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苫田郡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
岡山県苫田郡の位置(緑:鏡野町)

苫田郡(とまたぐん)は、岡山県美作国)の

人口11,376人、面積419.68km²、人口密度27.1人/km²。(2024年11月1日、推計人口

以下の1町を含む。

郡域

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1900年明治33年)に行政区画として発足した当時の郡域は、上記1町のほか、津山市の大部分(吉井川以南・加茂川以東・津川川以南を除く)にあたる。

歴史

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苫田郡(第1次)

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713年和銅6年)に初見、863年貞観5年)に苫西郡苫東郡に分割された。その後、中世に苫西郡が西西条郡西北条郡に、苫東郡が東南条郡東北条郡にそれぞれ分割されて近世に至る。

苫田郡(第2次)

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変遷表

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自治体の変遷
明治33年4月1日 明治33年 - 大正15年 昭和1年 - 昭和20年 昭和21年 - 昭和28年 昭和29年 - 昭和30年 昭和30年 - 昭和63年 平成1年 - 現在 現在
西北条郡 津山町 津山町 昭和4年2月11日
津山市
津山市 津山市 津山市 津山市 津山市
西苫田村 西苫田村
西西条郡 二宮村 二宮村
院庄村 院庄村
東南条郡 林田村 大正12年4月1日
改称
津山東町
旧東南条郡 東苫田村 東苫田村 昭和16年2月11日
津山市に編入
高野村 高野村 高野村 高野村 昭和29年7月1日
津山市に編入
東一宮村 東一宮村 東一宮村 昭和26年4月1日
一宮村
旧西北条郡 一宮村 一宮村 一宮村
田邑村 田邑村 田邑村 田邑村
東北条郡 神庭村 神庭村 神庭村 神庭村
高倉村 高倉村 高倉村 高倉村
高田村 高田村 高田村 高田村
旧東北条郡 加茂村 大正13年7月1日
加茂町
昭和17年5月27日
加茂町
昭和26年1月1日
新加茂町
昭和29年4月1日
加茂町
加茂町 平成17年2月28日
津山市に編入
西加茂村 西加茂村 加茂町
東加茂村 東加茂村
上加茂村 上加茂村 上加茂村 上加茂村
阿波村 阿波村 阿波村 阿波村 阿波村 阿波村
旧西北条郡 香々美北村 香々美北村 香々美北村 昭和27年11月10日
鏡野町
鏡野町 鏡野町 平成17年3月1日
鏡野町
鏡野町
香々美南村 香々美南村 香々美南村
旧西西条郡 芳野村 芳野村 芳野村
大野村 大野村 大野村
小田村 小田村 小田村
中谷村 中谷村 中谷村
郷村 郷村 郷村 郷村 昭和30年1月1日
鏡野町に編入
奥津村 奥津村 奥津村 奥津村 奥津村 昭和34年4月1日
奥津町
久田村 久田村 久田村 久田村 昭和30年3月31日
苫田村
泉村 泉村 泉村 泉村
羽出村 羽出村 羽出村 羽出村 羽出村
富村 富村 富村 富村 富村 富村
上齋原村 上齋原村 上齋原村 上齋原村 上齋原村 上齋原村

行政

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歴代郡長
氏名 就任年月日 退任年月日 備考
1 明治33年(1900年4月1日
大正15年(1926年)6月30日 郡役所廃止により、廃官

参考文献

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  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 33 岡山県、角川書店、1989年6月1日。ISBN 4040013301 
先代
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行政区の変遷
713年? - 863年 (第1次)
次代
苫西郡苫東郡
先代
西西条郡西北条郡
東南条郡東北条郡
行政区の変遷
1900年 - (第2次)
次代
(現存)