コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

新庄村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
しんじょうそん ウィキデータを編集
新庄村
出雲街道新庄宿
新庄村旗
新庄村旗
新庄村章
新庄村章
新庄村旗 新庄村章
1927年昭和2年)制定
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 岡山県
真庭郡
市町村コード 33586-0
法人番号 2000020335860 ウィキデータを編集
面積 67.11km2
総人口 706[編集]
推計人口、2024年10月1日)
人口密度 10.5人/km2
隣接自治体 新見市真庭市
鳥取県日野郡日野町江府町
村の木 スギ
村の花 サクラ
新庄村役場
村長 小倉博俊
所在地 717-0201
岡山県真庭郡新庄村2008-1
北緯35度10分46秒 東経133度34分05秒 / 北緯35.17953度 東経133.56794度 / 35.17953; 133.56794座標: 北緯35度10分46秒 東経133度34分05秒 / 北緯35.17953度 東経133.56794度 / 35.17953; 133.56794
地図
役場庁舎位置
外部リンク 公式ウェブサイト

新庄村位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト
テンプレートを表示
新庄宿脇本陣
新庄宿脇本陣

新庄村(しんじょうそん)は、岡山県の北西部にあり、鳥取県と境を接する真庭郡に属し、県内では西粟倉村と共に2つある村の1つでもある。また人口は県内自治体中最小で、出雲街道本陣宿場町として栄えた。日本で最も美しい村連合加盟自治体の1つ。

地理

[編集]

中国山地に位置し、大半が山林であり村役場のある中心地は新庄川の盆地となっている。森林セラピー基地に認定されている。

隣接している自治体

[編集]

人口

[編集]
新庄村と全国の年齢別人口分布(2005年) 新庄村の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 新庄村
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
新庄村(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 1,404人
1975年(昭和50年) 1,280人
1980年(昭和55年) 1,357人
1985年(昭和60年) 1,272人
1990年(平成2年) 1,165人
1995年(平成7年) 1,101人
2000年(平成12年) 1,051人
2005年(平成17年) 1,019人
2010年(平成22年) 957人
2015年(平成27年) 866人
2020年(令和2年) 813人
総務省統計局 国勢調査より


歴史

[編集]

新庄村は1889年明治22年)の町村制施行以来、合併が一切行われていない自治体である。真庭郡内の他の町村は全て合併2005年3月31日真庭市となったが、新庄村は単独で存続することを選択した。

沿革

[編集]

大字

[編集]

新庄村に大字は設定されていない。

行政

[編集]

村長

[編集]

村役場庁舎

[編集]
旧新庄村役場

旧庁舎は1969年(昭和44年)に移転新築された建物だったが、老朽化し、耐震化やバリアフリー化に対応できていなかった[1]

新庁舎は2023年(令和5年)3月3日に竣工式が行われ、同年4月3日から運用を開始した[1][2]2024年(令和6年)5月までに2期工事も完了し、解体後の旧庁舎跡地には広場や駐車場が完成し、隣接する村創生センターもリニューアルされた[3]

経済

[編集]

産業

[編集]

姉妹都市・提携都市

[編集]

国内

[編集]
提携都市

[注 1]

その他
  • 日本の旗日本で最も美しい村連合
    美しい村づくり、ロゴマークの活用、サポーター会員制度、イベントの開催、広報活動を行っている地方自治体や地域の連合体に参加している。

地域

[編集]

教育

[編集]
  • 新庄村立新庄小学校
  • 新庄村立新庄中学校

交通

[編集]
道の駅メルヘンの里新庄

鉄道路線

[編集]

なし

路線バス

[編集]

道路

[編集]

一般国道

県道

道の駅

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

[編集]
がいせん桜通り
  • がいせん桜 - 1906年に日露戦争での戦勝を記念して旧出雲街道宿場町の両側に植えられた桜の通称。毎年桜の開花期にがいせん桜まつりが開催される。[7]
  • 新庄宿
  • 毛無山 - 鳥取県との県境をなす。中国百名山のひとつで、山頂付近のカタクリ群落はかおり風景100選環境省)「毛無山ブナとカタクリの花」に選出された。山麓に村営の宿泊施設があり、ここから初心者用の片道90分の散策登山道が整備されている。

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 1990年代前半、当時プロ野球阪神タイガースに在籍していた新庄剛志選手の人気にあやかり村おこしの一環として、新庄市・新庄町(当時)・新庄村とで友好自治体共同事業協議会「新庄会」が創設され、新庄選手を1993年11月より2006年の現役引退まで公式に応援した[4][5]。同会は創設を記念する阪神の公式戦「新庄ナイター」を阪神甲子園球場にて開催して(新庄剛志#阪神時代・1994年の項を参照)入場者への物産品の配布なども行うなど、球場での応援活動も行った[6]

出典

[編集]
  1. ^ a b 宿場町として栄えた新庄宿をイメージ 岡山県新庄村役場新庁舎が完成 / 岡山県新庄村”. 津山朝日新聞 (2023年3月3日). 2024年8月29日閲覧。
  2. ^ 地元木材を使い新庄村の周囲の山々をイメージしたベンチ 4月3日業務開始の村役場に寄贈【岡山】”. 岡山放送 (2023年3月14日). 2024年8月29日閲覧。
  3. ^ 新庄村 新庁舎整備の2期工事完了 つどいの広場と駐車場が完成”. 山陽新聞 (2024年5月27日). 2024年8月29日閲覧。
  4. ^ 新庄剛志選手の黄金バット山形県新庄市 新庄話題鍋)2015年8月1日閲覧。
  5. ^ 『新庄剛志PART2 (ベースボールアルバムNO.116)』(ベースボール・マガジン社 1993年8月)
  6. ^ 夫人同伴で入団した銀行員 ― 猛虎人国記.スポニチ Sponichi Annex 野球 猛虎人国記.2016年4月22日閲覧。
  7. ^ がいせん桜まつり | 岡山県北の生活情報 アットタウンWEBマガジン”. 2019年3月28日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
  1. ^ 新庄村実証実験開始プレスリリース