苫田郡
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人口11,376人、面積419.68km²、人口密度27.1人/km²。(2024年11月1日、推計人口)
以下の1町を含む。
- 鏡野町(かがみのちょう)
郡域
[編集]1900年(明治33年)に行政区画として発足した当時の郡域は、上記1町のほか、津山市の大部分(吉井川以南・加茂川以東・津川川以南を除く)にあたる。
歴史
[編集]苫田郡(第1次)
[編集]713年(和銅6年)に初見、863年(貞観5年)に苫西郡・苫東郡に分割された。その後、中世に苫西郡が西西条郡・西北条郡に、苫東郡が東南条郡・東北条郡にそれぞれ分割されて近世に至る。
苫田郡(第2次)
[編集]- 明治33年(1900年)4月1日 - 郡制の施行により、西西条郡・西北条郡・東南条郡・東北条郡の区域をもって発足。以下の町村が所属。郡役所が津山町に設置。同日、東南条郡津山東町(第1次)が津山町に編入。(1町30村)
- 大正12年(1923年)4月1日
- 郡会が廃止。郡役所は存続。
- 林田村が町制施行・改称して津山東町(第2次)となる。(2町29村)
- 大正13年(1924年)7月1日 - 加茂村が町制施行して加茂町となる。(3町28村)
- 大正15年(1926年)7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
- 昭和4年(1929年)2月11日 - 津山町・津山東町・西苫田村・二宮村・院庄村が久米郡福岡村と合併して津山市が発足し、郡より離脱。(1町25村)
- 昭和16年(1941年)2月11日 - 東苫田村が津山市に編入。(1町24村)
- 昭和17年(1942年)5月27日 - 加茂町・西加茂村・東加茂村が合併し、改めて加茂町が発足。(1町22村)
- 昭和26年(1951年)
- 昭和27年(1952年)11月10日 - 芳野村・大野村・小田村・中谷村・香々美南村・香々美北村が合併して鏡野町が発足。(3町15村)
- 昭和29年(1954年)
- 4月1日 - 加茂町・新加茂町・上加茂村が合併し、改めて加茂町が発足。(2町14村)
- 7月1日 - 田邑村・一宮村・高田村・神庭村・高倉村・高野村が津山市に編入。(2町8村)
- 昭和30年(1955年)
- 昭和34年(1959年)4月1日 - 苫田村・羽出村・奥津村が合併して奥津町が発足。(3町3村)
- 平成17年(2005年)
変遷表
[編集]自治体の変遷
明治33年4月1日 | 明治33年 - 大正15年 | 昭和1年 - 昭和20年 | 昭和21年 - 昭和28年 | 昭和29年 - 昭和30年 | 昭和30年 - 昭和63年 | 平成1年 - 現在 | 現在 | |
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旧西北条郡 | 津山町 | 津山町 | 昭和4年2月11日 津山市 |
津山市 | 津山市 | 津山市 | 津山市 | 津山市 |
西苫田村 | 西苫田村 | |||||||
旧西西条郡 | 二宮村 | 二宮村 | ||||||
院庄村 | 院庄村 | |||||||
旧東南条郡 | 林田村 | 大正12年4月1日 改称 津山東町 | ||||||
旧東南条郡 | 東苫田村 | 東苫田村 | 昭和16年2月11日 津山市に編入 | |||||
高野村 | 高野村 | 高野村 | 高野村 | 昭和29年7月1日 津山市に編入 | ||||
東一宮村 | 東一宮村 | 東一宮村 | 昭和26年4月1日 一宮村 | |||||
旧西北条郡 | 一宮村 | 一宮村 | 一宮村 | |||||
田邑村 | 田邑村 | 田邑村 | 田邑村 | |||||
旧東北条郡 | 神庭村 | 神庭村 | 神庭村 | 神庭村 | ||||
高倉村 | 高倉村 | 高倉村 | 高倉村 | |||||
高田村 | 高田村 | 高田村 | 高田村 | |||||
旧東北条郡 | 加茂村 | 大正13年7月1日 加茂町 |
昭和17年5月27日 加茂町 |
昭和26年1月1日 新加茂町 |
昭和29年4月1日 加茂町 |
加茂町 | 平成17年2月28日 津山市に編入 | |
西加茂村 | 西加茂村 | 加茂町 | ||||||
東加茂村 | 東加茂村 | |||||||
上加茂村 | 上加茂村 | 上加茂村 | 上加茂村 | |||||
阿波村 | 阿波村 | 阿波村 | 阿波村 | 阿波村 | 阿波村 | |||
旧西北条郡 | 香々美北村 | 香々美北村 | 香々美北村 | 昭和27年11月10日 鏡野町 |
鏡野町 | 鏡野町 | 平成17年3月1日 鏡野町 |
鏡野町 |
香々美南村 | 香々美南村 | 香々美南村 | ||||||
旧西西条郡 | 芳野村 | 芳野村 | 芳野村 | |||||
大野村 | 大野村 | 大野村 | ||||||
小田村 | 小田村 | 小田村 | ||||||
中谷村 | 中谷村 | 中谷村 | ||||||
郷村 | 郷村 | 郷村 | 郷村 | 昭和30年1月1日 鏡野町に編入 | ||||
奥津村 | 奥津村 | 奥津村 | 奥津村 | 奥津村 | 昭和34年4月1日 奥津町 | |||
久田村 | 久田村 | 久田村 | 久田村 | 昭和30年3月31日 苫田村 | ||||
泉村 | 泉村 | 泉村 | 泉村 | |||||
羽出村 | 羽出村 | 羽出村 | 羽出村 | 羽出村 | ||||
富村 | 富村 | 富村 | 富村 | 富村 | 富村 | |||
上齋原村 | 上齋原村 | 上齋原村 | 上齋原村 | 上齋原村 | 上齋原村 |
行政
[編集]- 歴代郡長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
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1 | 明治33年(1900年)4月1日 | |||
大正15年(1926年)6月30日 | 郡役所廃止により、廃官 |
参考文献
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 33 岡山県、角川書店、1989年6月1日。ISBN 4040013301。
先代 ----- |
行政区の変遷 713年? - 863年 (第1次) |
次代 苫西郡・苫東郡 |
先代 西西条郡・西北条郡・ 東南条郡・東北条郡 |
行政区の変遷 1900年 - (第2次) |
次代 (現存) |