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原日出子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
はら ひでこ
原 日出子
原 日出子
第31回東京国際映画祭にて(2018年10月)
本名 渡辺 法子(わたなべ のりこ)[1]
生年月日 (1959-11-10) 1959年11月10日(65歳)
出生地 日本の旗 日本 東京都
国籍 日本
身長 156 cm
血液型 O型
職業 女優タレント
ジャンル テレビドラマ映画舞台
活動期間 1979年 -
配偶者 一般男性(1983年 - 1987年離婚)
渡辺裕之1994年 - 2022年死別)
著名な家族 渡辺貴裕(長男)
渡辺磨裕美(次女)
事務所 アルファエージェンシー
公式サイト 公式プロフィール
主な作品
テレビドラマ
本日も晴天なり
3年B組金八先生』〈第5 - 7シリーズ〉
信濃のコロンボ』シリーズ〈中村版〉
映画
Shall we ダンス?
鈴木家の嘘
うちの執事が言うことには
バラエティー・情報番組
はなまるマーケット
おでかけ日和
受賞
高崎映画祭
最優秀主演女優賞
2019年鈴木家の嘘
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原 日出子(はら ひでこ、1959年昭和34年〉11月10日 - )は、日本女優タレント。本名、渡辺 法子(わたなべ のりこ、旧姓:馬籠)[1][2][3]

東京都出身。現在は神奈川県在住。アルファエージェンシー所属。夫は俳優渡辺裕之(2022年死別)。

来歴・人物

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東京都武蔵野市吉祥寺で青春時代を過ごす[4]東京都立久留米西高等学校卒業。日本工学院専門学校中退。

劇団四季の研究生として女優デビュー。1979年には『夕焼けのマイウェイ』で映画に初出演、主演を務める。芸名はこの劇団四季の研究生時代に決まったもので[3]、この『夕焼けのマイウェイ』を制作した『若い根っこの会』会長の加藤日出から名前をもらって日出子、これに母親の旧姓の原を合わせて、この映画の監督の岡崎明が名付けた[3]。1980年の特捜最前線 第160話「復讐I・悪魔がくれたバリコン爆弾!」のりょう子 役などこの時期、数多くのテレビドラマや映画のオーディションを受けていた。

1980年のポーラテレビ小説『元気です!』の主役を宮崎美子と争う形となったが結果として敗れ、ヒロイン役である宮崎のライバル的な役柄で出演する。1981年にNHK連続テレビ小説本日も晴天なり』の主演に抜擢されブレイク。同年に歌手デビューし、『約束』『青いラプソディー』などの曲を発表する。カティ・サークのヌードカレンダーにも出演して話題になった。

1983年、高校時代の同級生と結婚し1女をもうけるが、1987年に離婚。1994年に渡辺裕之と再婚する。のちに1男1女をもうける。2001年に「パートナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。その次女にあたる渡辺との実子はボーカリストをしている[5]

第3回Yahoo! JAPAN文学賞受賞作を映画化した短編映画雪の花』にて、渡辺裕之と初めて夫婦役で夫婦共演を果たした。同作は2009年12月13日にテレビ朝日で放映された。

2019年、映画『鈴木家の嘘』で第33回高崎映画祭最優秀主演女優賞を受賞する[6]

2022年1月14日公開の映画『ポプラン』にて、渡辺裕之と夫婦役での2度目の夫婦共演を果たした[7]。同年5月、夫と死別。

出演

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テレビドラマ

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映画

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バラエティ・情報番組

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5枠ゲスト解答者として何度か出演している。1988年10月には竹下景子の産休代役として2週間4枠を務め、4勝4敗・3勝5敗で合計7勝9敗、正答率.438という好成績を残している。
  • クイズ地球まるかじり(1991年 - 1994年、テレビ東京)
  • 35歳(NHK総合) - キャスター
  • 絶品!地球まるかじり(2000年10月 - 2001年9月、テレビ東京) - レギュラー
  • 関口宏の東京フレンドパークⅡ(2001年1月29日、TBS) - ゲスト 渡辺裕之と来園したが、金貨は4枚に終わった。参加競技はウォールクラッシュ、ンゴボコ、ネヴァーワイプアウト、クイズ!ボディ&ブレイン、ハイパーホッケー。
  • 連想ゲーム 復刻版(2003年3月、NHK総合) - 紅組のキャプテンを務めた。
  • たけしの日本教育白書(2005年 - 2009年、フジテレビ) - ゲストパネラー
  • 趣味悠々 はじめよう!社交ダンス(2008年、NHK教育、全12回)
  • おしゃれ工房(2009年4月 - 2010年3月、NHK教育) - 司会
  • 知りたがり!(2010年4月 - 2012年3月、フジテレビ)
  • おでかけ日和(2013年、フジテレビ) - おでかけファミリー(レギュラー)
  • 原日出子の京さんぽ(KBS京都

舞台

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吹き替え

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CM

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配信ドラマ

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ディスコグラフィー

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シングル

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発売日 レーベル 品番 タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1980年3月21日 CANYON C-171 A 夕焼けのマイ・ウェイ 加藤日出男 山崎泉 映画「夕焼けのマイ・ウェイ」主題歌。
B 9月のある日、友だち 映画「夕焼けのマイ・ウェイ」主題歌。
1981年11月1日 東芝EMI ETP-17235 A 約束 松本隆 筒美京平
B 青い手紙
1982年5月21日 ETP-17347 A 青いラプソディー 松本隆 筒美京平 大谷和夫 コーラス・アレンジ&コーラス:鈴木康博
B 無風都市

脚注

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注釈

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  1. ^ パナソニックドラマスペシャル」として放映予定だったが、2011年3月11日の東日本大震災発生に伴う広告活動自粛のため、ノースポンサードでの放送となった。
  2. ^ 第2話から登場

出典

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  1. ^ a b 正確な表記は「渡邊 法子」。
  2. ^ Profile”. Hara Hideko. ユニコン. 2016年3月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月5日閲覧。
  3. ^ a b c 週刊テレビ番組(東京ポスト)1982年12月3日号「芸名由来記」68頁
  4. ^ “女性の「お散歩」もブーム! 原日出子がゆったり街歩き+(1/2ページ)”. MSN産経ニュース. (2013年7月12日). オリジナルの2013年7月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130712112606/https://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/130712/ent13071213000010-n1.htm 2021年11月23日閲覧。 
  5. ^ 渡辺裕之さん急死 歌手の次女にも知らせず公演 MISIAが涙で明かす”. デイリースポーツ online (2022年5月8日). 2022年5月8日閲覧。
  6. ^ 高崎映画祭最優秀作品賞は塚本晋也監督「斬、」”. 産経ニュース (2019年1月9日). 2019年1月21日閲覧。
  7. ^ “原日出子、上田慎一郎監督最新作で夫・渡辺裕之と共演「主人が『カメ止め』の熱狂的なファンなので」”. スポーツ報知. (2021年12月20日). https://hochi.news/articles/20211220-OHT1T51171.html?page=1 2021年12月20日閲覧。 
  8. ^ “「なつぞら」今度は「本日も晴天なり」の原日出子が登場「光栄」歴代朝ドラヒロイン続々出演、ついに8人目”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2019年7月5日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/07/05/kiji/20190703s00041000224000c.html 2019年7月4日閲覧。 
  9. ^ 傍観者殺人事件”. 作品データベース WORKS DATABASE. ユニオン映画. 2022年8月30日閲覧。
  10. ^ 天国への応援歌 チアーズ~チアリーディングに懸けた青春~”. 日本テレビ. 2023年11月27日閲覧。
  11. ^ “「リバーサルオーケストラ」に永山絢斗、恒松祐里、津田健次郎、原日出子、生瀬勝久”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年12月9日). https://natalie.mu/eiga/news/504330 2022年12月9日閲覧。 
  12. ^ Cast/Staff”. テレビドラマ『きみの継ぐ香りは』公式サイト. TOKYO MX. 2024年11月8日閲覧。
  13. ^ アルファエージェンシー|スケジュール|「全領域異常解決室」第6話
  14. ^ 磯村勇斗が「クジャクのダンス、誰が見た?」出演、広瀬すずを追う厄介な記者に”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年12月21日). 2024年12月21日閲覧。
  15. ^ 風を見た少年”. メディア芸術データベース. 2016年8月16日閲覧。
  16. ^ 渡辺謙主演映画「怒り」に妻夫木聡ら主役級ズラリ”. 日刊スポーツ (2015年8月20日). 2015年8月20日閲覧。
  17. ^ “家出した“イチモツ”を捕まえろ!上田慎一郎×皆川暢二「ポプラン」特報が解禁”. 映画ナタリー. (2021年10月20日). https://natalie.mu/eiga/news/450134 2021年10月21日閲覧。 
  18. ^ 小松菜奈×坂口健太郎『余命10年』予告編公開 山田裕貴、奈緒、井口理ら新キャストの姿も”. Real Sound|リアルサウンド 映画部. 2021年12月14日閲覧。
  19. ^ “北村有起哉、麻生久美子、萩原聖人らが桜庭ななみ主演作「有り、触れた、未来」に出演”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年4月1日). https://natalie.mu/eiga/news/472201 2022年4月2日閲覧。 
  20. ^ “宮沢りえ主演で辺見庸の「月」映画化、共演にオダギリジョー・磯村勇斗・二階堂ふみ”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年6月30日). https://natalie.mu/eiga/news/530790 2023年6月30日閲覧。 
  21. ^ “上野樹里×林遣都「隣人X」予告編 野村周平、バカリズムら新たなキャストも解禁”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年8月30日). https://natalie.mu/eiga/news/538834 2023年8月30日閲覧。 
  22. ^ “森山未來主演『大いなる不在』トロント映画祭コンペ部門に選出 「心から光栄に思います」”. リアルサウンド映画部 (blueprint). (2023年8月3日). https://realsound.jp/movie/2023/08/post-1392013.html 2023年8月3日閲覧。 
  23. ^ 井浦新×甲斐さやか「徒花-ADABANA-」10月公開、水原希子らも出演”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年6月13日). 2024年6月13日閲覧。
  24. ^ 映画『あるいは、ユートピア』作品情報”. 映画.com. エイガ・ドット・コム. 2024年11月16日閲覧。
  25. ^ 「正体」に前田公輝、遠藤雄弥、西田尚美、宇野祥平、木野花、田中哲司、松重豊ら13名”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年8月21日). 2024年8月21日閲覧。
  26. ^ “鈴木浩介がHU35作品「宇宙人ともだち」で主演、濱津隆之や原日出子も参加”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年3月14日). https://natalie.mu/eiga/news/516518 2023年3月14日閲覧。 

外部リンク

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