実際に道路の整備が行われたのは改訂翌年の2003年〜2004年度)[16]。なお計画時の名称としては、すずかけ通り・いちょう通り・けやき通り・さくら通りの順にみなとみらい1号線〜4号線という番号振りがされており、とちのき通りは6号線にあたる。また5号線はそれぞれの通りを垂直に結ぶ、MRAK IS みなとみらい東側(みなとみらい駅前交差点)〜高島中央公園西側(みなとみらい五丁目交差点)までの通りで、街路樹はハナノキが植えられている[17]。
- ^ 埋立事業礎石が工事の安全祈願と着工を記念して、埋立地の海中に沈められた。なお、礎石は後に引き上げられ、現在では日本丸メモリアルパーク内に設置されている。 参考:帆船日本丸・横浜みなと博物館ガイド(公式パンフレット) (PDF)
- ^ a b 施設名の由来は、イタリア語で箱舟を意味する「Arca」(アルカ)と英単語 “Future”(未来)、“Familiar” (親しみ)、“Fortune”(幸運)より頭文字の「F」(エフ)を組み合わせた造語である[34]。ただし、当施設の英語表記では“ARUKAEFU”となっている[35]。
- ^ a b c パシフィックホールディングス(旧パシフィックマネジメント)グループのオーク・デベロップメントによる開発で、当初の仮称はODビル、その後にパシフィックスクエア横浜みなとみらいに変更、さらに完成間際にパシフィックホールディングスが会社更生法を申請したことで、現在の名称に変更となった。
- ^ 土地区画整理事業は予定通り2010年度中に完了。
- ^ a b c 研究開発拠点の設置に関して同社による公式発表はなく、事業内容等の詳細は不明。
- ^ a b ただし、「横浜みなとみらいスポーツパーク」では2016年5月1日より期間限定で暫定運営を行っている(2017年11月末までの予定)[62][63]。
- ^ 当地区での開催は1996年と2004年に続き3回目となる[74]。
- ^ a b c d MICE(マイス)はMeeting(会議・研修)、Incentive tour(招待旅行)、Conference(国際・学術会議/Conventionとする場合もある)、Exhibition(展示会)の頭文字で、これらを合わせた呼称として使用される。 参考:JTB総合研究所 観光用語集「MICE」
- ^ a b 日清食品ホールディングスが2012年8月1日から2022年7月31日までの10年契約で「新港パーク」のネーミングライツ(命名権)を取得した(詳細は「安藤百福発明記念館#カップヌードルミュージアムパーク(旧・新港パーク)」を参照)。
- ^ このディーラーではミニ・プジョーなども扱っている。
- ^ 正確には横浜市の財政局(旧横浜市土地開発公社〈2014年3月解散〉[147][148]所有地を継承)、および港湾局が所管する街区。また、一部国有地も含まれる。
- ^ 44街区(現在は暫定施設のアルカエフが運営中)について、UR都市機構では2015年度以降に公募・譲渡する方針としており[151]、2016年12月に積水ハウスが同街区南側半分(約9,604m2)の土地を取得している[152]。また、48街区では暫定施設の「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール」が運営中であるが、借地契約期間終了後には61街区の一部区画にて移転開業する予定である[91]。
- ^ 過去には「2014年度を目処に7階建ての合同庁舎を完成させる」という報道[166]や「2011年度を目処に10階建ての合同庁舎を完成させる」という報道[167]もあったが、リーマン・ショックや東日本大震災などの影響で計画は大幅に遅れ、2016年12月になって「2022年度を目処に7階建ての合同庁舎を完成させる」という新たな方針が明らかとなった[111](国土交通省が2009年度に事業計画を新規採択して以降、2013年度と2015年度に計画の見直し(再評価)が行われているが、今回の方針は後者の再評価時に示されたものである[165])。
- ^ 当地へ移転集約する方針については財務省が2008年度に取りまとめた「庁舎等の移転・再配置計画案(東京23区外)」で最初に示され、翌2009年度には国土交通省が事業計画(横浜地方合同庁舎整備事業)を新規採択しているが[165]、その後に起きたリーマン・ショックや東日本大震災などの影響で計画が大幅に遅れることとなった[111][164]。
- ^ この場所には2006年8月まで、マンション販売センターの「フォレシスギャラリー」(暫定施設)があった。
- ^ 当初は大型商業施設(複数社による共同開発)と集合住宅からなる複合施設が計画されていた[56]。
- ^ グランモール公園の「美術の広場」のみが35街区に該当し、同公園のその他のエリア(広場)は各施設(=各街区)間を通る歩行者動線という扱いである[14]。
- ^ この場所には2006年10月まで、「MM Mid Square」マンションギャラリー(暫定施設)があった。
- ^ 当地ではモリモトによるオフィスビル「コンカードみなとみらい」が2008年6月に着工していたが、同社の民事再生手続申し立て(同年11月)の影響で工事が中断され、事実上の開発中止となった。その後、岡田不動産が当地を取得し「2011年3月以降にモリモトの計画を引き継いだオフィスビルか、2階建て暫定商業施設を建設する」と発表した[118]が、暫く建設が再開されることはなかった。2013年3月になって岡田不動産の関連会社である岡田ビルが当地で、商業地域の用途制限を超える鉄骨造2階建ての自動車修理工場(物品販売等店舗、車庫含む)の新築申請を横浜市に行い[119]、同年6月に自動車のショールームおよび整備工場、物販店などを含む暫定商業施設(当施設)の着工に至った[216]。
- ^ 当初は高さ約150mを予定していたが[221]、その後に約130m、約109mと縮小発表が続いた[14][222][223][224]。最終的な高さは当初の計画より大幅に縮小され、89mとなっている[223][224]。
- ^ 当初は2009年の着工、2011年の竣工を予定しており、建物の高さも150m級の計画であった[221]。その後、2012年の着工予定に延期となり[222]、更に2014年3月時点の情報[14]では2014年の着工、2016年の竣工予定となっていた。2014年11月には建築計画の標識も設置され、当初の計画より約6年遅れとなる2015年3月にいよいよ着工を迎えた[72]。
- ^ 一般的なメディアなどでは「エンターテインメント」と表記される場合が多いが、ここでは横浜市が公式に発表した「観光・エンターテイメント」[282]の表記に従う。
- ^ 『NewStage』で初登場したクロスオーバー映画限定のプリキュア。
- ^ 『映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち』で初登場した妖精。
出典
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- ^ 「マリノスタウン」移転検討も 横浜市、観光・エンタメ軸に再整備へ(神奈川新聞:カナロコ 2015年2月26日)
- ^ a b MM60〜62街区再整備 「観光・エンタメ」方針決まる 市、民間との対話踏まえ(タウンニュース<中区・西区版> 2015年3月12日号)
- ^ マリノスタウンが移転? その詳細は?(はまれぽ.com 2015年2月26日)
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- ^ a b 横浜市、MM21の3街区で開発事業者を再公募(日本経済新聞 2017年1月24日)
- ^ みなとみらい21地区53、54、55-1、56-1及び60・61・62街区における開発事業者の公募を開始します(横浜市都市整備局みなとみらい21推進課 2015年8月5日)
- ^ みなとみらい21地区60・61街区の街づくり方針の策定に向けたサウンディング調査の結果概要を公表します (PDF) (横浜市都市整備局みなとみらい21推進課 平成26年 (2014年) 11月12日)
- ^ 横浜ドーム構想が再燃 経済界、具体案を公表(日本経済新聞<電子版> 2014年8月12日)
- ^ 「横浜ドーム」論争、真夏に噴出 地盤沈下に危機感(日本経済新聞<電子版>:ニュースプラス 2014年8月14日)
- ^ 横浜ドームを実現する会の提言資料(CGの完成予想図掲載) (PDF) (横浜ドームを実現する会 2014年7月12日)
- ^ 駅周辺施設・整備事業(横浜市都市整備局:エキサイトよこはま22公式ページ)
- ^ 緑と水とアートの広場 グランモール公園を散策する(M.M.Luxury)
- ^ みなとみらい2050プロジェクト アクションプラン (PDF) (横浜市 平成27年 (2015年) 3月/横浜市温暖化対策統括本部「みなとみらい2050プロジェクトアクションプラン」)
- ^ ヨコハマ大道芸 公式サイト
- ^ 横浜スパークリングトワイライト 公式サイト
- ^ スマートイルミネーション横浜(SMART ILLUMINATION) 公式サイト
- ^ a b 公募で決まったという「みなとみらい21」の名付け親は誰?(はまれぽ.com 2014年12月13日)
- ^ 海風という季節:「みなとみらい」通勤電車で命名(朝日新聞神奈川版 2012年11月7日/記事のアーカイブ(インターネットアーカイブ):Wayback Machine - July 2, 2013)
- ^ 柳原良平さん死去 トリス通して庶民描く みなとみらい愛称選定も(withnews 2015年8月19日)
関連項目
- 高島
- 桜木町
- 山下臨港線プロムナード
- 東横線跡地プロムナード(廃線跡の遊歩道整備、名称未定)
- 大さん橋
- 山下公園(横浜マリンタワー)
- 港の見える丘公園
- 横浜港臨港幹線道路
- 横浜ベイブリッジ
- 横浜博覧会
- エキサイトよこはま22(横浜駅周辺大改造計画)
- ウォーターフロント
- 埋立地
- 都市計画
- 新都心
- 臨海副都心(お台場・有明)
- ポートアイランド
- 神戸ハーバーランド
- 天保山ハーバービレッジ
外部リンク
- 横浜みなとみらい21公式ウェブサイト
- みなとみらいエリアマネジメント公式サイト(MM.A.M.) - 当地区の街づくりなどに関するページ
- 横浜市都市整備局 みなとみらい21推進課
- 横浜市港湾局 みなとみらい21地区公募情報
- 横浜市経済局 企業誘致ガイド