倉田大誠
くらた たいせい 倉田 大誠 | |
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プロフィール | |
出身地 | 日本 長野県長野市 |
生年月日 | 1982年3月4日(42歳) |
血液型 | A型 |
最終学歴 | 日本大学藝術学部放送学科 |
勤務局 | フジテレビジョン |
部署 | 編成制作局 アナウンス室[1] |
職歴 | 副部長 |
活動期間 | 2004年 - |
ジャンル | 報道・スポーツ |
公式サイト | 公式サイト |
出演番組・活動 | |
出演中 |
『めざまし8』 『みんなのKEIBA』 |
出演経歴 |
『めざましテレビ』 『めざましどようび』 『みんなのケイバ』 『笑っていいとも!』 『笑っていいとも!増刊号』 『EXILEカジノ』 『めざましテレビアクア』 『プライムニュース イブニング』 『直撃LIVE グッディ!』など |
倉田 大誠(くらた たいせい、1982年3月4日 - )は、フジテレビのアナウンサー。
来歴・人物
[編集]中学時代は陸上部に所属し、1500メートル競走で長野県代表として北信越大会に出場したことがある[2]。
長野日本大学高等学校、日本大学藝術学部放送学科卒業後、2004年フジテレビ入社。同期入社は斉藤舞子・高橋真麻[注 1]。
2008年7月24日の未明に発生した岩手県沿岸北部地震の情報を伝えるFNN報道特別番組を、明け方まで単独で担当した。
小学生の時にジャニーズ事務所をはじめ様々な芸能事務所に応募したものの、全て不合格となった。
特技はブレイクダンス。10期先輩の佐野瑞樹とは2人で海外旅行をするなど仲が良い。2020年4月18日放送のさんまのFNS全国アナウンサー一斉点検では2人きりでクリスマスイブにディナー、温泉旅行で狭い部屋風呂に2人で一緒に入るなど仲睦まじい姿が放送された。
7期後輩でめざましテレビや直撃LIVE グッディ!でも以前共演していた三田友梨佳や9期後輩でめざましテレビやノンストップ!で共演していた三上真奈などをモノマネすることがある。
現在はアナウンス室副部長を務めている。
2021年に行われた東京オリンピックでは、今大会新種目で、日本選手がいずれも金メダルを獲得したスケートボード・男子ストリート(7月25日)および女子ストリート(同26日)の実況を、解説の瀬尻稜と共にJCとして担当、日本放送協会(NHK)のEテレ・総合で放送された[3]。
2022年、2018年から4年間担当した福原直英[注 2]の後を受け継ぎ、自身にとって入社19年目にして初となる日本ダービー(東京優駿)の実況の大役を担い、同年の日本ダービーではドウデュースの勝利と鞍上の武豊のダービー通算6勝目を伝えた[注 3]。日本ダービーの実況は翌年[注 4]も担当している。
現在の出演番組
[編集]- めざまし8
- 月 - 金曜担当 情報キャスター(2021年3月29日 - 2023年3月31日)
- 谷原章介休暇時の代理メインキャスター(2021年8月16日 - 20日・2022年8月22日 - 26日・2023年1月12日 - 19日・2024年8月19日 - 26日)
- 月 - 水・金曜担当 情報キャスター(2023年4月3日 - )
- みんなのKEIBA(週替わり実況)
- スポーツ中継(バレーボール・競馬・フィギュアスケート・柔道)
過去の出演番組
[編集]- めざましテレビ Presents 中野美奈子の広人苑(フジテレビTWO・フジテレビONE、2006年7月 - ) - ナレーター
- めざましテレビ(2005年10月 - 2018年3月)
- めざましどようび(2011年4月 - 2012年3月、同年9月15日[注 5])
- FNNスーパーニュースフィールドキャスター(2009年4月 - 9月)
- みんなのケイバ(実況)
- FNNレインボー発(月曜夜担当)
- F2-X(渡邉卓哉の代役)
- BSフジLIVE プライムニュース(月曜日のグローバルニュース担当)
- BSフジNEWS
- アナ★バン!(不定期出演)
- 笑っていいとも!増刊号(2012年4月 - 2013年3月)- 6代目司会進行
- 笑っていいとも!(2013年4月4日 - 2014年3月27日) - 木曜テレフォンアナウンサー
- めちゃ×2イケてるッ! - 佐野瑞樹の事実上の後任および代役。
- ノンストップ!(2012年4月 - 2016年9月)
- ラブリームービー いとしのムーコ(Season1・Season2) - 棒田役
- EXILEカジノ(2014年4月19日 - )
- VS嵐(2015年4月30日)[注 6]
- めざましテレビアクア(2014年3月31日 - 2015年3月27日) - 初代メインキャスター
- 直撃LIVE グッディ!
- 情報キャスター(2015年3月30日 - 2018年3月30日)
- ニュース担当(2018年4月2日 - 2019年3月29日)
- 総合司会(メインキャスター)(2019年4月1日 - 2020年9月25日)
- プライムニュース イブニング(2018年4月2日 - 2019年3月29日)- メインキャスター(アンカーパーソン)
- ノンストップ!(2020年9月28日 - 2021年4月30日) - ナレーション
- 2020年東京オリンピック中継(2021年)
- 関ジャニ∞クロニクル(不定期出演)
- SWALLOWS BASEBALL L!VE
- 2022年・福島県沖地震・特番フィールドキャスター(2022年3月16日)
- FNN特報 安倍晋三元首相「国葬」第1部情報キャスター(2022年9月27日)
- めざまし8スタジオにて放送された。
- 新しいカギ(「はこね男子プレゼンツ 箱根ソープウェイ選手権」週替わり実況、2022年2月19日 - )
競馬GI実況歴
[編集]- 日本国内
- フェブラリーステークス(2011年〜2013年)
- 皐月賞(2018年、2022年)[4]
- NHKマイルカップ(2011年)
- ヴィクトリアマイル(2012年〜2015年)
- 優駿牝馬(2018年、2020年)[5]
- 東京優駿(2022年〜)
- 安田記念(2019年、2021年)
- スプリンターズステークス(2014年〜2015年)
- 天皇賞・秋(2016年〜2017年、2019年〜2020年)[6]
- ジャパンカップ(2021年〜)
- 朝日杯フューチュリティステークス(2012年〜2013年)
- 海外
- ドバイターフ(2021年、2023年)
- ドバイワールドカップ(2021年、2023年)
- 凱旋門賞(2024年)
伝説の名実況集
[編集]- 「鞭がしなってベルカント現在2番手、ダッシャーゴーゴーのリードがほとんどなくなった。ベルカントか、ハクサンムーンか、間からマジンブロスパー、外からグランプリボス、さらに大外芦毛スノードラゴンか、ベルカント、さあ武豊、12年ぶり新潟V2なるか? スノードラゴンだ! スノードラゴンだ! 凄い脚! 春の衝撃再びスノードラゴン! 大野拓弥大金星! してやったりの大一番、見事な騎乗を魅せました。大混戦のスプリンターズステークス、大外まとめてかわした芦毛! スノードラゴンです。」(2014年スプリンターズステークス)
- 「さあ4コーナーをカーブから直線コース、あっという間にグレーターロンドンが先頭に立とうかというところ、最内すくってさぁ武豊は最内を選択、キタサンブラック勝負に出た。最内選択キタサンブラック、そしてサトノクラウン鞭がいっぱい入った、レインボーライン岩田、サトノクラウンか、さぁキタサンブラックか、キタサン先頭、キタサン先頭、鞭入ってサトノクラウン、内側からディサイファ、サトノクラウンか、キタサンブラックか、後続を突き放すか、また進路を内に通ったサトノクラウンミルコ・デムーロ、キタサンか、キタサンか、さぁその差は縮まるクラウンも来る、キタサンだ、キタサンだ、クラウンが来る、さらにはレインボーラインが3番手、キタサンだ、キタサンだ!! 仁川の悲鳴は杞憂に終わった、キタサンブラック見事、心配無用、これが現役最強です! GI6勝叶えて見せた北島三郎さんも安堵の表情を浮かべました。」(2017年天皇賞秋)
- 「一番人気のコントレイルはこの位置、まだ落ちつかせて、まだ落ちつかせて、鞍上福永(祐一)、さぁ手綱を動かし始める、キセキのリードが3馬身から4馬身、和田竜二の鞭が飛ぶ、オーソリティは二番手上がってアリストテレス、さらには今年のダービー馬去年のダービー馬シャフリヤールだ、2頭のマッチレースになるのか、その前にオーソリティだ、キセキ、キセキ、いやこれはもう届かない! 外からコントレイル、外コントレイルだ、7番オーソリティを差し切った、コントレイル、もう他には何も来ない! 空の彼方に最後の軌跡、コントレイル~!! コントレイルやりました! 有終の美を飾ってみせました。他馬を圧倒、完封です! 3連敗を跳ね除けました。」(2021年ジャパンカップ)
- 「18頭歓喜の大行進は、いよいよ東京525mの直線コースを残すのみ! デシエルトが先頭だ、アスクビクターモアが2番手、外からドウデュースも上がって行くか? デシエルト逃げる、早くも差を詰めたアスクビクターモア田辺裕信先頭に立った、3番手をうかがうビーアストニッシド、200(m)を通過! 内からは2番のセイウンハーデスだ、一番外から馬場の三分所からダノンベルーガ、皐月賞馬のジオグリフ! しかし外からドウデュース! 外からドウデュース! 内を割ってはダノンベルーガ、この3頭か!大外イクイノックスだが、これはドウデュースだ!ドウデュースだ! イクイノックスか、ドウデュースか、武豊の想いが、ドウデュースに伝わった!! ドウデュース逆襲の末脚~!! 武豊日本ダービー6勝目!日本ダービーで帰り咲いたドウデュース、最後はイクイノックスを寄せ付けませんでした! 勝ちタイムが2分21秒9、勝ちタイムが2分21秒9、去年の2分22秒5を上回りましてダービーレコードです!」(2022年東京優駿)
- 「ボルテージは最高潮だ。これが最後の一押しだ。さあ17頭がリミッターを外す! パクスオトマニカ逃げる、離れた2番手ホウオウビスケッツ、シーズンリッチ、内のほうから鞭を抜いたメタルスピード、外から緑の帽子タスティエーラも突っ込んできている! パクスオトマニカのリードが3馬身から2馬身縮まった。外に持ち出した、(横山)武史の手が動く! ソールオリエンス、ソールオリエンス、しかし先頭はタスティエーラ! 間を突いてはホウオウビスケッツ、タスティエーラ、内からはベラジオオペラ! ソールオリエンス、11番はハーツコンチェルト、12番はタスティエーラ、タスティエーラ、ソールは届かない、ソールは届かない、勝ったのはタスティエーラ〜!! ようやく世代の頂点タスティエーラ! 2冠馬を阻止! タスティエーラです!」(2023年東京優駿)
- 「さあ世紀の一戦、いよいよジャパンカップはハイライトを迎える! 525mの直線コース、パンサラッサ逃げる! リバティアイランド、イクイノックスはどこで動くか、まずはイクイノックスが行く! まずはイクイノックスが単独の2番手に上がった! タイトル(ホルダー)苦しい、タイトル苦しい、イクイノックスが早くもパンサラッサを捕まえた! これが世界最強だ! あとは2強の争い! リバティアイランド追う! しかし、その差は縮まらない! イクイノックスだ、イクイノックスだ! リバティアイランドは2番手、スターズオンアース3番手、世界最強の証明! イクイノックス見事! この強さに異論はなかった! ガッツポーズが飛び出しました! 勝ちタイムが、2分21秒8。 上がりの3ハロンは36秒5の決着。強すぎました、イクイノックス、3歳牝馬、三冠牝馬を寄せ付けなかった。」(2023年ジャパンカップ)
- 「さあ先頭はここでエコロヴァルツだ、持ったまんまでシュガークンが2番手武豊、外からはジャスティンミラノ現在3番手、間抜いてダノンデサイル横山典弘、さあ鞭が入った、戸崎(圭太)の夢が近づく。ジャスティンミラノ、しかし外からサンライズアース、ここでジャスティン先頭、ジャスティン先頭!しかし内からは、ダノンデサイル、ダノンデサイル!2番手ジャスティン、戸崎の夢はどうなんだ?しかし、5番のダノンデサイル、ジャスティンミラノ、3番手争いシンエンペラー、なんとなんと勝ったのはダノンデサイル~!56歳横山典弘!これがベテランの意地!ベテランの強さ!競馬の強さがここにある!」(2024年東京優駿)
- 「一番外の赤い帽子、さあドウデュースはどういう風に弾けるか?東京競馬場に、これが別れの号砲。4コーナーカーブから直線コース!ドゥレッツァ先頭、スターズオンアース2番手、シンエンペラー3番手、ドウデュースが1頭1頭交わしていく、団子状態になった!これはドウデュースの展開か?先頭ドゥレッツァ、2番手スターズオンアース、さらにはソールオリエンス、ドウデュース来た!ドウデュース来た!早々先頭ドウデュース、なんと坂上で決めるのか?他馬の走りを残像に変える!ドウデュース先頭、ドウデュース先頭、ドゥレッツァ2番手、シンエンペラー3番手、ドゥレッツァ盛り返す、武豊の鞭が飛ぶ!ドウデュース、ドウデュース、ドゥレッツァ、3番手はどうか?ドウデュースだ、ドウデュースだ、これが武豊の信じた末脚!ドウデュースだ~!ドウデュースGI5勝目!早々先頭押し切りました!途轍もない強さ、途轍もないスピードを魅せた。しかし内のドゥレッツァも粘っていた。」(2024年ジャパンカップ)
- 東京オリンピックスケートボード女子ストリートで金メダルを獲得した西矢椛がトリックを成功した際に言った「13歳、真夏の大冒険!」は名実況と謳われた。この実況について倉田は前日の男子ストリートの中継の後で真夏の青空が広がっていたことを見て、「翌日の女子の中継で、13歳の彼女(西矢選手)を表現する際に『真夏の大冒険』は使えると思った」ことを述懐している[7]。同フレーズは2021ユーキャン新語・流行語大賞のノミネート語30に入っている[8]。
- パリオリンピックスケートボード女子ストリートで、金メダルを決定した瞬間の14歳の吉沢恋には「決めました。金メダルに恋した14歳!恐るべき14歳が日本に誕生しました!」と表現[9]し、SNSでも話題になった[10][11]。他にも、吉沢の1本目のベストトリックでは「パリの風を浴びた。ようやく浴びることができた。」などと[9]、吉沢のランの場面でも「攻めるか? 攻めた。見事な45秒間!」という実況を行った[9]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 2013年3月に退社、現・フリーアナウンサー。
- ^ 2022年3月に退職。
- ^ 武豊が日本ダービーで挙げた6勝のうち残りの5勝の内訳は三宅正治が1998年のスペシャルウィークと1999年のアドマイヤベガの2回、青嶋達也が2002年のタニノギムレットと2013年のキズナの2回、塩原恒夫が2005年のディープインパクトの1回であるが、倉田の前任者である福原直英は武豊の日本ダービー勝利を伝えたことがない(その反面、4年間担当した中で3度福永祐一(残り1回は浜中俊)のダービー制覇を伝えている)ままフジテレビを退社した。
- ^ 勝ち馬はタスティエーラ(ダミアン・レーン)。なお、1番人気だった皐月賞馬・ソールオリエンス(横山武史)は2着に敗れ、無敗でのクラシック2冠はならなかった。また、2番人気に支持されたスキルヴィング(クリストフ・ルメール)は、レース後、急性心不全で予後不良(死亡)となった(着順は17着)。
- ^ 情報キャスター担当の中村光宏が夏休みに伴う中村の代行と、「まんまみ〜や」担当の福井慶仁の夏休みに伴い兼任。実に2012年3月に番組を卒業以来実に半年ぶりの出演。
- ^ 2015年4月30日放送分のみ、2015年5月7日放送分に関する次回予告を担当した。
出典
[編集]- ^ “組織図”. フジテレビ. (2021年7月1日) 2022年6月4日閲覧。
- ^ フジテレビ・アナマガ「榎並流 俺についてこい!~肉体改造計画~」より、緊急配信!「榎並流重大発表会見!!」の配信回で本人が発言した。
- ^ “フジテレビアナが他局で歴史瞬間を実況 “JC”ならではの「オリンピック感」”. マイナビニュース. (2021年7月26日) 2021年7月26日閲覧。
- ^ 競馬BEAT【『皐月賞GI』大混戦の3冠ロード初戦!ビートたけし命名馬が登場!】 ヤフーテレビ、2018年4月13日閲覧
- ^ 競馬BEAT【『オークス(GI)』2冠か、雪辱か。絶好調!川島馬券にも注目】 ヤフーテレビ、2018年5月17日閲覧
- ^ 競馬BEAT【天皇賞・秋GI世界を制した実力馬の国内ラストランを見逃すな!】 ヤフーテレビ、2016年10月28日閲覧
- ^ "フジ倉田大誠アナ スケボー西矢椛「真夏の大冒険!」名実況誕生秘話「13歳の彼女と結び付けた時に」". Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. 9 August 2021. 2021年8月9日閲覧。
- ^ “TBS井上貴博アナ「真夏の大冒険」に「すごいな、嫉妬するな」流行語大賞候補入り”. デイリースポーツ online. (2021年11月4日) 2021年11月4日閲覧。
- ^ a b c "【パリ五輪】「金メダルに恋した14歳!」スケボーで倉田大誠アナ、また出た名言 女子ストリート吉沢恋、金メダルで". スポーツ報知. 報知新聞社. 2024年7月29日. 2024年7月29日閲覧。
- ^ “フジ倉田大誠アナ:「金メダルに恋した14歳」 スケボー実況で名言再び 「名実況が生まれた」「狙ってたな」と話題に”. MANTANWEB(まんたんウェブ) (2024年7月29日). 2024年7月29日閲覧。
- ^ “スケボー吉沢恋「金メダルに恋した14歳」実況にお墨付き「自分の名前もパッと分かるので…」”. 東スポWEB. (2024年8月5日)