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「3年B組金八先生)/history20180113」の版間の差分

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* [[東京パッセンジャー|内山観光バス]] - 撮影前のホームルーム合宿<ref group="注">「金八先生」がクランクインする前、3年B組生徒役の役者が集まり、名前を覚え、親睦を深めるために行われた。第7シリーズのホームページでは[[さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト|相模湖ピクニックランド]]で行われた様子が紹介されている。</ref>の送迎で使用。
* [[東京パッセンジャー|内山観光バス]] - 撮影前のホームルーム合宿<ref group="注">「金八先生」がクランクインする前、3年B組生徒役の役者が集まり、名前を覚え、親睦を深めるために行われた。第7シリーズのホームページでは[[さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト|相模湖ピクニックランド]]で行われた様子が紹介されている。</ref>の送迎で使用。
*[[GTO]] - 名前だけだが、加藤優が出ている
*[[GTO]] - 名前だけだが、加藤優が出ている
○[[天皇制廃止論]]


== 注釈 ==
== 注釈 ==

2017年3月31日 (金) 12:16時点における版

3年B組金八先生
桜中学校の舞台であった
足立区立第二中学校廃校
現在は東京未来大学
ジャンル 学園ドラマ
原作 小山内美江子
脚本 小山内美江子・清水有生ほか
演出 生野慈朗竹之下寛次
福澤克雄今井夏木ほか
出演者 武田鉄矢茅島成美森田順平
鈴木正幸金田明夫高畑淳子ほか
製作
制作 TBSテレビ
放送
音声形式ステレオ放送(第4シリーズ〜)
放送国・地域日本の旗 日本
第1シリーズ
プロデューサー柳井満
放送期間1979年10月26日 - 1980年3月28日
放送時間金曜20:00 - 20:55
放送枠TBS金曜8時枠の連続ドラマ
放送分55分
回数23
第2シリーズ
放送期間1980年10月3日 - 1981年3月27日
放送時間金曜20:00 - 20:55
放送枠TBS金曜8時枠の連続ドラマ
放送分55分
回数25
スペシャル
放送期間1982年10月8日
放送時間金曜19:00 - 20:54
放送分114分
スペシャルII
放送期間1983年10月7日
放送時間金曜19:00 - 20:54
放送分114分
スペシャルIII
放送期間1984年10月5日
放送時間金曜19:00 - 20:54
放送分114分
スペシャルIV
プロデューサー竹之下寛
放送期間1985年12月27日
放送時間金曜19:00 - 20:51
放送分111分
回数1
スペシャルV
放送期間1986年12月26日
放送時間金曜19:00 - 20:51
放送分111分
回数1
スペシャルVI
放送期間1987年12月25日
放送時間金曜20:00 - 21:48
放送分108分
第3シリーズ
放送期間1988年10月10日 - 12月26日
放送時間月曜21:00 - 21:54
放送枠TBS月曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数12
スペシャルVII
放送期間1989年3月29日
放送時間水曜19:30 - 20:54
放送分84分
スペシャルVIII
放送期間1990年12月28日
放送時間金曜19:00 - 20:54
放送分114分
第4シリーズ
放送期間1995年10月12日 - 1996年3月28日
放送時間木曜21:00 - 21:54
放送枠TBS木曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数23
スペシャルIX
放送期間1998年4月2日
放送時間木曜21:00 - 22:54
放送分114分
第5シリーズ
放送期間1999年10月14日 - 2000年3月30日
放送時間木曜21:00 - 21:54
放送枠TBS木曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数23
スペシャルX
放送期間2001年4月5日
放送時間木曜21:00 - 22:54
放送分114分
第6シリーズ
放送期間2001年10月11日 - 2002年3月28日
放送時間木曜21:00 - 21:54
放送枠TBS木曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数23
第7シリーズ
放送期間2004年10月15日 - 2005年3月25日
放送時間金曜22:00 - 22:54
放送枠金曜ドラマ (TBS)
放送分54分
回数22
スペシャルXI
放送期間2005年12月30日
放送時間金曜21:00 - 23:24
放送分144分
第8シリーズ
放送期間2007年10月11日 - 2008年3月20日
放送時間木曜21:00 - 21:54
放送枠TBS木曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数22
ファイナル
放送期間2011年3月27日
放送時間日曜19:00 - 23:09
放送分249分
公式サイト
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3年B組金八先生』(さんねんビーぐみ きんぱちせんせい)は、1979年昭和54年)から2011年平成23年)までの32年間[1][注 1]にわたって、TBS系で断続的に制作放送されたテレビドラマシリーズ。日本学園ドラマ金字塔と称される作品である。

概要

1979年からTBSで放送されていた学園ドラマ『桜中学シリーズ』のメインとなる作品。東京都の区立桜中学校[注 2](第3シリーズとスペシャル7・8のみ区立松ヶ崎中学校。いずれも架空)を舞台に、中学校教員である坂本金八が、学級担任をしている3年B組内に起こる様々な問題を体当たりで解決していくというのが大まかなあらすじである。

歴代の作品は中学3年時、特に本放送時と同じ時期である2学期中盤[注 3]から卒業時までを取り上げてきた。その中で高校受験、学習発表会での演劇文化祭での合唱コンクール、ソーラン節の他、中学校での学校行事も取り上げているが、修学旅行体育祭は作中において一度も取り上げられなかったものもあるが、撮影開始前に名前を覚え、交流を深めるためのホームルーム合宿は行われている。

『金八』の舞台が中学校になった理由について、1978年に他局で高校ドラマを色々とやっており、『熱中時代』は小学校を舞台にしていたため、結果消去法で中学校にした」と述べている[2]

当初の主人公岸田智史の予定であったが、「きみの朝」のヒットによりコンサート活動などで多忙となり、同じ芸能事務所所属の武田鉄矢が出演することになり、名実ともに坂本金八役の武田の代表作でもあり、当たり役となった。岸田は次番組『1年B組新八先生』の主人公・新田八郎太で出演することとなり、第1シリーズの最終回に新人教師の紹介として出演している。

主人公の坂本金八の名は、武田が尊敬しているという坂本龍馬と初期の放送枠であった「曜夜時」からきている。柳井によると、当時裏番組で『太陽にほえろ!』や『ワールドプロレスリング』が放送されており、この強力な裏番組のために放送された番組がことごとく低視聴率に終わったため、1979年初夏に編成部で「金八[注 4]をどうにかしろ」という合言葉が広がっていたことが発端である[3]。なお、番組上の設定では8人兄弟の8番目だからということになっている[4]

企画段階では苗字が「坂本」ではなく「阪本」で、さらに英語担当の教員という設定だった。英語の筆記体が書かれた黒板をバックに、右手でチョークを持ちながら人差し指を指す金八を写したスチル写真がTBSに残されている[5]。武田本人によれば「編成と制作の間で行き違いがあって編成は英語教師と思い込んでいた」という[6]

生徒役は、第1・第2シリーズでは、制作側から指名した役者[注 5]のほか、芸能事務所や児童劇団からの推薦を受けた子役が出演していたが[注 6]、第3シリーズからプロダクションや劇団に所属する役者の中からオーディションで選抜された[注 7]。第4シリーズでは天野ひろゆき松村邦洋が生徒役オーディションを受けている。特に「金八」人気が再燃した第5シリーズ以降、生徒役を目指す役者が多く集まり、第6シリーズ以降でのオーディション倍率は40 - 43倍となった[注 8][注 9]。「金八先生」の生徒役を演じた役者が、この作品を出世作として、現在も著名人として活躍しているケースは多く、警察沙汰になって有名になった者もいる。

オープニングは毎回俯瞰のアングルで映っている坂本金八が「3年B組ー!」と叫んだ後、出演している生徒たちが「金八先生ー!」と叫びながら金八の周りに駆け寄り、全員で金八を胴上げするといった演出をとっている。また、タイトルバックもシリーズ毎に異なるが、幼稚園児、柔道部やボート部の生徒、ジョギングをしている外国人女性に金八が挨拶する場面は定番として登場した。第1シリーズから32年間、一切これらの演出は改変されなかったため、番組終了後の現在でもパロディにされることが多い。

桜中学校の撮影には、主に東京都足立区立第二中学校が使用されていた。しかし第1シリーズ中盤より、話題が妊娠など過激であったため第二中学校側が撮影に難色を示したことから[7]、続編となる第2シリーズでは葛飾区立葛飾小学校、第4シリーズでは足立区立江南中学校が使用された。第5シリーズからは再び第二中学校が使用されていたが、第二中学校は同区立第十六中学校とともに2005年3月31日をもって足立区立千寿桜堤中学校に統合され、廃校となった[注 10]。このため、第8シリーズでは足立区立鹿浜中学校が、ファイナル『最後の贈る言葉』は旧足立区立新田小学校[8]がロケ地になった。第3シリーズでは、東京都立葛飾野高等学校が松ヶ崎中学校として使用されていた。

製作本数はスペシャルを含め185本。金八が定年となるのを理由に[注 11]、2011年3月27日放送のファイナルをもって物語の幕を閉じ、その後の続編やスペシャルは放送されていない[注 12]

断続的ではあったが、放送期間32年間という歴史が物語るように、『水戸黄門』や『渡る世間は鬼ばかり』とともに、TBSを代表するドラマ作品となった。

ストーリー

ストーリーの主要部は1時間枠の連続ドラマとして放送され、第1シリーズから第8シリーズまでのレギュラー放送があった。このほか、連続ドラマの各シリーズ間に挿入される形で、単発のスペシャルドラマが12作品放送された。

各シリーズは週1回で放送され、期間は10月開始の翌年3月終了の原則2クール(半年)だが、第3シリーズのみ12月終了の1クール(3か月)となっている。近年の連続ドラマでは「1クール(3ヶ月)」完結が多い中で、きわめて少ない2クールの部類である。

ドラマで扱われるテーマには時勢も反映され、教育現場においての時代に応じた課題が扱われることも多かった。

登場人物

生徒・家族は「3年B組金八先生の生徒一覧」を参照のこと。坂本家と親族関係でない限りは基本的に名字で記載する事。

坂本家

坂本 金八(さかもと きんぱち)
演 - 武田鉄矢
本作の主人公で、国語担当。初期のシリーズは肩にかかる程の長髪でオールバック。スペシャル1以降は多少短くなっているが、耳は隠れている。なお、第4シリーズは歴代シリーズの中で髪の長さは一番短く、多少は耳が出ていた。
福岡県福岡市出身。1950年(昭和25年)8月8日生まれ[9]福岡教育大学教育学部を卒業し、東京都教員採用試験を受け、中学校国語教員となる[注 13]。学生時代は柔道をしていた。坂本龍馬を尊敬している。喫煙者だが、第6シリーズ以降は喫煙シーンはない。
愛称は「きんぱっつぁん」で、ファイナルの柴崎のみが「ハッチ」と呼んでいた。博多に帰郷した際、昔の友人(中牟田俊男千葉和臣)から「金ちゃん」と呼ばれていた[10]。第7シリーズで桜中に復帰した当初、自己紹介で黒板に名前を書いた際、中村に「かねはち」と読み間違えられた[11]
第1、2シリーズでは、福岡出身であることもあり博多弁で喋るシーンも散見されたが、第3シリーズ以降は露骨に博多弁を喋るシーンはほぼ登場しなくなっている。
飛行機嫌いで、福岡に新幹線で行ったが、帰りは乗り遅れたので寝台特急で戻っている。
劇中では、桜中学校と松ヶ崎中学校を舞台としており、ほぼ毎年3年B組を担任している[注 14]
桜中学赴任当初は狛江駅近隣のアパートで一人暮らしをしていたが、吉村孝の失踪事件[12]を機に、君塚から下宿先として桜中学近くの池内商店を紹介され[13]、以降はこの池内家で生活[注 15]。第二シリーズでは生徒から「天路と田沢のどっちがタイプ?」と聞かれている。その後、天路里美と結婚し[注 16]、2人の子供を授かる。のちに妻に先立たれ[注 17]、子供達と3人で暮らすようになるが、再婚はしていない。ファイナルでは子供が全員独立したため、再び一人暮らしになっている。子供である乙女・幸作は共に桜中学校の出身である。
父兄からのお中元お歳暮は受取拒否をしており全て返却している。
結婚後は池内家からアパートに引っ越し、里美の死後は団地に移り、第5シリーズでは教え子に紹介してもらった中古の一軒家を購入している。
第2シリーズで我が子の成績を過小評価されていると思い込んだ保護者が学校を訪れ成績資料を開示するよう求めてきた際、どの教員も拒否したのに対し、金八が以前参加した「教研」で類似の実践発表があったことを話し、成績の開示を勧めている場面がある[14]
第5シリーズでは大西を負傷させた件で数名の生徒を殴り、これについて市村と山田は「叩かれて嬉しかった、初めて真剣に叱ってくれた」と擁護している他、戸田は初めて褒めてくれた先生だと言っている。過去は吉村、加藤、松浦の3人だけと語っているが、第2シリーズでは佐々木、SPでは岩沼、山本のことも殴っている他、伊丸岡の尻を叩く、興奮する立見の尻を棒で叩くと言った軽度の叩きは多い。また、第5シリーズで兼末らを殴った後、桜田友子に殴られ、辞表を提出しようとしていることを彼女に看破された。前述の件以外にも、辞表を提出するシーンが2回あり、いずれも同僚や生徒の機転により、辞表は受理されていない。
生徒を色眼鏡で見ることはなく、景浦の様な生徒でも信用し、「香坂死ね」と書いた生徒を字を見れば特定出来ると景浦では無いと看破したり、給食残飯をカバンに詰めた事も看破している。景浦が香坂を殴った事については宮崎と柴崎に、「景浦が助けて庇ってくれた」と諭してる。
スペシャル9では、オヤジ狩りに遭い、救急搬送される。その時、大森は本官の友人と語っている。中高生の頃、不良をやっていた経験があり、長ラン着た星野清と一緒に街を徘徊し楓中のヤンキーを叩きのめした他、ディスコでは伊東と一緒に踊る、荒谷二中に生徒と殴り込みに行く、深川の野宿を小田切、大森、道政利行と付き合う、一緒にインターネットカフェに寝泊まりする、松ヶ崎中時代は3人で一緒に女装して記念撮影するなど、生徒ととことん付き合ったり、ヤクザに絡まれた生徒を命懸けで助けたりなど、男気がある性格である。また、第6シリーズでは、今井儀の家が火事になった際、小鳥を命懸けで救出した。後年、星野は「あの時の出来事は宝物。あの時のきんぱっつぁん強かったなぁ」と言っている。
第1 - 第3シリーズでは、金八が武田鉄矢のもとに出向いて武田(一人二役)と対面するシーンが設けられていた。
金八がシリーズ内で卒業させた生徒は240名[15]。スペシャルⅦ『第3シリーズ卒業スペシャル』以外の単発スペシャルで唯一卒業までを描いたスペシャル12の生徒25名を含めると265名の生徒が卒業している。金八の定年を描いたファイナル『最後の贈る言葉』では、桜中学校の卒業生が金八の卒業式を企画し、松ヶ崎中学校が舞台となった第3シリーズ以外の各シリーズで生徒役を演じた150名と、金八の最後の生徒となったファイナル生徒役25名の合わせて175名が出席した[注 18]。第5シリーズで幸作は「差別なし贔屓なし太鼓判を押す」と発言しているが、金八先生25周年記念同窓会スペシャルで大川明子の発言によると、実際の撮影現場ではカワイイ子とブス系を差別すると発言しており、迫田や赤上には優しくて、大川と立見は物凄く怒られたと言っており、上戸彩も特別かわいかったと発言しているが、上戸は自分よりも佐藤めぐみのがお気に入りだったと語っている。理由は山田が赤嶺に抱きつくシーンは金八が創作したもので、演技指導と称して金八が赤嶺に抱きついたという。柴崎茜にベタ惚れされたことについては嬉しかったと語っているほか、「ライバル教師(水谷豊)の娘」とも語っている。
第二シリーズ終了時に、卒業記念品として男子生徒全員に自身のコレクションであるビニ本をプレゼントしているが、加藤と松浦は既に18歳だったため、「お前ら2人は自分で買え」と言いあげなかった。[16]。また、山田麗子は54年度卒業生を金八一期生と言っている。 三上満尾木直樹がモデルとされている。
金八の職歴
世田谷区立世田谷第一中学校(1972年(昭和47年)4月 - 1979年(昭和54年)9月)[注 19]
足立区立桜中学校(1979年(昭和54年)10月 - 1988年(昭和63年)3月)
足立区立松ヶ崎中学校(1988年(昭和63年)4月 - 1994年(平成6年)3月)
文部省教材研究課(1995年4月 - 1995年(平成7年)10月)
足立区立桜中学校(1995年10月 - 2002年(平成14年)3月)
足立区教育委員会事務局改革推進課(2002年(平成14年)4月 - 2004年(平成16年)3月)
足立区立桜中学校(2004年(平成16年)3月 - 2011年(平成23年)3月)
天路 里美(あまじ さとみ) / 坂本 里美(さかもと さとみ)
演 - 倍賞美津子(第1 - 3シリーズ、スペシャル1 - 8、第4シリーズ第1回(声のみ)、スペシャル10(声のみ))
金八の妻。養護教諭であり、保健室の先生。豪放磊落な性格で、独身時代から苗字をもじって「アマゾネス」と生徒から恐れられるほど男勝りだった。その反面、人一倍涙もろく、金八赴任以前の卒業式で感極まって号泣、その事が原因で式の進行を妨げてしまい翌年以降は卒業式には臨席せず、職員室や保健室で待機していた。第2シリーズとスペシャル1の間に金八と結婚し、楓中学校へ転任。スペシャル1の時には乙女を、スペシャル2のときには幸作を身ごもっていた。スペシャル8と第4シリーズ第1回の間に乳癌[17]のため病死する。結婚、死去ともに設定のみでストーリー中は描かれていないが、第7シリーズ『命とは何だろう…?金八先生、涙の授業』で里美を看取った様子を金八が涙ながらに生徒に話すシーンがある。
坂本 乙女(さかもと おとめ) / 湯山 乙女(ゆやま おとめ)
演 - 大路明日香(スペシャル2、3)→江口美穂(スペシャル4 - 6、8、第3シリーズ)→星野真里(第4シリーズ以降[注 20]
金八の長女。東京都足立区出身で、1982年生まれ。桜中学校→東京都立晴海総合高等学校千葉大学教育学部を卒業し、樫の木養護学校教諭になる。幼少期から明るくしっかり者。第4シリーズの伊丸岡ルミとは公私で交流があるほか、杉山修一・坂田拓也・遠藤達也に一目惚れされており、この3人が乙女のことで喧嘩したこともある[注 21]。その他、第4シリーズの他の男子生徒からも「猿が白雪姫を産んだ」とか「本当に金八先生の娘?」などといわれ、カワイイともてはやされていた。赤ん坊の頃、腸重積を患い病院に運ばれたことがあり、Rh-AB型という稀少な血液型のために輸血が困難になり、危篤状態になるが岩沼幸一郎からの輸血で一命を取り留めた[18]。ファイナルでは青沼のプランの元、湯山と結婚・挙式したが、金八は「杉山にやっとけば良かった」発言している。第5シリーズで宇多田ヒカルのファンであることが語られている。SP9では、4期生が作ったタコヤキお守りを合格祈願お守りとして4期生から送られているが、杉山と坂田のは縁起が悪いからと金八が受取拒否している。
名前は坂本龍馬の姉・坂本乙女から。
坂本 幸作(さかもと こうさく)
演 - 江口雄大(スペシャル4 - 6、8、第3シリーズ)→佐野泰臣(第4シリーズ以降)
金八の長男。東京都足立区出身で、1984年生まれ。桜中学校→東京都立青嵐高等学校→埼玉大学教育学部を卒業。第5シリーズでは当初3年B組に在籍していたが、当時の担任・中野の入院に伴い、父の担任就任で3年C組に組替えされる。同シリーズ主要キャラクターである兼末健次郎や安井ちはるとは幼馴染。第5シリーズでは父の担任就任まで3年B組に在籍していたため同級生からは親しまれており、6の後輩からも慕われていた。小野寺のような発達性障害を持っている者や不登校児の面倒見が良い。第6シリーズでは悪性リンパ腫を発症し、一時は生死の境を彷徨ったが克服する。この時倉田正子と親しくなるがその後の動向は不明。長期入院で留年と一浪しているので兼末らとは2年離れていることになる。第7シリーズでは大学受験に失敗し浪人していたが、その後埼玉大学教育学部に合格。第8シリーズ第7回から第11回まで教育実習生として教育実習を受けていた[注 22]。英語が苦手な茅ヶ崎がキング牧師の演説を正確にスラスラと読めた事に驚愕し、茅ヶ崎の為に英語の時間にキング牧師に関する社会の授業をやってしまっている。この事は矢沢と遠藤から叱責を受けたが、本田と乾は「やりますね、金八のDNAを受け継いでいる」と感心している。第7シリーズまでは安井に惚れていたが、第8シリーズでは同じ大学の沖縄県出身の1つ学年が上の女性と交際している。当初は結婚を前提に交際しており、彼女の地元で暮らすために沖縄の教員採用試験を受けようとしていたが破局し、東京都教員採用試験を受けようと考えた。結局は群馬県の教員採用試験を受けて、ファイナルでは群馬県の中学校の教員となっている[注 23]。3年B組の一員として扱われており、謝恩会や同窓会にも出席しているが、兼末には「あれ?3年C組北先生でしょ?」とつっこまれる。
名前の由来は、岩沼幸一郎から一文字をとったもの。「幸せを作る人」という意味で名付けられている。
書籍上では第4シリーズの佐藤賢治と交流がある。
湯山朋弘(蟹江一平
樫の木養護学校教師で乙女の先輩で交際相手。バツイチ子持ちで、娘との約束を果たすために乙女との結婚を拒んでいたが、金八の後押しもありファイナルで結婚した。金八は乙女を杉山の嫁にやっとけば良かったと言っている。

地域

大森 巡(鈴木正幸
金八同様、SP・姉妹作も含めた全作に出演。北千住派出所勤務[注 24]巡査で、津軽弁で口うるさくおせっかいである。スペシャル2では血液型がB型であるこが明らかになる。千住東警察署に配属されているにも関わらず、第5シリーズでは深川明彦の件で足立警察署管内もパトロールしていた。金八と知り合ったキッカケは痴漢誤認逮捕だった。以後、毎朝荒川土手で金八と口論をくりひろげる「ケンカ友達」であるが、「喧嘩する程仲が良い」という証拠で、スペシャル9では金八のことを上司に「友人」と公言している。正義感が強く根は悪くないが単純で、すぐ地域の人々の問題に首を突っ込む。第4シリーズでは生い立ちと警官になった理由が語られ[注 25]、これに感化された北郷哲也が警察官を目指すきっかけとなった[19]。出世は望んでおらず、地域勤務であることを誇りに思っている。津軽弁で話し、自転車「ホワイトアロー号」を愛用。ただ、愛用している自転車にも拘わらず、なかなか上手く乗りこなすことができない。不審者を発見した時など大事なシーンに限って、運転を誤りよく転倒する。普段は拳銃を発砲しないが、スペシャル9で金八がオヤジ狩りに遭った際、金八に暴行を加えた少年に対し威嚇発砲をし、そのせいで危うく謹慎処分となりかけた[20]。また金八らを追いかけようとした直後に三輪車に乗った幼児と衝突し、その幼児を泣かせてしまったこともある。第5シリーズでは、兼末雄一郎を追いかけている最中に、道政利行の運転する車にはねられる。ファイナルでは、定年する金八と時を同じくして大森自身も定年となり、交番相談員として今後も地域のために活躍することが語られた。SP3では安恵美智子の義母が起こした交通事故では横暴な態度を取っていた。池内シカには「バカお巡り」、星野清には変な奴、SP10では室岡の隣人からヘボ巡査と言われている
巡の名は、本来作中では設定されておらず、第5シリーズ当時公式ウェブサイトのインタビューで鈴木本人が答えたものである[21]
道政 利行(山木正義)
明子の夫でスーパーマーケット「スーパーさくら」の経営者。第4シリーズから登場。入院時に世話になった明子に惚れて結婚した。
道政 明子(大川明子[注 26]
スーパーさくらを夫と経営。第2シリーズの生徒で、元看護師。第4シリーズで1児の母となる。
安井 - 柴俊夫(第5 - 7シリーズ、ファイナル)
安井病院→安井総合病院の院長。娘はちはるで、現在は当病院の看護師。兼末麻美の兄とは高校の同級生であり、兼末家とは家族ぐるみの付き合いをしている。健次郎たちのことも幼いころから知っており、兼末家の家庭事情を知る数少ない人物でもある。第6シリーズでは、悪性リンパ腫を発症した幸作の事で金八の相談に乗ったりもしたほか、第7シリーズでは覚醒剤問題の事で金八に協力し、ファイナルでは狭心症となった金八の検査をした。
池内 シカ - 都家かつ江(第1シリーズ、SP1)、千石規子(第2シリーズ)、大路三千緒(SP2)
池内友子の母で雑貨店を経営していた。愛称は「おシカばあさん」。第1シリーズでは妊娠が発覚した浅井雪乃の強い信念に感銘し、彼女に親身に接した。スペシャル3で故人の設定になっている[注 27]。第二シリーズでは、通学途中に公園で倒れた高橋を助け、大森に救急車を呼ばせておきながら、大森を「バカお巡り」呼ばわりしている。第3シリーズ第3話で三浦泰久が学校を抜け出してビールを飲む事件が起きた際、彼女は年齢を聞いてから酒を売ることが明らかになった。基本的には面倒見のいい世話好きで、金八が下宿する前も数名の桜中教師を下宿させている他、成迫も下宿させている。
池内 一郎 - 木村雄(第1 - 2、4シリーズ、SP3)
池内友子の息子。昭和44年度生まれ。中学時代は成績は良いが、中川に母親からテスト内容を教えて貰っている発言で、中川と殴り合いのケンカばかりしていた問題児であったが、安恵の義母の交通事故では黒い服の男が飛び出して、中川鉄鋼の従業員が立ちションしていたと発言するなど正義感は強い。第4シリーズでは桜小学校の教師となっている。
上野 - 高城淳一(第2シリーズ)
加藤優が就職した木刀工業上野製作所(自動車修理工場)の社長。保護司のほか、調理師や栄養士、ボイラー技師や溶接工等、17の資格を所持している。キャバクラ「フラワーボックス」通いをしているので土屋珠子からは「スケベ社長」と呼ばれているものの、金八と同様に、間違ったことをすれば自ら頭を下げ謝罪するほか、筋を通す、残業無しで定時制高校に通う事も認めているなど、神津清一に、「修理するならピカピカに磨いてから持ってこい」と叱りつけるものの、「おやっさん」と呼ばれ、加藤も彼の迫力に圧倒されるなど、ヤンキーからの信頼も厚く、荒谷二中の騒動・逮捕には、塚辺やPTA会長と共に警察に抗議している。
兼末 雄一郎 - 須藤公一(第5、6シリーズ、スペシャル10)
兼末健次郎の兄。東京大学に一発で合格できる程の秀才であるが、元々人付き合いが苦手だったこともあり、入学後人間関係に悩み始める。アメリカ留学を勧める母とそれに反対する姉の板挟みに耐えかね、部屋にひきこもり家庭内暴力を振るうようになる。その後は深夜になると度々家を抜け出して町を徘徊しており、大森からは「怪物」と呼ばれて追われていた[注 28]。また2年以上も自室に閉じこもって偏った食生活をしていたため、過食症になっていた。周囲にはアメリカに留学したことになっていたが、大森から逃げる際に彼と共にスーパーさくらの車にはねられたことで嘘がばれてしまう。それからは家を出て一人暮らしを始めようとするも、息子を手放したくない母と揉みあいになり、止めに入った健次郎が母を刺してしまう結果となってしまう。その後家族と和解し、新聞配達のアルバイトをしながら、服部のフリースクール「風」を手伝うことになる[注 29]。引きこもっていた頃は暴力的な性格だったが、根は弟思いの優しい性格であり、友人との確執で悩む健次郎を励ましたりした他、フリースクールの子供たちからも慕われていた。第6シリーズにも登場。「風」の手伝いは続けており、成迫政則が悪質な出版社を相手に訴訟を起こす際に、自身の体験を政則に話し、服部たちと共に彼を応援する。
河合、下部 - 甲本雅裕畠中正文(第7シリーズ、SP11)
丸山栄輔に覚醒剤を売りつけていたヤクザ。事務所から薬を持ち出した栄輔のことをしつこく追い回しており、彼の居場所を探るためにしゅうに暴行を加えたり、3年B組の生徒に丸山の情報を教えるように恫喝するなどしていた。第7シリーズ第11回「鶴本直・決断の旅立ち」で丸山家に押し入ったが、稲葉と小塚の通報により警察に逮捕される。スペシャル11ではゲームセンターを徘徊していたしゅうを見つける描写がある。
関口 - 島崎俊郎(第8シリーズ)
鹿島田が桜中の弱小サッカー部を強くするために招いた元Jリーガーで、楓小学校コーチ。傲慢かつ陰険な性格で実力主義者でもあり、桜中サッカー部を「小学生以下」と酷評し、練習試合で楓小相手に惨敗した部員たちに「ゴミ」、「試合には出さない」と宣言したため、激怒した大西に殴られてしまう。その後金八から「指導方法に問題がある」と言われ、生徒を傷つけた事に対して謝罪するように迫られる。
氏家 - 加藤満(第8シリーズ)
足立区教育委員会の教育委員。

桜中学校教員

乾 友彦(いぬい ともひこ)[注 30]
演 - 森田順平[22](第1 - 2、4 - 8シリーズ、スペシャル1 - 6、9 - 11、ファイナル)
金八の盟友で一番の理解者。数学担当。普段は車で通勤しており、同僚や生徒の送り迎えをすることもしばしばあるが、スペシャル5では廊下で転び捻挫したため、杖を突きながら電車で通勤していた。
第4シリーズでは学年主任、第5シリーズから第7シリーズまで3年A組担任で、第8シリーズでは担任を外れ再び学年主任を担当するが、後半では週刊誌問題から金八を守るために3年B組担任を外された金八に代わり、3年B組担任となる。松ヶ崎中学校が舞台になった第3シリーズ以外には全作出演しており、全編を通じて金八の次に登場回数が多い。何度か桜中学校を離れている金八に対し、彼は第1シリーズから一貫して桜中学校に在籍している。基本的にクールな性格だが、その生真面目さが災いしてトラブルに発展することも多く、九十九らに殴られる[23]、中井の命令により山本に高級靴を雨天の校庭に放り出されるなどトラブルも絶えなかった他、授業放棄もしたが、これについては左右田と国井と君塚から叱責された。
初期シリーズで、趣味は帆船モデル製作と音楽鑑賞となっているが、第4シリーズ以降では趣味については描かれていない。第4シリーズ以降の数学の授業は2人体制でじっくりコースと頑張りコースに分かれている。
あだ名は「カンカン」。理由は乾が「カン」とも読める他、短気で怒りっぽい、上野動物園のパンダみたいに発情している事から付けられた。第2シリーズで金八は「愛嬌があっていいニックネーム」と言っているが、自身は「パンダじゃあるまいし不愉快」と怒っていた[24]。しかし、第4シリーズでは田沢悦子からの電話で自ら「数学のカンカンです」と言い[25]、第6シリーズでは「結構気に入っている」と千田に対して語ってもいる。しかし、第7シリーズ以降は、あだ名で呼ばれてはいない。逆に第8シリーズでは生徒をあだ名で呼ぶようになった。
初期のシリーズではことあるごとに金八と対立し、生徒を低能やサル呼ばわりし、数学の成績悪い10名を「ピーマン10」と晒したり[26]、わざと落とし穴的問題を試験に出題したり[27]、残業を嫌って早々に帰宅するなど、傲慢な言動が目立ち、金八に教師になった理由を「安定株だから」などと答えていたが、第8シリーズでは川瀬が教師になりたいとい発言で補習を行う。
SP4 - 5は体罰教師の河田に賛同していたが、SP6の宮沢の結婚式をきっかけに金八親派となり、第4シリーズから徐々に丸くなっていった。また、「ツッパリ山田麗子や腐ったみかんの加藤・松浦らとやりあってた頃が懐かしい」と発言したり[28]、授業にギャンブル要素を取り入れたりもしている[注 31][注 32]。成迫政之も知っており、彼を「とても立派な教師だった」と評価している。今では金八の一番の理解者で、彼と共に生涯一担任として過ごす決意をする。第7シリーズの丸山の覚せい剤問題では、服部の所に相談に行ったりしながら、辞表を提出する金八を必死に説得した[29]。第5シリーズ終了後、小椋英子と結婚、自宅で長男を出産したあとの3年B組の授業では、生徒から祝福され感動している姿があった[30]。第8シリーズでは新しく娘がおり[31]、現在は3人の子[注 33]を持つ父でもある。
国語力低下について嘆いており[注 34]、第5シリーズの「朝の読書」には賛成していた。
苗字の『乾』は板垣退助の旧姓であり、坂本と同じく幕末の土佐藩士の姓に因んでいる。
国井 美代子(くにい みよこ)
演 - 茅島成美(第1 - 2、4 - 7シリーズ、スペシャル1 - 6、9 - 11、F、新、仙、貫)
理科担当(後に教頭)。初期のシリーズでは、生真面目すぎる性格とヒステリックな言動で、乾と同様に生徒とのトラブルも多かった。一方で、山本に内職を注意している最中、加藤優に「漫画読んでたわけじゃなく学校の本を読んでいたんだから、あんましケツの穴の小さいこといいなさんな、オバハン」と言われた時だけは、何も言い返せずに職員室に引っ込んでいる[24]。この5年前には、金髪の生徒を叱り付けすぎた為、暴走族に乗り込まれるという事件に巻き込まれている。スペシャル4では病気で入院していた。
第4シリーズでは3年A組の担任。さらに加藤優を「卒業生全員は覚えてないけど、加藤君は特別な生徒だから覚えている」と言っている[32]。スペシャル9より教頭に就任。教頭就任後は管理職という立場から口うるさく言うことも多いが、以前よりは容姿も含めて多少丸くなり、長い付き合いの金八の手腕を高く買っていて信頼を寄せている。千田が校長だった時期は、校長と教職員との対立の板挟みに遭い悩む姿が多かった。定年間近になっても校長昇進の夢が諦めきれなかったが、ついに叶わなかった[注 35]。また桜中学への愛校心も強く、荒谷二中との統廃合の話が持ち上がった際には反対しており、大西の遺影の前で「桜中がなくなったら歴代の校長先生方に申し訳ない」と涙を流したこともある[33]。乾と同様、第1シリーズより一貫して桜中学勤務だったが、スペシャル11を最後に勇退。 ファイナルでは乙女の結婚披露宴に参加。道政の差入れも、校外で食べれば問題無いと受け入れている。
千田の病気療養から板橋が就任するまでの間は校長代理として桜中を取り仕切った他、第6シリーズでは研修中の遠藤に代わり、理科の教鞭を執った。板橋が校長として赴任してきた当初は彼女に嫉妬しきつい態度を取っていたが、しゅうが逮捕されて以降は彼女をサポートする立場となった。
服部 肇(はっとり はじめ)
演 - 上條恒彦(第1 - 2、4 - 7シリーズ、スペシャル1 - 2、9 - 10、F、新、仙、貫)
社会科担当。第1シリーズでは3年A組担任で学年主任、第2シリーズは2年担当。野球部顧問。桜中時代のアダ名は「髭ダルマ」。第4シリーズは梅園中学、SP9以降は公立フリースクール「風」園長になっている。不登校の友達の面倒を見るために、幸作も出入りしている。風では「肇さん」と呼ばれている。当初「愛の授業」には否定的だったが、問題に体当たりでぶつかる金八の教育への情熱を認め、先輩教師として暖かく見守り、今でも金八の良き相談相手。オヤジ狩りに遭った金八を即日退院させるよう院長に直談判するなど、力強い一面を見せた。髭がトレードマーク。SP10では乙女と合格発表を見に行き、ファイナルでは乙女の結婚披露宴に出席している。授業中の内職は大目に見ている。
田沢 悦子(たざわ えつこ)
演 - 名取裕子(第1 - 2、4シリーズ、スペシャル1 - 3、9、ファイナル)
美術担当。生徒たちのマドンナ的存在で、天路と結婚するまで金八と乾の他、沢村も想いを寄せていた。池内友子の従妹で、第1・2シリーズでは金八と共に池内商店に住む。その後退職し画家として活動。個展を開くなどし、後に金八とも再会する。スペシャル2では血液型がB型であるこが明らかになる。ファイナルではスケジュールの都合で結婚式には出られなかったが、後に金八と会い、絵をプレゼントした。授業中の内職は黙認しているが、その分卒業製作に打ち込む様に指導している。
池内 友子(いけうち ともこ)
演 - 吉行和子(第1 - 2、4 - 7シリーズ、スペシャル1 - 3、6、9 - 10、ファイナル)
家庭科担当でバツイチ。自宅は雑貨屋「池内商店」で、独身時代の金八を下宿させた[注 36]。穏やかな性格で服部らと金八を暖かく見守る。基本的に穏やかな性格だが、時には生徒を殴る厳しさもある。第2シリーズでは3年D組担任。一郎が生徒の時は心配もしている。第4シリーズでは宮沢歩を一晩宿泊させ、また、第6シリーズでは、成迫政則を自宅に下宿させ、保護者代理として世話をする。成迫正之とはかつては職場の同僚だった。第7シリーズでは子供からの電話相談を受ける「あだちチャイルドライン」勤務、丸山しゅうと対話している。ファイナルでは乙女の結婚披露宴に出席。
北 尚明(きた なおあき)
演 - 金田明夫(第4 - 8シリーズ、スペシャル9 - 11、ファイナル)
社会科担当(後に副校長)。職員室のムードメーカー。生徒の間では「北風小僧」「カン太郎」と呼ばれている。現実主義者であるため、金八の大胆なやり方に苦言を呈し、普段は金八を信頼する他の教師とは一歩引いた立場にいる。しかし、影ではその教育手腕を認めていて、時には熱い言動で金八を擁護することもある。
第4シリーズでは生徒指導主任兼務。異動直後から問題ばかり起こす3年B組と金八に対して、石川や国井と共に批判的であったが、徐々に理解を示す言動も増え、卒業直前のインドカレーの特別授業では自ら感動し涙ぐむ場面も。第5シリーズでは優秀な兄に引け目を感じコギャルになってしまった娘が心配で、授業がおろそかになったこともある[注 37]。娘を探すために渋谷でギャルに片っ端から声をかける場面を生徒に目撃され淫行ではないかと疑われるが、金八の提案で生徒たちの前で涙ながらに真相を語ったことで生徒たちの誤解を解くことができた。さらに第5シリーズでは、金八が中野の代理で3年B組担任になったことで自身のクラスに回ってきた幸作は数か月しか担任をしていなかったが、彼が高校入試で合格した際には抱き合って喜んだり、その後も第8シリーズで桜中に教育実習にやってきた際にも喜んでいるなど自分の教え子として誇りに思っている模様。第7シリーズでは、歴史の年号の覚え方の新しい語呂合わせを生徒から教えて貰い感心している。
第6シリーズでは、義母の病気などの家庭問題を抱えていたため、千田が敵視する金八の味方をして他校に異動させられるのを恐れ、千田に同調することもたびたびあった。しかし内心は葛藤を抱えていて、金八の味方をする他の教師に同調できないことを涙ながらに金八に詫びた。さらにその後の卒業式で金八の異動が発覚して、式を中断して行った緊急会議では「人間を作る、坂本先生に賛成です」と千田を前に毅然と発言し、彼を裏切った。 第7シリーズでは、生徒が覚せい剤で逮捕された責任を感じ辞表を出した金八に、目を潤ませながら辞表撤回を訴えた[34]
「廊下は走らない!!」が口癖。学生時代は陸上部に所属[注 38]。第5シリーズ後から管理職試験を受け教頭を目指し、第6シリーズや第7シリーズで千田が校長だった頃は少しでも良い印象を与えるために彼にゴマをすったりして腰巾着的な立ち位置だった。第7シリーズの校長不在時には自称「教頭代理」として口うるさい言動が多くなった。第4シリーズから第7シリーズまで3年C組担任であった。第8シリーズより副校長[注 39]に就任。鹿島田浩二にゴマをすったり、学校の評判を気にするなど管理職として言動が多くなったが、今でも金八の手腕は認めている。副校長に昇進した後も、同僚や生徒から「北先生」と呼ばれているが、本人は「北先生じゃなくて副校長です」とムキになっている[注 40]
ファイナルでは乙女の結婚式で幸作と再会し喜び合う場面があった。
本田 知美(ほんだ ともみ)
演 - 高畑淳子(第4 - 8シリーズ、スペシャル9 - 11、ファイナル)
養護教諭。優しくサバサバした性格で生徒からの信頼も厚い。金八の良き理解者で相談に乗ることも多く、様々な問題に金八と二人三脚で立ち向かうが、第4シリーズでは息子の件で感情的になった石川を同情した他[35]、第8シリーズでは喧嘩の多い3年B組に対して呆れていた。また、遊び半分で性行為をしようとする生徒に対しては厳しい態度で接する。保健に関する特別授業[注 41]を行うこともある。第1シリーズの「愛の授業」の事も知っている。復活した「愛の授業」では、自身の初体験の話を生徒に聞かせた[36]。第8シリーズでは、生徒数減少による桜中学の存続の危機をどうするかの教員会議で、金八が生徒を大事にしなければ教育ではないといった持論を展開していったことに対し、「坂本先生の言っていることは理解できますが、このまま生徒数が減少するのであれば、3年B組がなくなってしまうのも事実です」といって桜中学存続のため何でもやると宣言した。その後、第8シリーズ後半で生徒数が増加したことで「3年B組がなくならなくてよかったですね、坂本先生」とコメントしている。また、立花が「カオリン」と呼ばれているのを聞いて、「トモリンって呼ばれたい」という発言をしていたが、金八は「ホンちゃんって感じ」と突っ込まれていた[37]
遠藤 達也(えんどう たつや)
演 - 山崎銀之丞(第5 - 8シリーズ、スペシャル10 - 11、ファイナル)
理科担当。登場当初は無気力教師だったが、文化祭のソーラン節指導をきっかけに暴走気味の熱血教師に変貌。単純かつ喧嘩っ早い性格。今では本屋への出向や「夜回り隊」など校外で活動的に動く。空手部顧問であり、「エンちゃん」・「ブルース・リー」とよばれることもある。第8シリーズを除く卒業式ではトラブル[注 42]に見舞われる「お約束」が存在する。普段は単純な性格だが今井儀の部屋を掃除したほか、押し掛けてきたチンピラを空手で撃退し、家宅捜索に入った刑事のやり方を非難するなど男気を見せることもある。幸作によると、解剖が大好き。乙女は「変な先生」と発言している。卒業式で金八の異動が発覚した際には兼末ら卒業生の先頭に立って千田に抗議をした。3年B組がソーラン節を踊る際には毎回指導しているが、第5シリーズでは無茶な指導が原因で心臓に持病のある山田が倒れてしまったり、第7シリーズでは半纏を下駄箱に突っ込んだ生徒を注意しに来た田中の「どアホ」発言にキレて取っ組み合いの喧嘩に発展するなど熱くなりすぎるあまりトラブルになることが多い。運転免許を持っていない為、車の知識は疎く、バイオディーゼルの実習では小田切のバイクを使用しようとして小田切に止められ、「本当に理科教師?」と言われてしまう。
乙女に惚れており、坂本家によく入り浸っているうえ、金八のことを勝手に「お義父さん」と呼んで突っ込まれている。また、教育実習に来た幸作の担当をした際は、「湯山のことを話さなかったら点数を下げる」と脅した。杉山と青木とは口論になったこともあるが、杉山とは一緒に夜回り隊に参加している。
入院中の幸作へのお見舞い品は飲食物も花もダメということで小児癌に関する本を贈っている。
第8シリーズから3年A組担任[注 43]とともに生徒指導主任にもなるが、校則のあり方で金八とよく衝突を起こしたり、権力をかさに高圧的な態度もとることが多く、これまでのシリーズにおけるコミカルさは徐々に少なくなっている。しかし、3年B組の生徒が自分のクラスの生徒の自殺を阻止した際には話を詳しく聞かずにヒーロー扱いしたこともある。鹿島田や北と同様金八の手腕は認めており、有名高校の合格者が自分のクラスからは1人しか出なかった際には教師としての自信を無くし、金八の元に相談に訪れた他、自身の軽率な発言が原因で金八が3年B組の担任を外されてしまった際には責任を感じて髪を切って坊主頭したこともある。
ファイナルでは荒谷二中へ異動し教頭に就任しているが、金八のために桜中学へ駆け付け、影浦の補習を担当した。
小田切、矢沢、木村は女子生徒からバレンタインチョコをもらえるのに対し、彼はもらえない[注 44]
左右田(そうだ)
演 - 財津一郎(第1シリーズ、スペシャル9、ファイナル)
英語担当。第1シリーズでは3年C組の担任を務める。授業放棄した乾を叱責した事もある。何事にも大袈裟で奇声を発するなど桜中学教員のボケ役。金八のことを英訳して「ゴールドエイト」・「ゴールデンエイト」と呼ぶことがあった。SP9では地域教育協議会に参加している。息子を亡くした上に妻と別れて長らく独り身だったが、ファイナルでは乙女の結婚式に出席し、フィンランドの学校講師をしており現地の人と再婚したことを発表した。
遠藤 伊知子(えんどう いちこ)
演 - 宇田川智子(第1シリーズ)
保健体育担当。
伊東(いとう)
演 - 福田勝洋(第1 - 2シリーズ、スペシャル1 - 3、5 - 6、9)
保健体育担当。3年B組女子のディスコ事件で、華麗なステップを披露する[38]。スペシャル5、6では別の中学校へ転勤するが、川村とともに金八を援護する。スペシャル9で桜中学へ復帰。
川村(かわむら)
演 - 三木弘子(第1 - 2シリーズ、スペシャル1 - 3、5 - 6)
学校用務員(用務主任)。第1シリーズでは、3年B組の中で最後まで進路が決まらなかった中尾友行のために、都立2次試験まで毎日お百度参りした[39]
渡辺
演―渡辺三枝子(2)
音楽担当
上林(かんばやし)
演 - 川津祐介(第2シリーズ、スペシャル2、新、仙、貫)
英語担当。第2シリーズの3年A組担任で学年主任。物静かで筋の通った人物で、親は住職な為、朝の学活は座禅を行っている。かつて荒谷二中で教鞭をとっていた経験があり、当時受け持っていた岸森ら不良たちからも信望があり、音羽とも面識がある。加藤優の問題には卒業生とのパイプ役となるなど金八と共に奔走する。あだ名は「宇宙人」。給食時間帯以外で職員室での教師同士の飲食については生徒に悪影響があると批判している。入試直前に風邪をひく。
演 - 平沢公太郎(第2シリーズ)
事務職員(主任)。
森村(もりむら)
演 - 南果歩(スペシャル4 - 6)
理科担当。国井の病気療養をきっかけに桜中に赴任。スペシャル4では辞職覚悟で臨んだ金八最後の特別授業を見て感動する。
河田(かわだ)
演 - 加藤善博(スペシャル4 - 6)
保健体育担当。生活指導担当でもあり、すぐに生徒の頭を竹刀でたたく暴力教師だが、自分なりに生徒のことを考えており、スペシャル5では生徒の前で金八と教育論を闘わせた。
佐々木(ささき)
演 - 大方斐紗子(スペシャル4)
英語担当。
広瀬(ひろせ)
演 - 室井滋(スペシャル6)
養護担当。やや軽率で無責任な所があり、天路に注意される。同じ室井が演じている田原麻知とは正反対。
八木 宏美(やぎ ひろみ)
演 - 城之内ミサ(第4 - 7シリーズ、スペシャル11)
音楽担当。文化祭と卒業式(最終回)のみの出演。第4シリーズ『涙の大合唱』では、熱血の生徒指導を展開。第5シリーズ『生きる事・死ぬ事』では、大西の葬儀で桜中学校歌の指揮者を担当した。
阿部 一智(あべ かずとも)
演 - 前田淳(第4シリーズ)
数学TT。3-A副担任。菅久美子に好意を持たれ、菅が日記に「元旦に阿部と亀戸天神でデートした」と書いた為に騒動が起きるが、年末年始は友人と安比高原スキー場に行っており、そこで撮影した日付入りの写真提出、友人も呼んでアリバイ証言してもらう。スキーキャンプなどのアウトドアが趣味。スポチャン同好会の顧問を務めるが、1・2年の参加を断った者が居た事には金八から叱責される。2時募集合格に向けて杉山と坂田の補習も行う。
岩崎 恵(いわさき めぐみ)
演 - 児島未散(第4シリーズ、スペシャル9)
英語担当。スペシャル9では1-Bの担任教師となった。阿部と共に3Bの肩を持ち協力的。タコ焼きお守りや旗製作時には数名の生徒が抜け出した事で石川から大目玉を食らった他、北郷の下品な発言に頭を叩いた事がある。国井が卒業生を覚えていることにも感心する。対応が丁寧すぎると伊藤に言われてしまう。
三宅 範正(みやけ のりまさ)
演 - 平山陽佑(第4、6シリーズ)
保健体育担当。後に安井病院の院内学級の講師となる。
問題ばかり起こす3年B組と金八に対して批判的な態度を取ることもあるが、金八の手腕は評価している。竹刀を持ち歩いているが、普段は職員室で素振りをしており、生徒に体罰を加えるために持ち歩いているのではない。カラオケについてはストレス発散に良いと奨励している。学校を抜け出し、さくらスーパーさくらにパンツ買いに行った時に学校抜けだした大畑と桜木を見つけ連れ戻した。
加藤優に融通の効かない分からずやと一蹴されている。
中野 明(なかの あきら)
演 - ラサール石井(第5シリーズ)
国語担当。元楓中学勤務で、生徒に対する締め付けが強く、言うことを聞かない生徒には暴力を振るうことも辞さないため、贔屓や差別があり、深川の発言によると、太田や落合が騒いでいても叱らないのに深川や日野らには些細な事で叱りつけていた事から、一部の生徒と小田切からあまり良く思われていなかった[注 45]。そのことが原因で兼末らに暴行を受け、さらに静養中に兼末の命令により市村(葬式花とは知らない送ってしまったが、知ってたら送らずに不登校を選んでたと発言)に葬式花を贈られたことにショックを受ける。しかし、金八の勧めでフリースクール「風」の手伝いをすることで心を癒し、さらに反省した市村が、後には兼末自身が謝罪に出向いたことで復帰を決意し、3年B組の生徒達の前でこれまでの事を謝罪し、生徒達と和解する。卒業式では3年B組担任として生徒の名前を読み上げる金八の隣で生徒を見守っていた。柔道の学生チャンピオンであったらしい。妻・節子(深浦加奈子)曰く、やや常識知らずな面があるとのこと。遠藤は、風で荒くれ3人衆と喧嘩してしまうと予想していたが、トラブルはなかった。
小田切 誠(おだぎり まこと)
演 - 深江卓次(第5 - 7シリーズ、スペシャル10 - 11)
英語担当。バイクで通勤する熱血教師。通称「GTO[注 46]「ギリ様」。女子生徒に人気。第7シリーズでは遠藤・シルビアと「夜回り隊」の一員になる。バイクに乗りたい生徒がいれば乗せるなどしている他、市村の件では毎日彼を乗せてツーリングしており、市村がレーサーになりたいと言い出す。その後騒動が起き、国井に「バイク通勤禁止」と命令された[注 47]が、バイク通勤は止めなかった[40]
スペシャル10では「問題児は可愛い」と第5シリーズの生徒に対して言っており、その直後、桜田を佐伯と間違えた。
朝の10分間読書には当初反対していたが、第6シリーズでは「朝読書のおかげで教室がざわつかなくなった」と言っている。
男女別名簿の復活に関しては、男女同権の精神を阻害するという信念から、作り替えなかった[41]
渡辺 花子(わたなべ はなこ) / 小林 花子(こばやし はなこ)
演 - 小西美帆(第5 - 7シリーズ、スペシャル10 - 11)
家庭科担当。バレー部の顧問をしている。生徒に人気の新任教師として、第5シリーズから登場。第6シリーズでは2年A組担任、終了後に小林昌義と結婚。第7シリーズでは、2年B組[注 48]を受け持ち、生徒からは慕われていたものの、学級崩壊に近い状態で産休・育児休暇に入ってしまう。復帰直前に育児ノイローゼになり、休暇延長となった為、復帰はシリーズ後半となった。第5シリーズでは新任であるため失敗することが多かったが、第6シリーズでは千田に堂々と意見を言うといった面も見られるようになる。
小林 昌義(こばやし まさよし)
演 - 黒川恭佑(第6 - 7シリーズ)
第6シリーズでは非常勤の数学教師として登場。その際、笠井美由紀に好意を持たれ、付きまとわれたことから騒動に発展した際には、千田に掴みかかるほど感情的になったこともある。放送終了後、渡辺花子と結婚する。第7シリーズでは楓中学校に常勤教諭として赴任。その後も楓中や花子の愚痴を言いに金八のもとを度々訪れている。
ジュリア・ローソン
演 - サリマタ・ビビ・バ(第6シリーズ)
英語実習助手。歌を唄うことが得意[42]。日本語は片言である。
シルビア・マンデラ
演 - マリエム・マサリ(第7シリーズ、スペシャル11)
英語実習助手。セネガル出身[43]。走りが早く、第7シリーズで地域におきていたある事件を解決するきっかけを作る[44]。ジュリアと比べ、日本語は流暢である。
矢沢 亮(やざわ りょう)
演 - 山田純大(第8シリーズ、ファイナル)
英語担当。現実主義者ではあるが、授業に対する姿勢においてはプロ意識を持っており、桜中学の英語レベルを上げてきた功績[注 49]は鹿島田からも評価されている。思っていることはすぐに口走る上、会話をしていてもすぐに英語で話をする癖がある。そのため金八から「あなた、ここは日本の学校なんですから、日本語で話しかけてくださいよ」と言われている[注 50]。後に金八に多少は協力するようになる。琉球大学出身で、柔術の心得もある。父親を想う茅ヶ崎のスピーチに涙したり、北山の母親が息子や夫と別れ、別の男性と暮らすようになった話を聞いた際には必要以上に感情的になるなど、自身も両親と複雑な親子関係があったことを暗に匂わせている[注 51]。茅ヶ崎のスピーチを聞いてからは、彼に父親への手紙を書く時には相談に来るように告げたり、入試前にはエールを送るなど彼のことを気にかけている。
川口 董子(かわぐち すみれこ)
演 - 明星真由美(第8シリーズ、ファイナル)
社会科担当。保育園に通う子供を持つ母親でもあるため、子供が体調を崩したときは仕事を休んだり早退したりしている[注 52]。このことから教育熱心とは言えない一面も。なお、彼女が不在の際の代役は元社会科担当である北が行っている。
竹刀を持ち歩き、質問に答えられないとペナルティを課している(「覚えるまでその項目をノートに書く」「校庭を3周走る」など[注 53])。子育ても忙しいが、熱心に頑張ろうとする生徒の熱意に負け、補習を行うなど協力的な面もうかがえる。
立花 かおり(たちばな かおり)
演 - 藤澤恵麻(第8シリーズ、ファイナル)
美術担当で、教師になったばかりの新人。一部の生徒からは「カオリン」と呼ばれて親しまれている。東京都教育委員会主催の教育美術展への風景画の出展をめぐっては他人が書いた絵だと見抜いたが、保護者から理不尽なクレームをつけられ悪い評判を広められるが[注 54]、金八の助言もあり教師としての自信を取り戻す。目標は「教師だけど生徒目線」。
木村 正(きむら ただし)
演 - 瀬川亮(第8シリーズ、ファイナル)
保健体育担当で、サッカー部顧問。鹿島田が招いた元Jリーガーの関口による理不尽な指導の影響でサッカー部の1・2年生が退部するという事態に追い込まれる[45]。表立って反対もしないタイプであるが、北が強引に持ち物検査を実施した際には矢沢、川口と共に彼を非難していた。
香坂 保(こうさか たもつ)
演 - 加藤虎ノ介(ファイナル)
理科担当。生徒を見下す態度を取り、たとえテストで高得点を取っても自身のやり方に従わない生徒には良い成績をつけないため、多くの生徒から嫌われている。黒板に自身を中傷する落書きが書かれた際に真っ先に景浦を犯人扱いし、真犯人の生徒が名乗り出ても景浦に謝罪しなかった挙句、宮崎を電流実験の実験台にしようとするなど非常に陰険な性格。そのことで景浦に殴られてしまい、金八が景浦を桜中に復帰させたいと言い出した時には他の教師が賛成する中最後まで反対した。しかし結局は景浦の受験勉強の頑張りを認め、景浦のために作った入試用の問題集を金八に手渡した。
君塚美弥子(きみづか みやこ)
演 - 赤木春恵(第1・2・4・7シリーズ、SP1 - 6、9、F、新、仙、貫)
当時は珍しい女性校長。時折事件に巻き込まれる金八の理解者であり、第2シリーズでは「卒業式前の暴力」で金八や自治会の面々と共に警察との折衝に当たり、警察側にいたかつての教え子である滝田の警察沙汰に目をつぶった、という過去を持ち出しての文字通りの「捨て身の説得」によって、逮捕された加藤や松浦らを注意のみで即日放免させている。かつて出征し特攻隊員として戦死した兄がおり、同シリーズの学習発表会では劇「雪の夜ばなし」を成功させた後、特攻隊に扮した一部3B生徒に対し、壇上から涙ながらに苦言を呈したこともある[注 55]。兄の件もあり、スペシャル1では九十九弥市が自衛隊に入隊することを反対していた。
専門教科は数学で、第2シリーズで加藤の学力を計る特別授業の際、拒否した乾に代わり担当した。定年退職直後のSP4では教育110番テレホンオペレター勤務で、金八に協力しており、第4シリーズでは金八を桜中に復帰させるよう教育委員会に頼んだ。スペシャル9では「金八オヤジ狩り事件」の取材から乙女と幸作を守るため、2人を池内家に匿った。第7シリーズで再登場し、和田に板橋のアテンドを頼まれたことで桜中学にやってくるが素性を知らない生徒にデイサービスに連れて行かれたが、楽しかったと言っている。退職後の今でも金八の良き理解者である。ファイナルでは乙女の結婚式で祝辞を述べた。乾英子と聞いたらすぐに乾の妻と看破する。
野村孝一郎(のむら こういちろう)[注 56]
演 - 早崎文司(第1・2・4シリーズ、SP1 - 6、新、仙、貫)
教頭(後に校長)。大阪出身であるため関西弁も話すこともあった。小学生の頃東京に疎開し、その時の担任があまりにもひどい教師だったため、生徒を思いやれる教師になろうと教員を目指したが、管理職に昇進し生徒を締め付けるような立場になってしまったことを生徒に詫びた[46]。「キンキン声は石川のが上」と発言し、石川に「都合のいい耳」と言われている。
初期のシリーズでは、何より世間体を気にする小心者であり、金八の大胆な行動と、彼を容認する君塚にハラハラさせられていた。主な校長の決定として体操着と女性制服をリニューアルし[注 57]、出席簿は男女混合にし、第5シリーズから本格的な男女混合名簿となった。なお、千田の男女別名簿復活案は、彼の病気療養で話がなくなった。</ref>にした。また、第1シリーズでは息子が受験生で横浜国立大学に合格する。第4シリーズでは校長に昇進し、金八を桜中学校に呼び戻す。病気がちという設定で影は薄かったが、教頭時代とは違って金八に全幅の信頼を寄せ、穏やかに教員生活の最後を迎える[注 58]。第4シリーズ劇中で昭和4年度生まれという設定がつけられ、生徒達に専門教科が保健体育であると語る[注 59]
本田(ほんだ)[注 60]/ 大西 豊(おおにし ゆたか)
演 - 織本順吉(SP4 - 6)/(第5シリーズ)
織本はSPと第5シリーズで違う役柄であるが、書籍上は同一人物とされている。SPでは現役の校長本田として、第5シリーズではデイサービスセンターの利用者大西として出演。
本田は君塚の後の校長。徹底的な管理体制・河田らのおこなう暴力的指導などに賛同するが、いじめなどには事なかれ主義がみられる。金八と対立を続けていたが、部活動の強化に取り組む面もみられる。
国井が新卒時の校長。第5シリーズにデイサービスセンターの利用者として登場。足が悪く車椅子を使用していた。妻と息子に先立たれており、孫は息子の嫁の再婚先の北海道に住んでいる。金髪やバイク通勤に苦言を呈すなど、多少気難しい面もあるが、話好きかつ世話好きで、3年B組の生徒たちとも親しくなり、金八も自宅に招き入れたこともあり、幸作は一緒に入浴までしている。しかし、3学期始業式当日に兼末が仕組んだことで3年B組生徒との間で揉め事が発生し、塩沢に「死ね」と言われ激怒。塩沢に詰め寄り、突き飛ばされ、頭と肋骨を強く打って入院。後に塩沢とは和解するが、直後に肺炎で病死。葬儀では、桜中学の職員・全校生徒、息子夫妻や孫、服部や池内、デイサービスセンターの職員・利用者など大勢の人々が集まり、桜中学の校歌で送り出されたあと、富士見斎場で荼毘に付された。[注 61]なお、彼の遺骨は比留間の寺院に埋葬されることになる。スペシャル10内で一周忌の法要があった。
石川 千春(いしかわ ちはる)
演 - 李麗仙(第4シリーズ)
カタブツ系の教頭だが思秋期。病気がちの野村に代わり桜中を厳しく取り仕切り、生徒からも教師からも恐れられていたが、実際は金八の手腕も評価しており、シリーズ後半から徐々に金八や3年B組に理解を示すようになった。影では野村を尊敬しており、野村の体調を心配するあまり涙を流すことすらあった。かつて一流企業に入ったものの、退社してセネガルで井戸掘りをし、現地の女性との結婚した息子がいる。その事でいつも以上に感情的になった事もある。野村は自身の教頭時代とは異なり、彼女をなだめる立場となった。カタブツな人物とは裏腹に、編み物が趣味で、生徒がたこやきお守りを作るときに不足していた毛糸を与え、不思議な目で見られたが、その出来栄えに感心することもあった[47]他、第21回ではインドの服装や生活などについて説明した[48]
校長に昇進することを目指している[49]他、「男女」という言葉を使った金八に対し、「女男という日本語はないのか」と質問した[50]
山屋(やまや)
演 - 石田太郎(スペシャル9)
歴代校長の中で彼の写真のみ校長室に飾られていない。
和田 政伸(わだ まさのぶ)
演 - 長谷川哲夫(第5 - 7シリーズ、スペシャル10)
第5シリーズでは校長としてデイサービスセンターを開設させた他、ルーズソックスや女子のズボン着用を許可した[注 62]。同シリーズでは教頭の国井に押されることが多かったが、不登校となった市村がレポートを提出することで出席と認めたり、生徒に対する体罰の責任を取って辞表を提出した金八の処遇を謹慎1週間と減俸1ヵ月とするなどした。温厚な性格だが、大西が負傷したことで動揺する3年B組には毅然とした態度で接した。第6シリーズ第1回で松村区教育長が亡くなったことに伴い、後任の区教育長として転出。水と油な千田と金八とを公平に評価し、金八の教育委員会への転出を勧め、金八異動が発覚した卒業式では「地域全体の金八先生になってもらいたい」と説明し、混乱を鎮めた。その後も金八と共に板橋の校長就任に尽力するなど、ことあるたびに登場している
全シリーズの校長の中でも特に金八の手腕を高く評価しており、彼に全幅な信頼を寄せていた。
千田 喜朗(せんだ よしお)
演 - 木場勝己(第6 - 7シリーズ)[注 63]
和田の区教育長就任に伴い松ヶ崎中学校教頭より着任した校長。短気で頑固な性格であり、傲慢で尊大な言動が目立つ。系統主義的な教育観から学力低下を危惧し、携帯電話やゲーム機の持込禁止をはじめ、鶴本のロングスカートを自ら指導するなど、それまでの桜中学校の伝統を覆す学力第一主義。学校行事の削減や卒業証書製作のためのケナフの栽培[51]、文化祭の等級の廃止[52]を独断で通達する[注 64]など、デイサービスセンター・地域交流の軽視などの方針をとった。また、第6シリーズ最終回では卒業生の出入りを制限するような発言も見られたが、第7シリーズでは普通に3年B組の卒業生が桜中に出入りしている。
第7シリーズ『悪魔のささやき』では下級生に暴行を加えた園上[注 65]に対し、被害生徒の保護者への土下座を強要したが、金八に「未成年に土下座をさせることはできない」と言われ、結局は金八と小田切と国井が土下座をした。
外国人教師に対しては蔑視的な態度を取っていた他、小林を「非常勤のくせに」と見下していた。乾英子の出産で教員一同が大騒ぎをした際は「くだらない」と見下げていた他、小林の出産の際も彼女を「腹のでかい女」と呼んでおり、妊婦が職場にいることを快く思っていない性格である。
「男は男らしく、女は女らしく」が口癖で、本田が高鳥から預かっていた過激な性教育用人形を問題視したり、他の教員の机に性の本があれば無断で没収したり、男女別名簿の復活などを唱えたりと、行き過ぎた「ジェンダーフリー」に歯止めをかけようとしたりする保守派の校長でもある。また、自分の意向に従わない教諭を大胆に更迭するなど、校長として豪腕ぶりを他の教師や生徒に見せ付けた。
その一方で教員同士がファーストネームで呼び合うことを禁止した割には渡辺花子を「花子先生」と呼んだり、ゴミ箱を蹴飛ばして足をぶつける、小田切のバイク通勤は何も言わない、北と一緒に帰宅する際に暴走族に驚いて北に抱き着いてしまうこともあった。また、第7シリーズでは給食費を入学時から未納の狩野の給食費を2年間立て替えるといった面も見られた。第6シリーズ終盤、衝突を繰り返す金八を区教育委員会へ異動させることに成功するが、卒業式で鶴本をはじめとする卒業生・在校生、全教師・全保護者、来賓者など全員に集中非難され、ついには味方につけていた北にも裏切られる。第7シリーズでも桜中学に復帰した金八やデイサービスセンターと対立するが、民間校長の件でストレスを抱えており、安定剤などの薬を常用し、薬物依存状態だった。そのため同シリーズ第6回にて狭心症の発作で倒れ休養しために自己流のリハビリを行うもそれが原因で体調が悪化し、退院が延びてしまう。結局は板橋が後任の校長に就任することになったため、最後まで桜中に復帰することはなかった。
板橋 香奈(いたばし かな)
演 - 木野花(第7シリーズ、スペシャル11)
桜中学を日本で初めての「理事会制度」の学校とするため、金八と教育長の和田に懇願され、休養を取ることになった千田の事実上の後任として出版社勤務より民間人校長に就任。「学校は子供が主役であるべき」を理由に、丸山しゅうの問題に立ち向かう金八を後押しする。本来は第7シリーズの翌年から校長となる予定であったが、千田の急な入院により研修として桜中に赴任する事になる。その後スペシャル11で正式に校長に就任する。
鹿島田 浩二(かしまだ こうじ)
演 - 浅野和之(第8シリーズ、ファイナル)
シリーズ初となる金八より年下の校長。主な校長の決定としてデイケアセンターを廃止した他、女子の靴下をハイソックスに指定した。学校選択制導入により、生徒のことより先に学校の評価をとても気にする。少しでも学校の評判を上げるため、弱小だったサッカー部に元Jリーガーをコーチとして招いたり、生徒の個別補修を認めたりしている。第8シリーズ中盤では北山の面接の練習の際に彼の気に障る質問をして彼から「クソ校長」「バカ」呼ばわりされたことがある。その際に「バカじゃない」とムキになったり、そのことを職員から咎められ森月から抗議を受けた際には怒って校長室に引っ込んでしまうこともあった。その一方で森月の父親が国会議員と聞いてビビるなどやや短気かつ小心者な一面も見せるようになる。終盤では悪質な週刊誌[注 66]の報道から金八や生徒たちを守るため、やむを得ず森月の父親の圧力に屈し金八を3年B組の担任から外し、卒業式の出席を辞退させるが金八が森月の父親を説得し、さらに生徒や教職員の説得で金八の担任復帰を認める。ファイナルでは、香坂を殴って警察に捕まった景浦の復帰を当初は渋っていたが、金八が保護者への説明会で父兄を説得したため、景浦の復帰を認める。教育熱心な金八とは意見があわず、衝突も多いが、北と同様に金八の手腕は認めている。

老人デイサービスセンター

第5 - 7シリーズに登場。

田中(堀内正美
センター長。地区協議会にも参加している。温厚な性格だが、第7シリーズではソーラン節の衣装を下駄箱につっこんだ生徒に厳しく注意し、そのことで遠藤と取っ組み合いの喧嘩をしたこともある。千田がデイサービスセンター・地域交流を軽視した態度をとり、「老人ホーム」呼ばわりしたため、意見が対立していた。
小椋 → 乾 英子(原日出子
主任。第5シリーズでは未亡人だったが、後に乾友彦の妻となる。第5シリーズでは金八との結婚も予感させたが、後に乾と結婚した。第6シリーズでは乾との長男を自宅で出産した。センター長と同様センターを桜中の居候扱いする千田とは対立していた。第7シリーズでは産休中の渡辺と互いの夫に対する愚痴を言い合ったりするなど彼女と親しくなっている他、桜中を訪れた君塚を利用者と勘違いしたこともあった。
高橋良雄(山田アキラ
介護福祉士。モットーは「気は優しくて力持ち」。第5シリーズの文化祭では、お年寄りが製作した紙の鶴の寸法を間違えるというミスをした。
木村トキ江(幸田直子
栄養士・給食担当。第6シリーズでは今井にバッグをひったくられたが、その後和解した。
沢野洋造(守田比呂也
第5シリーズ『金八涙の体罰…3B騒然辞表提出』で学校とセンターとの合同餅つき大会でを喉に詰まらせ危険な状態に陥るも、金八や職員の応急処置で一命を取り留める。『特別授業は大混乱』では、戦争中の話を交えながら紙すきの演示を行った。
松崎キヨ(町田博子
センターの利用者。当初は飼犬のタローを一人ぼっちにはできないとセンターに連れてきて一騒動起こるが、桜中の2年生が犬小屋を製作したことでセンターにタローを連れてくることができた。第5シリーズ『ギャルの父は先生』では風邪をひいたタローを徹夜で看病をしていたが、逆に自分が倒れ、入院してしまう。
三木サヨ(戸川暁子
第5シリーズのセンターの利用者。他人から「おばあちゃん」呼ばわりされることを嫌っている。息子が大西が校長をしていた頃の桜中の卒業生であり、当時から気難しい性格の大西を良く思っていなかった。

清浦養護学校教員

第7シリーズのみ登場。乙女の研修先。

青木圭吾(加藤隆之)
生まれつき顔にアザを持つ青年。乙女と交際し、プロポーズするが3Bの問題で疲れ果てた金八を放っておけないと断られる。飯島の就職先を紹介した。
宮島 通泰(福田賢二

松ヶ崎中学校教員

第3シリーズ、SP7 - 8における金八の勤務校。第4シリーズで金八が桜中に復帰した際、石川が「松ヶ枝中学校」と呼び間違えていた[53]。また、千田の前任校でもある。

田原 麻知(たはら まち)
演 - 室井滋(第3シリーズ、SP7)
数学担当で、3年C組の担任。性格はサバサバしており、無駄なものを排除する傾向がある。サイン色紙やネックレスを没収するため、生徒から恐れられ、評判は芳しくない。但し、ネックレスについては山田に「先生だってぶら下げてる」と批判されている。また保健室においてわかりやすく算数(リンゴによる分数の考え方)を教えていた養護教員に嫉妬するシーンもあった[54]。その反面、寺尾の授業放棄事件では慰め役となっていた。
真野 明(まの あきら)
演 - 石黒賢(第3シリーズ、SP7 - 8)
英語担当で、3年B組副担任。情熱を持った熱血教師ではあるが時に空回りもし、食べ残しゼロを目指すあまり苦手な生徒へ給食を強制し一気食いをさせた事で、生徒を泣かせ不登校にさせたり[55]、生徒の成績を通信簿を渡す前に教えてしまうこともたびたびある。後にテニス部顧問に就任する。チェッカーズのファン。
石田 久志(いしだ ひさし)
演 - 岩下浩(第3シリーズ、SP7)
理科担当で3年A組の担任。年代のせいもあるが「そんなにがんばらなくてもいいのに…」といった現代の教育事情に対する嘆きを語ることもある。水虫を患っており、職員室内でその治療をしたりする。教育論についてベテランらしいアドバイスを送る場面も。
寺尾 純子(てらお じゅんこ)
演 - 岡本舞(第3シリーズ、SP7 - 8)
社会科担当で3年D組の担任。落ち着いた穏やかな雰囲気をもっており、職員室の中でもアイドル的な存在であるが、授業中生徒の私語がひどく、静かにならないときに怒鳴ってしまい、泣き出しながら職員室に帰ってしまう事件があった[56]
村井 剛(むらい つよし)
演 - 白石貴網(第3シリーズ、SP7 - 8)
保健体育担当。スペシャル8では、朝のひと声運動に率先して参加。柿野と大喧嘩したことを反省し、金八と3人で一緒に正座する。ツッパリの滑降した葉山を追返が、金八の説得で葉山を追返は辞めるが、化粧してきた高村を追返。
三上 良子(みかみ りょうこ)
演 - 樫山文枝(第3・6シリーズ、SP7 - 8)
養護教諭。第6シリーズではひかり高校定時制に異動
青山(あおやま)
演 - 鷲尾真知子(SP8)
数学担当。生活指導を担当しており、ヒステリーな性格。鷲尾は他シリーズにも出演し、西野の母、高峰の母、日下佳子、日野千代を演じた。
屋敷(やしき)
演 - 沼田爆(SP8)
理科担当。沼田は第4シリーズ以降、杉山修造を演じる。
杉山 泰三(すぎやま たいぞう)
演 - 内藤武敏(第3シリーズ、スペシャル7)
校長。優柔不断な性格。
山津 茂(やまづ しげる)
演 - 橋爪功(第3シリーズ、SP7 - 8)
教頭。典型的な学力重視の教育方針。杉山と一緒に夜回隊をやっている。柿野を不良と決めつけ目の敵にしている。
校長(名前不明)
演 - 入江正徳(SP8)

荒谷二中関係者

あらくれ3人衆以外の人物は第2シリーズに出演。作中、荒谷二中と楓中学校は相当な不良校とされている。第6シリーズ終了後、金八は教育委員会に異動したが、当初は荒谷二中に異動する予定だった。第8シリーズでは前年に校舎が新築され冷暖房完備となり、保護者からの人気が高くなっているらしいが、桜中学側は相変わらずの不評。ファイナルでは遠藤達也が勤務している。

飯田(いいだ)
演 - 増田順司
校長。加藤たちが卒業式に乗り込んできた際には冷静に対処しようとしていた。彼らが放送室で討論している時でも終始冷静な態度だったが最後には彼らに謝罪する。ヤンキーたちからは清水や音羽と共に恨まれているが、実際は校内暴力の嵐に心身ともに疲れ果て、やむを得ず強引な措置を取っていた事が判明した。実際に不良生徒や河津から米倉、大山は先生と呼ばれているのに対して校長、音羽、清水の3名は呼び捨てされている。
清水(しみず)
演 - 上田忠好
体育教師。竹刀を振り回し、生徒に暴力を振るう暴力教師。加藤や神津も竹刀でぶっ叩かれた。米倉が倒れてからは横暴さが増した。
音羽(おとわ)
演 - 稲垣昭三
暴力的な清水と違い、こちらは陰険な教師。実は加藤を放り出した張本人でもある。「ヤクザの○○」が口癖。
米倉(よねくら)
演 - 浜村純
加藤優の2年の時の担任。ヤンキーから信頼があり、加藤の家庭環境を理解する誠実な性格だった。激化する校内暴力に己の力の限界を感じ、加藤を放り出してしまったことに責任を感じていた。後半で過労で倒れ入院、ヤンキーからは嘆きの声が聞かれた。最終回で死去。
大山(おおやま)
演 - 久米明
物分かりの良い教師。清一らも信頼を寄せている。「スナックZ」の常連客の一人。第2シリーズ最終回で定年退職する。
鈴木(すずき)
演 - 深谷みさお
物分かりの良い女性教師。
岸森 敏雄(きしもり としお)
演 - 古尾谷雅人[注 67]
OBで暴走族「魑魅怒呂」の元リーダー。現在は暴走族を卒業しているが、神津や他のメンバーからも信望がある。中学時代の担任は上林で、応援団長に祭り上げられた。スナック「Z」のオーナー。その後は、レストラン経営の勉強のため、店を清一に頼み、自身は海外に留学する。自分には上林がいたが 、神津らには金八のようにカッカしてくれる先生がいてくれなかったと発言している。
神津 清一(こうづ せいいち)
演 - 田浦智之
「魑魅怒呂」のリーダー。元番長で、加藤優の先輩。当初は金八の事を他の教師同様に毛嫌いしていたが、徐々に慕うようになる。その後海外に留学した岸森からスナック「Z」を預かる。加藤や椎野の面倒を見ていたほか、自殺を考えていた青木繁好を助けたこともある。金八と大山が常連客となる。在学中は清水から体罰を受けていた。
あらくれ3人衆(金子一也、河原二郎、若山三郎)[注 68]
演 - 秋元三佳、大竹博之、斉藤勝俊
第5シリーズに出演。太田アスミから誘惑されるが小田切や大森の邪魔が入る。スーパーさくらの前を散らかしたことで道政明子にも叱られ、威圧負けしている。他の先生らの前では非常にガラ悪く言葉使いも乱暴だが、金八や服部の前では敬語を使う。金八を慕って桜中学に転校を希望するが断られ、デイサービスの手伝いの後、服部のフリースクール「風」に通うことになるが、子供の面倒見が良く子供たちと荒っぽく沢山遊んでくれることから、フリースクールの不登校児が減るきっかけになる。フリースクールを気に入っており、「あんなとこ(荒谷二中)には戻りたくない」とまで発言している。

第1シリーズ

概要

第1シリーズは、高度経済成長を終えて、オイルショックの影響時の日本の教育を舞台とする作品である。世田谷第一中学校から桜中学校に転勤になった金八が非行・不登校・いじめ・親子の絶縁など、学校が抱える様々な問題を真正面から受け止め、生徒と一緒に涙を流しながら奮闘する。6話にわたった「十五歳の母」では生徒の妊娠出産を描いたほか、東京大学を目指す高校生の自殺を取り上げ、命の大切さを訴えた。

テーマ

  • 15歳の妊娠 『愛の授業』 『十五歳の母』 『十五歳の母出産』
  • 受験戦争非行少年(家出)、家庭不和
  • 命の大切さ(青少年の自殺) 『受験戦争に消えた命』

ゲスト

いとしのエリー海援隊ゴダイゴアリスと名乗る楓中のヤンキー。田沢や遠藤にセクハラ発言をしたが、星野清らと取っ組み合いをした際、金八に叩きのめされ、改心。楓中学校は荒谷二中に並ぶ不良校。天路の勤務校、中野の前任校、小林も第7シリーズで転勤している。
体育教師。長ランを着たヤンキー4人組に手を焼いており、叩きのめした金八に対し、「生徒に注意するだけでなく付き合ってやる事も大事」と翌日礼を言いに来た[57]

放送日程

太字は放送ライブラリーに保存されている。

各回 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1回 1979年10月26日 3年B組金八先生 小山内美江子 竹之下寛次 16.6%
第2回 11月2日 内申書 佐藤虔一 16.3%
第3回 11月9日 君は裸のビーナス 高畠豊 16.9%
第4回 11月16日 十五歳の母 その1 竹之下寛次 19.6%
第5回 11月23日 十五歳の母 その2 17.9%
第6回 11月30日 十五歳の母 その3[58] 佐藤虔一 18.4%
第7回 12月7日 学ラン長ラン大混ラン 生野慈朗 19.9%
第8回 12月14日 子供の喧嘩に親が 高畠豊 16.0%
第9回 12月21日 数学が好きになる法 竹之下寛次 21.2%
第10回 12月28日 女生徒軍団朝帰り 佐藤虔一 19.7%
第11回 1980年1月4日 母に捧げるバラード 生野慈朗 17.2%
第12回 1月11日 入学決定第一号! 高畠豊 23.4%
第13回 1月18日 入試一ヶ月前心得 竹之下寛次 24.6%
第14回 1月25日 十五歳の母 その4 岡本克己 佐藤虔一 25.9%
第15回 2月1日 受験勉強一万時間 重森孝子 高畠豊 22.5%
第16回 2月8日 入試十日前心得 小山内美江子 生野慈朗 24.9%
第17回 2月15日 十五歳の母出産 その1 竹之下寛次 31.2%
第18回 2月22日 十五歳の母出産 その2 29.7%
第19回 2月29日 合格発表の長い日 重森孝子 佐藤虔一 32.7%
第20回 3月7日 卒業十日前の初恋 小山内美江子 生野慈朗 33.1%
第21回 3月14日 受験戦争に消えた命 高畠豊 34.9%
第22回 3月21日 卒業・贈る言葉 竹之下寛次 38.0%
最終回 3月28日 さよなら金八先生 39.9%[59]
平均視聴率 24.4%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)

補足

  • 当時、同時間帯の太陽にほえろ!と熾烈な視聴率争いを行った。生徒の妊娠・出産を描いた「十五歳の母」のエピソードは大きな反響を巻き起こし、1980年初頭にはを逆転する視聴率を記録。「太陽にほえろ!」も対抗し、第1シリーズの最終回に合わせ、400回記念として放映したが視聴率(18.5%)は当番組の視聴率の半分以下であった。
  • 11話で武田が海援隊と共に本人役で出演した。

第2シリーズ

概要

第2シリーズは、荒れる中学生や暴力によるいじめなどに焦点をあてた作品である。このシリーズでは、放送当時に教育現場で問題となった、生徒ストレスなどを原因とする非行や校内暴力を初めとする問題に視点をあて、当時のシビアな世相が描かれるとともに、「腐ったミカンの方程式」や中学生が手錠をかけられるシーンは社会に大きな衝撃を与えた。

テーマ

ゲスト

土屋に裏口入学斡旋で荒川西高校の国語教師「野村まさる」と名乗る 。本物の「野村ゆう」は女性で君塚が会いに行っており、こちらは金八が相手をし、逮捕される
滝田の上司で、スナックZをまともな店じゃないと酷評。3B生徒を補導する。
  • 滝田 トシキ -鈴木慎
加藤、松浦、沢井らを逮捕した刑事で、君塚のかつての教え子[注 69]。中学時代に警察沙汰寸前の問題を起こした経験がある[60]
1・2話では金八の旧友、最終話ではギタリスト
世田谷一中時代の教え子。しかし自分が担任を受け持っているクラスの生徒ではない。
思春期心身症で福岡の病院に入院。中学に時代に金八に言われた言葉を思い出し、病院に金八を呼んだ。

放送日程

各回 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率 主要生徒
第1回 1980年10月03日 心を病む子供達・その1 小山内美江子 竹之下寛次 27.2% 斉藤
第2回 10月10日 心を病む子供達・その2 23.3% 斉藤
第3回 10月17日 まんじゅう騒動 生野慈朗 22.4% 梶井
第4回 10月24日 人助けカンパ事件 和田旭 23.2% 塚辺
第5回 10月31日 腐ったミカンの方程式・その1 竹之下寛次 23.7% 加藤
松浦
第6回 11月07日 腐ったミカンの方程式・その2 25.9%
第7回 11月14日 3B学習発表会・その1 大岡進 25.1% 岩沼
立見
第8回 11月21日 3B学習発表会・その2 和田旭 24.0%
第9回 11月28日 受験と恋と勘違い 生野慈朗 23.4% 松江・赤上
第10回 12月05日 白紙答案の波紋 竹之下寛次 24.8% 石川
第11回 12月12日 クソまみれの英雄達 大岡進 25.0% 平尾・青木
第12回 12月19日 三者面談始まる 柳井満 24.1% 椎野
第13回 12月26日 同窓会・贈る言葉 竹之下寛次 28.7% 九十九
第14回 1981年01月09日 東京は理社に弱い 大岡進 25.8% 山本
第15回 1月16日 生きることは学ぶこと 生野慈朗 24.6%
第16回 1月23日 親と子・進路で対決 竹之下寛次 25.3%
第17回 1月30日 母と子の受験戦争 和田旭 24.6% 高橋
第18回 2月06日 入試直前面接心得 大岡進 26.1%
第19回 2月13日 入試前夜 生野慈朗 25.9% 松浦
第20回 2月20日 頑張れ! 敗者復活戦 竹之下寛次 28.6%
第21回 2月27日 不正を憎む心を持て! 大岡進 30.3% 土屋
第22回 3月06日 父の死と高校進学 生野慈朗 31.0%
第23回 3月13日 卒業式前の暴力① 大岡進 29.1% 加藤
松浦
第24回 3月20日 卒業式前の暴力② 生野慈朗 31.5%
最終回 3月27日 サヨナラ金八先生 竹之下寛次 34.8%[59] 全員
平均視聴率 26.3%[59](視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)

補足

  • 大反響を呼んだ第1シリーズの放送終了半年後に制作されたこのシリーズは、『腐ったミカンの方程式』『クソまみれの英雄達』『卒業式前の暴力』などの名エピソードが数多くあり、平均視聴率26.3%というシリーズ歴代最高の数字を記録した。
  • 24回で加藤が友人数名と荒谷二中に殴りこみ(但し、暴力行為器物損壊はしていない)、過去の非を校長に詫びさせたあと、学校側の通報で駆けつけた刑事に取り押さえられて連行されるシーンでは、スローモーションの映像でセリフを一切用いずに、代わりに世情をフルコーラスで流すという演出が行われ、金八が放送室のドア越しに「加藤。松浦」と絶叫したり、加藤らが逮捕されるシーンでの「俺の生徒になんばすっとか。きさん。[注 70]」、加藤らが連行された警察署での緊急会議の際に「我々はミカンや機械を作ってるんじゃないんです。我々は毎日、人間を作ってるんです。人間の触れ合いの中で我々は生きてるんです。」と語るシーン等は、シリーズのみならずドラマ史に残る名場面となった。

第3シリーズ・SP7

概要

第3シリーズは、昭和末期のバブル景気の最中に製作された作品である。このシリーズでは、物語の舞台を桜中学校から松ヶ崎中学校に移し、生徒の無気力に焦点を当て、心身ともに健康であることの大切さが説かれた。中間管理職の立場となった金八が新任の教師を指導しながら、保健室登校を続ける生徒との心のふれあいや、酒乱の父親と二人で暮らす生徒との関わりなど現代社会の影の部分についての問いを投げかけるとともに心温まる話が多かった。このシリーズのみ卒業式がない。

テーマ

ゲスト

放送日程

  • 最終回の放送時間は21:00 - 22:24。
各回 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1回 1988年
10月10日
ウンコの旅 小山内美江子 生野慈朗 27.3%
第2回 10月17日 新人先生は一年生 竹之下寛次 25.2%
第3回 10月24日 穴があったら入りたい 生野慈朗 23.8%
第4回 10月31日 金八の掃除戦争 22.8%
第5回 11月7日 男は心だ!! 加藤浩丈 22.9%
第6回 11月14日 先公なんか信じない! 生野慈朗 23.3%
第7回 11月21日 プッツン・ママ 加藤浩丈 22.3%
第8回 11月28日 三年二学期・期末テスト 生野慈朗 21.0%
第9回 12月5日 俺の仕事 加藤浩丈 22.3%
第10回 12月12日 進路決定・三者面談① 生野慈朗 22.6%
第11回 12月19日 進路決定・三者面談② 加藤浩丈 22.8%
最終回 12月26日 最終回スペシャル
思いっきり3年B組
生野慈朗 20.2%
SP7 1989年
3月29日
卒業スペシャル 生野慈朗 19.5%
平均視聴率 23.2%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)

補足

  • 第2シリーズ以降、毎年スペシャル版は放送されていたが、シリーズとしては7年ぶりに製作された。放送回数は、武田などキャストの都合で、2学期の途中から学期末までのストーリーとなる本編と「卒業スペシャル」を合わせて12回(本編)+1回(スペシャル)であり、ほかのシリーズに比べて少なかった。舞台が松ヶ崎中学である、3ヶ月の放送である、桜中学を舞台にしたファイナル(SP12)ではこのシリーズだけ別の学校が舞台であるため紹介されず、生徒や先生など一切出演がなかったなど、他のシリーズに比べて異彩を放っているが、25周年記念同窓会SPには出演している。また、シリーズで唯一番組タイトルに丸数字がついている。

第4シリーズ

概要

第4シリーズは、前のシリーズから7年ぶり(スペシャル版からは約5年ぶり)に制作された、ポストバブル時代初の作品である。このシリーズでは、一見平和に見える学校生活に潜むいじめ・不登校の問題や、現在は廃止となっている偏差値と受験の問題を、金八が生徒たちと対話し、高く数多いハードルを乗り越えていく。金八は生徒をいじめる子、いじめられる子に割り振り、いじめのロールプレイを行い、いじめがいかに無意識に行われるのかを問いかける。また、第1シリーズで放送された「十五歳の母」について再考も兼ねて、「十五歳の母と父」(第10・11回の前後編エピソード)が放送され話題となった。

テーマ

ゲスト

放送日程

  • 第22回と最終回の放送時間は21:00 - 22:54。
各回 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1回 1995年10月12日 3年B組金八先生 小山内美江子 生野慈朗 21.3%
第2回 10月19日 3Bにもイジメ? 竹之下寛次 21.3%
第3回 10月26日 イジメの輪 生野慈朗 19.5%
第4回 11月2日 イジメ問題大討論 22.4%
第5回 11月9日 先生! またクビ? 柳井満 23.4%
第6回 11月16日 涙の大合唱 鈴木早苗 19.5%
第7回 11月23日 正常と異常の間 生野慈朗 22.3%
第8回 11月30日 恋の花二つ咲いた 鈴木早苗 20.0%
第9回 12月7日 3B文部省へ行く 竹之下寛次 21.5%
第10回 12月14日 十五歳の母と父① 生野慈朗 18.9%
第11回 12月21日 十五歳の母と父② 23.5%
第12回 1996年1月11日 口紅をした受験生 鈴木早苗 16.2%
第13回 1月18日 ボク何になるの? 生野慈朗 19.2%
第14回 1月25日 オ受験母子の対決 竹之下寛次 18.1%
第15回 2月1日 タコヤキお守り 鈴木早苗 15.8%
第16回 2月8日 入試前日親が離婚 福澤克雄 18.3%
第17回 2月15日 合格直後の悲劇 鈴木早苗 18.8%
第18回 2月22日 ラップで合格祈願 福澤克雄 18.1%
第19回 2月29日 ふくらみ過ぎた夢 鈴木早苗 19.0%
第20回 3月7日 男が得? 女が得? 生野慈朗 17.3%
第21回 3月14日 印度カレーの神秘 福澤克雄 15.8%
第22回 3月21日 卒業直前スペシャル 竹之下寛次 15.0%
最終回 3月28日 卒業スペシャル 生野慈朗 19.6%
特番 1996年4月26日
金曜テレビの星!
出演者のスタートラインとして4期生のその後のドキュメント
平均視聴率 19.2%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)

補足

  • 1990年のスペシャル8以来、5年ぶりの放送となったこのシリーズは、再び桜中学校が舞台となり、体操着と女性制服がモデルチェンジされた。
  • 実際に第1シリーズが放映された年に生まれた子供は、第4シリーズ当時、16歳になっている。しかし、実際の時間経過とは誤差が出ることを承知の上で、宮沢には15歳という年齢設定が与えられた。また、幸作も本来ならば小6なのだが、1年ずれて小5の設定になっている。
  • このシリーズよりステレオ放送になった。

第5シリーズ・SP10

概要

シリーズ20周年となった第5シリーズでは、学級崩壊や校内暴力を大きなテーマとして描く一方、優等生の仮面をかぶりつつも卑劣な行いを繰り返す生徒について激動的な物語が展開された。かつては“非行”と“校内暴力”が大きな問題だったが、時代とともに「不登校」や「いじめ」が学校を席巻し、その後「学級崩壊」と「突然キレる子ども」が新たな火種も生まれた。第5シリーズでは少子化の波を受け、桜中学校の校内に老人介護施設が併設され、“死”と向かい合って生きる高齢者と、時おり死に憧れる中学生が同じ屋根の下で毎日過ごすことになる。このシリーズから第7シリーズまで、文化祭等でソーラン節を披露し、クラスの団結の和として描かれた。

テーマ

出演者

放送日程

  • 1・11・22話・SP10は21:00 - 22:54。
  • 3話は22:00 - 22:54。
各回 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1回 1999年
10月14日
スタートスペシャル
3B学級崩壊寸前
小山内美江子 福澤克雄 18.7%
第2回 10月21日 問題続出大混乱!! 山崎恆成 17.7%
第3回 10月28日 不登校第一号! 鈴木早苗 15.5%
第4回 11月4日 僕のエッチな過去 福澤克雄 15.3%
第5回 11月11日 歌! 踊り! 大分裂 山崎恆成 14.6%
第6回 11月18日 踊る! 大文化祭 鈴木早苗 15.7%
第7回 11月25日 迷える子羊たち 福澤克雄 17.3%
第8回 12月2日 アノ事件の主役… 柳井満 16.9%
第9回 12月9日 ギャルの父は先生 森一弘 12.7%
第10回 12月16日 3B短歌発表会 鈴木早苗 15.1%
第11回 2000年1月6日 正月スペシャル
金八涙の体罰…3B騒然辞表提出
福澤克雄 17.2%
第12回 1月13日 辞表提出その後… 17.6%
第13回 1月20日 私立推薦入試開始 鈴木早苗 17.2%
第14回 1月27日 入試前は恋の季節 今井夏木 17.9%
第15回 2月3日 金八も受験生の父 森一弘 20.4%
第16回 2月10日 ガラスの少年・① 福澤克雄 19.8%
第17回 2月17日 ガラスの少年・② 21.1%
第18回 2月24日 自分を探す旅 今井夏木 18.7%
第19回 3月2日 生きる事・死ぬ事 森一弘 20.9%
第20回 3月9日 ガラスの少年・③ 福澤克雄 21.2%
第21回 3月16日 ガラスの少年・④ 20.2%
第22回 3月23日 卒業直前スペシャル
特別授業は大混乱
鈴木早苗 22.2%
最終回 3月30日
21:00 - 23:09
卒業スペシャル
さよなら金八先生
福澤克雄 23.6%
SP10 2001年4月5日 友を信じる心〜お前死んだら
オレ泣くぞ・3B一年ぶり大集合
福澤克雄 14.7%
平均視聴率 18.6%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)

補足

  • 当作からスタッフが世代交代し、第1、2シリーズの視聴者層がスタッフになった。また、同時期に放映された「ビューティフルライフ」のディレクター兼プロデューサーに就任した生野に代わり、福澤がチーフディレクターに就任。演出面で様々なてこ入れが行われたが、平均視聴率は第4シリーズに及ばなかった。
  • 民放連続ドラマ初のハイビジョンテレビカメラ撮影という試みが行われた[注 72]
  • 当作からTBSの公式サイトが立ち上がり、ドラマの舞台裏や出演者のオフショットなどが紹介されている。

第6シリーズ

  • 2001年10月11日 - 2002年3月28日の木曜日21:00 - 21:54
  • 主題歌:海援隊「まっすぐの唄」
  • キャッチコピー:「こんども、悪戦苦闘。

概要

第6シリーズでは、性同一性障害報道人権などが扱われた作品である。このシリーズでは、について、子どもの自分自身に対する葛藤を通じて、それまでのシリーズとは異なる視点で描かれた。桜中学でも急死した教育長に代わり和田校長が後任の教育長となり、新校長には金八とは全く正反対の教育理念を持つ千田が赴任してくる。また、幸作の病気入院がテーマに入っており、それに伴い前作となる第5シリーズの卒業生達の出演が多いのも特徴である。

テーマ

ゲスト

長谷川賢の父親で弁護士。成迫政之の事件を事実無根の報道をした出版社に対する訴訟や、性同一性障害者の戸籍訂正訴訟に関して、金八ら桜中教職員や和田の相談に乗った。ファイナルでは息子と成迫政則も彼の弁護士事務所所属の弁護士。
  • 利重剛 - 性同一性障害の相談に乗る医師

放送日程

  • 1・11・22回は21:00 - 22:54。
各回 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1回 2001年10月11日 不気味な転校生が二人 小山内美江子 福澤克雄 19.5%
第2回 10月18日 ボクの心の闇は深い 生野慈朗 17.4%
第3回 10月25日 ガン告知の時… 福澤克雄 16.4%
第4回 11月1日 ヨキ父とヨキ教師 三城真一 17.7%
第5回 11月8日 踊れ!ソーラン節 加藤新 18.2%
第6回 11月15日 父さんアンタが憎い 福澤克雄 18.5%
第7回 11月22日 同性愛と異性愛 三城真一 16.5%
第8回 11月29日 見捨てられた子供達 福澤克雄 16.4%
第9回 12月6日 子に捨てられた親 加藤新 13.6%
第10回 12月13日 皆、悩んで生きている 福澤克雄 15.3%
第11回 12月20日 年末スペシャル
ワタシは男?それとも女?
18.4%
第12回 2002年1月10日 友情の証し 18.9%
第13回 1月17日 3年B組立志式 三城真一 17.5%
第14回 1月24日 希望が萌える春 加藤新 17.1%
第15回 1月31日 お腹の子供が動く 福澤克雄 15.3%
第16回 2月7日 人生で一番輝く日 三城真一 16.5%
第17回 2月14日 出会いサイトの罠 加藤新 15.9%
第18回 2月21日 直と政則① 福澤克雄 16.6%
第19回 2月28日 直と政則② 18.4%
第20回 3月7日 直と政則③ 加藤新 17.1%
第21回 3月14日 鶴本直 福澤克雄 16.5%
第22回 3月21日 卒業直前スペシャル
アタシは直を許さない
三城真一 17.1%
最終回 3月28日
21:00 - 23:24
卒業スペシャル
サヨナラ3Bサヨナラ桜中学
福澤克雄 20.1%
平均視聴率 17.2%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)

補足

  • このシリーズについて、小山内は、「性同一性障害」というテーマについてドラマで取り上げる題材としては非常に難しく、この障害に悩む「鶴本直」という役柄を演じられる資質を持った役者がいなければこのテーマを断念せざるを得ないと思っていた。しかし当事者である虎井まさ衛の協力が得られたことと、役を演じた上戸と出会えたことは大きかったと語っている[61]。また、第11回『ワタシは男?それとも女?』で、直が女性の声が嫌で喉にフォークを刺すというシーンがあるが、これは、虎井の友人がほぼ実際にやったことで、焼鳥用の金串で声帯を擦り、血を吐きながら声を潰して声を男のようにしたものだった[注 73][62]
  • この作品の撮影時、武田は上戸にボーイズ・ドント・クライを観るよう薦めた。鶴本の参考になり、かつ上戸にとって忘れられない映画となったというエピソードがある。

第7シリーズ・SP11

概要

シリーズ25周年、第2シリーズから23年ぶりに金曜日の放送となった第7シリーズは、都内の麻薬蔓延を大きなテーマとして描かれた作品である。第6シリーズで教育理念をめぐり校長と対立した結果、異動を命じられて学校を去った金八が、2年の月日を経て桜中学校に帰ってくるところから始まる。犯罪の低年齢化が進むなど、中学生や地域社会を取り巻く環境が急速に変化していく現代。中学生のドラッグ使用という衝撃的な事件が起こる。このシリーズは物語が中学2年の3月からスタートしたため、第1回『史上最低の3B!!』において、入学式夏服での登校や授業風景、体育での水泳[注 74]や夏休みなど、年度上半期のシーンが挿入されている。また、一般の視聴者を対象に、公式ホームページにおいてエキストラ募集を行った唯一のシリーズでもある[注 75]。なお、このシリーズから、金八の受け持つ生徒が平成生まれとなる。

テーマ

出演者

稲葉舞子の父親。弁護士で、桜中学校のPTA副会長も務める。丸山栄輔の事業が失敗した際に色々と相談に乗っており、丸山家の事情も知っている。しゅうが逮捕された際には彼の弁護士となる
SP11

放送日時

各回 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1回 2004年10月15日
21:00 - 22:54
スタートスペシャル
史上最低の3B!!
小山内美江子 福澤克雄 17.9%
第2回 10月22日
23:10 - 24:04
3BVSヤヨの微笑 三城真一 13.3%
第3回 10月29日 悪魔のささやき 加藤新 14.1%
第4回 11月5日
22:30 - 23:24
金八遂に大激怒! 福澤克雄 14.1%
第5回 11月12日 踊れ魂のソーラン 10.9%
第6回 11月19日 からだという本 三城真一 10.3%
第7回 11月26日 友情が芽生える時 加藤新 12.0%
第8回 12月3日 しゅうの愛する父 福澤克雄 12.3%
第9回 12月10日 しゅうの母の秘密 三城真一 10.9%
第10回 12月17日 中3の父小6の母 加藤新 12.9%
第11回 2005年1月7日
21:00 - 22:54
新年スペシャル
鶴本直・決断の旅立ち!
清水有生 福澤克雄 13.0%
第12回 1月14日 事件続発3B混乱 三城真一 14.5%
第13回 1月21日 命とは何だろう…? 金八先生、涙の授業 加藤新 14.6%
第14回 1月28日 車掌がトラメガを捨てたワケ 福澤克雄 13.0%
第15回 2月4日 給食費未払い3年の両親 三城真一 14.2%
第16回 2月11日 中3は巣立ちの時だぞ!! 加藤新 14.4%
第17回 2月18日 人命救助で入試に遅刻! 三城真一 13.5%
第18回 2月25日 しゅうに迫る悪魔の影 福澤克雄 14.0%
第19回 3月4日 しゅう最後の日、最後の授業 15.7%
第20回 3月11日 裏切られても生徒を信じる 三城真一 15.9%
第21回 3月18日 揺れる金八、大揺れの3B 加藤新 16.1%
最終回 3月25日
20:00 - 22:48
卒業スペシャル・25年目の贈る言葉
〜さよなら桜中…涙のソーラン節!
福澤克雄 19.2%
SP11 12月30日
21:00 - 23:24
未来へつなげ 3B友情のタスキ〜たった一人の卒業式…
3Bの絆は再び迫る薬物依存の魔の手から仲間を救い出せるのか?
三城真一 12.6%
平均視聴率 14.5%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)

補足

  • このシリーズの途中、2005年1月に小山内が病気で降板し、代役を清水が務めた。このことについて、週刊誌では「スタッフとの確執」が伝えられるとともに、小山内自身も第7シリーズ後半部分での過剰演出について「これ以上過剰な脚本や演出をするのなら金八はもうやめたほうがいい」と週刊誌談で苦言を呈し、従来から小山内による綿密な情報収集でストーリーの輪郭を描いていた本作品が、制作するTBS側によって小山内の考えている作品とは違うものに仕上がっていることに不快感を示すなど、TBSと小山内との確執が表面化し、関係も次第に悪化した[注 76][63]。それに関連して、小山内は自身の『金八先生』への思いをつづった『さようなら私の金八先生 25年目の卒業』を出版している。武田自身も「僕も、やめてもいいと思います。マスコミ的には『第8シリーズも頑張ります』というような言葉が欲しいのでしょうが、そんな気分ではありません」という内容を週刊誌でコメントし、スタッフへの不快感を表した[64]。その結果、シリーズが窮地に立たされ、打ち切りの危機に陥った。
  • このシリーズから、最終回恒例の「3年B組の歌(主題歌)」を謝恩会で歌わなくなった。
  • 2005年1月7日に新年スペシャルとして放送された第11回『鶴本直・決断の旅立ち』は事実上、第6シリーズのスペシャルであった[注 77]。別シリーズの生徒が登場するというケースは過去にも見られたが[注 78]、別シリーズの登場人物・エピソードを主体としたストーリーが放送されたケースはほかに例がない。
  • 最終回は、番組初となる4時間で放送された。最初の1時間は第7シリーズの総集編と過去の出演者や金八先生ファンへのインタビューで構成され、その後3時間はドラマを放送した。これにより、第2シリーズ最終回以来24年ぶりに「金曜八時」にタイトルコールが流れた。
  • 金曜ドラマ枠に移行した第7シリーズは、報道ステーションなど裏番組の影響もあり、11・12月放送分は視聴率10%前半と苦戦したが、2005年に入って若干回復した。4時間スペシャルで放送された最終回は、第7シリーズ内での最高視聴率19.2%を記録している。
  • 覚醒剤中毒に陥った生徒と、彼を救おうとする金八と生徒たちの奮闘を描いたことで、ドラッグという難しい問題に正面から挑み、それを視聴者に馴染みのある舞台設定の中で物語として成立させた。

第8シリーズ(2007年 - 2008年)

概要

レギュラー放送ではラストパートとなった第8シリーズは、「親」を大きなテーマとして描かれた作品である。このシリーズでは中学生が抱える問題と悩みを取り上げており、25人の生徒全員が主役となる。インターネットの普及から「学校裏サイト」という存在を知った金八は、生徒一人ひとりをクローズアップするため、第1回『ぎらりと光るダイヤのような日!』で金八が生徒一人ずつに渡した「私」というタイトルのノートを生徒たちに提出するよう求めるが、このノートが生徒たちの気持ちを引き出す重要なアイテムとなる。生徒と喜怒哀楽を共にし、親には堂々と説教をする金八が「学校とは何のためにあるのか」を問う。また、大学の教育学部に進学した金八の息子・幸作が、母校である桜中学で教育実習を行う姿が描かれるとともに、第1シリーズ卒業生の宮沢保と浅井雪乃の息子・宮沢歩と同様に、第1シリーズ卒業生である阿部トシエの息子・大西悠司が登場する[注 79]

テーマ

  • 現代の中学校の変化
  • 情報社会(インターネット、携帯の利用)
  • 学校の規則、ルールのあり方
    • 私服登校 『赤い私服の転校生』 『広がる私服登校』
    • 部活動と受験の両立(反発する教師、コーチ) 『広がる私服登校』 『親の希望子供の夢』 『横綱の品格』
  • 教育実習
  • 個人ノート
  • 生徒を通しての金八先生の授業(響く言葉)
  • 周りに合わせる生徒 
  • 謝ることの大切さ 『父に謝れ!金八涙の叱責』 『謝る事・許す事のむずかしさ』
  • 恋愛と性 『教室一杯の恋の歌』
  • 自殺と命 『自己主張は金髪で』
  • 人種と差別 『子守歌に託した夢』 『父親は大きくて暖かかった…』
  • お金の使い方
  • 生徒の居場所

ゲスト

放送日程

各回 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1回 2007年10月11日
21:00 - 22:54
スタートスペシャル
ぎらりと光るダイヤのような日!
清水有生 今井夏木 13.9%
第2回 10月18日 赤い私服の転校生 生野慈朗 12.5%
第3回 10月25日 広がる私服登校 大岡進 11.6%
第4回 11月1日 父親はウザイか? 加藤新 11.4%
第5回 11月8日 親の希望子供の夢 今井夏木 9.3%
第6回 11月15日 自己主張は金髪で 生野慈朗 8.2%
第7回 11月22日 金八生徒女形競艷 大岡進 8.7%
第8回 11月29日 子守歌に託した夢 加藤新 9.3%
第9回 12月6日 父親は大きくて暖かかった… 今井夏木 7.9%
第10回 12月13日 高利貸しの女の子 大岡進 8.3%
第11回 12月20日 父に謝れ! 金八涙の叱責 加藤新 9.3%
第12回 2008年1月10日
21:00 - 22:54
新春スペシャル
恋と志望校・親の反対から家出したフタリ…
家庭崩壊・同じ境遇から急接近するフタリ
生野慈朗 8.8%
第13回 1月17日 年上の女性のワナ 今井夏木 7.8%
第14回 1月24日 あの頃の父は大好きだった! 大岡進 8.9%
第15回 1月31日 謝る事・許す事のむずかしさ 加藤新 7.7%
第16回 2月7日 3B生徒に霊能力者がいた!! 生野慈朗 8.6%
第17回 2月14日 横綱の品格 今井夏木 8.7%
第18回 2月21日 教室一杯の恋の歌 加藤新 8.3%
第19回 2月28日 やっと見つけた私の居場所 大岡進 7.1%
第20回 3月6日 裏サイトの暴力金八を窮地に 生野慈朗 7.1%
第21回 3月13日 卒業式前夜3B全員体育館に立てこもり 加藤新 7.5%
最終回 3月20日 サヨナラ金八先生 今井夏木 11.1%
平均視聴率 9.3%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)

補足

  • 第7シリーズ終了後に過剰な脚本・演出の問題で確執説が一部報じられていたTBSと小山内だが、2006年秋からの交渉の結果、TBSと小山内の両者が新作を放送することを承諾・和解し、本シリーズが制作された[65]。ただし、小山内は原作のみにとどまり、脚本は清水有生が続投することとなった[注 80]
  • このシリーズでは、文化祭やデイサービスセンターは登場していない。また、シリーズ恒例となっていた3年B組卒業生の登場も阿部と大川と赤上と杉山以外出演していない。
  • 福澤克雄が「私は貝になりたい」の撮影のため担当を離れ、今井夏木がチーフディレクター兼プロデューサーとなり、生野慈朗は6年ぶり、大岡進は26年ぶりに再び担当することになった。第5シリーズ - 第7シリーズと比べて奇抜な演出はほとんどなくなった反面、平均視聴率は10%を下回るシリーズ中最低の結果となった。
  • 全国で地上デジタル放送ハイビジョン放送)が受信できるようになってから放送された唯一のシリーズとなった。

スペシャル・特番

スペシャル1

  • 1期生がメイン。
  • 主題歌:海援隊「贈る言葉」
  • 挿入歌:オフコース「生まれ来る子供たちのために」
主要生徒
  • 吉村、山田
ゲスト
  • 倉本(山田の婚約者の手術を行った外科医)- 泉竜
  • 吉澤健
  • 烏山京子
放送日時 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
1982年10月8日19:00 - 20:54 贈る言葉 小山内美江子 生野慈朗 33.0%

スペシャル2

  • 2期生がメイン。
  • 使用楽曲:「人として」・「贈る言葉」
主要生徒
  • 岩沼、松江、加藤
出演者
放送日時 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
1983年10月7日19:00 - 20:54 イレ墨をした教え子 小山内美江子・横田与志 大岡進 24.6%

スペシャル3

  • 1期生と中学時代の池内一郎がメイン。
  • 主題歌「贈る言葉」
主要生徒
  • 梶浦、江崎、安恵、池内
ゲスト
放送日時 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
1984年10月5日19:00 - 20:54 小さな嘘 小山内美江子・横田与志 生野慈朗 21.6%

スペシャル4

  • 主題歌「贈る言葉」
出演者
放送日時 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
1985年12月27日19:00 - 20:54 イジメられっ子金八先生 小山内美江子・横田与志 大岡進 24.4%

スペシャル5

  • 主題歌:「贈る言葉」
出演者
放送日時 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
1986年12月26日19:00 - 20:54 先生の暴力・生徒の暴力 小山内美江子・横田与志 大岡進 19.7%

スペシャル6

  • 主題歌:「贈る言葉」
出演者
放送日時 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
1987年12月25日20:00 - 21:48 新・十五歳の母 小山内美江子 大岡進 23.8%

スペシャル8

  • 主題歌:「贈る言葉」
出演者
放送日時 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
1990年12月28日19:00 - 20:54 卒業アルバム 横田与志 生野慈朗 13.7%

スペシャル9

  • 4期生がメイン。
  • 主題歌:「贈る言葉」
出演者
  • 杉田(週刊ホープの副編集長で父の友人) - 北見敏之
  • タコヤキ屋 - 出光元
  • 親父狩りした者 - 池田武志、半海一晃、市丸俊、渡辺良
放送日時 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
1998年4月2日21:00 - 22:54 道は遠くとも〜子供を救え!大人達よ立ち上がれ 小山内美江子 柳井満 17.5%

ファイナル

  • 主題歌:「贈る言葉」
  • キャッチコピー:「日本中があなたの生徒でした
出演者
放送日時 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
2011年3月27日19:00 - 23:09[注 81] 最後の贈る言葉 清水有生 生野慈朗 19.7%[59]

特番

スタッフ

  • 原作 - 小山内美江子
  • 音楽 - 瀬尾一三(第1シリーズ - スペシャル6)、城之内ミサ(第3シリーズ - ファイナル)
  • プロデューサー - 柳井満[注 82]
  • プロデュース補 - 森一弘[注 83]、三城真一[注 84]、千野友嗣、小沢俊夫、松本喜隆
  • 製作担当 - 加藤新[注 85]、斉藤英一、露崎裕之、十二竜也
  • 記録 - 大下内惠子、原田靖子、大蔵堯子
  • 題字 - 篠原榮太
  • 技術 - 中村元、名佐原昭雄、永田俊昭、松本修昌、宮崎義毅、原田幸治、浅野太郎
  • 撮影 - 小林純一、佐々木常夫、丹野至之、森哲郎
  • 映像 - 浅利俊夫、荒木健一、井下雅美、竹若章、笹井唯史
  • 照明 - 林明仁、大野治利、塚田剛太郎、野村修司
  • 音声 - 八木沢正、白川善隆、吉田克弥、佐久間優、柳沢任広、米倉敦、坂井健志
  • CG - 越智忍、田中浩征
  • 選曲 - 辻田昇司、下城義行
  • 音響効果 - 田久保貴昭、藍原貞幸、西村喜雄
  • 編集 - 松尾茂樹、佐藤敦成、山下雅史、佐藤淳一
  • 美術 - 白井浩二、丸山俊史
  • 美術デザイナー - 清水袈裟寿
  • 装置 - 秋山雷太
  • 制作協力 - ドリマックス
  • 制作 - TBSエンタテインメント(第6シリーズ)→TBSテレビ(第7,8シリーズ)
  • 製作著作 - TBS

放送局

  • TBSテレビ(新作)および(再放送)
  • TBS系列 各局(新作)および(再放送)
    • 第1 - 第2シリーズについては、当時人気だった『太陽にほえろ!』の方を同時ネットした北陸放送信越放送長崎放送熊本放送宮崎放送南日本放送琉球放送などが多く、これらの地域では第1 - 第2シリーズをリアルタイムで放送していなかったが、時差放送されていた。第3シリーズからは同時ネットとなった。
    • また、テレビ山口でも、第1シリーズについてはフジテレビの番組を同時ネットしていたためリアルタイムで放送していなかったが、後に時差放送され、第2シリーズからは同時ネットとなった。
  • CSTBSチャンネル (再放送[注 86]
  • TBS系列外
    • 秋田テレビ - 第8シリーズは未放送。
    • 福井放送〈第1 - 第2シリーズ〉、福井テレビジョン放送〈第3シリーズ以降〉。
    • KIKU-TVハワイ州)- "Kinpachi Sensei"のタイトルで、第4 - 第6シリーズ、および同期間に放送されたスペシャルなどが日本での放送からおよそ1年 - 1年半遅れ[注 87]で、英語字幕付きで放送された。金曜ドラマ枠の第7シリーズは放送終了から2年以上たっても放送されなかったが、本放送から約3年遅れとなる2007年10月15日(現地時間)からようやく放送された。なお、第8シリーズについては約2年遅れで2009年10月18日より毎週日曜21:00(現地時間)から放送された[67]

過去のネット局

  • 福島テレビ
    • 第2シリーズまではリアルタイムで放送できなかった。その後第1シリーズ・第2シリーズはうすい土曜劇場枠(当時土曜21時 - )で1981年10月 - 1982年9月に放送。第3シリーズ以降はテレビユー福島にて同時ネットで放送。

下記3県ではいずれも、第4シリーズから系列局にて同時ネットで放送。

舞台版

『3年B組金八先生 -夏休みの宿題-』

2003年と2005年の夏にそれぞれ上演。桜中学と金八・国井・乾先生、大森巡査の設定はテレビドラマ版と同様だが、その他の設定は全て舞台版オリジナルである。3幕構成で、第1・2幕(約180分)が舞台となり、第3幕(約60分)は「桜中学文化祭トーク&ライブ」と称して、海援隊のライブ等が行われた。いずれも原作は小山内美江子、脚本は吉本哲雄・片山蒼、演出は金子良次。

2003年版
2005年版
  • 7月31日〜8月25日に御園座で公演。
  • 主な出演:赤木春恵、石倉三郎、茅島成美、細川ふみえ、小宮健吾、近衛れい子、中塚康介ほか

チャリティーイベント『舞台版 3年B組金八先生』

小山内美江子が主宰している「NPO法人 JHP・学校をつくる会[注 88]」主催のチャリティーイベントで上演。舞台としては2回制作され、JHPの活動内容を生徒達に話して聞かせる形で紹介する作品(2001年11月15日上演)、第7シリーズ『からだという本』での教室シーンを再現する作品(2004年11月24日上演)があり、歴代の卒業生代表や放送中の現役生が「制服姿」で登場した。上演時間は30分程度であったが、ほぼ即興の舞台だったため、金八先生が出席簿に書かれた台本を読みながら物語を進行している。チャリティーイベントとしては、舞台のほかに出演者のチャリティーオークションや海援隊のライブも行われ、フィナーレでは卒業生有志30名による「金八ソーラン節[注 89]の披露と「桜中学校校歌」の斉唱があった[注 90]。なお、桜中学校3年B組同窓会らを絡めたチャリティーイベントは、2000年頃から毎年開催されたが、小山内のドラマ降板を折に2004年で終了した。

ゲーム版

3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!
チュンソフトが製作した、PlayStation 2向けのゲーム。プレーヤーは、入院した金八先生に代わって3年B組を1年間受け持つ。金八先生と大森巡査もゲーム内に登場し、声も本人が担当している。ドラマで乾先生を演じている森田順平も高峰先生(数学教師)として声で出演。
ドラマでは実現が難しい教師側からの視点や内容が中心になっている。教師同士の複雑な人間関係やエゴ、教師と生徒の間での恋心、教師と民間業者との癒着、裏口入学など、教育現場でのタブーを扱った内容が多く盛り込まれる。その中でサスペンス的な内容も盛り込まれている。
オープニングの主題歌は上戸彩が「贈る言葉」をカバーしており、作風や1話分のプレイ時間などドラマに近い形となっている。
後にシナリオを2本追加し、ゲームシステムにも追加要素を加えた『完全版』もリリースされた[注 91]

CD

VIDEO・DVD

製作された185話全てがDVD化されている。発売元はTBSビデオ、販売元はビクターエンタテインメント。

第1シリーズ

  • 【3年B組金八先生 第1シリーズ昭和54年版VIDEO】(第1回〜第21回:1998年11月27日発売、第22回、最終回:1998年12月18日発売)
  • 【3年B組金八先生 第1シリーズ昭和54年版DVD】(2002年4月26日発売)
  • 【3年B組金八先生 第1シリーズ昭和54年版DVD-BOX】(2002年4月26日発売)
    DVD-BOXでは、初回限定版のみの特典として、ブックレットが封入された。

第2シリーズ

  • 【3年B組金八先生 第2シリーズ昭和55年版VIDEO】(1999年3月26日発売)
  • 【3年B組金八先生 第2シリーズ昭和55年版DVD】(2003年3月28日発売)
  • 【3年B組金八先生 第2シリーズ昭和55年版DVD-BOX】(2003年3月28日発売)
    DVD-BOXでは、初回限定版のみの特典として、桜中学校特製レトロジャージ、ブックレット「B組学級日誌」、全巻収納BOXが封入された。

第3シリーズ

  • 【3年B組金八先生 第3シリーズ昭和63年版DVD-BOX1】(第1回〜第7回:2007年10月26日発売)
  • 【3年B組金八先生 第3シリーズ昭和63年版DVD-BOX2】(第8回〜最終回、スペシャル7:2007年11月23日発売)

第4シリーズ

  • 【3年B組金八先生 第4シリーズ平成7年版VIDEO】(1996年4月26日発売)
    傑作選として編集されており、第2、8、12〜15、17、18、20、22回は未収録である。
  • 【3年B組金八先生 第4シリーズ平成7年版DVD-BOX1】(第1回〜第11回:2008年2月8日発売)
  • 【3年B組金八先生 第4シリーズ平成7年版DVD-BOX2】(第12回〜最終回:2008年3月7日発売)

第5シリーズ

  • 【3年B組金八先生 第5シリーズVIDEO】(第1回〜第12回:2000年6月23日発売、第13回〜最終回:2000年8月16日発売)
  • 【3年B組金八先生 第5シリーズDVD】(2001年12月21日発売)
  • 【3年B組金八先生 第5シリーズDVD-BOX】(2011年3月25日発売)
    DVD・DVD-BOXに、映像特典として、製作発表やリハーサル、撮影風景や出演者へのインタビューなどが収録されている。

第6シリーズ

  • 【3年B組金八先生 第6シリーズVIDEO】(第1回〜第10回:2002年1月25日発売、第11回〜第18回:2002年3月22日発売、第19回〜最終回:2002年4月26日発売)
  • 【3年B組金八先生 第6シリーズDVD】(2004年6月25日発売)
  • 【3年B組金八先生 第6シリーズDVD-BOX】(2004年6月25日発売)
    映像特典として、スタッフへのインタビュー(「金八を支える人たち」)が収録されている。

第7シリーズ

  • 【3年B組金八先生 第7シリーズDVD】(第1回〜第10回:2005年3月25日発売、第11回〜最終回:2005年5月27日発売)
  • 【3年B組金八先生 第7シリーズDVD-BOX1】(第1回〜第10回:2005年3月25日発売)
  • 【3年B組金八先生 第7シリーズDVD-BOX2】(第11回〜最終回:2005年5月27日発売)
    DVD第1巻・DVD-BOX1に、映像特典として、リハーサルや生徒紹介、撮影風景や出演者へのインタビューなどが収録されている。
    DVD-BOX2では、初回限定版のみの特典として、金八が登下校時に使用している「金八バッグ」が封入された。

第8シリーズ

  • 【3年B組金八先生 第8シリーズDVD-BOX I】(第1回〜第11回:2008年3月28日発売)
  • 【3年B組金八先生 第8シリーズDVD-BOX II】(第12回〜最終回:2008年6月27日発売)
    映像特典として、生徒紹介、撮影風景や出演者へのインタビュー、クランクアップの様子、NG映像などが収録されている。

スペシャル

  • 【3年B組金八先生スペシャルPart1「贈る言葉」VIDEO】(1987年12月4日発売)
  • 【3年B組金八先生スペシャルPart2「イレ墨をした教え子」VIDEO】(1987年12月11日発売)
  • 【3年B組金八先生スペシャルPart3「小さな嘘」VIDEO】(1987年12月18日発売)
  • 【3年B組金八先生スペシャルPart4「イジメられっ子金八先生」VIDEO】(1987年12月25日発売)
  • 【3年B組金八先生スペシャルPart5「先生の暴力 生徒の暴力」VIDEO】(1988年1月1日発売)
  • 【3年B組金八先生スペシャルPart6「新・十五歳の母」VIDEO】(1988年4月22日発売)
  • 【3年B組金八先生スペシャルPart7「卒業スペシャル」VIDEO】(1989年8月16日発売)
    第3シリーズDVD-BOXに収録。
  • 【3年B組金八先生スペシャルPart9「道は遠くても」VIDEO】(1998年7月24日発売)
  • 【3年B組金八先生スペシャルPart10「友を信じる心」VIDEO】(2001年6月22日発売)
    第5シリーズDVD第9巻に収録。特典映像として「武田鉄矢インタビュー『金八シリーズを振り返って』」が収録されている。
  • 【3年B組金八先生スペシャルPart11「未来へつなげ 3B友情のタスキ」DVD】(2006年3月24日発売)
    第7シリーズDVDの続編(第10巻)として発売。特典映像としてメイキングの様子とインタビューが収録されている。

コンプリートBOX

  • 【3年B組金八先生 DVDコンプリートBOX】(2011年11月25日発売)
    過去に放送されたシリーズ173本、スペシャル12本を収録。このうちスペシャルⅠ〜Ⅵ、Ⅷ、Ⅸ、ファイナルは初のDVD化。DVD・VIDEOともに未収録であったスペシャルⅧ、ファイナルがパッケージ化されたことにより、製作された全作品がDVD化された。ファイナル『最後の贈る言葉』は、放送でカットされたシーンも含めたディレクターズカット版。85枚組のセットとなっており、総収録時間は10,344分である。先行予約でしか手に入らない完全予約生産とされ、特典として登場人物の歩みやインタビューなどを収録したブックレットと特製の懐中時計が同梱されている。

関連項目

  • TBSドラマ:桜中学シリーズ
  • 足立区葛飾区 - 主に足立区立第二中学校が区立桜中学校として使われるなど、荒川周辺で撮影が行われている。
  • 堀切駅 - 桜中学の最寄駅。
  • 北千住駅 - 重層化前の大踏切も使用された他、漆田と茅ヶ崎がストリートライブしている
  • 駅からハイキング- JR東日本主催で北千住駅を起点として当番組のロケ地を巡るコースを設定している[69]。過去には東武鉄道主催の東武健康ハイキングでも堀切駅起点のコースが存在した。
  • ファンタ - 当ドラマのパロディを行ったコマーシャル。
  • うちの子にかぎって… - ストーリー内で当番組をネタにするシーンがある。
  • 新すぃ○○! - 武田鉄矢が出演した同系列のバラエティ番組で「3年すぃ組金八ィ先生」というパロディを行った。
  • ベムベムハンターこてんぐテン丸 - 「赤いキツネと木七先生」というパロディが登場。テン丸の知人ヨーコが通う「もののけ小学校」の教師・武田木七が、赤いキツネの妖怪ドン助に襲われ、ドン助は木七先生に化けて教え子をキツネうどんで洗脳させるという話。「木七」という名は『こてんぐテン丸』の放送時刻が木曜夜7:00に由来し、「武田」の姓と「赤いキツネ」は、いずれも金八を演じた武田鉄矢に因む。また劇中ではフジテレビ番組にも関わらず、テン丸が「金八じゃなくて、木七か」という台詞もある。
  • バトル・ロワイアル - 高見広春原作の日本の小説。劇中に「坂本金八」のパロディとして「坂持金発」という人物が登場する。更に同書の冒頭には「生徒はミカンじゃないんです」という金八がドラマ内で発していた台詞も掲載されている。
  • 妖怪ウォッチ - 「3年Y組ニャンパチ先生」というパロディが登場する。これに関しては武田が「金八先生は終わったけれど、猫に化けて生きている」と歓迎する発言をしていた[70]。その後映画第2弾に実際に武田がゲスト声優として出演することになり[71]、公開前日の2015年12月18日に放送された『妖怪ウォッチ』では武田とニャンパチ先生の共演が実現している。
  • 笑ってはいけないシリーズ - 2014年大脱獄24時では、「笑いのネタ」として、当番組のパロディを放送した。このパロディでは、「金八役」で高見盛精彦が出演し、生徒が放送室に立てこもり、その後警察に連行されるシーンが放送された。
  • 勇者ヨシヒコと悪霊の鍵 - 第5話「サクーラの村」でパロディされた。「こんぱち」は三又又三が演じた。
  • 中居正広の金曜日のスマイルたちへ - 2016年7月1日放送「金スマ波瀾万丈 3時間SP」(19:56 - 22:54)で、第1シリーズとほぼ同時刻だった19:56からの「第1部」で本作を特集。武田鉄矢と名取裕子がゲスト出演した。なおOPでは本作OPをスタジオで再現した。
  • 万年B組ヒムケン先生 - TBSで2016年4月から放送されている、日村勇紀がメインのバラエティ番組。タイトルは本作に由来する。
  • 東武バスセントラル - 受験時に使用。
  • 内山観光バス - 撮影前のホームルーム合宿[注 92]の送迎で使用。
  • GTO - 名前だけだが、加藤優が出ている

天皇制廃止論

注釈

  1. ^ 実際は32学年、放送されていない年を除くと19学年。
  2. ^ 第7シリーズ生徒が高校入試へ向かう際の受験票を確認するシーンには、中学校名に「足立区立桜中学校」と記載されているが、校門の門標や屋上の看板には「東京都区立桜中学校」と表示されている。
  3. ^ 1クールの放送となった第3シリーズは2学期中盤から2学期末まで。2学期制が導入された第8シリーズでは後期を取り上げた。
  4. ^ 金曜の夜八時枠の略称。
  5. ^ 杉田かおる鶴見辰吾など。
  6. ^ 第1・第2シリーズ内のオープニングで、生徒役の役者が当時所属していた複数の芸能事務所や児童劇団が協力としてクレジットされている。
  7. ^ プロダクションや劇団等に所属していない人はオーディションを受けることができなかったが、一般の視聴者から「自分も生徒役で出演したい」との要望も多く寄せられたという(第7シリーズ公式ホームページより)。
  8. ^ 生徒役オーデションの倍率は男女合計のもので、男女比に差があるため一定していない。
  9. ^ オーディションの様子は各シリーズの公式ホームページ内でも紹介されている。
  10. ^ 閉校式を行った2005年3月25日は、第7シリーズの最終回が放送された日である。閉校に先駆け、3月22日には同校において「さよなら二中コンサート」が開かれ、海援隊や3Bの生徒達が駆けつけ、ロケ等でお世話になった学校への名残を惜しんだ。なお、足立二中の廃校舎は改修増設工事後、2007年度より東京未来大学として使用されている。
  11. ^ 金八は昭和25年(1950年)8月8日生まれの設定で、定年の年齢(満60歳)に達したため。
  12. ^ 放送終了後、2011年7月16日 - 8月28日に赤坂サカスの「夏サカス2011〜笑顔の扉〜」イベントでは、スマイルストリートに3年B組の教室が再現され『金八』の歴史が展示されたほか、2012年1月ユーキャンCMで金八が出演している。
  13. ^ 武田は1949年(昭和24年)4月11日生まれで、実際に福岡教育大学教育学部在学していた経歴を持ち、中退している(実際には除籍。その後、2008年(平成20年)9月12日に同校より名誉学士の称号を受け、事実上の卒業を果たしている)ものの教育実習を行った経験がある。
  14. ^ 3年B組以外のドラマの中では「1年B組」(SP3)、「2年B組」(SP4・第7シリーズ)などB組ばかり担任しており、このことはストーリー中でも言及されている。
  15. ^ 第2シリーズまで。
  16. ^ 第2シリーズ終了 - スペシャル1の間。
  17. ^ 第4シリーズ『3年B組金八先生』で三回忌の設定。
  18. ^ 金八の卒業式では、広島美香と佐藤賢治が司会を担当し、伊丸岡ルミが『仰げば尊し』をピアノ伴奏した。なお、第3シリーズの生徒・ファイナル以外の単発スペシャルの生徒(スペシャル4〜6・8・9に出演した150名)は出演していない。また、星野、深川もファイナルには出演していたが、金八の卒業式には出席していない。
  19. ^ 教員になった時期は本編では描かれていないが、第5シリーズ『金八涙の体罰…3B騒然辞表提出』において「27年間の教師生活で」と語る場面がある。
  20. ^ 第4シリーズでは本名の「星野真理」名義。
  21. ^ 杉山が坂本家にラーメンや餃子を自分の小遣いで届けた事で坂田と殴り合いの喧嘩にまで発展した。第5シリーズでは一度だけ金八の同僚の小田切と噂になったことがあるが、実際は2人が一緒にいるのを目撃した遠藤が勝手に勘違いしただけだった。第6シリーズでは遠藤と杉山が口論している
  22. ^ 幸作は英語担当として矢沢の授業で実習した。遠藤の3年A組を担当したが、金八の補助として3年B組の国語の授業で実習している姿も見られる(第7回『金八生徒女形競艷』内の「便所掃除」の詩朗読の場面)。
  23. ^ 幸作を演じる佐野も大学在学中に教員免許を取得している。
  24. ^ 「桜中学音楽大全集」の特典DVDにて、本人が自己紹介している。
  25. ^ 出身地は東北。高校卒業と同時に警視庁に採用となり上京した。
  26. ^ 生徒名をそのまま芸名にしている
  27. ^ 遺影は都家の写真を使用。
  28. ^ 金八、道政家も夜道で遭遇しているが、当初は正体に気付かなかった。
  29. ^ 大学を中退したのかどうかは明言されていない。
  30. ^ 第2シリーズまでの自宅の表札は「S.INUI」となっていた。
  31. ^ 第5シリーズ『さよなら金八先生』内の授業冒頭で、出題した問題を最初に正解した者に、留置所に入っていた兼末へ差し入れしようとしていたリンゴを与えるという事を行った。なお、この問題は小野寺良輔が正解し、貰ったリンゴを持って授業を抜けデイケアセンターへ持って行った。
  32. ^ 第6シリーズ『ガン告知の時…』内での授業では、確率を教えるにあたり、サイコロを生徒にふらせ、「出た目の数に大差が付いた時はスカートを履いて授業をする」とまで発言している
  33. ^ うち1人は英子の連れ子で、乾の実子ではない。
  34. ^ 第2シリーズ『白紙の答案の波紋』で、落とし穴的問題を試験に出題した理由も、生徒の国語力を試すためであった。
  35. ^ スペシャル10で「次期校長は国井が良い」と和田に言われたが、和田は第6シリーズ第22回で金八に彼女の校長昇進を検討するよう頼まれた際、断固たる態度で否定した。
  36. ^ 年末の繁忙期には金八も店を手伝っていた。
  37. ^ 第4シリーズ『3B文部省へ行く』で、娘は私立中を受験する予定であることが語られた。
  38. ^ スペシャル11「麻薬撲滅チャリティーラン」で、本人が発言している。
  39. ^ 旧役職名は教頭。
  40. ^ 第8シリーズの生徒が1年生の時は、国井が教頭だった。
  41. ^ 時に「過激な性教育」を行う場面もあった。
  42. ^ 主にマイクの音が出ない、マイクスタンドが落下する、パイプ椅子に足を引っ掛けるなどがある。
  43. ^ 本人は「3年生の担任を受け持つのは今年が初めてだ」と言っていたが、スペシャル10では担任を外れた金八に代わり、3年B組の担任を受け持っていた。
  44. ^ 第7シリーズ『中3は巣立ちの時だぞ!!』でシルビアからチョコレート受け取った際は、「教員が校則違反をしてはならない」という理由で、国井に没収された。
  45. ^ とはいえ小田切は、造花の葬式花を贈られたことに関しては中野に同情し、「花を贈った奴、ぶっ飛ばしてやります!」と憤っていた。
  46. ^ 第5シリーズ『不登校第一号!』では、「あれはフジテレビですから」と金八や本田に言った。
  47. ^ その直後、篤の家で彼女を「うるさいオババ」と呼んだ。
  48. ^ 後の3年B組。
  49. ^ 模試レベルの成績上位とされている。
  50. ^ 遠藤が坊主頭にした際、英語で彼のことを「似合っている」と褒めたが、英語が分からない本田は「似合わないって言っているんじゃないですかね」と、間違った通訳をした。
  51. ^ 茅ヶ崎のスピーチを聞いて涙したことを幸作が職員室で話した際にはその場にいた全員に驚かれ、北山の母親に対して感情的になった際には遠藤から「珍しくクールじゃないですね」と言われていた。
  52. ^ 額を触っただけで体温がわかるという特技がある。
  53. ^ 「覚えるまでその項目をノートに書く」は『親の希望子供の夢』で川瀬に、「校庭を3周走る」は『金八生徒女形競艷』で漆田にそれぞれ課している。なお、川瀬は実際にノート書き取りのシーンがあるが、漆田の校庭走りは映像化されていない。
  54. ^ 『ぎらりと光るダイヤのような日!』で、長谷川の母親から言いがかりをつけられる場面がある。
  55. ^ この際に大正13年生まれと判明する。
  56. ^ スペシャル9では校長室の歴代校長写真の所に「野村武司」と表記されていた。
  57. ^ 女子の体操着はこのシリーズまではブルマーで、第5シリーズ以降はズボンになった。
  58. ^ 第4シリーズ『印度カレーの神秘』では、桜中に復帰した金八に「坂本先生、戻って来てくれてありがとう」と礼を言った。
  59. ^ 実際に早崎自身、体調に問題があったため、体調不良という設定にした上、補聴器をつけたままの状態で出演していた。第4シリーズを見届けるかのように最終回放送当日(1996年3月28日)に早崎は他界し、生徒たちに最後の授業を行った第21回『印度カレーの神秘』が遺作となった。第22回『卒業直前スペシャル』では職員室で金八や石川と話していたが、第23回『卒業スペシャル』では保健室で休養を取り、卒業証書授与や式辞はすべて石川に任せた。
  60. ^ スペシャル9では校長室の歴代校長写真の所に飾られていなかった。
  61. ^ 第5シリーズ『生きる事・死ぬこと』より。実際は秦野斎場でロケが行われ、和田、国井をはじめ桜中学校の教師一同、塩沢と小野寺が金八とともに野辺送りをしている。
  62. ^ 女子のズボン着用は教育長昇進後のこと。しかし第7シリーズ以降、ズボンを着用している女子は校内で見られない。
  63. ^ 第5シリーズでは、桜田勝男役として出演
  64. ^ ケナフに関しては和田の尽力で廃止は免れているが、文化祭に関しては第7シリーズ以降の詳細は不明。
  65. ^ 園上の弟の補聴器を壊した犯人は別の生徒で、彼の殴った生徒は人違い。
  66. ^ この週刊誌を発行している出版社は、作中では第6シリーズで成迫の事件を事実無根の報道をした出版社と同名である。森月の母親によれば、業界でも有名なゴロツキ記者が多いらしい。
  67. ^ 古尾谷は第1シリーズでも第13回で桜中学卒業生・浅岡達也役で出演。
  68. ^ 当時TBSで放送されていた『学校へ行こう!』内の「3年B組金八先生 不良生徒役オーディション」に合格し出演した。
  69. ^ 君塚は彼の結婚式にも出席している。
  70. ^ 博多弁で「俺の生徒に何をするんだ、貴様」の意味。
  71. ^ 同じ桜中学シリーズの「3年B組貫八先生」では貫八が下宿するブリキ屋の亭主、小泉仙吉役。桜中学シリーズには12年ぶりに登場。
  72. ^ ただし本放送時は地上アナログ放送であった為、ワイドクリアビジョンレターボックスで送出された(地上波デジタル放送BS-TBSTBSチャンネルでの再放送時は16:9で送出)。
  73. ^ 劇中では、鶴本はフォンデュフォークを用いたシーンとなっている。
  74. ^ 実際は生徒たちが水着で授業に向かうところのみの設定で、プールでの授業は映像化されていない。同様のシーンは第5シリーズ『僕のエッチな過去』の冒頭のシーンでも挿入されている。
  75. ^ 一般の視聴者から募集されたエキストラが出演している回は、第1回『史上最低の3B!!』の幸作の大学合格発表の場面、第5回『踊れ魂のソーラン』の文化祭でソーラン節を踊る3年B組生徒とともに観客が踊る場面、第8回『しゅうの愛する父』でスペシャルオリンピックス長野大会トーチランのシーン。エキストラ出演の舞台裏は公式ホームページで紹介されている。
  76. ^ 新すぃ日本語」に出演していた武田が金八先生のパロディー版に登場していたことも、小山内がTBSに対する不信感を募らせた一因でもあるとされる。
  77. ^ 丸山の両親が覚せい剤取締法違反の疑いで警察に連行されたり、小塚が自宅マンションから飛び降りるなど本作ストーリーの動きはあったが、物語の大まかな流れや出演者などから見ると、第6シリーズのスペシャル版となっている。
  78. ^ 第2シリーズ第13回では第1シリーズ卒業生が、第6シリーズ第11回では第5シリーズ卒業生が全員出演したほか、ソーラン節の指導などで卒業生が出演しているケースが多い。
  79. ^ ただし、劇中において母親の存在は一切触れられておらず、最終回『サヨナラ金八先生』で金八が悠司に贈る言葉を述べたシーンの台詞で触れたのみである。なお大西悠司役を演じた布川隼汰と阿部トシエを演じたつちやかおりは実生活でも親子である。
  80. ^ 清水は「主役はあくまで金八先生と生徒一人ひとりである」として、ごく普通の中学生が抱える問題、悩みを金八が解決していく内容にすると記者会見や本人のブログなどで発言している。
  81. ^ 当初は3月20日に放送される予定だったが、同日が沖田の13回忌に当たるため、供養を兼ねて急遽放送日を変更したことが明らかになっている。なお、2日前の25日は古尾谷雅人、翌28日は早崎文司の命日でもある
  82. ^ 第2シリーズ、第4シリーズ、第5シリーズおよびスペシャル9の演出も担当。
  83. ^ 第5シリーズの演出も担当。
  84. ^ 第6シリーズ、第7シリーズおよびスペシャル11の演出も担当。
  85. ^ 第6シリーズ―第8シリーズの演出も担当。
  86. ^ レギュラー放送は第7シリーズまで、スペシャルはファイナルまでの全作品で再放送済み。
  87. ^ 木曜21時枠ドラマがおよそその程度遅れで定期放送されている関係。
  88. ^ 現在は「特定非営利活動法人 JHP・学校をつくる会」。
  89. ^ TBSには金八先生の劇中で実際に使われるソーラン節の法被や衣装が30着しかないため、選抜メンバーで演じた。
  90. ^ 舞台を含めたチャリティーイベントの様子は第6・第7シリーズ公式ホームページ内で紹介されている。
  91. ^ 『完全版』は追加したシナリオの内容から「15歳以上対象」とされている。
  92. ^ 「金八先生」がクランクインする前、3年B組生徒役の役者が集まり、名前を覚え、親睦を深めるために行われた。第7シリーズのホームページでは相模湖ピクニックランドで行われた様子が紹介されている。

出典

  1. ^ 金八先生が勤続32年目で“定年” 〜「お別れするときが来た」”. ORICON STYLE (2011年1月22日). 2016年8月22日閲覧。
  2. ^ 『テレビがくれた夢柳井満編』
  3. ^ 古沢(2000)、124頁。
  4. ^ 古沢(2000)、294頁、劇中においては第1シリーズ「さよなら金八先生」、第2シリーズ「腐ったミカンの方程式・その2」で兄弟の様子に触れている。
  5. ^ 第1シリーズのVHSソフトやDVDソフトのジャケットに使用されている(ただし、英語の筆記体が消されたものもある)ほか、以下のウェブサイトでも確認できる。
  6. ^ 古沢(2000)、191頁。
  7. ^ 古沢(2004)、166頁。
  8. ^ 足立朝日No.290 2011年3月20日発行。
  9. ^ 第2シリーズ『入試直前面接心得』より。3B生徒達による金八への模擬面接の中で生年月日を質問され、「昭和25年(=1950年)8月8日生まれ」と答えた。
  10. ^ 第2シリーズ『心を病む子供達』より。
  11. ^ 第7シリーズ『史上最低の3B』より。
  12. ^ 第1シリーズ『3年B組金八先生』より。
  13. ^ 第1シリーズ『内申書』より。
  14. ^ 第2シリーズ『父の死と高校進学』より。
  15. ^ 金八を定年退職…武田鉄矢、“先生役”イメージに「感謝」”. ORICON STYLE (2011年2月17日). 2016年8月22日閲覧。
  16. ^ 『FOCUS』1995年12月12日号「加藤優vs松浦悟 あの対決をもう一度」より
  17. ^ 第7シリーズ『命とは何だろう…?金八先生、涙の授業』より。
  18. ^ スペシャル2『イレ墨をした教え子』より。
  19. ^ 第4シリーズ『ボク何になるの?』より。
  20. ^ スペシャル9『道は遠くとも〜子供を救え!大人達よ立ち上がれ』より。
  21. ^ 拝啓大森巡査より Vol.2
  22. ^ “森田順平 「金八先生」嫌われ役より…「もてる先生やりたかった」”. スポニチ Sponichi Annex. (2014年7月4日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/07/04/kiji/K20140704008502320.html 2016年8月22日閲覧。 
  23. ^ 第1シリーズ『数学が好きになる法』と第2シリーズ『白紙の答案の波紋』の松浦の台詞より。
  24. ^ a b 第2シリーズ『東京は理社に弱い』より。
  25. ^ 第4シリーズ『ふくらみ過ぎた夢』より。
  26. ^ 第1シリーズ『数学が好きになる法』より。
  27. ^ 第2シリーズ『白紙の答案の波紋』より。
  28. ^ 第4シリーズ『3Bにもイジメ?』より。
  29. ^ 第7シリーズ『揺れる金八、大揺れの3B』より。
  30. ^ 第6シリーズ『ワタシは男?それとも女?』より。
  31. ^ 第8シリーズ『父親はウザイか?』より。
  32. ^ 第4シリーズ『オ受験母子の対決』より。
  33. ^ スペシャル10『友を信じる心』より。
  34. ^ 第7シリーズ『25年目の贈る言葉』より。
  35. ^ 第4シリーズ『3B文部省へ行く』より。
  36. ^ 第5シリーズ『ガラスの少年・4』より。
  37. ^ 第8シリーズ『赤い私服の転校生』より。
  38. ^ 第1シリーズ『女生徒軍団朝帰り』より。
  39. ^ 第1シリーズ『さよなら金八先生』より。
  40. ^ 第5シリーズ『不登校第一号!』より。
  41. ^ 第7シリーズ『からだという本』より。
  42. ^ 第6シリーズ『ガン告知の時…』より。
  43. ^ 第7シリーズ『金八遂に大激怒!』より。
  44. ^ 第7シリーズ『車掌がトラメガを捨てたワケ』より。
  45. ^ 第8シリーズ『広がる私服登校』より。
  46. ^ 第4シリーズ『印度カレーの神秘』より。
  47. ^ 第4シリーズ『タコヤキお守り』より。
  48. ^ 第4シリーズ『印度カレーの神秘』より。
  49. ^ 第4シリーズ『3B文部省へ行く』より。
  50. ^ 第4シリーズ『男が得?女が得?』より。
  51. ^ 第6シリーズ。
  52. ^ 第7シリーズ。
  53. ^ 第4シリーズ『3年B組金八先生』より。
  54. ^ 第3シリーズ『穴があったら入りたい』より。
  55. ^ 第3シリーズ『新人先生は1年生』より。
  56. ^ 第3シリーズ『三年二学期・期末テスト』より。
  57. ^ 第1シリーズ『学ラン長ラン大混ラン』より。
  58. ^ 昭和55年日本民間放送連盟賞・テレビ娯楽部門優秀賞を受賞
  59. ^ a b c d “金八”最後の授業は視聴率19.7%で幕、瞬間最高は27.6%”. ORICON STYLE (2011年3月28日). 2016年8月22日閲覧。
  60. ^ 第2シリーズ『卒業式前の暴力』より。
  61. ^ 小山内美江子著「25年目の卒業 さようなら私の金八先生」(講談社)より。
  62. ^ 虎井まさ衛「一当事者から見た暗い時代の話」『解説性同一性障害者性別取扱特例法』南野知惠子監修、日本加除出版、2004年(2004年9月16日初版発行)、174頁。
  63. ^ 小山内美江子「原作者・脚本家が怒りの訣別宣言 「金八先生」をTBSが殺した!」『週刊文春』2416(2007年3月1日)号、文藝春秋、28 - 31頁
  64. ^ 武田は「『週刊文春』の記事に書いてあることは、すべて真実です」として、TBSのスタッフと小山内との「行き違いはもう10年以上前、(1988年)88年の第3シリーズくらいから、ことあるごとにずーっと続いていました」「小山内のお気持ちもよーくわかります」と話している。『女性自身』2007年3月13日号
  65. ^ 小山内が新シリーズの企画書を読んだため。金八先生」また復活…原作者、GOサインのワケ
  66. ^ http://www.yasudagumi-niigata.com/index.html
  67. ^ KIKU Shows - Japanese KIKUTV.com(英語)
  68. ^ 『3年B組金八先生』のコンプリートベストBOXが登場”. ORICON STYLE (2006年11月9日). 2016年8月22日閲覧。
  69. ^ 駅からハイキング「『宿場町』から『学園都市』まで下町情緒あふれる『千住』の魅力再発見」[1]
  70. ^ 武田鉄矢、「ジバニャンは他人とは思えない」”. RBB TODAY (2015年1月8日). 2016年8月22日閲覧。
  71. ^ 長澤まさみ、映画「妖怪ウォッチ」の声優に抜擢 武田鉄矢ら豪華ゲスト陣発表”. モデルプレス (2015年10月27日). 2016年8月22日閲覧。

参考文献

  • 古沢保 『3年B組金八先生 卒業アルバム 桜中学20年の歩み』 同文書院2000年
  • 古沢保&TV LIFE編集部 『3年B組金八先生 PERFECT BOOK [みんなで歩いたまっすぐな道]』 学習研究社2002年
  • 古沢保編著 『ザテレビジョン別冊 「3年B組金八先生」25周年記念メモリアル 〜すべての人に捧げる"贈る言葉"〜』 角川書店〈カドカワムック No.202〉、2004年

外部リンク

TBS 金曜20時枠連続ドラマ
前番組 番組名 次番組
七人の刑事
(1978.4.14 - 1979.10.19)
3年B組金八先生
第1シリーズ
(1979.10.26 - 1980.3.28)
1年B組新八先生
(1980.4.4 - 1980.9.26)
1年B組新八先生
(1980.4.4 - 1980.9.26)
3年B組金八先生
第2シリーズ
(1980.10.3 - 1981.3.27)
2年B組仙八先生
(1981.4.17 - 1982.3.26)
TBS系 月曜21時枠連続ドラマ
時間ですよたびたび
(1988.7.11 - 1988.10.3)
3年B組金八先生
第3シリーズ
(1988.10.10 - 1988.12.26)
代議士の妻たち2
(1989.1 - 1989.3)
TBS系 木曜21時枠連続ドラマ
HOTEL 第4シリーズ
(1995.4.13 - 1995.9.28)
3年B組金八先生
第4シリーズ
(1995.10.12 - 1996.3.28)
渡る世間は鬼ばかり
第3シリーズ
(1996.4.4 - 1997.3.27)
渡る世間は鬼ばかり
第4シリーズ
(1998.10.1 - 1999.9.30)
3年B組金八先生
第5シリーズ
(1999.10.14 - 2000.3.30)
君が教えてくれたこと
(2000.4.13 - 2000.6.29)
渡る世間は鬼ばかり
第5シリーズ
(2000.10.5 - 2001.9.27)
3年B組金八先生
第6シリーズ
(2001.10.11 - 2002.3.28)
渡る世間は鬼ばかり
第6シリーズ
(2002.4.4 - 2003.3.27)
TBS系 金曜ドラマ
世界の中心で、愛をさけぶ
(2004.7.2 - 2004.9.10)
3年B組金八先生
第7シリーズ
(2004.10.15 - 2005.3.25)
タイガー&ドラゴン
(2005.4.15 - 2005.6.24)
TBS系 木曜21時枠連続ドラマ
地獄の沙汰もヨメ次第
(2007.7.5 - 2007.9.13)
3年B組金八先生
第8シリーズ
(2007.10.11 - 2008.3.20)
渡る世間は鬼ばかり
第9シリーズ
(2008.4.3 - 2009.3.26)
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