福富町 (横浜市)
福富町仲通 | |
---|---|
町丁 | |
北緯35度26分42秒 東経139度37分51秒 / 北緯35.445025度 東経139.630811度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 神奈川 |
市町村 | 横浜市 |
行政区 | 中区 |
人口情報(2024年(令和6年)3月31日現在[1]) | |
人口 | 200 人 |
世帯数 | 127 世帯 |
面積([2]) | |
0.019 km² | |
人口密度 | 10526.32 人/km² |
設置日 | 1928年(昭和3年)9月1日 |
郵便番号 | 231-0043[3] |
市外局番 | 045(横浜MA)[4] |
ナンバープレート | 横浜 |
ウィキポータル 日本の町・字 ウィキポータル 神奈川県 ウィキプロジェクト 日本の町・字 |
福富町東通 | |
---|---|
町丁 | |
北緯35度26分41.81秒 東経139度37分54.48秒 / 北緯35.4449472度 東経139.6318000度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 神奈川 |
市町村 | 横浜市 |
行政区 | 中区 |
人口情報(2024年(令和6年)3月31日現在[1]) | |
人口 | 122 人 |
世帯数 | 136 世帯 |
面積([2]) | |
0.020 km² | |
人口密度 | 6100 人/km² |
設置日 | 1928年(昭和3年)9月1日 |
郵便番号 | 231-0044[5] |
市外局番 | 045(横浜MA)[4] |
ナンバープレート | 横浜 |
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福富町西通 | |
---|---|
町丁 | |
北緯35度26分45.33秒 東経139度37分47.72秒 / 北緯35.4459250度 東経139.6299222度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 神奈川 |
市町村 | 横浜市 |
行政区 | 中区 |
人口情報(2024年(令和6年)3月31日現在[1]) | |
人口 | 320 人 |
世帯数 | 509 世帯 |
面積([2]) | |
0.030 km² | |
人口密度 | 10666.67 人/km² |
設置日 | 1928年(昭和3年)9月1日 |
郵便番号 | 231-0042[6] |
市外局番 | 045(横浜MA)[4] |
ナンバープレート | 横浜 |
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福富町(ふくとみちょう)は、神奈川県横浜市中区の町名。横浜市有数の歓楽街の一つであり、特にソープランドの店舗数が多い。この他に普通の飲食店も多い。韓国系の店が多く、コリア・タウン化している[7]。福富町仲通、福富町東通、福富町西通の三町からなる。
歴史
[編集]元々は久良岐郡吉田新田の内の勇吉新田、加島新田であり、1870年(明治3年)6月に福富町が起立[8]。1928年(昭和3年)に現在の3町に分立した[9]。町内に清正公を祀る常清寺があったため[10]、現在もメインストリートとして清正公通りの名がある。
太平洋戦争以前は普通の商工地区であったが、戦争により焼け野原となり、戦後進駐軍に接収され、かまぼこ兵舎が多数造営された[9]。この状態が1952年(昭和27年)まで継続したため町の発展が阻害された。接収解除後は1960年頃から飲食店街、繁華街として賑わっていたが、1966年(昭和41年)に「トルコ風呂(現:ソープランド)」の「営業禁止除外区域」に指定されたため、関内地区にあった風俗店が福富町に流れ込み[11]、とりわけ性風俗産業等が伸長して現在に至る。1983年時点で、営業の認可を得たソープランドが24軒、キャバレー9店、バー38店があり、横浜市内で最も風俗店が多い地域となった[9]。
店の経営者の高齢化が進み、後継者の不在のため店舗の賃貸が始まり、朝鮮人に店を貸したのがきっかけで、1988年頃から朝鮮系の店が増え始めた[11]。最盛期より数は減ったが、2014年時点で22店の朝鮮料理の飲食店や食品店がある[11]。
2010年代においては、違法駐車、違法客引きが問題となっている一方[12][13]、韓人会と町内会が「コリアタウン化構想」を掲げ、月に一度の街頭清掃活動などを始めた[14]。
2022年(令和4年)、神奈川県は福富町仲通、福富町西通および福富町東通を県暴力団排除条例に基づき暴力団排除特別強化地域に指定した[15]。
世帯数と人口
[編集]2024年(令和6年)3月31日現在(横浜市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
福富町西通 | 320世帯 | 509人 |
福富町仲通 | 127世帯 | 200人 |
福富町東通 | 122世帯 | 136人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[16] | 620
|
2000年(平成12年)[17] | 772
|
2005年(平成17年)[18] | 906
|
2010年(平成22年)[19] | 788
|
2015年(平成27年)[20] | 774
|
2020年(令和2年)[21] | 701
|
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[16] | 342
|
2000年(平成12年)[17] | 470
|
2005年(平成17年)[18] | 537
|
2010年(平成22年)[19] | 474
|
2015年(平成27年)[20] | 432
|
2020年(令和2年)[21] | 504
|
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2023年4月時点)[22]。
町丁 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
福富町仲通 | 全域 | 横浜市立本町小学校 | 横浜市立横浜吉田中学校 |
福富町東通 | 全域 | ||
福富町西通 | 全域 |
事業所
[編集]2021年現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[23]。
町丁 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
福富町仲通 | 52事業所 | 190人 |
福富町西通 | 55事業所 | 294人 |
福富町東通 | 50事業所 | 218人 |
事業者数の変遷
[編集]経済センサスによる事業所数の推移。なお、福富町仲通と福富町西通と福富町東通の合算数である。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[24] | 168
|
2021年(令和3年)[23] | 157
|
従業員数の変遷
[編集]経済センサスによる従業員数の推移。なお、福富町仲通と福富町西通と福富町東通の合算数である。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[24] | 1,249
|
2021年(令和3年)[23] | 702
|
その他
[編集]日本郵便
[編集]- 集配担当する郵便局と郵便番号は以下の通りである[25])
町丁 | 郵便番号 | 郵便局 |
---|---|---|
福富町仲通 | 231-0043[3] | 横浜港郵便局 |
福富町西通 | 231-0042[6] | |
福富町東通 | 231-0044[5] |
警察
[編集]町内の警察の管轄区域は以下の通りである[26]。
町丁 | 番・番地等 | 警察署 | 交番・駐在所 |
---|---|---|---|
福富町仲通 | 全域 | 伊勢佐木警察署 | 吉田橋交番 |
福富町西通 | 全域 | ||
福富町東通 | 全域 |
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d “令和6(2024)年 町丁別人口(住民基本台帳による)町丁別人口_令和6年3月” (XLSX). 横浜市 (2024年4月5日). 2024年4月26日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ a b c “横浜市町区域要覧”. 横浜市 (2018年7月9日). 2021年8月11日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
- ^ a b c “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
- ^ “福富町に韓国系のお店が多いのはなぜ?”. はまれぽ.com (2014年11月1日). 2022年4月28日閲覧。
- ^ 横浜歴史年表 【1870年~1879年】 散歩の閑人
- ^ a b c “横浜のディープな街「福富町」の歴史とは?”. はまれぽ.com (2012年5月9日). 2024年4月11日閲覧。
- ^ 戦後、南区清水ケ丘に移転。
- ^ a b c “福富町に韓国系のお店が多いのはなぜ?”. はまれぽ.com (2014年11月1日). 2024年4月11日閲覧。
- ^ “まるで無法地帯? 福富町の駐車違反対策は?”. はまれぽ.com (2013年12月12日). 2024年4月11日閲覧。
- ^ “福富町で声をかけてくるキャッチって違法じゃないの?”. はまれぽ.com (2013年10月10日). 2024年4月11日閲覧。
- ^ 神奈川)めざせ新大久保 横浜・福富町をコリアタウンに朝日新聞、2014年11月1日
- ^ “神奈川県暴力団排除条例(平成22年神奈川県条例第75号) 令和4年改正 令和4年11月1日施行”. 神奈川県 (2022年). 2022年9月19日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年4月27日閲覧。
- ^ “横浜市立小学校、横浜市立中学校及び横浜市立義務教育学校の通学区域並びに就学すべき学校の指定に関する規則”. 横浜市 (2023年4月1日). 2024年5月7日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “郵便番号簿PDF(2023年度版) 表紙等付属資料” (PDF). 日本郵便. 2024年5月3日閲覧。 “郵便番号データダウンロード 郵便番号簿PDF(2023年度版)”
- ^ “交番案内/伊勢佐木警察署/神奈川県警察”. 神奈川県警察. 2024年5月6日閲覧。