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会議

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
共和政古代ローマ元老院における会議。
カティリナを攻撃するキケロ
チェーザレ・マッカリ画(1888年

会議(かいぎ)は、特定の議題に関して意見交換・審議し、合意・施策などの意思決定をすること、および構成員の集まりを意味する。また、それらの集まりを計画・管理・運営する合議体の意味もある[1]。 英語のmeeting(ミーティング)は集まり・協議を意味し[2]、conference(カンファレンス)は協議および協議体を意味する[3]

類似した集まりを意味する単語に「会合」、「討議[4]」、「打ち合せ[5]」、「寄り合い[6]」などがある。

概要

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会議は、組織において、最も重要な人間と人間との間の意思を伝達する手段である。 特に民主主義を標榜する集団に於いては、議決機関である国家や企業は常に会議の形を取り、多数で相談の上で決定する。 ただし、国家や企業のトップが独裁的な場合には、単に形式だけの会議が行われて提出された議案が承認される、という建前に使われる場合もある。 会議形式を会議体という。特に近年、会議の進行役をファシリテーターという。

ファシリテーター

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会議を考案し進行役を務めるファシリテーターという専門職がある。そもそも会議は、時間や人件費など、貴重なリソースを投じて行われる。 ファシリテーターは、会議の進行を通じてそれら「資源の浪費」を防ぐ役割を担うことが多い。

会議の種類

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トレーニングミーティング
衆議院での会議の様子(1954年6月3日 改正警察法案の審議)

会議の進行方法

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会議の進行方法は会議様式によってまちまちであるが、以下の方法が一般的とされる。

会議の内容は保存されるべきものであり、その記録は議事録といわれる。
議事録を作成する係を一般に書記と呼ぶ。速記者などがこれに当たることもある。
参考資料が必要な場合には印刷物を配布することがある。
近年はプロジェクターなどのモニターにPC画面を映し出して会議を進める例も多くなっている。

会議室

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会議を行うために設けられた部屋を会議室という。

ソフトウェア

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会議に使用されるソフトウェアとして、プレゼン形式の会議ならばPowerPointが最もよく使用される。 互いに意見を出しあう会議で、ブレインストーミング等を行うときはMindManagerが用いられることもある。

派生言語

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  • 「ファンミーティング」 タレント、歌手、スポーツチーム・選手など、特定の人物や団体・ユニットのファンを集めての交流会という意味で使われている。
  • ニコニコ大会議 ニコニコ動画のユーザーや視聴者を中心に行われる会議体で、リアルとバーチャルの2面がある。

脚注

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  1. ^ kotobank 「会議」
  2. ^ weblio “meeting”
  3. ^ weblio “conference”
  4. ^ kotobank 「討議」
  5. ^ kotobank 「打ち合せ」
  6. ^ kotobank 「寄り合い」

関連項目

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